JPH0711248Y2 - 複数のフック機構を備えたかるこ - Google Patents
複数のフック機構を備えたかるこInfo
- Publication number
- JPH0711248Y2 JPH0711248Y2 JP13993U JP13993U JPH0711248Y2 JP H0711248 Y2 JPH0711248 Y2 JP H0711248Y2 JP 13993 U JP13993 U JP 13993U JP 13993 U JP13993 U JP 13993U JP H0711248 Y2 JPH0711248 Y2 JP H0711248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- karuko
- needle
- rear end
- tip
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、家屋の建築などにお
いて板材や柱材などに直線を描くのに使用される墨壷や
チョークラインに関し、さらに詳しくはその墨糸ないし
はラインの先端に取り付けられるかるこの改良に関す
る。
いて板材や柱材などに直線を描くのに使用される墨壷や
チョークラインに関し、さらに詳しくはその墨糸ないし
はラインの先端に取り付けられるかるこの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な墨壷のかるこは、第8図
に示すように、先細り状のコーン部(51a) を有するかる
こ本体(51)と、コーン部(51a) の先端に固定された止め
針(52)とより成り、かるこ本体(51)の先端寄りの径大部
の外周に凹溝(53)が形成され、凹溝(53)に墨糸(54)が結
び付けられたものであった。
に示すように、先細り状のコーン部(51a) を有するかる
こ本体(51)と、コーン部(51a) の先端に固定された止め
針(52)とより成り、かるこ本体(51)の先端寄りの径大部
の外周に凹溝(53)が形成され、凹溝(53)に墨糸(54)が結
び付けられたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成のか
るこは、止め針(52)を木質の材料に突き刺して止めるも
のであるので、適用できる材料が主として木質のものに
限定される難点があった。また、止め針(52)は材料に突
き刺すことにより多少なりとも材料を傷付けるので、傷
が付くことが許されない材料にはこのようなかるこは適
用できなかった。この考案は上記の実情に鑑み、木質以
外の材料にも適用でき、しかも必要に応じて止め針を使
用しないで材料に止着できる、複数のフック機構を備え
たかるこを提供することを目的とする。
るこは、止め針(52)を木質の材料に突き刺して止めるも
のであるので、適用できる材料が主として木質のものに
限定される難点があった。また、止め針(52)は材料に突
き刺すことにより多少なりとも材料を傷付けるので、傷
が付くことが許されない材料にはこのようなかるこは適
用できなかった。この考案は上記の実情に鑑み、木質以
外の材料にも適用でき、しかも必要に応じて止め針を使
用しないで材料に止着できる、複数のフック機構を備え
たかるこを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案によるかるこ
は、上記目的を達成すべく工夫されたものであって、先
端に止め針(2) を覆う針カバー(3) (15)が設けられ、先
端寄りに糸結び孔(4) が設けられ、後端寄りにマグネッ
ト(5) が設けられ、後端に釘掛け用湾曲フック(6) (14)
と角掛け用L型フック(7) が設けられている、複数のフ
ック機構を備えたかるこである。
は、上記目的を達成すべく工夫されたものであって、先
端に止め針(2) を覆う針カバー(3) (15)が設けられ、先
端寄りに糸結び孔(4) が設けられ、後端寄りにマグネッ
ト(5) が設けられ、後端に釘掛け用湾曲フック(6) (14)
と角掛け用L型フック(7) が設けられている、複数のフ
ック機構を備えたかるこである。
【0005】
【作用】かるこを木質の材料に適用するには、針カバー
(3) (15)を折ってかるこ本体(1) から取り除いた後、止
め針(2) を木質の材料(12)に突き刺す。かるこを材料の
角部に掛けるには、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛
ける。かるこを材料の釘に掛けるには、湾曲フック(6)
(14)を釘(10)に引っ掛ける。かるこを磁性体製の材料の
角部に掛けるには、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛
けると共に、マグネット(5) を磁性体製の材料の表面(1
3)に当てて吸着させる。このように、この考案によるか
るこは複数のフック機構を備えているので、所望の形態
で使用することができる。
(3) (15)を折ってかるこ本体(1) から取り除いた後、止
め針(2) を木質の材料(12)に突き刺す。かるこを材料の
角部に掛けるには、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛
ける。かるこを材料の釘に掛けるには、湾曲フック(6)
(14)を釘(10)に引っ掛ける。かるこを磁性体製の材料の
角部に掛けるには、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛
けると共に、マグネット(5) を磁性体製の材料の表面(1
3)に当てて吸着させる。このように、この考案によるか
るこは複数のフック機構を備えているので、所望の形態
で使用することができる。
【0006】
【実施例】この考案を添付図面に示す実施例により具体
的に説明する。
的に説明する。
【0007】図1および図2において、かるこ本体(1)
はプラスチック製であって、その先端に止め針(2) を備
えている。かるこ本体(1) の先端には止め針(2) を覆う
プラスチック製の針カバー(3) が一体に設けられてい
る。針カバー(3) の付け根部(3a)は細目に形成され、必
要に応じてニッパーなどで針カバー(3) を折ってかるこ
本体(1) から取り除くことができるようになっている。
はプラスチック製であって、その先端に止め針(2) を備
えている。かるこ本体(1) の先端には止め針(2) を覆う
プラスチック製の針カバー(3) が一体に設けられてい
る。針カバー(3) の付け根部(3a)は細目に形成され、必
要に応じてニッパーなどで針カバー(3) を折ってかるこ
本体(1) から取り除くことができるようになっている。
【0008】かるこ本体(1) の先端寄りには糸結び孔
(4) が設けられ、糸結び孔(4) 内に直径方向に止め針
(2) の後端部(2a)が配されている。そして、墨壷の墨糸
(8) の先端部は表側から糸結び孔(4) に通され、止め針
(2) の後端部(2a)を回って再び表面に出てここで糸結び
を形成している。
(4) が設けられ、糸結び孔(4) 内に直径方向に止め針
(2) の後端部(2a)が配されている。そして、墨壷の墨糸
(8) の先端部は表側から糸結び孔(4) に通され、止め針
(2) の後端部(2a)を回って再び表面に出てここで糸結び
を形成している。
【0009】かるこ本体(1) の後端寄りの表面には厚肉
円板状のマグネット(5) が埋込まれている。
円板状のマグネット(5) が埋込まれている。
【0010】かるこ本体(1) の後端面には、釘掛け用湾
曲フック(6) と角掛け用L型フック(7) とからなる掛止
金具(11)が取り付けられている。湾曲フック(6) はU型
を成し、その両端はいずれもかるこ本体(1) の後端面に
固定されている。L型フック(7) は湾曲フック(6) の中
央部に一体に設けられ、その水平部は湾曲フック(6)に
対し直角をなし、換言すれば、かるこ本体(1) に対し直
角をなす。
曲フック(6) と角掛け用L型フック(7) とからなる掛止
金具(11)が取り付けられている。湾曲フック(6) はU型
を成し、その両端はいずれもかるこ本体(1) の後端面に
固定されている。L型フック(7) は湾曲フック(6) の中
央部に一体に設けられ、その水平部は湾曲フック(6)に
対し直角をなし、換言すれば、かるこ本体(1) に対し直
角をなす。
【0011】上記構成のかるこにおいて、かるこを木質
の材料に適用するには、図3に示すように、針カバー
(3) をニッパーなどで折ってかるこ本体(1) から取り除
いた後、墨糸(8) を掛けた止め針(2) を木質の材料(12)
に突き刺す。
の材料に適用するには、図3に示すように、針カバー
(3) をニッパーなどで折ってかるこ本体(1) から取り除
いた後、墨糸(8) を掛けた止め針(2) を木質の材料(12)
に突き刺す。
【0012】また、かるこを材料の角部に掛けるには、
図4に示すように、L型フック(7)を角部(9) に引っ掛
ける。
図4に示すように、L型フック(7)を角部(9) に引っ掛
ける。
【0013】また、かるこを材料の釘に掛けるには、図
5に示すように、湾曲フック(6) を釘(10)に引っ掛け
る。
5に示すように、湾曲フック(6) を釘(10)に引っ掛け
る。
【0014】さらに、かるこを磁性体製の材料の角部に
掛けるには、図6に示すように、L型フック(7) を角部
(9) に引っ掛けると共に、マグネット(5) を磁性体製の
材料の表面(13)に当てて吸着させる。この形態では、垂
直壁面においてもかるこの脱落の恐れがない。
掛けるには、図6に示すように、L型フック(7) を角部
(9) に引っ掛けると共に、マグネット(5) を磁性体製の
材料の表面(13)に当てて吸着させる。この形態では、垂
直壁面においてもかるこの脱落の恐れがない。
【0015】図7は湾曲フックおよび針カバーの変形例
を示すものである。この例では、湾曲フック(14)はC型
をなし、針カバー(15)は溝型をなしている。
を示すものである。この例では、湾曲フック(14)はC型
をなし、針カバー(15)は溝型をなしている。
【0016】
【考案の効果】この考案によるかるこは、先端に止め針
(2) を覆う針カバー(3) (15)が設けられ、先端寄りに糸
結び孔(4) が設けられ、後端寄りにマグネット(5) が設
けられ、後端に釘掛け用湾曲フック(6) (14)と角掛け用
L型フック(7) が設けられたものであるので、かるこを
木質の材料に適用するには、針カバー(3) (15)を折って
かるこ本体(1) から取り除いた後、止め針(2) を木質の
材料(12)に突き刺す。かるこを材料の角部に掛けるに
は、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛ける。かるこを
材料の釘に掛けるには、湾曲フック(6) (14)を釘(10)に
引っ掛ける。かるこを磁性体製の材料の角部に掛けるに
は、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛けると共に、マ
グネット(5) を磁性体製の材料の表面(13)に当てて吸着
させる。このように、この考案によるかるこは複数のフ
ック機構を備えているので、所望の形態で使用すること
ができる。
(2) を覆う針カバー(3) (15)が設けられ、先端寄りに糸
結び孔(4) が設けられ、後端寄りにマグネット(5) が設
けられ、後端に釘掛け用湾曲フック(6) (14)と角掛け用
L型フック(7) が設けられたものであるので、かるこを
木質の材料に適用するには、針カバー(3) (15)を折って
かるこ本体(1) から取り除いた後、止め針(2) を木質の
材料(12)に突き刺す。かるこを材料の角部に掛けるに
は、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛ける。かるこを
材料の釘に掛けるには、湾曲フック(6) (14)を釘(10)に
引っ掛ける。かるこを磁性体製の材料の角部に掛けるに
は、L型フック(7) を角部(9) に引っ掛けると共に、マ
グネット(5) を磁性体製の材料の表面(13)に当てて吸着
させる。このように、この考案によるかるこは複数のフ
ック機構を備えているので、所望の形態で使用すること
ができる。
【図1】この考案の実施例のかくこを示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1中のII−II線に沿う断面図である。
【図3】かるこの使用状態を示す斜視図である。
【図4】かるこの使用状態を示す斜視図である。
【図5】かるこの使用状態を示す斜視図である。
【図6】かるこの使用状態を示す斜視図である。
【図7】湾曲フックおよび針カバーの変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図8】従来のかるこを示す斜視図である。
(1) …かるこ本体 (2) …止め針 (3) (15)…針カバー (4) …糸結び孔 (5) …マグネット (6) (14)…湾曲フック (7) …L型フック (8) …墨糸
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に止め針(2) を覆う針カバー(3) (1
5)が設けられ、先端寄りに糸結び孔(4) が設けられ、後
端寄りにマグネット(5) が設けられ、後端に釘掛け用湾
曲フック(6) (14)と角掛け用L型フック(7) が設けられ
ている、複数のフック機構を備えたかるこ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13993U JPH0711248Y2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 複数のフック機構を備えたかるこ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13993U JPH0711248Y2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 複数のフック機構を備えたかるこ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656358U JPH0656358U (ja) | 1994-08-05 |
JPH0711248Y2 true JPH0711248Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=11465699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13993U Expired - Lifetime JPH0711248Y2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 複数のフック機構を備えたかるこ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711248Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4580059B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2010-11-10 | 株式会社Tjmデザイン | かるこ |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP13993U patent/JPH0711248Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656358U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950912 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |