JPH0711733U - 耐荷重スイッチ - Google Patents
耐荷重スイッチInfo
- Publication number
- JPH0711733U JPH0711733U JP4566993U JP4566993U JPH0711733U JP H0711733 U JPH0711733 U JP H0711733U JP 4566993 U JP4566993 U JP 4566993U JP 4566993 U JP4566993 U JP 4566993U JP H0711733 U JPH0711733 U JP H0711733U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- load
- rigid support
- support plate
- pair
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな荷重でも十分耐えることができる耐荷
重スイッチを提供することにある。 【構成】 一対の電極板7、8をスペーサ10を介する
ことにより分離させた状態で設置したスイッチ本体2を
外皮材3で包囲した耐荷重スイッチ1を、相対向するよ
うに配置した一対の剛性支持板4間に設置し、この剛性
支持板4の頂面6をスイッチの表面から突出させ、少な
くともスイッチの感応部15に突出部13を設け、突出
部の頂部14を上記剛性支持板4の頂面6より高く設置
して圧縮子5に当接させるようにした構成とする。
重スイッチを提供することにある。 【構成】 一対の電極板7、8をスペーサ10を介する
ことにより分離させた状態で設置したスイッチ本体2を
外皮材3で包囲した耐荷重スイッチ1を、相対向するよ
うに配置した一対の剛性支持板4間に設置し、この剛性
支持板4の頂面6をスイッチの表面から突出させ、少な
くともスイッチの感応部15に突出部13を設け、突出
部の頂部14を上記剛性支持板4の頂面6より高く設置
して圧縮子5に当接させるようにした構成とする。
Description
【0001】
本考案は耐荷重スイッチに係り、詳しくは大きな荷重に耐えてスイッチ本体を 保護することができる耐荷重スイッチに関するものである。
【0002】
従来、スイッチが大きな荷重を受ける場合には、スイッチをゴム、発泡体等の 弾性体からなる緩衝材の間に設置し、緩衝材をスイッチから突出させていた。例 えば、実開昭58−187914号公報に開示されている。これにより、スイッ チが荷重を受けると、緩衝材がいったん荷重を担持して変形し、その後スイッチ に荷重がかかるようになっている。
【0003】
このようなスイッチは、緩衝材が大きな荷重を担持してスイッチを保護してい るが、しかし荷重が大きくなると緩衝材も担持しきれずにスイッチに大きな荷重 を与えていた。これがスイッチを破損させていた。 本考案は、このような問題点を改善するものであり、大きな荷重でも十分耐え ることができる耐荷重スイッチを提供することにある。
【0004】
即ち、本考案の特徴とするところは、一対の電極板をスペーサを介することに より分離させた状態で設置したスイッチ本体を外皮材で包囲した耐荷重スイッチ において、該スイッチを相対向するように配置した一対の剛性支持板間に設置し 、該剛性支持板の頂面をスイッチの表面から突出させ、少なくともスイッチの感 応部に突出部を設け、該突出部の頂部を上記剛性支持板の頂面より高く設置して 圧縮子に当接させるようにした耐荷重スイッチにある。
【0005】
【作用】 本考案の耐荷重スイッチでは、該スイッチ上方より表面が平坦でスイッチ幅よ り広い押し面を持った圧縮子にてスイッチに荷重を与えた場合、スイッチの感応 部付近に設けた突出部が圧縮変形するが、この変形は圧縮子が一対の剛性支持板 の頂面に接した時に終了し、これ以上の荷重を加えても圧縮子が剛性支持板に支 えられるためにスイッチには負荷がかからず、破壊することもない。 尚、突出部が感応部に位置しているため、感応部に荷重が集中してスイッチの 感応性が高くなる。
【0006】
以下、添付図面に従って本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係る耐荷重スイッチの斜視図であり、図2はスイッチ本体の分 解図である。この実施例に示す耐荷重スイッチ1は、スイッチ本体2と、このス イッチ本体2を被覆した外皮材3、相対向するように配置した一対の剛性支持板 4、そしてスイッチに荷重を加える圧縮子5から構成されている。
【0007】 上記スイッチ本体2では、リード線11を連結した相対向する上下電極板7、 8が開孔部9を有するスペーサ10を介在した状態で積層している。スペーサ1 0の開孔部9は、円形、楕円形等の形状であり、この開孔部9が感応部となって いる。 上電極板7は荷重を受ける側に位置し、荷重を受けることによってたわみ、た わみがスペーサ10の厚みと一致すると下電極板8に接してスイッチONとなり 、そして荷重を除去すると元にもどりスイッチOFFとなる。 電極板7、8の材質としては、一般に導電性に優れたリン青銅板やステンレス からなる金属板が使用され、接点として金、白金等のメッキを施してもよい。そ の厚みは0.02〜0.2mmが好ましい。
【0008】 スペーサ10としては、ポリエステルやポリイミドなどの絶縁性の樹脂フィル ムが使用され、その厚みは0.025〜0.5mmである。
【0009】 外皮材3は、スイッチ本体2を完全に被覆し、重荷重によるスイッチ本体2の 破損を防いでいる。そして、突起部13がスイッチの中央部の感応部15内にあ って荷重を受ける側に設けられている。 尚、図3に示すように、他の突起部16を感応部15から離れたところに設け ることもできる。これは動作荷重を重くする必要がある場合でありスイッチにか かる荷重を分散させるためであり、また圧縮子5とスイッチとを一体化する必要 がある場合に、この部分で圧縮子5を接着させるためである。突起部13だけで 圧縮子5を接着させるのは不安定である。 この外皮材3の材質としては、軟質塩化ビニル、エラストマー、ポリエチレン 等の有機高分子材料で、その厚みは0.05〜5.0mmが好ましい。
【0010】 そして、基台14に固定した一対の剛性支持板4が相対向するように配置され 、この間にスイッチ本体2を挟持している。剛性支持板4の頂面6は外皮材3の 表面から突出しているが、突起部13の頂部14より低くなっている。この剛性 支持板4は、合成樹脂、金属等を素材としているが特に限定されない。 このスイッチ上方には、表面が平坦でスイッチ幅より広い押し面を持った圧縮 子5が配置されており、圧縮子5に荷重がかかると、まず突起部14が押さえ込 まれて変形する。そして、この変形は圧縮子5が剛性支持板4の頂面6に支えら れることにより終了する。更に、圧縮子5に荷重がかかっても、スイッチ本体2 にかかる荷重は一定であるため、重荷重負荷によって、電極板が変形してスイッ チが損傷するようなことはない。 上記剛性支持板4は、外皮材2中に埋設してもよく、また剛性支持板4の形状 は限定されないが、高さは突起部13の頂部14より低く、かつ外皮材3の表面 より高くしなければならない。
【0011】 また、剛性支持板4として、図4のような頂面6を連結したものを用いてもよ く、この場合も剛性支持板4の高さは突起部13の頂部14より低く、かつ外皮 材3の表面より高くなければならない。
【0012】 尚、剛性支持板4と外皮材3とを強固に固定する必要があるため、外皮材3と して加硫ゴムを用い、外皮材3の加硫中にスイッチ本体2と剛性支持板4とを一 体成形することが望ましい。
【0013】
以上のように、本考案の耐荷重スイッチでは、最も高い突出部が圧縮子にて圧 縮変形しても、この変形は圧縮子が一対の剛性支持板の頂面に接した時に終了し 、これ以上の荷重を加えても圧縮子が剛性支持板に支えられているために大きな 荷重でも十分耐えることができる効果がある。
【図1】本考案に係る耐荷重スイッチの斜視図である。
【図2】スイッチ本体の分解図である。
【図3】本考案に係る他の耐荷重スイッチの斜視図であ
る。
る。
【図4】本考案に係る更に他の耐荷重スイッチの斜視図
である。
である。
1 耐荷重スイッチ 2 スイッチ本体 3 外皮材 4 剛性支持板 5 圧縮子 6 頂面 7 上電極板 8 下電極板 10 スペーサ 13 突起部 14 頂部 15 感応部
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の電極板をスペーサを介することに
より分離させた状態で設置したスイッチ本体を外皮材で
包囲した耐荷重スイッチにおいて、該スイッチを相対向
するように配置した一対の剛性支持板間に設置し、該剛
性支持板の頂面をスイッチの表面から突出させ、少なく
ともスイッチの感応部に突出部を設け、該突出部の頂部
を上記剛性支持板の頂面より高く設置して圧縮子に当接
させるようにしたことを特徴とする耐荷重スイッチ。 - 【請求項2】 一対の剛性支持板の頂面が連結している
請求項1記載の耐荷重スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4566993U JPH0711733U (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 耐荷重スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4566993U JPH0711733U (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 耐荷重スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711733U true JPH0711733U (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=12725800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4566993U Pending JPH0711733U (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 耐荷重スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711733U (ja) |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP4566993U patent/JPH0711733U/ja active Pending
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