JPH0141348Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0141348Y2 JPH0141348Y2 JP1985197134U JP19713485U JPH0141348Y2 JP H0141348 Y2 JPH0141348 Y2 JP H0141348Y2 JP 1985197134 U JP1985197134 U JP 1985197134U JP 19713485 U JP19713485 U JP 19713485U JP H0141348 Y2 JPH0141348 Y2 JP H0141348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- main body
- rail
- center hole
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は物品掛吊り具に関し、特にワイヤロ
ープを用いて各種展示物を掛吊るす際に用いられ
る物品掛吊り具に関するものである。
ープを用いて各種展示物を掛吊るす際に用いられ
る物品掛吊り具に関するものである。
従来、ワイヤロープを用いて物品を掛吊るす場
合、特に外観上の体裁に配慮する必要がある場所
においては、第4図のごとき器具が使用される。
この器具は、ワイヤロープの差込み口1の一部に
ボール2を嵌めるとともに、そのボール2と対向
した突起3を差込み口1の内周面に設け、差込み
口1の受け口4に設けたテーパ面5によつて上記
のボール2を押出すようにし、かつ差込み口1に
スプリング6によりバネ力を付与するようにした
ものである。なお、器具本体7の頂部にはクツシ
ヨン部材8が固着されている。
合、特に外観上の体裁に配慮する必要がある場所
においては、第4図のごとき器具が使用される。
この器具は、ワイヤロープの差込み口1の一部に
ボール2を嵌めるとともに、そのボール2と対向
した突起3を差込み口1の内周面に設け、差込み
口1の受け口4に設けたテーパ面5によつて上記
のボール2を押出すようにし、かつ差込み口1に
スプリング6によりバネ力を付与するようにした
ものである。なお、器具本体7の頂部にはクツシ
ヨン部材8が固着されている。
上記の器具は、差込み口1にワイヤロープの一
端を差込んだのち引抜き方向に力を加えると、ボ
ール2がテーパ面5で押出され、ボール2と突起
3との間でワイヤロープを挟持する。
端を差込んだのち引抜き方向に力を加えると、ボ
ール2がテーパ面5で押出され、ボール2と突起
3との間でワイヤロープを挟持する。
したがつて、使用上甚だ便利であるが、内部機
構が複雑であるためコスト高になる問題がある。
また、ワイヤロープの引抜き方向に力を加えてお
かないと、ワイヤロープが抜け出すので、取扱い
時に不便を来たす場合がある。
構が複雑であるためコスト高になる問題がある。
また、ワイヤロープの引抜き方向に力を加えてお
かないと、ワイヤロープが抜け出すので、取扱い
時に不便を来たす場合がある。
そこで、この考案は低コストであり、しかも取
扱い易い物品掛吊り具を提供することを目的とす
る。
扱い易い物品掛吊り具を提供することを目的とす
る。
上記の問題点を解決するために、この考案は掛
吊り具本体の外周面に係止ツバを設けるととも
に、上記本体に上端開放の中心孔を設け、本体の
下端に中心孔より小径のワイヤロープ挿通孔を設
け、上記中心孔とワイヤロープ挿通孔との間に段
部を形成し、先端に係止頭部を設けたワイヤロー
プを上記本体の内部に挿通して係止頭部を上記の
段部に係合せしめ、本体の上端面にクツシヨン部
材を固着した構成としたものである。
吊り具本体の外周面に係止ツバを設けるととも
に、上記本体に上端開放の中心孔を設け、本体の
下端に中心孔より小径のワイヤロープ挿通孔を設
け、上記中心孔とワイヤロープ挿通孔との間に段
部を形成し、先端に係止頭部を設けたワイヤロー
プを上記本体の内部に挿通して係止頭部を上記の
段部に係合せしめ、本体の上端面にクツシヨン部
材を固着した構成としたものである。
第1図および第2図に示す実施例の掛吊り具
は、掛吊り具本体11が中心孔12を有する筒状
のものであり、その上端は開放されているが、下
端にはそれより小径のワイヤロープ挿通孔13が
設けられている。上記のワイヤロープ挿通孔13
と中心孔12の径の差によつて中心孔12の下端
には段部14が形成される。
は、掛吊り具本体11が中心孔12を有する筒状
のものであり、その上端は開放されているが、下
端にはそれより小径のワイヤロープ挿通孔13が
設けられている。上記のワイヤロープ挿通孔13
と中心孔12の径の差によつて中心孔12の下端
には段部14が形成される。
ワイヤロープ15の先端には、金属片をかしめ
或いは溶着等により、ワイヤロープ15の径より
大きい係止頭部16が形成されている。このワイ
ヤロープ15は、係止頭部16が形成していない
端部から本体11の中心孔12に挿通され、その
係止頭部16を前記の段部14に係合せしめる。
或いは溶着等により、ワイヤロープ15の径より
大きい係止頭部16が形成されている。このワイ
ヤロープ15は、係止頭部16が形成していない
端部から本体11の中心孔12に挿通され、その
係止頭部16を前記の段部14に係合せしめる。
上記本体11の上端部外周には係止ツバ17が
突設され、また本体11の上端面には、ゴム、ス
ポンジ等でなるクツシヨン部材18を固着し、中
心孔12を閉塞している。
突設され、また本体11の上端面には、ゴム、ス
ポンジ等でなるクツシヨン部材18を固着し、中
心孔12を閉塞している。
この考案の掛吊り具は以上のごとき構成であ
り、例えば第3図に示すように額縁19などの掛
吊りに使用される。即ち天井面に固定したレール
20に係止ツバ17を係合させるとともに、クツ
シヨン部材18をレール20の上面に押当てるこ
とにより摩擦力を付与し、滑りを防止している。
ワイヤロープ15の下端にはフツク付きの高さ調
節装置21が取付けられ、そのフツクによつて額
縁19を支持する。
り、例えば第3図に示すように額縁19などの掛
吊りに使用される。即ち天井面に固定したレール
20に係止ツバ17を係合させるとともに、クツ
シヨン部材18をレール20の上面に押当てるこ
とにより摩擦力を付与し、滑りを防止している。
ワイヤロープ15の下端にはフツク付きの高さ調
節装置21が取付けられ、そのフツクによつて額
縁19を支持する。
以上のように、この考案はワイヤロープの上端
に設けた係止頭部を掛吊り具本体の内部の段部に
係合するようにしたので、極めて簡単な機構によ
つてワイヤロープを掛吊り具本体に係合すること
ができ、また係止頭部は外部から見えない。した
がつて、外観上の体裁を損うことなく、製品のコ
ストを著しく低減することができる。
に設けた係止頭部を掛吊り具本体の内部の段部に
係合するようにしたので、極めて簡単な機構によ
つてワイヤロープを掛吊り具本体に係合すること
ができ、また係止頭部は外部から見えない。した
がつて、外観上の体裁を損うことなく、製品のコ
ストを著しく低減することができる。
また、本体の中心孔上端をクツシヨン部材によ
つて閉塞しているので、ワイヤロープが本体から
抜け出すことを防止することができる。
つて閉塞しているので、ワイヤロープが本体から
抜け出すことを防止することができる。
更に、上記クツシヨン部材の上端面と、天井面
に固定したレールの上端面とは圧接しているた
め、掛吊り具本体をレールに吊り下げた状態にお
いて、レールに対する上記掛吊り具本体のずれ動
きを防止することできる。
に固定したレールの上端面とは圧接しているた
め、掛吊り具本体をレールに吊り下げた状態にお
いて、レールに対する上記掛吊り具本体のずれ動
きを防止することできる。
第1図は実施例の断面図、第2図は同上の分解
斜視図、第3図は使用状態における断面図、第4
図は従来例の拡大断面図である。 11……掛吊り具本体、12……中心孔、13
……挿通孔、14……段部、15……ワイヤロー
プ、16……係止頭部、17……係止ツバ、18
……クツシヨン部材。
斜視図、第3図は使用状態における断面図、第4
図は従来例の拡大断面図である。 11……掛吊り具本体、12……中心孔、13
……挿通孔、14……段部、15……ワイヤロー
プ、16……係止頭部、17……係止ツバ、18
……クツシヨン部材。
Claims (1)
- 天井面に固定したレールの開放端に形成される
内向きの係止縁と、レールの上端面との間に介在
される物品掛吊り具において、掛吊り具本体の外
周面にレールの内向きの係止縁に載る係止ツバを
設けるとともに、上記本体に上面開放の中心孔を
設け、本体の下端に中心孔より小径のワイヤロー
プ挿通孔を設け、上記中心孔とワイヤロープ挿通
孔との間に段部を形成し、先端に係止頭部を設け
たワイヤロープを上記本体の内部に挿通して係止
頭部を上記の段部に係合せしめ、本体の上端面
に、上記レールの上端面と圧接するクツシヨン部
材を固着したことを特徴とする物品掛吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985197134U JPH0141348Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985197134U JPH0141348Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106582U JPS62106582U (ja) | 1987-07-07 |
JPH0141348Y2 true JPH0141348Y2 (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=31156581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985197134U Expired JPH0141348Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0141348Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519302U (ja) * | 1978-07-06 | 1980-02-07 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP1985197134U patent/JPH0141348Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519302U (ja) * | 1978-07-06 | 1980-02-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106582U (ja) | 1987-07-07 |