JPH07114606B2 - 椎茸栽培装置 - Google Patents

椎茸栽培装置

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JPH07114606B2
JPH07114606B2 JP1267389A JP26738989A JPH07114606B2 JP H07114606 B2 JPH07114606 B2 JP H07114606B2 JP 1267389 A JP1267389 A JP 1267389A JP 26738989 A JP26738989 A JP 26738989A JP H07114606 B2 JPH07114606 B2 JP H07114606B2
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正博 青木
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、椎茸栽培に適した環境を人工的に作り、効率
良く椎茸を栽培するための装置に関する。
(従来の技術) 一般に、椎茸栽培においてその収穫量に影響する要因は
ほだ木周辺の温度,湿度及びCO2濃度並びにほだ木の含
水量であるとされ、特にCO2濃度については、当該濃度
が適正範囲よりも高くなると、椎茸菌の呼吸に支障を来
たし、軸が長く且つ傘の小さい、商品価値の低い椎茸子
実体となるため、重要な要因である。具体的には、適正
温度は10〜17℃且つ昼夜の温度差が5〜10℃、適正湿度
は80〜90%、適正なCO2濃度は1800ppm以下、適正含水量
は直径12cm,長さ100cmの4年ほだ木で2.5kgであるとさ
れている。
農家などで行われている椎茸栽培の方法は、雑木林内に
囲い等を設け、椎茸菌を植え込んだほだ木をこの囲いの
中に設置するというものである。
ところがこの栽培方法では、収穫性に自然環境が大きく
影響し上述の適正温度及び湿度,ほだ木の適正含水量を
維持することができず、安定した収穫が得られない状況
であった。そこで近年ではこうした問題を解決するため
に、温度調節装置を備えたビニールハウス等の装置内の
温度及び昼夜の温度差を適正に保ち、収穫量の安定化を
図った栽培装置が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の栽培装置には装置内の温度及び昼
夜の温度差を適正に維持するための手段が備えられてい
るだけであり、他の要因である装置内の湿度,CO2濃度及
びほだ木の適正含水量についての制御手段は備えられて
おらず、栽培者が経験により栽培装置内に適当に外気を
取り入れる、或いはほだ木に給水する等してこれに対処
していた。したがって、従来は湿度,CO2濃度及びほだ木
含水量の定量的な管理ができず、収穫が安定せず、効率
も悪かったのである。更に、栽培室内に直接外気を取り
入れると、それまで適正範囲内であった温度又は湿度が
適正範囲外になるという問題もあった。
本発明は以上の実情に鑑みなされたものであって、椎茸
栽培に適した環境下で効率良く椎茸栽培を行いうる装置
の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明装置は、ほだ木を収納
する空間を有し且つ、該空間内に温度センサー,湿度セ
ンサー及びCO2濃度センサーを備えた栽培室と、該栽培
室内に設けた重量測定装置と、該重量測定装置上に設け
たほだ木載置棚と、該ほだ木載置棚の上方に設けた散水
装置と、送気ファンを有する第1の給気口及び第1の排
気口を介して前記栽培室に連通する一方、送気ファンを
有する第2の給気口及び第2の排気口を介して外気と連
通し、且つヒーター,クーラー及び加湿器を備えるとと
もに、自室内に空気流を生ぜしめる撹拌ファンを備えた
環境調整室と、前記温度センサー,湿度センサー及びCO
2濃度センサーよりの信号を入力して前記ヒーター,ク
ーラー及び加湿器の作動を制御し且つ、前記第1の給気
口及び第1の排気口並びに第2の給気口及び第2の排気
口の送気を制御するとともに、前記重量測定装置により
測定したほだ木重量に応じて前記散水装置を作動せしめ
る制御装置とを備えてなり、該制御装置が椎茸の収穫量
に対応したほだ木の適正重量を記憶し、前記ほだ木重量
が該適正重量より軽い場合に、前記散水装置を駆動する
ものであることを要旨とするものである。
(作用) 以上の構成を備えた本発明装置によれば、栽培室内の適
正な範囲の温度,湿度,CO2濃度及び適正なほだ木重量を
制御装置が記憶しており、当該制御装置が前記温度セン
サー,湿度センサー,CO2濃度センサー及び重量測定装置
よりの信号を入力して前記ヒーター,クーラー,加湿
器,撹拌ファン及び散水装置の作動を制御するととも
に、前記第1の給気口及び第1の排気口並びに第2の給
気口及び第2の排気口の送気を制御する。
(1) まず、栽培室内の温度,濃度,CO2濃度が適正範
囲外になったとき、前記制御装置は第1の給気口及び第
1の排気口の送気ファンを駆動し、環境調整室と栽培室
とにまたがる空気流を生じさせ、且つ撹拌ファンを作動
せしめるとともに、以下の調整を行う。
温度調整 栽培室内が適正温度より高い場合には、前記制御装置は
温度センサーの信号を確認しつつクーラーを作動せしめ
て冷気を環境調整室から栽培室内に送気し、栽培室内の
温度を下げる。尚、環境調整室内の撹拌ファンを作動せ
しめているので、撹拌作用により環境調整室内の温度を
極力均一にすることができる。
逆に、栽培室内の温度が適正温度より低い場合には、ヒ
ーターを作動せしめて栽培室内の温度を上げる。
湿度調整 栽培室内の湿度が適正湿度より低い場合には、前記制御
装置は湿度センサーの信号を確認しつつ加湿器を作動せ
しめて湿度の高い空気を環境調整室から栽培室内に送気
し、栽培室内の湿度を上げる。尚、この場合も環境調整
室内の撹拌ファンを作動せしめているので、撹拌作用に
より環境調整室内の湿度を極力均一にすることができ
る。
逆に、栽培室内の湿度が適正湿度より高い場合には、第
2の給気口及び第2の排気口のファンを駆動して外気を
環境調整室及び栽培室内に取り入れることにより、栽培
室の湿度を下げる、或いはクーラーとヒーターを同時に
作動せしめてクーラーにより除湿しつつ、低下した温度
をヒーターにより上げる、或いは前者と後者の双方を実
施して栽培室内の湿度を下げる。
CO2濃度の調整 栽培室内のCO2濃度が適正範囲より高い場合には、前記
制御装置は第2の給気口及び第2の排気口のファンを駆
動して外気を環境調整室及び栽培室に取り入れることに
より、栽培室内のCO2濃度を低下せしめる。尚、この場
合も環境調整室内の撹拌ファンを作動せしめているもの
で、撹拌作用により環境調整室内のCO2濃度を極力均一
にすることができる。
(2) また、ほだ木の重量が適正範囲外となったと
き、前記制御装置は以下の調整を行う。
即ち、前記制御装置は予め適正なほだ木の重量を記憶し
ており、前記重量測定装置により測定したほだ木の重量
が適正重量より下回った場合、制御装置は散水装置を駆
動して、ほだ木に給水し、ほだ木の含水量を適正にす
る。また、椎茸の収穫に伴ってほだ木の空隙率が増すた
め、ほだ木の適正重量は椎茸の収穫に伴って変化する。
制御装置は椎茸の収穫量に対応したほだ木の適正重量を
記憶しており、ほだ木が当該適正重量より軽い場合に散
水装置を駆動し、ほだ木に散水してこれを適正重量とす
る。
(実施例) 以下に本発明装置の実施例について添付図面に基づき説
明する。第1図は本発明装置の1実施例を示す斜視図
で、第2図はそのA−A′断面図である。
第1図に示すように、本実施例装置は互いに隣接する栽
培室(A)及び環境調整室(B)とこれらの近傍に配設
した制御装置(C)とからなる。前記栽培室(A)及び
環境調整室(B)は外壁(1)で囲み形成した1連の部
屋であり、両者を隔壁(1a)で仕切っている。そして前
記栽培室(A)内の下方に重量計を(3)を配設し、該
重量計(3)上に載置棚(2)を配設するとともに、該
載置棚(2)の上方に散水装置(4)を設けている。そ
して第2図に示すように図中前記栽培室(A)内の左上
部且つ後述の給気口A(6)の近傍に温度センサー(1
3),湿度センサー(14),CO2濃度センサー(15)を備
えている。
前記載置棚(2)は多段の棚であり、適宜間隔で棚枠に
固設した丸棒(2a)により棚部を形成している。
前記散水装置(4)は散水管(4a)と該散水管(4a)に
設けた散水ノズル(4b)からなり、該散水装置(4)を
前記載置棚(2)の上方の適宜位置に配設している。ま
た、該散水装置(4)の一方端が外壁(1)を貫通して
前記栽培室(A)外に突出しており、この端部に給水ホ
ース(4c)が接続している。さらに、この給水ホース
(4c)はバルブ(16)に接続し、このバルブ(16)は水
源(図示せず)に接続している。前記散水ノズル(4b)
は多数の噴出孔を有しており、適宜間隔且つその噴出孔
を下方に向けて、前記散水管(4a)に固設せしめられて
いる。
前記環境調整室(B)は前記隔壁(1a)の上方に設けた
第1の給気口たる給気口A(6)及びその下方に設けた
第1の排気口たる排気口A(7)とを介して栽培室
(A)と連通している。
また、第2図に示す如く、環境調整室(B)内の上方左
側にクーラー(5)を設け、その右側に撹拌用ファン
(11)を設けるとともに、前記クーラー(5)の下方に
加湿器(12)を設けている。さらに、該加湿器(12)の
下方の外壁(1)に第2の給気口たる給気口B(10)及
び第2の排気口たる排気口B(9)を並設し、環境調整
室(B)内底面にヒーター(8)を配設している。
前記給気口A(6)は撹拌用ファン(11)より下方に位
置しており、環境調整室(B)内の空気を栽培室(A)
内に送入せしめる給気ファンA(6a)を備えている。ま
た、同様に前記排気口A(7)は栽培室(A)内の空気
を環境調整室(B)に排出する排気ファンA(7a)を備
え、前記排気口(9)は環境調整室(B)の空気を室外
に排出する排気ファンB(9a)を備えている。
そして、クーラー(5),加湿器(12),ヒーター
(8),給気ファンA(6a),排気ファンA(7a),排
気ファンB(9a),温度センサー(13),湿度センサー
(14),CO2濃度センサー(15),バルブ(16)はそれぞ
れ前記制御装置(C)と連結している。
以上の構成を備える実施例装置を用いて椎茸を栽培する
には、椎茸菌を植したほだ木(H)を第1図に示す如
く、前記載置棚(2)の各棚上に載置し、前記環境調整
室(B)内に備える各装置により栽培室(A)内の環境
を適正状態にし、重量計(3)及び散水装置(4)によ
りほだ木(H)の含水量を適正に維持せしめることによ
り、椎茸を生長せしめるのであるが、以下にその具体的
態様について述べる。
最初に、ほだ木の含水量を適正量に維持せしめる態様に
ついて以下に詳述する。
まず、予めほだ木(H)が適正量の水分を吸収したとき
の適正重量を前記制御装置(C)に記憶せしめておく。
椎茸の収穫に伴ってほだ木(H)の空隙率が増すため、
椎茸の収穫量に対応したほだ木(H)の適正重量を制御
装置(C)に記憶せしめておく必要がある。
ついで、前記重量計(3)によりほだ木(H)の重量を
測定し、その結果を制御装置(C)に入力する。この入
力を受けて制御装置(C)は入力された重量と予め記憶
したほだ木(H)の適正重量とを比較して、入力された
重量が記憶した重量より軽い場合には、散水装置(4)
のバルブ(16)を開にして、ほだ木(H)に対し散水
し、ほだ木(H)の重量が予め記憶した重量となるよう
にする。尚、椎茸を新たに収穫したときはその収穫量を
制御装置(C)に入力する必要があり、この入力を受け
て以後、制御装置(C)はこれまでの累積収穫量に対応
した新たな適正重量を基に、ほだ木(H)の重量管理を
行うのである。
次に前記栽培室(A)内の温度,湿度及びCO2濃度を適
正状態に維持する態様について説明する。
まず、予め前記制御装置(C)に栽培室(A)内の適正
温度,適正湿度及び上限CO2濃度の値を記憶しておく。
ここでCO2濃度においてその上限を定めるのは、椎茸菌
がその生長過程で酸素を消費し二酸化炭素を排出する結
果、栽培室(A)内のCO2濃度は必ず上昇するからであ
る。そして、第2図に示す前記温度センサー(13),湿
度センサー(14)及びCO2濃度センサー(15)により前
記栽培室(A)内の温度,湿度及びCO2濃度を常時測定
し、制御装置(C)に入力する。この入力を受けて制御
装置(C)は環境調整室(B)内の各装置を作動せしめ
て、環境調整室(B)内の空気を調整し、この空気を前
記給気口A(6)から栽培室(A)内に送り込み、栽培
室(A)内の温度,湿度,CO2濃度を適正に調整するので
ある。
ここで栽培室(A)及び環境調整室(B)内の空気の流
れについて説明する。
前記給気口A(6)の給気ファン(6a)を駆動すると、
前記環境調整室(B)の空気が前記栽培室(A)内に流
入し、第3図に示す矢示D方向の気流を生じる。そし
て、前記排気口A(7)の排気ファン(7a)を駆動する
と、栽培室(A)内の空気が環境調整室(B)に排出さ
れる。しかして、給気ファンA(6a)及び排気ファンA
(7a)を同時に駆動すると、環境調整室(B)内の気流
を含めて第3図に示す矢示D−E方向の循環流を生じ
る。また、環境調整室(B)内の前記撹拌用ファン(1
1)を駆動すると、第3図に示す矢示G方向の循環流を
生じ、環境調整室(B)内の温度,湿度,CO2濃度を均一
に調整することができる。
次に前述した制御装置(C)が栽培室(A)内の温度,
湿度,CO2濃度を適正に維持するその態様について説明す
る。
(1) 温度 第2図に示す前記温度センサー(13)による測定結果が
前記適正温度より低い場合には前記制御装置(C)(第
1図)は前記ヒーター(8)を稼働して環境調整室
(B)内の空気を加熱する。そして前述の如く、給気フ
ァンA(6a)及び排気ファンA(7a)を駆動することに
より、第3図に示す矢示D−E方向の循環流を生ぜし
め、栽培室(A)内の温度を適正温度にまで上昇せしめ
る。
一方、前記測定温度が適正温度より高い場合には第2図
に示す前記クーラー(5)を作動して環境調整室(B)
内の空気を冷却することにより、栽培室(A)内の温度
を適正温度にまで降下せしめる。
(2) 湿度 第2図に示す前記湿度センサー(14)による測定結果が
前記適正温度より低い場合には、前記制御装置(C)
(第1図)は前記加湿器(12)を作動せしめて環境調整
室(B)内の温度を高めることにより、栽培室(A)内
の温度を適正温度にまで高める。
一方、適正温度より高い場合には、まず排気口B(9a)
の排気用ファンB(9)を作動せしめることにより、環
境調整室(B)を介して栽培室(A)内の空気を排気す
るとともに、給気口B(10)(第1図)から外気を取り
入れて栽培室(A)内の湿度を下げる。尚且つ栽培室
(A)内の湿度が高い場合には、クーラー(5)を作動
して除湿しつつ、ヒーター(8)を作動して適正温度の
維持を図る。
(3) CO2濃度 第2図に示す前記CO2濃度センサー(15)による測定結
果が前記上限CO2濃度より高い場合には、前記制御装置
(C)(第1図)は排気口B(9)の排気用ファンB
(9a)を作動せしめることにより、環境調整室(B)を
介して栽培室(A)内の空気を排気するとともに、給気
口B(10)から外気を取り入れ、栽培室(A)内のCO2
濃度を低下せしめる。
以上詳述した実施例装置を用いて椎茸を栽培した場合及
び従来例のビニールハウスにより椎茸を栽培した場合の
収穫量を下表に示す。尚、下表における収穫量は同一の
人工ほだ木で椎茸を栽培した場合のほだ木1本当たりの
平均収穫量である。
上表に示す通り、本実施例装置によれば、従来例よりも
短期間に収穫できるとともに、収穫量増加せしめること
ができる。
前記外壁(1)は放熱の少ない材質とし、適当な部分に
外光を取り入れるための透明部を設けることが望まし
く、また、前記栽培室(A)若しくはその周辺の適当な
位置に照明を設けることが望ましい。
まだ、ビニールハウス等比較的大規模な栽培を行う場合
には前記給気口A(6)を天井部に、前記排気口A
(7)を床面に設ける方が好ましい。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明装置によれば、栽培室内部に
重量計を設けたことによりほだ木重量の測定ができ、そ
の測定値に応じてほだ木に散水することにより、当該ほ
だ木の含水量を最適状態に保つことができる。
また、装置内部の空気に対し温度,湿度の調整及び換気
を行い、これを循環させているため、栽培室内の温度,
湿度及びCO2濃度を最適な状態に維持することができ、
最良の条件下で椎茸を栽培することができる。従って、
育成される椎茸子実体は傘の大きい商品価値の高いもの
となる。
また、前記温度,湿度を任意に設定できるため、椎茸の
生長を促進,抑制することが可能であり、特に菌種開発
等における栽培実験に際しては、最適栽培条件の探索,
菌の特性探索等を容易に行うことができる。
そして、上述した通り本装置は椎茸栽培に適した環境を
人工的に提供できるため、自然環境に影響されることな
く、周年安定した椎茸の収穫が得られ、また、従来の方
法に比べ、短期間で栽培することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明装置の1実施例を示す斜視図、第2図は
そのA−A′断面図、第3図は装置内の空気の流れを示
す説明図である。 (A)……栽培室、(B)……環境調整室 (C)……制御装置、(1)……外壁 (2)……載置棚、(3)……重量計 (4)……散水装置、(5)……クーラー (6)……給気口A、(7)……排気口A (8)……ヒーター、(9)……排気口B (10)……給気口B、(11)……撹拌用ファン (12)……加湿器、(13)……温度センサー (14)……湿度センサー、(15)……CO2センサー (16)……バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほだ木を収納する空間を有し且つ、該空間
    内に温度センサー,湿度センサー及びCO2濃度センサー
    を備えた栽培室と、 該栽培室内に設けた重量測定装置と、 該重量測定装置上に設けたほだ木載置棚と、 該ほだ木載置棚の上方に設けた散水装置と、 送気ファンを有する第1の給気口及び第1の排気口を介
    して前記栽培室に連通する一方、送気ファンを有する第
    2の給気口及び第2の排気口を介して外気とを連通し、
    且つヒーター,クーラー及び加湿器を備えるとともに、
    自室内に空気流を生ぜしめる撹拌ファンを備えた環境調
    整室と、 前記温度センサー,湿度センサー及びCO2濃度センサー
    よりの信号を入力して前記ヒーター,クーラー及び加湿
    器の作動を制御し且つ、前記第1の給気口及び第1の排
    気口並びに第2に給気口及び第2の排気口の送気を制御
    するとともに、前記重量測定装置により測定したほだ木
    重量に応じて前記散水装置を作動せしめる制御装置とを
    備えてなり、 該制御装置が椎茸の収穫量に対応したほだ木の適正重量
    を記憶し、前記ほだ木重量が該適正重量より軽い場合
    に、前記散水装置を駆動するものである椎茸栽培装置。
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