JPH07116760A - 板金製ポリv溝プーリとその製造方法 - Google Patents

板金製ポリv溝プーリとその製造方法

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JPH07116760A
JPH07116760A JP26723193A JP26723193A JPH07116760A JP H07116760 A JPH07116760 A JP H07116760A JP 26723193 A JP26723193 A JP 26723193A JP 26723193 A JP26723193 A JP 26723193A JP H07116760 A JPH07116760 A JP H07116760A
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Toshiaki Kanemitsu
俊明 金光
Kazuyuki Oda
一幸 小田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板金製ポリV溝プーリにおいて、最外周部に
材料破断面や母材肌が露出しないようにして取扱時に手
指を傷つけないようにする。最外周部に材料破断面や母
材肌が露出していない構成の板金製ポリV溝プーリを、
切削や研磨を行わずに製作する。 【構成】 軸方向一端側に軸方向外方に向けて拡径され
た鍔状の耳部3を有する板金製ポリV溝プーリにおい
て、破断面である耳部3の端面31を耳部3の半径方向
内方に向ける。耳部3の成形工程において、粗耳部に凹
溝状の成形面を押し付けて粗耳部を胴壁の半径方向内方
に押圧することにより、粗耳部の端面(破断面)を粗耳
部の半径方向内方に向かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板金製ポリV溝プーリ
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の板金製ポリV溝プーリはエンジ
ンと負荷の間の回転伝達経路中に介在されて使用される
ことが多い。特公平1−44420号公報などには、上
記種類の板金製ポリV溝プーリを一枚の金属製プレート
に絞り成形や転造などを施して製作し得ることが記載さ
れている。この公報に記載された方法で製造される板金
製ポリV溝プーリは、円筒状胴壁における軸方向複数箇
所にV溝が環状に成形されていると共に、上記胴壁にお
ける軸方向の一端部と他端部とのそれぞれに軸方向外方
に向けて拡径された鍔状の耳部が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒状胴壁に複数のV
溝でなるポリV溝と耳部とが具備されている上記のよう
な板金製ポリV溝プーリは手で持って取り扱われること
も多いので、その最外周部に材料破断面や母材肌が露出
していると手指を傷つける危険がある。また、そのよう
な危険を無くするために、端面に露出した材料破断面や
母材肌に切削や研磨といった端面処理を施すようにする
と、不可避的に発生する切粉が経済性や衛生面に悪影響
を及ぼし、場合によっては板金製ポリV溝プーリに上記
の切削や研磨に起因する強度的な問題が生じることもあ
る。
【0004】本発明は以上の事情のもとでなされたもの
であり、板金製ポリV溝プーリの最外周部に材料破断面
や母材肌が露出していない構成の板金製ポリV溝プーリ
を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、板金製ポリV溝プーリの
最外周部に材料破断面や母材肌が露出していない構成の
板金製ポリV溝プーリを、切削や研磨を行わずに製作す
ることのできる板金製ポリV溝プーリの製造方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の板金製ポ
リV溝プーリは、少なくとも軸方向一端側に開放口を有
しこの開放口の周縁部に端面が位置する円筒状胴壁に対
し、ポリV溝成形工程を行って上記胴壁の軸方向複数箇
所にV溝が環状に成形されていると共に、耳部成形工程
を行って上記胴壁の軸方向一端部に軸方向外方に向けて
拡径された鍔状の耳部が成形されている板金製ポリV溝
プーリにおいて、上記耳部の端面が上記胴壁の端面に相
当し、かつその耳部の端面が耳部の半径方向内方を向い
ているものである。
【0007】請求項2記載の板金製ポリV溝プーリの製
造方法は、少なくとも軸方向一端側に開放口を有しこの
開放口の周縁部に端面が位置する円筒状胴壁に対し、ポ
リV溝成形工程を行って上記胴壁の軸方向複数箇所にV
溝が環状に成形されていると共に、耳部成形工程を行っ
て上記胴壁の軸方向一端部に軸方向外方に向けて拡径さ
れた鍔状の耳部が成形されている板金製ポリV溝プーリ
の製造方法において、耳部成形工程が、胴壁の軸方向一
端部を軸方向外方に向かって拡径状に突出する鍔形に成
形して上記胴壁の端面を半径方向外方に移動させること
により移動後の上記胴壁の端面が最外周部に位置する粗
耳部を成形する耳部予備成形工程と、粗耳部の内周面を
内型で支持すると共に、その粗耳部の外周面に凹溝状の
成形面を備えた外型の上記成形面を押し付けて上記粗耳
部を胴壁の半径方向内方に押圧することにより、上記胴
壁の端面に相当する上記粗耳部の端面を粗耳部の半径方
向内方に向かせる端面処理工程と、を含むものである。
【0008】請求項3記載の板金製ポリV溝プーリの製
造方法は、請求項2記載のものにおいて、胴壁の軸方向
複数箇所にV溝を環状に成形するポリV溝成形工程を、
端面処理工程と併行して行うものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明による板金製ポリV溝プー
リにおいて、ポリV溝は円筒状胴壁に対してポリV溝成
形工程を行うことにより形成されているので、ポリV溝
の成形箇所に円筒状胴壁の端面が露出することはない。
また、円筒状胴壁に対して耳部成形工程を行うことによ
り成形された耳部は、上記胴壁の端面に相当している耳
部の端面が耳部の半径方向内方を向いているので、耳部
の最外周部に胴壁の端面が露出していない。したがっ
て、板金製ポリV溝プーリを手で持って取り扱っても、
上記胴壁の端面のような材料破断面や母材肌に手指が触
れにくくなる。
【0010】請求項2および請求項3記載の発明による
板金製ポリV溝プーリの製造方法によると、請求項1記
載の構成を備えた板金製ポリV溝プーリを切削や研磨を
行わずに製作することができる。
【0011】
【実施例】図1は請求項1に記載した発明の実施例によ
る板金製ポリV溝プーリAの断面図、図2は同板金製ポ
リV溝プーリの要部を拡大した概略斜視図である。
【0012】この板金製ポリV溝プーリ(以下、実施例
に説明では単にポリV溝プーリという)Aにおいては、
軸方向一端側に開放口12を有する円筒状胴壁1の軸方
向複数箇所にV溝2が環状に成形されており、これらの
各V溝2の群によってポリV溝20が構成されている。
また、上記胴壁1の軸方向一端部および軸方向他端部の
それぞれに、胴壁1の軸方向外方に向けて拡径された鍔
状の耳部3,4が成形されている。
【0013】胴壁1の軸方向一端部に成形されている耳
部3は、その端面31が耳部3の内周部に位置してその
半径方向内方を向いている。ここで、耳部3の端面31
は、元々は上記胴壁1の端面11(図6〜図8参照)で
あった部分に相当している。そして、胴壁1の端面11
は、上記耳部3が成形される前には上記開放口12の周
縁部に位置していたものであって、たとえば破断面によ
り形成されている。なお、上記したポリV溝20は、上
記胴壁1に対してポリV溝成形工程を行うことにより成
形されており、胴壁1の軸方向一端部の耳部3は胴壁1
に対して耳部成形工程を行うことにより成形されてい
る。ポリV溝成形工程や耳部成形工程の詳細については
後述する。
【0014】胴壁1の軸方向他端部に成形されている耳
部4は、材料を2層重ねに折返すことによって形成され
ている。この耳部4を成形する工程についても後述す
る。
【0015】以上のように構成されたポリV溝プーリA
において、2つの耳部3,4の外周直径はポリV溝20
の外周直径よりも大きくなっている。また、ポリV溝2
0や胴壁1の軸方向一端部の耳部3の表面はポリV溝成
形工程や耳部成形工程を経ることにより形成されたエッ
ジ部を持たない滑らかな成形面であり、また、胴壁1の
軸方向他端部の耳部4の表面も滑らかな面であるから、
それらの各面を手で持ってポリV溝プーリAを取り扱っ
ても手指が傷つく危険はない。その上、破断面により形
成されている耳部3の端面31が耳部3の内周部に位置
してその半径方向内方を向いていることにより、ポリV
溝プーリAを手で持ってもこの端面31に手指が触れる
おそれはほとんどないことから、耳部3の端面31によ
って手指が傷つく危険もほとんどない。
【0016】次に、図3〜図10および図11を参照し
て請求項2および請求項3に記載した発明の実施例によ
るポリV溝プーリの製造方法を説明する。なお、この実
施例は、図1および図2で説明したポリV溝プーリAの
具体的な製造方法でもある。
【0017】ポリV溝プーリAの製作には、図3に示し
た所定厚さの円板形の金属製プレート(板金製素材)P
が出発材料として用いられ、このプレートPの外周端面
を黒丸P1で示してある。
【0018】図4のように、上記プレートPは内型10
0と外型200とを用いた絞り工程を経ることによりカ
ップ状に成形される。矢印X1は可動外型200の下動
状態を表している。こうして得られたカップ状素材Bに
は、絞り工程を経ることによって生じた余剰の鍔部B1
が形成されており、この鍔部B1の端面(黒丸で示して
ある)は上記プレートPの外周端面P1そのものであ
る。
【0019】次に、図5のように内押え型110,12
0と予備段押しローラ210とを用いることにより、図
4のカップ状素材Bの基板部B2を予備転造して傾斜段
部B3を有する段付カップ状素材Cを成形する。その
後、図6のように内型130と押え型220と剪断ロー
ラ300などを用いて段付カップ状素材Cに具備されて
いる余剰の鍔部B1を切り落とす。
【0020】上記各工程を経ることにより得られる段付
カップ状素材Cにおいては、その円筒状の胴部1の軸方
向一端部に開放口12が具備されているのに対し、胴部
1の軸方向他端部には上記傾斜段部B3を備えた基板部
B2が一体に具備されている。また、胴部1における開
放口12の周縁部には上記剪断ローラ300によって余
剰の鍔部B1を切り落とすことによって生じた剪断面
(破断面)でなる端面11(黒丸で示してある)が露出
することになる。
【0021】余剰の鍔部B1を切り落とした段付カップ
状素材Cは、胴部1が厚肉化される。この厚肉化工程は
図7の予備工程と図8の本工程とでなる。図7のよう
に、予備工程は、段付カップ状素材Cを内型140に嵌
め込み、かつ、下型150と上型230との間に胴部1
を挾み込んで下型150と上型230との間隔を狭める
ことにより胴部1を外周側に撓ませる工程である。この
予備工程を経た段付カップ状素材Cが本工程に移され
る。図8のように、本工程では、回転内型160と回転
上型240との間に段付カップ状素材Cが介在され、胴
部1の軸長が延びないようにして押圧用遊転ローラでな
る外型170によりその胴部1が半径方向内方に押圧さ
れる。これにより、胴部1が塑性変形して厚肉化され
る。
【0022】上記本工程と同時に次に述べる耳部予備成
形工程が行われる。上記回転内型160には、耳部予備
成形工程に対応し得るように凹所161が具備されてい
る。そのため、外型170で胴部1を押圧するときに同
時に耳部予備成形工程が行われ、回転内型160の凹所
161と外型170との共働により胴部1の軸方向一端
部が軸方向外方に向かって拡径状に突出する鍔形の粗耳
部3’が成形される。耳部予備成形工程で成形された粗
耳部3’の最外周部に位置する端面31’(黒丸で示し
てある)は上記胴壁1の端面11そのものである。した
がって、粗耳部3’の端面31’は、胴壁1の軸方向一
端部が上記のように鍔形に成形されていく過程で胴壁1
の端面11がその半径方向外方に移動したものである。
【0023】この実施例においては、上記本工程や耳部
予備成形工程と同時に、胴部1の軸方向他端部の耳部4
が成形される。この耳部4の成形工程に対応し得るよう
にするために、外型170には凸形成形面171とこれ
につづく凹所172とが具備されているのに対し、上記
回転上型240に上記凹所172に対応する押圧面24
1が具備されている。このため、耳部4が成形工程で
は、外型170の凸形成形面171および凹所172と
回転上型240の押圧面241との共働により胴部1の
軸方向他端部に折返し状の耳部4が成形される。
【0024】上記した耳部予備成形工程などを経た段付
カップ状素材Cに対して図9および図10に示した端面
処理工程とポリV溝成形工程とが併行して行われる。こ
れらの各工程では、内型180と上型250と押圧用ロ
ーラでなる外型190が用いられる。内型180には段
付カップ状素材Cの胴部内周面を支持する波形面181
や上記粗耳部3’の内周面を支持するテーパ面182な
どが具備されている。外型190にはポリV溝成形用の
複数の山形凸面191や上記粗耳部3’の外周面に対応
する凹溝状の成形面192などが具備されている。そし
て、内型180や上型250と共に段付カップ状素材C
を回転させながら外型190を段付カップ状素材Cに近
付けていくことによって、端面処理工程とポリV溝成形
工程とが併行して行われる。
【0025】上記端面処理工程は、図11の仮想線や図
9で示したように、内型180で内周面が支持された粗
耳部3’(仮想線で示してある)の外周面に外型190
の上記成形面192を押し付けて上記粗耳部3’を胴壁
1の半径方向内方(図11において左向き矢印Yで示し
てある)に押圧することにより行われ、この工程を経る
ことにより、上記粗耳部3’の端面31’が粗耳部3’
の半径方向内方に向くようになる。したがって、最終的
に成形された耳部3の端面31(黒丸で示してある)は
図2などで説明したように胴部1の半径方向内方を向
く。この端面処理工程は粗耳部3’の塑性変形を伴う。
【0026】ポリV溝成形工程では、段付カップ状素材
Cの胴部1に複数の山形凸面191によりポリV溝20
(図1参照)が転造される。
【0027】この実施例においては、端面処理工程とポ
リV溝成形工程を併行して行っているけれども、これら
の工程は別々に行ってもよい。また、この実施例におい
て、耳部3の端面31には胴部1に生じた余剰の鍔部B
1を切り落とすことにより形成された破断面が相当して
いるけれども、余剰の鍔部B1が生じないような成形方
法を採用することも可能であり、その場合には耳部3の
端面31がプレートPの端面P1に相当する。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明による板金製ポリV
溝プーリは、材料破断面または母材肌面である円筒状胴
壁の端面が耳部の端面となり、しかもその耳部の端面が
耳部の半径方向内方を向く構成になっているので、板金
製ポリV溝プーリの最外周部に材料破断面や母材肌面が
露出していない。したがって、板金製ポリV溝プーリを
手で持って取り扱っても材料破断面や母材肌面で手指を
傷つける危険が少なくなり、組立作業者にとっての安全
性が向上する。この効果は、耳部の端面に切削や研磨を
施さなくても奏される効果であるので、切削や研磨の手
間を省けることになり、それだけ経済性が向上し、ま
た、切粉が生じない点で衛生的であり、さらに、強度を
低下させるおそれがない点でも好ましい。
【0029】請求項2や請求項3記載の発明による板金
製ポリV溝プーリの製造方法によると、請求項1記載の
構成を有する板金製ポリV溝プーリを、切削や研磨を行
うことなく製作することが可能であるので、経済面や衛
生面で優れており、また、製作した板金製ポリV溝プー
リの強度を低下させるおそれがない点でも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明の実施例による板金製
ポリV溝プーリの断面図である。
【図2】同板金製ポリV溝プーリの要部を拡大した概略
斜視図である。
【図3】プレートの断面形状を示す説明図である。
【図4】絞り工程説明図である。
【図5】段付カップ状素材を成形する工程の説明図であ
る。
【図6】余剰の鍔部を剪断する工程の説明図である。
【図7】厚肉化工程での予備工程の説明図である。
【図8】厚肉化工程での本工程の説明図である。
【図9】端面処理工程やポリV溝成形工程の初期段階の
説明図である。
【図10】端面処理工程やポリV溝成形工程の最終段階
の説明図である。
【図11】拡大して示した端面処理工程の説明図であ
る。
【符号の説明】
A 板金製ポリV溝プーリ 1 胴壁 2 V溝 3 耳部 3’ 粗耳部 11 胴壁の端面 12 開放口 20 ポリV溝 31 耳部の端面 31’ 粗耳部の端面 180 内型 190 外型 192 成形面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも軸方向一端側に開放口を有し
    この開放口の周縁部に端面が位置する円筒状胴壁に対
    し、ポリV溝成形工程を行って上記胴壁の軸方向複数箇
    所にV溝が環状に成形されていると共に、耳部成形工程
    を行って上記胴壁の軸方向一端部に軸方向外方に向けて
    拡径された鍔状の耳部が成形されている板金製ポリV溝
    プーリにおいて、 上記耳部の端面が上記胴壁の端面に相当し、かつその耳
    部の端面が耳部の半径方向内方を向いていることを特徴
    とする板金製ポリV溝プーリ。
  2. 【請求項2】 少なくとも軸方向一端側に開放口を有し
    この開放口の周縁部に端面が位置する円筒状胴壁に対
    し、ポリV溝成形工程を行って上記胴壁の軸方向複数箇
    所にV溝が環状に成形されていると共に、耳部成形工程
    を行って上記胴壁の軸方向一端部に軸方向外方に向けて
    拡径された鍔状の耳部が成形されている板金製ポリV溝
    プーリの製造方法において、 耳部成形工程が、胴壁の軸方向一端部を軸方向外方に向
    かって拡径状に突出する鍔形に成形して上記胴壁の端面
    を半径方向外方に移動させることにより移動後の上記胴
    壁の端面が最外周部に位置する粗耳部を成形する耳部予
    備成形工程と、粗耳部の内周面を内型で支持すると共
    に、その粗耳部の外周面に凹溝状の成形面を備えた外型
    の上記成形面を押し付けて上記粗耳部を胴壁の半径方向
    内方に押圧することにより、上記胴壁の端面に相当する
    上記粗耳部の端面を粗耳部の半径方向内方に向かせる端
    面処理工程と、を含むことを特徴とする板金製ポリV溝
    プーリの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の板金製ポリV溝プーリの
    製造方法において、胴壁の軸方向複数箇所にV溝を環状
    に成形するポリV溝成形工程を、端面処理工程と併行し
    て行う板金製ポリV溝プーリの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000070243A1 (fr) * 1999-05-13 2000-11-23 Kanemitsu Corporation Poulie a plusieurs gorges en v formee dans une feuille metallique et son procede de fabrication
US6875142B2 (en) 2000-12-20 2005-04-05 Kanemitsu Corporation Poly-V pulley made of metal sheet and method of manufacturing the same

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US6625887B1 (en) 1999-05-13 2003-09-30 Kanemitsu Corporation Sheet metal-made poly V-grooved pulley and method of manufacturing the pulley
US6875142B2 (en) 2000-12-20 2005-04-05 Kanemitsu Corporation Poly-V pulley made of metal sheet and method of manufacturing the same

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