JPH0711716Y2 - コーヒーミル - Google Patents

コーヒーミル

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JPH0711716Y2
JPH0711716Y2 JP1991088520U JP8852091U JPH0711716Y2 JP H0711716 Y2 JPH0711716 Y2 JP H0711716Y2 JP 1991088520 U JP1991088520 U JP 1991088520U JP 8852091 U JP8852091 U JP 8852091U JP H0711716 Y2 JPH0711716 Y2 JP H0711716Y2
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JP
Japan
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blade
coffee beans
hopper
rotary
fixed blade
Prior art date
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Application number
JP1991088520U
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English (en)
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JPH0531745U (ja
Inventor
達司 上島
利兵 清家
Original Assignee
ラッキーコーヒーマシン株式会社
オリジン工業株式会社
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Publication date
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はコーヒー豆を所定の粒
度(粗さ)に連続的に切断するコーヒーミルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のコーヒーミルは本体ケ
ーシング内に支持されたモーターの軸または該軸に連動
の回転軸に回転刃を取り付けるとともに、この回転刃に
対向する固定刃を本体ケーシングに支持させる一方、上
記本体ケーシングの上方部に支持されたホッパーの下部
流出口を回転刃と固定刃との対向部に臨ませ、上記ホッ
パーからのコーヒー豆を回転刃と固定刃との対向部に供
給して、該コーヒー豆を回転刃と固定刃との間で所定の
粒度に切断すべく構成されている。
【0003】上記した構成によれば、まず所望量のコー
ヒー豆をホッパー内に投入した状態でモーターを駆動
し、回転刃を駆動回転させるのであって、これによりコ
ーヒー豆がホッパーの下部流出口から回転刃と固定刃と
の対向部に供給されて、該回転刃と固定刃との間で所定
の粒度に切断されるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】処で、上記のようにホ
ッパーからのコーヒー豆を回転刃と固定刃との対向部に
供給して切断する場合で、該コーヒー豆がホッパー内に
充分残っている場合にあっては、このコーヒー豆の切断
が確実に行えるのであるが、上記ホッパー内のコーヒー
豆貯溜量が残り少なくなると、このコーヒー豆が回転刃
の刃部や回転軸の角部などに当って跳ね飛ばされホッパ
ー側に逆流し、しかも、これが何度も繰り返されること
となって、コーヒー豆切断に時間が掛かるなどの問題が
あった。
【0005】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コーヒー豆を回転刃と固定刃と
の対向部で切断するとき、回転刃の刃部や回転軸の角部
などでコーヒー豆が跳ね飛ばされるようなことを防止し
て、コーヒー豆の切断を迅速確実に行わせ得るコーヒー
ミルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係るコーヒー
ミルは、ホッパー内のコーヒー豆を回転刃と固定刃との
間で切断するときに、該コーヒー豆が回転刃で跳ね飛ば
されてホッパー側に逆流するのを防止するための飛散防
止用枠状体が、上記回転刃の回転軸と同方向に延びる軸
線を中心として放射状に配置されて、回転軸の軸線と同
方向に延びるV字状の供給通路を形成する数枚の止め板
と、該止め板の外周に固定された一個もしくは数個の止
めリングとにより構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】この考案によれば、ホッパー内に貯溜されてい
るコーヒー豆が、枠状体の各止め板により形成されるV
字状の空間を通路として回転軸側に送ることができると
ともに、回転軸とともに一体回転する螺旋翼をして強制
的に回転刃と固定刃との対向部に送ることができ、ま
た、上記回転刃と固定刃との対向部間でコーヒー豆が切
断されるとともに、その切断が進み、上記ホッパー内の
コーヒー豆が残り少なくなると、コーヒー豆が回転刃の
刃部や回転軸の角部などに当たって、上方側に跳ね飛ば
されることになるのであるが、このとき、上記枠状体の
各止め板によってコーヒー豆の跳ね飛びを阻止すること
ができるとともに、上記ホッパー内に多量のコーヒー豆
を貯溜した場合に生じるコーヒー豆のブリッジ現象を確
実に防止し、コーヒー豆の供給をスムースに行うことが
できる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1はこの考案の一実施例によるコーヒー
ミルを示す縦断面図、図2は同平面図、図3は要部の正
面図、図4は同平面図である。
【0009】同図において、1は直筒部1aと台座部1
bとからなる合成樹脂製の本体ケーシング、2は下部に
流出口2bをもつ漏斗状豆供給部2aと透明な開閉蓋2
cとからなるホッパーで、上記豆供給部2aにはライト
2dが設けられており、また、上記開閉蓋2cの中央部
に同心円状の切り溝または凸状の厚肉部を形成すること
によりレンズ状の覗窓部2eが構成されている。3は本
体ケーシング1の直筒部1a内に固定保持されたモータ
ー、4はモーター3の上部に固定された有底筒状の受部
材で、開口部内周に螺子溝4aが、また、底壁中心部に
貫通孔4bが形成されている。5は受部材4内に配置さ
れた回転刃で、受部材4の貫通孔4bを介して延出させ
たモーター3の回転軸3aに固定されており、また、外
周部に複数枚のコーヒー粉跳ね出し用羽根5aを備えて
いる。
【0010】6は受部材4内で回転刃5に対向するよう
に配置された固定刃で、この受部材4の螺子溝4aに螺
合する螺子溝6aを備え、固定刃6を回動させることに
より回転刃5との間隔が調整できるように構成されてい
る。
【0011】7は回転軸3aの外周に形成された螺旋翼
で、ホッパー2内に貯溜され下部流出口2bから流下す
るコーヒー豆を回転刃5と固定刃6との対向部に強制的
に送るように構成されている。8は固定刃6を回動させ
るための調節レバー、9は受部材4内に連通接続された
コーヒー粉の排出筒、10は排出筒9に固定された静電
除去装置で、本体ケーシング1内に設置した静電トラン
ス11に電気的に接続されている。
【0012】12は三枚の山形平板状止め板12aと、
二個の止めリング12bとにより構成されるコーヒー豆
飛散防止用の枠状体で、回転刃5を備えた回転軸3aの
直上位置に配設されている。上記各止め板12aは回転
軸3aと同方向に延びる軸線を中心として放射状に配置
されて、ホッパー2の下部に固定保持されるもので、隣
接する各止め板12a,12a間でホッパー2内のコー
ヒー豆を回転軸3a側に送るためのV字状の供給通路が
形成されており、また、上記止めリング12bは止め板
12aで形成される通路を邪魔しないように、該止め板
12aの外周に固定されている。したがって、上記枠状
体12が回転軸3aの上方部などを覆い隠してコーヒー
豆の供給流通を邪魔するようなことがなく、ホッパー2
下部の漏斗状部分においてコーヒー豆のブリッジ現象が
生じる恐れが全くないのであり、また、上記枠状体12
の隣接する各止め板12aが回転軸3aの軸線と同方向
に延びるV字状の供給通路を形成するもので、該止め板
12aがコーヒー豆を回転軸3a側に送るための導流板
として作用し、コーヒー豆の供給がより一層スムースに
行われ、多量のコーヒー豆を短時間で切断することがで
きるのである。
【0013】つぎに、上記構成の作用について説明す
る。まず、開閉蓋2cを開いて漏斗状ホッパー2の豆供
給部2a内に所望量のコーヒー豆を投入するとともに、
モーター3を駆動することにより、コーヒー豆は豆供給
部2aの下部流出口2bから回転軸3aとともに回転す
る螺旋翼7で強制的に回転刃5と固定刃6との対向部に
供給され、回転刃5と固定刃6との間で所定の粒度に切
断されて、その後、羽根5aで外方に跳ね出され、排出
筒9を介して受け缶13にコーヒー粉として貯溜され
る。そして、豆供給部2a内のコーヒー豆の処理状況を
ライト2dで照明しながら開閉蓋2cのレンズ状覗窓部
2eから拡大して視認することができる。
【0014】しかして、上記のごとくコーヒー豆を豆供
給部2aから回転刃5と固定刃6との対向部に供給して
切断する場合において、ホッパー2の豆供給部2a内に
多量のコーヒー豆が貯溜されているとき、回転軸3aと
ともに回転する螺旋翼7での送り作用が確実に行われ
て、コーヒー豆を迅速確実に切断できるのであるが、こ
の切断が進みホッパー2内のコーヒー豆貯溜量が残り少
なくなって、コーヒー豆が回転する回転刃5の刃部や回
転軸3aの角部などに当たって跳ね飛ばされ、ホッパー
2内に逆流しようとしても、該コーヒー豆は枠状体12
の止め板12aに側面から当たって戻され、上記回転刃
5と固定刃6との間で確実に切断されるのである。ま
た、上記回転軸3aの上面を覆い隠すような邪魔部材が
ないから、ホッパー2下部の漏斗状部分においてコーヒ
ー豆のブリッジ現象が生じるような恐れをなくし得ると
ともに、上記枠状体12の隣接する各止め板12a,1
2aをしてV字状のコーヒー豆供給通路が形成されるの
で、コーヒー豆を回転軸3a側に送るとき、該止め板1
2a,12aが導流板として作用し、コーヒー豆の供給
がより一層スムースに行われるのである。
【0015】また、子供等が誤って回転部分、例えば回
転刃5や回転軸3aなどに指を差し入れようとしても、
枠状体12の止め板12aと止めリング12bとがガー
ドすることとなり、いわゆる危険防止用として兼用で
き、しかも、止めリング12bは止め板12aの補強を
行わせ得る。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、本体ケー
シングの上方部に支持されたホッパーからのコーヒー豆
を、回転軸とともに回転する螺旋翼をして強制的に回転
刃と固定刃との対向部に送ることができ、しかも、上記
コーヒー豆の切断が進んで、ホッパー内に貯溜されてい
たコーヒー豆が残り少なくなって、回転刃の刃部や回転
軸の角部などに当たって跳ね飛ばされるも、枠状体の各
止め板でコーヒー豆の跳ね飛びを阻止し、コーヒー豆の
切断が迅速確実に行うことができ、それでいて上記枠状
体がコーヒー豆の流通を邪魔する恐れがなく、コーヒー
豆のブリッジ現象を無くするとともに、上記止め板をコ
ーヒー豆供給時の導流板として作用させることにより、
コーヒー豆の供給をより一層スムースに行わせ得る。ま
た、上記止め板と止めリングとにより危険防止を兼用さ
せることができるとともに、この止めリングによって止
め板の補強ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるコーヒーミルを示す
縦断面図である。
【図2】上記図1の平面図である。
【図3】上記図1の要部正面図である。
【図4】上記図3の平面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 ホッパー 2a 豆供給部 2b 流出口 3 モーター 3a 回転軸 5 回転刃 6 固定刃 7 螺旋翼 12 枠状体 12a 止め板 12b 止めリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング内に支持されたモーター
    の軸または該軸に連動の回転軸に回転刃を取り付け、こ
    の回転刃に対向する固定刃を本体ケーシングに支持させ
    とともに、上記本体ケーシングの上部に支持されたホ
    ッパーの下部流出口を回転刃と固定刃との対向部に臨ま
    せ、上記ホッパーからのコーヒー豆を回転刃と固定刃と
    の対向部に供給して、該コーヒー豆を回転刃と固定刃と
    の間で所定の粒度に切断すべく構成する一方、上記回転
    軸の外周に、コーヒー豆を回転刃と固定刃との対向部に
    強制的に送るための螺旋翼を設けるとともに、上記回転
    軸の直上位置で上記ホッパーまたは固定刃側の部材にコ
    ーヒー豆の飛散を防止するための枠状体を支持させた
    ーヒーミルにおいて、上記枠状体は、回転軸と同方向に
    延びる軸線を中心として放射状に配置されて、回転軸の
    軸線と同方向に延びるV字状の供給通路を形成する数枚
    の止め板と、該止め板の外周に固定された一個もしくは
    数個の止めリングとにより構成されていることを特徴と
    するコーヒーミル。
JP1991088520U 1991-10-01 1991-10-01 コーヒーミル Expired - Lifetime JPH0711716Y2 (ja)

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JP1991088520U JPH0711716Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 コーヒーミル

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JP1991088520U JPH0711716Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 コーヒーミル

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Publication Number Publication Date
JPH0531745U JPH0531745U (ja) 1993-04-27
JPH0711716Y2 true JPH0711716Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=13945110

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991088520U Expired - Lifetime JPH0711716Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 コーヒーミル

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5531591B2 (ja) * 2009-12-09 2014-06-25 富士電機株式会社 コーヒー飲料製造装置
JP5765113B2 (ja) * 2010-07-30 2015-08-19 富士電機株式会社 飲料抽出用原料の粉砕装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63286116A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 松下冷機株式会社 コ−ヒ−豆等の粉砕機
JPS63286114A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 松下冷機株式会社 コ−ヒ−豆等の粉砕機

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JPH0531745U (ja) 1993-04-27

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