JPH07115111B2 - ブラインドリベットかしめ機 - Google Patents

ブラインドリベットかしめ機

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JPH07115111B2
JPH07115111B2 JP4110623A JP11062392A JPH07115111B2 JP H07115111 B2 JPH07115111 B2 JP H07115111B2 JP 4110623 A JP4110623 A JP 4110623A JP 11062392 A JP11062392 A JP 11062392A JP H07115111 B2 JPH07115111 B2 JP H07115111B2
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JP
Japan
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sleeve
piston rod
mandrel
jaw
cylinder mechanism
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良一 相根
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Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/04Riveting hollow rivets mechanically
    • B21J15/043Riveting hollow rivets mechanically by pulling a mandrel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/105Portable riveters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラインドリベットを
チャック爪に形成される保持穴内に供給するとともに、
このブラインドリベットを鍔部がチャック爪の先端から
突き出るまで押し出し、その後ブラインドリベットをワ
ークの下穴に押し込んでかしめるブラインドリベットか
しめ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚の薄板でなるワークをしっ
かりと固定する際に、薄板の裏面に作業ユニットが位置
できないところでは、ブラインドリベット(以下、リベ
ットという)によるかしめ作業を行うハンドタイプのブ
ラインドリベットかしめ機(以下、かしめ機という)が
使用されている。この種のかしめ機は各種開発されてい
るが、図6に示すかしめ機が一般的である。このかしめ
機1は先端にリベット9のマンドレル9aが挿入される
マンドレルガイド6cを持つ円筒状のノーズ13を有し
ている。このノーズ13内にはシリンダ機構(図示せ
ず)の作動により前進後退可能なジョースリーブ15が
配置されており、このジョースリーブ15の先端には先
細の収納穴15bが設けられている。また、このジョー
スリーブ15の収納穴15b内にはばね18により前進
側に付勢された一対のジョー14が半径方向に離反可能
に収納されており、ジョースリーブ15が最前進位置に
ある時にはジョー14がマンドレルガイド6cに当接し
てばね18に逆らってジョースリーブ15内に後退し、
ジョー14間の間隙が拡開するように構成されている。
また、前記ノーズ13には供給ホース24を通って供給
されるリベット9を保持する一対のチャック爪11を持
つチャックユニット25がシリンダ27の作動によりノ
ーズ13と平行に前進後退可能にかつ先端側がノーズ1
3に当接するようにばね26により付勢されて回動自在
に配置されており、チャックユニット25が前進してそ
の先端がノーズ13から離れるにともなって、チャック
爪11に保持されるリベット9がマンドレルガイド6の
前方に位置するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このかしめ機では、ノ
ーズ13の先端のマンドレルガイド6cに保持されたリ
ベット9をワーク(図示せず)の下穴に挿入して後、ノ
ーズ13内のシリンダ機構を作動させてジョースリーブ
15を後退させると、ジョー14がマンドレルガイド6
cから離脱する。そのため、ジョー14がばね18の弾
性力によりジョースリーブ15の収納穴15bに押圧さ
れ、これにともなってジョー14が中心側に移動し、リ
ベット9のマンドレル9aを挾持する。さらに、ジョー
スリーブ15が後退すると、リベット9のマンドレル9
aが引っ張られ、その先端でリベット9がかしめられる
とともに、マンドレル9aが確実に切断される。ところ
が、このかしめ機1ではチャックユニット25をノーズ
13に沿って前進させ、チャック爪11に保持されたリ
ベット9をノーズ13の前方に供給し、マンドレルガイ
ド6cの案内穴に差し込まねばならず、リベット9の供
給に時間がかかり、連続作業に不向きな装置となる等の
欠点が生じている。また、このブラインドリベットかし
め機ではリベット供給後リベットをノーズの先端に保持
する際には、ジョースリーブを貫通するエア路からエア
を吸引してジョースリーブに保持されたジョーの先端に
リベットのマンドレルを吸着している関係で、リベット
の先端で穴探りをしようとすると、リベットがノーズの
先端から落下してしまい、再度リベットを供給しなけれ
ばならない等の欠点が生じている。
【0004】本発明は、上記欠点の除去を目的とするも
ので、リベットを保持するチャック爪をマンドレルガイ
ドの前方で開閉自在に配置し、リベットがチャック爪ま
で供給されると、このリベットをチャック爪の先端に押
し出してかしめ作業に備えるとともに、リベットの先端
により穴探りを可能にしたブラインドリベットかしめ機
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ピストンロッドを持つ第
1シリンダ機構と把持部とを備えた本体部が設けられて
おり、この本体部には所望ブラインドリベットを保持す
る保持穴が形成された開閉自在な一対のチャック爪とそ
の保持穴近くに先端を位置させて回動自在な供給管とを
持つノーズが連接されている。このノーズには前記ピス
トンロッドの一部が位置するピストンスリーブを持つ第
2シリンダ機構が設けられており、このピストンスリー
ブの先端にはブラインドリベットのマンドレルを案内す
るマンドレルガイドが取付けられている。
【0006】一方、前記第2シリンダ機構のピストンス
リーブ内には第1シリンダ機構のピストンロッドと僅か
な遅れを持って一体に前進後退するジョースリーブが配
置されており、このジョースリーブの先端側には先細の
収納穴が設けられている。このジョースリーブの収納穴
内には後退可能に付勢されたジョーホルダを介してその
中心から離れる方向に移動可能な複数のジョーが収納さ
れている。また、前記ジョースリーブの収納穴内にはジ
ョーホルダの後退側に位置して前記ピストンロッドの前
進により閉じてマンドレルと当接可能なコレット部を持
つコレットチャックが収納されている。さらに、前記第
1シリンダ機構および第2シリンダ機構は空油圧制御回
路により制御されており、この空油圧制御回路は前記ピ
ストンロッドの前進後退を制御する第1シリンダ機構の
作動油を低圧から高圧に切り換える切換え部と、作動油
を低圧から高圧に切り換える作業スタートスイッチとを
備え、第1シリンダ機構および第2シリンダ機構にエア
を供給してピストンロッドおよびピストンスリーブが最
前進位置に達すると、第1シリンダ機構に低圧作動油を
供給してピストンロッドを僅かに後退させるように構成
されている。
【0007】
【作用】上記ブラインドリベットかしめ機では、前回の
かしめ作業完了時、すなわち、ピストンスリーブおよび
ジョースリーブが後退位置に達すると、チャック爪にブ
ラインドリベットがエア給送されてそのマンドレルが
ンドレル受けに案内されて保持される。この状態で、
1シリンダ機構および第2シリンダ機構にエアが供給さ
れて、第1シリンダ機構のピストンロッドが前進し、ま
ずコレットチャックがジョーホルダに対して前進して、
その先端のコレット部が閉じる。続いて、前記ピストン
ロッドの前進から僅かに遅れてピストンスリーブがジョ
ースリーブとともに一体に前進するにともなって、ピス
トンスリーブ先端のマンドレルガイドにマンドレルが案
内され、さらにコレット部に当たって、ブラインドリベ
ットがチャック爪から押出される位置で停止する。その
後、第1シリンダ機構および第2シリンダ機構に前記エ
アを供給した状態で、第1シリンダ機構に低圧作動油が
供給され、ピストンロッドをわずか後退する方向に移動
させる。ピストンロッドが後退すると、まずコレットチ
ャックのコレット部が開状態に復帰してマンドレルから
離れる。続いて、ジョースリーブが後退し始めてマンド
レルガイドから離れ、ジョーがジョーホルダとともにジ
ョースリーブから突出する。そのため、ジョーが中心側
に移動してその間隙を狭めて、リベットのマンドレルを
噛み込み、同時に、マンドレルは後退方向に引っ張られ
るが、ピストンロッドが低圧作動油により押圧されてい
るため、マンドレルを後退方向に引っ張る力は小さく、
リベットはかしめられることなく、リベットをマンドレ
ル先端にしっかりと保持するだけで、ピストンロッドは
停止することができる。この状態で、所望ワークの下穴
をリベットの先端で穴探りしても、リベットが落下する
ことなく、リベットの先端がワークの下穴に挿入され
る。
【0008】作業スタートスイッチが作動して切換え部
が作動し、第1シリンダ機構への作動油が低圧から高圧
に切り換えられると、ピストンロッドがジョースリーブ
とともに後退し、ジョーがマンドレルを挾持した状態で
後退する。そのため、ピストンロッドが最後退位置に復
帰する時には、マンドレルには大きな後退方向の引っ張
り力が加わり、リベットのスリーブ部の先端が確実にか
しめられ、マンドレルが切断される。
【0009】前記ピストンロッドが最後退位置に復帰す
ると、ピストンスリーブがマンドレルガイドとともに復
動し、マンドレルガイドがジョーをジョーホルダととも
にジョースリーブ内に押し込み、ジョーを中心から離れ
る方向に移動させ、ジョーをマンドレルから離脱させ
る。同時に、切断されたマンドレルがエア吸引等により
外部に排出され、ただちに前述したようにブラインドリ
ベットをチャック爪にエア給送して、このブラインドリ
ベットをチャック爪から押出された位置に保持し、次回
の作業に備えることができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。図
1ないし図3において、1はブラインドリベットかしめ
機(以下、かしめ機という)であり、ピストンロッド2
aを持つ第1シリンダ機構2と作業スタートスイッチ3
aを持つ把持部3とを備えた本体部4を有している。前
記ピストンロッド2aの一部は後記する第2シリンダ機
構6内に突出しており、その一端には先端に膨径部を持
つ連接軸7が連結具8を介して連結され、ピストンロッ
ド2aから連接軸7および後記するコレットチャック1
7にわたって後記するマンドレル9aの通過可能な貫通
穴10が設けられている。さらに、前記本体部4の後部
にはエア吸引機構(図示せず)に連接されたマンドレル
収納部4aが付設されており、このマンドレル収納部4
aには切断されたマンドレル9aがエア吸引機構の作動
により前記貫通穴10内および前記ピストンロッド2a
と一体に移動するガイドスリーブ2b内を通り吸引され
て収納されるように構成されている。
【0011】前記本体部4には、開閉自在な一対のチャ
ック爪11を持つノーズ13が連接されており、このチ
ャック爪11にはマンドレル9aとスリーブ部9bとを
有するブラインドリベット9(以下、リベットという)
を保持する保持穴11aが形成されている。また、前記
ノーズ13には前記ピストンロッド2aと同心上で延び
るピストンスリーブ6aを持つ第2シリンダ機構6が設
けられておリ、第1シリンダ機構2と第2シリンダ機構
6とが2段ストロークをなすように構成されている。前
記第2シリンダ機構6のピストンスリーブ6aはその延
びる方向にガイド溝6bを有し、このガイド溝6bには
ノーズ13に固定されたピン13aが位置してピストン
スリーブ6aが回動しないように構成されている。ま
た、ピストンスリーブ6aの先端にはリベット9のマン
ドレル9aを案内するマンドレルガイド6cが取付けら
れており、ピストンスリーブ6a後退時に後記するジョ
ー14に当接するように構成されている。さらに、前記
ピストンスリーブ6a内にはジョースリーブ15が摺動
自在に配置されており、このジョースリーブ15は前記
連接軸7の膨径部に係止されて僅かに移動可能なジョイ
ント金具15aを介して連接軸7に連接され、ピストン
ロッド2aの前進後退から僅かに遅れて一体に前進後退
するように構成されている。また、前記ジョースリーブ
15は先端側に先細の収納穴15bを有しており、この
収納穴15bには先細の穴16aを後退側に持つジョー
ホルダ16が後記するばね18により後退可能に付勢さ
れて収納されている。このジョーホルダ16にはその中
心から半径方向に延びる収納溝16bが設けられてお
り、この収納溝16bには対向する面に鋭角な歯部を持
つ複数のジョー14が収納されており、その中心から離
れる方向に移動可能に構成されている。さらに、前記ジ
ョースリーブ15にはジョーホルダ16の後退側に位置
して先端にコレット部17aを持つコレットチャックが
収納されており、このコレットチャック17はばね18
によりピストンロッド2aと一体の連接軸7に当接する
ように付勢されて、ピストンロッド2aの前進時コレッ
ト部17aがジョーホルダ16に対して前進してその先
端を閉じてマンドレル9aに当接可能となるように構成
されている。前記ジョースリーブ15とコレットチャッ
ク17との間には、コレット部17aおよびばね18を
内包するようにスペーサ19が配 置されており、コレッ
ト部17aがジョースリーブ15に当接して後ピストン
ロッド2aの前進がスペーサ19を介してジョーホルダ
16およびジョースリーブ15に伝達され、コレット部
17aを保護するように構成されている。
【0002】一方、前記ノーズ13には横方向に突出す
るホース接続部13bが設けられており、このホース接
続部13bにはホース接手13cとその一端で回動自在
に配置された供給管12とが連結されている。また、こ
の供給管12はその一部がノーズ13に設けられた切欠
溝13dに位置するとともにその先端がチャック爪11
の保持穴11a近くに位置するように線状ばね20によ
り付勢されている。しかも、この供給管12の先端部の
ノーズ13の中心側にはマンドレル9aが通過できる割
り溝12aが設けられており、供給管12を通って供給
されるリベット9がチャック爪11に保持されると、そ
のマンドレル9aが割り溝12aから抜け落ち、後記す
るマンドレル受け21により保持されるように構成され
ている。さらに、前記ノーズ13には板ばね22を介し
てマンドレル受け21が一対のチャック爪11にまたが
って設けられた開口部11bからノーズ13の内部に突
出するように配置されており、その先端をノーズ13の
中心近くに位置させてリベット9を水平に保持できるよ
うに構成されている。
【0013】前記第1シリンダ機構2および第2シリン
ダ機構6は図5に示す空油圧制御回路28により制御さ
れており、第1シリンダ機構2の第1給排口2cを通し
て作動油を給排し、第2給排口2dを通してエアを給排
する一方で、第2シリンダ機構6の第3給排口6dおよ
び第4給排口6eを通してエアを給排するように構成さ
れている。また、この空油圧制御回路28はリベット9
がエア給送されると、前記ピストンロッド2aおよびピ
ストンスリーブ6aが最前進位置にある状態で、低圧切
換え弁29を作動させて切換え部の一例の増圧器30を
低圧作動させ、第1シリンダ機構2の第1給排口2cに
供給される作動油を低圧に加圧し、ピストンロッド2a
を僅かに後退させるように構成されている。さらに、前
記空油圧制御回路28は作業スタートスイッチ3aから
ワンショット信号が出力されると、第2給排口2dから
エアを排出するとともに、低圧切換え弁29を閉じて高
圧切換え弁31を作動させ、増圧器30を高圧作動させ
て作動油を低圧から高圧に切り換え、同時にエア吸引を
始めるように構成されている。また、この空油圧制御回
路28はピストンロッド2aが最後退位置に達すると、
第2シリンダ機構6の第3給排口6dを通してエアを供
給し、第4給排口6eからエアを排出する一方、ピスト
ンスリーブ6aが最後退位置に達するとリベット供給装
置(図示せず)が駆動され、同時にエアを供給してリベ
ット9をエア給送し、その後所定時間後に増圧器30を
常圧に復帰させて第2給排口2dからエアを供給すると
ともに、第3給排口6dを通してエアを排出し、第4給
排口6eからエアを供給するように構成されている。
【0014】上記かしめ機では、前回のかしめ作業完了
時に、ピストンロッド2aおよびピストンスリーブ6a
が最後退位置に達すると、リベット供給装置が駆動され
る。同時に、リベット供給装置にエアが供給されてリベ
ット9が供給管12を通ってチャック爪11の保持穴1
1aにエア給送され、供給管12の割り溝12aからマ
ンドレル9aが抜け落ちてマンドレル受け21に保持さ
れる。その後、所定時間が経過すると、第1シリンダ機
構2の第2給排口2dおよび第2シリンダ機構6の第4
給排口6eからエアが供給されるとともに、第1シリン
ダ機構2のシリンダ室内の作動油が、また第2シリンダ
機構6の第3給排口6dからエアが排出される。そのた
め、まず前記ピストンロッド2aがピストンスリーブ6
aに対して前進し、これと一体の連接軸7がコレットチ
ャック17をジョーホルダ16に対して前進させ、コレ
ットチャック17のコレット部17aをジョーホルダ1
6の後退側の穴16aに当接させて閉止させる。この状
態で、ピストンロッド2aがさらに前進して、第2シリ
ンダ機構6のピストンスリーブ6aが一体に前進し、ピ
ストンスリーブ6a先端が供給管12およびマンドレル
受け21に当接し、これらをその移動路から離脱させ
る。前記ピストンロッド2aが所定ストローク移動する
と、リベット9のマンドレル9aがピストンスリーブ6
aの先端のマンドレルガイド6cを通ってコレットチャ
ック17に当たるとともに、図4aに示すようにリベッ
ト9がチャック爪11から押し出され、その鍔部がチャ
ック爪11の先端に位置するところで停止する。同時
に、エア吸引機構が作動し、リベット9のマンドレル9
aの一端がコレットチャック17の先端で吸引される。
前記ピストンロッド2aが最前進位置に達すると、エア
吸引機構が停止するとともに低圧切換え弁29が作動し
て増圧器30が低圧作動し、第1シリンダ機構2の第1
給排口2cから低圧作動油が供給され、ピストンロッド
2aがその背圧と釣り合う位置までわずかに後退する。
この間、このピストンロッド2aの後退により連接軸7
の膨径部がジョイント金具15aに当接すると、ジョー
スリーブ15が一体に後退し始め、ジョー14がマンド
レルガイド6cから離れる。そのため、コレットチャッ
ク17のみがばね18の作用により後退し、そのコレッ
ト部17aがジョーホルダ16から離脱してその内部の
穴をマンドレル9aが通過可能となるように開く。同時
に、ばね18の作用によりジョー14がジョーホルダ1
6とともにジョースリーブ15から突出し、ジョースリ
ーブ15の収納穴15bの内壁に押されて中心側に移動
し、その間隙を狭めてリベット9のマンドレル9aを噛
み込む。この時、ジョー14の対向する面に設けられた
鋸状の歯部がしっかりとマンドレル9aに食付くことが
でき、しかもこれをわずかに引っ張り込み、リベット9
をチャック爪11の先端にしっかりと保持することがで
きる。
【0015】この状態で、チャック爪11の先端に保持
されたリベット9の先端をワーク23の下穴に挿入し、
把持部3の作業スタートスイッチ3aを押すと、高圧切
換え弁31が作動して増圧器30が高圧作動し、第1シ
リンダ機構2の第1給排口2cから供給されている作動
油を低圧から高圧に切り換えるとともに、第2給排口2
dからエアが排出され、ピストンロッド2aが大きな力
で後退する。このピストンロッド2aが後退して原位置
に復帰すると、図4bに示すようにリベット9のスリー
ブ部9bの先端が確実にかしめられるとともに、マンド
レル9aが切断される。
【0016】その後、ピストンロッド2aが最後退位置
に達すると、図4cに示すように第2シリンダ機構6の
第3給排口6dからエアが供給され、第4給排口6eか
らエアが排出され、ピストンスリーブ6aが復動して最
後退位置に達する。この時、ピストンスリーブ6aの先
端のマンドレルガイド6cがジョー14の先端に当た
り、ジョー14をジョーホルダ16とともにジョースリ
ーブ15内に押し込む。そのため、ジョー14がジョー
ホルダ16に案内されて互いに離れる方向に移動し、マ
ンドレル9aから離脱する。この時、マンドレル収納部
4aに連接されたエア吸引機構が作動し、ガイドスリー
ブ2b、ピストンロッド2a、連接軸7およびコレット
チャック17にわたって設けられた貫通穴10を介して
切断されたマンドレル9aが吸引され、マンドレル収納
部4aに排出される。その後、前述したようにただち
に、リベット供給装置が駆動されるとともに、リベット
供給装置にエアが供給されてリベット9がエア給送さ
れ、前記動作を繰り返して次回の作業に備えることがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はリベット
を保持するチャック爪をマンドレルガイドの前方で開閉
自在に配置し、リベットがチャック爪まで供給される
と、このリベットをチャック爪の先端に押し出すととも
に、リベットのマンドレルを小さな力で引張り込んでリ
ベットをチャック爪の先端にしっかりと保持するように
構成しているため、シリンダ機構の一連の前進後退によ
りリベットのマンドレルを挾持してこれを引き込み、リ
ベットのスリーブ部をかしめるとともに、マンドレルを
切断することができ、リベット供給が短時間で可能とな
り、作業性のよいブラインドリベットかしめ機を提供す
ることができるばかりか、リベットの先端で穴探りを行
っても、リベットがチャック爪から離脱することがな
く、リベットを再送するような不都合は皆無となる等の
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の拡大縦断面図である。
【図2】本発明に係るブラインドリベットかしめ機の正
面図である。
【図3】図2のA−A線要部拡大断面図である。
【図4a】本発明のかしめ作業前の状態を示す要部説明
図である。
【図4b】本発明のかしめ作業時を示す要部説明図であ
る。
【図4c】本発明のかしめ作業完了時を示す要部説明図
である。
【図5】本発明に係る要部空油圧制御回路図である。
【図6】従来のブラインドリベットかしめ機の要部縦断
面図である。
【符号の説明】
1 ブラインドリベットかしめ機 2 第1シリンダ機構 2a ピストンロッド 2b ガイドスリーブ 2c 第1給排口 2d 第2給排口 3 把持部 3a 作業スタートスイッチ 4 本体部 4a マンドレル収納部 6 第2シリンダ機構 6a ピストンスリーブ 6b ガイド溝 6c マンドレルガイド 6d 第3給排口 6e 第4給排口 7 連接軸 8 連結具 9 ブラインドリベット 9a マンドレル 9b スリーブ部 10 貫通穴 11 チャック爪 11a 保持穴 11b 開口部 12 供給管 12a 割り溝 13 ノーズ 13a ピン 13b ホース接続部 13c ホース接手 13d 切欠溝 14 ジョー 15 ジョースリーブ 15a ジョイント金具 15b 収納穴 16 ジョーホルダ 16a 穴 16b 収納溝 17 コレットチャック 17a コレット部 18 ばね 19 スペーサ 20 線状ばね 21 マンドレル受け 22 板ばね 23 ワーク 24 供給ホース 25 チャックユニット 26 ばね 27 シリンダ 28 空油圧制御回路 29 低圧切換え弁 30 増圧器 31 高圧切換え弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドを持つ第1シリンダ機構
    と把持部とを備えた本体部を設け、この本体部に所望ブ
    ラインドリベットを保持する保持穴が形成された開閉自
    在な一対のチャック爪とその保持穴近くに先端を位置さ
    せて回動自在な供給管とを持つノーズを連接し、このノ
    ーズに前記ピストンロッドの一部が位置するピストンス
    リーブを持つ第2シリンダ機構を設けるとともに、この
    ピストンスリーブの先端にブラインドリベットのマンド
    レルを案内するマンドレルガイドを取付ける一方、 ピストンスリーブ内にピストンロッドと僅かな遅れを持
    って一体に前進後退するジョースリーブを配置し、この
    ジョースリーブの先端側に先細の収納穴を設け、このジ
    ョースリーブの収納穴内に後退可能に付勢されたジョー
    ホルダを介してその中心から離れる方向に移動可能な複
    数のジョーを収納するとともに、ジョーホルダの後退側
    に位置して前記ピストンロッドの前進により閉じてマン
    ドレルに当接可能なコレット部を持つコレットチャック
    を収納したブラインドリベットかしめ機において、 ピストンロッドの前進後退を制御する第1シリンダ機構
    の作動油を低圧から高圧に切り換える切換え部と、作動
    油を低圧から高圧に切り換える作業スタートスイッチと
    を備え、第1シリンダ機構および第2シリンダ機構にエ
    アを供給してピストンロッドおよびピストンスリーブが
    最前進位置に達すると、第1シリンダ機構に低圧作動油
    を供給してピストンロッドを僅かに後退させる空油圧制
    御回路を設けたことを特徴とするブラインドリベットか
    しめ機。
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