JPH07112543A - サーマルヘッド印字方法 - Google Patents

サーマルヘッド印字方法

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JPH07112543A
JPH07112543A JP28444993A JP28444993A JPH07112543A JP H07112543 A JPH07112543 A JP H07112543A JP 28444993 A JP28444993 A JP 28444993A JP 28444993 A JP28444993 A JP 28444993A JP H07112543 A JPH07112543 A JP H07112543A
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JP
Japan
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line
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thermal head
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Application number
JP28444993A
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English (en)
Inventor
Hideo Ueda
田 英 男 植
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Funai Techno Systems Co Ltd
Original Assignee
Funai Techno Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の中間調表現に比べて解像度を向上させ
ると共に良好な中間調のレベル表現を実現できるサーマ
ルヘッド印字方法を提供する。 【構成】 紙送り量を1/2にすると共に印字濃度を通
常より薄くし、上記1/2の紙送りを繰り返しながら印
字を行なうサーマルヘッド印字方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドによ
り印字を行なうプリンタに用いて好適なサーマルヘッド
印字方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はサーマルヘッド印字を行う感熱記
録装置のブロック構成図である。この感熱記録装置10
1は印字データバッファ102、信号編成手段104、
ヘッドブロック走査手段105、ラインフィード手段1
06からなりB1,B2,B3,B4はサーマルヘッド
の4分割ブロックを示す。サーマルヘッドに一定時間、
印加パルスによる電流を流すことによって、発熱抵抗体
を発熱させ、その熱で感熱記録紙を発色させて記録す
る。前記発熱抵抗体は一走査線分の一列の抵抗体が、一
走査線巾発色するように配置されている。データが全部
黒の場合全発熱抵抗体を一度に駆動できないため、前述
したようにサーマルヘッドは分割して順々に駆動してい
る。動作は次のようになる。CCDなどの光学読取装置
で読取られた一走査線毎のデジタルデータは印字データ
に変換され電話回線を介するなどして、印字データバッ
ファ102に送れる。この印字データは信号編成手段1
04によりラインフィード信号とブロック番号および各
ブロックに送るべき印字データを発生させる。ブロック
番号と印字データを受けてヘッドブロック走査手段10
5はブロックB1〜B4を選択し、それぞれの印字デー
タを出力する。一方、ラインフィード手段106は信号
編成手段から送られたラインフィード信号に基づき、発
熱抵抗体の発色する印字パターンドットライン巾すなわ
ち、一走査線巾の紙送りを実行する。図5は、従来のサ
ーマルヘッドを用いた具体的なサーマルヘッド印字方法
を示す説明図である。図はサーマルヘッドに送る印字パ
ターンの各ドットラインの例を示すものである。図にお
いて、1は第1ライン目の印字パターン、2は第2ライ
ン目の印字パターン、3は第3ライン目の印字パター
ン、4は第4ライン目の印字パターンを示し、斜線のエ
リアは「黒」ドットである。なお、「黒」ドットはサー
マルヘッドの抵抗体の相当位置に電流を流して、発熱さ
せ「黒」ドットとし、一方、「白」ドットは抵抗体の相
当位置に電流を流さないようにする。そして、各ドット
ライン毎のパターンが重ならないようにドットライン巾
の所定の紙送りが行なわれ、感熱紙面上には「黒」ドッ
トにより構成される各ライン毎のパターンにより印字が
行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーマルヘッド
印字方法は以上のように構成されているので、サーマル
ヘッドを用いて例えば中間調のある画を紙面上にプリン
トするようなときには、サーマルヘッドによりプリント
される「黒」ドットのプリント密度を変化させ中間調を
表現するなどの方法が用いられるため、良質の中間調表
現によるプリントを行なうのは容易でない問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、従来の中間調表現に比べて良質な
中間調の印字表現を実現すると共に、解像度を向上させ
ることのできるサーマルヘッド印字方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーマルヘ
ッド印字方法は、印字パターンの各ドットライン巾に相
当する所定の紙送り量により紙送りを繰り返しながらサ
ーマルヘッドを用いて印字を行なうサーマルヘッド印字
方法において、前記紙送り量を1/2にすると共に前記
印字濃度を通常より薄くし、前記1/2の紙送りを繰り
返しながら印字を行なうことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明におけるサーマルヘッド印字方法は、紙
送り量を通常の1/2にすると共に印字濃度を通常より
薄くし、上記1/2の紙送りを繰り返しながらサーマル
ヘッドを用いて印字を行なうことで、通常より印字濃度
の薄いエリアが重なったエリアは印字濃度の濃い「黒」
として強調されて表現されることになり、「黒」として
強調されて表現されるエリアと「白」エリア以外に前記
印字濃度の薄い「黒」が印字濃度の濃い「黒」と「白」
の中間の「グレー」の表現エリアとなり、3階調の表現
が可能となって中間調印字表現を良好に行なうことを可
能にし、また紙送り量を通常の1/2にすることから解
像度も向上する結果となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、本実施例のサーマルヘッド印字方法を説明
するための各ライン毎の印字パターンである。この印字
パターンはCCDなどの原稿読取り装置で所定の1/2
の紙送り量で読取りサーマルヘッド印字装置に送る各ド
ットライン毎の印字パターン例である。図1の(イ)は
第1ライン目の印字パターン11、同図(ロ)は第2ラ
イン目の印字パターン12、同図(ハ)は第3ライン目
の印字パターン13、同図(ニ)は第4ライン目の印字
パターン14を示している。そして、あらいハンチング
で示されたエリアD1〜D19は通常より印字濃度の薄
い「黒」により印字されているエリア(以下「グレー」
エリアという)である。W1〜W9は「白」エリアであ
る。
【0008】通常では印字の際の紙送りは各ドットライ
ン毎の印字パターンが重ならないようにドットライン巾
で行なわれるのに対し、この実施例では通常の1/2の
紙送り量により印字が行なわれる。このときの感熱記録
装置1のブロック構成図の一例を図4に示す。印字デー
タバッファ2、信号編成手段4、ヘッドブロック走査手
段5、ラインフィード手段106からなり、B1〜B4
はサーマルヘッドの各ブロックを示す。信号編成手段4
から出力されるブロック番号および各ブロックに送るべ
き印字データは従来と同じであるが、ラインフィード信
号は2種類選択することができる。3はその選択スイッ
チである。すなわち、固定接点3cを接点3aに接続し
たときは従来通りのドットラライン巾のラインフィード
信号がラインフィード手段6に送られ、固定接点3cを
接点3bに接続したときは従来の1/2巾のラインフィ
ード信号がラインフィード手段6に送られる。また、基
本となる印字濃度も通常より薄い状態になっている。
【0009】図2は通常の1/2の紙送り量により印字
が行なわれた際の第1ライン目と第2ライン目の印字パ
ターン11,12により表現されたパターンを示してお
り、紙送り量が1/2である結果、第1ライン目の「グ
レー」エリアD2と第2ライン目の「グレー」エリアD
8とが1/2づつ重なった状態になり、また同様に第1
ライン目の「グレー」エリアD4と第2ライン目の「グ
レー」エリアD9、第1ライン目の「グレー」エリアD
6と第2ライン目の「グレー」エリアD10とが1/2
づつ重なった状態になる。このため、第1ライン目の
「グレー」エリアと第2ライン目の「グレー」エリアと
が重なった部分B1,B2,B3は印字濃度の濃い
「黒」エリアとして表現されることになり、「白」エリ
ア,「グレー」エリア,「黒」エリアの3階調を表現で
きる。
【0010】図3はこのようにして第1ラインから第4
ラインまでの各印字パターン11,12,13,14に
より構成された3階調からなる印字パターンを示してい
る。
【0011】このように本実施例では、「白」レベルと
「黒」レベル以外にその中間の「グレー」レベルを直接
表現できることから中間調での印字表現の品質を向上さ
せることができる。また、紙送り量が通常の1/2であ
るからその分だけ解像度は向上する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、紙送りを
通常の1/2にすることで「白」エリアと「黒」エリア
と「グレー」エリアを直接表現できるように構成したの
で、良好な中間調印字表現を実現できると共に、解像度
も向上させることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるサーマルヘッド印字方
法を説明するための各ドットライン毎の印字パターン示
す説明図である。
【図2】本発明の一実施例によるサーマルヘッド印字方
法により印字された第1ライン目と第2ライン目の印字
パターンを示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例によるサーマルヘッド印字方
法により印字された第1ライン目から第4ライン目の印
字パターンによる中間調表現を示す説明図である。
【図4】本発明を適用した感熱記録装置の一例のブロッ
ク構成図である。
【図5】従来のサーマルヘッド印字方法による印字パタ
ーンを示す説明図である。
【図6】従来の感熱記録装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
11 第1ライン目の印字パターン 12 第2ライン目の印字パターン 13 第3ライン目の印字パターン D1〜D19 「グレー」エリア W1〜W9 「白」エリア B1,B2,B3 「黒」エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字パターンの各ドットライン巾に相当
    する所定の紙送り量により紙送りを繰り返しながらサー
    マルヘッドを用いて印字を行なうサーマルヘッド印字方
    法において、前記紙送り量を1/2にすると共に印字濃
    度を通常より薄くし、前記1/2の紙送りを繰り返しな
    がら印字を行なうことを特徴とするサーマルヘッド印字
    方法。
JP28444993A 1993-10-19 1993-10-19 サーマルヘッド印字方法 Pending JPH07112543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28444993A JPH07112543A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 サーマルヘッド印字方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28444993A JPH07112543A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 サーマルヘッド印字方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07112543A true JPH07112543A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17678690

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JP28444993A Pending JPH07112543A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 サーマルヘッド印字方法

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