JP3506403B2 - 洗濯機用ホース - Google Patents
洗濯機用ホースInfo
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- JP3506403B2 JP3506403B2 JP14496196A JP14496196A JP3506403B2 JP 3506403 B2 JP3506403 B2 JP 3506403B2 JP 14496196 A JP14496196 A JP 14496196A JP 14496196 A JP14496196 A JP 14496196A JP 3506403 B2 JP3506403 B2 JP 3506403B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気洗濯機に取り
付けられて用いられる排水用ホースに関するものであ
る。
付けられて用いられる排水用ホースに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の洗濯機用ホースは、一般的
なものとしては、洗濯機の内部に取り付けられる機内用
ホースと、この機内用ホースに接続され洗濯機の外箱に
沿って立て掛けられる機外用ホースとの２種類のホース
が用いられているものと、これら内外別々のホースに代
えて機内ホースと機外ホースとを一連に連なった１本の
長尺ホースとしたものとがある。
なものとしては、洗濯機の内部に取り付けられる機内用
ホースと、この機内用ホースに接続され洗濯機の外箱に
沿って立て掛けられる機外用ホースとの２種類のホース
が用いられているものと、これら内外別々のホースに代
えて機内ホースと機外ホースとを一連に連なった１本の
長尺ホースとしたものとがある。
【０００３】而して、これら従来一般に知られている洗
濯機用ホースは、何れのものにあっても、洗濯機内の排
水筒に接続するための受水筒状部を一端側に備え、機内
用ホースにあっては、他端側に洗濯機の側壁に形成され
た開口部に連結するための筒状部を備え、内外一体型ホ
ースにあっては、この開口部を通って外部に突出する長
尺の中間筒状部を備えている。
濯機用ホースは、何れのものにあっても、洗濯機内の排
水筒に接続するための受水筒状部を一端側に備え、機内
用ホースにあっては、他端側に洗濯機の側壁に形成され
た開口部に連結するための筒状部を備え、内外一体型ホ
ースにあっては、この開口部を通って外部に突出する長
尺の中間筒状部を備えている。
【０００４】他方、洗濯機には、洗濯槽と脱水槽とを別
槽とした２槽タイプのものと、洗濯槽と脱水槽とを兼用
槽とした１槽タイプのものとがある。そして、これら何
れのタイプのものも、洗濯機内の排水筒は垂直方向に設
けられていて下方に向かって開口しており、洗濯機の側
壁に形成されたホース他端側の連結用若しくは通過用の
開口部は水平方向に開口している。そのため、洗濯機用
ホースは、前記機内用ホースの場合も内外一体型ホース
の場合も、受水筒状部は洗濯機内の排水筒に対して垂直
方向に取付け、外部ホース連結用筒状部またはホースの
中間部を洗濯機の開口に対して水平方向に取付けまたは
通過させなければならないので、洗濯機の排水筒と開口
との間においてホースを９０°角変更させなければなら
ないものとなっている。
槽とした２槽タイプのものと、洗濯槽と脱水槽とを兼用
槽とした１槽タイプのものとがある。そして、これら何
れのタイプのものも、洗濯機内の排水筒は垂直方向に設
けられていて下方に向かって開口しており、洗濯機の側
壁に形成されたホース他端側の連結用若しくは通過用の
開口部は水平方向に開口している。そのため、洗濯機用
ホースは、前記機内用ホースの場合も内外一体型ホース
の場合も、受水筒状部は洗濯機内の排水筒に対して垂直
方向に取付け、外部ホース連結用筒状部またはホースの
中間部を洗濯機の開口に対して水平方向に取付けまたは
通過させなければならないので、洗濯機の排水筒と開口
との間においてホースを９０°角変更させなければなら
ないものとなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、洗濯機の洗
濯槽を大容量の大型槽とするには、槽の直径を大きくす
るか上下長さを大きくするかの２通りがあるが、直径を
大きくすると外ケースも大きくしなければならず外観上
も大型のものとなり、材料コストのみならず梱包材料・
運搬費等が嵩み全ての点において好ましいものではな
く、また、槽の上下長さを大きくして洗濯機全体を丈の
高いものとすると、前記と同様の問題点を生じるに止ま
らず、背の低い人には使用しにくいものとなる。
濯槽を大容量の大型槽とするには、槽の直径を大きくす
るか上下長さを大きくするかの２通りがあるが、直径を
大きくすると外ケースも大きくしなければならず外観上
も大型のものとなり、材料コストのみならず梱包材料・
運搬費等が嵩み全ての点において好ましいものではな
く、また、槽の上下長さを大きくして洗濯機全体を丈の
高いものとすると、前記と同様の問題点を生じるに止ま
らず、背の低い人には使用しにくいものとなる。
【０００６】そこで、これらの課題を解決する手段とし
て洗濯槽の上下長さを大きくしながら、洗濯機内部の下
部空間を可及的に小さくすることが考えられる。また、
この方法は、現行の大きさの洗濯槽を用いる場合にあっ
ても有効な方法であって、高さが低く洗濯し易い洗濯機
を得ることができる利点がある。
て洗濯槽の上下長さを大きくしながら、洗濯機内部の下
部空間を可及的に小さくすることが考えられる。また、
この方法は、現行の大きさの洗濯槽を用いる場合にあっ
ても有効な方法であって、高さが低く洗濯し易い洗濯機
を得ることができる利点がある。
【０００７】しかしながら、従来の排水ホースでは、曲
げ半径が大きく、洗濯槽の下部での急激な曲げ形成が困
難であり、洗濯機内部の下部に相当大きい空間を必要と
しており、この空間を小さくすると洗濯機の内部におい
て圧縮されて変形し、円筒状態を保持させておくことが
できないものであった。
げ半径が大きく、洗濯槽の下部での急激な曲げ形成が困
難であり、洗濯機内部の下部に相当大きい空間を必要と
しており、この空間を小さくすると洗濯機の内部におい
て圧縮されて変形し、円筒状態を保持させておくことが
できないものであった。
【０００８】そこで、本発明は、このような従来の洗濯
機用ホースが有していた課題を解決することを目的と
し、急激な曲げ形成が可能であって、洗濯槽下部の上下
空間が小さくても円筒状を維持した状態で配管すること
ができ、当該洗濯槽下部の上下空間を可及的に小さくし
て洗濯槽の底部を低位置に配置することができ、洗濯槽
の上下長さの割りには洗濯機全体の上下高さの低い洗濯
機を得ることができるようにした洗濯機用ホースをここ
に提供しようとするものである。
機用ホースが有していた課題を解決することを目的と
し、急激な曲げ形成が可能であって、洗濯槽下部の上下
空間が小さくても円筒状を維持した状態で配管すること
ができ、当該洗濯槽下部の上下空間を可及的に小さくし
て洗濯槽の底部を低位置に配置することができ、洗濯槽
の上下長さの割りには洗濯機全体の上下高さの低い洗濯
機を得ることができるようにした洗濯機用ホースをここ
に提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を実施例に使用した符号を用いて説明する
と、本発明にいう洗濯機用ホースＨは、一端側に洗濯機
Ａ内の排水筒ａに接続するための受水筒状部１を備え、
これに続く部分にＬ字状に曲げ形成するための曲げ形成
部２を備えている洗濯機用ホースであって、前記曲げ形
成部２が大径の凸波形の環状部２１，２１…と小径の凸
波形の環状部２２，２２…とを交互に配設してなる蛇腹
状の凹凸波形とされ、かつ、該曲げ形成部２の管軸方向
の両側２３，２４が、曲げ形成具１０の基部１１の両側
からほぼ直角方向に突出する二つの環状部１２，１２に
よって保持され、ホース屈曲部の小径側において該曲げ
形成部２における大径環状部２１，２１…どうしが相互
に圧接接当する状態としてほぼ直角に曲げ形成されてい
る構成としたものである。
本発明の構成を実施例に使用した符号を用いて説明する
と、本発明にいう洗濯機用ホースＨは、一端側に洗濯機
Ａ内の排水筒ａに接続するための受水筒状部１を備え、
これに続く部分にＬ字状に曲げ形成するための曲げ形成
部２を備えている洗濯機用ホースであって、前記曲げ形
成部２が大径の凸波形の環状部２１，２１…と小径の凸
波形の環状部２２，２２…とを交互に配設してなる蛇腹
状の凹凸波形とされ、かつ、該曲げ形成部２の管軸方向
の両側２３，２４が、曲げ形成具１０の基部１１の両側
からほぼ直角方向に突出する二つの環状部１２，１２に
よって保持され、ホース屈曲部の小径側において該曲げ
形成部２における大径環状部２１，２１…どうしが相互
に圧接接当する状態としてほぼ直角に曲げ形成されてい
る構成としたものである。
【００１０】 而して、前記曲げ形成部２の具体的な他
の一つの形態は、大径の凸波形の環状部２１，２１…と
管周方向の一部だけを小径とした凸波形の環状部２２，
２２…とを交互に配設してなる蛇腹状の凹凸波形として
ある構成のものとすることである。
の一つの形態は、大径の凸波形の環状部２１，２１…と
管周方向の一部だけを小径とした凸波形の環状部２２，
２２…とを交互に配設してなる蛇腹状の凹凸波形として
ある構成のものとすることである。
【００１１】
【発明の実施の形態】このホースの実施に当たっては、
ホースの全長をほぼ直線状に成形し、しかる後に前記曲
げ形成部２を曲げ形成具１０を用いてＬ字状に曲げ形成
する。このとき、ホースの曲げ形成部２を構成する前記
大径凸波形の環状部２１，２１…どうしが曲げ姿勢にお
ける小径側において相互に圧接接当する状態にすること
によって最小の曲げ姿勢とする。ホースの形成素材は、
特に限定されるものではないが、ポリオレフィン系樹脂
やＰＶＣ樹脂のような耐水性に富んだ素材が好ましい。
ホースの全長をほぼ直線状に成形し、しかる後に前記曲
げ形成部２を曲げ形成具１０を用いてＬ字状に曲げ形成
する。このとき、ホースの曲げ形成部２を構成する前記
大径凸波形の環状部２１，２１…どうしが曲げ姿勢にお
ける小径側において相互に圧接接当する状態にすること
によって最小の曲げ姿勢とする。ホースの形成素材は、
特に限定されるものではないが、ポリオレフィン系樹脂
やＰＶＣ樹脂のような耐水性に富んだ素材が好ましい。
【００１２】また、ホースには、前記曲げ形成部２の両
側に前記曲げ形成具１０における環状部１２，１２を嵌
合させるための平坦筒状部２ａ，２ａを形成してあるも
のとしたり、ホースの中間部の所要箇所に洗濯機の内部
に固定するための機内固定用の平坦筒部を形成してある
ものとして実施することができる。また、中間筒状部３
にあっては所定長さ部分を凹凸のない平坦筒状部とした
り、凹凸波形の形状は断面半円弧状の凹凸波形のみに限
らず、不等辺三角状の凹凸波形として実施することもで
きる。
側に前記曲げ形成具１０における環状部１２，１２を嵌
合させるための平坦筒状部２ａ，２ａを形成してあるも
のとしたり、ホースの中間部の所要箇所に洗濯機の内部
に固定するための機内固定用の平坦筒部を形成してある
ものとして実施することができる。また、中間筒状部３
にあっては所定長さ部分を凹凸のない平坦筒状部とした
り、凹凸波形の形状は断面半円弧状の凹凸波形のみに限
らず、不等辺三角状の凹凸波形として実施することもで
きる。
【００１３】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図１乃至図４は、本発明の第１実施例
のホースＨについて示したもので、図１は一部を破断し
て示したホースＨの構造を表した図であり、図２は同様
に一部を破断して示した曲げ形成前のホースＨの構造表
した図、図３は曲げ形成部分を拡大して示した図であ
る。図４は洗濯機Ａに装着した状態を表した図である。
説明する。図中、図１乃至図４は、本発明の第１実施例
のホースＨについて示したもので、図１は一部を破断し
て示したホースＨの構造を表した図であり、図２は同様
に一部を破断して示した曲げ形成前のホースＨの構造表
した図、図３は曲げ形成部分を拡大して示した図であ
る。図４は洗濯機Ａに装着した状態を表した図である。
【００１４】本発明にいう洗濯機用ホースＨは、例えば
ポリプロピレン（ＰＰ）のような成形の容易な合成樹脂
素材であって、適当な剛性と弾発性と可撓性に富んだ樹
脂素材を樹脂押出装置から成形金型内にチューブ状に押
し出して、これを直線状態にブロー成形したものであ
る。該第１実施例のホースＨは、図４に示したように、
洗濯機Ａの内部に取り付けて配管される機内用ホースで
ある。
ポリプロピレン（ＰＰ）のような成形の容易な合成樹脂
素材であって、適当な剛性と弾発性と可撓性に富んだ樹
脂素材を樹脂押出装置から成形金型内にチューブ状に押
し出して、これを直線状態にブロー成形したものであ
る。該第１実施例のホースＨは、図４に示したように、
洗濯機Ａの内部に取り付けて配管される機内用ホースで
ある。
【００１５】 該ホースＨの成型時の構造は、図２にお
いて示したように、洗濯機Ａ内の排水筒ａに接続するた
めの受水筒状部１を一端側に形成し、これに続く部分
に、後においてＬ字状に曲げ形成するための曲げ形成部
２を形成し、この曲げ形成部２の管軸方向の両側２３，
２４に平坦な筒状部２ａ，２ａを形成し、この一方２４
側の筒状部２ａと他端側に形成してある外部ホース接続
用筒状部４との間の中間部分を蛇腹状の凹凸波形に形成
した中間筒状部３とし、これらの全体を一連一体にほぼ
直線状に形成したものである。また、前記の曲げ形成部
２は、大径の凸波形の環状部２１と小径の凸波形の環状
部２２とを交互に配設形成した特殊形状の蛇腹状凹凸波
形としてある。
いて示したように、洗濯機Ａ内の排水筒ａに接続するた
めの受水筒状部１を一端側に形成し、これに続く部分
に、後においてＬ字状に曲げ形成するための曲げ形成部
２を形成し、この曲げ形成部２の管軸方向の両側２３，
２４に平坦な筒状部２ａ，２ａを形成し、この一方２４
側の筒状部２ａと他端側に形成してある外部ホース接続
用筒状部４との間の中間部分を蛇腹状の凹凸波形に形成
した中間筒状部３とし、これらの全体を一連一体にほぼ
直線状に形成したものである。また、前記の曲げ形成部
２は、大径の凸波形の環状部２１と小径の凸波形の環状
部２２とを交互に配設形成した特殊形状の蛇腹状凹凸波
形としてある。
【００１６】 而して、このような構造としたホースを
用いて、図１及び図３に示したように、前記曲げ形成部
２の管軸方向の両側２３，２４の筒状部２ａ，２ａに、
別途形成した曲げ形成具１０の基部１１の両側からほぼ
直角方向に突出させてある二つ折り状に形成した二つの
環状部１２，１２を嵌合保持させて、該曲げ形成部２を
Ｌ字状に屈曲させ、この屈曲部の小径側において前記大
径凸波形の環状部２１，２１…どうしが相互に圧接接当
する状態とし、小径凸波形の環状部２２，２２…の外周
部分が隣接する両側の大径凸波形の環状部２１，２１の
側壁に包み込まれる状態としてほぼ直角に曲げ形成させ
てある構造としたものである（殊に図３参照）。
用いて、図１及び図３に示したように、前記曲げ形成部
２の管軸方向の両側２３，２４の筒状部２ａ，２ａに、
別途形成した曲げ形成具１０の基部１１の両側からほぼ
直角方向に突出させてある二つ折り状に形成した二つの
環状部１２，１２を嵌合保持させて、該曲げ形成部２を
Ｌ字状に屈曲させ、この屈曲部の小径側において前記大
径凸波形の環状部２１，２１…どうしが相互に圧接接当
する状態とし、小径凸波形の環状部２２，２２…の外周
部分が隣接する両側の大径凸波形の環状部２１，２１の
側壁に包み込まれる状態としてほぼ直角に曲げ形成させ
てある構造としたものである（殊に図３参照）。
【００１７】このようにすることによって、前記曲げ形
成部２を極めて小さい曲げ半径で屈曲させ、この屈曲姿
勢を最小のものとしたのである。また、該実施例におけ
るホースＨは、図３において拡大して示したように、一
端側に形成した洗濯機Ａの排水筒ａに接続するために形
成した受水筒状部１における曲げ形成部２側に隣接した
部分２３を、前記曲げ形成具１０における一方の環状部
１２の嵌合用の筒状部２ａに兼用させ、受水筒状部１の
長さを短小長さのものとしてある。なお、図１及び図２
に示した符号７は、洗濯機Ａにおける側壁ｂに開口して
ある開口部ｃに挿入嵌合させる嵌合部分である。
成部２を極めて小さい曲げ半径で屈曲させ、この屈曲姿
勢を最小のものとしたのである。また、該実施例におけ
るホースＨは、図３において拡大して示したように、一
端側に形成した洗濯機Ａの排水筒ａに接続するために形
成した受水筒状部１における曲げ形成部２側に隣接した
部分２３を、前記曲げ形成具１０における一方の環状部
１２の嵌合用の筒状部２ａに兼用させ、受水筒状部１の
長さを短小長さのものとしてある。なお、図１及び図２
に示した符号７は、洗濯機Ａにおける側壁ｂに開口して
ある開口部ｃに挿入嵌合させる嵌合部分である。
【００１８】このように、本発明にいうホースＨは、最
小限の上下幅として屈曲使用することができるのであ
る。したがって、図４にみられるように、洗濯機Ａにお
ける内部の洗濯槽ｄの下端を大幅に下方に下げて配置さ
せることができ、洗濯槽ｄの下部の上下空間ｅを最小の
ものとして使用することができるのである。
小限の上下幅として屈曲使用することができるのであ
る。したがって、図４にみられるように、洗濯機Ａにお
ける内部の洗濯槽ｄの下端を大幅に下方に下げて配置さ
せることができ、洗濯槽ｄの下部の上下空間ｅを最小の
ものとして使用することができるのである。
【００１９】図５及び図６に示した第２実施例のホース
Ｈは、図６に示したように、洗濯機Ａの内部に取り付け
配置する部分と洗濯機Ａの側壁ｂに形成されたホース挿
通用の開口部ｃから外部に突出させて使用する部分とを
一連一体に連続した１本のホースに形成した内外一体形
のホースである。
Ｈは、図６に示したように、洗濯機Ａの内部に取り付け
配置する部分と洗濯機Ａの側壁ｂに形成されたホース挿
通用の開口部ｃから外部に突出させて使用する部分とを
一連一体に連続した１本のホースに形成した内外一体形
のホースである。
【００２０】即ち、該実施例のホースＨは、洗濯機Ａ内
の排水筒ａに接続するための一端側に受水筒状部１が形
成され、これに続く部分に、前記第１実施例と同様に大
径の環状部２１と小径の環状部２２とが交互に配設され
ている蛇腹状凹凸波形状の曲げ形成部２が形成され、こ
れに続く洗濯機Ａの内部に配管する部分と側壁ｂの開口
部ｃを通って外部に突出させる部分とからなる長尺の中
間筒状部３が環状の凹凸波形状に形成され、その中間部
分に側壁ｂの開口部ｃに固定する筒状部７が形成され、
外部突出部の先端側に洗濯機Ａの側壁ｂの上部に固定さ
れたホース係止部ｆに着脱係止する筒部８と排水用の筒
状部６とが形成されていて、これら全体が一連一体に形
成されている長尺の内外一体形ホースである。
の排水筒ａに接続するための一端側に受水筒状部１が形
成され、これに続く部分に、前記第１実施例と同様に大
径の環状部２１と小径の環状部２２とが交互に配設され
ている蛇腹状凹凸波形状の曲げ形成部２が形成され、こ
れに続く洗濯機Ａの内部に配管する部分と側壁ｂの開口
部ｃを通って外部に突出させる部分とからなる長尺の中
間筒状部３が環状の凹凸波形状に形成され、その中間部
分に側壁ｂの開口部ｃに固定する筒状部７が形成され、
外部突出部の先端側に洗濯機Ａの側壁ｂの上部に固定さ
れたホース係止部ｆに着脱係止する筒部８と排水用の筒
状部６とが形成されていて、これら全体が一連一体に形
成されている長尺の内外一体形ホースである。
【００２１】而して、前記曲げ形成部２の管軸方向の両
側２３，２４が、曲げ形成具１０の二つの環状部１２，
１２によって保持されてＬ字状に屈曲され、この屈曲部
の小径側において前記大径環状部２１，２１…どうしが
相互に圧接接当する状態にほぼ直角に曲げ形成される点
は前記第１実施例と同じである。なお、該ホースＨの先
端側における前記の着脱係止用の筒部８には、一般に周
知のフック形のホース掛け具を取り付けて使用してもよ
い。
側２３，２４が、曲げ形成具１０の二つの環状部１２，
１２によって保持されてＬ字状に屈曲され、この屈曲部
の小径側において前記大径環状部２１，２１…どうしが
相互に圧接接当する状態にほぼ直角に曲げ形成される点
は前記第１実施例と同じである。なお、該ホースＨの先
端側における前記の着脱係止用の筒部８には、一般に周
知のフック形のホース掛け具を取り付けて使用してもよ
い。
【００２２】図７に示した実施例は、前記第１実施例及
び第２実施例に示したホースＨにおいて、当該曲げ形成
部２の構造を、隣接する各大径の環状部２１，２１の間
に二つの小径の環状部２１，２１を配設形成してあるホ
ース構造の実施例を示したものである。本発明にいうホ
ースＨは、このようにして実施することもできるもので
ある。
び第２実施例に示したホースＨにおいて、当該曲げ形成
部２の構造を、隣接する各大径の環状部２１，２１の間
に二つの小径の環状部２１，２１を配設形成してあるホ
ース構造の実施例を示したものである。本発明にいうホ
ースＨは、このようにして実施することもできるもので
ある。
【００２３】図８乃至図１２に示した実施例は、曲げ形
成部２の形態を、隣接する大径の環状部２１，２１…の
間に配設形成する小径の環状部２２，２２…の形状を、
管周方向の一部だけが大径の環状部２１に比して小径と
なっている環状部２２の実施例について示したものであ
る。
成部２の形態を、隣接する大径の環状部２１，２１…の
間に配設形成する小径の環状部２２，２２…の形状を、
管周方向の一部だけが大径の環状部２１に比して小径と
なっている環状部２２の実施例について示したものであ
る。
【００２４】而して、図８乃至図１０の示した第４実施
例の場合は、この小径の環状部２２の断面形状を、図１
０にみられるように、真円状で大径の環状部２１に比し
て一方向（図１０において下方）に偏芯させてある構造
としたものである。図１１の実施例は、上半部だけを大
径の環状部２１に対して小径となるように変形させてあ
る構造としたものである。また、図１２に示した実施例
は、上部と下部との２カ所を大径の環状部２１に対して
小径となるように変形させてある構造としたものであ
る。
例の場合は、この小径の環状部２２の断面形状を、図１
０にみられるように、真円状で大径の環状部２１に比し
て一方向（図１０において下方）に偏芯させてある構造
としたものである。図１１の実施例は、上半部だけを大
径の環状部２１に対して小径となるように変形させてあ
る構造としたものである。また、図１２に示した実施例
は、上部と下部との２カ所を大径の環状部２１に対して
小径となるように変形させてある構造としたものであ
る。
【００２５】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のもののみに限定されるものではなく、本発明にいう前
記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変し
て実施することができるものである。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のもののみに限定されるものではなく、本発明にいう前
記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変し
て実施することができるものである。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明のホースは、機内配管用のホースにあっても内外一
体形のホースにあっても、一端側に形成した洗濯機内の
排水筒に接続するための受水筒状部に続く部分を、大径
の凸波形の環状部と小径の凸波形の環状部とのように異
径とした環状部を交互に配設して蛇腹状凹凸波形とした
曲げ形成部とし、この曲げ形成部の両側を曲げ形成具の
二つの環状部によって保持させて屈曲させ、この屈曲部
の小径側において大径凸波形の環状部どうしが相互に圧
接接当する状態にほぼ直角に曲げ形成したものであるか
ら、急激な曲げ形成が可能であって、洗濯槽下部の上下
空間が小さくてもホースが曲げによって偏平化すること
がなく円筒状を維持した状態で配管することができ、洗
濯槽下部の上下空間を可及的に小さくして洗濯槽の底部
を低位置に配置することができるに至ったのである。
発明のホースは、機内配管用のホースにあっても内外一
体形のホースにあっても、一端側に形成した洗濯機内の
排水筒に接続するための受水筒状部に続く部分を、大径
の凸波形の環状部と小径の凸波形の環状部とのように異
径とした環状部を交互に配設して蛇腹状凹凸波形とした
曲げ形成部とし、この曲げ形成部の両側を曲げ形成具の
二つの環状部によって保持させて屈曲させ、この屈曲部
の小径側において大径凸波形の環状部どうしが相互に圧
接接当する状態にほぼ直角に曲げ形成したものであるか
ら、急激な曲げ形成が可能であって、洗濯槽下部の上下
空間が小さくてもホースが曲げによって偏平化すること
がなく円筒状を維持した状態で配管することができ、洗
濯槽下部の上下空間を可及的に小さくして洗濯槽の底部
を低位置に配置することができるに至ったのである。
【００２７】したがって、洗濯槽の上下長さを長くして
大容量の槽としても洗濯機全体の上下高さを高くする必
要がなく、また、従来大の洗濯槽の場合には、上下高さ
の低い洗濯機を得ることができ、背丈の低い人でも洗濯
がし易い洗濯機を得ることができるという顕著な効果を
期待できるに至ったのである。
大容量の槽としても洗濯機全体の上下高さを高くする必
要がなく、また、従来大の洗濯槽の場合には、上下高さ
の低い洗濯機を得ることができ、背丈の低い人でも洗濯
がし易い洗濯機を得ることができるという顕著な効果を
期待できるに至ったのである。
【図１】第１実施例のホースの一部破断正面図。
【図２】図１のホースの未屈曲状態の一部破断正面図。
【図３】曲げ形成部の拡大正面図。
【図４】洗濯機への装着状態を示す一部切欠正面図。
【図５】第２実施例の図１相当の正面図。
【図６】同実施例の図４相当の一部切欠正面図。
【図７】第３実施例の要部を示す正面図。
【図８】第４実施例の図２相当の正面図。
【図９】同実施例の図３相当の拡大正面図。
【図１０】図９におけるＡ−Ａ線断面図。
【図１１】別実施例の図１０相当の断面図。
【図１２】更に別実施例の図１０相当の断面図。
１ 受水筒状部
２ 曲げ形成部
３ 中間筒状部
４ 接続用筒状部
５ 外部ホース
６ 排水用筒状部
１０ 曲げ形成具
１１ 基部
１２ 環状部
２１ 大径環状部
２２ 小径環状部
２３ 一方の側部
２４ 他方の側部
Ａ 洗濯機
ａ 洗濯機の排水筒
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F16L 11/11
D06F 39/08
Claims (2)
- 【請求項１】 一端側に洗濯機(A)内の排水筒(a)に接続
するための受水筒状部(1)を備え、これに続く部分にＬ
字状に曲げ形成するための曲げ形成部(2)を備えている
洗濯機用ホースであって、前記曲げ形成部(2)が大径の
凸波形の環状部(21)，(21)…と小径の凸波形の環状部(2
2)，(22)…とを交互に配設してなる蛇腹状の凹凸波形と
され、かつ、該曲げ形成部(2)の管軸方向の両側(23)，
(24)が、曲げ形成具(10)の基部(11)の両側からほぼ直角
方向に突出する二つの環状部(12)，(12)によって保持さ
れ、ホース屈曲部の小径側において該曲げ形成部(2)に
おける前記大径環状部(21)，(21)…どうしが相互に圧接
接当する状態としてほぼ直角に曲げ形成されている洗濯
機用ホース。 - 【請求項２】 一端側に洗濯機(A)内の排水筒(a)に接続
するための受水筒状部(1)を備え、これに続く部分にＬ
字状に曲げ形成するための曲げ形成部(2)を備えている
洗濯機用ホースであって、前記曲げ形成部(2)が大径の
凸波形の環状部(21)，(21)…と管周方向の一部だけが小
径とされている凸波形の環状部(22)，(22)…とを交互に
配設してなる蛇腹状の凹凸波形とされ、かつ、該曲げ形
成部(2)の管軸方向の両側(23)，(24)が、曲げ形成具(1
0)の基部(11)の両側からほぼ直角方向に突出する二つの
環状部(12)，(12)によって保持され、ホース屈曲部の小
径側において該曲げ形成部(2)における前記大径環状部
(21)，(21)…どうしが相互に圧接接当する状態としてほ
ぼ直角に曲げ形成されている洗濯機用ホース。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14496196A JP3506403B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 洗濯機用ホース |
| SG9701536A SG83665A1 (en) | 1996-05-14 | 1997-05-13 | Washing machine hose |
| MYPI9702101 MY128320A (en) | 1996-05-14 | 1997-05-14 | Washing machine hose |
| IDP971600A ID17729A (id) | 1996-05-14 | 1997-05-14 | Pipa air mesin pencuci |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14496196A JP3506403B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 洗濯機用ホース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303624A JPH09303624A (ja) | 1997-11-28 |
| JP3506403B2 true JP3506403B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=15374231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14496196A Expired - Fee Related JP3506403B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 洗濯機用ホース |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3506403B2 (ja) |
| ID (1) | ID17729A (ja) |
| MY (1) | MY128320A (ja) |
| SG (1) | SG83665A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103185179A (zh) * | 2011-12-30 | 2013-07-03 | 邵亚剑 | 容器导管 |
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1996
- 1996-05-14 JP JP14496196A patent/JP3506403B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-05-13 SG SG9701536A patent/SG83665A1/en unknown
- 1997-05-14 MY MYPI9702101 patent/MY128320A/en unknown
- 1997-05-14 ID IDP971600A patent/ID17729A/id unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103185179A (zh) * | 2011-12-30 | 2013-07-03 | 邵亚剑 | 容器导管 |
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| JPH09303624A (ja) | 1997-11-28 |
| MY128320A (en) | 2007-01-31 |
| SG83665A1 (en) | 2001-10-16 |
| ID17729A (id) | 1998-01-22 |
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