JPH071169U - 畳床用裏面材 - Google Patents

畳床用裏面材

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JPH071169U
JPH071169U JP2996993U JP2996993U JPH071169U JP H071169 U JPH071169 U JP H071169U JP 2996993 U JP2996993 U JP 2996993U JP 2996993 U JP2996993 U JP 2996993U JP H071169 U JPH071169 U JP H071169U
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JP
Japan
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agent
tatami
tatami floor
sheet
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP2996993U
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English (en)
Inventor
新一 槙枝
Original Assignee
株式会社堅木商店
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建材畳床の裏面材で、長期にわたる防ダニ効
果及び防カビ効果を持続させる。 【構成】 クラフト紙1、ポリオレフィンフラットヤー
ンクロス2、そして少なくとも防ダニ剤5及び防カビ剤
6を練り込んだポリオレフィンフィルム3とを三層のラ
ミネートシートにし、このシートに多数の通気穴4を設
けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建材畳床に使用する裏面材に関する。
【0002】
【従来の技術】
建材畳床は、JIS-A5914に規定されたIB畳床(インフレーションファイバボード 畳床:I形,II形,III形)やFPS畳床(ポリスチレンフォーム畳床:K形,N形)があ る。これら畳床は、表側に保護材又はクッション材、裏側に裏面材を張付けてい る。近年の裏面材は、紙を主材料としてポリエチレンクロス等を張り合わせ、防 ダニ剤等がコーティングされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
畳床に発生したダニやカビは、小児ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの原因に なる。このため、前述のように防ダニ剤等を裏面材にコーティングする訳だが、 主材料である紙は防ダニ剤等をすぐに飛散させてしまい、その効果を約3ヵ月程 度しか保持できない。そこで、ダニやカビの発生防止の効果を長期にわたって保 持することを課題とし、こうした裏面材について検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この結果、クラフト紙1、ポリオレフィンフラットヤーンクロス2、そして少 なくとも防ダニ剤5及び防カビ剤6を練り込んだポリオレフィンフィルム3とを 三層のラミネートシートにし、このシートに多数の通気穴4を設けてなる畳床用 裏面材を考案した。フィルム3に練り込む薬剤は、前述の防ダニ剤及び防カビ剤 のほかに別の効用ある公知の薬剤を何種類か組合わせて使用してもよいが、最低 限防ダニ剤及び防カビ剤は練り込むようにする。
【0005】
【作用】
クラフト紙1とフラットヤーンクロス2とは、鉄筋コンクリートのコンクリー トと鉄筋のような相互作用により、裏面材の強度を高める。フィルム3は、練り 込んだ防ダニ剤5及び防カビ剤の保持力を高める。シートにあけた多数の通気穴 4が畳床内部と外気との換気を行なって畳床内部の湿気を取り、この除湿作用と 前述したフィルム3の薬剤の保持作用と相俟って、ダニやカビなどの発生を防止 する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例について、図を参照しながら説明する。図1は、本考案の畳床 用裏面材の一部破断斜視図、図2はこの裏面材を用いたIB畳床・I形の断面図、 図3はIB畳床・III形の断面図であり、図4はFPS畳床・K形の断面図である。
【0007】 本実施例は、図1に見るように、下からクラフト紙1、ポリオレフィンフラッ トヤーンクロス2、そして防ダニ剤5及び防カビ剤6を練り込んだポリオレフィ ンフィルム3を順に重ねて三層のラミネートシートを形成し、2cm四方間隔でシ ートを貫通する通気穴4を設けて、裏面材7を形成する。
【0008】 フィルム3は、原料となるプラスチックに防ダニ剤5及び防カビ剤6を添加し て共に練りあわせて形成したもので、従来3ヵ月程度であった薬剤の効果持続期 間を、約3〜5倍の有効期間に延長できた。裏面材7を建材畳床へ張付ける場合 は、このフィルム3を上向きにする。
【0009】 IB畳床・I形は、図2のように、インシュレーションボード12を4枚積層し、 表側に不織布等の保護効果やクッション性、通気性を持つ保護材11、裏側に本実 施例の裏面材7を張付ける。IB畳床・III形は、図3のように、ポリスチレンフォ ーム13をインシュレーションボード12で挾み、表側に保護材11、裏側に裏面材7 を張付ける。FPS畳床・K形では、図4のように、芯材にポリスチレンフォーム13 のみを使用し、これが損傷しないように、表側に補強材14、クッション材15の順 に張付け、ポリスチレンフォーム13裏側に補強材を取付ける段差を形成して裏面 材7を張付け、最後に前記段差に框補強材16を取付ける。
【0010】 この裏面材7は3種の面材を1枚のラミネートシートにするため、従来に較べ て厚くなり、その分強度も増す。しかし、多数の通気穴4を設けて十分な通気性 が確保できるので、畳床及び床板が湿気ることはない。
【0011】
【考案の効果】
本考案の畳床用裏面材は、防ダニ効果、防カビ効果などについて長い持続期間 を持ち、強度も優れ、十分な通気性も持っている。このため、耐用期間が長くな ってコストの低下をもたらすので、費用対効果(C/P)が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の畳床用裏面材の斜視図である。
【図2】本考案の裏面材を用いたIB畳床・I形の断面図
である。
【図3】本考案の裏面材を用いたIB畳床・III形の断面図
である。
【図4】本考案の裏面材を用いたFPS畳床・K形の断面図
である。
【符号の説明】
1 クラフト紙 2 フラットヤーンクロス 3 フィルム 4 通気穴 5 防ダニ剤 6 防カビ剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラフト紙1、ポリオレフィンフラット
    ヤーンクロス2、そして少なくとも防ダニ剤5及び防カ
    ビ剤6を練り込んだポリオレフィンフィルム3とを三層
    のラミネートシートにし、該シートに多数の通気穴4を
    設けてなる畳床用裏面材。
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