JPH07116776B2 - パネル連結装置 - Google Patents

パネル連結装置

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JPH07116776B2
JPH07116776B2 JP63283348A JP28334888A JPH07116776B2 JP H07116776 B2 JPH07116776 B2 JP H07116776B2 JP 63283348 A JP63283348 A JP 63283348A JP 28334888 A JP28334888 A JP 28334888A JP H07116776 B2 JPH07116776 B2 JP H07116776B2
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JP
Japan
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panel
column
pillar
vertical
length
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JP63283348A
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健雄 菊地
幹生 小林
一隆 奥田
たつひこ 森本
義晴 田中
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Kajima Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パネルとパネルとを支柱を介して着脱自在に
連結するためのパネル連結装置に関するものである。
[従来の技術] 従来からパネルを支柱を介して連結するためのパネル連
結装置として実公昭53−44815号公報が知られている。
この実公昭53−44815号公報に示された従来例にあって
は、第11図に示すように、支柱1の上部及び下部にそれ
ぞれ先端に抜け止め部2を有する突出片3を複数方向に
突出させていた。そして、パネル5の側端部に上下全長
にわたって係止溝7を有する縦溝6を設け、支柱1の複
数方向に突出した突出片3をそれぞれパネル5の縦溝6
に挿入し且つ抜け止め部2を係止溝7に係止することに
より複数個のパネル5を支柱1を介して連結するように
なっていた。ところが、この従来例にあっては、支柱1
の下部でも抜け止め部2を有する突出片3を突出してい
るので、支柱1の下部でもパネル5が支柱1から抜けな
いようになっていた。このため、支柱1をパネル5に対
して上方に引き抜いたり、差し込んだりする場合、パネ
ル5の上端からから天井までの長さが短いと支柱1を上
に引き抜いたり、差し込んだりして着脱することができ
なかった。
[発明が解決しようとする課題] そこで、本発明者は、本発明に至る過程で、第12図に示
すように支柱1の上部にのみ抜け止め部2を有する突出
片3を突出し、支柱1の上端から最下端部の抜け止め部
2を有する突出片3までの長さL1(第12図に示す)をパ
ネル5上端から天井までの長さH(第1図に示す)より
も短くすることで、支柱1を上方に引き上げて抜け止め
部2を係止溝7から抜き取ることで支柱1をパネル5か
ら外したり、逆に操作することで上方から支柱1を差し
込んでパネル5を連結したりすることを考えた。
ところが、上記の場合、パネル5の上端から天井までの
長さが短い時(パネル5の高さが高い時)には支柱1と
パネル5との嵌合部分の長さ(すなわち、支柱1の上端
から最下端部の抜け止め部2を有する突出片3までの長
さL1)が短くなり、支柱1を介したパネル5同士の連結
部分において、第13図の2点鎖線で示すように下部が前
後にずれてねじれが生じるおそれがあり、好ましくない
ものである。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであ
って、その目的とするところは、パネルの上端から天井
までの長さが比較的短くても支柱を上方に引き上げてパ
ネルの連結を解除したり、あるいは支柱を上方から差し
込んでパネルを連結したりすることができ、しかも、連
結状態において、全長にわたってパネルがねじれるのを
防止できるパネル連結装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のパネル連結装置は、支柱1の上部に先端に抜け
止め部2を有する突出片3を複数方向に突出し、支柱1
の下部に振れ止め突片4を複数方向に突出し、パネル5
の側端部に上下全長にわたって縦溝6を設けるとともに
縦溝6の少なくとも上部にパネル5上端に至る係止溝7
を連通形成し、支柱1の複数方向に突出した突出片3を
それぞれパネル5の縦溝6に挿入し且つ抜け止め部2を
係止溝7に係止するとともに振れ止め突片4を縦溝6に
挿入して複数個のパネル5を支柱1を介して連結し、パ
ネル5に対して上方へ抜き取り自在となっている支柱1
の上端から支柱1の上部に設けた複数の突出片3のうち
最下端の突出片3の下端までの長さをパネル5の上端か
ら天井8までの長さよりも短く設定して成ることを特徴
とするものであって、このような構成を採用すること
で、上記した本発明の目的を達成することができたもの
である。
[作用] しかして、支柱1を上方に引き上げて、支柱1の上部に
設けた抜け止め部2が係止溝7から抜けきってしまった
状態でパネル5を支柱1に対して少し側方に移動させる
か、あるいは支柱1をパネル5に対して側方に少し移動
させることで、振れ止め突片4を縦溝6から抜くことが
できて、支柱1によるパネル5の連結を解除するもので
あり、またパネル5を支柱1を介して連結する場合に
は、上記と逆にして支柱1を上方から差し込んで支柱1
の複数方向に突出した突出片3をそれぞれパネル5の縦
溝6に挿入し且つ抜け止め部2を係止溝7に係止すると
ともに振れ止め突片4を縦溝6に挿入して複数個のパネ
ル5を支柱1を介して連結するものであり、この連結状
態において、パネル5の下部は振れ止め突片4が縦溝6
に挿入されていることよりパネル5が前後にねじれるの
を防止するものである。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第7図には本発明に用いる支柱1の一例が示してある。
支柱1の上部には先端に抜け止め部2を有する突出片3
を複数方向に突出してある。また支柱1の下部には振れ
止め突片4を複数方向に突出してある。ここで、添付図
面の実施例では支柱1の上部及び下部にはそれぞれ上下
に複数個の外筒9が支柱1に対して回動自在に被嵌し、
支柱1の上部に設けた複数個の外筒9にそれぞれ先端に
抜け止め部2を有する突出片3が突設してある。先端に
抜け止め部2を有する突出片3は先端が膨大部となるよ
うに水平断面が略T字状をしている。また、支柱1の下
部に設けた複数個の外筒9にはそれぞれ短冊状をした縦
長板状の振れ止め突片4が突設してある。そして、この
振れ止め突片4は、ちょうど先端に抜け止め部2を有す
る突出片3から抜け止め部2を取り去った場合の水平断
面と等しい断面形状となっている。パネル5の両側端部
には上下全長にわたって縦溝6が設けてある。そして、
このパネル5の側端部には縦溝6の奥部において縦溝6
と連通形成された係止溝7が設けてあり、この係止溝7
は縦溝6の少なくとも上部に連通形成してあるとともに
パネル5上端に至るものとしてある必要がある。添付図
面の実施例では縦溝6の上下全長にわたって係止溝7が
形成してあり、このように全長にわたって形成する方が
製造等が簡単となる。
しかして、支柱1の複数方向に突出した突出片3をそれ
ぞれパネル5の縦溝6に挿入し且つ抜け止め部2を係止
溝7に係止するとともに振れ止め突片4を縦溝6に挿入
して複数個のパネル5を支柱1を介して連結するもので
ある。ここで、少なくとも支柱1の上端から支柱1の上
部に設けた複数の突出片3のうち最下端の突出片3の下
端までの長さL1(第1図、第7図に示す)をパネル5の
上端から天井8までの長さH(第1図に示す)よりも短
く設定してある。つまり、H<L1となるようにしてあ
る。そして、このように設定することで、支柱1を上方
に引き上げ、突出片3をパネル5の上端の係止溝7上端
から抜き、この状態で、振れ止め突片4は依然として縦
溝6に差し込んであるが、パネル5を支柱1に対して少
し側方に移動させるか、あるいは支柱1をパネル5に対
して側方に少し移動させることで、振れ止め突片4を縦
溝6から抜くことができて、支柱1によるパネル5の連
結を解除できるものである。一方、支柱1によってパネ
ル5同士を連結するには、上記とは逆の順序で、まず支
柱1を上方に持ち上げた状態で振れ止め突片4をパネル
5の縦溝6の上部に側方から差し込み、この状態で支柱
1を下方に降ろして振れ止め突片を縦溝6に対してスラ
イドさせながら下降させると共に突出片3をそれぞれパ
ネル5の縦溝6に挿入し且つ抜け止め部2を係止溝7に
係止するのである。このようにして支柱1を介して複数
枚のパネル5同士を連結して部屋の間仕切りなどをする
のであるが、パネル5の下部は縦溝6に支柱1の振れ止
め突片4が差し込まれているため、パネル5の下部が前
後にずれてねじれるというおそれがない。
ここで、パネル5の側端部の下面には第2図に示すよう
にストッパ10が取り付けられるものであり、添付図面の
実施例ではねじ11を係止溝7の下端部に螺着することで
ストッパ10を取り付けるようになっている。そして、こ
のストッパ10は先端部がパネル5の側端から突出して支
柱1の下端面を受けるようになっており、このことによ
り支柱1が下方にずれるのが防止されるようになってい
る。またパネル5の下端部には第6図に示すように複数
の脚部12が垂設してあり、この脚部12にそれぞれアジャ
スタ13が上下位置調整自在に螺合してあり、アジャスタ
13を回転することでパネル5下端の床14からの位置調整
をして立ちの状態を調整するものである。また、図中15
は巾木部材であって、この巾木部材15内方には配線16等
が施される。また、パネル5の側端部の両側面はそれぞ
れ弧状面となっていて、パネル5同士を直線状に連結で
きるのは勿論のこと略直角に連結したり、あるいは、第
10図に示すように3方に連結したり、あるいは4方に連
結したりすることができるようになっている。また、パ
ネル5は支柱1に対して回動でき、任意の間仕切りがで
きるようになっている。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように支柱の上部に先端に抜
け止め部を有する突出片を複数方向に突出し、支柱の下
部に振れ止め突片を複数方向に突出し、パネルの側端部
に上下全長にわたって縦溝を設けるとともに縦溝の少な
くとも上部にパネル5上端に至る係止溝を連通形成し、
支柱の複数方向に突出した突出片をそれぞれパネルの縦
溝に挿入し且つ抜け止め部を係止溝に係止するとともに
振れ止め突片を縦溝に挿入して複数個のパネルを支柱を
介して連結したので、パネルの上部が支柱からはずれな
いのはもちろん下部においても縦溝に突入した振れ止め
突片によって前後にずれるのが防止され、連結時におけ
るパネルの下部のねじれを防止できるものである。しか
も、パネル5に対して上方へ抜き取り自在となっている
支柱の上端から支柱の上部に設けた複数の突出片のうち
最下端の突出片の下端までの長さをパネルの上端から天
井までの長さよりも短く設定してあるので、支柱を支柱
の上端から最下端の突出片までの長さだけ持ち上げるだ
けで抜け止め部を係止溝から引き抜いて支柱をパネルか
ら分離してパネル相互の連結の分離解体が簡単にできる
ものであり、特に重くて大きいパネル側を上下させるの
ではなく、支柱側を上下させることで連結及び連結解除
を行えるために、作業性が良好なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一部省略正面図、第2図は同上の一部
切欠斜視図、第3図は同上の一部切欠正面図、第4図は
同上の同上のパネルの上部の連結部分を示す水平断面
図、第5図は同上のパネルの下部の連結状態を示す水平
断面図、第6図は同上のパネルの一部切欠拡大縦断面
図、第7図は同上に用いる支柱の斜視図、第8図は同上
の支柱の他の実施例の斜視図、第9図は同上の支柱の半
断面図、第10図は同上のパネルの他の連結例を示す水平
断面図、第11図は従来例の縦断面図、第12図は他の従来
例に用いる支柱の斜視図、第13図は従来例においてパネ
ルの下部がねじれる例を説明するための説明図であっ
て、1は支柱、2は抜け止め部、3は突出片、4は振れ
止め突片、5はパネル、6は縦溝、7は係止溝、8は天
井である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 健雄 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 小林 幹生 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 奥田 一隆 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 株式 会社イリア内 (72)発明者 森本 たつひこ 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 田中 義晴 大阪府大阪市淀川区新高3丁目6番1号 明治ナショナル工業株式会社内 (56)参考文献 実公 昭61−37694(JP,Y2) 実公 昭53−44815(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱の上部に先端に抜け止め部を有する突
    出片を複数方向に突出し、支柱の下部に振れ止め突片を
    複数方向に突出し、パネルの側端部に上下全長にわたっ
    て縦溝を設けるとともに縦溝の少なくとも上部にパネル
    上端に至る係止溝を連通形成し、支柱の複数方向に突出
    した突出片をそれぞれパネルの縦溝に挿入し且つ抜け止
    め部を係止溝に係止するとともに振れ止め突片を縦溝に
    挿入して複数個のパネルを支柱を介して連結し、パネル
    に対して上方へ抜き取り自在となっている支柱の上端か
    ら支柱の上部に設けた複数の突出片のうち最下端の突出
    片の下端までの長さをパネルの上端から天井までの長さ
    より短く設定して成ることを特徴とするパネル連結装
    置。
JP63283348A 1988-11-09 1988-11-09 パネル連結装置 Expired - Lifetime JPH07116776B2 (ja)

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JP63283348A JPH07116776B2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 パネル連結装置

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JP63283348A JPH07116776B2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 パネル連結装置

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JPH02132243A JPH02132243A (ja) 1990-05-21
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JPH02132243A (ja) 1990-05-21

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