JPH07117136B2 - ボールネジ・スプライン装置 - Google Patents

ボールネジ・スプライン装置

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JPH07117136B2
JPH07117136B2 JP2229018A JP22901890A JPH07117136B2 JP H07117136 B2 JPH07117136 B2 JP H07117136B2 JP 2229018 A JP2229018 A JP 2229018A JP 22901890 A JP22901890 A JP 22901890A JP H07117136 B2 JPH07117136 B2 JP H07117136B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はボールネジ・スプライン装置に関し、詳細には
駆動軸の軸方向及び回転方向の運動を案内するボールネ
ジ・スプライン装置に関する。
(従来の技術) ボールネジ・スプライン装置の例としては特開昭63−23
1054号公報及び特開昭63−231055号公報に開示される技
術が有る。これらに開示されるボールネジ・スプライン
装置は、外周面に螺旋状のボールネジ溝とそのボールネ
ジ溝を横切り軸線方向へ延びるスプライン溝が刻設され
た駆動軸と、その駆動軸に外嵌し、多数のボールを介し
てボールネジ溝に螺合すると共に回動自在なボールネジ
ナットと、駆動軸に外嵌し、スプライン溝に係合すると
共に回動自在なスプライン筒とを有し、ボールネジナッ
トとスプライン筒とをそれぞれ駆動手段として別個のモ
ータ等で回転駆動させることにより駆動軸を往復運動及
び/または回転運動させるものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記のボールネジ・スプライン装置においては駆動軸の
複雑な運動を容易に行わせる点については秀れているも
のの、次のような課題が有る。
ボールネジナットとスプライン筒の回転駆動を別々のモ
ータ等で行うため駆動手段を2個必要とする。そのため
製造コストの上昇及び装置自体の大型化、重量化を招来
してしまうという課題が有る。
従って、本発明は安価で小型・軽量化の可能なボールネ
ジ・スプライン装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は次の構成を採用す
る。
すなわち、ハウジングと、該ハウジングに挿通され、外
周面に螺旋状のボールネジ溝と該ボールネジ溝を横切り
軸線方向へ延びるスプライン溝が刻設された駆動軸と、
該駆動軸に外嵌し、多数のボールを介して前記ボールネ
ジ溝に螺合すると共に、前記ハウジング内に設けられ、
該ハウジングに対して回動自在なボールネジナットと、
前記駆動軸に外嵌し、前記スプライン溝に係合すると共
に、前記ハウジング内に設けられ、該ハウジングに対し
て回動自在なスプライン筒とを有するボールネジ・スプ
ライン装置において、前記ボールネジナットまたはスプ
ライン筒を回転させるための1個の駆動手段と、前記駆
動手段から前記ボールネジナットまたはスプライン筒に
加えられた回転力の伝達を前記スプライン筒またはボー
ルネジナットへ接・断すると共に、ボールネジナットと
スプライン筒の間で前記回転力の伝達が断状態にあると
きは、前記駆動手段から回転力が加えられていないスプ
ライン筒またはボールネジナットのハウジングに対する
回転を停止するクラッチとを具備することを特徴とす
る。
(作用) 作用について説明する。
クラッチによって、1個の駆動手段からボールネジナッ
トまたはスプライン筒へ入力された回転力を、スプライ
ン筒またはボールネジナットへ接・断すると共に、ボー
ルネジナットとスプライン筒の間で回転力の伝達が断状
態にあるときは、前記駆動手段から回転力が加えられて
いないスプライン筒またはボールネジナットのハウジン
グに対する回転を停止するので、1個の駆動手段でボー
ルネジナット及び/またはスプライン筒を選択的に回転
させることができる。
従って、1個の駆動手段によって、回転力を直接ボール
ネジナット側に入力した際には、ボールネジナットが回
転してスプライン筒が回転しなければ駆動軸は左右方向
へ直線運動を行い、ボールネジナットとスプライン筒が
回転すれば駆動軸は軸線を中心として回転運動を行う。
また、回転力を直接スプライン筒側に入力した際には、
スプライン筒が回転してボールネジナットが回転しなけ
れば駆動軸の端部は回転運動と直接運動が合成されたス
パイラル運動を行い、スプライン筒とボールネジナット
が回転すれば駆動軸は軸線を中心として回転運動を行
う。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
(第1実施例) 第1図には第1実施例のボールネジ・スプライン装置の
部分破断正面図を示す。まず、同図と共に概略的な構成
について説明する。
10はクラッチであり、ハウジング12内部に公知のボール
ネジ・スプライン機構が収容されている。クラッチ10と
内部のボールネジ・スプライン機構の詳しい説明は後述
するが、駆動軸14の右端部に不図示の工具等を取付け、
その工具に駆動軸14の軸線を中心とした回転運動及び/
または駆動軸14の軸線方向への直線運動を行わせること
が可能になっている。駆動軸14の左端部には駆動軸14の
位置検出用ドッグ16が設けられ、ハウジング12外壁に右
端が固定されたレール18が駆動軸14と平行に設けられて
いる。レール18にはリミットスイッチから成るセンサ2
0、22、24が固定されている。センサ20は駆動軸14のス
トロークの右側限界を検出する位置に設けられ、センサ
22は駆動軸14のストロークの原点を検出する位置に設け
られ、センサ24は駆動軸14のストロークの左側限界を検
出する位置に設けられている。なお、駆動軸14はベロー
ズ26、28でカバーされている。
30は駆動手段であるD.C.サーボモータであり、ハウジン
グ12に固定されたトランスミッションハウジング32の右
外側面に固定されている。モータ30の手段軸34はトラン
スミッションハウジング32内へ延び、その先端にはタイ
ミングプーリ36が固定されている。一方、クラッチ10の
ハウジング12内のボールネジ・スプライン機構を構成す
るボールネジナット38の左端部にもタイミングプーリ40
が固定されている。なお、駆動軸14はタイミングプーリ
40の中心孔内を貫挿されているが、中心孔内壁面とは非
接触である。
タイミングプーリ36と40の間はタイミングベルト42が架
け渡されており、モータ30の回転力をボールネジナット
38へ伝達可能になっている。従って、ボールネジナット
38はモータ30と常時直結の構成になっており、ボールネ
ジナット38の回転位置(回転角度)の制御はモータ30に
備えられているエンコーダ等により測定及び制御可能に
なっている。なお、モータ30の回転方向はモータ電流の
方向を切換えることにより制御可能になっている。
続いて、第2図と共にクラッチ10と、その内部に収容さ
れているボールネジ・スプライン機構について説明す
る。
駆動軸14は外周面に螺旋状のボールネジ溝44が刻設され
ている。また、駆動軸14の外周面には駆動軸14の軸線方
向へ延び、かつボールネジ溝44を横切るスプライン溝46
が複数本(図面では1本のみ図示)刻設されている。
ボールネジナット38は、クラッチ10のハウジング12の左
端部に固定された外輪部48とボール51・・・を介してボ
ールベアリングを形成し、ハウジング12に対して回動自
在になっている。ボールネジナット38は内部に配された
多数のボール(不図示)を介して駆動軸14のボールネジ
溝44と螺合している。なお第2図には図示しないが前述
のとおりタイミングプーリ40がハウジング12外のボール
ネジナット38の左端部に固定されている。
スプライン筒50はハウジング12の右端部に配設された外
輪部52とボール54・・・を介してボールベアリングを形
成し、ハウジング12に対して回動自在になっている。ス
プライン筒50は駆動軸14に外嵌すると共に内側の突部
(不図示)でスプライン溝46に係合している。
なお、上記駆動軸14、ボールネジナット38及びスプライ
ン筒50でボールネジ・スプライン機構の基本部分が構成
されるが、これらの構成は公知の構成(例えば特開平1
−229160号公報参照)を採用しており、ボールネジナッ
ト38が回動し、スプライン筒50が回転しなければ駆動軸
14は左右方向へ直線運動を行う。また、ボールネジナッ
ト38とスプライン筒50が回転すれば駆動軸14は軸線を中
心として回転運動を行う。さらに、スプライン筒50が回
転し、ボールネジナット38が回転しなければ駆動軸14の
端部は回転運動と直線運動が合成されたスパイラル運動
を行う。
続いて、クラッチ10の構成を第2図と共に説明する。
56はテーパ筒であり、ボールネジナット38の右端面に固
定されている。テーパ筒56の中心孔内には駆動軸14が非
接触に貫挿されている。テーパ筒56の右端部外周面は先
細のテーパ面58に形成されている。
60は軸受であり、テーパ筒56の外周を回転可能に支持し
ている。
62は中空の固定体であり、ハウジング12内壁面にボルト
64及びピン66を介して固定されている。
68は中空のピストンであり、左側の小径部70は固定体62
内壁面と摺動可能に固定体62内に突入しており、右側の
大径部72はハウジング12内壁面と摺動可能になってい
る。ピストン68は左右方向へ若干移動可能になってい
る。ピストン68の中心孔内をテーパ筒56が非接触に貫挿
されている。ピストン68の左端部には切欠フランジ74が
固定され、固定体62の左端部と係合している。この係合
状態を第3図(第2図A−A部断面図)に示す。
第3図に示すように切欠フランジ74の切欠部76・・・に
は固定体62左端部に左方へ突出するよう設けられた突出
部78・・・が係合している。これによりピストン68は左
右方向へは移動可能であるが回動不能になっている。
続いて第2図において、80はスプリングであり、切欠フ
ランジ74と固定体62との間に弾装されており、ピストン
68を常時左方へ付勢している。
82は空気室であり、固定体62とピストン68との間に形成
されている。空気室82と、ハウジング12に開口された吸
排気孔84が連通されている。吸排気孔84はチューブ(不
図示)によって不図示のコンプレッサ等の吸排気手段へ
連結されている。なお、空気室82はOリング86・・・に
よって気密性が保持されている。
88はテーパ受部であり、スプライン筒50の左端部に固定
されている。テーパ受部88は中空に形成され、かつ中空
の内壁面はテーパ筒56外周のテーパ面58に倣ったテーパ
受面90に形成されている。従って、テーパ受部88内へ突
入しているテーパ筒56のテーパ面58とテーパ受部88のテ
ーパ受面90は密着可能になっている。
スプライン筒50とボールベアリングを形成している外輪
部52はハウジング12の右端部に固定された固定部92と係
合している。外輪部52の小径部94上面にはキー96が固定
され、固定部92のキー溝98に係合している。第4図(第
2図B−B部断面図)にその係合状態を示す。キー96と
キー溝98の係合により外輪部52は固定部92に対して左右
方向へは移動可能、かつ回動不能になっている。外輪部
52が左右方向へ移動可能となるので外輪部52とスプライ
ン筒50は左右方向へ移動可能であり、スプライン筒50は
外輪部52に対して回動可能となる。
100はスプリングであり、固定部92と外輪部52の大径部1
02との間に弾装されており、常時外輪部52を左方へ付勢
している。
104はエンコーディング用のロータリディスクであり、
スプライン筒50の右端面へ固定されている。ロータリデ
ィスク104の回転をハウジング12に固定されたフォト
(光)センサ106で検出するようになっており、スプラ
イン筒50の回転位置を検出する。
次に、このように構成された第1実施例のボールネジ・
スプライン装置の動作について第1図及び第2図と共に
説明する。
第2図に示す状態はスプライン筒50がスプリング100の
付勢力によって左方へ押動され、テーパ受部88のテーパ
受面90とテーパ筒56のテーパ面58が密着した状態であ
る。従って、テーパ筒56とテーパ受部88は接続された状
態(クラッチ10が接続した状態)である。
この状態において、モータ30が駆動されるとモータ30の
回転力は出力軸34→タイミングプーリ36→タイミングベ
ルト42→タイミングプーリ40→ボールネジナット38→テ
ーパ筒56→テーパ受部88→スプライン筒50と伝達され
る。従って、ボールネジナット38とスプライン筒50の両
方が回転するので駆動軸14は軸線を中心とした回転運動
を行う。
第2図の状態において、不図示の吸排気手段から圧空が
空気室82内へ供給されると、ピストン68はスプリング80
の付勢力にこうして右方へ押動され、ピストン68右端面
とテーパ受部88の左端面が当接する。その際、ピストン
68右端面とテーパ受部88左端面の少なくとも一方に高摩
擦材(不図示)が貼設またはローレット処理等の高摩擦
処理が施されており、テーパ受部88及びスプライン筒50
の回転を停止させる。さらに圧空によってピストン68が
右方へ移動すると、テーパ受部88、スプライン筒50、外
輪部52がスプリング100の付勢力に抗して右方へ押動さ
れる。するとテーパ筒56のテーパ面58とテーパ受部88の
テーパ受面90が離反してモータ30の回転力の伝達が遮断
される(クラッチ10が遮断される)。その結果、スプラ
イン筒50の回転は停止し、ボールネジナット38のみが回
転し、駆動軸14は直線運動を行う。
クラッチ10の接・断によりスプライン筒50は回転した
り、停止したりする。そのためスプライン筒50の回転位
置(回転角度)を制御するためには例えばその都度スプ
ライン筒50の回転位置を初期位置に戻してやる必要があ
る。そこで本実施例ではロータリディスク104とフォト
センサ106から成る回転位置検出手段が設けられてい
る。その詳しい動作については詳述するが回転位置検出
手段によりスプライン筒50の回転位置をボールネジナッ
ト38とは独立して制御可能になっている。
また、駆動軸14の直線運動の位置検出は、ドッグ16とセ
ンサ20、22、24の接触で可能となる。
第1実施例においてはモータ30の回転力を直接ボールネ
ジナット38側に入力し、クラッチ10を介してスプライン
筒50側へ伝達可能になっていたが、モータ30の回転力を
直接スプライン筒50側に入力し、クラッチ10を介してボ
ールネジナット38側へ伝達するようにしてもよい。その
場合、駆動軸14の端部は前述の回転運動及び/またはス
パイラル運動を行う。その際、スプライン筒50の回転位
置の制御はモータ30のエンコーダを介して行い、ボール
ネジナット38の回転位置の制御は回転位置検出手段を設
けて行えばよい。
〔第2実施例〕 次に第2実施例について説明する。第2実施例は第1実
施例のクラッチ10の変形例であり、第5図〜第7図と共
にボールネジ・スプライン装置のクラッチ部分の第2実
施例について述べる。なお、第1実施例と同一の構成要
素については同一の番号を付し説明は省略する。
本実施例ではピストン68の左端部にリング体200が固定
され、固定体62の両側に、ピストン68、ハウジング12内
壁面、リング体200とで空気室202、204が形成される。
空気室202、204には吸排気孔206、208を経て圧空が吸排
気手段(不図示)から給気され、または排気される。ピ
ストン68の右端部は先細のテーパ面210に形成されてい
る。
テーパ受部68は内壁面にテーパ受面90、及びピストン68
のテーパ面210に倣ったテーパ受面212が形成されてお
り、テーパ受面212はピストン68のテーパ面210と嵌合密
着可能になっている。
ピストン68の回転止はピストン68に固定されたカムフォ
ロア214・・・とハウジング12に取り付けられたストッ
パ216・・・の当接による。ストッパ216・・・は第6図
上、左右方向へ位置調整可能になっており、カムフォロ
ア214・・・と当接する位置で固定すればカムフォロア2
14・・・が常時ストッパ216・・・と当接するためピス
トン68の回転が阻止される。なおピストン68は第1実施
例同様、圧空の空気室202または204への給気により第5
図上、左右方向へ若干移動可能になっている。
外輪部52の回転止及び左右方向への移動は、ハウジング
12に固定されたボルト218の下端が外輪部52の左端フラ
ンジ部に刻設されたスリット220内に進入することによ
り可能になっている。
以上、第1実施例と相違する構成について述べたが第2
実施例は第5図図示の通常状態においてはテーパ筒56の
テーパ面58がテーパ受部88のテーパ受面90と嵌合密着し
た連結状態にあり、ボールネジナット38とスプライン筒
50は両方共回転している状態にある。
吸排気孔206から空気室202内へ圧空が送り込まれるとピ
ストン68は第5図上、右方へ移動し、テーパ面210とテ
ーパ受部88のテーパ受面212が嵌合密着してその摩擦力
によりテーパ受部88及びスプライン筒50の回転が停止す
る。そして、さらにピストン68がスプリング100の付勢
力に抗してテーパ受部88、スプライン筒50等を押動する
とテーパ面58とテーパ受面90が離間し、スプライン筒50
の連結が解除され、ボールネジナット38のみが回転す
る。
スプライン筒50を連結解除状態から連結状態へ戻すには
空気室202内の圧空を排気し、空気室204内に圧空を送り
込む。するとピストン68は第5図上、左方へ移動し、ス
プリング100の付勢力でテーパ受部88も左方へ移動し、
テーパ筒56のテーパ面58とテーパ受部88のテーパ受面90
がまず密着し、連結状態となり、その後、ピストン68の
テーパ面210とテーパ受部88のテーパ受面212とが離間し
てスプライン筒50はボールネジナット38と共に回転す
る。なおピストン68を戻す手段としては空気室204内に
圧空を送り込む代わりにスプリング等の付勢手段で戻す
ようにしてもよい。
上述のように連結状態から連結解除する際、まずスプラ
イン筒50を回動不能にさせてから連結解除するため駆動
軸14にかかる外力によりスプライン筒がスリップ回転す
るのを防止可能となる。また、連結解除状態から連結状
態にする際も、テーパ受部88とテーパ筒56を連結させた
後スプライン筒50を回動可能にする。
なお、第2実施例においてもボールネジナット38及び/
またはスプライン筒50の回転に伴う駆動軸14等の動作は
第1実施例と同じである。
第2実施例において、テーパ受部88の変形例を第7図に
示す。テーパ受部88には軸線方向にスリット250・・・
が4本等角度間隔に刻設されている。スリット250・・
・はテーパ受部212と、テーパ受面90の中央付近まで刻
設されている。スリット250・・・を設けることによ
り、ピストン68のテーパ面210及びテーパ筒56のテーパ
面58が嵌合する際に互いの軸線が多少ずれていてもスリ
ット250・・・によりテーパ受部88を弾性変形させて確
実に嵌合させることが可能になる。従って組立精度に余
裕をもたせることができる。
続いて第1実施例及び第2実施例における位置検出手段
の動作及びそれに依るスプライン筒50の回転制御につい
て第8図〜第10図と共に説明する。
まず第8図と共に制御系について説明する。
260はマイクロプロセッサ(MPU)であり、メモリ262に
搭載されているプログラム及び制御データに従って各部
の制御を行う。フォト(光)センサ106はロータリディ
スク104の切欠105(第6図参照)が対応した際に電圧V
を出力し、MPU260へ送る。MPU260はこの電圧Vによりロ
ータリディスク104ひいてはスプライン筒50の初期位置
を決めることができる。この初期位置の決め方について
第9図と共に説明する。光センサ106の出力電圧Vはロ
ータリディスク104の切欠105を検出しない場合はゼロで
あり、切欠105が対応すると出力電圧Vは徐々に上昇
し、最終時には最高電圧Vmaxに達する。しかし、光セン
サ106の出力は温度によって変化する。第9図のグラフ
に示す例では温度t1の時のVmax=V1であり、温度t2の時
のVmax=V2である。またVmaxに達するまでのロータリデ
ィスク104の回転量も温度t1の場合は角度dであり、温
度t2の場合も角度dと同じであるが、光センサ106の出
力電圧Vでロータリディスク104の初期位置を決めるこ
とは事実上不可能である。しかし、本発明者は出力電圧
Vの上昇中においてリニアに変化する位置は温度に関係
なく角度a〜cの間であることに着目し、出力電圧Vが
Vmax/2となる角度bの位置をロータリディスク104の初
期位置とすればスプライン筒50の初期設定が温度に影響
されず一定位置で行えることに想到した。そこでいった
んVmaxを検出し、その値をMPU260はメモリ262に記憶し
ておき、ロータリディスク104及びスプライン筒50を逆
転させ、出力電圧VがVmax/2となった時点で停止させる
とスプライン筒50を常に同じ回転位置(初期位置)に戻
すことができるのである。
第8図において、264はモータドライバ回路であり、MPU
260からの指令に基づきモータ30を回転させるための電
力供給をモータ30に行う。
266は吸排気手段であり、ピストン68の駆動手段であ
る。吸排気手段はMPU260の指令に基づいて圧空をハウジ
ング12内の空気室へ給排する。
268はキースイッチであり、MPU260へオペレータが各種
コマンド及びデータを入力する。
次に第10図のフローチャートを参照してスプライン筒50
の回転位置を初期位置へ戻す方法について述べる。
ボールネジ・スプライン装置の運転中、人為的またはプ
ログラムよりスプライン筒50の回転位置を初期位置へ戻
すプログラムの実行が指示される(ステップ300)と、M
PU260はメモリ262の出力電圧V及び最高出力電圧Vmaxを
ゼロクリアする(ステップ302)。
次にMPU260は吸排気手段266を作動させスプライン筒50
を回転可能にし、モータ30を正転させ、スプライン筒50
及びロータリディスク104を正転(例えば第6図反時計
方向への回転)させる(ステップ304)。
MPU260は光センサ106の出力電圧Vを取り込み(ステッ
プ306)、最初の電圧Vを最高電圧Vmaxとしてメモリ262
に記憶する(ステップ308)。
さらにモータ30及びスプライン筒50と一体にロータリデ
ィスク104を正転させ(ステップ310)、光センサ106の
出力電圧Vを再度取り込む(ステップ312)。
ここで最新の電圧VとVmaxを比較する(ステップ31
4)。V>Vmaxであれば電圧Vは上昇中ということにな
り(第9図で角度0〜角度dに相当)、最新の電圧Vを
Vmaxとしてメモリ262を更新し(ステップ316)、ステッ
プ310に戻り繰り返す。一方、V>Vmaxでなければ(ま
たはV=Vmaxであれば)現在のVmaxが真の最高電圧とな
り、光センサ106は出力電圧VがVmaxで安定したことに
なり(第9図で角度d以上に相当)、スプライン筒50ま
たはロータリディスク104の回転位置は初期位置(第9
図で角度bの位置)を超えたことになりMPU260はモータ
30を停止させ(ステップ318)、直ちにモータ30を逆転
させる(ステップ320)。
モータ30を逆転させると、スプライン筒50及びロータリ
ディスク104も逆転する。そしてMPU260は光センサ106の
出力電圧Vを取り込み(ステップ322)、V<Vmax/2か
どうか確認する(ステップ324)。つまり出力電圧Vが
減少してロータリディスク104の回転位置が第9図の角
度bに相当する位置に達したかどうかを確認するのであ
る。ステップ324において現在の出力電圧VがVmax/2よ
り大きければまだロータリディスク104の戻り量が足り
ないことになりステップ320に戻って繰り返す。一方ス
テップ324でV≦Vmax/2となればロータリディスク104及
びスプライン筒50は初期位置へ達したこととなるのでモ
ータ30を停止する(ステップ326)。
その後、MPU260はプログラムどおり、モータドライバ回
路264を介してモータ30を、吸排気手段266を介してクラ
ッチ10を制御し定められた処理を行う(ステップ32
8)。
以上、本発明の好適な実施例について種々述べて来た
が、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
(発明の効果) 本発明に係るボールネジ・スプライン装置を用いると、
1個の駆動手段で、クラッチの作用によって、ボールネ
ジナット及び/またはスプライン筒を選択的に回転させ
ることができ、駆動軸の回転運動、直線運動またはスパ
イラル運動を得ることができるため、高価な駆動手段を
減らすことができて経済的である。また、クラッチは従
来のボールネジ・スプライン装置のハウジング内に組み
込めるので駆動手段を減少した分だけ装置の小型・軽量
化が可能となる。また、従来のように駆動手段を2個制
御する場合と比べ、1個の駆動手段とクラッチの接・断
操作の方が制御し易くなる。また、請求項2の構成を採
用するとボールネジナットまたはスプライン筒の回転位
置を検出可能となり、駆動軸等の制御をより高度に行い
得る等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るボールネジ・スプライン装置の第
1実施例を示した部分破断正面図、第2図はそのクラッ
チ部分の正面断面図、第3図は第2図のA−A部断面
図、第4図は第2図のB−B部断面図、第5図は第2実
施例のクラッチ部分の正面断面図、第6図はその部分破
断右側面図、第7図はそのテーパ受部の変形例を示した
側面図、第8図は両実施例に共通な制御系のブロックダ
イアグラム、第9図は回転位置検出手段のセンサ出力電
圧とロータリディスクの回転位置との関係を示したグラ
フ、第10図はスプライン筒を初期位置へ戻す際の制御系
の動作を示したフローチャート。 10……クラッチ、14……駆動軸、30……モータ、38……
ボールネジナット、44……ボールネジ溝、46……スプラ
イン溝、50……スプライン筒、104……ロータリディス
ク、106……フォトセンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 該ハウジングに挿通され、外周面に螺旋状のボールネジ
    溝と該ボールネジ溝を横切り軸線方向へ延びるスプライ
    ン溝が刻設された駆動軸と、 該駆動軸に外嵌し、多数のボールを介して前記ボールネ
    ジ溝に螺合すると共に、前記ハウジング内に設けられ、
    該ハウジングに対して回動自在なボールネジナットと、 前記駆動軸に外嵌し、前記スプライン溝に係合すると共
    に、前記ハウジング内に設けられ、該ハウジングに対し
    て回動自在なスプライン筒とを有するボールネジ・スプ
    ライン装置において、 前記ボールネジナットまたはスプライン筒を回転させる
    ための1個の駆動手段と、 前記駆動手段から前記ボールネジナットまたはスプライ
    ン筒に加えられた回転力の伝達を前記スプライン筒また
    はボールネジナットへ接・断すると共に、ボールネジナ
    ットとスプライン筒の間で前記回転力の伝達が断状態に
    あるときは、前記駆動手段から回転力が加えられていな
    いスプライン筒またはボールネジナットのハウジングに
    対する回転を停止するクラッチとを具備することを特徴
    とするボールネジ・スプライン装置。
  2. 【請求項2】前記ボールネジナットまたはスプライン筒
    の回転位置を検出するための回転位置検出手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載のボールネジ・スプラ
    イン装置。
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