JPH07112920A - 毛髪用化粧料 - Google Patents
毛髪用化粧料Info
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- JPH07112920A JPH07112920A JP28061093A JP28061093A JPH07112920A JP H07112920 A JPH07112920 A JP H07112920A JP 28061093 A JP28061093 A JP 28061093A JP 28061093 A JP28061093 A JP 28061093A JP H07112920 A JPH07112920 A JP H07112920A
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Abstract
保護し、且つその効果が持続する毛髪化粧料を提供す
る。 【構成】 ビニルピロリドンとジアルキルアミノメタク
リレートの共重合体と酸化防止剤を配合をし、毛髪に自
然な仕上がりと紫外線から毛髪を保護する効果に優れた
毛髪用化粧料である。
Description
しくは、毛髪を自然に仕上げ、かつ紫外線による毛髪損
傷を防止する効果が持続する毛髪用化粧料に関する。
止するために酸化防止剤が用いられていたが、毛髪に酸
化防止剤が残りにくく、その効果が持続しなかった。こ
の問題点を解決すべく、特開平1−211515号公報
では高分子量シリコンと酸化防止剤の組合せが開示され
ており、その持続性が確認されているが、高分子量シリ
コン自体の残留性が強く、洗髪時に容易に落としにくか
ったり、シリコン特有の油ぎった感触が強く、毛髪を自
然に仕上げることができないという問題があった。
を配合し、紫外線から毛髪を保護する組成物では毛髪の
紫外線からの保護効果の持続性と毛髪の仕上がり感をと
もに満足させるものはなく、その開発が望まれており、
本発明では持続的に毛髪を紫外線から保護すると共に優
れた仕上がり感を有する毛髪用化粧料を提供するもので
ある。
うな問題点を解決すべく鋭意検討し、ビニルピロリドン
とジアルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合
体と酸化防止剤を組合せることで、毛髪を自然に仕上
げ、かつ持続的に紫外線による毛髪の損傷を防止するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
キルアミノアルキルメタクリレートとの共重合体は、常
法に従って、ビニルピロリドンとジアルキルアミノアル
キルメタクリレートを共重合することにより製造するこ
とができ、その重合形はランダム共重合、ブロック共重
合などいずれであってもよい。ジアルキルアミノアルキ
ルメタクリレートとしては、その2つのアルキル部の炭
素数1〜4、好ましくは炭素数1〜2のものが挙げられ
る。例えば、ジメチルアミノメチルメタクリレート、ジ
メエチルアミノプロピルメタクリレート、又はジメチル
アミノエチルメタクリレートを用いることできる。ま
た、該共重合体はその分子量が5万以上、好ましくは1
0万以上であることが望ましく、該分子量が5万未満で
は強いセット力が得られず、使用に適さない。該共重合
体は、化粧料全量にもとづいて0.01〜20重量%、
好ましくは0.1〜10重量%で配合する。配合量が
0.01重量%に満たないと、紫外線による毛髪損傷を
防止する効果が持続性せず、20重量%を越えてると毛
髪の仕上がり感が不自然となり好ましくない。
水素ナトリウム、無水亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナ
トリウム、チオ硫酸ナトリウムのような還元性の無機酸
の塩、α、β、γ、又はδ−トコフェロール等のトコフ
ェロール類、フラボン、ケルセチン、ルチン、ゴシベチ
ン、ケルシトリン等のフラボン誘導体、没食子酸、フェ
ルラ酸、オリザノール等の没食子酸誘導体、ブチルヒド
ロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、アス
コルビン酸、パラメトキシフェノール等であり、好まし
くはジブチルヒドロキシトルエン、亜硫酸水素ナトリウ
ム、無水亜硫酸ナトリウム、ブチルヒドロキシアニソー
ル、トコフェロール類であり、更に好ましくはジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ト
コフェロール類である。
を用いてもよく、化粧料全量に対して0.0001〜
5.0重量%、好ましくは0.01〜1.0重量%配合
できる。酸化防止剤の配合量が0.0001重量%に満
たないと、紫外線による毛髪損傷を防止する効果の持続
性が認められず、5.0重量%を越えて配合してもそれ
以上の効果の持続性の向上が認められなかった。
の成分と混合、攪拌することにより製造し、乳液、ヘア
ムース、ヘアジェル、ヘアスプレー、シャンプー、ヘア
トリートメントなどの形態とすることができる。他の配
合成分は特に限定するものではなく、アルコール類、中
和剤、pH調整剤、香料等を適宜配合できる。
さらに詳しく説明する。以下の実施例および比較例にお
いて、[%]はいずれも重量%を意味する。また、言う
までもなく本発明はこれら実施例に限られるものではな
い。表1の実施例および比較例を調製して、以下に示す
方法で毛髪の自然性および紫外線による毛髪の損傷防止
効果を評価した。評価方法を示す。
次の基準で塗布乾燥後のごわつき感、すべり感を評価し
た。 評価基準 ◎:10名全員が、ごわつきがなく、すべり
ありと認めた。 ○:10名中8名が、ごわつきがなく、すべりありと認
めた。 △:10名中4〜7名が、ごわつきがなく、すべりあり
と認めた。 ×:10名中3名以下が、ごわつきがなく、すべりあり
と認めた。
続性 長さ約10cmの毛髪を実施例(および比較例)に5分
間浸漬した後、40℃、1時間乾燥、次いで紫外線(λ
=300μm、E=500cal/cm2)を照射し
た。照射開始1時間後と8時間後に処理した毛髪の2本
を夫々の中点付近で交差し、引張試験機を用いて毛髪両
端に一定荷重(100g)をかけ、毛髪を屈曲させた。
そして電子顕微鏡を用い、その毛髪屈曲部付近の表面状
態を観察し、次に示す基準で評価した。 評価基準 ◎:1時間後、8時間後とも全く損傷を認め
ない。 ○:1時間後に比べて8時間後に僅かに損傷を認める。 △:1時間後に比べて8時間後にやや強い損傷を認め
る。 ×:1時間後に比べて8時間後に強い損傷を認める。
く、本発明品では毛髪を自然に仕上げ、かつ持続的に紫
外線による毛髪の損傷防止効果が得られるのに対して、
比較例では毛髪を自然に仕上げ、かつ紫外線による毛髪
の損傷防止効果に満足するものは得られなかった。
し、且つ毛髪を紫外線から長時間保護する効果に優れて
いることが認められた。
ジアルキルアミノアルキルメタクリレートの共重合体と
酸化防止剤を配合すると紫外線による毛髪損傷を長時間
持続的に保護し、かつ毛髪に自然な仕上がり感を付与す
る従来にはなかった優れた毛髪化粧料が提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ビニルピロリドンとジアルキルアミノア
ルキルメタクリレートの共重合体と酸化防止剤の1種又
は2種以上を含有することを特徴とする毛髪用化粧料
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28061093A JP3245280B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 毛髪用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28061093A JP3245280B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 毛髪用化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112920A true JPH07112920A (ja) | 1995-05-02 |
JP3245280B2 JP3245280B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=17627441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28061093A Expired - Fee Related JP3245280B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 毛髪用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245280B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018150265A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 株式会社ミルボン | 洗浄用組成物及び洗浄用製品 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP28061093A patent/JP3245280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018150265A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 株式会社ミルボン | 洗浄用組成物及び洗浄用製品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3245280B2 (ja) | 2002-01-07 |
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