JPH0250819B2 - - Google Patents

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JPH0250819B2
JPH0250819B2 JP57154560A JP15456082A JPH0250819B2 JP H0250819 B2 JPH0250819 B2 JP H0250819B2 JP 57154560 A JP57154560 A JP 57154560A JP 15456082 A JP15456082 A JP 15456082A JP H0250819 B2 JPH0250819 B2 JP H0250819B2
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JP
Japan
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cylinder
rivet
piston
hammer
main
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JP57154560A
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JPS5945050A (ja
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Kunio Hara
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Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP57154560A priority Critical patent/JPS5945050A/ja
Priority to ES525386A priority patent/ES525386A0/es
Priority to US06/529,442 priority patent/US4479601A/en
Priority to FR8314258A priority patent/FR2532569B1/fr
Publication of JPS5945050A publication Critical patent/JPS5945050A/ja
Publication of JPH0250819B2 publication Critical patent/JPH0250819B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/04Riveting hollow rivets mechanically
    • B21J15/041Riveting hollow rivets mechanically by pushing a drive-pin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/105Portable riveters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements
    • B21J15/323Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements using a carrier strip

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はリベツトを打込んで、例えば複数枚
の板或いは板に対して部品を重合状に結合するた
めのワーク結合用リベツト打ち工具に関する。
この様な工具として特開昭52−60481(特公昭55
−46775)、特開昭53−18069が公知である。前者
が結合するリベツトは雌筒中に雄軸が上向きに抜
けない様に貫通して居り、雌筒の上端の鍔を下向
きに抑えて雄軸を無理矢理上に引張り、これによ
り雌筒を外周方向に挫屈させ、挫屈部と鍔の下面
との間でワークを結合するものであつて、流体圧
により作動するが、雄軸を雌筒中に打込み、雌筒
を外周に膨張させて結合を図るリベツトには使用
できない。後者は本発明がワークに装着するのと
同型式のリベツト用ではあるが、これは流体圧を
用いずバネの弾力を利用したものであるため軽快
に作動せず、作業者は力を込めて操作する必要が
あるので労力を費消する。
そこで本発明は後者の工具を前者と同様に流体
圧で軽快に作動する様に改良したのであつて、以
下、図示の一実施例を参照して説明する。
1はリベツトで、鍔2′を有する雌筒2と、
こゝでは雌筒2中に下端部を浅く突入した雄軸3
からなり、重合状態に結合すべき複数枚のパネル
P1,P2に開設された一連の孔に鍔2′が受止めら
れるまで雌筒2を貫通し、雄軸3を深く打込む
と、切割溝で放射状の複数片に切割られた雌筒の
下半部は外方に花弁状に開きパネルP1,P2を重
合状態に結合する。こゝでは雄軸3は上端に頭
3′を有し、頭3′の下面が鍔2′の上面に当接す
るまで打込むが、頭3′は無くてもよい。又、雄
軸は雌筒と別体に成形し、浅く突入させてある
が、雄軸の下端を鍔2′の上面に開口した内周孔
の上縁に千切れ易い連結部でつないだ状態に両者
を一体に成形してもよい。更に、こゝでは雄軸は
外周に雄ネジを有し、雌筒の内周孔の上部には雌
ネジがあり、パネルP1,P2を結合後、雄軸をネ
ジが緩む方向に回すと雄軸は雌筒の内周孔から上
に抜け、パネルの結合を解く様になつているが、
勿論、ネジは設けなくてもよい。いずれにしても
雌筒2は千切れ易い連結部2aで鍔2′を一列に
連接されたものであればよい。
本発明の工具はリベツトの上記鍔或いは雄軸の
鍔から上に突出した部分を回りから把むチヤツク
4を下端に備え、且つ雄軸を下向きに打撃するハ
ンマー杆5を内蔵した上下動可能な作動筒6と、
この作動筒を昇降させるための主ピストン7と、
主ピストンが作動筒を最上昇させたときに作動筒
下端のチヤツクの下方の供給位置にリベツト列の
先頭のものを押出す送りピストン8と、次いで作
動筒が下降する途中で作動筒中のハンマー杆5を
引き留め、その後も下降を続ける作動筒によつて
作動筒の上端とハンマー杆の上端間で打撃バネ9
を圧縮させる撃鉄作動用のピストン10を有し、
作動筒下端のチヤツクは最下降する途中で送りピ
ストンにより押出された先頭のリベツトの鍔ない
し雄軸の鍔上に突出した部分を咬え且つ下降によ
つてリベツト列から先頭のリベツトを千切り、最
下降したとき作動筒を内周に嵌合した固定の誘導
筒11の下端からリベツトの雌筒の鍔よりも下を
突出させる。
従つて、誘導筒の下端から突出する雌筒をパネ
ルP1,P2の一連の孔に貫通して鍔2′の下面をパ
ネルの上面に押付け(第5図)、撃鉄作動用ピス
トンでハンマー杆を釈放すると、ハンマー杆はそ
の上端上で圧縮されていた打撃バネ9の復元力に
より高速に下降し、下端で雄軸を打撃して雌筒中
に打込むのである(第6図)。
12は主ピストンのシリンダ7′を有する本体
ブロツクで(第10,11図)、作動筒を誘導す
るために一側上下から突出した誘導筒部12a,
12bと、両誘導筒部の間に向かつて横向きに設
けた撃鉄作動用ピストンのシリンダ10′を有す。
そして、下端からは相対向した側壁14,14が
平行に突出し、両側壁のピストン7′の下で対向
する対向面にはリベツト列の鍔を導く溝15、そ
の上にリベツト列を一個宛供給位置に押出すため
に送りピストン8で往復動させられるスライダ1
6の摺動溝16′が設けてあり、下の誘導筒部1
2bの下は供給位置に押出された先頭のリベツト
の鍔を両側から支持する左右一対の支持片の収容
部14′になつている。
スライダ16にはリベツトの雄軸を跨いで前後
に連らなつた先頭と二番目のリベツトの鍔の間に
爪先を位置させる送り爪17が枢着してある。こ
の送り爪はハンマー杆が先頭のリベツトを打込
み、主ピストンが作動筒を上昇させた後、送りピ
ストンがスライダ16を後退させるとき、バネ1
7′に抗し上向きに揺動することにより二番目の
リベツトの鍔の上を後に通過して爪先を二番目と
三番目の鍔の間に降す。そして次にスライダ16
が送りピストンで同量前進させられるときにリベ
ツト列を前に押し、二番目のリベツトを供給位置
に押出して先頭にし、支持片に支持させるのであ
る。尚、側壁14の一方の内面にはバネ18′で
押されて自由端が他方の側壁の内面に押付けられ
るストツパ18を設け、当初リベツト列を溝1
5,15を通じ手で押込んで装填したときに先頭
のリベツトで押退けられて先頭のリベツトの通過
を許し、通過するとバネで押されて復元し、先頭
と二番目のリベツトの雌筒間に位置し、先頭のリ
ベツトが後に戻るのを阻止する様にするとよい。
この先頭のリベツトは工具を一度空打ちすると供
給位置に押出され、ストツパは二番目のリベツト
で押退けられて通過を許し、二番目のリベツトが
戻るのを防止する。このスライダ16、ストツパ
18の作動は前述の特公昭55−46775号公報に記
載のものとほゞ同じなので、これ以上の説明は省
略する。
供給位置に押出された先頭のリベツトを支持す
る左右一対の支持片19,19は、下の誘導筒部
12bに上下方向に摺動自在に貫通してバネ2
0′で上向きに弾圧されたホルダ筒20の下端に
揺動自在に吊下げ、相対向した内面には溝15,
15に連通する支持溝19′で先頭のリベツトの
鍔を両側から支持する(第7図)。収容部14′の
内部下方には作動筒6が通る貫通孔21′を中心
に備えたカム21が側壁14,14間に固定して
あり、前述の誘導筒11は上端部を貫通孔21′
の下半の大径部に突入して固定され、垂下する。
このカムは支持片からリベツトを離させるための
もので、支持片19,19は、作動筒が下降する
際にチヤツクの下端で先頭のリベツトの鍔を下向
きに押すとバネ20′の対勢に抗し、ホルダ筒2
0と一体下降し、カム21の斜面に沿つてハ字形
に開き支持溝19′,19′から先頭のリベツトの
鍔を離す(第8図)。そして、チヤツクは鍔の上
面から突出した雄軸の部分、或いは鍔を回りから
咬え、下降しながら先頭のリベツトをリベツト列
から千切り、誘導筒11の下端から雌筒の鍔より
下を外に突出させる。チヤツク4は好ましくは第
12,13図に示す様に円周方向に分散した複数
の切込みで下端部を切割り、その各切割片の外周
には突起4′などを隆設し、誘導筒11の下端部
内周には環状隆起11′を設け、作動筒が最下降
したとき各切割片は最も強くリベツトの雄軸或い
は鍔を咬え、リベツトの雌筒をパネルP1,P2
孔に挿入するためにパネル上で動かすときリベツ
トがチヤツクから外れない様にするとよい。尚、
雄軸3は頭3′を有さず、鍔2′の上面から突出し
た部分がストレートなときはチヤツクはこの雄軸
上端を摩擦で咬える孔を下端部に有するものでも
よい。
ハンマー杆5はこの実施例では下部ハンマー杆
22と、上部ハンマー杆23の二本からなり、下
部ハンマー杆22は頭部22aと、その下面中心
から垂下する雄軸とほゞ同径の軸部22bを有
し、上部ハンマー杆23は下部ハンマー杆の頭部
22aとほゞ同径である。作動筒6は下部に上記
軸部22bが通る小径孔6b、その上に頭部22
a、上部ハンマー杆23が通る大径孔6aを有
し、下部ハンマー杆の軸部22bには短かいバネ
22′を巻いて上から小径孔6bに通し、両孔6
a,6bの境界の段の上にバネ22′で頭部22
aを浮かせる。下部ハンマー杆をこの様にバネ2
2′で上に浮かせるのは、リベツトの雄軸を打込
むときはバネ22′を圧縮して下部ハンマー杆を
下圧し、打込みが終つたら引上げて下部ハンマー
杆の下端をチヤツクに咬えられるリベツトの雄軸
の上端よりも上にし、チヤツクに次のリベツトを
支障なく咬えさせるためである。下部ハンマー杆
を作動筒に入れたら次に上部ハンマー杆23、バ
ネ9を入れ、栓24を上端内部にネジ込んで塞
ぐ。
そして、作動筒6は側面中間部に撃鉄用ピスト
ン10に向いたスリツト25を有し、スリツトを
通じ上部ハンマー杆23の上端部側面にピン2
5′を取付け、上部ハンマー杆をピン25′により
スリツト25に沿つて上下動できる様にする。ハ
ンマー杆はこの実施例では上下に分離してある
が、一連でもよい。しかし分離するとリベツトに
応じ最適に雄軸を打込むことができる上部ハンマ
ー杆を選択して使用できる。つまり、上部ハンマ
ー杆を長さや材質を変えて種々な質量のものを用
意し、その内から選んで使用できる。又、この調
整は打撃バネ9をバネ力の異なるものを使用して
も行える。この場合は一連のハンマー杆にも適用
できるが、上下が分離していると上部ハンマー杆
とバネの双方を調整し、最適なものにすることが
できる。
こうして作動筒中にハンマー杆、打撃バネ9を
内蔵させたら上下の誘導筒部12a,bに通し、
又シリンダ7′中には主ピストン7を挿入し、そ
のピストンロツド7aにシリンダカバー7bを嵌
めてシリンダの端を塞ぎ、作動筒の上端と、カバ
ー7bから突出したピストンロツドの上端を連結
体26で連結する。シリンダ10′には撃鉄作動
用のピストン10を入れ、カバーで塞ぐ。この実
施例では撃鉄10aはピストン10と一体に形成
されてシリンダ10′の底面から突出し、作動筒
5のスリツト25中に突入して上部ハンマー杆に
取付けたピン25′を引懸けることができる様に
なつている。尚、ピストン10にはバネ10bを
作用させ撃鉄10aがピン25′を引掛けること
ができる様に付勢すると共に、必要に応じ回り止
めして置く。
又、本体ブロツク12の側壁14,14の収容
部14′とは反対側の端部には対向する側壁に溝
15,15と連通する溝を備えたリベツトケース
27を連結する。このリベツトケース27には送
りピストン8を収容するシリンダ8′を横方向に
形成してピストンを収め、ピストンロツド8aと
スライダ16を連杆16′で連結する。スライダ
16はほゞ水平に摺動するのに対し、送りピスト
ン8はやゝ斜めになつている。従つて連杆16′
はこの実施例では可撓性を有する。送りピストン
8はロツド8aとは反対向きにもう一本ピストン
ロツド8bを有し、両ロツド8a,8bは先端近
くに小径部8a′,8b′を有し、後述の様に流体圧
の切換弁を兼ねる。
そして、リベツトケースの先端部と本体ブロツ
クの筒形ケース13′を有する側部を倒L形のグ
リツプ28で連結すると共に、筒形ケース13′
中には操作弁13を取付ける。又、本体ブロツク
12の上端には切換弁29を取付け、そのスプー
ル29aの先端を作動シリンダの上端を塞ぐカバ
ー7bに貫通させシリンダ内に上から浅く突入さ
せて置く。必要ならば本体ブロツク12にはヘツ
ドカバー30を被せて固定すると共に、側壁1
4,14で形成された収容部14′の端面を蓋板
31で塞ぐ。尚、送り爪17で供給位置に押出さ
れた先頭のリベツトの鍔を両側から挟んで支持す
る支持板19,19はバネ19aで連結し、カム
21でハ字形に開かされた後、上昇するとバネ1
9aの復元力で次のリベツトを挟む状態に迅速且
つ確実に復帰する様にするとよい。尚、ホルダ筒
20は下の誘導筒部12bに下から上に貫通し、
上端部外周にバネ20′を嵌めたのちワツシヤ2
0aでバネの上端を受止め、その上にクリツプ2
0bを嵌めて下に抜けるのを防ぐ。
前述した様に本発明では作動筒6を上下動させ
る主ピストン7と、リベツト列を送り進める送り
ピストン兼用切換弁8,8a,8bと、撃鉄作動
用のピストン10と、操作弁13と、スプール端
が主シリンダ中に上から突入した切換弁29を有
し、これらは本体ブロツク12、リベツトケース
27、切換弁29中に形成したポートで、第14
図に示す様に連絡され、弁は各ピストンを流体
圧、こゝでは空圧で次の様に作動する。
第5図の状態は主ピストン7が下降し、従つて
作動筒6も下降し、チヤツク4は誘導筒11の下
端からリベツトを外に突出させている。しかし、
上部ハンマー杆23のピン25′は撃鉄10aに
引掛つて作動筒内の途中の位置にあり、作動筒の
上端は上部ハンマー杆23の上端上に打撃バネ9
を圧縮している。エアコンプレツサなどからの圧
縮空気はグリツプ28の内部に取付けたニツプル
32に来、こゝから配管の供給回路Aで操作弁1
3、配管とポートの供給回路Bで切換弁29に分
岐して供給し、操作弁に行つた空気は回路Cで切
換弁29に導かれるが、切換弁のスプール29a
は上昇状態にあり、弁内に入つて行止まる。又、
切換弁29に行つた空気は送りピストンのシリン
ダ8′の左端に通じる回路Dと弁内で通じている
のでシリンダの左室に入り、送りピストン8を右
に押し続けるとゝもに、ピストンロツド8bの小
径部8b′から主シリンダの上端に通じる回路D′を
流れて主シリンダの上室に入り主ピストン7を下
圧する。従つて、作動筒の下端を下に向けてリベ
ツトを打込む場合は勿論、作動筒の下端を横或い
は上に向けてリベツトを打込む場合でも主ピスト
ンと作動筒、及び送りピストン8は動くことがな
い。尚、切換弁のスプール29aは外周にOリン
グを嵌めた多数の鍔で弁内を多数の室に劃して居
り、各鍔の回りのOリングと弁の内周の摩擦力で
上昇状態或いは下降状態を維持する。
この状態で、リベツトの雌筒をパネルP1,P2
の一連の孔に通して鍔の下面をパネル上に押付
け、グリツプの近傍で下向きに突出した操作弁の
スプール13aの一端の押釦13bをバネ13c
に抗して押込むと、操作弁は切替り、操作弁に来
ている回路Aは弁室で回路Eに通じ、空気は撃鉄
作動用ピストン10をバネ10bに抗して引込め
る第1分岐回路E1、切換弁29のスプール29
aを下向きに押す第2分岐回路E2、切換弁29
に行く第3分岐回路E3に分岐して流れる。これ
によりピストン10は撃鉄10aを引込めるので
(第6図)、それまでピンを撃鉄に引掛けていた上
部ハンマー杆23は打撃バネ9の復元力で作動筒
中を高速に下降して下部ハンマー杆22をバネ2
2′に抗して衝撃的に打撃し、リベツトの雄軸を
雌軸中に打込む。そして第2分岐回路E2を流れ
た空気は切換弁のスプール29aを下動させて切
替え、これによりそれまで回路Dに通じて主ピス
トン7を下圧していた回路Bは切換弁内で行き止
まるが、第3分岐回路E3が回路Dに通じるので
回路D′を経て主ピストン7の下圧が継続して行
なわれ、送りピストン、主ピストンは今迄通り移
動しない。
リベツトの打込みが終つて押釦13bから指を
離すとスプール13aはバネ13cで元に押戻さ
れて操作弁13は切り替わり、回路Eは操作弁内
で逃気回路F1と通じ、撃鉄作動用ピストン10
はバネ10bで押され、空気を回路E1,E,F1
を通じ押出して戻る。又、操作弁に来ている回路
Aは切換弁29に行く回路Cと再び通じ、今度は
切換弁のスプール29aは下降位置にあつて回路
Cを送りピストンのシリンダ8′の右端に行く回
路Gと接続する。従つて操作弁から回路C,Gに
空気が流れてシリンダ8′の右端に入り、送りピ
ストン8は左進してスライダ16、送り爪17を
後退させる。この場合、シリンダ8′の左端に来
ている回路Dはスプールの下降により切換弁29
内で回路E3と通じているのでシリンダ8′左室の
空気は回路D,E3,E,F1を経て押出される。
そして、送りピストン8の左進の末期にピストン
ロツド8aの小径部8a′はシリンダ内部と通じ、
送りシリンダ右室中の空気を主シリンダ7′の下
端部に通じた回路G′に流すので主ピストンは作
動筒を伴つて上昇を開始し、上昇の途中でハンマ
ー杆のピン25′は撃鉄を押込んで上に通過する
(第7図)。
尚、主ピストン7を上昇させるときは主シリン
ダ7′の上室の空気を回路D′から送りピストンの
ピストンロツド8bが嵌合した弁孔を経て外に逃
気させ、下降させるときは主シリンダ7′の下室
の空気を回路G′から送りピストン8aが嵌合し
た弁孔を経て外に逃気させる。このため送りシリ
ンダ8′の右端と左端に連通してピストンロツド
8aと8bが嵌合する弁孔33aと33bがあ
る。両弁孔は送りシリンダ8′と隣接した端部内
周にはOリング33a′,33b′を嵌めてピストン
ロツド8a,8bの回りを密封する。又、各ピス
トンロツド8a,8bは小径部8a′,8b′の少し
先に各弁孔の内周を密封するOリング34a,3
4bを嵌めて居り、送りピストン8がシリンダ
8′の右端にあるとき(第1図、第14図実線)、
右のピストンロツド8aのOリング34aは弁孔
33aの外に抜け出して弁孔33aを大気に開放
するのに対し、左のピストンロツド8bのOリン
グ34bは弁孔33bに浅く嵌合し、且つその小
径部8b′は弁孔33bと送りシリンダ8′の左室
とを連通させる。送りピストンがシリンダ8′の
左端にあるとき(第14図破線)は逆に左のピス
トンロツド8bのOリング34bが弁孔33bの
外に抜け出し、右のピストンロツド8aのOリン
グ34aは弁孔33aに浅く嵌合し、その小径部
8a′はシリンダの右室と弁孔33aを連通させる
のであり、回路G′の一端は弁孔33a、回路
D′の一端は弁孔33bに開口する。右のピスト
ンロツド8aの弁孔33aはこゝではリベツトケ
ース27に加工し、左のロツド8bの弁孔33b
はシリンダ7′を軸方向に長く形成し、シリンダ
中に収めて固定した部材33に設けてある。
従つて、前述の様に送りピストン8が左進を閉
始すると左のピストンロツド8bのOリング34
bが弁孔33bの外に抜け出し、回路D′は主シ
リンダ7′の上室を弁孔33bを経て大気に開放
させ、主ピストン7が上昇できる準備をする。そ
して、送りピストン8の左進の末期に右のピスト
ンロツド8aのOリング34aは弁孔33aの外
端部を密封し、同時に小径部8a′は送りシリンダ
の右室と弁孔33aを連通させるので、回路Gで
送りピストンの右室に供給され、送りピストンを
左進させている空気の一部は小径部8a′、弁孔3
3aを径て回路G′に流れ込み、主シリンダ7′中
に下から入つて主ピストン7を上昇させるのであ
り、主シリンダ上室中の空気は既に準備された回
路D′、弁孔33bを経て排気される。
こうして主ピストンが上昇するとその末期に主
ピストンは切換弁29のスプール29aを衝き上
げて上昇位置に切替える(第15,16図)。こ
れにより回路CとGは断たれ、分岐供給回路Bが
回路Dと切換弁29内で通じるので送りシリンダ
の左端に空気が流入すると同時に、回路Gは切換
弁29内で逃気回路F2に通じる。
従つて送りピストン8は右室の空気を回路G,
F2から押出しながら右進し、スライダー、送り
爪でリベツト列を1個分前進させ、先頭のリベツ
トを供給位置に押出す。そして送りピストンの右
進の末期にその右のピストンロツド8aはOリン
グ34aを弁孔33aの外に出し、主シリンダ
7′の下室を回路G′から弁孔33aを経て大気に
開放すると共に、左のピストンロツド8bの小径
部8b′は送りシリンダの左室と弁孔33bを連通
させ、Oリング34bは弁孔33bの外端を密閉
するので、回路Dからシリンダ8′の左室に供給
されて送りピストンを左進させた空気は回路
D′で主シリンダ7′に上から入る。このため、主
ピストン7はシリンダ下室の空気を回路G′、弁
孔33bを経て押し出しながら作動筒を伴つて下
降を開始する。或は程度下降すると上部ハンマー
杆23はピン25′が撃鉄10aに引掛るので停
るが、他は下降を続け、作動筒の上端は上部ハン
マー杆23上に打撃バネ9を圧縮し、下端のチヤ
ツク4は先頭のリベツトを咬え(第8図)、リベ
ツト列から千切り、準備態様(第4,5図)にな
る。
従つて、リベツトケース27にある溝の開放端
からリベツト列を本体の側壁14,14の溝1
5,15中に押込み、先頭のリベツトがストツパ
18を通過したら操作弁の押釦13bを一回押し
込んで空打ちして先頭のリベツトを支持片の対に
支持させることにより、あとは押釦を押込む都度
1個宛、最後尾のリベツトまで打込める。尚、操
作弁13の弁室の下端には大気に連通した逃気回
路F3を設け、押釦13bを押込んで指を離した
ときスプール13aは室内下端の空気を逃気回路
F3から押出してバネ13Cで迅速、確実に元の
状態に戻す様にしてもよい。
こうして本発明によれば多数のリベツトが鍔同
志で一列につながつたリベツト列を装填し、流体
圧作動で1個宛、力を要することなく軽快、迅速
に打込み、ワークの結合が行える。そして、主ピ
ストン及び送りピストンは準備、態勢中及び、撃
鉄用ピストンで撃鉄を引いてリベツトに雄軸を打
込む作動時、主ピストンは下圧されて作動筒を下
降状態に保持し、送りピストンは二番目以降のリ
ベツトが後退しない様に前進位置に保持されてい
るので作動筒の下端を下向き以外に横向きや上向
きにしても支障なく打込みが行える。その上、主
ピストンは送りがピストン後退する末期に上昇を
開始し、送りピストンは主ピストンが上昇する末
期に前進を開始してリベツト列を送り進め、その
末期に主ピストンは下降を開始するのでリベツト
の送りと、先頭のリベツトを咬えて準備態勢にな
る作動筒の動きに誤動作は生じない。
そして、第15,16図にも明示した様に主ピ
ストンのロツド7aにはピストン7よりも少し径
が小さい緩衝リング35を摺動可能に嵌めて主ピ
ストン7上にバネ35′で持上げ、主ピストンの
上昇の末期に緩衝リング35が先ずカバー7bに
下から当接すると共に、周側面でシリンダの上端
内部に通じるポートD′の開口を塞ぐ様にすると
(第15図)、ピストンはその後はバネ35′を圧
縮し、且つポートD′が塞がれて逃げ場が無くな
つたシリンダの上端内部の残存空気を圧縮しなが
ら上昇するので上昇速度は遅くなつて緩衝され
る。そして、次の下降行程の当初はポートD′が
緩衝リング35で塞がれ、ピストンを押し下げる
ための流体はシリンダ上端部内に入り得ない。従
つて主ピストンは自重及びバネ35′の復元力で
少し下降し、緩衝リングを伴つてポートD′を開
かせるまでは低速で下動する。
これによつてスライダ16がリベツトを確実に
送り出た後にチヤツクで先頭のリベツトを把む。
つまり、主ピストンの上昇、下降速度を高速にし
ても、これにより上昇末期の緩衝と、下降時に先
頭のリベツトをチヤツクで確実に把むことが保障
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用できるリベツト列の一列
の側面図、第2図は同上の平面図、第3図はパネ
ル結合状態の断面図、第4図は本発明のリベツト
打ち工具の一実施例の準備態様にある状態の縦断
側面図、第5図は同じくその縦断正面図、第6図
は打込み状態の縦断正面図、第7図は主ピストン
が最上昇した状態の縦断正面図、第8図は主ピス
トンが下降途中の状態の縦断正面図、第9図は分
解斜面図、第10図は本体ブロツクの縦断側面
図、第11図は同上の正面図、第12図はチヤツ
クがリベツトの鍔を咬えて下降している途中の状
態の縦断正面図、第13図はチヤツクが最下降し
た状態の断面図、第14図は流体圧の回路図、第
15図は主ピストンの上昇末期の状態の断面図、
第16図は同上の最上昇状態の断面図で、 図中、1はリベツト、2はその雌筒、2′はそ
の鍔、3は雄軸、4はチヤツク、5はハンマー
杆、6は作動筒、7は主ピストン、7′は主シリ
ンダ、8は送りピストン、9は打撃バネ、10は
撃鉄を引込めるピストン、10aは撃鉄、25は
作動筒のスリツト、25′は上記スリツトに係合
したハンマー杆のピンを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主シリンダを有する本体ブロツクと、流体圧
    の切換えにより上記主シリンダ中で上下方向に衝
    程を営む主ピストンと、下端にリベツトの鍔ない
    し鍔上に突出した軸部を咬えるチヤツクを備え、
    前記本体ブロツクの側部に上下動可能に支持さ
    れ、前記主シリンダから突出した主ピストンの上
    端に上端を連結され、主ピストンと一体に上下動
    する作動筒と、該作動筒内に作動筒と一体に上下
    動する様に収容され、下端で前記チヤツクに咬え
    られたリベツトの雄軸を下向きに打つハンマー杆
    と、上記ハンマー杆の上端と作動筒の上端間に位
    置して作動筒内に収容された打撃バネと、上記ハ
    ンマー杆の側部に設けられ、前記作動筒にある上
    下方向のスリツトに突入したピンと、上記作動筒
    のスリツトに向かいバネで付勢されて本体ブロツ
    クに取付けられ、作動筒の上昇時、これと一体に
    ハンマー杆が上昇するときはバネに抗し押し込め
    られて上記ピンが下から上に通過するのを許容す
    ると共に、作動筒の下降時は上記ピンを引つ掛け
    てハンマー杆の下降を途中で停め、作動筒の上端
    部にハンマー杆の上端上で前記打撃バネを圧縮さ
    せる撃鉄と、上記撃鉄をピンを引つ掛ける位置か
    ら引つ込める流体圧作動のピストンと、作動筒が
    上昇した時に作動筒下端のチヤツクよりも下の位
    置に一列に連なつたリベツト列の先頭のリベツト
    を押出す流体圧作動の送りピストンを有すること
    を特徴とするリベツト打ち工具。 2 特許請求の範囲第1項に記載のリベツト打ち
    工具において、ハンマー杆はピンを側部に有する
    上部ハンマー杆と、リベツトの雄軸を打つ下部ハ
    ンマー杆の二本からなるリベツト打ち工具。
JP57154560A 1982-09-07 1982-09-07 流体圧作動のリベツト打ち工具 Granted JPS5945050A (ja)

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US06/529,442 US4479601A (en) 1982-09-07 1983-09-06 Hydraulic rivet driver
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