JPH0711651Y2 - 自動車用シートのアームレスト取付構造 - Google Patents
自動車用シートのアームレスト取付構造Info
- Publication number
- JPH0711651Y2 JPH0711651Y2 JP1989036672U JP3667289U JPH0711651Y2 JP H0711651 Y2 JPH0711651 Y2 JP H0711651Y2 JP 1989036672 U JP1989036672 U JP 1989036672U JP 3667289 U JP3667289 U JP 3667289U JP H0711651 Y2 JPH0711651 Y2 JP H0711651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- collar
- seat
- support shaft
- seatback
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動車用シートのアームレスト取付構造、より
詳しくはシートバックの背裏から前面方向に傾斜状に迫
り出す外側面に、支軸を介してアームレストを回動自在
に取付けるシートにおいて、シートバックとアームレス
トとの間の間隙防止構造に関する。
詳しくはシートバックの背裏から前面方向に傾斜状に迫
り出す外側面に、支軸を介してアームレストを回動自在
に取付けるシートにおいて、シートバックとアームレス
トとの間の間隙防止構造に関する。
（従来の技術とその問題点） シートバックの背裏から前面方向に傾斜状に迫り出す外
側面に支軸を介してアームレストを回動可能に軸着した
シートは、シートバックの外側面の形状が傾斜状になっ
ているため、このシートバックの外側面とアームレスト
との間に間隙が生じ、この間隙から前記支軸が後席側か
ら視覚され、シートの美感を損なう不具合があった。
側面に支軸を介してアームレストを回動可能に軸着した
シートは、シートバックの外側面の形状が傾斜状になっ
ているため、このシートバックの外側面とアームレスト
との間に間隙が生じ、この間隙から前記支軸が後席側か
ら視覚され、シートの美感を損なう不具合があった。
斯る不具合を除去するために、第４図、第５図に示すよ
うに、シートバック（SB）とアームレスト（ａ）との間
の支軸（１）にリング状のカラー（３′）を介装すれば
良いが、斯様にカラー（３′）を支軸（１）に介装する
とアームレスト（ａ）は支軸（１）に対して回動可能に
取付けられているため、アームレスト（ａ）を使用状態
から非使用状態に、或いは、この逆に回動した際、カラ
ー（３′）がアームレスト（ａ）側に接触して、アーム
レスト（ａ）と共に回動する。従って、カラー（３′）
とバックガーニッシュ（４）との間に間隙（イ）が生
じ、この間隙（イ）によってシートの外観が損なわれ
る。なお、第４図、第５図において図中（51）はシート
バック（SB）の外側面図、（52）はシートバック（SB）
の背裏、（53）はシートバックの前面を夫々示す。
うに、シートバック（SB）とアームレスト（ａ）との間
の支軸（１）にリング状のカラー（３′）を介装すれば
良いが、斯様にカラー（３′）を支軸（１）に介装する
とアームレスト（ａ）は支軸（１）に対して回動可能に
取付けられているため、アームレスト（ａ）を使用状態
から非使用状態に、或いは、この逆に回動した際、カラ
ー（３′）がアームレスト（ａ）側に接触して、アーム
レスト（ａ）と共に回動する。従って、カラー（３′）
とバックガーニッシュ（４）との間に間隙（イ）が生
じ、この間隙（イ）によってシートの外観が損なわれ
る。なお、第４図、第５図において図中（51）はシート
バック（SB）の外側面図、（52）はシートバック（SB）
の背裏、（53）はシートバックの前面を夫々示す。
そこで、本考案は外側面が傾斜状に迫り出したシートバ
ックに支軸を介してアームレストを取付けるシートにお
いて、そのシートバックの外側面とアームレストとの間
にシートの美感を損なう間隙が生じないようにすること
を目的とする。
ックに支軸を介してアームレストを取付けるシートにお
いて、そのシートバックの外側面とアームレストとの間
にシートの美感を損なう間隙が生じないようにすること
を目的とする。
（問題点を解決するための手段） 以上の目的を達成するための本考案はは、シートバック
の外側面より外方に突出する支軸にアームレストを回動
可能に軸着すると共に前記シートバックの外側面をシー
トバックの背裏から前面方向に向けて傾斜状に迫り出す
ように形成してなる自動車用シートにおいて、前記支軸
にストッパを固定すると共に該ストッパに前記支軸に挿
通するカラーを係合させ、該カラーはその一端縁を前記
シートバックの外側面に沿って形成し、他端縁を前記ア
ームレストのシートバック側外側面に沿って形成し、該
カラーの前記一端縁側に、シートバックの背裏側を被覆
するバックガーニッシュの内側に挿入係止する係止突部
を設けてなることを特徴とするものである。
の外側面より外方に突出する支軸にアームレストを回動
可能に軸着すると共に前記シートバックの外側面をシー
トバックの背裏から前面方向に向けて傾斜状に迫り出す
ように形成してなる自動車用シートにおいて、前記支軸
にストッパを固定すると共に該ストッパに前記支軸に挿
通するカラーを係合させ、該カラーはその一端縁を前記
シートバックの外側面に沿って形成し、他端縁を前記ア
ームレストのシートバック側外側面に沿って形成し、該
カラーの前記一端縁側に、シートバックの背裏側を被覆
するバックガーニッシュの内側に挿入係止する係止突部
を設けてなることを特徴とするものである。
従って、カラーはシートバックの外側面とアームレスト
との間隙に、隙間なく装着できるような形状になり、こ
のカラーはストッパに係止され、このストッパはシート
バック側に固定した支軸に固定されているため、アーム
レストの回動によって回動せず一定に保持される。ま
た、カラーにはバックガーニッシュ内に挿入する係止突
部が設けてあるので、カラーとバックガーニッシュとの
間に間隙が発生しない。
との間隙に、隙間なく装着できるような形状になり、こ
のカラーはストッパに係止され、このストッパはシート
バック側に固定した支軸に固定されているため、アーム
レストの回動によって回動せず一定に保持される。ま
た、カラーにはバックガーニッシュ内に挿入する係止突
部が設けてあるので、カラーとバックガーニッシュとの
間に間隙が発生しない。
（実施例） 以下、本考案の実施例を第１図乃至第３図に基づいて説
明する。
明する。
図中（１）はシートバック（SB）の外側面（51）から外
方に突出させてアームレスト（ａ）を回動自在に支持す
る支軸で、該支軸（１）はシートバック（SB）に固定さ
れている。この支軸（１）におけるアームレスト（ａ）
とシートバック（SB）との間にはストッパ（２）が溶接
など適宜方法によって固着され、このストッパ（２）に
はその外周部に、係止爪部（21）（21）が設けてある。
方に突出させてアームレスト（ａ）を回動自在に支持す
る支軸で、該支軸（１）はシートバック（SB）に固定さ
れている。この支軸（１）におけるアームレスト（ａ）
とシートバック（SB）との間にはストッパ（２）が溶接
など適宜方法によって固着され、このストッパ（２）に
はその外周部に、係止爪部（21）（21）が設けてある。
図中（３）に示すカラーは合成樹脂で筒状に成形し、そ
の一端縁（33）はシートバック（SB）の外側面（51）に
沿うように、また、他端縁（32）はアームレスト（ａ）
のシートバック（SB）側の外側面に沿って夫々形成し
て、左右両端縁（32）（33）がシートバック（SB）及び
アームレスト（ａ）の外側面に接合、若しくは近接し
て、シートバック（SB）とアームレスト（ａ）との間に
隙間が生じないようにしてある。
の一端縁（33）はシートバック（SB）の外側面（51）に
沿うように、また、他端縁（32）はアームレスト（ａ）
のシートバック（SB）側の外側面に沿って夫々形成し
て、左右両端縁（32）（33）がシートバック（SB）及び
アームレスト（ａ）の外側面に接合、若しくは近接し
て、シートバック（SB）とアームレスト（ａ）との間に
隙間が生じないようにしてある。
そして、このカラー（３）の一端縁（33）におけるバッ
クガーニッシュ（４）に対応する部分にはバックガーニ
ッシュ（４）の内側に挿入係止する係止突部（34）が一
体成形されている。
クガーニッシュ（４）に対応する部分にはバックガーニ
ッシュ（４）の内側に挿入係止する係止突部（34）が一
体成形されている。
また、このカラー（３）の内面側には補強リブ（35）
（35）…と支軸（１）を挿通する通孔を有する支持片
（36）が一体成形されており、この支持片（36）には前
記ストッパ（２）の係止爪部（21）（21）を係合する凹
部（31）（31）が設けてある。
（35）…と支軸（１）を挿通する通孔を有する支持片
（36）が一体成形されており、この支持片（36）には前
記ストッパ（２）の係止爪部（21）（21）を係合する凹
部（31）（31）が設けてある。
斯して、このカラー（３）に設けた凹部（31）（31）
に、支軸（１）に固着するストッパ（２）の係止爪部
（21）（21）が係合すると、カラー（３）は支軸（１）
に固定され回動することがない。また、カラー（３）の
係止突部（34）がバックガーニッシュ（４）の内側に挿
入係止されているので、カラー（３）の軸方向の移動は
規制される。
に、支軸（１）に固着するストッパ（２）の係止爪部
（21）（21）が係合すると、カラー（３）は支軸（１）
に固定され回動することがない。また、カラー（３）の
係止突部（34）がバックガーニッシュ（４）の内側に挿
入係止されているので、カラー（３）の軸方向の移動は
規制される。
（効果） 本考案によれば、カラーがシートバックとアームレスト
間の間隙に、隙間なく装着されるため、アームレストを
取付ける支軸などが外部から視覚されることがない。従
って、前記従来品に比べシートの外観が向上するし、ま
た、前記カラーはストッパとバックガーニッシュの内側
に挿入係止する係止突部とによって確実に固定されるの
で、長期使用してもアームレストとシートバックとの間
にシートの外観を損なう間隙が発生することがない。
間の間隙に、隙間なく装着されるため、アームレストを
取付ける支軸などが外部から視覚されることがない。従
って、前記従来品に比べシートの外観が向上するし、ま
た、前記カラーはストッパとバックガーニッシュの内側
に挿入係止する係止突部とによって確実に固定されるの
で、長期使用してもアームレストとシートバックとの間
にシートの外観を損なう間隙が発生することがない。
第１図乃至第３図は本考案の一実施例を示し、第１図は
要部の断面図、第２図は同要部の斜視図、第３図はカラ
ーとストッパの斜視図、第４図は提案品の部分断面図、
第５図は同斜視図である。 図中（１）は支軸、（２）はストッパ、（３）はカラ
ー、（34）はカラーの係止突部、（４）はバックガーニ
ッシュを夫々示す。
要部の断面図、第２図は同要部の斜視図、第３図はカラ
ーとストッパの斜視図、第４図は提案品の部分断面図、
第５図は同斜視図である。 図中（１）は支軸、（２）はストッパ、（３）はカラ
ー、（34）はカラーの係止突部、（４）はバックガーニ
ッシュを夫々示す。
Claims (1)
- 【請求項１】シートバックの外側面より外方に突出する
支軸にアームレストを回動可能に軸着すると共に前記シ
ートバックの外側面をシートバックの背裏から前面方向
に向けて傾斜状に迫り出すように形成してなる自動車用
シートにおいて、前記支軸にストッパを固定すると共に
該ストッパに前記支軸に挿通するカラーを係合させ、該
カラーはその一端縁を前記シートバックの外側面に沿っ
て形成し、他端縁を前記アームレストのシートバック側
外側面に沿って形成し、該カラーの前記一端縁側に、シ
ートバックの背裏側を被覆するバックガーニッシュの内
側に挿入係止する係止突部を設けてなることを特徴とす
る自動車用シートのアームレスト取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989036672U JPH0711651Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 自動車用シートのアームレスト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989036672U JPH0711651Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 自動車用シートのアームレスト取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127254U JPH02127254U (ja) | 1990-10-19 |
| JPH0711651Y2 true JPH0711651Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31543105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989036672U Expired - Lifetime JPH0711651Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 自動車用シートのアームレスト取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711651Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6430216B2 (ja) * | 2014-11-11 | 2018-11-28 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62111456U (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-16 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1989036672U patent/JPH0711651Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127254U (ja) | 1990-10-19 |
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