JPH07114851B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH07114851B2
JPH07114851B2 JP61235938A JP23593886A JPH07114851B2 JP H07114851 B2 JPH07114851 B2 JP H07114851B2 JP 61235938 A JP61235938 A JP 61235938A JP 23593886 A JP23593886 A JP 23593886A JP H07114851 B2 JPH07114851 B2 JP H07114851B2
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JP
Japan
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ball
pachinko
card
balls
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Inventor
吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフイア
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は,少なくともマイクロプロセッサと不揮発性メ
モリと外部接続端子が形成されたカード状記憶媒体が装
着されると,前記不揮発性メモリに記憶された持ち玉数
情報の範囲内で機内に封入されたパチンコ球を弾発して
パチンコ遊技を行う様にしたカード式のパチンコ遊技機
を前提として,遊技客がついていない状態,即ち,客待
ち状態であることを直感的に店内にいる遊技客に報知す
ることが出来る様にした新規なパチンコ遊技機に関す
る。
【従来の技術】
従来よりパチンコ遊技店内におけるパチンコ球の流通経
路の簡略化や経営の合理化を図るためにいわゆるカード
式のパチンコ遊技機が提唱されている。 この種のカード式パチンコ遊技機の場合,一般に記録媒
体として磁気カードや半導体不揮発性メモリを有する所
謂電子カードの使用を想定しており,カードの発行に際
して購入金額に対応した持ち玉数を記録し,これらのカ
ードがパチンコ遊技機にセットされると,記録された持
ち玉数を読み込み,その持ち玉数の範囲内でパチンコ遊
技を行う。 又,遊技終了条件を満足した場合には,その時点におけ
る遊技客の持ち玉数をカード内の記憶媒体に書き込む。 そして,このカードを精算機にセットすると,持ち玉数
が読み出され,持ち玉数に対応した景品と交換される。 この種のカード式パチンコ遊技機の場合,パチンコ球は
個々のパチンコ遊技機内を循環するのみであり,景品交
換所から各島設備にパチンコ球を還元する必要がないの
で,遊技店内におけるパチンコ球の流通経路を大幅に簡
略化することが可能になるとともに,景品交換所におけ
るカードリーダは集中管理用のコンピュータシステムと
の接続が容易であるので,遊技店の経営の合理化を図り
やすい。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで,古典的な実球式のパチンコ遊技機(遊技客が
玉受皿に玉を入れて遊技を開始するパチンコ遊技機)の
場合,或パチンコ遊技機が使用中の場合には,一時的な
小用で遊技客が当該パチンコ遊技機から中座していても
当該パチンコ遊技機の玉受皿には現実にパチンコ球が置
かれており,従って,パチンコ遊技機を選択中の遊技客
は,当該パチンコ遊技機で遊技中の遊技客が現在居なく
ても玉受皿にパチンコ球が置かれている場合にはこのパ
チンコ遊技機は他の遊技客が使用中であると即座に判断
することが出来る。 しかしながら,カード式のパチンコ遊技機の場合には,
封入球を弾発し,実球式パチンコ遊技機の玉受皿に相当
するものが現実に存在しないので,当該パチンコ遊技機
を現在使用中の遊技客が一時的に中座している様な場合
に,当該パチンコ遊技機が使用中であるのか或いは客待
ち状態であるのかを即座に判断することが全く出来ず,
カードの装着を試みてまごまごしたり,或いはカードの
装着を試みている最中に戻ってきた元々の遊技客との間
で無用なトラブルを起こしたりするという問題がある。
【問題点を解決するための手段】
本発明はこの様な問題点を解決するためになされたもの
であり,カード式のパチンコ遊技機を前提として,或パ
チンコ遊技機が遊技中であるか客待ち中であるかを即座
に判別することが出来る新規なパチンコ遊技機を提供す
ることを目的とする。 即ち,本発明のパチンコ遊技機は:少なくともマイクロ
プロセッサと不揮発性メモリと外部接続端子が形成され
たカード状記憶媒体が装着されると,前記不揮発性メモ
リに記憶された持ち玉数情報の範囲内で機内に封入され
たパチンコ球を弾発してパチンコ遊技を行う様にしたパ
チンコ遊技機を前提として:カードが装着されている時
とそれ以外の時とで記憶状態が変動するカード装着状態
記憶手段と:該カード装着状態記憶手段がカードの非装
着状態を示す時に,当該パチンコ遊技機が客持ち状態で
あることを報知する客待ち状態報知手段とを備えること
により:上記目的を達成するものであり,より望ましく
は,上記を前提として,前記客持ち状態報知手段は,前
記カード装着状態記憶手段がカードの非装着状態を示す
時に機内に封入されたパチンコ球の無人弾発動作を行う
無人弾発動作制御手段を有し,この無人弾発動作制御手
段による無人弾発動作により客待ち状態を報知し,或い
は上記を前提として,前記客待ち状態報知手段は,前記
カード装着状態記憶手段がカードの非装着状態を示す時
に機内に封入されたパチンコ球の無人弾発動作を行う無
人弾発動作制御手段と,弾発動作に連動して点灯する表
示灯とを有し,この無人弾発動作制御手段による無人弾
発動作及び無人弾発動作に連動する前記表示灯の点灯に
より客持ち状態を報知することにより上記目的を達成す
るものである。
【作用】
即ち,本発明によれば,カードの非装着状態時には客待
ち状態報知手段によって客待ち報知がなされるので,遊
技客は当該パチンコ遊技機が客待ち状態か否かを即座に
判断することが可能となる。特に客待ち状態報知手段と
して機内に封入されたパチンコ球の無人弾発動作を行う
無人弾発動作制御手段を有し,この無人弾発動作制御手
段による無人弾発動作により客待ち状態を報知する様に
した場合には,特に物理的な部材を設けなくとも,遊技
客が居ないのに無人弾発動作がなされているパチンコ遊
技機は客待ち状態であると視覚及び聴覚によって容易に
判断することが可能となる。
【実施例】
以下図面を参照して本発明の実施例に係る電子カード式
パチンコ遊技機を詳細に説明する。 先ず,第1図は本発明の電子カード式パチンコ遊技機1
の正面図,第2図は上記パチンコ遊技機1の前面硝子を
外した正面図であり,2はガイドレール,3はガイドレール
2に囲まれた遊技盤面,4aは打球ハンドル,4bは打球杵を
各々示し,遊技盤面3には電動役物5・チューリップ6
・入賞具7・風車8等が適宜配設される。 電子カード式パチンコ遊技機1の場合,パチンコ球は単
一のパチンコ遊技機内でのみ循環し,パチンコ遊技機外
部との間でパチンコ球が流通しない。 そこで,本実施例のパチンコ遊技機1は目視によるパチ
ンコ遊技機の状態の把握を容易にするとともに,パチン
コ遊技の臨場感を昂揚するために,以下の様な構成を有
する。 先ず,9は封入球樋であり,封入球樋9は通常のパチンコ
遊技機における受皿に相当する箇所に設けられ,封入球
樋9には打球杵4bにより打発されたパチンコ球の内の入
賞球及びアウト球を回収する回収口9aが臨み,封入球樋
9の先端部分は打球杵4bに至る。そして,封入球樋9内
のパチンコ球は透過窓9bから視覚的に確認することがで
きる。 又,10は打球動作がなされたことを表示する状態表示器
であり,図示する実施例では状態表示器10は16連のラン
プにより構成されている。そして,状態表示器10は弾発
動作がなされていない時は消灯するが,弾発動作がなさ
れたことにより各ランプが図面上で右から左に向かって
点灯する様になされいる。尚,所謂客待ち状態において
は,擬似的な無人弾発動作を行い,この無人弾発動作毎
に,状態表示器10を構成する各ランプが図面上で右から
左に向かって点灯する様になされてもよい。従って,こ
の状態表示器10は客待ち状態報知手段を構成する表示灯
をなすものである。 又,11はパチンコ球が何れかの入賞領域に入賞した時に
点灯するセーフランプ,12は電動役物5が遊技客に対し
て利益をもたらす特定の態様になった時に点灯する特定
態様ランプを示す。 又,13は遊技客の持ち玉数を数値で表示する例えば4桁
の数値表示器,14は例えば9連のランプで構成されて遊
技客の持ち玉数を棒グラフ状に表示するアナログ表示
器,15は打ち止めによって遊技が終了した場合に点灯す
る完了ランプ,16は効果音を発生するためのスピーカを
各々示す。 更に,17は電子カードを挿入するカード保持装置,18は食
事等によって遊技を中断する場合に押す中断スイッチ,1
9は例えば偽造カードを使用した場合等に点灯する不正
表示ランプ,37は遊技客が自発的に遊技を終了する時に
押す終了スイッチを各々示す。 次に,第3図はカード保持装置17の断面図である。 カード保持装置17はその前面の挿入溝17aの奥に収納室1
7bが設けられ,収納室17bの床面17cには後方に向かって
上昇するスロープが形成されている。 床面17cには電子カード20と電気的に導通するコンタク
タ17dが置かれており,コンタクタ17dはコンタクタホル
ダ17eに垂直に形成された貫通孔17f内に昇降自在に緩装
されている。 そして,このコンタクタ17dは,その底面に上記の床面1
7cと同一の傾斜が形成され,又,その上面には電子カー
ド20と電気的に導通する接点17gが配設されている。 又,コンタクタホルダ17eは図示せぬガイド溝によって
収納室17bの奥行き方向に移動可能に支持されており,
スプリンク17hによって常時前方へ付勢されている。 尚,22は電子カード20が挿入されたことを検出するカー
ドセンサを示す。 又,23は打ち止め等によって電子カード20を受け付ける
ことが出来ない時に挿入溝17aを遮蔽するシャッタを示
し,シャッタ23はソレノイド24によって電磁的に駆動さ
れる。 更に,25は電子カード20が最深部まで挿入された時にス
プリング17hの付勢力に抗してコンタクタホルダ17eを係
止する係止片を示し,係止片25はソレノイド26によって
電磁的に駆動される。 次に,この種の電子カード式のパチンコ遊技機の場合,
パチンコ球は,個々のパチンコ遊技機内に封入されてお
り,個々のパチンコ遊技機内で循環する。第4図は本実
施例のパチンコ遊技機の背面図であり,入賞球及びアウ
ト球の循環経路を中心に示している。 第4図において,30は全ての入賞領域に入賞したパチン
コ球を回収する入賞球集合樋,31はアウト孔32(第2図
参照)に入賞したパチンコ球を回収するアウト球回収樋
を各々示し,入賞球集合樋30に回収されたパチンコ球は
入賞球センサ33によって検出され,アウト球回収樋31に
回収されたパチンコ球はアウト球センサ34によって検出
される。 そして,入賞球集合樋30に回収されたパチンコ球及びア
ウト球回収樋31に回収されたパチンコ球は第1図に示し
た封入球樋9に回収される。 第5図はこの封入球樋9の背面図であり,2及び9aは第1
図や第2図に示したのと同一のガイドレール及び回収口
を各々示し,回収口9aには第4図に示した入賞球集合樋
30に回収されたパチンコ球及びアウト球回収樋31に回収
されたパチンコ球が流入するようになされている。 封入球樋9の末端は打球位置に到っており,封入球樋9
内のパチンコ球は打球杵4bに連動する玉供給レバー4cの
揺動運動によって1個宛打球杵4bの直前に送られ,ガイ
ドレール2に沿って打ち出される。尚,38は玉供給レバ
ー4cの揺動運動を規制するソレノイドであり,ソレノイ
ド38は励磁されることにより玉供給レバー4cの作動範囲
から退避して玉供給レバー4cの揺動を可能とする。 又,35は打ち出されたパチンコ球を検出する発射球セン
サ,36は打ち出されはしたが遊技盤面3に流入せずにガ
イドレール2を逆流して封入球樋9内に戻ったパチンコ
球を検出するファール球センサを各々示す。 尚,本実施例における特徴的な点として,発射球センサ
35はセンサ35a・35bを2連装しており,このセンサの作
動順序によってパチンコ球の流れる方向を検出し,パチ
ンコ球が順方向に流れる場合には発射球として検出し,
パチンコ球が逆方向に流れる場合にはファール球として
検出することを可能としている。 次に第6図は本発明の実施例に係るパチンコ遊技機と電
子カード20により構成されるシステムの一例を示すブロ
ック図であり,既に説明した要素に関しては第1図〜第
5図と同一の符号を付している。 第6図において,40はパチンコ遊技機全体を制御する制
御装置を示し,41はCPU,42はプログラムが格納されたRO
M,43は演算結果や各種データを記憶するRAM,44は電子カ
ード20との間でデータの送受信をする伝送制御部,45は
パチンコ遊技機の各種情報発生源が発生した入力信号を
記憶する入力ラッチレジスタ,46はパチンコ遊技機の各
種制御対象に対して送出する出力信号を記憶する出力ラ
ッチレジスタを示す。 本実施例においてCPU41は,各種情報の発生源の検出出
力に対応して遊技過程で変動する遊技客の持ち玉数の算
出,当該パチンコ遊技機の放出球数の算出,発射玉数の
積算値算出,アウト球・セーフ球・ファール球等の回収
球数の積算値算出等の演算処理の他に,カード受付状態
・発射状態・打ち止め状態・中断状態・遊技可能状態・
遊技終了状態等の各種状態の判別動作を行う。 又,RAM43内にはCPU41が算出した放出球数を記憶する領
域の他に,CPU41が判別した打ち止め状態を記憶する打止
フラッグ,CPU41が判別した遊技中状態を記憶する遊技中
フラッグ,CPU41が判別した中断状態を記憶する中断フラ
ッグ,発射球センサ35aの作動を記憶する第1センサフ
ラッグ,発射球センサ35bの作動を記憶する第2センサ
フラッグ,遊技中において持ち玉数が0になったことを
記憶する帰零フラッグ,電子カード20の受付により疑似
遊技を停止したことを記憶する停止フラッグ等のフラッ
グ領域が設けられている。 又,47はアナログ−デジタル変換器,48はデジタル−アナ
ログ変換器であり,アナログ−デジタル変換器47は打球
ハンドル4aの回転量を数値化して入力し,デジタル−ア
ナログ変換器48は打球ハンドル4aの回転量に対応して弾
発用モータ4dの駆動電流を決定する。 又,50は各種情報の発生源が発生した信号を制御装置40
に適合したレベルに変換して入力ラッチレジスタ45に与
えるレベルシフタ,60は出力ラッチレジスタ46から与え
られた各種の制御信号を増幅して各種の制御対象を駆動
するドライバ,70は各種の効果音を発生する音声合成用I
Cを各々示す。 又,80は電動役物の制御をする公知の電動役物制御装置,
90は電子カード20のための電源回路,91はCPU41に対して
演算処理を行うための割込要求を周期的に発生するイン
ターバルタイマ,92はカード受付や帰零判別の時に使用
する計時用のタイマを各々示す。 本実施例に使用する電子カード20はマイクロプロセッサ
を有するカード制御部20a,不揮発性ICメモリを有する記
憶部20bとを有しており,カード制御部20aの電源は外部
から与えられる。 そして,本実施例では,コンタクタ17dと接続される電
子カード20側の外部接続端子20cの一部が電源接続用に
使用される。 又,記憶部20b内には遊技客の持ち玉数を記憶す領域,
発射玉積算値を記憶する領域,アウト球・セーフ球・フ
ァール球等の回収玉の積算値を記憶する領域,中断処理
時に現在まで遊技していたパチンコ遊技機の台番号が書
き込まれる台番号領域が少なくとも用意されている。 次に,上記事項及び第7図及び第8図のフローチャート
を参照して本実施例の動作を説明しよう。 尚,本実施例においては,遊技状態の変遷に伴って増減
する持ち玉数や発射玉積算値や回収玉積算値は,インタ
ーバルタイマ91が割込信号を発生する毎にパチンコ遊技
機側のCPU41が算出し,これらの更新された数値データ
をRAM43内に記憶するとともに電子カード20側に送出す
る様になされており,第7図はパチンコ遊技機の基本フ
ローチャート,第8図は割込処理用のフローチャートを
各々示している。 尚,パチンコ遊技機と電子カード20間のデータ伝送は伝
送制御部44−コンタクタ17d−外部接続端子17dを介して
行われるので,以下において伝送経路は特に必要のない
限り詳記しない。同様に,各種情報の発生源となるセン
サ類の出力をCPU41に入力する場合には,センサ類の出
力がレベルシフタ50を介して入力ラッチレジスタ45に与
えられ,入力ラッチレジスタ45の対応する箇所をセット
すると,CPU41はこれを読み取ることによってセンサ類の
出力を抽出するので,以下において特に必要のない限り
検出信号の入力経路は特に詳記しない。更に,同様にCP
U41が各種の制御対象を駆動する場合には,出力ラッチ
レジスタ46の対応する箇所にデータやフラッグをセット
すると,ドライバ60がこれを増幅して制御対象部材を駆
動するので,以下において特に必要のない限り各種制御
信号の出力経路は詳記しない。 先ず,電源が投入されると,CPU41はRAM43内に用意され
た打止フラッグ・遊技中フラッグ・中断フラッグ等の全
てのフラッグ領域をクリアする。 そして,当該パチンコ遊技機が打止状態になっていない
場合には,シャッタ23を遮蔽するためのソレノイド24を
消磁するので,挿入溝17aは開放されており,電子カー
ド20を挿入することができる。 当該パチンコ遊技機でパチンコ遊技が行われる以前に
は,RAM43内のカード装着状態記憶手段となる遊技中フラ
ッグはクリアされているので,CPU41はカードセンサ22の
出力を監視する。 そして,遊技客が当該パチンコ遊技機に電子カード20を
挿入する以前はカードセサ22の出力はオフであるので,C
PU41は状態表示器10を周期的に点灯して当該パチンコ遊
技機が客待ち状態であることを表示する。 同時に,CPU41は数値表示器13に0を表示し,持ち玉数が
0であることを示す。 さて,遊技客が挿入溝17aから電子カード20を挿入する
と,当該電子カードに押されてコンタクタホルダ17eは
収納室17b内に押し込まれ,カードセンサ22がオンす
る。そして,CPU41はタイマ92を起動してカードセンサ22
のオン時間を計時する。このオン時間が有効と見做され
る時間を経過すると,電子カード20が挿入されたと判断
し,ソレノイド26を励磁して係止片25を上昇させる。従
って,コンタクタホルダ17eが係止されて,電子カード2
0が保持される。 尚,この時点において電子カード20は収納室17bの最深
部まで挿入されており,コンタクタホルダ17eもコンタ
クタ17dを伴って最深部迄侵入しているので,コンタク
タ17dは電子カード20の外部接続端子20cと接触してい
る。 従って,電子カード20には電源回路90−コンタクタ17d
−外部接続端子20cを介して制御用の電源が与えられる
とともに,伝送制御部44を介してパチンコ遊技機側とデ
ータ伝送が可能になる。 さて,この様にして電子カード20を保持すると,CPU41は
所定の一連の識別信号をカード制御部20aに与える。 一方,カード制御部20aは電源投入時より作動を開始し
ており,記憶部20b内の初期プログラムを実行してい
る。この初期プログラムは記憶部20b内の所定領域に用
意されたアクセス可能フラッグをセットするための条件
を監視するためのものであり,所定の一連の識別符号が
外部より入力されると,上記アクセス可能フラッグをセ
ットする様になされている。そして,このアクセス可能
フラッグがセットされていることが記憶部20b内のデー
タ領域をアクセスするための必要条件となされている。 さて,カード制御部20aはパチンコ遊技機側から送られ
た所定の一連の識別符号が満足できるものであると,ア
クセス可能フラッグをセットし,記憶部20bのデータ領
域内に用意された応答信号を読み出し,これをパチンコ
遊技機側のCPU41に与える。 そして,CPU41は電子カード20から送られた応答信号が予
め定められた配列と一致すると当該電子カード20が適切
なカードであると判断し,更に,当該電子カード20が中
断処理がなされたものであるか否かを判定する。逆に,
電子カード20から送られた応答信号が予め定められた配
列でない場合には,CPU41はソレノイド26を消磁して当該
電子カード20を排出し,客持ち状態に復帰する。 さて,ここで中断処理に関して説明すると,中断処理は
遊技中の遊技客が食事等のために一時的にパチンコ遊技
機を離れ,食事等の終了後には元のパチンコ遊技機に戻
る場合になされる処理であり,この中断処理がなされた
場合には,その遊技客のために当該パチンコ遊技機を確
保しておくとともに,その遊技客は当該パチンコ遊技機
以外のパチンコ遊技機を使用できない様にする処理であ
る。 遊技中における中断処理の詳細に関しては後述するが,
遊技客が中断スイッチ18を押すことによって中断処理が
なされ,この中断処理がなされた場合には当該パチンコ
遊技機のRAM43内には中断フラッグがセットされ、電子
カード20は記憶部20b内に当該パチンコ遊技機の台番号
が記憶された後に排出される。 さて,既述の通り応答信号が適正の場合,当該電子カー
ド20が中断処理をなされたものか否かの判別をするが,
この判別は次の4つのケースが考えられる。 ケース1:RAM43に中断フラッグがセットされておらず,
記憶部20b内にもいかなるパチンコ遊技機の台番号も記
録されていない場合であり,この場合にはその電子カー
ド20を受け付けても差し支えない。 ケース2 RAM43に中断フラッグがセットされておら
ず,記憶部20b内には何れかのパチンコ遊技機の台番号
が記録されている場合であり,この場合にはその電子カ
ード20を受け付けることはできない。 ケース3 RAM43に中断フラッグがセットされており,
記憶部20b内には当該パチンコ遊技機の台番号が記録さ
れている場合であり,この場合にはその電子カード20を
受け付けても差し支えない。 ケース4 RAM43に中断フラッグがセットされており,
記憶部20b内には当該パチンコ遊技機以外の台番号が記
録されている場合であり,この場合にはその電子カード
20を受け付けることはできない。 そこで,CPU41は電子カード20から伝送された応答信号が
適正であると判断した後に電子カード20の記憶部20b内
の台番号記憶領域を読み取り,その内容をRAM43内に記
憶する。 そして,RAM43内に中断フラッグがセットされている場合
には,電子カード20から読み取った台番号が自己の台番
号と一致した時にのみ次段のステップに進み,台番号が
不一致の場合には既に説明した電子カード20の排出処理
をする。 又,RAM43内に中断フラッグがセットされていない場合に
は,電子カード20の台番号記憶領域に何も記憶されてい
ない場合にのみ次段のステップに進み,何れかの台番号
が記憶されている場合には既述の電子カード20の排出処
理をする。 さて,この様にして中断フラッグと台番号の照合が終了
すると,CPU41は記憶部20bの台番号記憶領域を消去し,RA
M43内の中断フラッグをクリアし,RAM43内の遊技中フラ
ッグをセットするとともに,記憶部20bの発射玉の積算
値記憶領域及び,回収玉の積算値記憶領域の内容をクリ
アして,電子カード20の受け付けを終了して遊技状態に
なる。 さて、遊技中フラッグに1がセットされると,CPU41は電
子カード20の記憶部20bから遊技客の持ち玉数・発射玉
の積算値・回収玉積算値を読み出してRAM43内に記憶す
るとともに,アナログ−デジタル変換器47を介して入力
された打球ハンドル4aの回動量に対応した数値をデジタ
ル−アナログ変換器48に出力し,デジタル−アナログ変
換器48は打球ハンドル4aの回動量に対応した駆動電流を
発射モータ4dに与える。従って,打球杵4dは駆動電流に
対応した弾発力で弾発動作を行う。 又,CPU41は出力ラッチレジスタ46の数値表示器13・アナ
ログ表示器14に割り当てられた箇所に遊技客に持ち玉数
をセットし,ドライバ60は数値表示器13に持ち玉数を表
示するとともに,アナログ表示器14に持ち玉数に応じた
棒グラフを表示する。 更に,CPU41はソレノイド38を励磁するので,ソレノイド
38は打球杵4bの作動範囲から退避し,打球杵4bが弾発動
作を行う毎に玉供給レバー4cが揺動して封入玉樋9内の
パチンコ球を打球位置に送る。 そして,遊技中フラッグがセットされている間は遊技終
了条件や遊技中断条件を満足するまで,上記動作を繰り
返すので,遊技客の持ち玉数は数値表示器13に表示され
るとともに,その持ち玉数に対応した長さの棒グラフが
アナログ表示器14に表示される。 さて,インターバルタイマ91は電源投入によって定期的
に割込信号を発生しており,CPU41は,遊技中フラッグに
1がセットされている時に,この割込信号を受け付ける
毎に遊技状態に応じて変化する遊技客の持ち玉数や発射
玉積算値や回収玉積算値を算出し,算出した数値データ
を電子カード20側の記憶部20b及び自己のRAM43内に書き
込む。 遊技状態の変化は,セーフ球センサ33・アウト球センサ
34・発射球センサ35a・発射玉センサ35b・ファール球セ
ンサ36の出力として検出される。 先ず,打球杵4bによって弾発動作がなされると,パチン
コ球が打ち出され,遊技客の持ち玉数が1減少する。 この弾発動作は発射球センサ35a・35bによって検出され
る。 ところで,発射球センサ35a・35bは,パチンコ球が弾発
された時のみならず,弾発されたパチンコ球が遊技盤面
3に流入することなく打球位置まで逆流した場合にも作
動する。 弾発動作に起因して発射球センサ35a・35bが作動した場
合には遊技客の持ち玉数を1減算する必要があるが,パ
チンコ球の逆流に起因して発射球センサ35a・35bが作動
した場合にはファール球として遊技客の持ち玉数を1加
算する必要がある。 そして,本実施例の様に,発射球センサ35a・35bを隣接
して2連装した場合には,弾発動作に起因して作動する
場合とパチンコ球の逆流に起因して作動する場合とで
は,発射球センサ35a・35bの作動順序が逆転する。 先ず,通常の弾発動作がなされた場合には,発射球セン
サ35aが作動した後に発射球センサ35bが作動する。CPU4
1は発射球センサ35aが作動すると,RAM43内の発射球セン
サ35bに割り当てられたフラッグ(=第2センサフラッ
グ)を監視する。通常の弾発動作の場合には,発射球セ
ンサ35aが作動した時点では第2センサフラッグはクリ
アされているので,CPU41はRAM43内の発射球センサ35aに
割り当てられたフラッグ(=第1センサフラッグ)をセ
ットし,次に発射球センサ35bを監視する。 そして,弾発動作がなされた場合には,この直後に発射
球センサ35bが作動する。そして,この時点では第1セ
ンサフラッグかセットされているので,弾発動作がなさ
れたものとして,CPU41は以下の弾発検出処理を実行す
る。 先ず,RAM43内の第1センサフラッグをクリアして次回の
弾発動作に備えるとともに,状態表示器10を点滅させて
弾発動作がなされたことを表示する。又,弾発動作に起
因して持ち玉数が1減少するので,RAM43内の持ち玉数か
ら1を減じて新たな持ち玉数を算出する。更に,発射玉
の積算値を算出するために,RAM43内の発射玉の積算値を
記憶する領域を1加算する。 一方,パチンコ球が逆流した場合には,発射球センサ35
bが作動した後に発射球センサ35aが作動する。CPU41は
発射球センサ35bが作動するとRAM43内の第1センサフラ
ッグを調べるが,パチンコ球の逆流の場合には発射球セ
ンサ35bが作動した時点では第1センサフラッグはクリ
アされているので,CPU41はRAM43内の第2センサフラッ
グをセットし,次に発射球センサ35aを監視する。 そして,パチンコ球が逆流した場合には,この直後に発
射球センサ35aが作動する。そして,この時点では第2
センサフラッグがセットされているので,パチンコ球が
逆流したものとして,CPU41は以下のファール検出処理を
実行する。 先ず,RAM43内の第2センサフラッグをクリアして次回の
弾発動作に備える。又,ファール球の発生に起因して持
ち玉数が増加するので,RAM43内の持ち玉数に1加算して
新たな持ち玉数を算出する。更に,ファール球・セーフ
球・アウト球等の回収玉の積算値を算出するために,RAM
43内の回収玉の積算値を記憶する領域を1加算する。 又,ファール球の発生態様としては,上記の他に弾発さ
れたパチンコ球が遊技盤面3に流入せずにガイドレール
2を逆流して封入球樋9に回収される場合もあり,この
場合にはファール球センサ36が作動する。そこで,CPU41
はファール球センサ36が作動した場合にも上記と同様に
してファール検出処理をする。 更に,弾発されたパチンコ球が遊技盤面3に流入して何
れかの入賞領域に流入した場合は,一定の賞品球数が支
払われるので,持ち玉数はその賞品球数だけ増加する。
そして,何れかの入賞領域に入賞した場合には,入賞球
集合樋30の出口に設けられた入賞球センサ33が作動する
ので,入賞球センサ33が作動すると,CPU41はセーフ検出
処理として,RAM43内の持ち玉数に所定の賞品球数(例え
ば13)を乗じて新たな持ち玉数を算出し,同時にRAM43
内の回収玉の積算値を記憶する領域を1加算する。 又,遊技盤面3に流入したパチンコ球が何れの入賞領域
にも入賞しない場合には,やがてそのパチンコ球はアウ
ト孔32に流入し,アウト球センサ34が作動する。そし
て,この場合には持ち玉数の増減はないので,アウト球
センサ34が作動した場合には,CPU41はアウト検出処理と
して,RAM43内の回収玉の積算値を記憶する領域を1加算
する。 そして,この様にして算出された新たな持ち玉数や発射
球の積算値や回収玉の積算値はRAM43内に書き込まれる
とともに,電子カード20に与えられ,記憶部20bのデー
タ領域に記憶される。 そして,遊技中フラッグがセットされている間は,以下
に述べる遊技終了条件や遊技中断条件を満足する迄は上
記の動作が繰り返され,増減した持ち玉数が数値表示器
13やアナログ表示器14に表示される。 遊技終了条件としては,遊技客がパチンコ遊技機1の前
面にある遊技終了スイッチ37を押した場合,打ち止め予
定数に達した場合,持ち玉数が0になった場合等があ
る。 先ず,CPU41は終了スイッチ37が押されると,終了処理と
して,RAM43内の遊技中フラッグをクリアするとともに,
ソレノイド26・38を消磁する。 そして,ソレノイド26が消磁されると係止片25が下降す
るので電子カード20はスプリング17hによってカード挿
入溝17aから排出され,又,ソレノイド38が消磁される
と玉供給レバー4cの揺動が規制されて打球位置へのパチ
ンコ球の供給が停止し,又,RAM43内の遊技中フラッグの
リセットによってパチンコ遊技機は客待ち状態になる。 又,遊技過程において打止予定数に達すると,CPU41はRA
M43内の打止フラッグをセットした後に上述の終了処理
をする。 そして,打止フラッグがセットされていると,ソレノイ
ド24が励磁されるので,それ以後電子カード20の挿入が
出来なくなり、又,完了ランプ15が点灯してこのパチン
コ遊技機が打止完了状態であることを表示する。 更に,遊技客の持ち玉数が0になった場合にも遊技終了
条件を満足する。 ところで,遊技客の持ち玉数が1の時に弾発動作がなさ
れると,発射球センサ35の出力に応答して持ち玉数が0
になるが,この時点ではこの最後に弾発されたパチンコ
球の最終的な運命は不明であり,何れかの入賞領域に入
賞したり,又は,ファール球として還元される可能性が
ある。従って,持ち玉数が0になったことをもって遊技
を続行する権利がなくなったと即断することはできな
い。 そこで,本実施例では以下の様にして最終的な帰零判断
を行う。 即ち,CPU41は遊技客の持ち玉数が0になると,RAM43内に
帰零中フラッグをセットし,タイマ92を起動した後にソ
レノイド38を消磁する。 ソレノイド38の消磁に伴って玉供給レバー4cの揺動が停
止するので,弾発動作はなされなくなるが,この時点で
は遊技中フラッグはセットされたままである。 さて,該種パチンコ遊技機の場合,パチンコ遊技機内に
封入されているパチンコ球の総数は一定であるので,弾
発されたパチンコ球は最終的には全て回収され,弾発さ
れたパチンコ球数と回収されたパチンコ球数が一致した
時点で持ち玉数が0であれば,以後遊技客の持ち玉数が
増加する可能性はなくなる。 そして,既述の通り,本実施例では発射玉の積算値をRA
M43内に記憶するとともに,アウト球とセーフ球とファ
ール球の積算値(即ち,回収玉の積算値)をRAM43内に
記憶している。 そこで,CPU41はRAM43内に帰零中フラッグがセットされ
ると,タイマ92がカウントオーバするまでは,発射球の
積算値と回収球の積算値とを比較し,両者が一致した時
点における持ち玉数が0であると既に説明した終了処理
をして,客待ち状態になる。 又,最後に弾発したパチンコ球が入賞したり,ファール
球になることにより,発射球の積算値と回収球の積算値
とが一致した時に遊技客の持ち玉数が1以上になってい
れば,RAM43内の帰零中フラッグをリセットして,弾発動
作を再開する。 尚,上記のタイマ92は最後に弾発されたパチンコ球が遊
技盤面2を通過して何れかの入賞領域に入賞したり,又
は,ファール球やアウト球として還元されるのに必要且
つ十分な時間であることはいうもでもない。 又,電子カード20内の持ち玉数が遊技開始当初より0の
場合にも,弾発動作がなされないままタイマ92がタイム
アップするので,パチンコ遊技を行えないまま当該電子
カードが排出される。 次に,遊技中断条件を満足する場合は,遊技客が遊技中
断スイッチ18を押した場合で有る。 遊技中断スイッチ18が押さると,CPU41は,RAM43内の中断
フラッグをセットするとともに,電子カード20側の記憶
部20bに自らの台番号を書き込んだ後に既述の終了処理
をする。 そして,この様にして中断処理がなされた場合には,カ
ード受け付け時の台番号の照合処理が満足した場合にの
み,その電子カード20を受け付けることは既述の通りで
ある。 次に,第9図は本発明の変形例を示すフローチャートで
あり,客待ち状態において擬似的な無人弾発動作を行っ
て遊技店内の雰囲気を昂揚させるとともに客待ち状態で
あることを報知する様になされている。尚,第9図のフ
ローチャートでは第7図のフローチャートと基本的に同
様のステップ(例えば,カード照合処理や遊技中処理
等)は簡略化して示している。 その特徴的な動作を説明すると,電源が投入されるとRA
M43内のフラッグをクリアした後に,直ちに無人弾発動
作を開始して疑似遊技を開始する。 尚,この発射動作は弾発用モータ4dに対する駆動電流の
供給と,ソレノイド38の励磁を意味し,又,この無人弾
発動作時にも状態表示器10は各ランプが右から左に向か
って点灯することはいうまでもない。従って,パチンコ
遊技機を選択中の遊技客は遊技客が居ないのに無人弾発
動作がなされたり,或いは状態表示器10が点灯したりし
ているパチンコ遊技機は客待ち中であると判断すること
が出来る。 その後電子カード20が挿入され,その電子カード20が適
正なものと判別されると,RAM43内の停止フラッグをセッ
トした後に電動役物の作動停止や発射装置の作動を停止
して,疑似遊技中に生じた内部状態を解消する。 そして,RAM43内に停止フラッグがセットされてから一定
の時間が経過すると,RAM43内の停止フラッグをクリアす
るとともに,遊技中フラッグをセットして,以後は遊技
中の処理動作を実行する。 尚,上記では帰零時における弾発動作の一時的な停止を
ソレノイド38の消磁によって行う例を示したが,弾発動
作を不可能にすれば良いのであるから,モータ駆動用の
電流を停止してもよい。 又,上記ではパチンコ遊技のための基本ソフトウェアは
各パチンコ遊技機側のROM42内に用意しておく様にした
例を示したが,各パチンコ遊技機のROM42内には電子カ
ードの受け付け用のソフトウェアのみを用意し,パチン
コ遊技のための基本ソウトウェアや電動役物の制御用の
ソフトウェアは電子カードの受け付け時に電子カード側
から電送する様にしても良い。そしてこの様にした場合
には,賞球数の変動や電動役物の制御内容等が変更した
場合に,カード発行機を調整するのみで,各パチンコ遊
技機毎にソフトウェアの調整をする必要が無くなる。 又,上記では状態表示機10やアナログ表示器14としてラ
ンプを直線状に配列した例を示したが,これらは円形や
螺旋形に配列してもよい。
【効果】
以上説明した様に,玉受皿上のパチンコ球の有無で当該
パチンコ遊技機が客待ち中か否かを即断することが出来
ないカード式のパチンコ遊技機でありながら,本発明に
よれば,カードが非装着状態であることをカード装着状
態記憶手段が示す時に,無人弾発動作や表示灯の点灯等
によって客待ち状態を報知する客待ち状態報知手段を備
えることにより,客待ち状態であるか否かを即座に報知
することが可能となり,客待ち中でないパチンコ遊技機
にカード装着してまごついたり,或いは戻って来た元々
の遊技客との間で無用なトラブルを生じたりすることを
有効に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るパチンコ遊技機の正面
図,第2図は上記パチンコ遊技機の前面硝子を取り除い
た正面図,第3図はカード保持装置の一例を示す断面
図,第4図は本実施例のパチンコ遊技機の背面図,第5
図は封入玉樋の背面図,第6図は本発明の実施例に係る
制御システムのブロック図,第7図・第8図及び第9図
は本発明の制御動作例を示すフローチャート。 1……パチンコ遊技機、4a……打球ハンドル、4b……打
球杵 10……状態表示器、13……数値表示器、14……アナログ
表示器 17d……コンタクタ、20……電子カード、20a……カード
制御部 20b……記憶部、20c……外部接続端子、33……セーフ球
センサ 35……発射球センサ、36……ファール球センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともマイクロプロセッサと不揮発性
    メモリと外部接続端子が形成されたカード状記憶媒体が
    装着されると,前記不揮発性メモリに記憶された持ち玉
    数情報の範囲内で機内に封入されたパチンコ球を弾発し
    てパチンコ遊技を行う様にしたパチンコ遊技機におい
    て, カードが装着されている時とそれ以外の時とで記憶状態
    が変動するカード装着状態記憶手段と, 該カード装着状態記憶手段がカードの非装着状態を示す
    時に,当該パチンコ遊技機が客待ち状態であることを報
    知する客待ち状態報知手段とを備えることを特徴とする
    パチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技
    機において,前記客待ち状態報知手段は,前記カード装
    着状態記憶手段がカードの非装着状態を示す時に機内に
    封入されたパチンコ球の無人弾発動作を行う無人弾発動
    作制御手段を有し,この無人弾発動作制御手段による無
    人弾発動作により客待ち状態を報知することを特徴とす
    るパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技
    機において,前記客待ち状態報知手段は,前記カード装
    着状態記憶手段がカードの非装着状態を示す時に機内に
    封入されたパチンコ球の無人弾発動作を行う無人弾発動
    作制御手段と,弾発動作に連動して点灯する表示灯とを
    有し,この無人弾発動作制御手段による無人弾発動作及
    び無人弾発動作に連動する前記表示灯の点灯により客待
    ち状態を報知することを特徴とするパチンコ遊技機。
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