JPH07113068A - 放射線硬化型粘着テ―プの製造法 - Google Patents

放射線硬化型粘着テ―プの製造法

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JPH07113068A
JPH07113068A JP28193593A JP28193593A JPH07113068A JP H07113068 A JPH07113068 A JP H07113068A JP 28193593 A JP28193593 A JP 28193593A JP 28193593 A JP28193593 A JP 28193593A JP H07113068 A JPH07113068 A JP H07113068A
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film
radiation
sensitive adhesive
curable pressure
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JP28193593A
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English (en)
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Yutaka Moroishi
裕 諸石
Masayoshi Natsume
雅好 夏目
Katsuhiko Kamiya
克彦 神谷
Osamu Ikuno
修 生野
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体への密着性や塗布表面の性状にすぐ
れ、良好な透明性を有して、かつ安定した硬化性により
所望の接着特性を発揮する、また複層塗工したときでも
層間での乱れがなく多層粘着剤としての特性を安定して
発揮する放射線硬化型粘着テ―プの製造法を提供する。 【構成】 走行フイルム1上に、カ―テンコ―タ3の流
出口4から流出する放射線硬化型粘着剤Aのカ―テン状
液膜Kを、この液膜Kと走行フイルム1との間の空気を
吸引しながら、供給することにより、走行フイルム1上
に放射線硬化型粘着剤Aの連続塗膜Sを形成し、ついで
この塗膜Sに放射線を照射して硬化させることにより、
放射線硬化型粘着テ―プを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線硬化型粘着テ―
プの製造法、詳しくは、カ―テンコ―タを用いた放射線
硬化型粘着テ―プの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】環境対策や安全性の面から、溶剤を用い
ない粘着テ―プの製造法が種々提案されている。エマル
ジヨン型は耐水性に劣り、ホツトメルト型は耐熱性に劣
る難点があるが、放射線硬化型は、無溶剤であるととも
に、上記のような問題がなく、理想的な方式として、近
年とくに注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、放射線硬化
型は、塗工法上の問題があり、たとえば、ロ―ルコ―タ
では、粘着剤の粘度を低くするため、低分子量の材料を
主体に配合する必要があり、そのために、放射線にて硬
化された粘着テ―プの特性が、溶剤系粘着剤を用いたも
のに比べて、劣る場合がある。また、高粘度に対応でき
るダイコ―タでは、ダイヘツドを押し付ける構造のため
に、500ポイズ以上の粘度になると、塗布表面が荒れ
たり、また複層で塗工しようとしても層間で乱れを生じ
やすく、均一で安定な複層塗工ができない。
【0004】これに対し、カ―テンコ―タでは、上記問
題は少ないが、反面、支持体と粘着剤との間に空気など
を巻き込みやすく、粘着剤の支持体への密着性が悪くな
つたり、透明性の低下をきたし、また空気が粘着剤中に
拡散してしまうと、放射線による硬化時に阻害因子とな
り、硬化反応が不安定化する。
【0005】本発明は、放射線硬化型方式における上記
従来の問題点を解決して、支持体への密着性や塗布表面
の性状にすぐれ、良好な透明性を有して、かつ安定した
硬化性により所望の接着特性を発揮する、また複層塗工
したときでも層間での乱れがなく多層粘着剤としての特
性を安定して発揮する放射線硬化型粘着テ―プの製造法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的に対して、ロ―ルコ―タやダイコ―タに比べて粘度特
性上の問題の少ないカ―テンコ―タに着目し、このコ―
タから流出するカ―テン状液膜を、支持体または剥離性
支持体を構成する走行フイルム上に、このフイルムと液
膜との間の空気を吸引しながら、供給するようにしたと
き、空気の巻き込みのない、フイルム幅方向に均一でか
つ美麗な塗膜を形成でき、その際少なくとも2層構造と
したカ―テン状液膜を供給すると、層間での乱れのない
積層構造の上記塗膜を形成できることもわかり、本発明
を完成するに至つた。
【0007】すなわち、本発明は、走行フイルム上に、
カ―テンコ―タから流出する放射線硬化型粘着剤のカ―
テン状液膜を、この液膜と走行フイルムとの間の空気を
吸引しながら、供給することにより、走行フイルム上に
放射線硬化型粘着剤の連続塗膜を形成し、ついでこの塗
膜に放射線を照射して硬化させることを特徴とする放射
線硬化型粘着テ―プの製造法に係るものである。
【0008】
【発明の構成・作用】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の放射線硬化型粘着テ―プの製
造法における塗膜形成工程の一例を示したものである。
【0009】図中、1は支持体を構成する走行フイル
ム、2はバツクアツプロ―ル、3は加熱装置を有するカ
―テンコ―タで、内部にポンプPに連結するマニホルド
Mを有するとともに、先端側に走行フイルム1に対して
所定距離を隔てた塗工用の流出口4が設けられており、
この流出口4は走行フイルム1のフイルム幅に対応する
広幅に形成されている。5は上記のカ―テンコ―タ3の
ヘツド部に付設された空気吸引用の吸引装置である。
【0010】この装置構成において、放射線硬化型粘着
剤AをポンプPによりカ―テンコ―タ3のマニホルドM
に導いて、適正温度に加熱し、その開口端を経てカ―テ
ン状液膜Kとして流出口4から流出させ、これをバツク
アツプロ―ル2に沿う走行フイルム1上に供給する。こ
のとき、液膜Kとフイルム1との間の空気を吸引装置5
により吸引して、液膜Kをフイルム1に強く密着させ、
これにより走行フイルム1上に放射線硬化型粘着剤Aの
連続塗膜Sを形成する。
【0011】このように形成される連続塗膜Sは、フイ
ルム1との接触面に空気の巻き込みがなく、しかもカ―
テン状のネツクイン、つまり縦縞もなく、フイルム幅方
向に厚みむらのない均一でかつ美麗なものとなる。この
塗膜を、引き続き、硬化工程に導いて、放射線の照射に
より硬化させると、支持体を構成する走行フイルムと硬
化した放射線硬化型粘着剤Aの層からなる粘着テ―プが
得られる。この粘着テ―プは、粘着剤の支持体への密着
性にすぐれ、かつ表面性状にすぐれて、良好な透明性を
有しており、しかも巻き込み空気の拡散による硬化阻害
の問題もないことから、安定した硬化性により所望の接
着特性を発揮する。
【0012】これに対して、図3は、空気吸引用の吸引
装置5を省いた以外は、図1と同じ装置構成を示したも
ので、各構成要素について図1と同一の符号を付してい
る。この場合、流出口4からのカ―テン状液膜Kは、走
行フイルム1に対して空気を巻きこみながら供給され、
形成塗膜Sにカ―テン状のネツクインが生じて、フイル
ム幅方向に不均一な膜となる。その結果、放射線硬化後
の粘着テ―プは、粘着剤の支持体への密着性や表面性状
に劣り、また巻き込み空気の拡散による硬化阻害により
安定した接着特性を得にくくなる。
【0013】このように、本発明では、カ―テン状液膜
Kと走行フイルム1との間の空気を吸引するといつた簡
単な手段により、密着性、表面性状、透明性および硬化
性を満足する粘着テ―プを得るに至つたものであるが、
上記吸引のための吸引装置5は、図1のようにカ―テン
コ―タ3のヘツド部に一体的に付設しなくてもよく、カ
―テンコ―タ3と別体に設けるなどの変更が可能であ
る。
【0014】また、図1では、単層の連続塗膜を形成す
る例であるが、2層またはそれ以上の積層構造の連続塗
膜を形成することもできる。たとえば、図2は、3層構
造の連続塗膜を形成する例を示したもので、この場合、
カ―テンコ―タ3の内部に、ポンプP1 ,P2 ,P3
連結する3個のマニホルドM1 ,M2 ,M3 を設けるよ
うにする。
【0015】この装置構成において、放射線硬化型粘着
剤A1 ,A2 ,A3 を、それぞれポンプP1 〜P3 によ
りカ―テンコ―タ3のマニホルドM1 〜M3 に導いて、
適正温度に加熱し、その各開口端を経て3層構造のカ―
テン状液膜Kとして流出口4から流出させて、バツクア
ツプロ―ル2に沿う走行フイルム1上に供給する。この
とき、液膜Kと走行フイルム1との間の空気を吸引装置
5により吸引して、液膜Kを走行フイルム1に密着さ
せ、これにより走行フイルム1上に粘着剤A1 からなる
層S1 、同A2 からなる層S2 および同A3 からなる層
3 の3層構造の連続塗膜Sを形成する。
【0016】この連続塗膜Sは、支持体を構成する走行
フイルム1との接触面さらには各層間に空気の巻き込み
がなく、しかもカ―テン状のネツクインもみられず、フ
イルム幅方向に厚みむらのない均一でかつ美麗なものと
なり、そのうえダイコ―タなどにみられたような各層間
での乱れもほとんど生じない。このため、その後に、前
記同様に放射線を照射して硬化させることにより、密着
性、表面性状、透明性および硬化性を満足するととも
に、各層の特性が設計どおりに生かされた所望の接着特
性を発現させることができる。
【0017】このように、本発明では、カ―テンコ―タ
に所望個数のマニホルドを設けて前記の如く塗工するこ
とにより、2層またはそれ以上の連続塗膜を容易に形成
できる。複層にする従来の方法として、順次塗工してい
く方法があるが、生産性の面で劣り、また多層押し出し
では、支持体との界面で大きなシエアがかかつて、層間
に乱れを生じ、設計通りの層を形成しにくい。本発明で
は、カ―テンコ―タの各マニホルド開口端より流出して
コ―タ流出口で多層化され、その後シエアがかからず真
つ直ぐに押し出され、支持体を構成する走行フイルム上
にそのままの状態で乗せていくことができるから、層間
での乱れがなく、設計どおりの層を形成できるのであ
る。
【0018】積層構造の連続塗膜の形成にあたり、各層
用の放射線硬化型粘着剤は、場合によつて同一のものを
使用できる。しかし、通常は少なくとも隣接する各層間
で組成の異なるもの、たとえば2層構造では、支持体側
をより柔らかい組成、接着面側をより硬い組成とするこ
とで、被着体への接着面積が取り易くかつ高い接着力を
有する粘着テ―プを得ることができる。また、支持体側
に難燃剤を添加し、接着面側を同未添加とすることで、
難燃剤による接着特性への悪影響の少ない難燃性粘着テ
―プを得ることができる。さらに、支持体側に中空粒子
を含ませ、接着面側を中空粒子を含ませない組成とする
ことで、接着力が大きくてかつ全体厚の大きな粘着テ―
プが得られる。
【0019】また、積層構造の連続塗膜とする場合に、
各層がすべて放射線硬化型粘着剤である必要はとくにな
い。2層またはそれ以上の積層構造とする際に、その少
なくとも1層を放射線硬化型粘着剤で構成し、残りの層
を通常の粘着剤組成とすることも可能である。さらに別
な態様として、接着面側の層を除いて、非粘着タイプの
層構成とすることも可能である。
【0020】なお、以上は、走行フイルム1に支持体を
用いて、その片面に単層または積層構造の連続塗膜を形
成する場合であるが、片面だけでなく両面に上記同様の
塗膜を形成してもよい。このように両面粘着テ―プとす
る場合は、支持体の片面に上記方法で塗膜を形成し、こ
れに剥離性支持体を貼り合わせて反転させ、上記同様の
操作で支持体の反対面に塗膜を形成するか、あるいは、
走行フイルム1として最初から剥離性支持体を用い、こ
の上に上記同様の操作で塗膜を形成し、これに支持体を
貼り合わせ、その上に上記同様の操作で塗膜を形成すれ
ばよい。これらの方法において、放射線の照射による硬
化工程は、片面または両面で別々に行つてもよいし、同
時に行つてもよい。同時の方が工程の簡素化を図れるた
め、より有利である。
【0021】また、両面粘着テ―プを得る別の方法とし
て、下記のような方法を採用してもよい。これは、走行
フイルム1に剥離性支持体を用い、この上に図3に示す
装置構成により、3個のマニホルドから3層構造のカ―
テン状液膜として流出させて、剥離性支持体1上に3層
構造の連続塗膜を形成する方法であつて、3層構造の塗
膜のうちの中間層を支持体を構成させる材料層、その両
側層を放射線硬化型粘着剤の層とする方法である。この
方法によれば、前記のような塗工後の剥離性支持体や支
持体の貼り合わせ作業が不要で、塗工後放射線を照射し
て硬化させるだけで、上記中間層を支持体とした両面粘
着テ―プが得られる。
【0022】本発明に用いる放射線硬化型粘着剤は、活
性エネルギ―線、たとえばα線、β線、γ線、中性子
線、電子線などの電離性放射線や紫外線などの照射によ
つて硬化するものであればよいが、とくに好ましくはア
クリル系の粘着剤を使用する。アクリル系の粘着剤と
は、アクリル系ポリマ―の分子内に硬化反応に関与する
不飽和二重結合を導入したポリマ―か、あるいはこの導
入ポリマ―または上記結合を導入していないアクリル系
ポリマ―に分子内に不飽和二重結合を1個以上有するモ
ノマ―を加えた混合物を、主剤としたものである。
【0023】ここで、アクリル系ポリマ―としては、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アク
リル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニルなどの炭素
数4〜14のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルまたはこれに酢酸ビニル、アクリル酸グ
リシジル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、N,N−
ジメチルアミノエチルアクリレ―トなどの改質用モノマ
―を加えた主モノマ―と、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸などの酸性基含有モノマ―1〜
15重量%、好ましくは2〜12重量%との共重合体で
あつて、そのガラス転移点が−20℃以下で、重量平均
分子量が5〜80万、とくに10〜60万の範囲となる
ものが、好ましく用いられる。
【0024】このようなアクリル系ポリマ―は、溶液重
合、乳化重合、懸濁重合、塊状重合などの通常の方法で
合成できるが、溶液重合では溶剤を、乳化重合および懸
濁重合では分散媒としての主として水を、それぞれ除去
して、使用する。また、このアクリル系ポリマ―の分子
内に不飽和二重結合を導入するには、上記ポリマ―の合
成時に官能基を有する連鎖移動剤やモノマ―を用いて、
ポリマ―分子内に官能基を導入しておき、このポリマ―
に上記官能基と反応する官能基および不飽和二重結合を
有する化合物を反応させればよい。このように導入され
る不飽和二重結合の数は、硬化後の凝集力や接着性を満
足させるうえで、1分子あたり1.5〜3.5個程度と
するのが望ましい。
【0025】アクリル系ポリマ―またはこれに不飽和二
重結合を導入したポリマ―に加える分子内に不飽和二重
結合を1個以上有するモノマ―には、アクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジ
エチレングリコ―ルジアクリレ―ト、テトラエチレング
リコ―ルジメタクリレ―ト、トリメチロ―ルプロパント
リアクリレ―ト、ジペンタエリスリト―ルヘキサアクリ
レ―ト、ジビニルベンゼン、メタクリル酸ビニルなどが
あり、その1種または2種以上が用いられる。これら
は、硬化性や硬化後の凝集力および接着力を考慮して、
アクリル系ポリマ―100重量部に対し、最大30重量
部までの割合とするのがよい。
【0026】本発明に用いる放射線硬化型粘着剤には、
必要に応じて、粘着付与剤、ガラス繊維や中空粒子など
の充填剤、顔料、着色剤、可塑剤などの種々の添加剤を
配合してもよい。また、カ―テンコ―タで塗工する際の
加熱により部分的な架橋または変性が生じるのを防ぐた
めに、重合禁止剤や老化防止剤を添加してもよい。これ
らの重合禁止剤や老化防止剤は、アクリル系の粘着剤で
は、アクリル系ポリマ―100重量部に対し、通常0.
05〜2重量部の割合とするのがよく、あまり多くしす
ぎると、放射線照射時の硬化性が損なわれる。
【0027】本発明に用いる走行フイルムは、支持体ま
たは剥離性支持体であり、これらは従来公知のもの、た
とえば、合成樹脂、金属、紙、布、不織布などを材質と
したものや、これらに接着処理や剥離処理を施したもの
などをいずれも使用できる。走行フイルムの厚さは、材
質などに応じて適宜決定できるが、一般には、12〜2
00μm程度のものであるのが望ましい。
【0028】本発明においては、このような走行フイル
ムに前記手法にて放射線硬化型粘着剤の連続塗膜を形成
するが、この連続塗膜の厚さは、フイルムの走行速度や
用いる粘着剤の組成に応じて、ポンプの供給速度、カ―
テンコ―タの加熱温度、マニホルド(の開口端)の大き
さなどを適宜調整することによつて、任意に設定でき
る。通常は、単層構造で5〜150μmの厚さ、積層構
造で各層厚が5〜800μmで全体厚が40〜1,20
0μmとなるようにするのがよい。
【0029】また、既述のように、積層構造とする場合
に、そのいずれかの層を放射線非硬化型の通常の粘着剤
層としたり、あるいは非粘着性の材料層、たとえば支持
体を構成させる材料層などとすることもあり、これらの
場合は、その各態様に応じた適宜の厚さを選択できるも
のであるが、良好な塗工性を得る観点から、やはり、前
記同様の厚さ範囲に設定するのが望ましい。
【0030】本発明において、このような連続塗膜に放
射線を照射して硬化させる際には、硬化が十分に完了す
るように放射線の種類に応じた適量の照射量を設定す
る。たとえば、電離性放射線による照射では、0.5〜
20Mrad、好ましくは1〜10Mradとするのが
よく、また紫外線による照射では、400〜3,000
mj/cm2 とするのがよい。なお、紫外線照射の場合
は、粘着剤中にあらかじめベンゾイン、ベンジルジメチ
ルケタ―ルなどの光重合開始剤を、アクリル系の粘着剤
では、アクリル系ポリマ―100重量部に対して通常
0.1〜10重量部となる割合で添加しておくのが望ま
しい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、支持体
への密着性や塗布表面の性状にすぐれて、良好な透明性
を有し、かつ安定した硬化性により所望の接着特性を発
揮する、また複層塗工したときでも層間での乱れがなく
多層粘着剤としての特性を安定して発揮する放射線硬化
型粘着テ―プの製造法を提供できる。
【0032】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重
量部を意味する。また、各実施例で用いたアクリル系ポ
リマ―A〜Cと、分子内に不飽和二重結合を導入したア
クリル系ポリマ―Dとは、下記の参考例1〜4の方法に
より合成したものである。
【0033】参考例1 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容
器に、アクリル酸イソノニル85部、酢酸ビニル5部、
アクリル酸10部、2,2−アゾビスイソブチロニトリ
ル0.1部、ラウリルメルカプタン0.06部、酢酸エ
チル20部、トルエン20部を入れ、窒素気流下で、4
5℃で20時間重合処理したのち、溶剤を除去して、重
量平均分子量28万のアクリル系ポリマ―Aを得た。
【0034】参考例2 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容
器に、アクリル酸2−エチルヘキシル75部、アクリル
酸ブチル20部、アクリル酸5部、アクリル酸ヒドロキ
シエチル0.2部、2−メルカプトエタノ―ル0.1
部、2,2−アゾビスイソブチロニトリル0.2部、ト
ルエン40部を入れ、窒素気流下で、45℃で20時間
重合処理したのち、溶剤を除去して、重量平均分子量1
6万のアクリル系ポリマ―Bを得た。
【0035】参考例3 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容
器に、アクリル酸2−エチルヘキシル75部、アクリル
酸ブチル20部、アクリル酸5部、2,2−アゾビスイ
ソブチロニトリル0.2部、酢酸エチル150部を入
れ、窒素気流下で、45℃で20時間重合処理したの
ち、溶剤を除去して、重量平均分子量55万のアクリル
系ポリマ―Cを得た。
【0036】参考例4 参考例2で合成したアクリル系ポリマ―Bに、2−メタ
クリロイルオキシエチルイソシアネ―ト0.2部と、ジ
ブチル錫ジラウレ―ト0.001部を添加し、50℃で
2時間反応させることにより、分子内に不飽和二重結合
を導入したアクリル系ポリマ―Dを得た。
【0037】実施例1 アクリル系ポリマ―A100部に、N,N−ジメチルア
ミノエチルアクリレ―ト2部、N,N−ジメチルアミノ
プロピルアクリルアミド2部、トリメチロ―ルプロパン
トリアクリレ―ト3部を配合して、放射線硬化型粘着剤
Eを調製した。この粘着剤を、図1に示す装置構成のカ
―テンコ―タ(加熱温度:110℃)を用いて、走行す
る厚さが25μmのポリエステルフイルムからなる支持
体上に、コ―タから流出するカ―テン状液膜と支持体と
の間の空気を吸引しながら、塗工して、厚さが25μm
の連続塗膜を形成した。
【0038】つぎに、この連続塗膜に電子線を3Mra
d照射して硬化させることにより、粘着テ―プを作製し
た。この粘着テ―プは、支持体と粘着剤との間に空気の
巻き込みがなく、塗布表面の性状も良く、幅方向に非常
に均一であつて、良好な透明性を有していた。また、下
記の測定法により剥離接着力を測定してみたところ、6
50g/20mm幅と大きく、良好な接着力を有してい
た。
【0039】<剥離接着力の測定方法>20mm×100
mmの大きさの試験片を、#280のサンドペ―パでサン
デイングしたステンレス板に、2Kgのロ―ラで1往復さ
せる方法で圧着したのち、30分経過後、その剥離に要
する力(180度剥離、引張速度300mm/分)を、温
度23℃,相対湿度65%の条件下で、測定した。
【0040】比較例1 実施例1で調製した放射線硬化型粘着剤Eを、図3に示
す装置構成のカ―テンコ―タ(加熱温度:110℃)を
用いて、走行する厚さが25μmのポリエステルフイル
ムからなる支持体上に塗工して、厚さが25μmの連続
塗膜を形成したのち、電子線を3Mrad照射して硬化
させ、粘着テ―プを作製した。
【0041】この粘着テ―プは、支持体と粘着剤との界
面に気泡が所々あり、塗布表面の性状も悪く、幅方向に
不均一であつて、透明性に劣つていた。また、前記同様
にして剥離接着力を測定してみたところ、580g/2
0mm幅と小さく、その測定時に上記気泡のある部分で、
被着体に糊残りを生じた。
【0042】実施例2 分子内に不飽和二重結合を導入したアクリル系ポリマ―
D100部に、重合ロジンのペンタエリスリト―ルエス
テル20部、テトラエチレングリコ―ルジメタクリレ―
ト5部を配合して、放射線硬化型粘着剤Fを調製した。
この粘着剤を、図1に示す装置構成のカ―テンコ―タ
(加熱温度:110℃)を用いて、走行する剥離性支持
体(剥離処理した紙)上に、コ―タから流出するカ―テ
ン状液膜と支持体との間の空気を吸引しながら、塗工し
て、厚さが70μmの連続塗膜を形成した。しかるの
ち、この上に厚さが12μmのポリエステルフイルムか
らなる支持体をラミネ―トロ―ルにより貼り合わせ、こ
の上にさらに上記と同様にして放射線硬化型粘着剤Fを
塗工して、厚さが70μmの連続塗膜を形成した。
【0043】つぎに、このようにして支持体両面に形成
した連続塗膜に電子線を3Mrad照射して硬化させる
ことにより、両面粘着テ―プを作製した。この両面粘着
テ―プは、支持体と粘着剤との間に空気の巻き込みがな
く、塗布表面の性状も良く、幅方向に非常に均一であつ
て、良好な透明性を有していた。また、厚さ25μmの
ポリエステルフイルムで裏打ちして、テ―プ両面の剥離
接着力を実施例1と同様にして測定してみたところ、片
面が910g/20mm幅で、他面が970g/20mm幅
と大きく、良好な接着力を有していた。
【0044】実施例3 アクリル系ポリマ―Cをそのまま放射線非硬化型の通常
の粘着剤Gとし、この粘着剤Gと実施例1で調製した放
射線硬化型粘着剤Eとを用いて、これらを、マニホルド
の数を2個とした以外は図3とほぼ同様構成のカ―テン
コ―タ(加熱温度:110℃)により、走行する厚さが
25μmのポリエステルフイルムからなる支持体上に、
コ―タから流出する2層構造のカ―テン状液膜と支持体
との間の空気を吸引しながら、塗工して、支持体側に位
置する厚さが25μmの粘着剤Gの層と、これに積層さ
れた厚さが25μmの放射線硬化型粘着剤Eの層とから
2層構造の連続塗膜を形成した。
【0045】つぎに、この連続塗膜に電子線を3Mra
d照射して硬化させることにより、粘着テ―プを作製し
た。この粘着テ―プは、支持体と2層構造の粘着剤との
間に空気の巻き込みがなく、塗布表面の性状も良く、幅
方向に非常に均一であつて、そのうえ粘着剤の2層構造
間の乱れもなく、良好な透明性を有していた。また、実
施例1と同様にして剥離離接着力を測定してみたとこ
ろ、1,050g/20mm幅と大きく、非常に良好な接
着力を有していた。
【0046】実施例4 分子内に不飽和二重結合を導入したアクリル系ポリマ―
D100部に、アクリロニトリル−塩化ビニリデン共重
合体を材質とした有機系中空粒子(見掛け比重;0.0
2g/cm3 、平均粒子径50μm)1部を均一に配合し
て、支持体構成用の放射線硬化型材料Hとした。この材
料Hと、実施例1で調製した放射線硬化型粘着剤Eとを
用いて、材料Hからなる中間層の両側に放射線硬化型粘
着剤Eの層を有する3層構造の連続塗膜を、以下の如く
形成した。
【0047】図3に示す装置構成のカ―テンコ―タ(加
熱温度:110℃)を用いて、3個のマニホルドのうち
の中央部側に放射線硬化型材料Hを導き、その両側のマ
ニホルドに放射線硬化型粘着剤Eを導いて、流出口から
流出する3層構造のカ―テン状液膜を、走行する剥離性
支持体(剥離処理したポリエステルフイルム)上に、カ
―テン状液膜と剥離性支持体との間の空気を吸引しなが
ら、供給塗工して、剥離性支持体側に位置する厚さが5
0μmの粘着剤Eの層と、これに積層された厚さが30
0μmの材料Hの層と、さらにこの上に積層された厚さ
が50μmの粘着剤Eの層とからなる3層構造の連続塗
膜を形成した。
【0048】つぎに、この連続塗膜に電子線を6Mra
d照射して硬化させることにより、粘着テ―プを作製し
た。この粘着テ―プは、硬化した材料Hからなる支持体
の両側に粘着剤Eの層を有する両面接着テ―プであつ
て、上記支持体と粘着剤層との間の乱れや空気の巻き込
みがなく、塗布表面の性状も良好で、かつ幅方向に均一
であつて、良好な透明性を有していた。また、実施例2
と同様にして、テ―プ両面側の剥離離接着力を測定して
みたところ、片面が2,530g/20mm幅で、他面が
2,820g/20mm幅という非常に大きな接着力を有
していた。
【0049】実施例5 アクリル系ポリマ―B100部に、N,N−ジメチルア
ミノプロピルメタクリルアミド5部、トリメチロ―ルプ
ロパントリメタクリレ―ト5部、ベンジルジメチルケタ
―ル1部を配合して、放射線硬化型粘着剤Iを調製し
た。この粘着剤Iを、図1に示す装置構成のカ―テンコ
―タ(加熱温度:110℃)を用いて、走行する厚さが
25μmのポリエステルフイルムからなる支持体上に、
コ―タから流出するカ―テン状液膜と支持体との間の空
気を吸引しながら、塗工して、厚さが25μmの連続塗
膜を形成した。
【0050】つぎに、この連続塗膜に、高圧水銀ランプ
により、1,300mj/cm2 の紫外線を照射して硬化
させることにより、粘着テ―プを作製した。この粘着テ
―プは、支持体と粘着剤との間に空気の巻き込みがな
く、塗布表面の性状も良く、幅方向に非常に均一であつ
て、良好な透明性を有していた。また、実施例1と同様
にして剥離接着力を測定してみたところ、630g/2
0mm幅と大きく、良好な接着力を有していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線硬化型粘着テ―プの製造法にお
ける塗膜形成工程の一例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の放射線硬化型粘着テ―プの製造法にお
ける塗膜形成工程の他の例を示す概略断面図である。
【図3】比較用の放射線硬化型粘着テ―プの製造法にお
ける塗膜形成工程の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 走行フイルム 3 カ―テンコ―タ 4 流出口 5 吸引装置 A(A1 ,A2 ,A3 ) 放射線硬化型粘着剤 M(M1 ,M2 ,M3 ) マニホルド K カ―テン状液膜 S(S1 ,S2 ,S3 ) 連続塗膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生野 修 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行フイルム上に、カ―テンコ―タから
    流出する放射線硬化型粘着剤のカ―テン状液膜を、この
    液膜と走行フイルムとの間の空気を吸引しながら、供給
    することにより、走行フイルム上に放射線硬化型粘着剤
    の連続塗膜を形成し、ついでこの塗膜に放射線を照射し
    て硬化させることを特徴とする放射線硬化型粘着テ―プ
    の製造法。
  2. 【請求項2】 カ―テンコ―タのヘツド部にカ―テン状
    液膜と走行フイルムとの間の空気を吸引する吸引装置を
    付設した請求項1に記載の放射線硬化型粘着テ―プの製
    造法。
  3. 【請求項3】 カ―テンコ―タに2個またはそれ以上の
    マニホルドを設け、2層またはそれ以上の積層構造のカ
    ―テン状液膜として流出させることにより、走行フイル
    ム上に上記積層構造の連続塗膜を形成し、その少なくと
    もひとつの層を放射線硬化型粘着剤の層とした請求項1
    または請求項2に記載の放射線硬化型粘着テ―プの製造
    法。
  4. 【請求項4】 走行フイルムが支持体または剥離性支持
    体である請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放射線
    硬化型粘着テ―プの製造法。
  5. 【請求項5】 走行フイルムが剥離性支持体からなり、
    かつカ―テンコ―タに3個のマニホルドを設け、3層構
    造のカ―テン状液膜として流出させることにより、走行
    フイルム上に3層構造の連続塗膜を形成し、その中間層
    を支持体を構成させる材料層、その両側層を放射線硬化
    型粘着剤の層とした請求項3に記載の放射線硬化型粘着
    テ―プの製造法。
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Cited By (9)

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