JP3002146U - シート状スイッチ - Google Patents

シート状スイッチ

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Publication number
JP3002146U
JP3002146U JP1994003783U JP378394U JP3002146U JP 3002146 U JP3002146 U JP 3002146U JP 1994003783 U JP1994003783 U JP 1994003783U JP 378394 U JP378394 U JP 378394U JP 3002146 U JP3002146 U JP 3002146U
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JP
Japan
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switch
electrode
base material
longitudinal direction
common electrode
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994003783U
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English (en)
Inventor
圭二 森上
進 長安
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高荷重を除去しても瞬時に電極板の変形を復
元させことができて動作荷重の上昇を阻止し、また厚み
を薄くしたシート状スイッチを提供する。 【構成】 可撓性を有する絶縁性基材3上の長手方向に
導電性部材からなる一つのライン状のコモン電極6と他
のライン状のスイッチ電極7のライン電極群を形成し、
コモン電極6と一つのスイッチ電極7にまたがった電極
板8をスペーサ9によって保持してコモン電極6とスイ
ッチ電極7の間に回路を形成するようにしたスイッチ部
2を設け、このスイッチ部2を絶縁性基材3の長手方向
に間隔を設けて配置し、絶縁性基材3およびスイッチ部
2を絶縁材のカバー材4で被覆したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシート状スイッチに係り、粉体、粒体等の物体の高さや位置を検知で きるシート状スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート状スイッチは、特開昭60−150517号公報に示されるよう に、ポリエステルなどのフィルムに導電材を印刷しリード線を引き出したものの 一対を微小間隔をもって対向させ、これを上下方向より押圧することによって前 記フィルム上の導電材を接触させスイッチONにするものがある。また、上記導 電材を印刷したポリエステルフィルム間に所定厚さのスペーサを介在させたスイ ッチも提案されている。 更に、可撓性を有する一対の樹脂フィルム間に上下電極板を重ねて介在し、上 記電極板間にスペーサを配置して上下電極板間に空間部を設けたシート状スイッ チがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、樹脂のフィルムに導電材を印刷したものは、ポリエステルなどのフィ ルムを撓ましてスイッチのON、OFFを行うので、その回数を重ねることによ ってどうしてもフィルムは疲労してしまったり、更には過荷重によって破損して しまうという問題があった。 また、このスイッチは、動作荷重をはるかに越える重荷重が加わったとき、ポ リエステルフィルムが塑性変形して電極同志が密接して復元性がなくなり、また 導電性塗料が圧縮力によって破損する問題もあった。
【0004】 更に、大きな問題としては、上下電極板を一定間隔をおいて配置した上記シー ト状スイッチを粉体等の高さを検知するセンサーに使用する場合、粉体はスイッ チの樹脂フィルムに押圧力だけでなく引張り力を与えるために、連続した樹脂フ ィルムは張ってしまい、粉体の位置するスイッチの動作荷重が大きくなる欠点が あった。 本考案はこのような問題を改善するものであり、高荷重を除去しても瞬時に電 極板の変形を復元させことができて動作荷重の上昇を阻止し、また厚みを薄くし たシート状スイッチを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記本考案のシート状スイッチは、可撓性を有する絶縁性基材上の長手方向に 導電性部材からなる一つのコモン電極と他のスイッチ電極のライン電極群を形成 し、コモン電極と一つのスイッチ電極にまたがった電極板をスペーサによって保 持してコモン電極とスイッチ電極の間に回路を形成するようにしたスイッチ部を 設け、上記スイッチ部を絶縁性基材の長手方向に間隔を設けて配置し、絶縁性基 材およびスイッチ部を絶縁材のカバー材で被覆したシート状スイッチにある。
【0006】
【作用】
上記シート状スイッチでは、電極板がコモン電極とスイッチ電極の間に回路を 形成するように構成され、しかも電極板の長さ方向が基材の長さ方向になってお り、物体の押圧力が効率よく電極板にかかってスイッチ機能が働くことになり、 また電極板がスペーサによって保持されているために、高荷重を除去しても瞬時 に電極板の変形を復元させことができて動作荷重の上昇を阻止できる。 しかも、スイッチ部が基材の長手方向に所定の間隔で配置されているために、 物体の位置を検知できるセンサーとして使用できる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案に係るシート状スイッチの要部平面図、そして図2は図1のA− A断面図であり、シート状スイッチ1はスイッチ部2をポリエステルやポリイミ ド等の合成樹脂フイルムからなる絶縁性基材3の上にあってこの基材3の長さ方 向に所定間隔を置いて配置されている。そして、この基材3とスイッチ部2は絶 縁材からなるカバー材4によって被覆されている。 細長い絶縁性基材3上には、その長手方向に導電性部材からなる一つのコモン 電極6と他のスイッチ電極7が印刷されてライン電極群を形成している。弾性と 導電性を持つリン青銅等の細長い電極板8は、コモン電極6と一つのスイッチ電 極7の上にかぶさるように配置されるとともに絶縁性基材3上に固着されたスペ ーサ9、9の上に設置され、コモン電極6および一つのスイッチ電極7との間に 間隙を設けて、スイッチ部2を形成している。
【0008】 同じように細長い電極板8がコモン電極6と一つのスイッチ電極7の上にかぶ さるような構造のスイッチ部2が、絶縁性基材3の長手方向に間隔を設けて複数 個配置されている。そして、ポリエステルやポリイミド等の合成樹脂フイルムか らなる絶縁材のカバー材4が、絶縁性基材3およびスイッチ部2を被覆している 。
【0009】 また、上記スペーサ9はポリエステルやポリイミドなどの絶縁性樹脂フィルム が用いられ、その厚みはせいぜい0.025〜0.5mmの範囲が好ましい。0 .025mm未満であると電極板8とコモン電極6あるいはスイッチ電極7との 間隔が小さくなりすぎてスイッチの誤動作につながることがある。また、0.5 mmを超えると電極板8の撓わみ量が大きくなってスイッチの動作荷重が大きく なり、またスペーサ9の変形代が大きくなって疲労しやすくなる。
【0010】 上記電極板8は、コモン電極6と一つのスイッチ電極7がかぶさるような幅で あり、長さは幅の倍以上が好ましい。電極板8の長さを大きくし過ぎると、電極 板8が撓んでスイッチの誤動作が生じやすくなり、またこのためスペーサ9の厚 みを大きくする必要があるため厚いシート状スイッチになる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案のシート状スイッチでは、電極板がコモン電極とスイッチ 電極の間に回路を形成するように構成され、しかも電極板の長さ方向が基材の長 さ方向になっており、物体の押圧力が効率よく電極板にかかってスイッチ機能が 働くことになり、また電極板がスペーサによって保持されているために、高荷重 を除去しても瞬時に電極板の変形を復元させことができて動作荷重の上昇を阻止 できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシート状スイッチの要部平面図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 シート状スイッチ 2 スイッチ部 3 絶縁性基材 4 カバー材 6 コモン電極 7 スイッチ電極 8 電極板 9 スペーサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する絶縁性基材上の長手方向
    に導電性部材からなる一つのコモン電極と他のスイッチ
    電極のライン電極群を形成し、コモン電極と一つのスイ
    ッチ電極にまたがった電極板をスペーサによって保持し
    てコモン電極とスイッチ電極の間に回路を形成するよう
    にしたスイッチ部を設け、上記スイッチ部を絶縁性基材
    の長手方向に間隔を設けて配置し、絶縁性基材およびス
    イッチ部を絶縁材のカバー材で被覆したことを特徴とす
    るシート状スイッチ。
  2. 【請求項2】 長尺の電極板をその長手方向が絶縁性基
    材の長手方向に一致するように配置した請求項1記載の
    シート状スイッチ。
JP1994003783U 1994-03-18 1994-03-18 シート状スイッチ Expired - Lifetime JP3002146U (ja)

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