JPH07115482B2 - サーマルヘッドアレイの構造 - Google Patents

サーマルヘッドアレイの構造

Info

Publication number
JPH07115482B2
JPH07115482B2 JP7817991A JP7817991A JPH07115482B2 JP H07115482 B2 JPH07115482 B2 JP H07115482B2 JP 7817991 A JP7817991 A JP 7817991A JP 7817991 A JP7817991 A JP 7817991A JP H07115482 B2 JPH07115482 B2 JP H07115482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating resistor
thermal head
side wiring
common electrode
wiring pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7817991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04290756A (ja
Inventor
武 豊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
Priority to JP7817991A priority Critical patent/JPH07115482B2/ja
Publication of JPH04290756A publication Critical patent/JPH04290756A/ja
Publication of JPH07115482B2 publication Critical patent/JPH07115482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録装置に使用す
るサーマルヘッドアレイの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来使用されてきたサーマルヘッドアレ
イは、構造的に言って交互リード方式と共通電極方式に
大別される。図2は従来の交互リード方式のサーマルヘ
ッドアレイの構造の一例を示す図、図3は図2に示すサ
ーマルヘッドアレイの等価回路を示す図であり、図にお
いて、1は発熱抵抗体、2はシフトレジスタ、3はラッ
チ、4はドライバ、5は直流電源、7はスイッチ、8は
逆流阻止用ダイオード、9は電源側配線パターン、10
は接地側配線パターンを示す。シフトレジスタ2,ラッ
チ3,ドライバ4は、通常ICで構成され、これらを一
括して制御回路IC11と言うこととする。
【0003】制御回路IC11によって接地側配線パタ
ーン10のうち10aが選択されて接地された場合、ス
イッチ7を介し電源側配線パターン9の内の9aと、接
地側配線パターン10aとの間に電流が流れ、発熱抵抗
体1の1aの部分が発熱する。また、パターン10aが
接地されたままの状態で、スイッチ7が切り換えられる
と、パターン9bとパターン10aとの間に電流が流
れ、発熱抵抗体1の1bの部分が発熱する。
【0004】図4は従来の共通電極方式のサーマルヘッ
ドアレイの構造の一例を示す図、図5は図4に示すサー
マルヘッドアレイの等価回路を示す図で、図において、
図2と同一符号は同一または相当する部分を示し、6は
共通電極を示す。制御回路IC11によって接地側配線
パターン10のうち10aが選択されて接地された場
合、パターン9aおよび9bと、パターン10aとの間
に電流が流れ、発熱抵抗体1の1aおよび1bの部分が
発熱する。
【0005】図6は図2に示す交互リード方式のサーマ
ルヘッドアレイで発生するリーク電流現象を示す図で、
図中のi1 を通常印字の電流とすると、図に示すような
リーク電流i2 が流れ、リーク電流i2 の流れる各抵抗
において印字のための電力の1/9の電力が消費されて
しまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の交互リード方式のサーマルヘッドアレイで
は、電源の切り換えを行う必要があり、複雑なことと構
造上リーク電流が流れ、印字以外の部分で電力が消費さ
れてしまうという問題があり、従来の共通電極方式のサ
ーマルヘッドアレイでは、交互リード方式のように高解
像度が得られないという問題点があった。本発明はかか
る課題を解決するためになされたもので、共通電極方式
を取りながら高解像度が得られるサーマルヘッドアレイ
の構造を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるサーマル
ヘッドアレイの構造は、2列に平行に発熱抵抗体を配設
し、これらの中間に平行に共通電極を配設し、共通電極
から交互に等間隔で発熱抵抗体に接触しこれらを直角に
横断する電源側配線パターンを配設し、これらの電源側
配線パターンの中間にそれぞれ発熱抵抗体に接触しこれ
らを直角に横断する接地側配線パターンを配設し、第1
の発熱抵抗体と第2の発熱抵抗体に対しそれぞれ共通電
極と反対側に制御回路ICをそれぞれの配列ピッチを他
の配列ピッチと半ピッチずつずらせて配設し、これら制
御回路ICのそれぞれの配列の両側および各制御回路I
Cの間からそれぞれ共通電極に対し電源接続パターンを
配設したことを最も主要な特徴としている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図で、図にお
いて、1A,1Bはそれぞれ2列に平行に配設された第
1の発熱抵抗体および第2の発熱抵抗体、2は第1の発
熱抵抗体1Aと第2の発熱抵抗体1Bとの中間にこれら
の発熱抵抗体に平行に配設された共通電極、9は電源側
配線パターンで、共通電極2から第1の発熱抵抗体1A
あるいは第2の発熱抵抗体1Bに対し交互に等間隔に配
設され、それぞれ発熱抵抗体1A,1Bに接触してこれ
らを横断するように形成されている。10は接地側配線
パターンで、第1の発熱抵抗体1Aあるいは第2の発熱
抵抗体1Bの電源側配線パターンの中間にそれぞれ配設
され、発熱抵抗体1A,1Bに接触してこれらを横断す
るように形成されている。11は制御回路IC、12は
電源接続パターンを示す。
【0009】なお、図1には本実施例におけるサーマル
ヘッドアレイの構造の中間の一部分のみを示している
が、各制御回路IC11は両側にそれぞれの配列ピッチ
を他の配列ピッチと半ピッチずつずらして配設されて
る。そして、各側の接地側配線パターン10は接地側配
線パターン10が配設される領域内に所定の空所平面
(図1電源配線パターン12が設けられている部分)を
形成するよう外方に向けて狭める形式で配設されてい
る。そして、これら制御回路IC11のそれぞれの配列
の両側(この部分は図示されていない)および制御回路
IC11の間の領域からは、共通電極2に対しそれぞれ
電源接続パターン12が設けられた構造となっており、
このような構造とすることによって共通電極2における
電圧降下が大きくなるのを防ぐ構造としている。
【0010】以上のように本実施例におけるサーマルヘ
ッドアレイの構造は、共通電極方式とすることにより電
源の切り換えを必要とせず、リーク電流による電力の消
費を押さえ、従来の共通電極方式より高解像度を得るこ
とができる。また、ドット形状が大きくなるのでドット
間の隙間を小さくでき、印字に用いるエネルギーを少な
くできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーマルヘ
ッドアレイの構造は、高解像度が得られ、電源切り換え
の必要をなくしリーク電流を防止し印字に用いるエネル
ギーを少なくできる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来の交互リード方式の一例を示す図である。
【図3】図2に示すサーマルヘッドアレイの等価回路を
示す回路図である。
【図4】従来の共通電極方式の一例を示す図である。
【図5】図4に示すサーマルヘッドアレイの等価回路を
示す回路図である。
【図6】交互リード方式のサーマルヘッドアレイで発生
するリーク電流現象を示す図である。
【符号の説明】
1A 第1の発熱抵抗体 1B 第2の発熱抵抗体 2 共通電極 9 電源側配線パターン 10 接地側配線パターン 11 制御回路IC 12 電源接続パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2列に平行に配設された第1の発熱抵抗
    体と第2の発熱抵抗体、 これら第1の発熱抵抗体および第2の発熱抵抗体の中間
    にこれら発熱抵抗体に平行に配設される共通電極、 この共通電極から第1の発熱抵抗体及び第2の発熱抵抗
    それぞれに対し交互にほぼ等間隔に設され、これら
    発熱抵抗体に接触する電源側配線パターン、上記電源側配線パターンの各中間に上記共通電極と反対
    側にそれぞれ配設され、 上記 第1第2の発熱抵抗体にそれぞれ接触する第1、
    第2の接地側配線パターン、該第1、第2の接地側配線パターンの少なくとも一方側
    の接地側配線パターンについて所定の空所平面を形成す
    るよう配設し、当該空所平面に電源からの電力を該 共通
    電極に供給する電源接続パターン、 を備えたことを特徴とするサーマルヘッドアレイの構
    造。
JP7817991A 1991-03-19 1991-03-19 サーマルヘッドアレイの構造 Expired - Fee Related JPH07115482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7817991A JPH07115482B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 サーマルヘッドアレイの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7817991A JPH07115482B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 サーマルヘッドアレイの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04290756A JPH04290756A (ja) 1992-10-15
JPH07115482B2 true JPH07115482B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=13654742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7817991A Expired - Fee Related JPH07115482B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 サーマルヘッドアレイの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07115482B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2815787B2 (ja) * 1993-07-09 1998-10-27 ローム株式会社 サーマルヘッド
KR100523273B1 (ko) * 1998-05-06 2005-12-21 신코덴키 가부시키가이샤 서멀헤드용 기판과 서멀헤드 및 이를 이용한 컬러프린터와 프린트 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04290756A (ja) 1992-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07115482B2 (ja) サーマルヘッドアレイの構造
JP3794105B2 (ja) サーマルヘッド
JP2519553B2 (ja) サ―マルヘッド
US6392685B1 (en) Drive IC chip and printhead
JP3357810B2 (ja) 光プリントヘッド
JP3098362B2 (ja) サーマルヘッド
JP2001094155A5 (ja)
JP2519399Y2 (ja) サーマルヘッドアレイの構造
JPH0661949B2 (ja) サ−マルプリントヘツド
JP4185356B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP2002052753A (ja) サーマルプリントヘッド
JPH09150538A (ja) サーマルヘッド
JPH0596766A (ja) サーマルヘツドの配線パターン
JPH0985977A (ja) サーマルヘッド
JP2592357B2 (ja) サーマルヘッドアレイの電源側配線パターン
JP3717807B2 (ja) 光プリントヘッド
JP2530251B2 (ja) サ―マルヘッドアレイ
JP3609799B2 (ja) 光プリントヘッド
JP3609799B6 (ja) 光プリントヘッド
JP3046985B2 (ja) サーマルヘッドアレイ
JPS63128955A (ja) サ−マルヘツド
JP2942039B2 (ja) サーマルヘッドの配線パターン
JPH10264430A (ja) サーマルヘッド基板
JPS6184261A (ja) サ−ジ電圧吸収回路
JPS62286760A (ja) サ−マルヘツド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees