JPH07115416B2 - フッ素樹脂系着色フイルム - Google Patents

フッ素樹脂系着色フイルム

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JPH07115416B2
JPH07115416B2 JP62245910A JP24591087A JPH07115416B2 JP H07115416 B2 JPH07115416 B2 JP H07115416B2 JP 62245910 A JP62245910 A JP 62245910A JP 24591087 A JP24591087 A JP 24591087A JP H07115416 B2 JPH07115416 B2 JP H07115416B2
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久光 柿山
美基雄 清水
昌実 井上
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Denka Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチツク、ゴム、金属板、ガラス、木板、
スレート、その他の基材表面に、表面保護、装飾等の目
的で永久もしくは半永久的に貼合せる表面保護フイルム
に関するものであり、耐候性、耐汚染性、耐薬品性等の
堅牢度及び各種基材との接着性に優れ、特に基材と貼合
せた後の接着耐久性に優れたフツ素樹脂系復号着色フイ
ルムに関するものである。
(従来の技術) 従来建築物の内外装等に使用されるプラスチツク板や金
属板、その他の各種基材は耐久性の向上や装飾を目的と
して、その表面を塗装したり、耐久性フイルム(印刷等
加工したものも含めて)をラミネートしたりして使用さ
れている。
表面処理される基材にはポリ塩化ビニル、ポリカーボネ
ート、ポリメタクリル酸メチル、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体、FRP等プラスチツク基材
の他、各種ゴム基材、アルミニウム−ステンレス−亜鉛
鋼板等金属基材、この他木板、ガラス、スレート等があ
り、その用途は壁紙やエレベーター、車輌等の内装用の
他、屋根材、壁材、雨どい、デツキ材、ガレージ、アー
ケード、サンルーム、テント地、農業用資材、看板、標
識、防音壁、ラベル、窓ガラス、家具、家電製品等多岐
にわたつている。
ところで耐久性フイルムを各種基材にラミネートして使
用した場合のラミネート物の耐久性においては、表面に
貼り合わせた耐久性フイルム自身の堅牢度が問題となる
ケースより、耐久性フイルムと各種基材との接着界面に
おける問題、例えばはがれ、浮き、ふくれ等が大半を占
めるケースが多い。
耐久性フイルムと各種基材との貼り合わせは各種接着剤
もしくは熱加工により接着を行うが、前記した接着界面
でのはがれ、浮き、ふくれ等の問題をひき起こす重大な
原因のひとつとして光があげられる。各種接着剤を使用
する場合も熱加工により接着を行う場合も、接着界面の
少なくとも片側には高分子材料等の有機物が関与してい
るが、特に建築物の外装に代表される用途においては太
陽光の照射を受け、中でも短波長側の紫外線の光量子エ
ネルギーが、有機物の分子結合エネルギーよりも大きい
ために有機物の切断・劣化が起こる事となり、接着の耐
久性が得られない結果となる。
したがつて接着界面に位置する有機物の劣化を防止する
方法として、耐久性フイルム自身に光を遮断する機能を
付与する事が考えられるが、耐久性フイルムの厚さが薄
い場合、とりわけ60μm以下のフイルムの場合には光の
隠ぺい力、フイルムの物理的強度等性能バランスの優れ
たフイルムの製造が技術的にむずかしく、おのずと厚い
フイルムで使用されているのが現状であり、早期に前記
の性能を満足する耐久性フイルムの開発が望まれてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は耐候性、耐汚染性、耐薬品性等の堅牢度
及び各種基材との接着性に優れた耐久性表面保護フイル
ムを提供する事にある。
本発明のもう1つの目的は各種基材と貼り合せた後の接
着耐久性に優れた表面保護用フイルムを提供する事にあ
る。
本発明者らは上記の課題を解決すべく、従来使用されて
いる素材、及びフイルムにとらわれる事なく研究を重ね
てきたところ、PVDFとPMMAを樹脂成分とする複合フイル
ムで複合酸化物系顔料及びTiO2、ZnOその他の無機系顔
料から選ばれる顔料により着色され、更にJIS K-7105で
測定した値いに基づいてコントラスト比法により求めた
隠ぺい力が98%以上に保持された着色フイルムとする事
により接着性を含めた耐久性に高度に優れたフイルムが
得られる事を見いだし本発明を完成するに至つた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は 1.フツ化ビニリデン系樹脂100〜50重量部とメタクリル
酸エステル系樹脂0〜50重量部とを樹脂成分とする20μ
m以上のフイルムを複合酸化物系無機顔料及び/又は無
機系顔料で着色し、JIS K-7105で測定した値に基づいて
下式に示すコントラスト比法で求めた隠ぺい力が98%以
上であることを特徴とするフツ素樹脂系着色フイルム コントラスト比=YB/YW×100(%) 但しYB:黒素地上で測定した反射率 YW:白素地上で測定した反射率 2.フツ化ビニリデン系樹脂100〜50重量部とメタクリル
酸エステル系樹脂0〜50重量部とを樹脂成分とするフイ
ルム(1)と、フツ化ビニリデン系樹脂0〜45重量部と
メタクリル酸エステル系樹脂100〜55重量部とを樹脂成
分とするフイルム(2)との複合フイルムを複合酸化物
系無機顔料及び/又は無機系顔料で着色し、JIS K-7105
で測定した値に基づいて下式に示すコントラスト比法で
求めた隠ぺい力が98%以上であつて、 しかも前記(1)と(2)との複合フイルム総厚さが20
〜120μm、(1)と(2)とのフイルム厚比が1/1〜1/
5、さらに(1)の厚さが10μm以上であることを特徴
とするフツ素樹脂系着色フイルム コントラスト比=YB/YW×100(%) 但しYB:黒素地上で測定した反射率 YW:白素地上で測定した反射率 である。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するフツ化ビニリデン系樹脂(以下PVDFと
いう)とは、フツ化ビニリデンのホモポリマー、又はフ
ツ化ビニリデンと共重合可能な単量体との共重合体をい
う。共重合可能な単量体としては例えば4フツ化エチレ
ン、6フツ化プロピレン、3フツ化塩化エチレン フツ
化ビニルなどがある。
次にメタクリル酸エステル系樹脂(以下PMMAという)と
はメタクリル酸メチルのホモポリマー又はメタクリル酸
メチルと共重合可能な単量体との共重合体、及びポリメ
タクリル酸メチルとアクリル系ゴムとのブレンド物等を
いう。共重合可能な単量体としては、炭素数2〜4のメ
タクリル酸エステル、アクリル酸ブチルをはじめとする
炭素数1〜8のアクリル酸エステル、スチレン、α−メ
チルスチレン、アクリロニトリル、アクリル酸、他のエ
チレン性不飽和モノマー等がある。
PVDFとPMMAとを樹脂成分とする層の着色に使用する顔料
には、2種以上の金属酸化物が焼成により新しい結晶構
造を形成し、結晶場分裂により発色するといわれる複合
酸化物系無機顔料を主な有色顔料として使用できる。現
在市販されている主な複合酸化物系無機顔料には、TiO2
・Sb2O3・BaO・NiO・Cr2O3を主成分とするルチル型やブ
リデライト型結晶のチタンイエロー系、ZnO・Fe2O3・Cr
2O3を主成分とするスピネル型結晶の亜鉛−鉄系ブラウ
ン、CoO・Al2O3・Cr2O3を主成分とするスピネル型結晶
のコバルトブルー系、TiO2・CoO・NiO・ZnOを主成分と
するグリーン系、CuO・Cr2O3やCuO・Fe2O3・Mn2O3を成
分とするスピネル型のブラツク系、CoOやMn2O3からなる
バイオレツト系等がある。そしてこれらの有色顔料とと
もにルチル型酸化チタン、亜鉛華、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、その他の無機系顔料が使用できる。本層に
遮光性を付与し基材の耐候性をはじめとする耐久性(堅
牢度)を向上させる目的には染料や有機系顔料より優れ
た性能を発揮する。
着色された複合フイルムの隠ぺい力は、JIS K-7105で測
定した値に基づいてコントラスト比法により求めた隠ぺ
い力98%以上で採用される。隠ぺい力の測定方法はA.H.
Pfund(色彩料学ハンドブツク/日本色彩学会編、昭和5
5年7月31日発行より引用)の方法に基づくコントラス
ト比(Contrast ratio)法で下式により求められる。
コントラスト比=YB/YW×100(%) YB:黒素地上で測定した反射率 YW:白素地上で測定した反射率 コントラスト比の値が98%未満の場合には着色フイルム
を透して各種基材との接着界面に光が侵入し、界面有機
物の劣化をひきおこし、接着性が低下する理由による。
したがつて複合酸化物系無機顔料及び無機系顔料の添加
量は、色調(顔料組成)により異なるため特に規定しな
いが、一般にはPVDFとPMMAからなる樹脂成分100重量部
に対して5〜30重量部となる。
なお後述の2層構成フイルムの場合の無機系顔料添加量
は、2層で同一でも、又異なつても差しつかえない。
又、無機系顔料と併用して紫外線吸収剤、酸化防止剤、
顔料分散剤、カツプリング剤等を適宜使用できる。
次にPVDFとPMMAを樹脂成分とするフイルムにおけるPVDF
とPMMAの混合比は、100〜50重量部/0〜50重量部、好ま
しくは95〜60重量部/5〜40重量部であり、これはPVDFが
50重量以上存在しないとその優れた耐候性、耐汚染性、
耐薬品性等の堅牢度が十分に発揮できない理由による。
なお一般に上記混合比のフツ素系樹脂はその優れた性質
を示す反面、ぬれ性に劣るため各種基材との接着性は場
合によつては十分とはいえない。本発明の構成において
は、上記PVDF/PMMA混合比が100〜50重量部/0〜50重量部
よりなる層と更に基材との接着性に特に優れたPVDFとPM
MAからなる層とを有する2層構成フイルムを包含する。
上記基材との接着性に特に優れたPVDFとPMMAからなるフ
イルム層の樹脂混合比は、0〜45重量部/100〜55重量
部、好ましくは10〜30重量部/90〜70重量部であり、こ
れはPMMAが55重量部以上の場合基材との接着性が十分に
発揮される理由による。
本発明における着色フイルムの厚さは20μm以上、好ま
しくは20〜60μm、さらに好ましくは30〜50μmの範囲
で採用される。厚さが20μm未満の場合には、コントラ
スト比の値が98%以上の隠ぺい力を達成するために多量
の無機顔料を添加する事となり、顔料の分散が困難にな
るのみならず、フイルムとしての物理的強度等が損なわ
れ、又フイルムが薄いためにラミネート適性が低下す
る。さらに厚さが60μmを越える場合は、技術的には何
ら支障はないが経済的でない。
又前述した様に各種基材との接着性に更に優れたPVDFと
PMMAとを樹脂成分とする層を備えた2層構成からなる場
合、複合着色フイルムの総厚みは20〜120μmの範囲で
採用される。なお樹脂成分であるPVDF/PMMA=100〜50重
量部/0〜50重量部層(上層)とPVDF/PMMA=0〜45重量
部/100〜55重量部層(下層)との厚さの比は1/1〜1/5で
更に上層の厚さは10μm以上の範囲で採用される。これ
は上層の厚さが10μm以上の場合に耐候性、耐汚染性、
耐薬品性等の堅牢度が十分に発揮される事によるもので
ある。さらに複合着色フイルムの表面に印刷処理等をほ
どこして各種用途に使用出来る事はいうまでもない。
又、本発明における着色フイルムの各種基材との接着に
は、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系
等の一般的接着剤を使用できるし、天然ゴム、アクリル
樹脂系等を使用した感圧性接着剤をあらかじめ複合着色
フイルムの接着面に塗布しておいて使用できる他、基材
の種類によつては熱加工のみによつても接着する事がで
きる。
次に製造方法について述べると本発明におけるフツ素樹
脂系着色フイルムは、1層もしくは2層から構成される
がその製造方法については溶融押出成形にて実施する事
を特徴とする。溶融押出成形には一般的に使用されてい
る単軸押出機の他2軸押出機も使用されるが2層構成の
場合には複数の層を一体に結合する共押出成形法を採用
する。
複数の押出成形機を利用して樹脂を溶融状態で接着せし
めて多層とするT−ダイ使用、共押出成形法にはマルチ
マニホールドダイと称し、複数の樹脂層をシートの状態
にした後、接触させて接着する方法と、複数の樹脂を接
着後、シート状に拡げる方法がある。又インフレーシヨ
ン成形法と称し、丸型ダイを使用する方法でも多層フイ
ルムが成形できる。押出機、ダイの温度設定は一般的に
樹脂が分解しない範囲の温度設定が可能であり、押出機
の特性を考慮しながら190〜260℃程度の範囲で適宜設定
可能である。
又PVDFとPMMAを樹脂成分とする層に無機系顔料、紫外線
吸収剤等の添加剤を混入する方法としては、樹脂と添加
剤をあらかじめ混合しておき一般に使用される単軸押出
機を使用して溶融混練する方法でもよいが、一般には添
加剤の樹脂中への分散が十分でなく、高混練タイプの2
軸押出機を使用すると表面状態の優れた原料を提供する
事が出来る。もちろん無機系顔料を主体とする添加剤の
樹脂成分への分散性を向上する方法として、PVDF及び/
又はPMMAの一部もしくは全量を粉末状の原料で使用でき
る事はいうまでもない。
(実施例) 本発明を実施例及び比較例にて更に詳しく説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
〔顔料の調整〕
チタンイエロー系、亜鉛−鉄系ブラウン、コバルトブル
ー系、Co・Ni・Zn・Ti酸化物を主成分とするグリーン
系、Cu・CrやCu・Fe・Mn酸化物を主成分とするブラツク
系の複合酸化物系顔料更にルチル型酸化チタン、亜鉛華
から選ばれる少なくとも2種以上の無機系顔料を使用
し、JIS z-8721の三属性による色の表示方法に基づく2.
5B8.0/0.5(白)、2.5Y8.0/2.0(クリーム)、7.5GY8.0
/0.5(灰)、2.5B4.0/0.5(青)、2.5G6.5/2.0(緑)、
2.5YR3.0/1.0(茶)の6色の顔料混合物を調色準備し
た。又比較例用として一部有機系顔料を使用して2.5G6.
5/2.0(緑)を調色した。
実施例1 〔フイルム原料の調整〕 ソルベイ社ポリフツ化ビニリデン商品名「ソーレフ101
0」60重量部、三菱レイヨン(株)社メタクリル酸エス
テル系樹脂商品名「アクリペツトMD」20重量部、旭化成
工業(株)社メタクリル酸エステル系樹脂商品名「デル
ペツトSR-6500」20重量部、及び顔料混合物として調色
しておいた2.5Y8.0/2.0(クリーム)顔料25重量部をミ
キシングした後、押出機温度を220℃、ダイ温度を230℃
に設定した2軸混練押出機で混練し、コンパウンドとし
た。
〔フイルムの形成〕
前記の方法で調整したコンパウンドを原料とし、40mmφ
押出機にスリツト0.3mm、幅330mmのコートハンガーダイ
を備えた装置を用い、押出機温度を230℃、ダイ温度を2
40℃に設定して押出成形し、厚さ30μmのフイルムを得
た。
〔フイルムの評価〕
得られたフイルムの各種試験結果を表−2に示した。
実施例2 表−1に示す樹脂及び顔料混合物を実施例1と同じ装置
・方法でコンパウンド化し、続いて押出成形して厚さ40
μmのフイルムを得た。得られたフイルムの試験結果を
表−2に示した。
実施例3〜6 表−1に示す樹脂及び顔料混合物をそれぞれ上層分、下
層分別々に、実施例1と同じ装置・方法でコンパウンド
を作成した。
次に調整した2種類のコンパウンドを原料とし、40mmφ
押出機2台、フイードブロツクダイ、スリツト幅0.4m
m、幅450mmのコートハンガーダイを備えた装置を使用し
て共押出成形し、表−2に示す2層構成フイルムを得
た。得られたフイルムの試験結果を表−2に示した。
比較例1〜3 表−1に示す樹脂及び顔料混合物を実施例1と同じ装置
・方法でコンパウンド化し、続いて押出成形した。得ら
れたフイルムの厚さ及び試験結果を表−2に示した。
比較例4〜6 表−1に示す樹脂及び顔料混合物を、それぞれ上層分、
下層分、別々に実施例1と同じ装置・方法でコンパウン
ド化し、続いて実施例3〜6で使用した装置により共押
出成形した。得られたフイルムの厚さ及び試験結果を表
−2に示した。
(発明の効果) 以上の説明からも明らかな様に、本発明によつて得られ
るフツ素樹脂系複合着色フイルムは、耐汚染性や耐薬品
性にすぐれ、しかもフツ化ビニリデン樹脂の有する優れ
た長期耐候性をそなえ、加えて基材との接着性が長期に
わたり低下しない特徴を有している。したがつて建築物
の内外装、とりわけ直照日光の影響が厳しい外装用途に
有効に使用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フツ化ビニリデン系樹脂100〜50重量部と
    メタクリル酸エステル系樹脂0〜50重量部とを樹脂成分
    とする20μm以上のフイルムを複合酸化物系無機顔料及
    び/又は無機系顔料で着色し、JIS K-7105で測定した値
    に基づいて下式に示すコントラスト比(Contrast rati
    o)法で求めた隠ぺい力が98%以上であることを特徴と
    するフツ素樹脂系着色フイルム。 コントラスト比=YB/YW×100(%) 但しYB:黒素地上で測定した反射率 YW:白素地上で測定した反射率
  2. 【請求項2】フツ化ビニリデン系樹脂100〜50重量部と
    メタクリル酸エステル系樹脂0〜50重量部とを樹脂成分
    とするフイルム(1)と、フツ化ビニリデン系樹脂0〜
    45重量部とメタクリル酸エステル系樹脂100〜55重量部
    とを樹脂成分とするフイルム(2)との複合フイルムを
    複合酸化物系無機顔料及び/又は無機系顔料で着色し、
    JIS K-7105で測定した値に基づいて下式に示すコントラ
    スト比法で求めた隠ぺい力が98%以上であつて、 しかも前記(1)と(2)との複合フイルム総厚さが20
    〜120μm、(1)と(2)とのフイルム厚比が1/1〜1/
    5、さらに(1)の厚さが10μm以上であることを特徴
    とするフツ素樹脂系着色フイルム。 コントラスト比=YB/YW×100(%) 但しYB:黒素地上で測定した反射率 YW:白素地上で測定した反射率
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