JPH07116613A - 洗浄装置のブラシ回転駆動機構 - Google Patents
洗浄装置のブラシ回転駆動機構Info
- Publication number
- JPH07116613A JPH07116613A JP5266035A JP26603593A JPH07116613A JP H07116613 A JPH07116613 A JP H07116613A JP 5266035 A JP5266035 A JP 5266035A JP 26603593 A JP26603593 A JP 26603593A JP H07116613 A JPH07116613 A JP H07116613A
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- JP
- Japan
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- brush
- shaft
- cleaning device
- rotation
- drive mechanism
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- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 2
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、洗浄装置、特にガラス基板を
洗浄対象物とする洗浄装置のディスク型ブラシ部におい
て、ブラシ高さを任意に微調節でき、簡素な構造である
ブラシ回転駆動機構を提供することにある。 【構成】回転軸は二重構造となっていて、ブラシを回転
させるための筒軸2の内側にはブラシ高さを調節するた
めの中軸1がある。筒軸2はトルク伝達片7によりブラ
シ部8へ回転駆動を与え、中軸1はネジ部4により軸心
方向に螺進可能でブラシ部8とは面で当接している。そ
の中軸1の他端は押しネジ6で固定できるカラー3のみ
の構成であり、カラー3には目盛を振っておくことによ
り中軸1のねじ込み量すなわちブラシ高さを知る。
洗浄対象物とする洗浄装置のディスク型ブラシ部におい
て、ブラシ高さを任意に微調節でき、簡素な構造である
ブラシ回転駆動機構を提供することにある。 【構成】回転軸は二重構造となっていて、ブラシを回転
させるための筒軸2の内側にはブラシ高さを調節するた
めの中軸1がある。筒軸2はトルク伝達片7によりブラ
シ部8へ回転駆動を与え、中軸1はネジ部4により軸心
方向に螺進可能でブラシ部8とは面で当接している。そ
の中軸1の他端は押しネジ6で固定できるカラー3のみ
の構成であり、カラー3には目盛を振っておくことによ
り中軸1のねじ込み量すなわちブラシ高さを知る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス基板,シリコン
基板を洗浄対象物とした洗浄装置に係り、ディスクブラ
シを用いた擦り洗浄を行う洗浄装置のブラシ高さ調節機
構に関するものである。
基板を洗浄対象物とした洗浄装置に係り、ディスクブラ
シを用いた擦り洗浄を行う洗浄装置のブラシ高さ調節機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、実開平4−96844号公報
記載のように、ブラシ部に回転を伝える回転軸そのもの
を上下することによりブラシ高さを調節する。その為部
品の数がかなり多く複雑な機構でありメンテ性低下,調
整作業に時間かかるなどの問題がある。又、ピンとピン
孔の嵌合により回転軸とその外側の筒軸が固定されるた
め、ピンとピン孔の嵌入位置以外での固定はできず、ピ
ン孔のピッチ角度以外での固定で得られるブラシ高さに
は調節できない。
記載のように、ブラシ部に回転を伝える回転軸そのもの
を上下することによりブラシ高さを調節する。その為部
品の数がかなり多く複雑な機構でありメンテ性低下,調
整作業に時間かかるなどの問題がある。又、ピンとピン
孔の嵌合により回転軸とその外側の筒軸が固定されるた
め、ピンとピン孔の嵌入位置以外での固定はできず、ピ
ン孔のピッチ角度以外での固定で得られるブラシ高さに
は調節できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の機構で
は、複雑な構造となっているが、メンテ性向上,調整作
業の容易化のため簡素な構造が望ましい。又、ブラシ高
さを任意に調節できないという問題があった。
は、複雑な構造となっているが、メンテ性向上,調整作
業の容易化のため簡素な構造が望ましい。又、ブラシ高
さを任意に調節できないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、回転伝達の為の部品と高
さ調節の為の部品とを明確に分離し、構造を簡素化し部
品点数を減らし、更に、ブラシ高さを任意に変更できる
構造にすることにある。
さ調節の為の部品とを明確に分離し、構造を簡素化し部
品点数を減らし、更に、ブラシ高さを任意に変更できる
構造にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ブラシに回
転を与える回転軸を二重構造とし、回転伝達とブラシ高
さ調節の働きを分離した。又、ブラシ高さを調節するこ
とを目的とする部品は、中軸,中軸と一体となって回転
できるカラー、及びその中軸を固定させるための押しネ
ジのみとした。
転を与える回転軸を二重構造とし、回転伝達とブラシ高
さ調節の働きを分離した。又、ブラシ高さを調節するこ
とを目的とする部品は、中軸,中軸と一体となって回転
できるカラー、及びその中軸を固定させるための押しネ
ジのみとした。
【0006】
【作用】図1に示すように、筒軸2はプーリー5から伝
えられた回転力をブラシ部8に伝達する。中軸1は、回
転操作することにより筒軸2内を上下しブラシ部8を上
下させる。又、カラー3の目盛により押し込み量を読む
ことができるが、360°を等分した目盛を振っておけば
ネジ部4のピッチの大きさと回転操作の回転角により、
押し込み量すなわちブラシ高さを知ることができる。
えられた回転力をブラシ部8に伝達する。中軸1は、回
転操作することにより筒軸2内を上下しブラシ部8を上
下させる。又、カラー3の目盛により押し込み量を読む
ことができるが、360°を等分した目盛を振っておけば
ネジ部4のピッチの大きさと回転操作の回転角により、
押し込み量すなわちブラシ高さを知ることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1,図2により説
明する。
明する。
【0008】図1において、回転軸は中軸1と筒軸2に
より構成している。プーリー5よりの回転力は、キー1
1,ベアリング9により支持された筒軸2、及びトルク
伝達片7によって、ブラシ部8へ伝えられる。
より構成している。プーリー5よりの回転力は、キー1
1,ベアリング9により支持された筒軸2、及びトルク
伝達片7によって、ブラシ部8へ伝えられる。
【0009】中軸1は、ネジ部4により筒軸2内を上下
できるよう結合されている。中軸2のプーリー5側端部
にはカラー3を設置し、押しネジ6により筒軸2に固定
する。他端はブラシ部と平面で当接している。
できるよう結合されている。中軸2のプーリー5側端部
にはカラー3を設置し、押しネジ6により筒軸2に固定
する。他端はブラシ部と平面で当接している。
【0010】ブラシ高さを操作するときは、中軸1を回
転操作する。中軸1が押し込まれるとブラシ部8との当
接面12がブラシ部8を押し、ブラシを下げることがで
きる。その際、ブラシ部8は、中軸1を押し込んだ向き
と逆向きにバネ13の弾性力を受けているので、逆に中
軸1を引き込んだ場合でも当接面12は離れることはな
い。つまり中軸1を上下させたときブラシはそれに追従
しているのである。
転操作する。中軸1が押し込まれるとブラシ部8との当
接面12がブラシ部8を押し、ブラシを下げることがで
きる。その際、ブラシ部8は、中軸1を押し込んだ向き
と逆向きにバネ13の弾性力を受けているので、逆に中
軸1を引き込んだ場合でも当接面12は離れることはな
い。つまり中軸1を上下させたときブラシはそれに追従
しているのである。
【0011】ブラシを回転させるための回転力は、プー
リー5よりキー11を介して筒軸2へ伝わり、トルク伝
達片7によりブラシ部8へ伝えられる。中軸1は直接回
転力を伝える働きをしないので負荷は小さく、中軸1は
押しネジ6により筒軸2に固定するだけでよい。
リー5よりキー11を介して筒軸2へ伝わり、トルク伝
達片7によりブラシ部8へ伝えられる。中軸1は直接回
転力を伝える働きをしないので負荷は小さく、中軸1は
押しネジ6により筒軸2に固定するだけでよい。
【0012】図2において、カラー3に目盛10を振る
ことにより中軸1を押し込んだときの押し込み量を知る
ことができる。目盛10は360°をn等分して振って
おけばピッチの大きさpとの関係より、一目盛p/nと
なり、カラー3の回転から中軸1の押し込み量すなわち
ブラシ高さを得ることができる。例えば、目盛を360
°毎に振っておけば、ピッチが1の場合一目盛当り0.
1mm となる。更に細かい目盛を振れば、それ以下の微
調節ができる。
ことにより中軸1を押し込んだときの押し込み量を知る
ことができる。目盛10は360°をn等分して振って
おけばピッチの大きさpとの関係より、一目盛p/nと
なり、カラー3の回転から中軸1の押し込み量すなわち
ブラシ高さを得ることができる。例えば、目盛を360
°毎に振っておけば、ピッチが1の場合一目盛当り0.
1mm となる。更に細かい目盛を振れば、それ以下の微
調節ができる。
【0013】以上の構造であれば、中軸1,カラー3,
押しネジ6及びカラー3固定の為のネジのみでブラシ高
さ調節を行うことができ、複雑な構造,多数の部品を必
要とせずに、任意の位置に調節できる。
押しネジ6及びカラー3固定の為のネジのみでブラシ高
さ調節を行うことができ、複雑な構造,多数の部品を必
要とせずに、任意の位置に調節できる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、ブラシ高さを調節するた
めの軸の固定は軽い保持力ですむため構造を簡素化する
ことができメンテ性・作業性が良く、更に、ブラシ高さ
は任意に調節でき微調整が行える。
めの軸の固定は軽い保持力ですむため構造を簡素化する
ことができメンテ性・作業性が良く、更に、ブラシ高さ
は任意に調節でき微調整が行える。
【図1】本発明の一実施例であるブラシ回転駆動機構の
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の一実施例であるブラシ回転駆動機構の
斜視図である。
斜視図である。
1…中軸、2…筒軸、3…カラー、4…ネジ部、5…プ
ーリー、6…押しネジ、7…トルク伝達片、8…ブラシ
部、9…ベアリング、10…目盛、11…キー、12…
当接面、13…バネ。
ーリー、6…押しネジ、7…トルク伝達片、8…ブラシ
部、9…ベアリング、10…目盛、11…キー、12…
当接面、13…バネ。
Claims (3)
- 【請求項1】回転軸端のトルク伝達片と嵌合しその嵌合
を弾性部材により保持しながら回転力を得ているディス
ク型ブラシを、被洗浄物に当接させ擦り洗浄を行う洗浄
装置において、ブラシ部に回転を伝える回転軸を外側の
筒軸と内側の中軸の二重回転軸とし、軸心方向固定の筒
軸は回転力を伝え、軸心方向に移動可能な中軸はブラシ
高さを調節する働きを持つ構造であることを特徴とする
洗浄装置のブラシ回転駆動機構。 - 【請求項2】請求項1の洗浄装置のブラシ回転駆動機構
の、二重回転軸のブラシ側端部において、内側の中軸は
ブラシ部と面で当接し前述弾性部材により保持され、外
側の筒軸はトルク伝達片により回転を伝達する構造であ
ることを特徴とする洗浄装置のブラシ回転駆動機構。 - 【請求項3】請求項1又は2の洗浄装置のブラシ回転駆
動機構の、二重回転軸の前述ブラシ側と逆側端部におい
て、中軸はネジ部により筒軸と接合し筒軸内を螺進可能
で、更に端部に有するカラーと筒軸とを押しネジで固定
され筒軸と同回転を得る構造であり、プーリーよりの回
転力を筒軸へ伝える構造であることを特徴とする洗浄装
置のブラシ回転駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5266035A JPH07116613A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 洗浄装置のブラシ回転駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5266035A JPH07116613A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 洗浄装置のブラシ回転駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116613A true JPH07116613A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17425487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5266035A Pending JPH07116613A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 洗浄装置のブラシ回転駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116613A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150039681A (ko) * | 2013-10-03 | 2015-04-13 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 기판 세정 장치 및 기판 처리 장치 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5266035A patent/JPH07116613A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150039681A (ko) * | 2013-10-03 | 2015-04-13 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 기판 세정 장치 및 기판 처리 장치 |
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