JPH07112463B2 - コーヒー・パーコレータ及びそれに使用する仕切材 - Google Patents

コーヒー・パーコレータ及びそれに使用する仕切材

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JPH07112463B2
JPH07112463B2 JP63145969A JP14596988A JPH07112463B2 JP H07112463 B2 JPH07112463 B2 JP H07112463B2 JP 63145969 A JP63145969 A JP 63145969A JP 14596988 A JP14596988 A JP 14596988A JP H07112463 B2 JPH07112463 B2 JP H07112463B2
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コンラット・ヴァルター
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、濾過装置付きのコーヒー沸し器すなわちコー
ヒー・パーコレータに関する。
[従来の技術および本発明が解決しようとする課題] 本発明のコーヒー・パーコレータと同種類のコーヒー・
パーコレータは、ドイツ特許第2657355号に開示されて
いる。この従来のコーヒー・パーコレータは、浸出室が
円筒形をしており、蓋により閉じることのできるコーヒ
ー豆粉の投入口と熱湯の供給管が付いている。浸出室の
円錐形の底の上部には、環状のフィルタが支持されてい
て、このフィルタの上にコーヒー豆粉が堆積するように
なっている。浸出室の、フィルタより上方の部分は、最
上部まで断面形状がほぼ一定である。このコーヒー・パ
ーコレータを使ってコーヒーを作る時は、作ろうとする
コーヒーの量に応じた分量のコーヒー豆粉を浸出室に入
れる。そのため、作ろうとするコーヒーの量によりフィ
ルタの上に形成されるコーヒー豆粉の堆積の厚みが変化
する。カップ一杯分のコーヒーを作ろうとする時は、コ
ーヒー豆粉の堆積の厚みは相対的に薄くなる。その結果
熱湯の浸み出し速度が相対的に速くなるので、コーヒー
の味の品質が悪くなる。反対に大量のコーヒー、例えば
1リットルのジョッキ一杯分のコーヒーを作るために多
量のコーヒー豆粉を浸出室に入れると、熱湯がコーヒー
豆粉を通り抜けるのにかかる時間が過度に長くなる。カ
ップ一杯分を作る時に品質が劣るという問題は、コーヒ
ー豆粉を余分に入れることにより、すなわち作ろうとす
るコーヒーの量に対して最適量のコーヒー豆粉を使用す
る場合に必要とされるよりも多量のコーヒー豆粉を浸出
室に入れることにより解決されている。しかしながらこ
の方法は、カップ一杯分のコーヒーを何回も作ろうとす
る時は不経済である。これに対して、大量のコーヒーを
作る場合に浸出時間が長くかかるという問題は、避けら
れないものとして我慢しなければならなかった。
ドイツ特許公開第2518693号には、いろいろな分量のコ
ーヒーを作る場合に、味の良いコーヒーを入れるための
余分のコーヒー豆粉を必要としないコーヒー・フィルタ
が記載されている。このコーヒー・フィルタは、浸出室
のフィルタの上方の部分が大きさの異なる複数の区画に
分割され、熱湯の注入口は最小の区画に開口している。
この装置の意図された作用は次の通りである。コーヒー
を作る時に、作ろうとするコーヒーの量に応じた分量の
コーヒー豆粉を、いつでも最小の区画に入れる。少量の
コーヒーを作るときは、最小の区画内だけでコーヒーが
浸出される。中程度の量のコーヒーを作る場合には、作
ろうとするコーヒーの量に応じて増量した熱湯を注入す
ると、余分な湯は溢れて中間の大きさの区画に流れ込
み、その湯量に対応する量のコーヒー豆粉が中間の大き
さの区画に運び込まれる。最大量のコーヒーを作る場合
には、熱湯によりコーヒー豆粉がフィルタの全表面に分
散される。しかしながら、この原理によりコーヒーの品
質が向上するかどうかは疑問である。むしろ、溢れた熱
湯により隣接した区画に運ばれるコーヒー豆粉の量が、
これらの隣接した区画において満足すべき品質のコーヒ
ーを入れるのに不十分であると考えられる。最初に入れ
たコーヒー豆粉の大部分が第1の区画に残っていると、
熱湯のためのスペースが少ししかなく、そのため第1の
区画から得られるコーヒーは非常に濃くなるであろう。
しかしながら、その量は、他の区画から得られる比較的
薄いコーヒーに充分な味と香を与えるには不十分である
と思われる。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明の一つの目的は、上記の型のコーヒー・パーコレ
ータを、コーヒー豆粉を余計に入れる必要がなく、また
浸出時間が過度に長くならずに、量の多少に拘らず満足
すべき品質のコーヒーを浸出することができるように改
良することである。
この目的を達成するために、本発明によるコーヒー・パ
ーコレータは、分配側仕切材を備えた熱湯流入口と、浸
出側仕切材を備えかつ熱湯流入口に対向して設けられた
コーヒー流出口とを有する浸出室を含み、前記浸出室内
に熱湯の流れ方向に直角の方向に位置調節可能に設けら
れるとともに前記浸出室を区画する画壁面を備えるピス
トンを含み、前記浸出室に所望の量のコーヒー豆粉を自
動的に投入することができるようにしたコーヒー・パー
コレータであって、異なる量のコーヒーを浸出するため
に異なる量のコーヒー豆粉を使用する際、コーヒー豆粉
の熱湯の流れ方向の厚さをほぼ一定にするために、前記
ピストンの画壁面の位置を調節して前記浸出室の容積を
可変に調節可能に成し、前記分配側仕切材と前記浸出側
仕切材とは、前記浸出室の断面部にわたってほぼ一定に
かつコーヒー豆粉の厚さに対応して互いに離間して配置
され、前記ピストンの側壁は、前記分配側仕切材の熱湯
流入口および/または前記浸出側仕切材のコーヒー流出
口の余分な開口部分を塞ぐように摺動自在に設置されて
いることを特徴とする。
すなわち、本発明による構成は、コーヒー豆粉を通過す
る熱湯の流路を、コーヒー豆粉の量に関わらずほぼ一定
の長さに保ちながら、浸出室の断面の浸出面積を、コー
ヒー豆粉の量に合せて調節することを可能にする。コー
ヒー豆粉を完全に利用することと、浸出時間を非常に短
くすることのどちらを重要視するかにより、熱湯の流入
口と浸出されたコーヒーの流出口の距離を、約20mmより
大きくするか小さくするか、特に10mmから30mmの範囲で
幾らにするか決定する。
なお、エスプレッソ装置において、浸出室に調節可能な
画壁面を設けることは、スイス特許第588243号、スイス
特許第559535号またはWO07/01570からそれぞれ既に知ら
れている。しかしこの構成は、エスプレッソを作るため
に典型的な方法であり、コーヒー豆粉を圧縮する目的に
のみ役立つものである。記載されているどちらの装置
も、熱湯の流入口は浸出室の上側面に設けられており、
浸出されたコーヒーは、垂直な側壁の一つを通って流出
する。対向する垂直の側壁はピストンに取り付けられて
おり、コーヒー豆粉の間を流れる熱湯の流れの方向にほ
ぼ平行に移動する調節可能な画壁面としての働きをす
る。熱湯は、ほぼ、圧縮されたコーヒー豆粉により形成
される筒状体の軸方向に、コーヒー豆粉内を流れて浸出
する。また、一度に2カップのエスプレッソを入れる時
は、圧縮されたコーヒー豆粉の高さが2倍になる。この
場合には、熱湯は、非常に厚いコーヒー豆粉のなかを通
り抜けて浸出しなければならない。
スイス特許第588243号またはスイス特許第559535号に記
載のエスプレッソ装置の場合には、熱湯が、浸出室の周
辺部の1個所または2個所から浸出室に流入し、浸出さ
れたコーヒーは垂直の側壁の1つから流出するので、熱
湯が浸出フィルタに平行に流入し、ほぼ垂直の方向にコ
ーヒー豆粉を通り抜けて浸出するコーヒー・パーコレー
タの場合よりもさらにコーヒー豆粉の利用効率が悪い。
WO07/01570に記載のエスプレット装置は、一定量のコー
ヒーを作るための装置で、いろいろな量のコーヒーを作
るように設計されていない。
浸出量に合せた調節、特にフィルタによるコーヒー・パ
ーコレータの場合に必要とされるような大幅な調節は、
この種の浸出装置では行なうことができない。無理に行
おうとすると、品質が低下するか浸出時間が長くなるか
どちらかである。
ドイツ実用新案第8529010号には、フィルタ・ケースの
形が漏斗状であるにも拘らずコーヒー豆粉の厚さを均等
にするための、手指により挿入することができる挿入具
を備えたコーヒー・パーコレータが開示されている。し
かしながらこの構成は、いろいろな量のコーヒーを作る
には適していない。なぜなら、熱湯はコーヒー豆粉の上
を流れるからである。浸出量が少ない場合に特にそうで
ある。この装置には、いろいろな浸出量に応じて調節す
るための位置調節可能な画壁面はない。
また、本発明によれば、浸出室が、コーヒー豆粉の望ま
しい厚さにほぼ等しい距離だけ離間した熱湯の流入口と
浸出コーヒーの流出口との間の閉じた空間として画定さ
れるようになっているので、簡単な構造でコーヒー豆粉
を常に予め決められた厚さにすることが可能となる。
さらに、浸出室の一つの側壁に、熱湯は通過させるがコ
ーヒー豆粉は実際上通過させない仕切材を通して浸出室
と連通する熱湯の分配凹部が設けられ、かつ、その側壁
に対向する他の側壁に浸出されたコーヒーは通過させる
がコーヒー豆粉は実際上通過させない仕切材を通して浸
出室と連通する収集凹部が設けられているので、コーヒ
ー豆粉の各部へのむらのない均等な熱量の注入と、コー
ヒー豆粉の各部からのむらのない均等なコーヒーの流出
が可能となる。
さらに、本発明によれば、浸出側の仕切材が、コーヒー
豆粉の粒よりも大きい孔を持つ支持用仕切材と、その支
持用仕切材に支持されて浸出室に面し、コーヒー豆粉の
粒よりも目の小さな孔を持つフィルタ材とから構成され
ているので、コーヒー豆粉を濾過するのに目の細かな網
または微細な孔を設けたシート等の仕切材を使用するこ
とができる。そのため紙フィルタ等を使用しなくてもコ
ーヒー豆粉が通過するのを防ぐことができる。しかしな
がらこのような仕切材は、目の粗いまたは孔の大きな仕
切材に較べて比較的薄いので、目または孔にコーヒー豆
粉末が詰って取れなくなりやすい。また厚さが薄いため
に、機械的強度が充分でない。しかしながら、目または
孔がコーヒーの流れを妨げないほど充分に大きく、した
がってそれだけ厚さも厚い網またはシートを支持部材と
して使用することにより、例えば、米国特許第4694737
号明細書に記載されているような微細多孔材を、この目
的のために使用することが容易になる。
熱湯の流入口と浸出コーヒーの流出口の面積のうち、縮
小された浸出室内で少量のコーヒーを浸出するために必
要でない部分を覆う摺動可能な蓋い部材を備えているの
で、浸出室のコーヒー豆粉が入っている部分だけ熱湯を
流入させることが可能となる。
画壁面は、流れの方向に垂直な方向に弾性的に収縮可能
に設けられているので、画壁面の移動により、コーヒー
豆粉が、不均一に投入された場合でも、断面積の全体に
わたってほぼ均一に圧縮される。
シリンダの内部に浸出室を設けることおよびピストンの
先端に画壁面に設けることは、本発明による浸出室の構
成を実現するための、特に簡単で効率的な態様である。
シリンダ内の浸出室の位置調節自在の画壁面に対向する
面に、着脱自在の蓋が設置されているので、画壁面に対
向する面から浸出室にコーヒー豆粉を投入することが可
能となる。
画壁面または好ましくは蓋の浸出室に対面する面を円錐
状にすることにより、少量のコーヒーを作る時の浸出機
能が向上する。円錐形の凹部をもうけた場合は、ノーマ
ル・コーヒーの品質が向上する。なぜなら、コーヒー豆
粉に接触する浸出側の仕切材の有効面積が広くなり、コ
ーヒーが、より速く流出することができるからである。
浸出側の仕切材の有効面積の増加は、コーヒー豆粉の使
用効率を向上させるために浸出室の直径を大きくした場
合に特に有利である。この場合には、コーヒー豆粉の量
が少ない時、例えばカップ1杯分の時は、浸出側仕切材
と熱湯分配側仕切材の間の距離に対するコーヒー豆粉の
厚さの割合が小さいので、品質の向上効果は小さくな
る。浸出室内に向う円錐形の突出部を設けた場合は、コ
ーヒー豆粉自体の濾過作用が増大するため、少量のケス
プレッソを浸出する時の品質の向上に効果がある。
浸出室の熱湯の流れの方向に沿った断面形状をほぼ四角
形や環状にしてもよい。また、浸出室が筒状の仕切材に
より囲まれており、分配凹部と収集凹部が浸出室の周壁
の軸に関して相対向する位置に設けられているようにす
るとよい。
浸出室の熱湯の流れの方向に沿った断面形状を環状にし
た場合、熱湯の流入側面積に較べて流出側面積が小さく
なる。その結果、コーヒー豆粉それ自体による濾過作用
が向上する。小さなコーヒー豆粉末は、浸出側仕切材の
前面に集まるので、沈澱性の成分がコーヒーに混入する
が、その量は非常に僅かである。浸出側仕切材の面積が
比較的小さいにも拘らず、熱湯は全てのコーヒー豆粉に
浸透して浸出する。熱湯が分配側仕切材を通り抜けて浸
出側仕切材に向って流れる時に、熱湯により充分に浸透
されない隅や角度は存在しない。
内側の環状壁が仕切ピストンにより形成され、仕切ピス
トンは画壁面に対して移動自在に支持されるよう構成す
ることにより、浸出室にコーヒー豆粉が投入される時、
浸出側仕切材を浸出室から引き抜くことができる。そし
て、浸出を行う前に、ピストンが浸出室内に押し込まれ
る。その結果、コーヒー豆粉は均等に均され、ある程度
まで予め圧縮される。
また、本発明によれば、浸出側仕切材として使用するの
に好ましい材料が提供される。浸出側仕切材の目または
孔の大きさは、いろいろな分量のコーヒー豆粉を使用す
る時、濾過と浸出速度に大きな影響を及ぼす。仕切材の
目または孔の大きさが、画壁面の位置調節可能な範囲に
沿って変化し、前記目または孔の大きさが前記位置調節
可能な画壁面に近いほど大きくすることによって、コー
ヒー豆粉の量が少ない時は、相対的に小さい目または孔
の部分が使用され、量が多い時はその量に応じて大きな
目または孔の部分が使用される。
[実施例] 第1図は、本発明によるコーヒー・パーコレータ100の
主要な構成要素を示す。このコーヒー・パーコレータの
その他の構成要素、例えば、湯沸しヒーター、制御ユニ
ット等は、公知の構成でよいので、それらの構成要素に
ついての説明は省略する。コーヒー・パーコレータ100
の図示されている構成要素は、浸出部1、コーヒー豆粉
の供給部2、使用済みのコーヒー豆粉を捨てる容器3お
よびカップ5やその他のコーヒー容器にコーヒーを入れ
るための栓付きの注ぎ口4である。
浸出部1は、第1図において垂直方向に延びる軸を持
ち、第3図に示すように熱湯の流れる方向の断面形状が
長方形のシリンダ6からなる。
シリンダ6の上部には、浸出室7が形成されている。シ
リンダ6の垂直の側壁の一つには、浸出室7に面する部
分の全面にわたって、分配凹部8が設けられている。分
配凹部8の下端部は、コーヒーを浸出するための熱湯を
矢印Aの方向に供給するためのホース状の管9に連通し
ている。分配凹部8は、多数の孔を設けたシートのよう
な分配仕切材10により浸出室7と仕切られている。分配
側仕切材10は、コーヒー豆粉が分配凹部8に入るのを防
ぐと共に、熱湯が均等に分配されるようにする。分配凹
部8に対向するシリンダ6の垂直の側壁には、浸出室7
の全高にわたってコーヒー収集凹部11が形成されてい
る。収集凹部11の下端部は、栓付き注ぎ口4に連結され
たホース状の流出管12に連通している。収集凹部11は、
浸出側仕切材13により浸出室7と仕切られている。浸出
側仕切材13は、分配側仕切材10と平行でかつ分配側仕切
材10からコーヒー豆粉の最適な厚さである約20mm、好ま
しくは10mmから30mm離間している。
シリンダ6の内部には、シリンダ6の内部形状に対応す
る4角形の頂壁14aと、少なくとも2つの垂直の側壁14b
を備えたピストン14が摺動自在に案内されている。水平
の頂壁14aは、浸出室7の画壁面15を構成する。2つの
側壁14bは、ピストン14の軸に沿って下方に延び、それ
ぞれ、分配凹部8と収集凹部11に対向している。側壁14
bは、それぞれ、分配側仕切材10と浸出側仕切材13を完
全に覆うことができる大きさであることが望ましい。ピ
ストン14は、ラック16が設けられたピストン・ロッドに
連結されている。ラック16には、歯車で減速されたモー
タ17の駆動ピニオンが係合している。ラック16とピニオ
ンとの係合により、画壁面15が、少なくとも分配側仕切
材10または浸出側仕切材13の下端からシリンダ6の上端
またはそれよりも上方まで上昇するように、ピストン14
がシリンダ6の内部で駆動される。浸出室7の画壁面15
に対向する面は、突出部19がシリンダ6に挿入された蓋
18により閉じられている。蓋18とシリンダ6は、ガスケ
ット20によりシールされている。またピストン14とシリ
ンダ6は、ガスケット21によりシールされている。これ
により浸出室7の上部と下部は、水密に封止されてい
る。
供給部2は公知の構成であり、コーヒー豆粉の供給ホッ
パ22と、ホッパ22の底部付近に配置され、投入漏斗25の
上方で終る計量スクリュウ・コンベア24を駆動するため
のモータ23とからなる。第1図に示すように、漏斗25
は、浸出部1の真上ではなく側方にずれた位置に配置さ
れている。さらに、漏斗25には、ストリッパ26が付設さ
れている。ストリッパ26の機能については後述する。
シリンダ6とピストン14は、横に傾けることができ、ま
た限られた範囲内で垂直方向に動かすことができる。こ
れを可能にするために、シリンダ6とピストン14は、歯
車で減速したモータ28のクランク・アームに連結されて
いる。シリンダ6には、上向きの凹溝30を備えた鈎形部
材29が取り付けられている。凹溝30は、シリンダ6を垂
直の位置にロックする固定ピン31と係合する。シリンダ
6には、さらに、コーヒー・パーコレータのハウジング
に設けた図示されていないガイド・スロットと係合し
て、モータ28により浸出部1を傾ける時に浸出部1を案
内するガイド・ピン(図示されていない)を設けてもよ
い。
第2図は、浸出部1の傾き動作を示す。同図において、
Iは浸出部1の浸出位置を、IIは投入位置を、IIIは排
出位置を示す。コーヒーの浸出サイクルの始めには、浸
出部1は位置IIにあり、ピストン14はシリンダ6内を下
方に後退している。この位置では、浸出室7の上端は蓋
18により閉じられておらず、供給部2の漏斗25の直下に
位置する。浸出室7に所望の分量のコーヒー豆粉を投入
した後、シリンダ6は浸出位置Iに戻される。この位置
では、シリンダ6は僅かに上方に押し上げられる。それ
により、固定ピン31が凹溝30に入り、かつ蓋18の突出部
19が浸出室7の上端に挿入されて浸出室7がガスケット
20によりシールされる。次に、浸出室7の残りの空間が
コーヒー豆粉により完全に満たされる位置まで、ピスト
ン14上方に押し上げられる。コーヒー豆粉の量が少ない
場合には、画壁面15の位置は蓋18の近くになる。またコ
ーヒー豆粉の量が多い場合には、画壁面15の位置は、仕
切材10および13の下端部付近になる。圧力を加えながら
熱湯を供給する手段を備えているコーヒー・パーコレー
タでは、ピストン6を、エスプレッソ・コーヒーを作る
ために従来行なわれているやり方でコーヒーの豆粉を圧
縮するために使用することもできる。本装置では、コー
ヒー豆粉の量の多少に関わらず、分配凹部8からコーヒ
ー豆粉を通り抜けて収集凹部11に入る熱湯の流路の長さ
が同じなので、浸出量が最大および最小のどちらの場合
にも、コーヒー豆粉は完全に利用される。また、浸出量
に関わらず、浸出時間が比較的短く、しかも実際上同じ
である。画壁面15が仕切材10および13の下端よりも上に
ある時は、ピストン14の側壁14bが、浸出室7の縮小さ
れた容積に面しない不要な仕切材の面を覆う。そのた
め、熱湯は、画壁面15と蓋18の間の領域のみから浸出室
7に入り、浸出されたコーヒーはそれに対応する領域を
通って浸出室7から流出する。浸出中は、熱湯は、矢印
Aで示すように、供給管9を通って分配凹部8に流入す
る。分配凹部8に流入した熱湯は、分配側仕切材10を通
り抜けて浸出室7内のコーヒー豆粉に浸透し、コーヒー
を浸出する。浸出されたコーヒーは、浸出側仕切材1を
通り抜けて収集凹部11に流入し、流出管12を通って栓付
き注ぎ口4の下に置かれた容器に入る。
予め決められた量の熱湯による浸出が行われて浸出が終
了すると、シリンダ6が下げられて、蓋18の突出部19お
よび固定ピン31との係合が解かれる。次に、シリンダ6
は、第2図に示す排出位置IIIに傾けられる。この位置
で、ピストン14が上方に押し進められて、使用済のコー
ヒー豆粉32が浸出室7から押し出される。押し出された
コーヒー豆粉は、パーコレータから廃粉容器3に落下す
る。この構成によれば、使用済みのコーヒー豆粉が下水
に流されないという利点がある。使用済みのコーヒー豆
粉を下水に流すと、問題が生じるからである。
シリンダ6が投入位置IIに向って戻る時、ピストン14ま
たは最上位の位置にあり、ピストン6の頂面14aは、シ
リンダ6の上端と同じ高さかまたはそれよりも僅かに突
出している。そのためピストン14の頂面14aすなわち画
壁面15がストリッパ26と接触し、残っているコーヒー豆
粉がストリッパ26により画壁面15から掻き落とされる。
シリンダ6が投入位置IIにある時、ピストン14が再び下
方に後退され、浸出室7に次の浸出のための新しいコー
ヒー豆粉を投入することができる。
第3図は、画壁面が最も低い位置に下がるまでピストン
14を後退させている時のシリンダ6の断面図を示す。ピ
ストン14がこの位置にある時、分配側仕切材10と浸出側
仕切材13は、その全面が浸出室7に露出している。図に
示すように、分配凹部8は、シリンダ6の縦軸に平行な
複数の溝から成る。溝8aは、横溝8bにより互に連通され
ている。溝8aと横溝8bを適宜に配置することにより、管
9を通して供給した熱湯を、浸出領域の全面に均等に分
配することができる。
同様に、収集凹部11もシリンダ6の縦軸に平行な複数の
収集溝11aから成り、横溝11bにより互に連通されてい
る。これにより、浸出されたコーヒーを、浸出領域の全
面から均等に流出管12に流出させることができる。
第4図から第6図は、矢印Aの方向に沿った断面形状が
異なるシリンダ6と画壁面15を示す。第4図は、変形し
た四角形の断面を示す。本実施例では、シリンダ6′内
の浸出室7′は、凹状に湾曲した側壁と、シリンダ6′
の断面に対応する形状の位置調節可能な画壁面15′とに
より画定される。
第5図に示すシリンダは断面が円形であり、浸出室7″
には円筒状の仕切材33が装着されている。浸出室7″の
周壁には、中心軸に関して相対向する位置に、円筒状の
仕切材33の長さとほぼ同じ長さの分配凹部8と収集凹部
11が設けられている。分配凹部8と収集凹部11は、どち
らも単一の空間である。熱湯の注入路9とコーヒーの流
出路12は、前記実施例と同様に形成されている。
第6図は、円筒状のシリンダ41の内部に形成された、第
5図に示す実施例とは構成の異なる浸出室40の断面を示
す。シリンダ41の内壁面には、シリンダ41の軸方向に延
びる複数の分配凹部42aが、円周方向に離間して形成さ
れている。分配凹部42aは、前記実施例と同様に、連通
溝42bにより互に連結されている。分配凹部42aと連通溝
42bは、円筒形の仕切材43により覆われている。仕切材4
3の内部には、第2の円筒形の仕切材44が同軸に配置さ
れている。内側の仕切材44の直径は、外側の仕切材43の
直径に対して、コーヒー豆粉の望ましい厚さの2倍の長
さだけ短くなっている。内側の仕切材44は、コーヒー豆
粉の大きさよりも粗い目を有する内側支持材44aと目の
細かい外側フィルタ材44bとから構成されている。目の
細かいフィルタ材44bとしては、例えば、エッチングに
より微細な穴が形成された薄い金属のシートまたはナイ
ロン繊維で編んだライナ・ホースを用いる。外側のフィ
ルタ材44bの目の大きさは、もちろんコーヒー豆粉より
も小さい。内側仕切材44は、収集凹部45を取り囲んでい
る。本実施例においても、前記実施例と同様に、熱湯
は、矢印Aで示す方向に注湯口46を通ってシリンダ41の
内周面の分配凹部46に流入する。分配凹部46に流入した
熱湯は、仕切材43を通り抜けて、下端が前記実施例の画
壁面15と同様の働きをする環状の画壁面47により画定さ
れた浸出室40に入る。浸出室40で浸出されたコーヒー
は、内側の仕切材44を通り抜けて、画壁面47の中心を通
って延びる収集凹部45に流入し、収集凹部45の下方部か
ら流出する。
本実施例において、熱湯とコーヒーの流れる方向を逆に
して、収集凹部45の方から熱湯を供給し、注湯口46から
コーヒーを取り出すようにすることもできる。
第7図は、第6図に示す実施例の縦断面図を示す。本実
施例において、浸出側仕切材44は、ピストン49内に摺動
自在にかつ水密に支持された仕切材ピストン48に取り付
けられている。ピストン49は、シリンダ41に摺動自在に
かつ水密に支持されており、その側壁49bの外周面およ
び内周面は、それぞれ、仕切材43および44の不要な周面
を覆う働きをする。この構成によれば、最初に浸出室40
のコーヒー豆粉を投入する前に、仕切材ピストン48を完
全にピストン49内に引き込んでおき、浸出室40が最初は
完全な円形の断面を持つようにすることができる。所望
の量のコーヒー豆粉を投入した後、仕切材ピストン48
を、蓋52と係合するまで押し上げると、コーヒー豆粉
は、不均等に堆積していても、仕切材ピストン48により
再び押し動かされて、堆積密度が均一化される。仕切材
ピストン48は、ピストン49と一緒に動かすこともできる
し、ピストン49と独立に動かすこともできる。ピストン
49をコーヒー豆粉に対応した位置に動かしてから仕切材
ピストン48を押し上げると、コーヒー豆粉がさらに圧縮
される。
第7図に示す浸出側仕切材は、他の実施例にも使用する
ことができる。第7図に詳細に示すように、浸出側仕切
材44の上部50の孔は、画壁面47に近い下部51の孔よりも
目を細かくしてある。孔の大きさは、仕切材ピストン48
の軸方向に沿って連続的に変化させてもよいし、段階的
に変化させてもよい。さらに上部50の目の細かい孔は下
部51の目の大きな孔よりも数を多くして、仕切材ピスト
ン48の全長にわたって孔の面積が実際上一定に保たれる
ようにしてもよい。
他の実施例にも使用することができるもう一つの変形
は、蓋52の形状に関する。蓋52に形成された浸出室40の
画壁面52aは、浸出室40内に突出する円錐形状をしてお
り、仕切材ピストン48の前進を制限する働きをする。す
なわち仕切材ピストン48の上端を受け入れ、シールする
ための凹部が形成されている。その結果、浸出側の仕切
材の有効面積が数パーセント減少する。この有効面積の
減少は、コーヒー豆粉の量が少ない時には、はっきりわ
かるが、コーヒー豆粉の量が多い時には、ほとんどわか
らない。少量のエスプレッソ・コーヒーを作る時に本実
施例を使用すると、浸出側仕切材の有効面積の減少によ
り、コーヒー豆粉自体による濾過効果が増大し、浸出さ
れるコーヒーの品質が向上する。
ノーマル・コーヒーを作るためだけに使用するパーコレ
ータでは、画壁面52aの円錐形状を逆向きにする、すな
わち周辺部から中心に向って円錐状の凹部を設けること
もできる。このようにすると、分配側仕切材の有効面積
に較べて浸出側仕切材の有効面積を大きくすることがで
きる。この効果も、少量のコーヒーを作る場合にだけわ
かる。
さらに他の実施例にも使用することができるもう一つの
変形は、ピストン49の画壁面47に関する。画壁面47は、
それ自体が弾性変形可能であってもよいし、弾性変形可
能なパッドまたは突起を取り付けてもよい。この変形
は、投入されたコーヒー豆粉が不均等に堆積している場
合に、コーヒー豆粉の不均一な圧縮を避けることができ
る効果がある。
第6図および第7図に示す構成では、さらに、第6図と
対比して第7図に示すように、浸出側仕切材44の直径を
分配側仕切材43の直径に較べて非常に小さくすることが
できる。このようにすると、浸出側仕切材の有効面積が
減少し、かつコーヒー豆粉自体の濾過効果が増大する。
そのため、浸出側仕切材は目の微細な材でなくてもよ
い。例えば0.2mmから0.8mmの比較的粗い材でも、コーヒ
ー豆粉は浸出されたコーヒーに入り込まない。
説明に記載しかつ図に示した実施例において、いろいろ
な実施例の詳細は適当な方法で組合せることができる。
また他の断面形状、例えば正方形や楕円を採用すること
もできる。浸出部は、必ずしもシリンダとピストンとか
ら構成する必要はない。位置調節可能な画壁面は、プラ
ンジャにより駆動されるものでもよい。また浸出部は、
向きが固定されていてもよく、垂直でも水平でもよい。
向きを固定した場合には、使用済みのコーヒー豆粉の排
出は、従来技術のように、すすぎ洗いにより行う。円ま
たは細長い材の目または孔またはそれらの組合せによ
り、いろいろな仕切材を作ることができる。第7図に示
す円錐状の画壁面は使用済みコーヒー豆粉の排出に支障
が無いかぎり、位置調節可能な画壁面として形成するこ
ともできる。最後に、熱湯の分配凹部は、シリンダの壁
面から仕切材を離間させるための支持材が付設された仕
切材により形成されていてもよい。このタイプの仕切材
は、プラスチックにより簡単に作ることができる。
[発明の効果] 本発明、以上説明したように構成されているので、異な
る量のコーヒーを入れるために異なる量のコーヒー豆粉
を使用する場合であっても、コーヒー豆粉の熱湯の流れ
方向の厚さは一定になるので、常に高品質のコーヒーを
入れることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるコーヒー・パーコレータの主要
な構成要素を示す説明図である。 第2図は、浸出部が傾けられている時の、第1図に示す
構成要素の状態を示す説明図である。 第3図は、第1図のIII-III断面の拡大図である。 第4図は、浸出室の他の実施例の断面図である。 第5図は、浸出室のさらに他の実施例の断面図である。 第6図は、浸出室のさらに他の好ましい実施例の説明図
である。 第7図は、第6図のVII-VII断面図である。 6……シリンダ 7……浸出室 8……分配凹部 10……分配側仕切材 11……収集凹部 13……浸出側仕切材 14……ピストン 14b……側壁 15……画壁面 18……蓋 33……環状仕切材 40……浸出室 41……シリンダ 42……分配凹部 43……分配側仕切材 44……浸出側仕切材 44a……内側支持材 44b……外側フィルタ材 47……画壁面 49……ピストン 52……蓋 52a……蓋の画壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン・リーゲルト ドイツ連邦共和国 7341 トレツフェルハ オゼン ブュレン 10番地 (72)発明者 ロルフ・リッター ドイイツ連邦共和国 7340 ガイスリンゲ ン/シュタイゲ オーバーブェーリンガー シュトラッセ 22番地 (72)発明者 アーウィン・シェール ドイツ連邦共和国 7343 クーヒェン シ ュトルーデルシュトラッセ 34番地 (72)発明者 コンラット・ヴァルター ドイツ連邦共和国 7901 アルタイム/ア ルプ ガルテンシュトラッセ 27番地 (72)発明者 ゲルハルト・ヴィットリンガー ドイツ連邦共和国 7340 ガイスリンゲン /シュタイゲ シュトュットガルターシュ トラッセ 244番地の1 (56)参考文献 特公 昭46−31319(JP,B1) 特表 昭63−500986(JP,A)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分配側仕切材(10,43)を備えた熱湯流入
    口と、浸出側仕切材(13,44)を備えかつ熱湯流入口に
    対向して設けられたコーヒー流出口とを有する浸出室
    (7,7′,40)を含み、前記浸出室(7,7′,40)内に熱湯
    の流れ方向に直角の方向に位置調節可能に設けられると
    ともに前記浸出室(7,7′,40)を区画する画壁面(15,1
    5′,47)を備えるピストン(14,49)を含み、前記浸出
    室(7,7′,40)に所望の量のコーヒー豆粉を自動的に投
    入することができるようにしたコーヒー・パーコレータ
    において、 異なる量のコーヒーを浸出するために異なる量のコーヒ
    ー豆粉を使用する際、コーヒー豆粉の熱湯の流れの方向
    の厚さをほぼ一定にするために、前記ピストン(14,4
    9)の画壁面(15,15′,47)の位置を調節して前記浸出
    室(7,7′,40)の容積を可変に調節可能に成し、 前記分配側仕切材(10,43)と前記浸出側仕切材(13,4
    4)とは、前記浸出室(7,7′,40)の断面部にわたって
    ほぼ一定にかつコーヒー豆粉の厚さに対応して互いに離
    間して配置され、 前記ピストン(14,49)の側壁(14b,49b)は、前記分配
    側仕切材(10,43)の熱湯流入口および/または前記浸
    出側仕切材(13,44)のコーヒー流出口の余分な開口部
    分を塞ぐように摺動自在に設置されている ことを特徴とするコーヒー・パーコレータ。
  2. 【請求項2】前記浸出室(7,7′)の熱湯の流れの方向
    に沿った断面形状がほぼ四角形であることを特徴とする
    請求項1に記載のコーヒー・パーコレータ。
  3. 【請求項3】前記浸出室(40)の熱湯の流れ方向に沿っ
    た断面形状が環状であることを特徴とする請求項1に記
    載のコーヒー・パーコレータ。
  4. 【請求項4】前記熱湯の流入口(42)は外側の環状仕切
    材(43)を介して前記浸出室(40)に連通し、前記コー
    ヒー流出口(45)は内側の環状仕切材(44)を介して前
    記浸出室(40)に連通することを特徴とする請求項3に
    記載コーヒー・パーコレータ。
  5. 【請求項5】内側の環状仕切材は仕切材ピストン(48)
    として形成され、前記画壁面(47)に対して位置調節可
    能に支持されていることを特徴とする請求項3または請
    求項4に記載のコーヒー・パーコレータ。
  6. 【請求項6】前記浸出側仕切材(13,44)は、コーヒー
    豆粉の粒よりも目の大きい孔を持つ支持用材(44a)
    と、前記浸出室(40)に面する側で前記支持用材(44
    a)に支持されてコーヒー豆粉の粒よりも目の小さな孔
    を持つフィルタ材(44b)とから成ることを特徴とする
    請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のコーヒ
    ー・パーコレータ。
  7. 【請求項7】前記画壁面(15,15′,47)は、熱湯の流れ
    の方向に垂直な方向に弾性的に収縮可能に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか
    1項に記載のコーヒー・パーコレータ。
  8. 【請求項8】前記浸出室(7,7′,40)は、浸出位置でほ
    ぼ垂直に起立するシリンダ(6,41)内に形成され、ほぼ
    水平方向の前記画壁面(15,15′,47)と側壁(14b,49
    b)とを備えたピストン(14,49)は、前記シリンダ(6,
    41)内で摺動可能に案内されることを特徴とする請求項
    1ないし請求項7のいずれか1項に記載のコーヒー・パ
    ーコレータ。
  9. 【請求項9】前記シリンダ(6,41)内の前記浸出室(7,
    7′,40)は、前記画壁面(15,15′,47)に対向する側
    で、着脱自在の蓋(18,52)により閉鎖されることを特
    徴とする請求項8に記載のコーヒー・パーコレータ。
  10. 【請求項10】前記画壁面(15,15′,47)または前記蓋
    (18,52)の前記浸出室(7,7′,40)に対面する面(19,
    52a)が円錐状であることを特徴とする請求項9に記載
    のコーヒー・パーコレータ。
  11. 【請求項11】熱湯流入口は内側の環状仕切材(44)を
    介して前記浸出室(40)に連通し、コーヒー流出口は外
    側の環状仕切材(43)を介して前記浸出室(40)に連通
    し、前記外側の環状仕切材(43)の内周面にフィルタ材
    が設けられたことを特徴とする請求項3に記載のコーヒ
    ー・パーコレータ。
  12. 【請求項12】請求項1ないし請求項11に記載のコーヒ
    ー・パーコレータにおいて位置調節可能な画壁面を持つ
    浸出室の浸出側仕切材として使用するための仕切材であ
    って、孔の大きさおよび/または数を仕切材の一端部
    (50)から他端部(51)に向かう方向に増加させること
    を特徴とする仕切材。
  13. 【請求項13】前記仕切材の孔を通過する流量は、浸出
    室(40)の両端部(50,51)間にわたってほぼ一定であ
    ることを特徴とする請求項12に記載の仕切材。
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