JP3433303B2 - リベッター - Google Patents

リベッター

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JP3433303B2
JP3433303B2 JP05465694A JP5465694A JP3433303B2 JP 3433303 B2 JP3433303 B2 JP 3433303B2 JP 05465694 A JP05465694 A JP 05465694A JP 5465694 A JP5465694 A JP 5465694A JP 3433303 B2 JP3433303 B2 JP 3433303B2
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case
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内 正 年 大
田 秀 一 水
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オプトエンジニアリング株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements
    • B21J15/323Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements using a carrier strip

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板金等をかしめるブラ
インドリベット(以下、リベットと称す)を連続して打
つことができるリベッターに関する。
【0002】従来のリベッターは、リベットを1本1本
装着しなければならず、手間がかかると共にリベットの
心軸が散乱していた。そこで、本出願人は、特願平4−
360303号としてリベットが自動的に供給されると
共に、破断されたリベットの心軸が散乱しないようにし
たリベッターを出願した。
【0003】このリベッターは、図18〜図19に示す
ように本体E、駆動部F及びリベット供給部G、バルブ
部Hとから構成されている。
【0004】前記本体Eは、ケース410内を真空にす
る真空エジェクタ420が上端に取り付けられた心軸収
納ケース410と、該心軸収納ケース410が上端に装
着され、かつ下端にロッドカバー460が取り付けられ
たチャックシリンダ400と、該チャックシリンダ40
0に内装され、上端開放の椀形のピストン550で、か
つ前記心軸収納ケース410に摺動自在に外挿され、か
つ下端に筒形で先端に孔が穿設され先端内面は先端ほど
小径のテーパ面511に形成されたジョーケース510
が固着されたジョーケースピストン500と、前記チャ
ックシリンダ400内のジョーケースピストン500下
方に内装され、下部に筒体610が一体に形成され、該
筒体610は前記チャックシリンダ400下端のロッド
カバー460の孔に摺動自在に挿通され、該筒体610
には前記ジョーケース510が摺動自在に挿通すると共
に、下端にノーズピース620を有し、該ノーズピース
620にはリベット740の心軸741が摺動可能に弾
発保持される弾性リング621が装着されたノーズピス
トン600と、前記テーパ面511に摺動可能に嵌合し
スプリング520により尖鋭状のジョープッシャー53
0を介して下方及び外方へ付勢された一対のジョー54
0と、前記心軸収納ケース410の底板を貫通してこれ
に固着され、下部が前記ジョーケース510内に挿入さ
れた心軸上昇パイプ430とを具備する。
【0005】前記駆動部Fは、ピストン220を内蔵し
たエアシリンダ200と、該エアシリンダ200のピス
トンロッドがオイルピストン211を形成して挿通さ
れ、前記チャックシリンダ400内のジョーケースピス
トン500とノーズピストン600との間に形成された
油室450に通じるチャックシリンダ400の孔470
より圧油を供給するオイルシリンダ210と、前記エア
シリンダ200のピストン後室202に圧気を供給する
第1のポートと、前記エアシリンダ200のピストン
前室201、前記真空エジェクタ420及び前記ノーズ
ピストン600と前記ロッドカバー460との間の空気
室480にそれぞれ圧気を供給する第2のポートと、
前記ピストン220の前進位置で前記エアシリンダ20
0の後室202と連通する第3のポートとを具備す
る。
【0006】前記リベット供給部Gは、前記ジョーケー
スピストン500及びノーズピストン600の上死点
で、ブラインドリベット保持体730に一定間隔に保持
されたリベット740の心軸741をノーズピース62
0前方の軸心上に移送する構造を具備する。このリベッ
ト供給部Gは、エアシリンダ200の下端にピン340
止めされたリベット保持体の収納ケース750と、スプ
リング711により前方に付勢されたテープピストン7
12が収容されると共に、該テープピストン712には
送り爪713aを有するシャフト713が嵌挿されたテ
ープエアシリンダ710とで主に構成される(図18,
図19)。
【0007】前記バルブ部Hは、手動で切換えられる2
位置切換弁であるトリガーバルブ800と、該トリガー
バルブ800の出口側の一方のポートと前記第3のポー
トとからのパイロットエア圧により切換えられる2位
置パイロット切換弁である操作バルブ900とを具備す
る。
【0008】前記操作バルブ900の出口の一方のポー
トeは前記第1のポートに、他方のポートfは前記第
2のポートにそれぞれ連通し、前記トリガーバルブ8
00の出口側の一方のポートmは前記チャックシリンダ
400上端のポートに、他方のポートnは前記操作バ
ルブ900入口の一方のポートgにそれぞれ連通し、前
記操作バルブ900及びトリガーバルブ800入口側の
他方のポートn、oはそれぞれ大気に解放され、前記ト
リガーバルブ800入口側の一方のポートsは圧気源8
01に連結されている。また、ロッドカバー460に設
けられたポートを通して空気室480がテープエアシ
リンダ710のポートkと連通している。
【0009】しかして、前記リベッターによれば、チャ
ックシリンダ400の上・下に内装されたジョーケース
ピストン500とノーズピストン600との間に形成さ
れた空間の油室450に圧油を供給し、前記ノーズピス
トン600を前記チャックシリンダ400のロッドカバ
ー460側に押圧した状態で、ジョーケース510に内
装されたジョー540にリベット740の心軸741を
握持したジョーケースピストン500を所定の距離引き
上げ、リベット740をかしめると共にリベット本体7
42から心軸741を破断し、
【0010】次に、前記ノーズピストン600を前記所
定の距離引き上げた後、該ノーズピストン600をジョ
ーケースピストン500と共にブラインドリベット保持
体730に並設保持された心軸741の上方まで引き上
げた後、前記ブラインドリベット保持体730を1ピッ
チ送り、
【0011】次に、前記ノーズピストン600及びジョ
ーケースピストン500を下降させ、この時リベット7
40の心軸741はノーズピストン600先端に設けら
れたノーズピース620を貫通し、開放されたジョー5
40に遊嵌されると共に、前記ノーズピストン600先
端がリベット740の上・下タブ731を下方に曲折し
て下降し、初期の状態に復帰し次のリベット740のか
しめ準備が完了するから、以上の動作を繰り返すことに
より、連続してリベット740をかしめることができる
ものである。
【0012】そして、前記かしめ時において、破断され
たリベット740の心軸741は、心軸収納ケース41
0内が真空エジェクタ420により真空(減圧)にされ
るため、心軸上昇パイプ430を経由して心軸収納ケー
ス410内に収納される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のリベッターにおいては、心軸収納ケース410がチ
ャックシリンダ400の上端にこれに固着され、心軸上
昇パイプ430は該心軸収納ケース410の底板を貫通
してこれに固着され、下部がジョーケース510内に挿
入されて構成されているため、ジョーケースピストン5
00の上下動によるジョーケース510の上下動は、心
軸上昇パイプ430を軸心として上下する格好となる。
従って、ジョーケース510の内径は、心軸上昇パイプ
430の内径より大径にならざるを得ない。
【0014】そのために細径のリベットを使用すると、
破断された心軸がジョーケース510内に2本入ってし
まい故障の原因になる。かといって細径のリベットだけ
を使用できるような細い内径にしてしまうと、太い径の
リベットが使用できなくなってしまうから、通常は太い
径のリベットに合せた径となっており、前記不都合は解
消できない。
【0015】また、一対のジョー540は、ジョーケー
ス510内のテーパ面511に摺動可能に嵌合し、スプ
リング520により先鋭状のジョープッシャー530を
介して下方及び外方に付勢されて設けられているから、
心軸収納ケース410がチャックシリンダ400の上端
に固着され、心軸上昇パイプ430が該心軸収納ケース
410の底板を貫通して固着され、下部がジョーケース
510内に挿入されて構成されていると、一対のジョー
540のメンテナンスが非常に面倒なものとなる。
【0016】すなわち、ジョー540をメンテナンスの
ために取り出そうとして、チャックシリンダ400の上
蓋を取り外し、心軸上昇パイプ430を心軸収納ケース
410より取り外しても、心軸収納ケース410の底板
があるために取り出すことができず、心軸収納ケース4
10までもチャックシリンダ400から取り外さなけれ
ばならない。
【0017】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、細いリベットから太
いリベットまで使用でき、かつジョーケースや心軸上昇
パイプ内に破断されたリベットの心軸2本が入ることな
く、しかもジョーのメンテナンスが容易なリベッターの
提供にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願発明のリベッターは、下端開放の筒体が上端内
部に装着され、かつ下端にロッドカバーが取り付けられ
たチャックシリンダと、該チャックシリンダに内装さ
れ、上端開放の椀形のピストンであって、前記筒体に摺
動自在に外挿され、内部に上端開放の筒形の心軸収納ケ
ースが、その先端側を前記筒体内に摺動自在に挿入して
設けられ、かつ下端に筒形で先端に孔が穿設され先端内
面は先端ほど小径のテーパ面に形成されたジョーケース
が固着されたジョーケースピストンと、前記チャックシ
リンダ内のジョーケースピストン下方に内装され、下部
に筒体が一体に形成され、該筒体はチャックシリンダ下
端のロッドカバーの孔に摺動自在に挿通され、該筒体に
は前記ジョーケースが摺動自在に挿通すると共に、下端
にノーズピースを有し、該ノーズピースにはブラインド
リベットの心軸が摺動可能に弾発保持される弾性リング
が装着されたノーズピストンと、前記テーパ面に摺動可
能に嵌合し、スプリングにより尖鋭状のジョープッシャ
ーを介して下方及び外方へ付勢された一対のジョーと、
前記心軸収納ケースの底板を貫通してこれに固着され、
下部が前記ジョーケース内に挿入された心軸上昇パイプ
と、前記心軸収納ケースに連結され、該ケース内を減圧
する真空エジェクタとを具備することを特徴とするもの
である。
【0019】また、本発明のリベッターは、下端開放の
筒体が上端内部に装着され、かつ下端にロッドカバーが
取り付けられたチャックシリンダと、該チャックシリン
ダに内装され、上端開放の椀形のピストンであって、前
記筒体に摺動自在に外挿され、内部に上端開放の筒形の
心軸収納ケースが、その先端側を前記筒体内に摺動自在
に挿入して設けられ、かつ下端に筒形で先端に孔が穿設
され先端内面は先端ほど小径のテーパ面に形成されたジ
ョーケースが固着されたジョーケースピストンと、前記
チャックシリンダ内のジョーケースピストン下方に内装
され、下部に筒体が一体に形成され、該筒体はチャック
シリンダ下端のロッドカバーの孔に摺動自在に挿通さ
れ、該筒体には前記ジョーケースが摺動自在に挿通する
と共に、下端にノーズピースを有し、該ノーズピースに
はブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持され
る弾性リングが装着されたノーズピストンと、前記テー
パ面に摺動可能に嵌合し、スプリングにより尖鋭状のジ
ョープッシャーを介して下方及び外方へ付勢された一対
のジョーと、前記心軸収納ケースの底板を貫通してこれ
に固着され、下部が前記ジョーケース内に挿入された心
軸上昇パイプと、前記心軸収納ケースに連結され、該ケ
ース内を減圧する真空エジェクタとを具備し、前記心軸
収納ケースの上端開口には蓋体が設けられていることを
特徴とするものである。
【0020】さらに、本発明のリベッターは、下端開放
の筒体が上端内部に装着され、かつ下端にロッドカバー
が取り付けられたチャックシリンダと、該チャックシリ
ンダに内装され、上端開放の椀形のピストンであって、
前記筒体に摺動自在に外挿され、内部に上端開放の筒形
の心軸収納ケースが、その先端側を前記筒体内に摺動自
在に挿入して設けられ、かつ下端に筒形で先端に孔が穿
設され先端内面は先端ほど小径のテーパ面に形成された
ジョーケースが固着されたジョーケースピストンと、前
記チャックシリンダ内のジョーケースピストン下方に内
装され、下部に筒体が一体に形成され、該筒体はチャッ
クシリンダ下端のロッドカバーの孔に摺動自在に挿通さ
れ、該筒体には前記ジョーケースが摺動自在に挿通する
と共に、下端にノーズピースを有し、該ノーズピースに
はブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持され
る弾性リングが装着されたノーズピストンと、前記テー
パ面に摺動可能に嵌合し、スプリングにより尖鋭状のジ
ョープッシャーを介して下方及び外方へ付勢された一対
のジョーと、前記心軸収納ケースの底板を貫通してこれ
に固着され、下部が前記ジョーケース内に挿入された心
軸上昇パイプと、前記心軸収納ケースに連結され、該ケ
ース内を減圧する真空エジェクタとを具備し、前記心軸
収納ケースの上端開口には、開閉自在の蓋体がスプリン
グで押圧され被嵌されていることを特徴とするものであ
る。
【0021】
【作用】チャックシリンダの上端内部に下端開放の筒体
が装着され、上端開放筒形の心軸収納ケースは、ジョー
ケースピストンを形成する上端開放の椀形のピストン内
部に、その先端側を前記筒体内に摺動自在に挿入して固
着され、筒形で先端に孔が穿設されたジョーケースは、
前記椀形のピストンの下端に固着され、一対のジョー
は、前記ジョーケース内のテーパ面に摺動自在に嵌合さ
れ、心軸上昇パイプは、前記心軸収納ケースの底板を貫
通してこれに固着され、下方が前記ジョーケース内に挿
入された構成であるから、心軸収納ケース、心軸上昇パ
イプ、ジョーケースは、ジョーケースピストンにより一
体に上下動する。
【0022】このように心軸収納ケース、心軸上昇パイ
プ及びジョーケースが一体に上下動する構成であると、
心軸上昇パイプをはじめ破断された心軸が通過する通路
の内径は、全て同径に形成できる。従って、心軸上昇パ
イプをはじめとする心軸が通過する通路の内径を、リベ
ットの太い径のものに合せておけば、破断された心軸が
2本入ることはない。細い径のリベット2本合計の径
は、太い径のリベットより大径になり、2本入ることが
ないからである。
【0023】
【実施例】以下、図1乃至図17に示す実施例について
本発明を詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す
断面図で、リベッターに取り付けられたハンドルを解放
し、ドリガーバルブと操作バルブとがノーマル位置とな
った状態を示し、図2は本発明の実施例を示すバルブの
回路図で、図1と図2の組み合わせで全体を示してい
る。
【0024】同図において、Aは本体、Bは駆動部、C
はリベット供給部、Dはバルブ部である。
【0025】駆動部Bは、本体Aから側方に分岐した小
径のオイルシリンダ2と、このオイルシリンダ2のオイ
ルピストン3を駆動する大径のエアシリンダ1とを有し
ている。前記エアシリンダ1に内装されたピストン4に
はそのピストンロッドであるオイルピストン3が一体に
形成されている。前記オイルシリンダ2は、チャックシ
リンダ10内のジョーケースピストン20とノーズピス
トン30との間に形成された空間である油室8に通じる
チャックシリンダ10側壁の孔9を通じてチャックシリ
ンダ10と連通している。
【0026】は第2のポートで前記エアシリンダ1の
ピストン前室5、チャックシリンダ10の上側部に設け
られた真空エジェクタ11及び前記ノーズピストン30
とロッドカバー12との間の空気室13(図5)にそれ
ぞれ圧気を供給し、後述する操作バルブ60の出口側の
一方であるポートfに連通されている。
【0027】は第1のポートで、エアシリンダ1のピ
ストン後室6に圧気を供給し、後述する操作バルブ60
の出口側の他方であるポートeに連通されている。
【0028】は第3のポートで、ピストン4の前進位
置(図4)で前記エアシリンダ1の後室6の圧気を操作
バルブ60のパイロットエア回路Yに供給する。前記エ
アシリンダ1の下端にはリベット供給部Dの収納ケース
40がピン41止めされている。
【0029】本体Aは、前記オイルシリンダ2にチャッ
クシリンダ10が略直角に一体形成され、該チャックシ
リンダ10には、上端内部に下端開放の筒体70が設け
られ、下端にロッドカバー12が設けられている。ま
た、前記チャックシリンダ10の内部にはジョーケース
ピストン20が内装され、その上部は上部開放の椀型の
ピストン21であって、前記筒体70に摺動自在に外挿
され、これにより上部の空気室15と下部の油室8とを
画成した状態で装着されている。
【0030】前記ジョーケースピストン20を形成する
上端開放の椀型のピストン21の内部には、上端開放の
筒形の心軸収納ケース14が、その先端側を前記筒体7
0内に摺動自在に挿入して設けられている。前記真空エ
ジェクタ11は、この心軸収納ケース14内を真空(減
圧)にするものである。
【0031】前記心軸収納ケース14の上端開口には、
蓋80が設けられている。この蓋80は、開閉可能な構
成であればよいが、本例では自由状態で被せられ、スプ
リング90で押圧されている。この蓋80には、心軸収
納ケース14内を真空(減圧)にする小さい通気孔(図
示省略)が設けられている。
【0032】この蓋8は、必ずしも必要ではないが、無
い場合には、図12に示すように上方向を向けリベット
打ちを行う場合、心軸収納ケース14の上端周縁14a
とチャックシリンダ10のキャップ10aとの間に収納
された心軸R1がはさまれる不都合がある。心軸R1が
はさまれた場合には、ジョーケースピストン20の動き
が妨げられたり、心軸収納ケース14やキャップ10a
等に破損が生ずるおそれがある。従って、蓋80は、あ
った方が好ましい。
【0033】なお、ここで蓋80を自由状態で設け、ス
プリング90で押圧して設けた構成としたのは、心軸R
1の取り出しやメンテナンスの際に、キャップ10aを
取り外しリベッターを逆にするだけで容易に可能になる
からである。
【0034】また、前記チャックシリンダ10の下部は
ジョーケース22で、前記椀形のピストン21の下端に
固着され、該ジョーケース22の先端内面には先端ほど
小径に形成されたテーパ面23が形成され、このテーパ
面23には一対のジョー24が摺動可能に貫入してい
る。この各ジョー24,24はジョーケース22内に収
納されたスプリング25により尖鋭状のジョープッシャ
ー26を介して下方及び外方に付勢されている。
【0035】そして、ジョーケース22内には心軸上昇
パイプ16が挿入され、その上部は前記椀形のピストン
21と心軸収納ケース14の底板を貫通した状態でこれ
に固着されている。従って心軸上昇パイプ16は、ジョ
ーケースピストン20、心軸収納ケース14およびジョ
ーケース22と一体に上下動をする。前記スプリング2
5は、心軸上昇パイプ16の先端部に設けられ、ジョー
プッシャー26を介しジョー24を下方及び外方へ付勢
している。
【0036】前記ジョーケースピストン20の外方に
は、ノーズピストン30が配設され、上部の油室8と下
部の空気室13とを画成している。このノーズピストン
30の下端には、筒体31が前記チャックシリンダ10
の下端のロッドカバー12を摺動自在に貫通して設けら
れ、この筒体31の下端にはノーズピース32が装着さ
れている。この筒体31と前記ジョーケース22とは同
心的に配設され、ジョーケース22は、この筒体31内
を上下に摺動する。
【0037】図1の状態では筒体31の下内壁33(図
14)にジョーケース22の先端が当接し、筒体31の
先端に設けたノーズピース32にはジョー24の先端で
当接している。前記ノーズピース32にはリベットRの
心軸R1が挿通する孔が穿設され、先端内には弾発性を
有する弾性リング34(図14)が取り付けられ、心軸
R1を弾性により摺動自在に保持し、挿入されたリベッ
トRが作業中に落ちないよう構成されている。
【0038】前記チャックシリンダ10の側壁には、下
部の空気室13と上端の真空エジェクタ11とに連通す
る管路17が設けられ、その途中には前記第2ポート
に連通する孔18が設けられている。
【0039】リベット供給部Cは、図13に拡大して示
すように、テープエアシリンダ42とガイド板43とを
有し、テープエアシリンダ42内には、スプリング44
により前方に付勢されたテープピストン45が収容され
ると共に、該テープピストン45には送り爪46aを有
するシャフト46が嵌挿され、抜止め用のビス47でセ
ットされている。
【0040】なお、リベット保持体Tは、プラスチック
等で断面コ字状に形成され、一定間隔毎に送り孔T2及
び上下タブT1,T1を有し、前後のタブT1とタブT
1との間には隙間T3を有し、タブT1先端には切り溝
T4を有し、この切り溝T4にリベットRの心軸R1と
リベット本体R2とが保持されている。
【0041】前記ガイド板43には、このリベット保持
体Tをガイドする突条(図示せず)が形成されると共
に、前記送り爪46aが往復動する長孔48が開口され
ている。また、リベット保持体Tは、図13に示すよう
にずれ防止用の板ばね49によりガイド板43へ弾発的
に押し付けられていると共に、リベットRに作用する逆
止め爪51が設けられている。前記ずれ止め防止用の板
ばね49は、リベット保持体Tを弾発的にガイド板43
に押さえ付け、リベット保持体Tが所定位置よりずれる
のを防止するものである。
【0042】バルブ部Dは、図2に示すようになってお
り、60は操作バルブでエアシリンダ1に取り付けら
れ、2位置パイロット切換弁であり、50はトリガーバ
ルブで、オイルシリンダ2とチャックシリンダ10が交
差する内側に取り付けられ、ハンドル52で開閉操作を
行うようになっている。
【0043】図において、53はコンプレッサー等の圧
気源を示し、h,oは大気に開放され、前記操作バルブ
60の出口側ポートe,fは、それぞれ前記ポート,
に連通し、ポートはパイロットエア回路Yに連通し
ている。また、前記トリガーバルブ50の出口側ポート
mは、前記操作パルブ60のパイロットエア回路xとチ
ャックシリンダ10上端のポートに連通し、ポートn
は、前記操作バルブ60の入口側ポートgに連通してい
る。
【0044】さらに、前記ロッドカバー12にはポート
が設けられ、このポートを通して空気室13がテー
プエアシリンダ42のポートkと連通し、ノーズピスト
ン30が上死点まで上昇した際、筒体31下部の溝35
を通じ空気室13内の圧気がテープエアシリンダ42に
供給されるようになっている(図9)。
【0045】次に前記実施例の作用を説明する。通常、
収納ケース40にリベット保持体Tが巻かれた状態で収
納され、かしめない状態の時は、図1,図2の状態とな
っており、ハンドル52(トリガー)は開放され、リベ
ットRはノーズピース32の弾性リング34により弾発
保持されて下方に抜け落ちないようになっている。
【0046】図3に示すようにリベットRのリベット本
体R2を板金Hの孔に挿入し、ハンドル52を握持する
と図4に示すようにトリガーバルブ50が作動し、圧気
はポートs→nを通り、操作バルブ60のポートg→e
を通ってポートからエアシリンダ1の後室6に流入
し、ピストン4が前進するので、オイルピストン3も前
進し、油室7のオイルがチャックシリンダ10の油室8
に流入するのでジョーケースピストン20を所定の距離
押し上げる。これによりジョーケース22も上昇する。
【0047】このジョーケース22の上昇により、一対
のジョー24は、ジョープッシャー26を介してスプリ
ング25により下方へ付勢されているので、ジョー24
はジョーケース22のテーパ面23を下方へ摺動し互い
に接近してリベットRの心軸R1をつかみながら上昇す
る(図3)。従って、ジョー24は心軸R1をつかみ上
昇するから、この心軸R1の上昇によりリベットRのか
しめが行われ、次いで、ノーズピース32の先端でリベ
ット本体R2が止められているので心軸R1がリベット
本体R2から切断される(図5)。
【0048】この場合、空気室13とエアシリンダ1の
前室5とはポートから操作バルブ60のポートf→h
を通じて大気に開放されているので(図4)、ノーズピ
ストン30は下方に押し付けられ、ジョーケースピスト
ン20のみが上昇する。
【0049】次に前記の如くピストン4が前進すると、
ポートを通じ後室6の圧気がパイロットエア回路Yへ
供給され、操作バルブ60は切換り(前進する)圧気源
53よりの圧気はポートs→n→g→fを通りポート
に供給され、ポートからエアシリンダ1の前室5、チ
ャックシリンダ10の空気室13および真空エジェクタ
11に供給される(図6)。この時、エアシリンダ1後
室6の圧気はポートe→hを通じ、またパイロットエア
回路xの圧気および空気室15の圧気はポートm→oを
通じて、それぞれ大気へ開放されているので、エアシリ
ンダ1の前室5に供給された圧気でピストン4(オイル
ピストン3も共に)は戻り、空気室13に供給された圧
気でノーズピストン30は上昇し(図5)、真空エジェ
クタ11に供給された圧気で、心軸収納ケース14内の
バキュームが開始される。これによりジョーケースピス
トン20とノーズピストン30とは上死点まで上昇し、
真空エジェクタ11により前記切断された心軸R1が心
軸収納ケース14内に吸い上げられる(図7,図9)。
【0050】図9はオイルピストン3,ピストン4が戻
り、ノーズピストン30が上昇して椀形のピストン21
に接近した状態を示す。このようにジョーケースピスト
ン20に対しノーズピストン30が上昇し接近すると、
筒体31の下内壁33がジョーケース22の下端に当接
すると共に、ノーズピース32の上端がジョー24の先
端を押し上げるので、ジョー24は開放された状態とな
る。従って、切断された心軸R1は、心軸上昇パイプ1
6を通して心軸収納ケース14内に吸い上げられる。図
7はジョーケースピストン20とノーズピストン30と
が上昇する途中を示し、心軸R1が心軸上昇パイプ16
を通して心軸収納ケース14内に吸い上げられた状態を
示す。
【0051】ジョーケースピストン20とノーズピスト
ン30とが、共に上死点(図9)に達すると、図10の
ようにポートから圧気がテープエアシリンダ42のポ
ートkに供給されるので、テープピストン45が前進
し、送り爪46aが長孔48にそって前進する。この
時、リベット保持体Tの送り孔T2に前記送り爪46a
が係合しているので、リベット保持体Tは収納ケース4
0から引き出され、ガイド板43の突条にそって1ピッ
チ移動され、心軸R1の先端をノーズピース32下方の
軸心上にセットする(図9,図13)。
【0052】次いで、ハンドル52を開放すると、バル
ブ部Dは図10に示す状態となり、トリガーバルブ50
はスプリング54の力で元の位置へ戻るので、圧気源5
3の圧気は、ポートmを通り操作バルブ60のパイロッ
トエア回路Xに供給されるので操作バルブ60も切換
(後退する)る。この時、パイロットエア回路Yの圧気
は、ポートを通りポートf→hから大気中に開放され
る。
【0053】また、このバルブ位置では、圧気はトリガ
ーバルブ50のポートs→mを通りポートから空気室
15に供給され、空気室13の圧気はポート→f→h
を通り大気中に開放されているので、空気室15に供給
された圧気によりジョーケースピストン20とノーズピ
ストン30とは、共に下死点まで降下していく。従っ
て、この時前記ノーズピース32下方の軸心上にセット
されたリベットRの心軸R1が、ノーズピース32から
開放されたジョー24にわたり挿入されると共に、ノー
ズピース32の先端がリベット保持体Tの上下タブT1
を下方に折り曲げて下降する。
【0054】図14〜図17はノーズピース32が下降
する状態を示し、図14はリベットRが1本送られた状
態を示し、リベット本体R2の頭部R3は下タブT1の
内側に位置している。図15は心軸R1がノーズピース
32に挿入されると共に、ノーズピース32先端が上タ
ブT1を曲折しかけた状態を示す。
【0055】図16はノーズピース32が更に下降し、
上タブT1は完全に曲折し、心軸R1はノーズピース3
2を挿通してジョー24に遊嵌されると共に、ノーズピ
ース32先端に当接したリベット本体R2の頭部R3
が、下タブT1を少し曲折しかけた状態を示し、下タブ
T1の基端は、下側ガイドの突起43aに支えられてい
るので、この突起43aと、頭部R3が下タブT1を曲
折するに要する抵抗力とにより、リベットRは弾性リン
グ34の抵抗に打ち勝って頭部R3まで完全にノーズピ
ース32に挿入される。
【0056】図17はリベットRが完全にノーズピース
32に挿入された状態で下死点まで下降し、下タブT1
も完全に曲折された状態を示す。
【0057】そして、前記ノーズピース32が下降する
際、テープエアシリンダ42への圧気の供給は停止さ
れ、テープエアシリンダ42の圧気は抜けるので、テー
プピストン45はスプリング44の作用で元の位置へ後
退するが、リベット保持体Tは逆止め爪51で逆方向の
動きを止められているので、リベット保持体Tが停止し
たまま、送り爪46aは送り孔T2から外れて1ピッチ
手前に移動し、手前の送り孔T2と係合する。この時、
リベット保持体Tは、ガイド板43にずれ防止用の板ば
ね49により弾発的に押し付けられているので、位置が
ずれることなく確実に送り孔T2と係合する。
【0058】以上でリベットRのかしめ準備が完了す
る。それ以降の動作は、前に記載した動作の説明と同じ
であって、以上の動作を繰り返すことにより、連続して
リベットRをかしめることができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明は、チ
ャックシリンダの上端内部に下端開放の筒体が装着さ
れ、上端開放筒形の心軸収納ケースは、ジョーケースピ
ストンを形成する上端開放の椀形のピストン内部に、そ
の先端側を前記筒体内に摺動自在に挿入して固着され、
筒形で先端に孔が穿設されたジョーケースは、前記椀が
他のピストンの下端に固着され、一対のジョーは、前記
ジョーケース内のテーパ面に摺動自在に嵌合され、心軸
上昇パイプは、前記心軸収納ケースの底板を貫通してこ
れに固着され、下方が前記ジョーケース内に挿入された
構成であるから、心軸収納ケース、心軸上昇パイプ、ジ
ョーケースは、ジョーケースピストンにより一体に上下
動する。このように心軸収納ケース、心軸上昇パイプ及
びジョーケースが一体に上下動する構成であると、心軸
上昇パイプをはじめ破断された心軸が通過する通路の内
径は、全て同径に形成できる。従って、心軸上昇パイプ
をはじめとする心軸が通過する通路の内径を、リベット
の太い径のものに合わせておけば、細い径の心軸2本合
計の径は、太い径の心軸より大径になるので、破断され
た心軸が2本入ることなく、トラブルの発生を防止でき
る。
【0060】また、本発明の構成によれば、チャックシ
リンダ10のキャップ10aを取り外し、心軸上昇パイ
プを取り外すだけで(蓋およびスプリングが存在する場
合はそれを取り出してから)、スプリング,ジョープッ
シャー,ジョーを取り出すことができるから、これらの
部品のメンテナンスが容易に行える、等の効果を奏す
る。
【0061】更に、心軸収納ケースの上端開口に蓋体が
被嵌されていると、上向きでリベット打ちを行う場合で
も、心軸収納ケースの上端開口周縁とチャックシリンダ
のキャップとの間に心軸がはさまることもない(請求項
2)。
【0062】また更に、蓋体が自由状態で被嵌されスプ
リングで押圧されている構成だと、心軸収納ケースの上
端開口周縁とチャックシリンダのキャップとの間に心軸
がはさまることがないばかりか、メンテナンスが一層容
易となる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図で、リベッター
に取り付けられたハンドルを解放し、トリガーバルブと
操作バルブとがノーマル位置の状態を示す。
【図2】本発明の一実施例を示すバルブの回路図で、図
1と図2の組み合わせで全体を示す。
【図3】本発明の一実施例を示す断面図で、リベッター
のハンドルを把持し、トリガーバルブのみが切り換えら
れた状態を示す。
【図4】図3の状態のバルブの回路図で、図3と図4の
組み合わせで全体を示す。
【図5】本発明の一実施例を示す断面図で、リベッター
のハンドルを把持し、トリガーバルブと操作バルブとが
共に切り換えられた状態を示す。
【図6】図5の状態のバルブの回路図で、図5と図6の
組み合わせで全体を示す。
【図7】本発明の一実施例を示す断面図で、図5の次の
状態を示す。
【図8】図7の状態のバルブの回路図で、図7と図8の
組み合わせで全体を示す。
【図9】本発明の一実施例を示す断面図で、図7の次の
状態であり、リベッターのハンドルが解放されトリガー
バルブと操作バルブが共に切り換えられた状態を示す。
【図10】図9の状態のバルブの回路図で、図9と図1
0の組み合わせで全体を示す。
【図11】本発明の一実施例を示す断面図で、初期状態
に復帰した状態を示す。
【図12】本発明の一実施例を示す上向き状態の本体の
部分断面図である。
【図13】本発明の一実施例を示すリベット供給部の横
断面図である。
【図14】本発明の一実施例を示すリベット供給部の断
面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベッ
ト保持体との関係を示す。
【図15】本発明の一実施例を示すリベット供給部の断
面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベッ
ト保持体との関係を示す。
【図16】本発明の一実施例を示すリベット供給部の断
面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベッ
ト保持体との関係を示す。
【図17】本発明の一実施例を示すリベット供給部の断
面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベッ
ト保持体との関係を示す。
【図18】従来例を示す断面図である。
【図19】従来例のバルブの回路図である。
【符号の説明】
8 油室 10 チャックシリンダ 10a キャップ 11 真空エジェクタ 13 空気室 14 心軸収納ケース 15 空気室 16 心軸上昇パイプ 20 ジョーケースピストン 21 椀形のピストン 22 ジョーケース 23 テーパ面 24 ジョー 25 スプリング 26 ジョープッシャー 30 ノーズピストン 31 筒体 34 弾性リング 35 溝 A 本体 B 駆動部 C リベット供給部 D バルブ部 R ブラインドリベット R1 心軸 R2 リベット本体 R3 頭部 T ブラインドリベット保持体 T1 上下タブ T2 送り孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−47475(JP,A) 特開 平4−41037(JP,A) 特開 平6−328182(JP,A) 特開 平6−312237(JP,A) 特開 平6−91338(JP,A) 実開 昭63−34545(JP,U) 実開 昭58−116138(JP,U) 特表 平5−508810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21J 15/10 B21J 15/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端開放の筒体が上端内部に装着され、
    かつ下端にロッドカバーが取り付けられたチャックシリ
    ンダと、 該チャックシリンダに内装され、上端開放の椀形のピス
    トンであって、前記筒体に摺動自在に外挿され、内部に
    上端開放の筒形の心軸収納ケースが、その先端側を前記
    筒体内に摺動自在に挿入して設けられ、かつ下端に筒形
    で先端に孔が穿設され先端内面は先端ほど小径のテーパ
    面に形成されたジョーケースが固着されたジョーケース
    ピストンと、 前記チャックシリンダ内のジョーケースピストン下方に
    内装され、下部に筒体が一体に形成され、該筒体はチャ
    ックシリンダ下端のロッドカバーの孔に摺動自在に挿通
    され、該筒体には前記ジョーケースが摺動自在に挿通す
    ると共に、下端にノーズピースを有し、該ノーズピース
    にはブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持さ
    れる弾性リングが装着されたノーズピストンと、 前記テーパ面に摺動可能に嵌合し、スプリングにより尖
    鋭状のジョープッシャーを介して下方及び外方へ付勢さ
    れた一対のジョーと、 前記心軸収納ケースの底板を貫通してこれに固着され、
    下部が前記ジョーケース内に挿入された心軸上昇パイプ
    と、 前記心軸収納ケースに連結され、該ケース内を減圧する
    真空エジェクタとを具備することを特徴とするリベッタ
    ー。
  2. 【請求項2】 下端開放の筒体が上端内部に装着され、
    かつ下端にロッドカバーが取り付けられたチャックシリ
    ンダと、 該チャックシリンダに内装され、上端開放の椀形のピス
    トンであって、前記筒体に摺動自在に外挿され、内部に
    上端開放の筒形の心軸収納ケースが、その先端側を前記
    筒体内に摺動自在に挿入して設けられ、かつ下端に筒形
    で先端に孔が穿設され先端内面は先端ほど小径のテーパ
    面に形成されたジョーケースが固着されたジョーケース
    ピストンと、 前記チャックシリンダ内のジョーケースピストン下方に
    内装され、下部に筒体が一体に形成され、該筒体はチャ
    ックシリンダ下端のロッドカバーの孔に摺動自在に挿通
    され、該筒体には前記ジョーケースが摺動自在に挿通す
    ると共に、下端にノーズピースを有し、該ノーズピース
    にはブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持さ
    れる弾性リングが装着されたノーズピストンと、 前記テーパ面に摺動可能に嵌合し、スプリングにより尖
    鋭状のジョープッシャーを介して下方及び外方へ付勢さ
    れた一対のジョーと、 前記心軸収納ケースの底板を貫通してこれに固着され、
    下部が前記ジョーケース内に挿入された心軸上昇パイプ
    と、 前記心軸収納ケースに連結され、該ケース内を減圧する
    真空エジェクタとを具備し、 前記心軸収納ケースの上端開口には蓋体が設けられてい
    ることを特徴とするリベッター。
  3. 【請求項3】 下端開放の筒体が上端内部に装着され、
    かつ下端にロッドカバーが取り付けられたチャックシリ
    ンダと、 該チャックシリンダに内装され、上端開放の椀形のピス
    トンであって、前記筒体に摺動自在に外挿され、内部に
    上端開放の筒形の心軸収納ケースが、その先端側を前記
    筒体内に摺動自在に挿入して設けられ、かつ下端に筒形
    で先端に孔が穿設され先端内面は先端ほど小径のテーパ
    面に形成されたジョーケースが固着されたジョーケース
    ピストンと、 前記チャックシリンダ内のジョーケースピストン下方に
    内装され、下部に筒体が一体に形成され、該筒体はチャ
    ックシリンダ下端のロッドカバーの孔に摺動自在に挿通
    され、該筒体には前記ジョーケースが摺動自在に挿通す
    ると共に、下端にノーズピースを有し、該ノーズピース
    にはブラインドリベットの心軸が摺動可能に弾発保持さ
    れる弾性リングが装着されたノーズピストンと、 前記テーパ面に摺動可能に嵌合し、スプリングにより尖
    鋭状のジョープッシャーを介して下方及び外方へ付勢さ
    れた一対のジョーと、 前記心軸収納ケースの底板を貫通してこれに固着され、
    下部が前記ジョーケース内に挿入された心軸上昇パイプ
    と、 前記心軸収納ケースに連結され、該ケース内を減圧する
    真空エジェクタとを具備し、 前記心軸収納ケースの上端開口には、開閉自在の蓋体が
    スプリングで押圧され被嵌されていることを特徴とする
    リベッター。
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