JPH0711275B2 - リキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装置 - Google Patents
リキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装置Info
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- JPH0711275B2 JPH0711275B2 JP61027001A JP2700186A JPH0711275B2 JP H0711275 B2 JPH0711275 B2 JP H0711275B2 JP 61027001 A JP61027001 A JP 61027001A JP 2700186 A JP2700186 A JP 2700186A JP H0711275 B2 JPH0711275 B2 JP H0711275B2
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- cam
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- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/26—Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
- G01N30/28—Control of physical parameters of the fluid carrier
- G01N30/32—Control of physical parameters of the fluid carrier of pressure or speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/06—Control using electricity
- F04B49/065—Control using electricity and making use of computers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の関連する技術分野 本発明は、広義にはリキツドクロマトグラフイーの分野
に関し、狭義にはリキツドクロマトグラフ装置に設けら
れている、リキツドクロマトグラフ・カラム中の液体が
ほぼ一定に流れるようにするためのポンプおよび制御回
路に関する。
に関し、狭義にはリキツドクロマトグラフ装置に設けら
れている、リキツドクロマトグラフ・カラム中の液体が
ほぼ一定に流れるようにするためのポンプおよび制御回
路に関する。
分析計器の広範な分野に亘つてクロマトグラフは、混合
物中の成分を分離して成分濃度を測定するために用いら
れてきた。リキツドクロマトグラフイーにおいては、未
知の試料が、1つまたは複数の液体溶媒から成る流動液
の注入されたカラムの中に噴射される。カラムの底部に
ある検出器が、カラムの底から抽出ないし溶離された成
分の有無を検出する。時間関数としての検出器出力の波
形(いわゆるクロマトグラム)がクロマトグラフ実験者
によつて、未知の試料の分析に用いられる。
物中の成分を分離して成分濃度を測定するために用いら
れてきた。リキツドクロマトグラフイーにおいては、未
知の試料が、1つまたは複数の液体溶媒から成る流動液
の注入されたカラムの中に噴射される。カラムの底部に
ある検出器が、カラムの底から抽出ないし溶離された成
分の有無を検出する。時間関数としての検出器出力の波
形(いわゆるクロマトグラム)がクロマトグラフ実験者
によつて、未知の試料の分析に用いられる。
例えば患者の血液流中の、投与された医薬品の濃度を知
ることが望まれる。既知の容量の血液がクロマトグラフ
装置のカラムに注入されて、薬品を含む成分部分が分離
され検出される。クロマトグラムのピーク領域が各成分
の濃度を示し、溶離時間が薬品の種類を示す。そこか
ら、血液中の医薬品のパーセンテージを計算することが
できる。
ることが望まれる。既知の容量の血液がクロマトグラフ
装置のカラムに注入されて、薬品を含む成分部分が分離
され検出される。クロマトグラムのピーク領域が各成分
の濃度を示し、溶離時間が薬品の種類を示す。そこか
ら、血液中の医薬品のパーセンテージを計算することが
できる。
発明が解決しようとする問題点 典型的なリキツドクロマトグラフ装置は、カラム溶媒
を、カラム液に注入された未知の試料と共に送出する液
体ポンプを有する。1つの実験の持続時間に亘つてカラ
ムを通過する液体の容量故に、カラム液用ポンプは、実
験の間に何度も詰め替えられてポンプ動作を再開するこ
とができるように設計しなければならない。さらに実験
の間じゆうカラムの流れを出来るだけ均一なレベルに保
持するためのいくつかの手段が必要である。
を、カラム液に注入された未知の試料と共に送出する液
体ポンプを有する。1つの実験の持続時間に亘つてカラ
ムを通過する液体の容量故に、カラム液用ポンプは、実
験の間に何度も詰め替えられてポンプ動作を再開するこ
とができるように設計しなければならない。さらに実験
の間じゆうカラムの流れを出来るだけ均一なレベルに保
持するためのいくつかの手段が必要である。
この要求を満たすための1つの方法は、2つの同期ポン
プを用い、一方のポンプで液体をカラムに送出し、他方
のポンプで詰め替えをするという方法である。しかしな
がらこの構成は、カラム中の各液体に対し各々2つのポ
ンプを要するので極めて高価になる。4つの異なる溶媒
を含むクロマトグラフにとつて、8つのポンプにかかる
コストが非常に高くなることは明らかであり、しかもこ
れらを互いに同期することは難しい。
プを用い、一方のポンプで液体をカラムに送出し、他方
のポンプで詰め替えをするという方法である。しかしな
がらこの構成は、カラム中の各液体に対し各々2つのポ
ンプを要するので極めて高価になる。4つの異なる溶媒
を含むクロマトグラフにとつて、8つのポンプにかかる
コストが非常に高くなることは明らかであり、しかもこ
れらを互いに同期することは難しい。
よりよい方法が、パーキン・エリマー・シリーズ4のリ
キツドクロマトグラフに使用されるポンプにおいて見い
出された。この機器において、ポンプは2つの同期ピス
トンを含んでいる。1つのピストンは計量ポンプとして
働き、他方のピストンは送出ポンプとして働く。送出ポ
ンプがカラムに液体を注入している間に、計量ポンプに
多数の溶媒の適当な混合物が充てんされる。送出ポンプ
が空になると、ポンプモータがアナログ回路の制御のも
とに加速され、モータにより駆動される特殊な輪郭のカ
ムが計量ポンプ中の液体を送出ポンプに急速に移し替え
る。その後にモータが前記アナログ回路によつて減速さ
れ、再び送出ポンプが液体をカラムに送り出し始める。
圧力ダンパが、カラムの圧力を送出ポンプが詰め替えら
れる間出来るだけ一定に保持するために用いられる。
キツドクロマトグラフに使用されるポンプにおいて見い
出された。この機器において、ポンプは2つの同期ピス
トンを含んでいる。1つのピストンは計量ポンプとして
働き、他方のピストンは送出ポンプとして働く。送出ポ
ンプがカラムに液体を注入している間に、計量ポンプに
多数の溶媒の適当な混合物が充てんされる。送出ポンプ
が空になると、ポンプモータがアナログ回路の制御のも
とに加速され、モータにより駆動される特殊な輪郭のカ
ムが計量ポンプ中の液体を送出ポンプに急速に移し替え
る。その後にモータが前記アナログ回路によつて減速さ
れ、再び送出ポンプが液体をカラムに送り出し始める。
圧力ダンパが、カラムの圧力を送出ポンプが詰め替えら
れる間出来るだけ一定に保持するために用いられる。
この形式のポンプ装置は、送出ポンプの詰め替え中、カ
ラム中の流れを均一に保つことに関して良好な制御性を
達成する。しかしながら、適切な寸法の圧力ダンパを用
いてもなお、送出ポンプ詰め替え中にカラムの液圧がい
くらか変化する。
ラム中の流れを均一に保つことに関して良好な制御性を
達成する。しかしながら、適切な寸法の圧力ダンパを用
いてもなお、送出ポンプ詰め替え中にカラムの液圧がい
くらか変化する。
その上、アナログ制御回路には次のような問題点があ
る。即ち、1. 高度なアナログ回路計算のためにはコス
トが高くなり、2. アナログ回路は調整しにくく且つ1
度調節したものは1つの流速にしか最適でなく、3. ア
ナログ回路はカムの位置と正確な周期関係を保持でき
ず、4. アナログ回路は温度および成分の変動の影響を
受け易い、ということである。
る。即ち、1. 高度なアナログ回路計算のためにはコス
トが高くなり、2. アナログ回路は調整しにくく且つ1
度調節したものは1つの流速にしか最適でなく、3. ア
ナログ回路はカムの位置と正確な周期関係を保持でき
ず、4. アナログ回路は温度および成分の変動の影響を
受け易い、ということである。
従つて本願発明の基本となる課題は、上記従来の方法に
比べて一層良好にカラムの流れを均一に保つような、リ
キツドクロマトグラフ用の高速詰め替え制御を達成する
ことにある。
比べて一層良好にカラムの流れを均一に保つような、リ
キツドクロマトグラフ用の高速詰め替え制御を達成する
ことにある。
さらに本発明の課題は、カラム中の圧力変動を最小に保
つために自動的に流速変化に合わせてリキツドクロマト
グラフ装置を調整する高速詰め替え制御を達成すること
にある。
つために自動的に流速変化に合わせてリキツドクロマト
グラフ装置を調整する高速詰め替え制御を達成すること
にある。
さらに本発明の別の課題は、従来の計器に用いられてい
たアナログ回路よりも僅かなコストで上記の課題を解決
する高速詰め替え制御装置を提供することにある。
たアナログ回路よりも僅かなコストで上記の課題を解決
する高速詰め替え制御装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記の課題は、本発明の特許請求の範囲第1項記載の装
置により達成される。本発明によれば、センサがポンプ
カムの位置検出のために設けられている。本発明の制御
回路は、適切な時点で、カムとポンプ駆動モータとに供
給されるパルスのパルスレートを徐々に加速し始める。
最初の加速比率が、選択された数のパルスに対して維持
され、次に、モータが最適速度になるまで、パルスレー
トがより高い比率で加速される。制御回路は最高速度を
適当な時間まで維持し、それから急激に減速される。減
速は、モータ速度が送出ポンプ動作のために望ましい速
度に近くなるまで一定の急速な比率で行なわれる。次に
減速は、モータが、カラム中で所望の液体流速を維持す
るために選択された所望の最終的速度に達するまで、ゆ
つくりした比率で行なわれる。
置により達成される。本発明によれば、センサがポンプ
カムの位置検出のために設けられている。本発明の制御
回路は、適切な時点で、カムとポンプ駆動モータとに供
給されるパルスのパルスレートを徐々に加速し始める。
最初の加速比率が、選択された数のパルスに対して維持
され、次に、モータが最適速度になるまで、パルスレー
トがより高い比率で加速される。制御回路は最高速度を
適当な時間まで維持し、それから急激に減速される。減
速は、モータ速度が送出ポンプ動作のために望ましい速
度に近くなるまで一定の急速な比率で行なわれる。次に
減速は、モータが、カラム中で所望の液体流速を維持す
るために選択された所望の最終的速度に達するまで、ゆ
つくりした比率で行なわれる。
特許請求の範囲第1項記載の本発明の装置において、パ
ルスレート加速の開始からパルスレート減速の終了まで
の間に生ずるパルスの数を206とし、N(1)を3ステ
ツプとし、N(5)を6ステツプとすることができる。
また、第2の高い加速比が、ステツプモータとこのステ
ツプモータに供給されるパルスとの間の同期を失わない
範囲で可能なステツプモータ用パルスの最高加速度にほ
ぼ等しいようにすることができる。第1の減速度は、ス
テツプモータとこのステツプモータに供給されるパルス
との間の同期を失わない範囲で可能なステツプモータ用
パルスの最高減速度にほぼ等しいようにすることができ
る。
ルスレート加速の開始からパルスレート減速の終了まで
の間に生ずるパルスの数を206とし、N(1)を3ステ
ツプとし、N(5)を6ステツプとすることができる。
また、第2の高い加速比が、ステツプモータとこのステ
ツプモータに供給されるパルスとの間の同期を失わない
範囲で可能なステツプモータ用パルスの最高加速度にほ
ぼ等しいようにすることができる。第1の減速度は、ス
テツプモータとこのステツプモータに供給されるパルス
との間の同期を失わない範囲で可能なステツプモータ用
パルスの最高減速度にほぼ等しいようにすることができ
る。
特許請求の範囲第3項記載の本発明の装置において、位
置信号が発生されてからレート信号が最終的所望の速度
に達するまでの期間にパルス発生器から発生されるパル
スの数Mが206であり、N(1)が3ステツプであり、
N(5)が6ステツプであるようにすることができる。
また第2の加速比が、ステツプモータとこのステツプモ
ータに供給されるパルスとの間の同期を失わない範囲で
可能なステツプモータ用パルスの最高加速度にほぼ等し
く、第1の減速度が、ステツプモータとこのステツプモ
ータに供給されるパルスとの間の同期を失わない範囲で
可能なステツプモータ用パルスの最高減速度にほぼ等し
いようにすることができる。
置信号が発生されてからレート信号が最終的所望の速度
に達するまでの期間にパルス発生器から発生されるパル
スの数Mが206であり、N(1)が3ステツプであり、
N(5)が6ステツプであるようにすることができる。
また第2の加速比が、ステツプモータとこのステツプモ
ータに供給されるパルスとの間の同期を失わない範囲で
可能なステツプモータ用パルスの最高加速度にほぼ等し
く、第1の減速度が、ステツプモータとこのステツプモ
ータに供給されるパルスとの間の同期を失わない範囲で
可能なステツプモータ用パルスの最高減速度にほぼ等し
いようにすることができる。
実施例 次に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
本発明によるリキツドクロマトグラフ装置の液体供給装
置10が第1図に略示されている。液体供給装置10は多数
の溶媒の正確な混合液をクロマトグラフ装置のカラムに
供給することができる。溶媒供給源はA、B、C、Dで
示されたボツクスで表わされている。しかしここで付言
すべきは、溶媒供給源の数は本発明の特徴にとつて重要
でないことである。もし十分な制御が可能なら、もつと
多くの、または少い数の溶媒を混合してカラムに送出す
ることができる。
置10が第1図に略示されている。液体供給装置10は多数
の溶媒の正確な混合液をクロマトグラフ装置のカラムに
供給することができる。溶媒供給源はA、B、C、Dで
示されたボツクスで表わされている。しかしここで付言
すべきは、溶媒供給源の数は本発明の特徴にとつて重要
でないことである。もし十分な制御が可能なら、もつと
多くの、または少い数の溶媒を混合してカラムに送出す
ることができる。
多数の電気的に制御される弁12が溶媒供給源A、B、
C、Dと送出管14との間に設けられており、送出管はチ
エツク弁16を介して測定ポンプシリンダ18に結合されて
いる。制御弁12は制御回路ユニツト22から導線20を介し
て到来する信号によつて開閉制御される。制御回路22
の、弁12の制御を行う部分には一般的に、米国特許第4,
450,574号明細書に記載の形式の、本発明と同じ課題を
有する回路が用いられ、その全体については上記公知の
明細書に説明されている。
C、Dと送出管14との間に設けられており、送出管はチ
エツク弁16を介して測定ポンプシリンダ18に結合されて
いる。制御弁12は制御回路ユニツト22から導線20を介し
て到来する信号によつて開閉制御される。制御回路22
の、弁12の制御を行う部分には一般的に、米国特許第4,
450,574号明細書に記載の形式の、本発明と同じ課題を
有する回路が用いられ、その全体については上記公知の
明細書に説明されている。
制御回路ユニツト22は導線24を介してステツプパルスを
ステツプモータ26に供給する。ステツプモータが回転す
るとき、この回転運動が軸機構28により軸28に取付けら
れたカム30に伝達される。カムフオロア32は送出ピスト
ン34に機械的に連結されており、且つカム表面に戻しば
ね36の作用で常に接触している。つまり常にカムフオロ
ア32をカム30の表面の方向に押圧する圧力が加わつてい
る。カムフオロア32はアーム機構38,40,42を介して計量
ポンプ44のピストンに連結されている。この構成では、
カムフオロア32が第1図において左側に移動すると、送
出ピストン34が計量ポンプ46のピストン同様に左側に移
動する。このとき液体は計量ポンプ46から管48を介し且
つチエツク弁50を介して送出ポンプ52に運搬される。こ
のようにして、送出ポンプ52の中にもはや液体がなくな
つたとき、ピストン34が左側に移動し、液体が迅速に計
量ポンプ46から、ピストン34の吸引により生じた真空へ
と流入する。それからピストン34が右側に移動すると、
ポンプ52中の液体がチエツク弁54を通つて送出導管に押
し出される。送出導管はクロマトグラフ・カラムに接合
している。同時にピストン44が右側に移動し、計量ポン
プ46に送出管14とチエツク弁16とを介して溶媒供給源
A、B、C、Dから所望の混合溶媒が流入する。
ステツプモータ26に供給する。ステツプモータが回転す
るとき、この回転運動が軸機構28により軸28に取付けら
れたカム30に伝達される。カムフオロア32は送出ピスト
ン34に機械的に連結されており、且つカム表面に戻しば
ね36の作用で常に接触している。つまり常にカムフオロ
ア32をカム30の表面の方向に押圧する圧力が加わつてい
る。カムフオロア32はアーム機構38,40,42を介して計量
ポンプ44のピストンに連結されている。この構成では、
カムフオロア32が第1図において左側に移動すると、送
出ピストン34が計量ポンプ46のピストン同様に左側に移
動する。このとき液体は計量ポンプ46から管48を介し且
つチエツク弁50を介して送出ポンプ52に運搬される。こ
のようにして、送出ポンプ52の中にもはや液体がなくな
つたとき、ピストン34が左側に移動し、液体が迅速に計
量ポンプ46から、ピストン34の吸引により生じた真空へ
と流入する。それからピストン34が右側に移動すると、
ポンプ52中の液体がチエツク弁54を通つて送出導管に押
し出される。送出導管はクロマトグラフ・カラムに接合
している。同時にピストン44が右側に移動し、計量ポン
プ46に送出管14とチエツク弁16とを介して溶媒供給源
A、B、C、Dから所望の混合溶媒が流入する。
カム30は、ほぼ第1A図に示すような輪郭を有しており、
その外表面には、カム軸58がわずかに回転しただけで急
速にカム軸58とカム表面との間の距離が変化する部分が
形成されている。こうしてカム軸とカム表面との間の距
離がその最大値から最小値へと、ほぼ30度の回転角度の
間に変化する。従つてカム30をポンプ52および46ならび
に弁12の動作に正確に同期すると、計量ポンプ46をカム
が30度回転する間に急速に空にすることができるので、
送出ポンプ52からの送出を、カム30が330度近くに亘つ
て回転する間に行うことができる。このようにして、供
給ポンプ52がカム30のほぼ1回転の間に液体をカラムに
送出する。これは望ましいことである。なぜなら、送出
ポンプ52の詰め替えに要する短い期間の間だけしか流れ
が中断されず、流速は全周期に亘つてほぼ一定に保たれ
るからである。
その外表面には、カム軸58がわずかに回転しただけで急
速にカム軸58とカム表面との間の距離が変化する部分が
形成されている。こうしてカム軸とカム表面との間の距
離がその最大値から最小値へと、ほぼ30度の回転角度の
間に変化する。従つてカム30をポンプ52および46ならび
に弁12の動作に正確に同期すると、計量ポンプ46をカム
が30度回転する間に急速に空にすることができるので、
送出ポンプ52からの送出を、カム30が330度近くに亘つ
て回転する間に行うことができる。このようにして、供
給ポンプ52がカム30のほぼ1回転の間に液体をカラムに
送出する。これは望ましいことである。なぜなら、送出
ポンプ52の詰め替えに要する短い期間の間だけしか流れ
が中断されず、流速は全周期に亘つてほぼ一定に保たれ
るからである。
米国特許出願第632,758号明細書(1984年7月20日付)
に記載の原理によれば(詳細は同明細書参照)、詰め替
え動作を完了するのに要する時間(即ち計量ポンプ46か
ら送出ポンプに液体が転送される時間)と詰め替えの正
確さは、本発明の制御回路ユニツト22が、軸要素28に設
けられたフラグ60に応動して、導線24を介してステツプ
モータ26に供給されるパルスレートを2段階に分けて加
速するようにすると改善される。ステツプモータ26が所
望の最高速度にいつたん達すると、ステツプモータ26は
制御回路ユニツト22からのパルスによつて、その速度に
保持される。適当な時間が経過すると、制御回路ユニツ
ト22はステツプモータ26を2段階に分けて減速して、液
体がポンプ52からカラムに送出される間に用いられる速
度に合つた速度にする。従つて、カム30が第1A図に図示
されているような輪郭を有するが故に送出ポンプ52の詰
め替えが迅速に行われるばかりでなく、カム30が詰め替
えの間により速く回転する。しかし、ステツプモータ26
の速度が上がり且つ引続く期間でカムの半径が急激に減
少する回転角30度の区間をカムが回転する間にステツプ
モータの速度が低下するので、全周期のうちの送出ポン
プ52を詰め替えるための期間が、送出ポンプ52が実際に
カラムに液体を押し出しているときのパルスレートより
高いレートで制御回路ユニツト22がステツプモータ制御
パルスを発生しなければ得られるであろう期間よりも短
かくなる。
に記載の原理によれば(詳細は同明細書参照)、詰め替
え動作を完了するのに要する時間(即ち計量ポンプ46か
ら送出ポンプに液体が転送される時間)と詰め替えの正
確さは、本発明の制御回路ユニツト22が、軸要素28に設
けられたフラグ60に応動して、導線24を介してステツプ
モータ26に供給されるパルスレートを2段階に分けて加
速するようにすると改善される。ステツプモータ26が所
望の最高速度にいつたん達すると、ステツプモータ26は
制御回路ユニツト22からのパルスによつて、その速度に
保持される。適当な時間が経過すると、制御回路ユニツ
ト22はステツプモータ26を2段階に分けて減速して、液
体がポンプ52からカラムに送出される間に用いられる速
度に合つた速度にする。従つて、カム30が第1A図に図示
されているような輪郭を有するが故に送出ポンプ52の詰
め替えが迅速に行われるばかりでなく、カム30が詰め替
えの間により速く回転する。しかし、ステツプモータ26
の速度が上がり且つ引続く期間でカムの半径が急激に減
少する回転角30度の区間をカムが回転する間にステツプ
モータの速度が低下するので、全周期のうちの送出ポン
プ52を詰め替えるための期間が、送出ポンプ52が実際に
カラムに液体を押し出しているときのパルスレートより
高いレートで制御回路ユニツト22がステツプモータ制御
パルスを発生しなければ得られるであろう期間よりも短
かくなる。
次に第2図を参照する。第2図には、第1図のステツプ
モータ26に供給される信号のパルスレート(ステツプレ
ート)の時間特性が示されている。100で示す範囲にお
いては、ステツプモータ26は流速10ml/minで、有利な実
施例においては1秒につき約2000個のパルスを受け取
る。フラグ60がセンサ62によつて検出された時に、制御
回路ユニツト22がこれに応動して、ステツプモータ26に
供給される信号のパルスレートを第1の比率で加速す
る。第2図において、フラグ60は時点N(0)に検出さ
れ、ステツプレートは102で示された傾斜部分で定めら
れる緩やかな比率で加速される。このステツプモータ26
の緩やかな加速は、カムフオロア32が、第1A図に64で示
す辺りのカムの隆起部を確実に乗り越えるようにするた
めに望ましい。それから時点T(1)でカムフオロア32
がカム30の表面56に接し、戻しばね36はカムフオロア32
がカム表面に接触し続けるようにし、モータがカムを加
速するのを補助する。するとステツプモータは、第1の
比率より高い第2の比率で、第2図の傾斜104で示すよ
うに加速される。
モータ26に供給される信号のパルスレート(ステツプレ
ート)の時間特性が示されている。100で示す範囲にお
いては、ステツプモータ26は流速10ml/minで、有利な実
施例においては1秒につき約2000個のパルスを受け取
る。フラグ60がセンサ62によつて検出された時に、制御
回路ユニツト22がこれに応動して、ステツプモータ26に
供給される信号のパルスレートを第1の比率で加速す
る。第2図において、フラグ60は時点N(0)に検出さ
れ、ステツプレートは102で示された傾斜部分で定めら
れる緩やかな比率で加速される。このステツプモータ26
の緩やかな加速は、カムフオロア32が、第1A図に64で示
す辺りのカムの隆起部を確実に乗り越えるようにするた
めに望ましい。それから時点T(1)でカムフオロア32
がカム30の表面56に接し、戻しばね36はカムフオロア32
がカム表面に接触し続けるようにし、モータがカムを加
速するのを補助する。するとステツプモータは、第1の
比率より高い第2の比率で、第2図の傾斜104で示すよ
うに加速される。
モータは、この第2の期間の間に、所望の最高速度に達
するまで加速される。第2図では時点T(2)において
最高速度に達し、このとき有利な実施例ではステツプレ
ートは1秒につき約6000パルスである。時点T(2)か
らT(3)までの間、第2図の106で示すようにステツ
プレートはモータ26に対して6000ステツプ/秒に維持さ
れる。時点T(3)で、ステツプモータ26は第2図の10
8で示すような傾斜で定められるような一定の比率で低
減される。この減速は時点T(4)まで続き、この時点
で減速比が低下し、ステツプレートは、送出ポンプ52か
らカラムに液体が押し出される間用いられる最終的ステ
ツプレートに達する時点T(5)まで変化(低下)す
る。緩やかな減速比は第2図の110で全体を示す傾斜で
表わされている。モータ26の最終的な、液体をカラムに
送出する間のステツプレートは112で示されており、第
2図の有利な実施例では、このステツプレートは流速10
ml/minでほぼ2000ステツプ/秒である。
するまで加速される。第2図では時点T(2)において
最高速度に達し、このとき有利な実施例ではステツプレ
ートは1秒につき約6000パルスである。時点T(2)か
らT(3)までの間、第2図の106で示すようにステツ
プレートはモータ26に対して6000ステツプ/秒に維持さ
れる。時点T(3)で、ステツプモータ26は第2図の10
8で示すような傾斜で定められるような一定の比率で低
減される。この減速は時点T(4)まで続き、この時点
で減速比が低下し、ステツプレートは、送出ポンプ52か
らカラムに液体が押し出される間用いられる最終的ステ
ツプレートに達する時点T(5)まで変化(低下)す
る。緩やかな減速比は第2図の110で全体を示す傾斜で
表わされている。モータ26の最終的な、液体をカラムに
送出する間のステツプレートは112で示されており、第
2図の有利な実施例では、このステツプレートは流速10
ml/minでほぼ2000ステツプ/秒である。
前述のように、ステツプモータの時点T(0)からT
(1)までの加速は、カムフオロア32がカム30の隆起部
を乗り越えて戻しばね36によつてカムに押しつけられる
位置まで達し、そこでカム30の回転速度を速める作用を
することによつて確実に行なわれる。この間の加速比を
A(1)ステツプ/秒2と定義する。ステツプモータ26
はフラグが検出されてからN(1)ステツプの後に比率
A(1)ステツプ/秒2で加速される。加速比A(1)
は、ステツプモータにかかる負荷が最大になるのが、カ
ムフオロアがカム30の最大半径の地点に達するのに先立
つと仮定してステツプモータによつて達成可能な最高速
度のいくぶん下に選定されている。ステツプの数N
(1)は、カム30が回転するときに急激に半径が減少す
る地点にカムフオロアが確実に達したことを確かめるた
めに選択されている。このN(1)ステツプの期間は、
フラグの検出と実際のカムフオロアの位置との間の小さ
い方の位相偏差を補償する。有利な実施例においては、
カム30は1600ステツプで360゜回転し、N(1)ステツ
プは3ステツプに選定され、加速比A(1)は約94.550
ステツプ/秒2に選定される。
(1)までの加速は、カムフオロア32がカム30の隆起部
を乗り越えて戻しばね36によつてカムに押しつけられる
位置まで達し、そこでカム30の回転速度を速める作用を
することによつて確実に行なわれる。この間の加速比を
A(1)ステツプ/秒2と定義する。ステツプモータ26
はフラグが検出されてからN(1)ステツプの後に比率
A(1)ステツプ/秒2で加速される。加速比A(1)
は、ステツプモータにかかる負荷が最大になるのが、カ
ムフオロアがカム30の最大半径の地点に達するのに先立
つと仮定してステツプモータによつて達成可能な最高速
度のいくぶん下に選定されている。ステツプの数N
(1)は、カム30が回転するときに急激に半径が減少す
る地点にカムフオロアが確実に達したことを確かめるた
めに選択されている。このN(1)ステツプの期間は、
フラグの検出と実際のカムフオロアの位置との間の小さ
い方の位相偏差を補償する。有利な実施例においては、
カム30は1600ステツプで360゜回転し、N(1)ステツ
プは3ステツプに選定され、加速比A(1)は約94.550
ステツプ/秒2に選定される。
N(1)ステツプ経過した後に、モータ26の加速比は、
モータが時点T(1)で達した速度から第2図106に示
すような最高速度に達するまでモータを加速するのに要
する数ステツプの間、A(2)ステツプ/秒2になる。
加速比A(2)はステツプモータ26とモータに機械的に
結合されているすべての要素とを考慮して、モータが可
能な最高比率で所望の最高速度にまで加速されるように
選定されている。この加速比A(2)は、本発明の思想
を使用したこの形式の装置の各機械的構造の個々の基本
に対して払われるべき周知の注意事項との関連において
選定すべきである。本発明の有利な実施例では、A
(2)は約293.105ステツプ/秒2である。
モータが時点T(1)で達した速度から第2図106に示
すような最高速度に達するまでモータを加速するのに要
する数ステツプの間、A(2)ステツプ/秒2になる。
加速比A(2)はステツプモータ26とモータに機械的に
結合されているすべての要素とを考慮して、モータが可
能な最高比率で所望の最高速度にまで加速されるように
選定されている。この加速比A(2)は、本発明の思想
を使用したこの形式の装置の各機械的構造の個々の基本
に対して払われるべき周知の注意事項との関連において
選定すべきである。本発明の有利な実施例では、A
(2)は約293.105ステツプ/秒2である。
モータの最高速度は、第2図の106の範囲に示されてお
り、モータ自体の特性によつて定められる。所定の速度
以上からは、ステツプモータは大抵トルクを失うので、
それ以上の速度には適さない。有利な実施例では、最高
ステツプレートは6000ステツプ/秒付近である。
り、モータ自体の特性によつて定められる。所定の速度
以上からは、ステツプモータは大抵トルクを失うので、
それ以上の速度には適さない。有利な実施例では、最高
ステツプレートは6000ステツプ/秒付近である。
108で示された特性曲線部分における減速は、モータと
モータに結合された機械的部分とを含む装置の最高減速
度を考慮して選択されている。この最高減速度を開始す
る時点は制御回路ユニツト22によつて決められる。計算
は極めて簡単である。なぜならステツプモータ26の全ス
テツプ数は、モータの加速に要した期間と高速度の期間
と減速の期間との合計から常に決まり、有利な実施例で
は第2図にN(5)で示すように200ステツプであり、
尚第2図ではN(0)が0(ゼロ)ステツプで示されて
いる。110で示す最後の減速期間は固定的数のステツプ
数を有する期間に選定されており、(有利な実施例では
6ステツプである)。N(5)−N(4)=6というス
テツプ数ならびに減速比A(5)(有利な比率は−5781
1ステツプ/秒2)は、万一チエツク弁が早く開いたと
きに送出ポンプ52から流出する液が最小限になるように
実験上選定される。第2図112の所望の最終的ステツプ
レートは従つて既知のものである。この事実と減速範囲
108の最大減速度A(4)(有利には−320000ステツプ
/秒2)とから、時点T(3)、T(4)、T(5)を
容易に制御回路ユニツト22によつて計算できるので、範
囲100および112におけるステツプレートのどのような値
に対してもあらゆる個別の要求が達成される。
モータに結合された機械的部分とを含む装置の最高減速
度を考慮して選択されている。この最高減速度を開始す
る時点は制御回路ユニツト22によつて決められる。計算
は極めて簡単である。なぜならステツプモータ26の全ス
テツプ数は、モータの加速に要した期間と高速度の期間
と減速の期間との合計から常に決まり、有利な実施例で
は第2図にN(5)で示すように200ステツプであり、
尚第2図ではN(0)が0(ゼロ)ステツプで示されて
いる。110で示す最後の減速期間は固定的数のステツプ
数を有する期間に選定されており、(有利な実施例では
6ステツプである)。N(5)−N(4)=6というス
テツプ数ならびに減速比A(5)(有利な比率は−5781
1ステツプ/秒2)は、万一チエツク弁が早く開いたと
きに送出ポンプ52から流出する液が最小限になるように
実験上選定される。第2図112の所望の最終的ステツプ
レートは従つて既知のものである。この事実と減速範囲
108の最大減速度A(4)(有利には−320000ステツプ
/秒2)とから、時点T(3)、T(4)、T(5)を
容易に制御回路ユニツト22によつて計算できるので、範
囲100および112におけるステツプレートのどのような値
に対してもあらゆる個別の要求が達成される。
次に第3図および表1を参照して説明する。第3図およ
び表1にはステツプモータの本発明による有利な実施例
の特性が示されており、そこでは所望のカラム流速は1.
0mL/minである。時点T0から、モータ26のステツプレー
トは240.942ステツプ/秒である。時点T0からT1の間
に、ステツプレートは94550ステツプ/秒2で加速さ
れ、時点T1で790.793ステツプ/秒の速度に達する。次
にステツプレートは293105ステツプ/秒2の比率で時点
T1からT2まで加速される。時点T2からステツプレートは
時点T3まで5500ステツプ/秒の一定値になる。時点T3
で、モータ26が−320000ステツプ/秒2の比率で時点T4
まで減速し始める。それから、減速比は−57811ステツ
プ/秒2までゆるやかになり、この比がモータが最終的
速度240.942ステツプ/秒に達するまで続く。このよう
に時点T4からT5までモータをゆつくりと減速することに
より、チエツク弁50をするのに要する逆流量のばらつき
によりカラムに起きる圧力ピークが防止される。
び表1にはステツプモータの本発明による有利な実施例
の特性が示されており、そこでは所望のカラム流速は1.
0mL/minである。時点T0から、モータ26のステツプレー
トは240.942ステツプ/秒である。時点T0からT1の間
に、ステツプレートは94550ステツプ/秒2で加速さ
れ、時点T1で790.793ステツプ/秒の速度に達する。次
にステツプレートは293105ステツプ/秒2の比率で時点
T1からT2まで加速される。時点T2からステツプレートは
時点T3まで5500ステツプ/秒の一定値になる。時点T3
で、モータ26が−320000ステツプ/秒2の比率で時点T4
まで減速し始める。それから、減速比は−57811ステツ
プ/秒2までゆるやかになり、この比がモータが最終的
速度240.942ステツプ/秒に達するまで続く。このよう
に時点T4からT5までモータをゆつくりと減速することに
より、チエツク弁50をするのに要する逆流量のばらつき
によりカラムに起きる圧力ピークが防止される。
同様にして、第4図および表2に、カラム流速10mL/min
のためのモータ駆動特性が示されている。加速度は第3
図の相応する期間の加速度と同じである。各曲線部分が
占める時間長は異なるが、時間T0およびT5の間の曲線の
下の領域の面N(5)がカラムの詰め替え前および後の
流速に関係なく一定に保たれるので同じである。
のためのモータ駆動特性が示されている。加速度は第3
図の相応する期間の加速度と同じである。各曲線部分が
占める時間長は異なるが、時間T0およびT5の間の曲線の
下の領域の面N(5)がカラムの詰め替え前および後の
流速に関係なく一定に保たれるので同じである。
第1図の制御回路ユニツト22は、パルスを導線24を介し
てステツプモータ26に加えて第3図および第4図のよう
なモータステツプレートの時間に関する特殊な特性曲線
が得られるように動作する。制御回路ユニツト22の詳細
を第5図に示す。制御回路ユニツト22はマイクロプロセ
ツサ100を含み、有利な実施例ではモトローラ社の68000
型マイクロプロセツサを用いるとよいが、他のマイクロ
プロセツサでもよい。マイクロプロセツサ100には読出
し専用メモリ(ROM)102が接続されており、ROMはマイ
クロプロセツサ100の動作を従来の方法で制御する。マ
イクロプロセツサ100はさらに入力線104,106,108を有
し、それぞれにフラグセンサ110(第1図の検出器62に
相応)と、流速セレクタ112と、割込み時間108に接続さ
れている。前述のようにフラグセンサ110はモータに連
結された軸に取付けられたフラグが検出されたとき導線
104に信号を発生する。この信号はマイクロプロセツサ
に詰め替えを開始するように指令する。その後、各時点
で1ミリ秒タイマー114が1つの割込み信号を導線108に
発生し(つまり1ミリ秒毎に1回中断が行なわれ)、マ
イクロプロセツサはこれに応動して、ROM102の制御のも
とに導線116に数Nを送出する。この数Nはパルス発生
器118に送られ、パルス発生器はクロツク発生器119の周
波数を分周してその出力線120に数Nにより定められる
レートでパルスを発生する。
てステツプモータ26に加えて第3図および第4図のよう
なモータステツプレートの時間に関する特殊な特性曲線
が得られるように動作する。制御回路ユニツト22の詳細
を第5図に示す。制御回路ユニツト22はマイクロプロセ
ツサ100を含み、有利な実施例ではモトローラ社の68000
型マイクロプロセツサを用いるとよいが、他のマイクロ
プロセツサでもよい。マイクロプロセツサ100には読出
し専用メモリ(ROM)102が接続されており、ROMはマイ
クロプロセツサ100の動作を従来の方法で制御する。マ
イクロプロセツサ100はさらに入力線104,106,108を有
し、それぞれにフラグセンサ110(第1図の検出器62に
相応)と、流速セレクタ112と、割込み時間108に接続さ
れている。前述のようにフラグセンサ110はモータに連
結された軸に取付けられたフラグが検出されたとき導線
104に信号を発生する。この信号はマイクロプロセツサ
に詰め替えを開始するように指令する。その後、各時点
で1ミリ秒タイマー114が1つの割込み信号を導線108に
発生し(つまり1ミリ秒毎に1回中断が行なわれ)、マ
イクロプロセツサはこれに応動して、ROM102の制御のも
とに導線116に数Nを送出する。この数Nはパルス発生
器118に送られ、パルス発生器はクロツク発生器119の周
波数を分周してその出力線120に数Nにより定められる
レートでパルスを発生する。
数Nはマイクロプロセツサ100により予め計算されてい
る。計算は容易に行なえる。いつたん流速が設定される
と、第3図および第4図に示す形の特性曲線上のすべて
の点を計算することができる。流速は調整可能なスケー
ルフアクタ(K)で乗算され、このスケールフアクタ
は、所望の流速を得るために必要なステツプモータに供
給すべき1秒当りのパルス数が正確に与えられるように
選定されている。
る。計算は容易に行なえる。いつたん流速が設定される
と、第3図および第4図に示す形の特性曲線上のすべて
の点を計算することができる。流速は調整可能なスケー
ルフアクタ(K)で乗算され、このスケールフアクタ
は、所望の流速を得るために必要なステツプモータに供
給すべき1秒当りのパルス数が正確に与えられるように
選定されている。
第3図または第4図に示すような形の特性曲線の各区間
に対するパルスレートの加速は既知である。また最初と
最後の区間の間のステツプ数も既知である。従つて最初
の特性曲線区間の終りのステツプレートF(1)は次の
式により求められる: なおF(0)は時点T(0)での初期ステツプレート、
A(1)は区間1における加速比(94550ステツプ/秒
2)、N(1)は最初の特性曲線区間におけるモータス
テツプ数であり、有利にはN(1)=3、N(0)=0
である。
に対するパルスレートの加速は既知である。また最初と
最後の区間の間のステツプ数も既知である。従つて最初
の特性曲線区間の終りのステツプレートF(1)は次の
式により求められる: なおF(0)は時点T(0)での初期ステツプレート、
A(1)は区間1における加速比(94550ステツプ/秒
2)、N(1)は最初の特性曲線区間におけるモータス
テツプ数であり、有利にはN(1)=3、N(0)=0
である。
F(1)に対する値から、第1の区間の終りを示す時点
T(1)が次式により求められる: T(1)=T(0)+(F(1) −F(0))/A(1) 次の区間において、ステツプレートの加速度はA(2)
=293105であり、モータの最高ステツプレートはF
(2)=5500ステツプ/秒である。このデータと先に算
定されたデータとから、ステツプモータの最高速度が達
成される時点T(2)を次式により求めることができ
る: T(2)=T(1)+(F(2) −F(1))/A(2) 詰め替えの開始から時点T(2)までのモータステツプ
の数N(2)は次式により求められる: N(2)=N(1)+(T(2) −T(1))(F(2)+F(1))/2 この時点からの曲線の形を計算により求めるためには、
ステツプモータにN(5)パルス供給されたときの終了
時点T(5)から逆算しなければならず、この時点にお
けるモータ速度はF(5)ステツプ/秒である。時点T
(4)でのステツプレートF(4)は次式により求めら
れる: なおMは最後の区間におけるいくつかのステツプ中のピ
ストン位置のインパクトマージンである。N(5)は詰
め替えが完了するように十分大きく定めるべきであり、
ポンプ圧はカラム圧まで高められる。有利な実施例にお
いてM=6、N(5)=206である。
T(1)が次式により求められる: T(1)=T(0)+(F(1) −F(0))/A(1) 次の区間において、ステツプレートの加速度はA(2)
=293105であり、モータの最高ステツプレートはF
(2)=5500ステツプ/秒である。このデータと先に算
定されたデータとから、ステツプモータの最高速度が達
成される時点T(2)を次式により求めることができ
る: T(2)=T(1)+(F(2) −F(1))/A(2) 詰め替えの開始から時点T(2)までのモータステツプ
の数N(2)は次式により求められる: N(2)=N(1)+(T(2) −T(1))(F(2)+F(1))/2 この時点からの曲線の形を計算により求めるためには、
ステツプモータにN(5)パルス供給されたときの終了
時点T(5)から逆算しなければならず、この時点にお
けるモータ速度はF(5)ステツプ/秒である。時点T
(4)でのステツプレートF(4)は次式により求めら
れる: なおMは最後の区間におけるいくつかのステツプ中のピ
ストン位置のインパクトマージンである。N(5)は詰
め替えが完了するように十分大きく定めるべきであり、
ポンプ圧はカラム圧まで高められる。有利な実施例にお
いてM=6、N(5)=206である。
F(4)を計算した後に、N(3)を次式から容易に求
めることができる: N(3)=N(4)−((F(3))2 −(F(4))2)/2/A(4) なおF(3)=F(2)、A(4)=+320000である。
時点T(3)、T(4)、T(5)は次式から求めるこ
とができる: T(3)=T(2)+(N(3) −N(2))/F(3) T(4)=T(3)+(F(3) −F(4))/A(4) T(5)=T(4)+(F(4) −F(5))/A(5) 上記の式を解けば、第3図に示すような形の特性曲線の
すべての基準点がわかる。次に、マイクロプロセツサが
詰め替え開始後の時間の関数としてステツプモータに加
えられるパルスのパルスレートに対する1つのテーブル
を発生する。このテーブルの中の1つの点が、詰め替え
の開始時点からポンプが所望の速度で送出を行うように
なるまで1ミリ秒ごとに発生される。
めることができる: N(3)=N(4)−((F(3))2 −(F(4))2)/2/A(4) なおF(3)=F(2)、A(4)=+320000である。
時点T(3)、T(4)、T(5)は次式から求めるこ
とができる: T(3)=T(2)+(N(3) −N(2))/F(3) T(4)=T(3)+(F(3) −F(4))/A(4) T(5)=T(4)+(F(4) −F(5))/A(5) 上記の式を解けば、第3図に示すような形の特性曲線の
すべての基準点がわかる。次に、マイクロプロセツサが
詰め替え開始後の時間の関数としてステツプモータに加
えられるパルスのパルスレートに対する1つのテーブル
を発生する。このテーブルの中の1つの点が、詰め替え
の開始時点からポンプが所望の速度で送出を行うように
なるまで1ミリ秒ごとに発生される。
ルツク・アツプ・テーブルが所定のカラム流速に対して
完成されると、マイクロコンピユータはその後、フラグ
センサ110からのフラグ検出信号に応動して詰め替えを
開始する。
完成されると、マイクロコンピユータはその後、フラグ
センサ110からのフラグ検出信号に応動して詰め替えを
開始する。
その後は、1ミリ秒ごとに割込みタイマー114からの割
込み信号で、マイクロプロセツサ100が、テーブル中の
パルスレートに相当する数Nをルツクアツプする。この
数Nは詰め替えの開始後に生じた割込みの数に一致す
る。数Nは次に調整可能なパルス発生器118に送られ、
このパルス発生器がその次にNに相当するレートでステ
ツプパルスをステツプモータに送出する。
込み信号で、マイクロプロセツサ100が、テーブル中の
パルスレートに相当する数Nをルツクアツプする。この
数Nは詰め替えの開始後に生じた割込みの数に一致す
る。数Nは次に調整可能なパルス発生器118に送られ、
このパルス発生器がその次にNに相当するレートでステ
ツプパルスをステツプモータに送出する。
流速セレクタ112が変化したとき、マイクロプロセツサ1
00は詰め替えサイクルの終了時のパルスレートとは異な
るパルスレートで始まる詰め替えサイクルに対するルツ
ク・アツプ・テーブルを計算する。またマイクロプロセ
ツサ100は、セレクタ112で選択されたステツプレートの
新たな定常状態での詰め替のためのルツク・アツプ・テ
ーブルも計算する。この後者のルツク・アツプ・テーブ
ルは引続いて、送出ポンプがその中にある液体を最初か
ら新たに選択された流速でカラムに押し出すようにする
ために用いられる。後者のルツク・アツプ・テーブルは
流速セレクタ112がまた変化するまで使用される。
00は詰め替えサイクルの終了時のパルスレートとは異な
るパルスレートで始まる詰め替えサイクルに対するルツ
ク・アツプ・テーブルを計算する。またマイクロプロセ
ツサ100は、セレクタ112で選択されたステツプレートの
新たな定常状態での詰め替のためのルツク・アツプ・テ
ーブルも計算する。この後者のルツク・アツプ・テーブ
ルは引続いて、送出ポンプがその中にある液体を最初か
ら新たに選択された流速でカラムに押し出すようにする
ために用いられる。後者のルツク・アツプ・テーブルは
流速セレクタ112がまた変化するまで使用される。
以上の説明は本発明の有利な実施例に関するものであ
る。いうまでもなく、上記の実施例に対する変形を、本
発明の特許請求の範囲の枠を脱することなく行なえる。
る。いうまでもなく、上記の実施例に対する変形を、本
発明の特許請求の範囲の枠を脱することなく行なえる。
発明の効果 本発明の構成により、従来の方法に比べて一層良好にカ
ラムの流れを均一に保つような、リキツドクロマトグラ
フ用の高速詰め替え制御を達成することができる。
ラムの流れを均一に保つような、リキツドクロマトグラ
フ用の高速詰め替え制御を達成することができる。
さらに本発明の構成は、カラム中の圧力変動を最小に保
つために、自動的に流速変化に合わせてリキツドクロマ
トグラフ装置を調整する高速詰め替え制御が達成され
る。
つために、自動的に流速変化に合わせてリキツドクロマ
トグラフ装置を調整する高速詰め替え制御が達成され
る。
さらに本発明の別の効果は従来の計器に用いられていた
アナログ回路よりも僅かなコストで上記の課題を解決す
る高速詰め替え制御装置を実現することにある。
アナログ回路よりも僅かなコストで上記の課題を解決す
る高速詰め替え制御装置を実現することにある。
第1図は本発明のリキツドクロマトグラフポンプのブロ
ツク回路図、 第1A図は第1図のポンプ中に用いられるカムの図、 第2図は第1図のステツプモータに高速詰め替え動作時
に供給されるパルスの典型的なパルスレートを時間関数
として示す線図、 第3図は、表1と共に、所望のカラム流速が1.0mL/min
のときの詰め替えのためのモータ歩進速度と時間との関
係を示す線図、 第4図は表2と共に、所望のカラム流速が10mL/minのと
きの詰め替えのためのモータ歩進速度と時間との関係を
示す線図、 第5図は本発明の有利な回路の実施例を示すブロツク回
路図である。 10……溶液供給装置、22……制御回路ユニツト、26……
ステツプモータ、28……軸、30……カム、32……カムフ
オロア、46……計量ポンプ、52……送出ポンプ、100…
…マイクロプロセツサ
ツク回路図、 第1A図は第1図のポンプ中に用いられるカムの図、 第2図は第1図のステツプモータに高速詰め替え動作時
に供給されるパルスの典型的なパルスレートを時間関数
として示す線図、 第3図は、表1と共に、所望のカラム流速が1.0mL/min
のときの詰め替えのためのモータ歩進速度と時間との関
係を示す線図、 第4図は表2と共に、所望のカラム流速が10mL/minのと
きの詰め替えのためのモータ歩進速度と時間との関係を
示す線図、 第5図は本発明の有利な回路の実施例を示すブロツク回
路図である。 10……溶液供給装置、22……制御回路ユニツト、26……
ステツプモータ、28……軸、30……カム、32……カムフ
オロア、46……計量ポンプ、52……送出ポンプ、100…
…マイクロプロセツサ
Claims (9)
- 【請求項1】リキッドクロマトグラフポンプの詰め替え
制御装置において、 ピストンポンプ(52)とステップモータ(26)とパルス
発生器(118)と位置検出回路(60,62)とカム(30)と
制御手段(22)とを有しており、 前記ステップモータ(26)の駆動軸(28)によって、前
記ピストンポンプ(52)が駆動され、 前記ステップモータ(26)は、前記パルス発生器(11
8)に接続されており、前記パルス発生器(118)の周波
数は調整可能であり、前記パルス発生器(118)からの
パルスにより、前記ステップモータ(26)は回転させら
れ、 前記位置検出回路(60,62)は、前記ステップモータ(2
6)の前記駆動軸(28)に接続されており、かつ、前記
駆動軸(28)が、前記ピストンポンプ(52)が詰め替え
られるべき位置に来た時点を検出し、 前記カム(30)は、前記ステップモータ(26)の前記駆
動軸(28)に取付けられており、かつ、カムフォロア
(32)を介して、前記ピストンポンプ(52)の送出ピス
トン(34)に連結されており、また、前記カム(30)の
輪郭の形状は、隆起部(64)を有していて、該隆起部
(64)の一方の側には、カム軸(58)の周りでの前記カ
ム(30)の回転により、該カム軸(58)と前記カム(3
0)の表面との間の距離が徐々に変化する一方の表面部
分を有しており、かつ、前記隆起部(64)の他方の側に
は、前記カム軸(58)の周りでの前記カム(30)の回転
により、当該カム軸(58)と前記カム表面との間の距離
が急速に変化する他方の表面部分(56)を有するように
形成されており、 前記制御手段(22)は、前記位置検出回路(60,62)に
応動し、 前記ピストンポンプ(52)を詰め替えるべき場合、N
(1)を整数として、N(1)個のパルスを発生する時
間(T(0)〜T(1))中、前記制御手段(22)は、
前記パルス発生器(118)からのパルスを第1の加速比
(102)で徐々に加速し、それにより、前記カム(30)
が回転し始めると、当該カム(30)の、前記カムフォロ
ア(32)に接触している前記一方の表面部分と前記カム
軸(58)との間の距離が徐々に変化して、前記カムフォ
ロア(32)が前記隆起部(64)を乗り越え、 前記N(1)個のパルスの発生後、前記制御手段(22)
は、前記第1の加速比(102)より高い第2の加速比(1
04)で、一層急速に、前記パルス発生器(118)からの
パルスを、前記パルスが選定された最高レート(106)
に達する迄加速し、前記最高レート(106)に達する迄
の期間(T(1)〜T(2))中、前記カムフォロア
(32)に接触している前記カム(30)の前記他方の表面
部分(56)と前記カム軸(58)との間の距離が急速に変
化する際、前記カム(30)の前記他方の表面部分(56)
により前記カム(30)の回転速度が早められ、そのよう
にして、前記送出ピストン(34)を急速に動かして、前
記ピストンポンプ(52)の詰め替えが迅速に行なわれ得
るようにすることができ、 その後、前記制御手段(22)は、前記パルス発生器(11
8)からのパルスを、選定された所定数のパルスの間、
前記選定された最高レート(106)に保持し、 その後、前記制御手段(22)は、前記パルス発生器(11
8)からのパルスを、当該パルスが選定された速度にな
る迄、第1の減速比(108)で減速し、 その後、前記制御手段(22)は、前記パルス発生器(11
8)からのパルスを、前記第1の減速比(108)より低い
第2の減速比(110)で、N(5)を整数として、所定
のパルス数N(5)の間減速し、 前記位置検出回路(60,62)が、前記ピストンポンプ(5
2)が詰め替えられるべきであることを示す迄、前記パ
ルス発生器(118)からのパルスは、前述のようにして
到達した所定のパルスレート(112)に維持され、パル
スレートの加速開始から、パルスレートの減速終了まで
の間に生じるパルス数は、選択可能であり、かつ、前記
ピストンポンプ(52)が詰め替えられるべき時点での前
記パルスレート(100)、ないし、前記第2の減速の終
了後の最終的な前記パルスレート(112)に無関係に一
定であることを特徴とする、リキッドクロマトグラフポ
ンプの詰め替え制御装置。 - 【請求項2】制御手段(22)は、速度選択装置を有して
おり、該速度選択装置は、ステップモータに供給される
パルスの所望のパルスレートに相関する速度選択信号を
発生する特許請求の範囲第1項記載のリキッドクロマト
グラフポンプの詰め替え制御装置。 - 【請求項3】制御手段(22)は、レート信号発生器を有
しており、該レート信号発生器は、位置検出回路及び速
度選択装置、並びに、前記位置検出回路からの位置信号
が最後に生じてから経過した時間に応動して周期的にレ
ート信号を発生する特許請求の範囲第1項記載のリキッ
ドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装置。 - 【請求項4】パルス発生器(118)は、レート信号発生
器からのレート信号に応動して該レート信号により表わ
されるレートでステップモータ駆動用の選択可能なレー
トのモータパルスを発生する特許請求の範囲第1項記載
のリキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装置。 - 【請求項5】パルスレートの加速開始から、パルスレー
トの減速終了までの間に生じるパルス数の合計は、206
ステップである特許請求の範囲第1項記載のリキッドク
ロマトグラフポンプの詰め替え制御装置。 - 【請求項6】最高レート(106)に保持される所定数の
パルスN(3)は、3ステップである特許請求の範囲第
1項記載のリキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制
御装置。 - 【請求項7】第1の減速比(108)より低い第2の減速
比(110)で減速されるパルス数N(5)は、6ステッ
プである特許請求の範囲第1項記載のリキッドクロマト
グラフポンプの詰め替え制御装置。 - 【請求項8】第2の加速比(104)が、ステップモータ
(26)と該ステップモータ(26)に供給されるパルスと
の間の同期を失わない範囲で可能なステップモータ用パ
ルスの最高加速度にほぼ等しい特許請求の範囲第1項記
載のリキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装
置。 - 【請求項9】第1の減速比(108)が、ステップモータ
(26)と該ステップモータ(26)に供給されるパルスと
の間の同期を失わない範囲で可能なステップモータ用パ
ルスの最高減速度にほぼ等しい特許請求の範囲第1項記
載のリキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US700785 | 1985-02-11 | ||
US06/700,785 US4643649A (en) | 1984-07-20 | 1985-02-11 | Digital control for rapid refill of a liquid chromatograph pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61234284A JPS61234284A (ja) | 1986-10-18 |
JPH0711275B2 true JPH0711275B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=24814861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61027001A Expired - Fee Related JPH0711275B2 (ja) | 1985-02-11 | 1986-02-12 | リキッドクロマトグラフポンプの詰め替え制御装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4643649A (ja) |
EP (1) | EP0194450B1 (ja) |
JP (1) | JPH0711275B2 (ja) |
DE (1) | DE3677029D1 (ja) |
IE (1) | IE860218L (ja) |
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---|---|---|---|---|
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FR2726332B1 (fr) | 1994-10-26 | 1997-01-24 | Francois Couillard | Systeme de pompage a pistons delivrant des fluides avec un debit sensiblement constant |
DE19513352C2 (de) * | 1995-04-08 | 1998-01-08 | Miele & Cie | Verfahren zur Drehzahleinstellung der Umwälzpumpe einer programmgesteuerten Geschirrspülmaschine |
FR2783021B1 (fr) * | 1998-09-09 | 2000-10-13 | Inst Francais Du Petrole | Procede et systeme de pompage de fluide utilisant une pompe avec un debit constant a l'aspiration ou au refoulement |
DE10033995A1 (de) * | 2000-07-12 | 2002-01-31 | Grundfos As | Verfahren zum Steuern einer elektromotorisch angetriebenen Dosierpumpe |
FR2836185B1 (fr) * | 2002-02-21 | 2004-10-15 | Inst Francais Du Petrole | Methode et systeme de dosage fin de fluides injectes dans une insatllation de pompage |
DE602004007247T2 (de) * | 2004-06-04 | 2008-02-28 | Société Industrielle de Sonceboz S.A., Sonceboz | Pumpenantrieb |
US8844679B2 (en) | 2010-11-29 | 2014-09-30 | Lincoln Industrial Corporation | Pump having venting and non-venting piston return |
US9388940B2 (en) | 2010-11-29 | 2016-07-12 | Lincoln Industrial Corporation | Variable speed stepper motor driving a lubrication pump system |
US9222618B2 (en) | 2010-11-29 | 2015-12-29 | Lincoln Industrial Corporation | Stepper motor driving a lubrication pump providing uninterrupted lubricant flow |
JP5740950B2 (ja) | 2010-12-09 | 2015-07-01 | セイコーエプソン株式会社 | 流体輸送装置、流体輸送方法 |
US9671065B2 (en) | 2013-10-17 | 2017-06-06 | Lincoln Industrial Corporation | Pump having wear and wear rate detection |
CN105626500B (zh) * | 2014-10-27 | 2017-05-31 | 中联重科股份有限公司 | 一种物料输送控制设备、系统、方法及工程机械 |
JP2015143523A (ja) * | 2015-04-23 | 2015-08-06 | セイコーエプソン株式会社 | 流体輸送装置、流体輸送方法 |
JP7307271B2 (ja) * | 2020-03-24 | 2023-07-11 | 株式会社日立ハイテク | 送液装置および送液方法 |
US11846279B2 (en) * | 2021-01-29 | 2023-12-19 | Masterflex, Llc | Accurate volume dispensing using pump and flow sensor |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3985019A (en) * | 1975-11-10 | 1976-10-12 | Boehme Detlef R | Liquid chromatography system with solvent proportioning |
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IE54031B1 (en) * | 1982-01-29 | 1989-05-24 | Perkin Elmer Corp | Solvent delivery system |
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-
1986
- 1986-01-24 IE IE860218A patent/IE860218L/xx unknown
- 1986-02-07 DE DE8686101623T patent/DE3677029D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-02-07 EP EP86101623A patent/EP0194450B1/en not_active Expired
- 1986-02-12 JP JP61027001A patent/JPH0711275B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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DE3677029D1 (de) | 1991-02-28 |
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JPS6226625Y2 (ja) |
Legal Events
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---|---|---|---|
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