JPH07114567B2 - トラクタ−の作業機傾斜制御装置 - Google Patents
トラクタ−の作業機傾斜制御装置Info
- Publication number
- JPH07114567B2 JPH07114567B2 JP4076538A JP7653892A JPH07114567B2 JP H07114567 B2 JPH07114567 B2 JP H07114567B2 JP 4076538 A JP4076538 A JP 4076538A JP 7653892 A JP7653892 A JP 7653892A JP H07114567 B2 JPH07114567 B2 JP H07114567B2
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- JP
- Japan
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- hydraulic cylinder
- working machine
- voltage
- tilt
- tractor
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 239000010727 cylinder oil Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ−の後部に
ロ−タリ耕耘装置のような作業機を連結してこれを左右
方向に傾斜制御可能に構成したものである。
ロ−タリ耕耘装置のような作業機を連結してこれを左右
方向に傾斜制御可能に構成したものである。
【０００２】
【従来技術】従来、トラクタ−の後部にロ−タリ耕耘装
置の如き作業機を連結してこの作業機の左右の傾きを変
更する場合、トラクタ−と作業機とを連結しているリン
ク機構の一部を油圧シリンダで構成し、この油圧シリン
ダに作動油を送って油圧シリンダを伸縮させ、もって作
業機の傾きを調節するようにしていた。
置の如き作業機を連結してこの作業機の左右の傾きを変
更する場合、トラクタ−と作業機とを連結しているリン
ク機構の一部を油圧シリンダで構成し、この油圧シリン
ダに作動油を送って油圧シリンダを伸縮させ、もって作
業機の傾きを調節するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来装置は、作業機の傾き調節を行なう際に、作業者が後
方を振り返えって作業機を目視しながら角度調節レバ−
を操作しなければならず、正確性に欠け、調節に時間が
かかるという不具合があった。
来装置は、作業機の傾き調節を行なう際に、作業者が後
方を振り返えって作業機を目視しながら角度調節レバ−
を操作しなければならず、正確性に欠け、調節に時間が
かかるという不具合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題点に
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、トラクタ−１の機体後部に、左右傾斜角度
制御用の油圧シリンダ４を有するリンク機構２を介して
作業機３を連結し、この油圧シリンダ４を伸縮させて作
業機３の傾きを制御するものにおいて、作業機３の傾斜
角を電圧に変換して設定するダイヤル調整式の傾斜角設
定器１９と、前記油圧シリンダ４の左右内側にあって油
圧シリンダ４の伸縮量を電圧に変換して検出する直線移
動式のストロ−クセンサ６と、ストロ−クセンサ６が検
出した電圧と前記傾斜角設定器１９により設定された電
圧とを比較する比較手段２０とを設け、前記比較手段２
０の出力に基づいて作業機３の左右傾斜角度を設定角度
に維持するように構成したことを特徴とするトラクタ−
の作業機傾斜制御装置とする。
鑑みて提案するものであり、次のような技術的手段を講
じた。即ち、トラクタ−１の機体後部に、左右傾斜角度
制御用の油圧シリンダ４を有するリンク機構２を介して
作業機３を連結し、この油圧シリンダ４を伸縮させて作
業機３の傾きを制御するものにおいて、作業機３の傾斜
角を電圧に変換して設定するダイヤル調整式の傾斜角設
定器１９と、前記油圧シリンダ４の左右内側にあって油
圧シリンダ４の伸縮量を電圧に変換して検出する直線移
動式のストロ−クセンサ６と、ストロ−クセンサ６が検
出した電圧と前記傾斜角設定器１９により設定された電
圧とを比較する比較手段２０とを設け、前記比較手段２
０の出力に基づいて作業機３の左右傾斜角度を設定角度
に維持するように構成したことを特徴とするトラクタ−
の作業機傾斜制御装置とする。
【０００５】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明の実施例を説明する。図１は本発明にかかる作業機傾
斜制御装置の一実施例を示す背面図である。ここに示さ
れるように、トラクタ−１は、周知のリンク機構２を介
してロ−タリ耕耘装置である作業機３を昇降自在に連結
している。リンク機構２には作業機３を左右に傾けるた
めの油圧シリンダ４が介装されており、この油圧シリン
ダ４に作動油を供給又は排出することによって作業機３
は左右横方向に傾くように構成される。
明の実施例を説明する。図１は本発明にかかる作業機傾
斜制御装置の一実施例を示す背面図である。ここに示さ
れるように、トラクタ−１は、周知のリンク機構２を介
してロ−タリ耕耘装置である作業機３を昇降自在に連結
している。リンク機構２には作業機３を左右に傾けるた
めの油圧シリンダ４が介装されており、この油圧シリン
ダ４に作動油を供給又は排出することによって作業機３
は左右横方向に傾くように構成される。
【０００６】また、図１に示されるように、油圧シリン
ダ４の左右内側にはピストン棒５の伸縮量を電圧で検出
するストロ−クセンサ６が縦方向に沿うように併設され
ている。尚、図２は油圧シリンダ４のピストン棒５とス
トロ−クセンサ６の動作棒７が連結棒８で連結されてい
る様子を示し、図３はストロ−クセンサ６の構造を具体
的に示していて、ストロ−クセンサ６の動作棒７の先端
に設けられたブラシ９は、多数の抵抗素子１０を直列に
連結した抵抗板に摺接している。
ダ４の左右内側にはピストン棒５の伸縮量を電圧で検出
するストロ−クセンサ６が縦方向に沿うように併設され
ている。尚、図２は油圧シリンダ４のピストン棒５とス
トロ−クセンサ６の動作棒７が連結棒８で連結されてい
る様子を示し、図３はストロ−クセンサ６の構造を具体
的に示していて、ストロ−クセンサ６の動作棒７の先端
に設けられたブラシ９は、多数の抵抗素子１０を直列に
連結した抵抗板に摺接している。
【０００７】図４は油圧シリンダ４の油圧自動制御回路
を示すもので、油圧シリンダ４のピストン１１を挾む二
つの室１２、１３には、油圧バルブ１４を介して油路１
５、１６が連結されている。油圧バルブ１４はソレノイ
ド１７、１８によって切り換えられ、油圧シリンダ４の
いずれかの室に油圧を供給するようになっている。作業
機３の左右傾斜角を設定する手段１９は、前記ストロ−
クセンサ６と同じように電圧として設定することのでき
るものであり、この傾斜角設定手段１９の出力（電圧）
を比較する比較手段である比較回路２０に供給される。
そして、比較回路２０は傾斜角設定手段１９によって設
定された電圧とストロ−クセンサ６の電圧とを比較し、
その結果をソレノイド１７、１８に送り、作業機３の傾
斜角が所望の角度になる方向にこれらを動作させる。こ
れにより、作業機３が予め設定されている傾斜角度に等
しくなるまで油圧シリンダ４が伸縮するのである。図５
は傾斜角設定手段１９を複数組並設した例を示す回路で
あり、三つの可変抵抗器２１、２２、２３とこれらを選
択する切換スイッチ２４が設けられている。これら三つ
の可変抵抗器２１、２２、２３を夫々異なる値に設定し
ておき、作業条件の変化に応じていずれかを選択するこ
ととすれば、作業機３の傾きを所望の傾斜角に直ちに調
節することができるので便利である。図６はトラクタ−
１の運転席の操作部に設けられたコントロ−ルパネルを
示し、この図には、傾斜角設定手段１９としてのダイヤ
ル式角度調整つまみ２７、２８、２９と切換スイッチ３
０、３１、３２が表されている。同図において、いずれ
かの切換スイッチを押せば、それに対応する角度調整つ
まみによって設定されている傾斜角に作業機３が傾けら
れる。
を示すもので、油圧シリンダ４のピストン１１を挾む二
つの室１２、１３には、油圧バルブ１４を介して油路１
５、１６が連結されている。油圧バルブ１４はソレノイ
ド１７、１８によって切り換えられ、油圧シリンダ４の
いずれかの室に油圧を供給するようになっている。作業
機３の左右傾斜角を設定する手段１９は、前記ストロ−
クセンサ６と同じように電圧として設定することのでき
るものであり、この傾斜角設定手段１９の出力（電圧）
を比較する比較手段である比較回路２０に供給される。
そして、比較回路２０は傾斜角設定手段１９によって設
定された電圧とストロ−クセンサ６の電圧とを比較し、
その結果をソレノイド１７、１８に送り、作業機３の傾
斜角が所望の角度になる方向にこれらを動作させる。こ
れにより、作業機３が予め設定されている傾斜角度に等
しくなるまで油圧シリンダ４が伸縮するのである。図５
は傾斜角設定手段１９を複数組並設した例を示す回路で
あり、三つの可変抵抗器２１、２２、２３とこれらを選
択する切換スイッチ２４が設けられている。これら三つ
の可変抵抗器２１、２２、２３を夫々異なる値に設定し
ておき、作業条件の変化に応じていずれかを選択するこ
ととすれば、作業機３の傾きを所望の傾斜角に直ちに調
節することができるので便利である。図６はトラクタ−
１の運転席の操作部に設けられたコントロ−ルパネルを
示し、この図には、傾斜角設定手段１９としてのダイヤ
ル式角度調整つまみ２７、２８、２９と切換スイッチ３
０、３１、３２が表されている。同図において、いずれ
かの切換スイッチを押せば、それに対応する角度調整つ
まみによって設定されている傾斜角に作業機３が傾けら
れる。
【０００８】上記油圧自動制御回路は、ストロ−クセン
サ６が検出した電圧が傾斜角設定器１９によって設定さ
れている電圧と一致するように油圧シリンダ４のピスト
ン棒５の伸縮量を自動調節するものであるが、本発明に
おいて、検出電圧を設定電圧に一致させるための電気回
路ならびに油圧自動制御回路の構成は、上記のものに限
定されるものではない。
サ６が検出した電圧が傾斜角設定器１９によって設定さ
れている電圧と一致するように油圧シリンダ４のピスト
ン棒５の伸縮量を自動調節するものであるが、本発明に
おいて、検出電圧を設定電圧に一致させるための電気回
路ならびに油圧自動制御回路の構成は、上記のものに限
定されるものではない。
【０００９】次に作用を説明する。例えば、畦崩しなど
の作業においては図７に示すように先ず作業機３をトラ
クタ−１に対し左にθだけ傾けて半分の作業を行ない、
次に右にθだけ傾けて残りの半分の作業を行なうことが
ある。そこで、図６に示すように、角度調整つまみの目
盛を０を中心として左右に振り分け、左右で傾き方向が
逆になるように構成することにより、角度設定手段を、
左右の傾きを共に設定しておくことができるようにして
おけば実用上便利である。
の作業においては図７に示すように先ず作業機３をトラ
クタ−１に対し左にθだけ傾けて半分の作業を行ない、
次に右にθだけ傾けて残りの半分の作業を行なうことが
ある。そこで、図６に示すように、角度調整つまみの目
盛を０を中心として左右に振り分け、左右で傾き方向が
逆になるように構成することにより、角度設定手段を、
左右の傾きを共に設定しておくことができるようにして
おけば実用上便利である。
【００１０】また、作業機の傾斜角は作業条件によって
種々異なるので、実施例のごとく傾斜角設定手段として
複数の電圧設定器を設け、これらを用いて複数の傾きを
設定記憶させておけば、作業者は必要な切換スイッチを
操作するだけで所望の傾きに直ちに調節することができ
るようになり、一層便利なものとなる。
種々異なるので、実施例のごとく傾斜角設定手段として
複数の電圧設定器を設け、これらを用いて複数の傾きを
設定記憶させておけば、作業者は必要な切換スイッチを
操作するだけで所望の傾きに直ちに調節することができ
るようになり、一層便利なものとなる。
【００１１】
【発明の効果】この発明に係る作業機傾斜制御装置は、
前記の如く作業機３を連結しているリンク機構２に油圧
シリンダ４を介装し、この油圧シリンダ４の伸縮量を電
圧で検出して、作業機３の傾斜角が傾斜角度設定手段１
９により予め設定されている傾斜角に等しくなるまで上
記油圧シリンダ４を自動的に伸縮させるものであるか
ら、作業機３の傾斜角の調節をきわめて容易かつ迅速に
行なうことができるようになった。
前記の如く作業機３を連結しているリンク機構２に油圧
シリンダ４を介装し、この油圧シリンダ４の伸縮量を電
圧で検出して、作業機３の傾斜角が傾斜角度設定手段１
９により予め設定されている傾斜角に等しくなるまで上
記油圧シリンダ４を自動的に伸縮させるものであるか
ら、作業機３の傾斜角の調節をきわめて容易かつ迅速に
行なうことができるようになった。
【００１２】また、傾斜角度設定手段１９はダイヤル調
整式のもので構成されているので指先で簡単に操作で
き、ダイヤルを回すだけで作業機の傾き調節を正確に行
なえて操作性が著しく向上する。そして、油圧シリンダ
４の伸縮量を検出するストロ−クセンサ６は直線移動式
のセンサで構成されていて油圧シリンダ４に並設されて
いるので、このストロ−クセンサ６をトラクタ−１後部
にコンパクトに設置でき、更に、ストロ−クセンサ６は
油圧シリンダ４の左右内側に配置されているので、スト
ロ−クセンサ６に後輪が跳ね上げた泥や水がかかりにく
く、また、樹木等の障害物が接触しにくく故障や破損の
心配が少なくなった。
整式のもので構成されているので指先で簡単に操作で
き、ダイヤルを回すだけで作業機の傾き調節を正確に行
なえて操作性が著しく向上する。そして、油圧シリンダ
４の伸縮量を検出するストロ−クセンサ６は直線移動式
のセンサで構成されていて油圧シリンダ４に並設されて
いるので、このストロ−クセンサ６をトラクタ−１後部
にコンパクトに設置でき、更に、ストロ−クセンサ６は
油圧シリンダ４の左右内側に配置されているので、スト
ロ−クセンサ６に後輪が跳ね上げた泥や水がかかりにく
く、また、樹木等の障害物が接触しにくく故障や破損の
心配が少なくなった。
【図１】作業機傾斜制御装置の背面図である。
【図２】油圧シリンダとストロ−クセンサの説明図であ
る。
る。
【図３】ストロ−クセンサの構成説明図である。
【図４】油圧自動制御回路図である。
【図５】電気回路図である。
【図６】コントロ−ルパネルの説明図である。
【図７】畦崩し作業の説明図である。
１ トラクタ− ２ リンク機構 ３ 作業機 ４ 油圧シリンダ ６ ストロ−クセンサ １９ 傾斜角設定器
Claims (1)
- 【請求項１】 トラクタ−１の機体後部に、左右傾斜角
度制御用の油圧シリンダ４を有するリンク機構２を介し
て作業機３を連結し、この油圧シリンダ４を伸縮させて
作業機３の傾きを制御するものにおいて、作業機３の傾
斜角を電圧に変換して設定するダイヤル調整式の傾斜角
設定器１９と、前記油圧シリンダ４の左右内側にあって
油圧シリンダ４の伸縮量を電圧に変換して検出する直線
移動式のストロ−クセンサ６と、ストロ−クセンサ６が
検出した電圧と前記傾斜角設定器１９により設定された
電圧とを比較する比較手段２０とを設け、前記比較手段
２０の出力に基づいて作業機３の左右傾斜角度を設定角
度に維持するように構成したことを特徴とするトラクタ
−の作業機傾斜制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076538A JPH07114567B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | トラクタ−の作業機傾斜制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076538A JPH07114567B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | トラクタ−の作業機傾斜制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8214082A Division JPS58198204A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 動力農機の作業機傾斜装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05268803A JPH05268803A (ja) | 1993-10-19 |
| JPH07114567B2 true JPH07114567B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=13608050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4076538A Expired - Lifetime JPH07114567B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | トラクタ−の作業機傾斜制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07114567B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5818408U (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-04 | 株式会社クボタ | 農用トラクタ |
| JPS58113308U (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-03 | 株式会社クボタ | 対地作業機 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4076538A patent/JPH07114567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05268803A (ja) | 1993-10-19 |
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