JPH07115115A - 半導体基板不純物の回収方法及び回収装置 - Google Patents

半導体基板不純物の回収方法及び回収装置

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JPH07115115A
JPH07115115A JP25738393A JP25738393A JPH07115115A JP H07115115 A JPH07115115 A JP H07115115A JP 25738393 A JP25738393 A JP 25738393A JP 25738393 A JP25738393 A JP 25738393A JP H07115115 A JPH07115115 A JP H07115115A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
vapor
silicon oxide
film
oxide film
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JP25738393A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsumura
剛 松村
Yuichi Mikata
裕一 見方
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不純物の回収が容易に行うことができ、その
測定分析が高精度で行えるようになる半導体基板不純物
の回収方法及び回収装置を提供する。 【構成】 回収方法は半導体基板上の積層膜を所定量溶
解して不純物を含む該積層膜の溶解液を半導体基板上面
に形成する工程と、積層膜が溶解した後の基板上面を撥
水性蒸気に暴露して疎水化する工程と、半導体基板上面
を疎水化することによって積層膜の溶解液を液滴として
回収する工程とを有し、また回収装置は、密閉容器21
と、この密閉容器21内に収納された支持台24と、こ
の支持台24に形成された酸化シリコン膜29を有する
半導体基板25を載置する円柱ステージ26と、この円
柱ステージ26の縁部に沿って設けられた溝27と、密
閉容器21内に供給源33,34から弗化水素酸蒸気と
ポリオルガノシロキサン蒸気とを切り換えて導入するた
めの蒸気供給管31、切換バルブ32とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体基板表面
に形成された酸化シリコン膜の不純物の分析に好適する
半導体基板不純物の回収方法及び回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板、例えばシリコン基板
等の上面に積層された酸化シリコン膜に含まれたり、あ
るいは表面に付着しているNa、Fe、Cu、Ni等の
金属不純物の分析が、試作開発品の性能検査や量産プロ
セスの条件設定、あるいは不良品の不良原因解析などに
おいて行われる。例えば半導体基板にこれらの不純物が
含まれていると、その基板から形成される半導体素子の
電気的特性を悪化させる等の影響を及ぼすことになる。
【0003】それ故、半導体素子の電気的特性の向上や
不良原因の解析のために不純物の特定や含有量、あるい
はその分布を高精度で測定分析する必要がある。そし
て、これらの不純物の分析に先だって、不純物の回収が
行われる。
【0004】以下、従来行われていた不純物回収の技術
について図15乃至図17を参照して説明する。図15
乃至図17は不純物の回収工程の概略を順に模式的に示
す断面図である。
【0005】先ず図15に示した第1の工程で、酸化シ
リコン膜1が上面に積層されたシリコン基板2を水平に
保持する。3は酸化シリコン膜1に含有されたり、膜表
面に吸着されている不純物を示している。
【0006】次に図16に示した第2の工程で、シリコ
ン基板2の上面の酸化シリコン膜1に弗化水素酸蒸気4
を供給し、弗化水素酸蒸気4の雰囲気に晒されるように
する。こうすることで酸化シリコン膜1は弗化水素酸蒸
気4に、 SiO2 +6HF→H2 SiF6 +2H2 O の反応式によって溶解する。
【0007】さらに酸化シリコン膜1の弗化水素酸蒸気
4による溶解が進むことで、図17に示す第3の工程に
至る。すなわち、十分に弗化水素酸蒸気4が供給され続
けることによってシリコン基板2上面の酸化シリコン膜
1が全て溶解し、弗化水素酸蒸気4がシリコン基板2の
表面に接するようになる。そしてシリコン基板2は弗化
水素酸には反応しないため、酸化シリコン膜1が溶解し
終わった時点で反応は停止する。
【0008】またシリコン基板2は疎水性を有するの
で、酸化シリコン膜1が溶解している弗化水素酸はシリ
コン基板2の表面で弾かれた状態となり、シリコン基板
2の上面に所定の接触角を有する液滴5が形成される。
なお、液滴5には酸化シリコン膜1に含有されたり、膜
表面に吸着されていた不純物3も含まれることになる。
【0009】この後、液滴5はシリコン基板2を揺動す
ることによって基板上で幾つか集められ、適宜な大きさ
となるように合体される。その後、合体された液滴5
は、例えばマイクロピペット等によって比較的容易に吸
引回収される。そして回収された液滴5は、不純物の定
量及び定性分析等を行うために所定の分析装置にかけら
れて化学分析される。
【0010】しかしながら上記の従来技術においては、
シリコン基板2の表面が疎水性を有することを利用して
不純物3を含む液滴5を形成し、この液滴5をマイクロ
ピペット等によって回収するようにしており、このため
酸化シリコン膜1の全溶解を必要とする。それ故、酸化
シリコン膜1の膜上部のみの不純物3の分析を行うこと
は、シリコン基板2上に酸化シリコン膜1が残っている
うちは液滴5が形成されず、溶解液の回収が非常に難し
くなるので困難なものであった。同様に、膜厚方向の不
純物3の分布を調べることも困難なものであった。
【0011】また、酸化シリコン膜1が窒化膜等の親水
性を有する表面に形成されている場合には、酸化シリコ
ン膜1を溶解させても溶解液は液滴にはならず、不純物
3を含む溶解液の回収は非常に困難なものとなってい
た。
【0012】このため、不純物3の定量及び定性分析、
あるいは不純物分布の測定が、対象によって、あるいは
その分析する部分によって高精度の分析を行うことがで
きなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来、
半導体基板表面に形成された酸化シリコン膜に含有され
たり吸着されたりしている不純物の回収は、基板表面が
疎水性を有する場合には酸化シリコン膜を全溶解し液滴
として容易に回収できるものの、酸化シリコン膜の膜上
部だけの不純物の回収や酸化シリコン膜が親水性を有す
る基板面に設けられている場合には非常に困難なもので
あった。このような状況に鑑みて本発明はなされたもの
で、その目的とするところは酸化シリコン膜に含有され
る等している不純物の回収が、溶解後の半導体基板の表
面が親水性、疎水性のいずれであるかに係わらず、また
不純物回収を行う膜厚方向の位置に関係なく容易に行う
ことができ、それにより不純物の測定分析を高精度で行
えるようにした半導体基板不純物の回収方法及び回収装
置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体基板不純
物の回収方法及び回収装置は、半導体基板上の膜を所定
量溶解して不純物を含む該膜の溶解液を半導体基板上面
に形成する工程と、膜が所定量溶解した後の半導体基板
上面を撥水性蒸気に暴露して疎水化する工程と、半導体
基板上面を疎水化することによって膜の溶解液を液滴と
して回収する工程とを有してなることを特徴とするもの
であり、また、膜の上層が酸化シリコン膜であって、こ
の酸化シリコン膜の溶解を弗化水素酸によって行うこと
を特徴とし、また、膜は、上層が酸化シリコン膜で、下
層が親水性膜である積層膜で形成され、酸化シリコン膜
の溶解を弗化水素酸によって行うことを特徴とし、ま
た、撥水性蒸気がポリオルガノシロキサンの蒸気である
ことを特徴とし、また、撥水性蒸気がイソプロピルアル
コールの蒸気であることを特徴とし、さらに、密閉可能
に形成された容器と、この容器内に収納された支持台
と、この支持台に形成された不純物回収がなされる半導
体基板を載置するステージと、このステージの縁部に沿
って前記支持台に設けられた溝と、容器内に少なくとも
二つの蒸気を切り換えて導入するよう設けられた蒸気供
給部とを具備したことを特徴とするものであり、また、
少なくとも二つの蒸気は、弗化水素酸蒸気と撥水性蒸気
であることを特徴とするものであり、また、ステージ
が、載置した半導体基板を弗化水素酸蒸気が導入される
際には水平に支持し、撥水性蒸気が切り換え導入される
際には傾斜支持するように構成したものであることを特
徴とするものである。
【0015】
【作用】上記のように構成された半導体基板不純物の回
収方法は、積層膜を所定量溶解した後の半導体基板表面
を撥水性蒸気に暴露して疎水化し、積層膜の溶解液を液
滴として回収するものであり、積層膜を膜厚の途中の厚
さまで溶解した状態でも撥水性蒸気に暴露することで半
導体基板表面は疎水性となり、これによって半導体基板
表面に存在する不純物を含む積層膜の溶解液は液滴とな
って回収される。さらに、半導体基板表面が親水性を有
するものでは、積層膜を全溶解した後に親水性の半導体
基板表面を撥水性蒸気に暴露することで疎水性となり、
同様にして全溶解した積層膜の溶解液が液滴となって回
収される。このため液滴を回収することで積層膜に含有
あるいは吸着されていた不純物が容易に回収されること
となる。
【0016】また半導体基板不純物の回収装置は、密閉
された容器内に収納された支持台が半導体基板を載置す
るステージと、このステージの縁部に沿うように設けら
れた溝とを備え、さらに容器内には蒸気供給部から弗化
水素酸蒸気と撥水性蒸気とが切り換えて導入されるよう
に構成されている。このためステージに載置された半導
体基板の積層膜は弗化水素酸蒸気により溶解され、その
不純物を含む積層膜の溶解液は、容器内に弗化水素酸蒸
気に換えて撥水性蒸気が切り換え導入されることで基板
表面が疎水化して液滴となり、この液滴は溝に流れ落ち
て集められる。そして積層膜に含有あるいは吸着されて
いた不純物は液滴に含まれた状態で容易に回収されるこ
とになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、始めに不純物の回収方法についての実施例
を説明し、その後で回収方法に用いられる回収装置の実
施例について説明する。
【0018】先ず、本発明の不純物の回収方法の第1の
実施例について図1乃至図4により説明する。図1乃至
図4は不純物の回収工程の概略を順に模式的に示す断面
図であり、半導体基板上面の酸化シリコン膜の膜上部の
みの不純物回収は、以下の順序で行われる。
【0019】すなわち、図1に示した第1の工程で、先
ず積層されている酸化シリコン膜11が上面となるよう
にしてシリコン基板12を保持する。なお13は酸化シ
リコン膜11に含有されたり、膜表面に吸着されている
不純物を示している。
【0020】次に図2に示した第2の工程で、シリコン
基板12の上方側から弗化水素酸蒸気14を供給し、シ
リコン基板12の上面に積層されている酸化シリコン膜
11の表面を弗化水素酸蒸気14の雰囲気に晒されるよ
うにする。こうすることで前述の従来技術におけると同
様に、酸化シリコン膜11は弗化水素酸蒸気14に、 SiO2 +6HF→H2 SiF6 +2H2 O の反応式によって溶解する。
【0021】さらに図3に示す第3の工程で、溶解前の
厚さがt0 であった酸化シリコン膜11の膜厚が所定の
厚さt1 だけ溶解された時点で、弗化水素酸蒸気14の
供給を停止する。これにより酸化シリコン膜11の上面
から厚さt1 までの膜上部のみの溶解が行われる。な
お、弗化水素酸蒸気14の供給時間とこれによる酸化シ
リコン膜11の溶解量を予め求めておき、シリコン基板
12に積層された酸化シリコン膜11の溶解に際し、所
定の厚さt1 の酸化シリコン膜11を溶解するに要する
時間だけ弗化水素酸蒸気14の供給を行う。
【0022】こうすることにより、シリコン基板12の
上面に弗化水素酸蒸気14によって溶解していない膜厚
(t0 −t1 )の酸化シリコン膜11が残り、さらにそ
の上には弗化水素酸に不純物13の一部と共に溶解して
いる酸化シリコンの溶解液層15が形成される。
【0023】続いて図4に示す第4の工程で、シリコン
基板12の上方からポリオルガノシロキサン、あるいは
イソプロピルアルコール(IPA)などの撥水性蒸気1
6を板面に吹き付けるように供給し、シリコン基板12
上に溶解せずに残っている酸化シリコン膜11の上面を
撥水性蒸気16に晒されるようにする。こうすることで
酸化シリコン膜11の表面が撥水性蒸気16で覆われ、
これによって酸化シリコンの溶解液層15が弾かれた状
態となり、酸化シリコン膜11の上面に液滴17が形成
される。なお、液滴17には酸化シリコン膜11の溶解
した膜上部に含有されたり、膜表面に吸着されていた不
純物13も含まれることになる。
【0024】この後、液滴17は酸化シリコン膜11の
上面上で集められ適宜な大きさとされ、適宜な大きさと
なった液滴17は、例えばマイクロピペット等によって
比較的容易に吸引回収される。そして回収された液滴1
7は、不純物13の定量及び定性分析等を行うために所
定の分析装置にかけられて化学分析される。
【0025】以上のようにして、容易にシリコン基板1
2上に積層された酸化シリコン膜11の表面から所定の
厚さt1 までの膜上部のみについて、不純物13の高精
度の測定分析を行うことができる。なお、含有されてい
る不純物13の厚さ方向の分布については、表面に吸着
されている不純物13を除去したした後、数段階にわた
って膜途中までの溶解を上記の方法によって繰り返すこ
とによって容易に求めることができる。
【0026】次に、本発明の不純物の回収方法の第2の
実施例について図5乃至図8により説明する。図5乃至
図8は不純物の回収工程の概略を順に模式的に示す断面
図であり、親水性を有する膜、例えば窒化シリコン膜で
なる半導体基板上面に、さらに積層されているた酸化シ
リコン膜の不純物回収は、以下の順序で行われる。
【0027】すなわち、図5に示した第1の工程で、シ
リコン基板12の上面には親水性を有する窒化シリコン
膜18が積層されており、この窒化シリコン膜18上に
はさらに酸化シリコン膜11が積層されている。そし
て、このように形成されたシリコン基板12を、不純物
13の回収が行われる酸化シリコン膜11が上面となる
ようにして保持する。
【0028】次に図6に示した第2の工程で、上記した
不純物の回収方法の第1の実施例と同様にシリコン基板
12の上方側から弗化水素酸蒸気14を供給し、シリコ
ン基板12上の窒化シリコン膜18の上面に積層されて
いる酸化シリコン膜11の表面を弗化水素酸蒸気14の
雰囲気に晒されるようにする。こうして弗化水素酸蒸気
14で酸化シリコン膜11を溶解する。
【0029】さらに図7に示す第3の工程で、酸化シリ
コン膜11の溶解を進める。そして十分に弗化水素酸蒸
気14を供給し続けることによって窒化シリコン膜18
の上面の酸化シリコン膜11が溶解し、全て溶解し終わ
った時点で弗化水素酸蒸気14の供給を停止する。な
お、窒化シリコン膜18は弗化水素酸蒸気14には反応
しないため、酸化シリコン膜11が溶解し終わった時点
で弗化水素酸蒸気14による溶解反応は停止する。
【0030】こうしてシリコン基板12上の親水性を有
する窒化シリコン膜18の上面に、弗化水素酸蒸気14
によって不純物13と共に溶解している酸化シリコンの
溶解液層19が形成される。
【0031】続いて図8に示す第4の工程で、シリコン
基板12の上方からポリオルガノシロキサン、あるいは
イソプロピルアルコールなどの撥水性蒸気16を吹き出
させるようにして供給し、窒化シリコン膜18の上面を
撥水性蒸気16に晒されるようにする。こうすることで
窒化シリコン膜18の表面が撥水性蒸気16で覆われ、
これによって酸化シリコンの溶解液層19が弾かれた状
態となり、窒化シリコン膜18の上面に液滴20が形成
される。なお、液滴20には酸化シリコン膜11に含有
されたり、膜表面に吸着されていた不純物13も含まれ
ている。
【0032】この後、液滴20は窒化シリコン膜18の
上面上で集められて適宜な大きさとされ、適宜な大きさ
となった液滴20は、例えばマイクロピペット等によっ
て上記した不純物の回収方法の第1の実施例と同様に比
較的容易に吸引回収され、所定の分析装置にかけられ
る。この結果、親水性を有する窒化シリコン膜18に設
けられた酸化シリコン膜11の溶解液の回収率が従来は
10%に満たないものであったものが、本実施例では溶
解液の回収率が95%以上のものとすることができた。
そして、酸化シリコン膜11の不純物13の定量及び定
性分析等の化学分析が高精度で実施できる。
【0033】なおさらに、パターン付きのウェーハ表面
に積層されている酸化シリコン膜の不純物の回収でも、
酸化シリコン膜の溶解液の回収率が従来は30%に満た
ないものであったものが、本実施例では溶解液の回収率
が95%以上のものとすることができ、不純物の化学分
析が高精度で実施できる。
【0034】次に上記各不純物の回収方法に用いられる
回収装置の実施例について説明する。先ず、本発明の回
収装置の第1の実施例を図9及び図10により説明す
る。図9は縦断面図であり、図10は要部平面図であ
る。図9及び図10において、21は弗化水素によって
腐蝕されない、例えばフッ素樹脂で形成された円筒状の
密閉容器で、本体22の上部開口が蓋23で閉塞するこ
とによって密閉される。密閉容器21の内部には同じく
フッ素樹脂で形成された支持台24が収納されている。
【0035】この支持台24は、中央部分に上面に半導
体基板25を水平に載置する円柱ステージ26が形成さ
れ、この円柱ステージ26の周縁部に沿い一方向側に傾
斜すると共に底断面形状が丸くなった溝27を有し、ま
た溝27の外側に円柱ステージ26の上面よりも高い周
壁28を設けて構成されている。そして半導体基板25
と略同形状に形成された円柱ステージ26には、半導体
基板25が不純物回収を行う酸化シリコン膜29を上側
にして載置される。
【0036】さらに蓋23には、円柱ステージ26の略
中心部分の上方に供給口30が半導体基板25の上面に
対向して開口するように蒸気供給管31が設けられてお
り、この蒸気供給管31には、切換バルブ32を介して
弗化水素酸蒸気の供給源33及び撥水性蒸気のポリオル
ガノシロキサンの供給源34が接続されている。これに
より切換バルブ32を切換え操作することによって、当
初は窒素等の不活性ガスの常温常圧の雰囲気となってい
る密閉容器21内に弗化水素酸蒸気、あるいはポリオル
ガノシロキサンが随時切り換えられて供給されるように
なっている。なお密閉容器21内で余剰となったガス等
は図示しない排気手段によって排出されるようになって
いる。またポリオルガノシロキサンに代えてイソプロピ
ルアルコールなどの撥水性蒸気を用いてもよい。
【0037】そして、このように構成された装置による
不純物の回収は、次のようにして行われる。すなわち、
先ず半導体基板25を円柱ステージ26の上面に酸化シ
リコン膜29を上側にして載置し、蓋23を閉塞するこ
とによって密閉容器21内に収納する。このとき密閉容
器21の内部は排気手段等を用いることによって空気が
排出され、窒素ガスに置換された雰囲気とされる。
【0038】この後、切換バルブ32を操作し、密閉容
器21内に弗化水素酸蒸気が供給源33から蒸気供給管
31を通り供給口30を介して供給される。そして供給
口30からの弗化水素酸蒸気は、半導体基板25の酸化
シリコン膜29の中央部分に当たり上面に沿いながら周
辺部に向かって広がる。
【0039】これによって酸化シリコン膜29は溶解さ
れ、半導体基板25の上部に不純物を含む酸化シリコン
の溶解液層が形成される。そして弗化水素酸蒸気の供給
量、もしくは供給時間を計測する等して所定の厚さだけ
酸化シリコン膜29が溶解した時に、切換バルブ32を
操作して密閉容器21内への弗化水素酸蒸気の供給を停
止する。
【0040】引き続いて切換バルブ32を操作してポリ
オルガノシロキサンの供給源34を蒸気供給管31に接
続する。これによってポリオルガノシロキサンが密閉容
器21内に蒸気供給管31を通り供給口30を介して供
給される。供給口30から吹き出されたポリオルガノシ
ロキサンは、半導体基板25の中央部分に当たり疎水化
しながら周辺部に向かって広がる。
【0041】これによって弗化水素酸蒸気による溶解で
残った半導体基板25の表面が疎水性に変えられると共
に、疎水性となった半導体基板25の上面上に不純物を
含む酸化シリコンの溶解液の液滴35が形成され、この
液滴35が周辺部に向かって押し出される。押し出され
た液滴35は円柱ステージ26の周囲の溝27に落下
し、さらに溝27の傾斜に沿って流れて溝27の最深部
に集まる。こうして集められた液滴35は、例えばマイ
クロピペット等によって比較的容易に吸引回収され、所
定の分析装置にかけられる。
【0042】このように本実施例は構成されているた
め、溶解後の半導体基板表面が親水性、疎水性のいずれ
であるかに係わらず、また不純物回収が膜の途中までで
あってもその位置に関係なく不純物の回収が容易に行う
ことができ、これによって不純物の測定分析を高精度で
行うことができ、上記した不純物回収の方法の各実施例
と同様の効果を得ることができる。
【0043】次に、本発明の回収装置の第2の実施例を
図11及び図12により説明する。図11は縦断面図で
あり、図12は要部平面図である。図11及び図12に
おいて、本体22の上部開口が蓋36で閉塞された密閉
容器37の内部にはフッ素樹脂で形成された支持台38
が収納されている。
【0044】この支持台38は、中央部分に略円形の可
動ステージ39が設けられていて、水平に支持している
半導体基板25を図11において左方向の下り勾配θの
傾斜面を有するよう一方向に傾斜させて支持できるよう
になっている。なお、可動ステージ39の水平状態から
傾斜状態、あるいはその逆の変化は、図示しない可動機
構を密閉容器37の外から操作することによって行うこ
とができるようになっている。また勾配θは半導体基板
25の上面の液滴が流れ落ちる範囲で適宜に設定され
る。
【0045】さらに、支持台38は可動ステージ39の
周囲を囲うように壁40が設けられており、可動ステー
ジ39の傾斜の最下部と壁40との間には可動ステージ
39の傾斜下部縁の一部に沿うように弧状の溝41が削
設されている。
【0046】一方、蓋36には、可動ステージ39の傾
斜上部の壁40の内面際の上方に供給口42が半導体基
板25の上面に対向して開口するように蒸気供給管43
が設けられている。そして蒸気供給管43には切換バル
ブ32を介して弗化水素酸蒸気の供給源33、及びポリ
オルガノシロキサンの供給源34が接続されている。な
お、供給口42はステージ39の傾斜上部縁の一部に沿
うような弧状の開口部を有している。
【0047】そして、このように構成された装置による
不純物の回収は、次のようにして行われる。すなわち、
先ず半導体基板25を水平状態の可動ステージ39の上
面に酸化シリコン膜29を上面側となるようにして載置
し、蓋36を閉塞することによって密閉容器37内に収
納する。
【0048】この後、切換バルブ32を操作し、密閉容
器37内に弗化水素酸蒸気が供給源33から蒸気供給管
43を通り供給口42を介して供給される。そして供給
口42の弧状の開口部からの弗化水素酸蒸気は、半導体
基板25の酸化シリコン膜29の上方から供給され、酸
化シリコン膜29の上面に沿いながら全面に広がる。
【0049】これによって酸化シリコン膜29は溶解さ
れ、不純物を含む酸化シリコンの溶解液層が形成され
る。そして所定の厚さだけ酸化シリコン膜29が溶解し
た時に、切換バルブ32を操作して密閉容器37内への
弗化水素酸蒸気の供給を停止する。
【0050】この後、可動機構を密閉容器37の外から
操作して可動ステージ39を傾斜させ、水平支持状態の
半導体基板25を傾斜状態にする。そして、切換バルブ
32を操作してポリオルガノシロキサンの供給源34を
蒸気供給管43に接続する。これによってポリオルガノ
シロキサンが密閉容器37内に蒸気供給管43を通り供
給口42を介して供給される。
【0051】供給口42から吹き出されたポリオルガノ
シロキサンは半導体基板25の傾斜上部に供給され、酸
化シリコン膜29の傾斜上縁部に当たり傾斜面に沿いな
がら疎水化して下縁部に向かって広がる。これによって
弗化水素酸蒸気による溶解で残った半導体基板25の表
面が疎水性に変えられると共に、疎水性となった半導体
基板25の上面上に不純物を含む酸化シリコンの溶解液
の液滴35が形成される。
【0052】液滴35は、半導体基板25の傾斜及びポ
リオルガノシロキサンの吹き出し力によって押し出され
るようにして下縁部に向かって流れ落ちる。なお流れ落
ちる際、側方向に流れた液滴35は壁40によって側方
への動きが阻止され、壁40の内面に沿うように案内さ
れて下縁部に向かって流れる。そして液滴35は可動ス
テージ39の傾斜最下部に沿って設けられた弧状の溝4
1に落下し集められる。この集められた液滴35は、例
えばマイクロピペット等によって比較的容易に吸引回収
され、所定の分析装置にかけられて分析される。
【0053】このように構成された本実施例において
も、上記した回収装置の第1の実施例と同様の効果を得
ることができると共に、液滴35を回収する溝41が小
さくてすみ装置をより小型なものとすることができる。
【0054】次に、本発明の回収装置の第3の実施例を
図13及び図14により説明する。図13は縦断面図で
あり、図14は要部平面図である。図13及び図14に
おいて、44はフッ素樹脂で形成された密閉容器で、本
体45の上部開口を蓋46で閉塞するようにして構成さ
れている。密閉容器44の内部には同じくフッ素樹脂で
形成された支持台47が収納されている。
【0055】この支持台47は、中央部分に略円形の可
動ステージ39が設けられていて、水平に支持している
半導体基板25を図11において左方向の下り勾配θの
傾斜面を有するよう一方向に傾斜させて支持できるよう
になっている。なお、可動ステージ39の水平状態から
傾斜状態、あるいはその逆の変化は、図示しない可動機
構を密閉容器44の外から操作することによって行うこ
とができるようになっている。また支持台47は可動ス
テージ39の周囲を囲うように壁48が設けられてお
り、また可動ステージ39の傾斜の最下部と壁48との
間に、可動ステージ39の傾斜下部縁の一部に沿うよう
に弧状の溝41が削設されている。
【0056】一方、可動ステージ39の傾斜上部側の壁
48には、可動ステージ39の傾斜面方向に蒸気を吹き
出すようにして開口寸法の小さい蒸気供給管49の供給
口50が、可動ステージ39の傾斜上縁に沿って往復動
可能に設けられている。供給口50の往復動は壁48に
形成されたガイド溝51に蒸気供給管49が案内されて
略90度の移動範囲で行われる。この蒸気供給管49の
往復動は、支持台47の可動ステージ39の傾斜上部側
の側壁と本体45の内面との間に側壁に沿うように設け
られた駆動機構52によって行われるもので、この駆動
機構52によって矢印方向に駆動される可動連結管53
と蛇腹管54を介して接続されることで蒸気供給管49
の動きが得られる。
【0057】また供給口50には、弗化水素酸蒸気の供
給源33及びポリオルガノシロキサンの供給源34から
切換バルブ32を介して切り換え送り出された蒸気が、
連結管55から可動連結管53、蛇腹管54、さらに蒸
気供給管49を通流して供給される。そして、供給口5
0を可動ステージ39の傾斜上縁に沿って往復動させな
がら送り出された蒸気が、可動ステージ39に載置され
た半導体基板25の上面に向かって吹き出される。
【0058】そして、このように構成された装置による
不純物の回収は、次のようにして行われる。すなわち、
先ず半導体基板25を水平状態の可動ステージ39の上
面に酸化シリコン膜29を上面側となるようにして載置
し、蓋46を閉塞することによって密閉容器44内に収
納する。
【0059】この後、切換バルブ32を操作し、弗化水
素酸蒸気が供給源33から切換バルブ32を介し、連結
管55から可動連結管53、蛇腹管54、さらに蒸気供
給管49を通流して供給口50から密閉容器44内に供
給される。この時、可動連結管53が駆動機構52によ
って往復駆動されるため、蒸気供給管49及び供給口5
0も往復動する。そして供給口50からは弗化水素酸蒸
気が、半導体基板25の酸化シリコン膜29上にこれを
を掃引するように供給され、供給された弗化水素酸蒸気
は膜面に沿いながら全面に広がるように流れる。
【0060】これによって酸化シリコン膜29は溶解さ
れ、不純物を含む酸化シリコンの溶解液層が形成され
る。そして所定の厚さだけ酸化シリコン膜29が溶解し
た時に、切換バルブ32を操作して密閉容器44内への
弗化水素酸蒸気の供給を停止する。
【0061】この後、可動機構を密閉容器44の外から
操作して可動ステージ39を傾斜させ、水平支持状態の
半導体基板25を傾斜状態にする。そして、切換バルブ
32を操作してポリオルガノシロキサンが供給源34か
ら各管55,53,54を介して蒸気供給管49に供給
されるように接続する。これによってポリオルガノシロ
キサンが密閉容器44内に往復動する供給口50から供
給される。これによって供給口50から吹き出されたポ
リオルガノシロキサンは半導体基板25の傾斜上部にこ
れを掃引するように供給され、供給されたポリオルガノ
シロキサンは傾斜面に沿いながら下縁部に向かって広が
るようにして流れる。
【0062】これによって弗化水素酸蒸気による溶解で
残った半導体基板25の表面が疎水性に変えられると共
に、疎水性となった半導体基板25の上面上に不純物を
含む酸化シリコンの溶解液の液滴35が形成される。
【0063】液滴35は、半導体基板25の傾斜及びポ
リオルガノシロキサンの吹き出し力によって押し出され
るようにして下縁部に向かって流れ落ちる。なお流れ落
ちる際、側方向に流れた液滴35は壁48によって側方
への動きが阻止され、壁48の内面に沿うようにして下
縁部に向かって流れる。そして液滴35はステージ39
の傾斜最下部に沿って設けられた溝41に落下し集めら
れる。この集められた液滴35は、例えばマイクロピペ
ット等によって比較的容易に吸引回収され、所定の分析
装置にかけられて分析される。
【0064】このように構成された本実施例において
も、上記した回収装置の第1の実施例と同様の効果を得
ることができると共に、ポリオルガノシロキサンは半導
体基板25の上面にこれを掃引するように供給されるの
で、少ない使用量でも万遍なく半導体基板25の上面に
供給することができ、短時間で液滴35の回収を行うこ
とができる。また所定部分への部分的な供給を行うこと
で所要部のみの不純物回収を行うことができる。
【0065】尚、本発明は上記の各実施例のみに限定さ
れるものではなく、半導体基板に積層された膜が酸化シ
リコン膜以外の積層膜であってもよく、当然、積層膜の
溶解も弗化水素酸以外のものであってもよく、また撥水
性蒸気についても積層膜の溶解後の半導体基板表面の状
態に応じてポリオルガノシロキサンやイソプロピルアル
コール以外のもので、半導体基板表面を疎水化するもの
であればよい等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得るものである。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体基板不純物の回収方法及び回収装置は上記のよ
うに構成したことにより、半導体基板上部を溶解しての
不純物の回収が、溶解後の半導体基板の表面が親水性、
疎水性のいずれであるかに係わらず、また不純物回収を
行う厚さ方向の位置に関係なく容易に行うことができ、
さらに不純物の測定分析を高精度で行えるようなる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回収方法の第1の実施例の第1の工程
を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の回収方法の第1の実施例の第2の工程
を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の回収方法の第1の実施例の第3の工程
を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の回収方法の第1の実施例の第4の工程
を模式的に示す断面図である。
【図5】本発明の回収方法の第2の実施例の第1の工程
を模式的に示す断面図である。
【図6】本発明の回収方法の第2の実施例の第2の工程
を模式的に示す断面図である。
【図7】本発明の回収方法の第2の実施例の第3の工程
を模式的に示す断面図である。
【図8】本発明の回収方法の第2の実施例の第4の工程
を模式的に示す断面図である。
【図9】本発明の回収装置の第1の実施例の縦断面図で
ある。
【図10】本発明の回収装置の第1の実施例の要部平面
図である。
【図11】本発明の回収装置の第2の実施例の縦断面図
である。
【図12】本発明の回収装置の第2の実施例の要部平面
図である。
【図13】本発明の回収装置の第3の実施例の縦断面図
である。
【図14】本発明の回収装置の第3の実施例の要部平面
図である。
【図15】従来の回収方法の第1の工程を模式的に示す
断面図である。
【図16】従来の回収方法の第2の工程を模式的に示す
断面図である。
【図17】従来の回収方法の第3の工程を模式的に示す
断面図である。
【符号の説明】
21…密閉容器 24…支持台 25…半導体基板 26…円柱ステージ 27…溝 28…壁 29…酸化シリコン膜 31…蒸気供給管 32…切換バルブ 33…弗化水素酸蒸気の供給源 34…ポリオルガノシロキサンの供給源 35…液滴

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の膜を所定量溶解して不純
    物を含む該膜の溶解液を前記半導体基板上面に形成する
    工程と、前記膜が所定量溶解した後の前記半導体基板上
    面を撥水性蒸気に暴露して疎水化する工程と、前記半導
    体基板上面を疎水化することによって前記膜の溶解液を
    液滴として回収する工程とを有してなることを特徴とす
    る半導体基板不純物の回収方法。
  2. 【請求項2】 前記膜の上層が酸化シリコン膜であっ
    て、この酸化シリコン膜の溶解を弗化水素酸によって行
    うことを特徴とする請求項1記載の半導体基板不純物の
    回収方法。
  3. 【請求項3】 前記膜は、上層が酸化シリコン膜で、下
    層が親水性膜である積層膜で形成され、前記酸化シリコ
    ン膜の溶解を弗化水素酸によって行うことを特徴とする
    請求項1記載の半導体基板不純物の回収方法。
  4. 【請求項4】 撥水性蒸気がポリオルガノシロキサンの
    蒸気であることを特徴とする請求項1記載の半導体基板
    不純物の回収方法。
  5. 【請求項5】 撥水性蒸気がイソプロピルアルコールの
    蒸気であることを特徴とする請求項1記載の半導体基板
    不純物の回収方法。
  6. 【請求項6】 密閉可能に形成された容器と、この容器
    内に収納された支持台と、この支持台に形成された不純
    物回収がなされる半導体基板を載置するステージと、こ
    のステージの縁部に沿って前記支持台に設けられた溝
    と、前記容器内に少なくとも二つの蒸気を切り換えて導
    入するよう設けられた蒸気供給部とを具備したことを特
    徴とする半導体基板不純物の回収装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも二つの蒸気は、弗化水素
    酸蒸気と撥水性蒸気であることを特徴とする請求項6記
    載の半導体基板不純物の回収装置。
  8. 【請求項8】 ステージが、載置した半導体基板を弗化
    水素酸蒸気が導入される際には水平に支持し、撥水性蒸
    気が切り換え導入される際には傾斜支持するように構成
    したものであることを特徴とする請求項7記載の半導体
    基板不純物の回収装置。
JP25738393A 1993-10-15 1993-10-15 半導体基板不純物の回収方法及び回収装置 Pending JPH07115115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071181A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法
CN110942978A (zh) * 2018-09-25 2020-03-31 东京毅力科创株式会社 半导体装置的制造方法

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