JPH07114413B2 - メール受信方式 - Google Patents

メール受信方式

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JPH07114413B2
JPH07114413B2 JP1124480A JP12448089A JPH07114413B2 JP H07114413 B2 JPH07114413 B2 JP H07114413B2 JP 1124480 A JP1124480 A JP 1124480A JP 12448089 A JP12448089 A JP 12448089A JP H07114413 B2 JPH07114413 B2 JP H07114413B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ホスト計算機の種別に依存しないメール受信方式に関
し、 ワークステーション側のユーザがホスト計算機の種類を
意識することなくメールを正しく受信できるようにする
ことを目的とし、 ワークステーション上のメール応用手段によるメール転
送要求を処理し、ホスト計算機上のメール処理手段との
間でメール情報のやりとりを行なうメール転送システム
において、前記メール応用手段によって要求される要求
の種類を認識する要求種別認識手段と、該要求に対して
ホスト計算機上のメール処理手段が返却する情報の形式
が該要求と一致しているか否かを判定する要求一致判定
手段と、前記要求一致判定手段によって要求と返却形式
が不一致と判定された場合に、要求種別を変更する要求
変更手段と前述ホスト計算機より加わるメール情報を前
記要求種別に対応して受け、メール応用手段に加えるメ
ール転送処理手段とを有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ホスト計算機とワークステーションを連携し
たメール・サービスにおけるワークステーションのメー
ル受信方式に係り、更に詳しくは、ホスト計算機の種別
に依存しないメール受信方式に関する。
〔従来の技術〕
近年、ワークステーションの普及に伴い電子メール・サ
ービスの導入が盛んになってきている。電子メール・サ
ービスでは、個々のワークステーション間でのメールの
遣り取りのほか、より多くのユーザを対象としてメール
を送る告知板のようなサービスを行なう。
第5図は、ワークステーションとホスト計算機を連携し
たメール・サービス・システムの構成図である。
ワークステーション51のシステム・ソフトウエアとして
メール転送システム54が存在し、メール転送システム54
は通信データ・インタフェースである転送サービス55を
介して種々のホスト計算機から成るホスト計算機群52と
接続される。
ワークステーション51から他のワークステーションにメ
ールを送る場合には、ユーザはワークステーションのエ
ディタ等を使って文書を作成したうえでメール転送シス
テム54を起動する。メール転送システム54は、メールの
本体である前述の文書(ボディ本体)にユーザが指定す
る宛先名とメール管理用の管理情報(ボディパート管理
情報)を付け加えて転送サービス55に送り出す。転送サ
ービス55は、メール・システムによって作成されたメー
ル・データをネットワークや電話回線を介してホスト計
算機群52に送る。さらに、ホスト計算機52群は、転送サ
ービス55から送られるメール・データを管理保管する。
一方、メールを受信する場合には、ユーザはワークステ
ーション51のマン−マシン・インタフェースを使ってメ
ール転送システム54にメールの受信を依頼する。メール
転送システム54はユーザが指定したメール・データを転
送するように転送サービス55を介してホスト計算機群52
に依頼する。ホスト計算機群52はこの依頼を受けて、管
理保管しているメール・データのうちユーザが依頼した
データを転送サービス55を介してワークステーション51
のメール転送システム54に転送する。これによってユー
ザは所望のメール・データを受信することができる。
ところで、近年、ホスト計算機の種類が著しく増加し、
これに伴ってホスト計算機が返却するメール・データの
形式も多様化してきている。これによって、メールの受
信を依頼する場合にユーザは受信するメール・データに
限定条件(要求種別)を付け、メール・データの一部分
のみを取り出すことが可能になった。
第6図は、ホスト計算機群52が返却するメール・データ
形式の例である。
メール・データは、前述したように、メールの本体であ
る文書(ボディ本体)と、どこにメールを送るかを示す
宛先名、およびそのメールに関する管理情報(ボディパ
ート管理情報)から構成される。そして、例えば、ホス
トAは宛先名、ボディパート管理情報、ボディ本体を全
て一緒に(第6図、ホストAの)、あるいは別々に
(同図〜)返却することができる。これに対してホ
ストBは常に宛先名、ボディパート管理情報、ボディ本
体を一括して返却する(〜)。また、ホストCのよ
うに上記の3種類の情報のうち二つを組み合わせて返却
するホスト計算機も考えられる(〜)。
このように、ホスト計算機側の返却形式が多様化した結
果、ユーザはメール受信を依頼するときに必要な情報の
種類を指定して要求できるようになった。すなわち、宛
先名、ボディパート管理情報、ボディ本体が全て揃った
メール・データのほか、宛先名のみ、あるいはボディパ
ート管理情報のみ、ボディ本体のみというようにメール
・データの構成要素を個々に依頼することが可能になっ
た(第6図の要求種別)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、ホストAのようにユーザの要求種別とホスト計
算機の返却形式が一致する場合は、転送サービス55およ
びメール転送システム54を介してワークステーションに
返却されるメール・データがユーザ所望のデータであ
り、返却されたデータをそのままディスプレイ等に出力
することができる。しかし、これに対して、ホストBや
ホストCの場合は、要求種別と返却形式が一致しない場
合が生じる。すなわち、ホストBではユーザが宛先名の
みを要求しても、ホスト計算機は宛先名とボディパート
管理情報、ボディ本体を組としてメール・データを返却
する(第6図の)。
このような場合には、返却されたメール・データのなか
から必要な部分を取り出す処理をワークステーション51
で行なわなければならない。しかし従来は、ワークステ
ーション51側からメール転送システム54に依頼する要求
と一致した情報をホスト計算機群52がメール転送システ
ム54に返却することを前提としてメール・システムが構
成されていた。
例えば、第6図のホストBからメールを受信する場合に
は、要求種別のなかの全てを選択すれば正しく受信でき
るが、その他の宛先名のみ、ボディパート管理情報のみ
といった要求種別を選択すると、ワークステーションは
正しく受信できない。すなわち、要求種別が宛先名であ
ってもホスト計算機群52は全てのメール・データ()
を返却し、一方、ワークステーション51は返却されたデ
ータを宛先名と解釈して処理するので正しい処理ができ
ず、受信エラーということになる。
この結果、要求と返却形式が一致しないホスト計算機か
らはメールが受信できないという問題があった。
本発明は、ワークステーション側のユーザがホスト計算
機の種類を意識することなくメールを正しく受信できる
ようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の機能ブロック図である。本発明は、
ワークステーション1からホスト計算機2にメールの受
信を依頼し、それに対してホスト計算機2中のメール処
理手段6が返却するメール・データを、ワークステーシ
ョン1内のメール応用手段3が正しく受け取れるように
メール転送システム4で適切に処理することを前提とす
る。
要求種別認識手段7はユーザの要求種別が何であるかを
識別する。例えばユーザが要求するメール・データが宛
先名のみなのか、ボディパート管理情報のみなのか、ボ
ディ本体のみなのか、あるいは全ての情報を要求してい
るのか等を認識する。
要求一致判定手段8は、ユーザの要求とホスト計算機2
が返却するメール・データの形式が一致しているか否か
を判定する。すなわち、実際にホスト計算機2から返却
されるメール・データの構成要素を調べ、前記要求種別
認識手段7で識別したユーザの要求とホスト計算機2の
返却形式が一致しているか否かを判定する。
要求変更手段10は、前記要求一致判定手段8によってユ
ーザの要求とホスト計算機2の返却形式が不一致と判定
された場合に、要求種別を変更してホスト計算機2の返
却形式に合わせる。前記要求変更手段10は、ユーザの要
求種別を見掛け上ホスト計算機2の返却形式に一致させ
る。
メール転送処理手段9は前記ホスト計算機2より加わる
メール情報を前記要求種別に対応して受け、前記メール
応用手段3に加える。
〔作用〕
本発明はユーザがワークステーション1上のメール応用
手段3を動作させ、メールの送信や受信を行う時のメー
ルの受信を前提としている。
ユーザは、まずワークステーション1上のメール応用手
段3を動作させ、ホスト計算機2からのメール受信を依
頼する。ユーザは、受信を依頼する際に、全メール・デ
ータ(宛先名、ボディパート管理情報、ボディ本体を一
組とするデータ)を受信するのか、あるいはメール・デ
ータの一部(例えば宛先名のみ)を受信するのかを選択
する。この選択情報がメール転送システム4内の要求種
別認識手段7に送られ、要求種別認識手段7は、要求の
種別を認識する。そして認識結果は要求一致判定手段8
に送られる。
要求一致判定手段8は、要求種別認識手段7からユーザ
の要求種別とホスト計算機2のメール処理手段6からメ
ール転送システム4に返却されるメール・データの返却
形式を識別する。すなわち、ユーザの要求種別とホスト
計算機2からの返却形式が一致しているか否かを判定す
る。一致している場合には、メール転送処理手段9を動
作させる。メール転送処理手段9は、メール・データを
そのままメール応用手段3に転送する処理を実行する。
一方、前記要求一致判定手段8によってユーザの要求と
ホスト計算機2の返却形式が不一致であると判定された
場合には、要求変更手段10を起動させる。
要求変更手段10は、ユーザの要求種別をメール転送シス
テム4の内部処理用にホスト計算機2の返却形式に一致
させる処理を実行し、これに引き続いてメール転送処理
手段9を実行させる。メール転送処理手段9では、前記
要求変更手段10によって要求種別と返却形式が一致した
結果、ホスト計算機2から転送されたメール・データを
読み出す処理が実行可能になる。メール転送処理手段9
は、メール・データを読み出したうえ、ユーザ所望のデ
ータをメール応用手段3に転送する。
〔実施例〕
以下、第2図乃至第4図を参照しながら実施例を説明す
る。
第2図は、本発明の実施例のシステム構成図である。
本実施例は、まず全体的な構成として、ユーザがメール
の送信や受信を実行するワークステーション11と、この
ワークステーション11にネットワーク等の通信回線によ
って接続され、メール・サービス処理を実行するホスト
計算機12から成る。
ワークステーション11にはCPU21が設けられており、主
記憶22、通信制御部23、表示バッファ24が接続されてい
る。CPU21は主記憶22に格納されているプログラムに従
って処理を実行する。主記憶22には、オペレーティング
・システム(OS)25の他、メール転送システム14と、ア
プリケーション・プログラムであるメール応用プログラ
ム13が格納される。通信制御部23は、CPU21からの制御
に従って、ワークステーション11−ホスト計算機12間の
通信処理を実行するインタフェース回路である。また表
示バッファ24はワークステーション11に接続された表示
部26に表示するデータを格納するバッファ・メモリであ
る。この他、ワークステーション11にはキーボード等の
入力部27が接続され、これによってユーザはワークステ
ーション11にアクセスする。
一方、ホスト計算機12は、CPU30に主記憶31、通信制御
部32、入出力制御部33、外部記憶制御部34が接続された
構成になっている。CPU30は主記憶31に格納されている
プログラムに従って処理を実行する。主記憶31にはOS35
の他、ホスト計算機12に接続されるワークステーション
11にメール・サービスを提供するためのアプリケーショ
ン・プログラムであるメール・システム36が格納され
る。
また通信制御部32は、ホスト計算機12にネットワーク等
で接続されているワークステーション11との間でCPU30
の命令に従ってデータのやりとりを制御するインタフェ
ースである。入出力制御部33は、ホスト計算機12に接続
されるキーボードやディスプレイ等の様々な入出力装置
37を制御するインタフェースである。さらに、ホスト計
算機12には外部記憶装置38が接続され、メール・データ
等を格納する。外部記憶装置38は外部記憶制御部34によ
って制御される。
ワークステーション11のユーザが入力部27からメール応
用プログラム13を起動するコマンドを入力すると、CPU2
1はメール応用プログラム13に従ってメールの送受信処
理を開始する。ここでは、ユーザがメールの受信を依頼
するコマンドを入力することを前提として、メール受信
の処理の流れを説明する。
CPU21はメール受信依頼のコマンドを受け、次に受信す
るデータの形式を選択するよう表示部26にメッセージを
出力する。ユーザはこのメッセージに従って要求するデ
ータの形式(要求種別)を入力部27から入力する。要求
種別にはメール・データ全体、あるいは宛先名のみ、ボ
ディパート管理情報のみ、ボディ本体のみ等の種類があ
り、このなかから受信したいデータの形式を選択する。
次に、CPU21はメール応用プログラム13に従ってメール
転送システム14を呼び出し、メール受信コマンドと要求
種別をメール転送システム14のプログラムに受け渡す。
さらにCPU21はメール転送システム14に従って通信制御
部23を制御し、ホスト計算機12にメールを送信するよう
依頼する。
ホスト計算機12の通信制御部32は、このメール送信の依
頼を受け、この依頼をCPU30に受け渡す。CPU30はホスト
計算機12上のアプリケーション・プログラムであるメー
ル・システム36を実行し、外部記憶装置38から外部記憶
制御部34の制御によってメールを取り出す。CPU30は、
さらに、取り出したメール・データを通信制御部32を介
してワークステーション11に返却する。
ワークステーション11内のメール転送システム14は、ホ
スト計算機12が返却したメール・データを通信制御部23
を介して受け取る。そして、まず、受け取ったメール・
データがユーザの要求種別と一致するか否かを判断し、
一致していればメール転送システム14内のメール転送処
理によって受け取ったメール・データを読み取り、メー
ル応用プログラムに受け渡す。一方、ユーザの要求種別
とホスト計算機12から返却されるメール・データの形式
が異なる場合には、要求種別をホスト計算機12からの返
却形式に合わせるようにメール転送システム14内部の要
求変更処理で変更し、その上で前述のメール転送処理を
起動する。メール転送処理はこれによってメール・デー
タを読み取ることが可能になる。読み取ったメール・デ
ータをメール応用プログラム13に受け渡すことによって
メール受信の処理は完了する。
第3図は、本発明の実施例の動作フローチャートであ
る。第6図の要求種別とホスト計算機からの返却形式の
説明図のなかのホストAおよびホストBについては、こ
の動作フローチャートに沿った処理をメール転送システ
ム14で実行させることによってメール受信が可能にな
る。
ユーザがメール応用プログラム13を通じてメール受信を
メール転送システム14に依頼した場合、メール転送シス
テム14では、まずユーザの要求種別がメール・データの
全て(宛先名、ボディパート管理情報、およびボディ本
体の全ての情報)、または宛先名のみか否かを判定する
(SI)。要求種別が全て、あるいは宛先名のどちらでも
ない場合(N)には、次に要求種別がボディパート管理
情報であるか否かを判定する(S2)。判別S1、S2の判定
によって、要求種別は3通りに分類される。すなわち要
求種別=全てまたは宛先名(S1のY、第6図の
の場合)、要求種別=ボディパート管理情報(S2のY、
同)、要求種別=ボディ本体(S2のN、同)の
3通りである。
要求種別=全てまたは宛先名の場合(S1のY)は続いて
S3を実行し、要求種別=ボディパート管理情報の場合
(S2のY)は処理S5、要求種別=ボディ本体の場合(S2
のN)は処理S9を実行する。
要求種別=全てまたは宛先名の場合に実行するS3の処理
は、宛先名を読み出してメール応用プログラム13に受け
渡す宛先名処理である。そして次にホスト計算機12から
の返却形式が宛先名のみか否かを判定する(S4)。宛先
名のみ(S4のY)の場合は、ユーザの要求種別が宛先名
のみである(第6図の)と見なされメール受信処理を
終了する(END)。一方、ホスト計算機12からの返却形
式が宛先名のみでない場合(S4のN)は、第6図の
(ホストAで要求種別=全て)、あるいは、(ホス
トBで要求種別=宛先名および全て)であると考えら
れ、次の処理S5が実行される。
処理S5は前記の場合に加え、要求種別がボディパ
ート管理情報のの場合にも実行される。要求種別=
ボディパート管理情報で、かつホスト計算機2から全て
のメール・データが返却されているか否か(すなわち
か否か)を判定する。処理S5に該当しない(N)と判定
された場合()は、ボディパート管理情報を読
み出してメール応用プログラム13に受け渡すボディパー
ト管理情報処理(S7)を実行する。
一方、処理S5でYの場合(すなわちの場合)は、要求
はボディパート管理情報であるにもかかわらずホスト計
算機12からは全てのデータが返却されているため、ボデ
ィパート管理情報を読み出すことができない。そこで、
この場合はボディパート管理情報を読み出すことを可能
にするために要求種別をボディパート管理情報から全て
に変更し(S6)、再び処理S1から処理を実行する。要求
種別を変更したことによっての場合と同じ処理を実行
することになる。
要求種別を全てに変更して処理S1を実行すると、要求種
別=全てに該当するので処理S1においてYとなり、さら
に宛先名処理(S3)が実行され、宛先名が読み出され
る。さらにホスト計算機12からの返却情報が宛先名のみ
ではないので、処理S4の判定はNとなり、また処理S5の
判定では要求種別が全てに変更されているのでNとなり
処理S7のボディパート管理情報を読み出し、メール応用
プログラム13に受け渡す処理が実行される。以上の処理
により、要求種別を全てに変更したことによって、ホス
トBにおいてもボディパート管理情報を読み出すことが
可能になる。
についてボディパート管理情報処理(S7)を完
了すると、次に、ホスト計算機12から返却されたデータ
がボディパート管理情報のみであるか否かを判定する
(S8)。すなわちであるか否かを判定する。である
と判定した場合(Y)はメール受信処理を終了する(EN
D)。返却データがボディパート管理情報のみでない場
合(N)は、次のS9の処理を実行する。
処理S9は、要求種別=ボディ本体(S2のN)のの場
合も実行する。処理S9は要求種別=ボディ本体で、かつ
ホスト計算機12から全てのデータが返却されているか否
かを判定する。すなわちか否かを判定する。と判定
した場合(Y)には、要求種別がボディ本体だけである
にもかかわらずホスト計算機12が全てのデータを返却す
るために、ボディ本体を読み出すことができないものと
見なされ、前述のの場合と同様に、要求種別を全てに
変更する処理(S6)を実行したうえでS1から処理をやり
なおす。要求種別を全てに変更したことによっての場
合と同様の処理が実行することになる。
すなわち、処理S1で要求種別=全てに該当し(Y)、S3
の宛先名処理を実行する。S4ではホストからの返却が宛
先名のみでないのでNとなり、さらに処理S5では要求種
別がボディパート管理情報ではないのでNとなる。そし
て処理S7のボディパート管理情報処理を実行する。処理
S8ではホスト計算機12からの返却がボディパート管理情
報のみではないのでNに進み、処理S9では今回は要求種
別=ボディ本体ではなく全てなのでNとなり処理S10の
処理を実行することになる。
判定S9でではない(すなわちN)と判定された場合に
は処理S10を実行し、ボディ本体を読み出して、メール
応用プログラム13に受け渡す処理を実行する。
以上のように、第3図の動作フローチャートに沿って処
理を実行することによって、ホストAおよびホストBの
全ての場合(〜)について、メールの受信が可能に
なる。
一方、第6図のホストCが加わった場合、すなわち3種
類の情報のうちの2つを組にして返却するホスト計算機
が加わった場合でも、第3図とほぼ同様の処理でメール
受信が実行できる。第4図の動作フローチャートに沿っ
て処理の流れを説明する。
第3図のホストA、Bの場合の処理との違いは、第3図
の判定処理S4、S9の判定条件が異なる。
メール返送システム14にメールの受信を依頼すると、第
3図の場合と同様に、まず要求種別を3通りに分類す
る。すなわち、処理S11で要求種別=全てまたは宛先名
であるか否かを、またはホストからの返却=かを、ま
た処理S12で要求種別=ボディパート管理情報か否かを
判定する。
要求種別=全てまたは宛先名(S11のY、第6図の
)の場合、S13の宛先名処理を実行し、メー
ル・データから宛先名を読み出してメール応用プログラ
ム13に受け渡す。続いてホスト計算機12からの返却デー
タが宛先名のみ()であるか否かを判定する(S1
4)。の場合(Y)はメール受信処理を終了する(EN
D)。返却データが宛先名とボディパート管理情報の二
つである場合でも要求種別が宛先名のみと判断できるの
で、ボディパート管理情報を読み出す処理を実行する必
要はなく、メール受信処理を終了する。
一方、ホスト計算機12からの返却データが全てのデータ
を含むと判断された場合(N、)と、要求
種別がボディパート管理情報の場合(S12のY、
)には処理S15を実行する。処理S15は要求種別がボデ
ィパート管理情報で、かつホスト計算機12から全てのデ
ータが返却されているか否かを判定する。すなわちか
否かを判定する。の場合(Y)には要求種別を全てに
変更して処理S11から再度処理を実行する。これによっ
て処理S13の宛先名処理が実行され、その結果ボディパ
ート管理情報を読み出す処理か実行可能になる。
判定S15でではないと判定された場合には(S15のN、
)ホスト計算機12からの返却=を処
理S15′で判断し、Nのとき、ボディパート管理情報処
理(S17)を実行し、ボディパート管理情報をメール・
データのなかから読みだしてメール応用プログラム13に
受け渡す。処理S15′の判断がYのときは、処理S20のボ
ディ本体処理を行う。次に、続いて、ホスト計算機12か
ら返却されたデータがボディパート管理情報のみである
か否かあるいはボディパート管理情報と宛先名かを判定
する(S18)。すなわちであるか否かを判定する。
であると判定された場合(Y)はメール受信処理を
終了する(END)。返却データがボディパート管理情報
のみでない場合(N)は、次のS19の処理を実行する。
処理S19は、要求種別=ボディ本体(S12のN)の
の場合も実行する。処理S19は要求種別=ボディ本体
で、かつホスト計算機12から全てのデータが、あるいは
宛先名とボディ本体が返却されたか否かを判定する。す
なわち、であるか否かを判定する処理である。の場
合はボディ本体を要求しているのに対して全てのデータ
が返却されているためにボディ本体が読み出せない。
の場合(S19のY)は、要求種別を全てに変更したうえ
で(S16)、処理S11から再度処理を遣り直す。これによ
っての場合は処理S13、S17でそれぞれ宛先名とボディ
パート管理情報が読み出され、残りのボディ本体の読み
出しが可能になる。
処理S19ででない(N)場合はボディ本体を読み出し
てメール応用プログラム13に受け渡すS20の処理を実行
し、全体の処理を終了する(END)。以上のように、ホ
ストCが加わった場合でも〜の全ての場合にメール
受信が可能になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ユーザおよびメール応用ソフトウエア
がホスト計算機の種類、レベルの違いを意識することな
く、ユーザの所望したメール・データを受信することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、 第2図は一実施例のシステム構成図、 第3図は一実施例の動作フローチャート(ホストA、B
の場合)、 第4図は一実施例の動作フローチャート(ホストA、
B、Cの場合)、 第5図はメール転送システムの位置付けの説明図、 第6図は要求種別とホスト計算機からの返却形式の説明
図である。 1……ワークステーション、2……ホスト計算機、3…
…メール応用ソフトウエア、4……メール転送システ
ム、5……転送サービス、6……メール処理ソフトウエ
ア、7……要求種別認識手段、8……要求一致判定手
段、9……メール転送処理、10……要求変更処理.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークステーション(1)上のメール応用
    手段(3)によるメール転送要求を処理し、ホスト計算
    機(2)上のメール処理手段(6)との間でメール情報
    のやりとりを行なうメール転送システム(4)におい
    て、 前記メール応用手段(3)によって要求されるメール・
    データの形式を認識する要求種別認識手段(7)と、 該要求に対してホスト計算機(2)上のメール処理手段
    (6)が返却するメール・データの形式が該要求と一致
    しているか否かを判定する要求一致判定手段(8)と、 前記要求一致判定手段(8)によって要求と返却形式が
    不一致と判定された場合に、要求種別を変更する要求変
    更手段(10)と前記ホスト計算機(2)より加わるメー
    ル情報を前記要求種別に対応して受け、メール応用手段
    (3)に加えるメール転送処理手段(9)とを有するこ
    とを特徴とするメール受信方式。
JP1124480A 1989-05-19 1989-05-19 メール受信方式 Expired - Fee Related JPH07114413B2 (ja)

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