JPH07115290B2 - ピンチローラー付ベルトサンダー - Google Patents

ピンチローラー付ベルトサンダー

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JPH07115290B2
JPH07115290B2 JP3128879A JP12887991A JPH07115290B2 JP H07115290 B2 JPH07115290 B2 JP H07115290B2 JP 3128879 A JP3128879 A JP 3128879A JP 12887991 A JP12887991 A JP 12887991A JP H07115290 B2 JPH07115290 B2 JP H07115290B2
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pinch roller
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pad
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茂 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木工板材を研磨するさい
に使用されるピンチローラー付ベルトサンダーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在使用されているベルトサンダーの中
には例えば特公昭51−48312号公報に示されるよ
うなものがあり、以下にその概要を説明する。即ち図9
に示すように、対設された立枠1a、1bの各々にプー
リ2a、2b、3a、3bを設け、これらプーリ2a、
2b、3a、3bを介して無端状の二本のベルト、即ち
研磨ベルト4及びダストベルト5を掛回して研磨用ベル
ト6となし、該ベルト6の内方には前記立枠1a、1b
間に架設された横枠7を介して空気圧シリンダー8・・
・を列設すると共にこれら各シリンダー8のピストンロ
ッド8aに押圧パッド9を固定して前記ベルト6の直上
にパッド9・・・の列を形成し、且つ該パッド9・・・
の列と前記ベルト6との間でしかも前記立枠1a、1b
の相互間となる個所に緩衝押圧機構帯10を張設し、他
方では前記ベルト6の下方に同ベルト6との相対変位可
能に水平作業台11を配設してこれに載置された被処理
物を前記ベルト6の直下に移動し保持させ得る構成とな
されている。
【0003】該サンダーの使用にさいしては作業台11
の上面に木工板材を載置し、続いて該作業台11を移動
させて同木工板材を研磨用ベルト6の直下に位置させ、
次いで必要数の空気圧シリンダー8・・・を作動させ、
そのピストンロッド8aに固定されたパッド9で緩衝押
圧機構帯10を押圧することにより研磨用ベルト6の研
磨面を木工板材に摺接させるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のベルト
サンダーにあっては、空気圧シリンダー8・・・を作動
させるさい木工板材の処理巾に応じて手動操作により必
要なものを選択作動させるようにしなければならないの
であり、したがって処理すべき木工板材の巾が変われば
その度に作動させるべき空気圧シリンダー8・・・を手
動操作により選択し直さなければならず、このため木工
板材の種類が多くしかも頻繁に変わるときなどには煩に
耐え得ないのである。
【0005】本発明は主に斯かる問題点を解消させて合
理的な作業を可能ならしめるピンチローラー付ベルトサ
ンダーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のピンチローラー付ベルトサンダーでは、作業台
の上表面を研磨用ベルトと交叉する水平方向へ駆動され
るコンベアベルトで形成する一方、前記ベルトの被処理
物供給側には各空気圧シリンダーと前後配置に対応させ
た多数のピンチローラーを前記ベルトに沿って列設する
と共にこれらローラーの各々は前記ベルト方向の支持軸
を介して回動自在に支持し、しかも下方への付勢力に抗
しての一定範囲内での上方変位可能となし、且つ各ピン
チローラーの一定量以上の上方変位に関連してこのロー
ラーと前後配置となる特定の空気圧シリンダー、或いは
この特定の空気圧シリンダー及び同シリンダーの各側方
に位置した余分な適当数の空気圧シリンダーが作動され
てこれらのピストンロッドが一定タイミングで降下作動
され、同ロッドに連動されたパッドが前記緩衝押圧機構
帯を介して前記ベルトを押圧することを特徴とする。
【0007】
【作用】作業台のコンベアベルトはこの上表面に載置さ
れた被処理物を自動的に研磨用ベルトへ向けて移動さ
せ、またピンチローラーはこの位置に達した被処理物に
より上方へ退避移動させられると共に自身の有する下方
への付勢力により被処理物をコンベアベルトに押しつけ
る。次いで木工板材が研磨用ベルト及びパッド列の下方
に移動すると、前記ピンチローラーの上方移動に関連し
て同ローラーと前後配置に対応した特定の空気圧シリン
ダー或いはこれに加えて余分な適当数の空気圧シリンダ
ーが一定タイミングで作動される。このように作動され
た空気圧シリンダーに連動して降下されたパッドは木工
板材の上方に位置したベルト部分或いはさらにその各側
方近傍部分を同木工板材の被処理面に押圧させるものと
なる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の具体的な一実施例を図1〜図
6により詳細に説明する。このさい従来例と実質的に同
一の部位には同一符号を使用する。図に於いて、1Aは
本体フレームで共通台枠1とこれの上側に対設された二
つの立枠1a、1bからなる。1a’及び1b’は立枠
1a、1bの頂部に配設されたプーリ台である。
【0009】前記本体フレーム1Aの詳細を説明すると
図4及び図5に示すように共通台枠1上でしかも立枠1
a、1bの内方となる個所にモーター12a、12b及
びジャッキ13a、13b、14a、14bを配設する
と共に各モーター12a又は12bの回転をチェーン1
5a又は15bや伝動軸16a・・・又は16b・・・
を介して二つのジャッキ14a及び13a、又は14b
及び13bに伝達するようになす。各ジャッキ13a、
13b、14a、14bは何れも基本的には同様な構造
となされるのであり、便宜上その一つについて説明する
と、モーター12aに連動して回転される垂直スクリュ
ーSCを設ける一方、立枠1bには例えば図5に示すよ
うに筒体17を固定させ、且つこれに案内された摺動筒
18を設けると共にこれの中心個所にはナット体19を
固定し、これに前記スクリューSCを螺合させるように
なすのである。前記ジャッキ 14a、14bの近傍に
はエンコーダー20a、20bを設けて垂直スクリュー
SCと連動させ、これらジャッキ14a、14bの昇降
量を検出し得るようになす。また他方のジャッキ13
a、13bの各摺動筒18・・には突起部材22・・を
固定すると共にこれが当接するものとなるリミットスイ
ッチ23a、23bを台枠1Aに固定させ、摺動筒18
・・の上下作動範囲の最上位置と最下位置とを電気的に
制限し得るようになす。なお24は摺動筒18を保護す
るための蛇腹筒、そして25はプーリ台1a’、1b’
を固定するための固定部材である。
【0010】しかして前記した一方のプーリ台1a’は
ジャッキ13aの固定部材25に固定させてあり、他方
のプーリ台1b’はジャッキ14aの固定部材25に固
定させてある。これにより、これらプーリ台1a’、1
b’はモーター12aが作動されることで同期して上下
に変位されるものとなる。
【0011】2a及び3aはプーリ台1a’に装設され
た駆動プーリで一方のプーリ2aはプーリ台1a’に固
定された変速可能なモーター26(図1参照)により駆
動され、他方のプーリ3aは図示しない別の変速可能な
モーターにより駆動される。2b及び3bは他方のプー
リ台1b’に装設された遊動プーリである。そして一対
のプーリ2a、2bには無端状の研磨ベルト4を掛回す
ると共に他の一対のプーリ3a、3bには無端状のダス
トベルト5を掛回し、且つ後者ベルト5は前者ベルト4
の内周面に沿って配置してあり、これら二つのベルト
4、5で研磨用ベルト6となしてある。この研磨用ベル
ト5を使用するさいは通常ではダストベルト5の走行速
度を研磨ベルト4のそれよりも少し大きく設定する。
【0012】27は研磨用ベルト6の内方で、しかも各
立枠1a、1bの一部をなすプーリ台1a’、1b’の
相互間となる個所に架設した横枠である。該横枠27に
は図3及び図8に示すように多数の空気圧シリンダー8
・・・が列設されると共に各シリンダー8のピストンロ
ッド8aの先端には押圧パッド9が固定され、一線状の
パッド9・・・列が形成されている。そして、これら空
気圧シリンダー8・・・の各々は各別に図示しない制御
弁を介して圧縮空気が供給されるようになっている。
【0013】28a及び28bは何れも前記横枠27に
固定された支持案内部材でこれらには縦方向の案内孔が
形成してある。そして、この各案内孔には摺動棒29
a、29bが内挿してあって、これに支持体30a、3
0bを固着させると共に、これら支持棒30a,30b
は同期的に専用の空気圧シリンダーで上下駆動されるよ
うになされている。また研磨用ベルト6とパッド9・・
・列の間には緩衝押圧機構帯10が配してあって、この
両端は前記支持体30a、30bに図示しない引張スプ
リングを介して固定され一定範囲内での上下駆動可能な
状態に張設されている。該緩衝押圧機構帯10は例えば
実開昭60−17941号公報に詳細に開示されてい
る。
【0014】しかして、研磨用ベルト6の前側(被処理
物供給側)にはこれに沿った方向に多数のピンチローラ
ー31・・・を列設するのであり、このため前記横枠2
7と同体に空気圧シリンダー8・・・列に沿って支持部
材32を設けこれにピンチローラー31・・・を支持さ
せるための多数のローラー支持装置33・・・を固定さ
せるようにする。各支持装置33は内蔵されたスプリン
グにより下方へ付勢された縦軸34(図1参照)を具備
していて該軸34は一定範囲内で上方への変位自在とな
されている。該縦軸34の下端にはコ字枠35が固定さ
れていて、これにベルト6方向の支持軸36を介してピ
ンチローラー31が回動自在に止着されている。このさ
い、各ピンチローラー31は前後配置の関係となる特定
の空気圧シリンダー8と対応して設けるようになすので
あって、即ち任意な一つのピンチローラー31が一定量
以上に上方変位されたときにこれと前後配置の関係とな
る特定の空気圧シリンダー8に圧縮空気が自動的に供給
されてそのピストンロッド8aが降下作動されるように
なす。このため本実施例では各コ字枠35に検出用の起
立棒37を設けると共にその変位を検出するためのセン
サー38を支持部材32に固定させ、該センサー38の
検知信号(及び後述の作業台のコンベアベルトの移動
量)に関連して、特定の空気圧シリンダー8に圧縮空気
を供給するための制御弁を自動作動させるようになして
ある。さらにこれら作動状態となった空気圧シリンダー
8の各側方に位置した任意に選択される適当数(この数
は図示しない制御盤の切換操作スイッチにより切り換え
得る。)の余分な空気圧シリンダー8をも自動的に作動
させ得るものとなしてある。
【0015】11Aは一定位置に若干の位置調整可能に
固定された作業台でこれの上面には被処理物を研磨用ベ
ルト6へ向けて移動させるための無端状のコンベアベル
ト39が搬送始端側の図示しないベルト車及び搬送終端
側のベルト車40(図6参照)を介して掛け回してあ
り、図4に示される変速可能なモーター41により駆動
されるようになっている。このさい該モーター41の回
転は立枠1bに固定されたエンコーダー42で検出さ
れ、この検出信号は前述したようにセンサー38の検出
信号と関連させてある。またコンベアベルト39の外表
面には複雑な形状の凹凸模様が形成されていて被処理物
の滑りを係止し得るものとなしてある。
【0016】コンベアベルト39の搬送終端側の下方に
はコンベアクリーナー43が設けられており、具体的に
は作業台11Aの本体枠11aに軸44a支されたレバ
ー45と他の個所に軸44b支されたアーム46を設
け、これらの両者に多数の空気噴射ノズル47・・・の
設けられた空気主管48を架設状に軸49、50着し、
且つ前記レバー45の下端には基端が前記本体枠11a
の張出部材に軸51着された空気圧シリンダー52のピ
ストンロッド53の先端を軸54着させてある。
【0017】上記構成では一対のプーリー台1a’、1
b’にプーリ2a、2b、3a、3b、研磨用ベルト
6、横枠27、空気圧シリンダー8、押圧パッド9、ピ
ンチローラー31及びローラー支持装置33などを支持
させて一つの研磨ヘッドH1を形成したのであるが、さ
らに前記ジャッキ13b、14bの取付台25、25に
も別の一対のプーリー台を固定して前記研磨ヘッドH1
に準じた別の研磨ヘッドH2(図4参照)を形成するこ
とができる。
【0018】次に本実施例装置の使用方法並びに作動を
説明するが、説明の便宜上から単一の研磨ヘッドH1の
ものについて行う。当該装置を作動状態とした後、モー
ター12aを回転させて研磨ヘッドH1の高さを適正に
調整し、次いでコンベアベルト39の上面に例えば図1
及び図3に示すような木工板材wを載置する。コンベア
ベルト39は自身の移動により木工板材wを順次に研磨
用ベルト6へ向けて移動させ、一定時間の後にはピンチ
ローラー31・・・の存在する個所に位置させる。この
さい図7に示すように一定範囲Z1、Z2に位置したピ
ンチローラー31・・・はローラ支持装置33のスプリ
ングの付勢力に抗して上方へ変位されるのであり、この
ことをセンサー38・・・が検出して該ピンチローラー
31・・・と前後の関係となる特定の空気圧シリンダー
8・・・及び余分な空気圧シリンダー8・・を作動させ
るための信号を発する。該信号は図示しない制御盤に伝
達されるのであり、これにより木工板材wが研磨用ベル
ト6及びパッド9・・・列の下方に達した時点で、支持
体30a、30bが降下されて緩衝押圧機構帯10を降
下させると同時に図8に示した一定範囲Z1’、Z2’
内に位置した特定の空気圧シリンダー8・・・及びこれ
の各側方に位置した余分な一つの空気圧シリンダー8が
作動して(余分な空気圧シリンダー8の作動数が一つと
なるように予め制御盤の切換スイッチにより設定してあ
る。)、これらのピストロッド8a・・・が降下され、
関連の押圧パッド9・・・が緩衝押圧機構帯10を介し
て研磨用ベルト6を木工板材wの上表面に押圧する。他
方、木工板材wが存在しない個所の空気圧シリンダーは
作動されない。このため緩衝押圧機構帯10が不適当に
屈曲されることはなく、木工板材wはその表面を比較的
均一に押圧されるものとなる。このさい余分な空気圧シ
リンダー8の作動数をゼロにしたいとか或いは二つ以上
にしたいときは切換操作スイッチによりそのように設定
すればよい。かくして降下された押圧パッド9・・・の
うちの両端のものは微視的に見ると緩衝押圧機構帯10
をこの位置で僅かに屈曲させた状態となるのであって緩
衝押圧機構帯10の張力分布や押圧パッド9の僅かな傾
斜などが生じることから同パッド9の押圧力は他のパッ
ド9に較べ不安定且つ不均一なものとならざるを得ない
のであるが、前述のように余分な空気圧シリンダー8が
作動されて余分な各側方のパッド9を降下させると、こ
の余分なパッド9の部分はさておき、木工板材wの存在
する直上のパッド9・・・及び緩衝押圧機構帯10は水
平姿勢・均一張力となって木工板材wを均一に押圧し得
るものとなり、品質の高い研磨処理がなされるのであ
る。なお余分な空気圧シリンダー8の数は幾つが良いか
は木工板材wなどの諸種条件によって異なるので、実際
の状況を見て適正数に設定するようにする。上記したピ
ンチローラー31・・・の機能は木工板材wが複雑な形
状であってもその形状に対応して自動的に果たされるの
で、研磨処理過程の何時に於いても必要な個所のみのパ
ッド9・・・が自動的に降下されるものとなって、極め
て効率的且つ省力的な作業が実施される。
【0019】上記研磨処理中には研磨粉がコンベアベル
ト39上に付着することは避けられないが、これを放置
するとコンベアベルト39上の木工板材wが搬送用ベル
ト6の走行力でその走行方向へ撥ね飛ばされ機械の損傷
や人身事故の発生することがある。このため作業中には
コンベアクリーナー43を作動させるべく圧縮空気を空
気圧シリンダー52及び空気主管48内に供給するので
あり、これにより空気主管48は空気圧シリンダー52
により水平方向へ往復揺動されると共に空気噴出ノズル
47・・・からは圧縮空気が勢いよく噴出されるため、
コンベアベルト39の全表面に圧縮空気が吹き当たり、
しかもこのさいコンベアベルト39表面が下向きとなっ
ていることも手伝って、コンベアベルト39表面に付着
した研磨粉は効果的に吹き飛ばされ除去されるものとな
る。
【0020】上記実施例に於いては前述したように二つ
の研磨ヘッドH1、H2をコンベアベルト39に沿って
並列させることもできるが、この場合には各ヘッドH
1、H2の研磨用ベルトを互いに反対に走行させるよう
にするのが好ましい。これを使用して木工板材wの研磨
処理を行うさいは最初の研磨ヘッドH1で逆目の処理を
行い、次の研磨ヘッドH2では順目の処理を行うように
するのであり、このようにすれば例えば順目で二回処理
するような場合などに較べて能率的な処理が行えるもの
となる。
【0021】また上記実施例のように研磨用ベルト6が
コンベアベルト39の移動方向と直交した方向に走行す
る場合は、研磨用ベルト6の走行中にコンベアベルト3
9も移動しているため木工板材wの被処理面には研磨用
ベルト6よる擦り跡が斜状の模様となって表れるのであ
り、このことが許容されないときには前記擦り跡の斜状
方向に沿った方向に研磨ヘッド、即ち研磨用ベルト6を
傾斜させるようにすればよい。これによりその擦り跡は
木工板材wに平行に表れて美観上優れたものとなるので
ある。
【0022】さらに支持部材32を上下駆動可能となす
とか或いはローラー支持装置33の縦軸34を上下駆動
可能となすことなどにより、ピンチローラー31・・・
を一斉に一定距離だけ上方へ上昇させ得る機構とすれ
ば、研磨ベルト4やダストベルト5を交換するさいに便
利となる。
【0023】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、ピ
ンチローラーの存在によりパッド列のうちの必要なもの
のみを自動的に降下させることができ、しかもこのさい
降下されたパッドの各側方の余分なパッドをも必要に応
じて適当数同じく自動的に降下させることができるので
あり、したがってパッドは緩衝押圧機構帯を不適切に屈
曲させるものとならず、また緩衝押圧機構帯は一様な張
力部分でしかも水平な部分で研磨用ベルトを木工板材の
被処理面に均一に押圧するものとなって極めて良好な研
磨処理を行えるものとなるのであり、また木工板材の形
状が任意な形状であっても同様に対応できて極めて省力
的な作業が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトサンダーの斜視図である。
【図2】同ベルトサンダーの正面図である。
【図3】同ベルトサンダーの一部省略平面図である。
【図4】本体フレームの平面図である。
【図5】図4のX1−X1部を示す図である。
【図6】コンベアクリーナーの周辺を示し、(a)は作
業台を搬送終端側から見た図そして(b)はX2−X2
部を示す図である。
【図7】作動状態を示す正面図である。
【図8】ピンチローラー関連機構を省略した、作動説明
のための正面図である。
【図9】従来のベルトサンダーを示す正面図である。
【符号の説明】
1a及び1b 立枠 1a’及び1b’ プーリ台 2a及び2b プーリ 3a及び3b プーリ 6 研磨用ベルト 8 空気圧シリンダー 8a ピストンロッド 9 押圧パッド 10 緩衝押圧機構帯 11A 作業台 12a モーター 13a及び14a ジャッキ 18 摺動筒 27 横枠 31 ピンチローラー 39 コンベアベルト 43 コンベアクリーナー 47 空気噴射ノズル H1 研磨ヘッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対設された立枠の頂部にプーリ台を固定
    して夫々れにプーリを設け、これらプーリを介して無端
    状の研磨用ベルトを掛回し、該ベルトの内方には前記立
    枠間に架設された横枠を介して空気圧シリンダーを列設
    すると共にこれら各シリンダーのピストンロッドに押圧
    パッドを固定して前記ベルトの直上にパッド列を形成
    し、且つ該パッド列と前記ベルトとの間で前記立枠の相
    互間に緩衝押圧機構帯を張設すると共に、前記ベルトの
    下方には被処理物を前記ベルトの直下に移動させるため
    の水平作業台を同ベルトとの相互変位可能に配設するほ
    か、各立枠の内方にはジャッキを配設してこれの出力部
    材である摺動筒と各プーリ台を同体に固定すると共に各
    ジャッキをモーターで同期的に駆動されてなり、且つ前
    記作業台の上表面を前記ベルトと交叉する水平方向へ駆
    動されるコンベアベルトで形成する一方、前記ベルトの
    被処理物供給側には前記各空気圧シリンダーと前後配置
    に対応させた多数のピンチローラーを前記ベルトに沿っ
    て列設すると共にこれらローラーの各々はベルト方向の
    支持軸を介して回動自在に支持し、しかも下方への不勢
    力に抗して一定範囲内での上方変位可能となし、且つ各
    ピンチローラーの一定量以上の上方変位に関連してこれ
    と前後関係となる特定空気圧シリンダー、或いはこの特
    定の空気圧シリンダー及びその各側方に位置した余分な
    適当数の空気圧シリンダーが作動されて、これらのピス
    トンロッドが一定タイミングで降下作動され、該ロッド
    に連動されたパッドが前記緩衝押圧機構帯を介して前記
    ベルトを押圧することを特徴とするピンチローラー付ベ
    ルトサンダー。
  2. 【請求項2】 ピンチローラーの一定量以上の上方変位
    に関連して作動される余分な空気圧シリンダーの数は切
    換操作スイッチにより一個から数個のうちの任意な数に
    設定されることを特徴とする請求項1記載のピンチロー
    ラー付ベルトサンダー。
  3. 【請求項3】 コンベアベルトの移動方向と直交した水
    平方向に対して研摩用ベルトの走行方向を水平面に沿っ
    て一定角度だけ傾斜させたことを特徴とする請求項1記
    載のピンチローラー付ベルトサンダー。
  4. 【請求項4】 作業台上に研摩用ベルトを二つ並列させ
    ると共にこれらベルトを逆方向に走行させることを特徴
    とする請求項1記載のピンチローラー付ベルトサンダ
    ー。
  5. 【請求項5】 コンベアベルトの表面に圧縮空気を吹き
    つけるための空気噴射ノズルを具備したコンベアクリー
    ナーを設けたことを特徴とする請求項1記載のピンチロ
    ーラー付ベルトサンダー。
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