JPH07112332A - 弾球遊技機の検査ライン - Google Patents

弾球遊技機の検査ライン

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JPH07112332A
JPH07112332A JP28608593A JP28608593A JPH07112332A JP H07112332 A JPH07112332 A JP H07112332A JP 28608593 A JP28608593 A JP 28608593A JP 28608593 A JP28608593 A JP 28608593A JP H07112332 A JPH07112332 A JP H07112332A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パレットに搭載した弾球遊技機に検査のための
電気をどの位置からでも供給でき、パレットの運動エネ
ルギーを吸収したのちクランプし正確な位置に搬送、停
止させる。 【構成】搬送ライン上において、垂直軸を中心に旋回割
出自在なパレット8に弾球遊技機を搭載し、この搬送ラ
インの作業位置でパレット8をダンパ機構10a運動エ
ネルギーを吸収して止め、かつクランプ機構10bでク
ランプする。弾球遊技機の検査に必要な電気は、搬送ラ
インに沿って配置された給電手段に電気係合手段が接触
して必要な電力をどの位置でも得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機の検査ライ
ンに関する。更に詳しくは、弾球遊技機を検査するため
にパレットに搭載して搬送、位置決めして検査するため
の弾球遊技機の検査ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機は、釘の状態、表示装置、電
気系統、打球機などの組立状態、機能などを組立後検査
しなければならない。この検査は可能な限り使用状態に
近い形で行うのが望ましい。この検査のために弾球遊技
機の表面及びこれを旋回させて裏面も見る必要がある。
この弾球遊技機の検査装置のための搬送ラインとして、
実平5−17103号公報に記載されたものが提案され
ている。
【0003】この考案は搬送部材の上にパチンコ台を搭
載し、搬送部材の中央部を回転中心として回転するよう
にして表裏に配置された各部品を検査するものである。
弾球遊技機は、各種の電気系統を備えているのでこの検
査のときは電源が必要である。しかしながら、前記検査
装置は電源装置については開示がない。また、検査のス
ピードを上げるためにはパレットの搬送速度を可能な限
り上げる必要があるが、一方これを停止させるときには
迅速に停止させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上のよ
うな技術背景で発明されたもりであり、次の目的を達成
する。
【0005】この発明の目的は、移動中のパレットに搭
載した弾球遊技機に検査のための電気を供給できる弾球
遊技機の検査ラインを提供することにある。
【0006】この発明の更に他の目的は、弾球遊戯機を
搭載したパレットを迅速にかつ正確な位置に搬送、停止
できる弾球遊技機の検査ラインを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
【0008】すなわちこの発明は、被検査物を搭載し、
垂直軸を中心に旋回自在なパレットと、前記パレットを
搬送するための搬送ラインと、前記ラインの作業位置で
前記パレットを止めてクランプするための位置決め固定
手段と、前記搬送ラインに沿って配置された給電手段
と、前記パレットに設けられ、かつ前記給電手段に係合
し前記被検査物に電力を供給するための電気係合手段と
からなる弾球遊技機の検査ラインである。
【0009】前記位置決め固定手段は、前記パレットの
運動エネルギを吸収するためのダンパ手段と、前記パレ
ットをクランプするためのクランプ手段とからなると更
に良い。
【0010】
【作用】搬送ライン上において、垂直軸を中心に旋回割
出自在なパレットに弾球遊技機を搭載し、この搬送ライ
ンの作業位置でパレットをダンパ手段で運動エネルギー
を吸収して止め、かつクランプ手段でクランプする。弾
球遊技機の検査に必要な電気は、搬送ラインに沿って配
置された給電手段に電気係合手段が接触して必要な電力
をどの位置でも得ることができる。
【0011】
【第1実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら
以下に説明する。図1は機械部品の組立後のための検査
ラインの正面図であり、図2は図1の正面図である。検
査ライン1は、循環式の搬送ラインである。空の搬送台
は戻りライン3からトラバーサ2を経て、行きライン4
に移動される。トラバーサ2は、弾球遊技機を搬送台に
搭載するためのステーションである。
【0012】検査ライン1の行きライン4及び戻りライ
ン3の上部には上案内レール6が配置されている。上案
内レール6の下面には下案内レール7の上面が接触して
配置されている。図3は上案内レール6及び下案内レー
ル7の断面図である。図4は図3のIV−IV線で切断した
ときの断面図である。
【0013】上案内レール6と下案内レール7は、アル
ミニウム合金を押出し加工で製造したものである。上案
内レール6内には、パレット8を位置決め固定するため
の位置決め機構10が配置されている。パレット8は、
弾球遊技機を保持及び旋回させるためのものである。以
下、パレット8の構造を説明する。
【0014】パレット8 パレット8の下端は、L字状の保持枠11が配置されて
いる。保持枠11の上桁12には揺動軸13が垂直方向
に一体に設けられている。揺動軸13の上下は軸受1
4,15により移動枠16に回転自在に支持されてい
る。上桁12の一端には係止レバー17が配置されてい
る。係止レバー17は組立てられた弾球遊技機がパレッ
ト8から外に出ないようにするためのものである。
【0015】係止レバー17を構成するL字部材18の
一端は、上桁12に固定されたブラケット19に設けら
れたピン20を中心に揺動自在に取り付けられている。
L字部材18の他端には、2個のテーパ状ローラと、こ
の間には平行ローラが配置された押圧ローラ21が回転
自在に設けられている。L字部材18の角部には、カム
フォロア22が軸23に回転自在に設けられている。両
ブラケット19には、バネ係止ピン24,24が設けら
れている。
【0016】軸23の両端とバネ係止ピン24,24と
の間には引張り用のコイルバネ25が介在させてあり、
押圧ローラ21が弾球遊技機の側面を押す方向にL字部
材18を作用させる。保持枠11の上桁12の下面に
は、U字状の保持金具26が固定されている。保持金具
26の内側には、テフロンで作られたライニング材27
が張り付けられている。ライニング材27は、弾球遊技
機を保持したとき傷が付かないようにするためのもので
ある。
【0017】上桁12の上面には、2個の位置決めカム
28が固定されている。位置決めカム28は、保持枠1
1の旋回角度位置を決めるためのものである。上桁12
には、ドッグ29が固定されている。ドッグ29は、保
持枠11のこれ以上の旋回を規制するためのものであ
る。移動枠16の両側面には、軸受31が一体に突出し
て配置されている。軸受31には、ベアリング(図示せ
ず。)を介して上下軸32が上下動自在に配置されてい
る。
【0018】上下軸32にはブラケット33が一体に固
定されている。ブラケット33の下端には円筒状のカム
フォロア34が回転自在に設けられている。ブラケット
33と軸受31との間には固定ピンを介してコイルバネ
35が介在されている。したがって、カムフォロア34
は、常に下方に付勢されているので、位置決めカム28
の位置にカムフォロア34が乗り上げるとこの角度位置
で位置決めされることになる。
【0019】移動枠16の中間位置にはブラシ36が固
定されている。ブラシ36は、保持枠11に保持された
弾球遊技機の検査時に必要な電気を供給するためのもの
である。ブラシ36は下案内レール6内部の架線に接触
して必要な電気を取り出す。移動枠16の上部4か所に
は、走行用の車輪37が回転自在に設けられている。車
輪37は、パレット8を下案内レール7内の走行面上を
走行させるためのものである。
【0020】更に移動枠16の上部4か所には、走行用
の車輪42が回転自在に設けられている。車輪42は、
パレット8を上案内レール6内の天井走行面上を走行さ
せるためのものである。移動枠16の最上面には、パレ
ット8を上案内レール6に固定するための2個の固定円
筒40がナット41で固定されている。固定円筒40
は、上案内レール7に設けられた位置決め機構10によ
り保持固定することにより、パレット8を位置決めクラ
ンプするためのものである。
【0021】下案内レール7の左右には、パレット8を
移送させるための2組のチェーン45,45が掛け渡し
てある。チェーン45には、摩擦板46が一体に設けて
ある。摩擦板47には、合成樹脂製の摩擦板43がその
弾性を利用して接触されている。摩擦板47は、移動枠
16に取り付けられている。チェーン45は、スプロケ
ットに噛み合い、このスプロケットはモータ(図示せ
ず。)により回転駆動されるので常時移動している。結
局パレット8は下案内レール6内を移動させられる。
【0022】下案内レール7の内部には、複数の架線4
7が平行して配置されている。架線47は、架線固定部
材48に一体に埋め込み固定されている。架線固定部材
48は、下案内レール7の内部に固定されている。架線
47は、電源に接続されているので、架線47、ブラシ
36を介してパレット8に電力が供給されることにな
る。供給された電力は、電力供給用配線にて弾球遊技機
に供給されるが、電力供給用のコンセントをパレット8
に設けるだけでもよい。
【0023】位置決め機構10 位置決め機構10は、パレット8を上案内レール6に固
定するためのものである。図5は、図4の位置決め機構
10を下面から見た図である。位置決め機構10は、ダ
ンパ機構10aとクランプ機構10bとからなる。ダン
パ機構10aとクランプ機構10bは、パレット8を位
置決め固定するときのみ作動させるものであり、作動さ
せないときは固定円筒40の移動を妨げないように退避
されている。以下、この機構の詳細について説明する。
【0024】ダンパ機構10aは、移動してきたパレッ
ト8のエネルギを吸収して停止させるものである。固定
プレート50は、上案内レール6の内部にボルト等で固
定されている。固定プレート50には、案内部材51
a,51bがボルト52により固定されている。案内部
材51a,51bには、案内面53a,53bが形成さ
れており、この両案内面53a,53b間でパレット8
の固定円筒40が移動案内される。
【0025】案内部材51a,51bには、揺動部材5
4の一端がピン55により揺動自在に設けられている
(図5参照)。揺動部材54の他端には、流体摩擦式の
ピストンダンパ56が設けられている。ピストンダンパ
56の先端から当接ピン56aが突出しており、当接ピ
ン56aに固定円筒40が衝突して当接ピン56aをピ
ストンダンパ56内に押込み、パレット8の速度エネル
ギーを吸収する。
【0026】揺動部材54の上端には長孔57が形成さ
れている。長孔57内には、ピン58が移動自在に配置
されている。ピン58の両端はレバー59の下端に回転
自在に取り付けられている。レバー59の中間はダンパ
本体60にピン61により回転自在に設けられている。
レバー59の上端には、バネ係止ピン62が固定されて
いる。バネ係止ピン62の両端には、夫々コイルバネ6
3の一端が止められている。
【0027】コイルバネ63は、レバー59をピン61
を中心に揺動させる方向に常時ピン58を長孔57の一
端(図4の左端)に付勢する方向に配置されている。こ
のため、揺動部材54はピン55を中心に揺動し、当接
ピン56aを固定円筒40の通路から外れる方向に引き
込める。レバー59の側面には、ソレノイド64がブラ
ケット65の上端に固定されている。ソレノイド64に
電流が流れると駆動ピン66は駆動され、その先端でレ
バー59の凹部59aを押してレバー59をピン61を
中心に揺動させる。この駆動により、レバー59はピン
61を中心に揺動し図4の状態となる。
【0028】一方、ダンパ機構10aに距離を置いて、
固定プレート50に固定されたダンパ本体69にはクラ
ンプ機構10bが配置されている。クランプ機構10b
は、ダンパ機構10aに衝突後保持された固定円筒40
の他方の固定円筒40を固定するためのものである。固
定プレート50上にフランジ70が一体に配置されてい
る。フランジ70には、レバー72の一端がピン71に
より揺動自在に配置されている(図4参照)。
【0029】レバー72の他端は、ピン73を介してク
ランプ板74の中央の孔に回転自在に設けられている。
クランプ板74の先端は傾斜面75が形成されており、
この傾斜面75で固定円筒40の外周を押圧してパレッ
ト8をクランプする。ダンパ本体69には固定円筒40
を案内するための案内通路76が形成されている。案内
通路76は、案内面76a,76a間を有しており、こ
の案内面76a,76aが固定円筒40を案内する。
【0030】クランプ板74の後端には、ピストン77
のピストンロッド78の先端がねじ込まれている。ピス
トン77の先端部分は、固定プレート50に設けたピン
79により固定されている。固定プレート50には、2
個のセンサー80,81が配置され、センサー81は固
定円筒40を検知する。すなわち、センサー80が最初
にパレット8の移動を検知した後、ダンパ機構10aが
作動し次の固定円筒40の移動を止める。次に、センサ
ー81が先の固定円筒40を検知すると、クランプ機構
10bが作動してパレット8を固定する。
【0031】作業者ステーション用反転ユニット85 図6,7は、作業者ステーション用反転ユニット85で
あり、図6は図7を切断した断面図、図7は図6の一部
切断した側面図である。U字状の2枚のレール86が複
数の軸87で連結されている。軸87には、2個の軸受
88が挿入されている。軸受88,88は、弾球遊技機
Wを搭載し転動させて移送するためのものである。レー
ル86は、レール台89の上に固定されている。レール
台89の下面には円筒軸90が一体に設けてある。円筒
軸90は、基台91上に軸受92を介して鉛直軸を中心
に揺動自在に設けられている。
【0032】基台91の両端には、軸受保持筒93が一
体に突出して配置されている。軸受保持筒93には、ベ
アリング(図示せず。)を介して上下軸94が上下動自
在に配置されている。上下軸94にはブラケット95が
一体に固定されている。ブラケット95の上端には円筒
状のカムフォロア96が回転自在に設けられている。ブ
ラケット95と軸受保持筒93との間には固定ピンを介
してコイルバネ97が介在されている。したがって、カ
ムフォロア96は、常に上方に付勢されているので、位
置決めカム98の位置にカムフォロア96が乗り上げる
とこの角度位置で位置決めされることになる。
【0033】基台91の上面には、ボルトで作られたス
トッパ99がねじ込まれて位置調節自在に固定されてい
る。このストッパ99に衝突するように、レール台86
の下面にはドッグ100が固定されている。ストッパ9
9とドッグ100が衝突してレール台89の回転角度位
置を規定する。
【0034】トラバーサ2 図8は検査ライン1の一端に配置されたトラバーサ2の
平面拡大図である。図9は図8の正面図である。図10
は行きライン4方向にパレット8を送り出すための機構
の拡大図である。トラバーサ2のフレーム106には、
2本のリニアレール107が平行に配置固定されてい
る。リニアレール107には、リニアベアリング108
が移動自在に取付けられ、リニアベアリング108は箱
形のトラバース本体109に固定されている。
【0035】フレーム106の上部には、ロッドレスシ
リンダ110が配置固定されている。トラバース本体1
09上には被駆動部材111が固定され、この被駆動部
材111はロッドレスシリンダ110により駆動され、
リニアレール107上を移動する。トラバース本体10
9の最上部の両端には、4個のドッグ112が配置固定
されている。一方、フレーム106の両端には、ショッ
クアブソーバ113、ストッパ114がドッグ112に
向けて配置されている。
【0036】ドッグ112は、トラバース本体109が
フレーム106の両端に移動したとき、最初にショック
アブソーバ113に衝突してそのエネルギーが減衰さ
れ、次にストッパ114に衝突して所定位置にトラバー
ス本体109は停止される。トラバース本体109の上
端には、更に2個のショックアブソーバ115が配置さ
れている。
【0037】トラバース本体109の中心には、揺動シ
リンダ119の揺動駆動軸116が配置されている。揺
動駆動軸116の下端は、継手120の上端に接続され
ている。継手120は軸受117により回転自在にフレ
ーム109に支持されて配置されている。継手120の
下端にはパレット8の揺動軸13の上端が接続されてい
るので、揺動駆動軸116の駆動によりパレット8を1
80度揺動させることが出来る。
【0038】揺動駆動軸116の上端には、揺動リンク
118の一端が固定されている。結局、揺動シリンダ1
19の回転駆動により、揺動リンク118が180度揺
動される度にショックアブソーバ115に衝突して衝撃
を和らげる。トラバース109の上端側面にはパレット
係止機構121が設けてある。パレット係止機構121
は、パレット8がトラバースするときにトラバース本体
109がパレット8が飛び出さないように固定して置く
ための機構である。
【0039】トラバース本体109に揺動自在に設けた
シリンダ122及びこのシリンダ122のピストンロッ
ドに連結され、かつ揺動自在に設けられた係止金具12
3からなる。係止金具123は固定円筒40に係合して
パレット8をトラバース本体109に固定する。トラバ
ース本体109の隅には、モータ126が配置されてい
る。モータ126は、パレット8を検査ライン1の戻り
ライン3から引き込み、かつ行きライン4に送り込むた
めの駆動用のモータである。
【0040】モータ126の出力軸には、プーリ127
及び歯車を介して駆動プーリ128が配置してある。プ
ーリ128の外周にには摩擦ベルトが他のプーリとの間
で掛け渡してあり、この摩擦ベルトに摩擦板43(図3
参照)が接触している。プーリ127には、他のプーリ
との間でベルト129が掛け渡されている。このベルト
129の駆動によりプーリ130を回転駆動させる。駆
動プーリ130同様に摩擦ベルトが掛け渡されておりこ
の外周は摩擦板43に接触しているので、結局パレット
8を摩擦ベルトで挟んで駆動することになる。
【0041】搬入側トラバーサ駆動及び反転ユニット1
35 図11,12は、搬入側トラバーサ駆動及び反転ユニッ
ト135であり、図11は一部切断した正面図、図12
は図11の一部切断した側面図である。搬入側トラバー
サ駆動及び反転ユニット135は、検査ライン1に前工
程からの弾球遊技機を搬入、排出するためのユニットで
ある。U字状の2枚のレール136が軸137で連結さ
れている。軸137には、フリクションローラ138が
挿入されている。フリクションローラ138は、パレッ
ト8を搭載して転動させて移送するためのものである。
【0042】フリクションローラ138には一体に回転
するようにスプロケット139が一体に設けてある。レ
ール136は、レール台140の上に固定されている。
レール台140の下面には円筒軸141が一体に設けて
ある。円筒軸141は、フレーム106上に軸受142
を介して鉛直軸を中心に揺動自在に設けられている。円
筒軸143の下端にはラックピニオンタイプのロータリ
アクチュエータ143の出力軸143aの一端が連結さ
れている。
【0043】出力軸143aの下端には、揺動レバー1
44の一端が固定されている。ロータリアクチュエータ
143の下部にはショックアブソーバ145が固定され
ている。揺動レバー144の他端はこのショックアブソ
ーバ145のどちらかの面に衝突して停止する。ロータ
リアクチュエータ143は、弾球遊技機を180度反転
することが出来る。
【0044】フリクションローラ138のスプロケット
139には、ローラチェーン147を介して他のスプロ
ケット148と連結されている。スプロケット148は
レール台140に軸受を介して回転自在に軸149に固
定されている。軸149には、歯車150が固定されて
いる。この歯車150にはギャ付モータ151の出力軸
152に継手、軸などを介して連結され歯車153が駆
動時のみ噛み合う。ガイド付シリンダ154により、ギ
ヤ付モータ151及び歯車153は上下動される。結局
フリクションローラ138は、ギャ付モータ153によ
り回転駆動されて弾球遊技盤を搬送する。
【0045】フレーム106には、ボルトで作られたス
トッパ155がねじ込まれて位置調節自在に固定されて
いる。このストッパ155に衝突するように、レール台
140の下面にはドッグ156が固定されている。スト
ッパ155とドッグ156が衝突してレール台140の
回転角度位置、すなわち180度を規定する。
【0046】第1実施例の動作 以下、前記第1実施例の作動の概要を簡単に説明する。
空のパレット8は戻りライン3からトラバーサ2内のト
ラバース本体109に搭載される。この後、トラバース
本体109は、ロッドレスシリンダ110の駆動により
弾球遊技機Wの搬入位置に移動される。前工程から弾球
遊技機が送られてくると空のパレット8に弾球遊技機W
が搭載される。このパレット8への搭載のとき係止レバ
ー17のL字部材18は上方に開いているので弾球遊技
機のパレット8への搬入には支障はない。
【0047】弾球遊技機Wのパレット8への搬入が完了
すると、L字部材18は駆動手段(図示せず)で閉鎖さ
れる(図4の位置)。トラバース本体109上の揺動シ
リンダ119及び和部に配置された搬入側トラバーサ駆
動及び反転ユニット135(図10参照)のロータリア
クチュエータ141が同時に作動して、パレット8及び
これに搭載された弾球遊技機を180度旋回させる。シ
リンダ122を駆動してパレット8をトラバース本体1
09のロックから開放する。モータ126が起動されて
パレット8は行きライン4側に移動される。
【0048】パレット8が作業ステーションの位置に来
ると、パレット8をセンサー80が最初にパレット8の
移動を検知した後、ダンパ機構10aのピストンダンパ
56の当接ピン56aに固定円筒40が衝突してパレッ
ト8の移動を止める。次に、クランプ機構10bが作動
して、ピストン77のが作動しクランプ板74が他方の
固定円筒40を押圧してパレット8を固定する。
【0049】作業者は、弾球遊技盤Wを手動で旋回させ
て180度回す。この旋回に伴って作業者ステーション
用反転ユニット85のレール86も軸受92により旋回
する。カムフォロワ96は、位置決めカム98と係合す
る角度位置で停止される。この位置で弾球遊技盤Wを固
定して作業者は必要な作業を行う。
【0050】[第2実施例]前記第1実施例は主に弾球
遊技機の機械部品の検査ラインであったが、図13,図
14に示す第2実施例は主に弾球遊技機を構成する遊技
盤Aの検査ラインに適用するためのものである。図13
は正面図、図14は図13の背面図である。第2実施例
は基本的な機能では第1実施例と同一であるが遊技盤A
を搭載するパレットの構造が若干相違する。
【0051】図15はパレット160の断面図であり、
図16は図15の側断面図である。パレット160の位
置決め機構10については図14と同一機構であり、説
明は省略する。パレット本体161には、L字部材16
2が軸163を中心に揺動自在に設けてある。L字部材
162の一端にはカムフォロワ164が設けてある。L
字部材162の他端にはリンク165の一端が回転自在
に連結されており、リンク165の他端は更に上下リン
ク166の一端に連結されている。
【0052】遊技盤Aを保持する保持枠168は、パレ
ット本体161に軸受169で回転自在に支持されてい
る。保持枠168の最上部には位置決めカム167が設
けられ、この位置決めカム167にカムフォロワ164
が挿入されて固定される。保持枠168の両端には、軸
170が軸受171で回転自在に設けてある。軸170
の一端には係止板172の一端が固定されている。軸1
70の他端には揺動板173の一端が固定されている。
揺動板173の他端には、カムフォロワ174が設けら
れている。
【0053】揺動板173と保持枠168との間にはコ
イルスプリング175が介在されている。保持枠168
には、部品載置台175が設けてある。部品載置台17
5は検査時に検査部品などを一時的に載置しておくため
の仮置台である。パレット160の下部に配置した作業
者ステーション用反転ユニット85は第1実施例のもの
と基本的に同一構造であり、説明は省略する。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明は移動中
のパレットに搭載した弾球遊技機に検査のための電気を
どの位置からでも供給できる。またパレットの運動エネ
ルギーを吸収したのちクランプするので正確な位置に搬
送、停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、弾球遊技機の検査ラインの正面図であ
る。
【図2】図2は、図1の平面図である。
【図3】図3は、上案内レール6及び下案内レール7の
断面図である。
【図4】図4は、図3をIV−IV線で切断したときの断面
図である。
【図5】図5は、図4をV −V 線で切断したときの位置
決め機構10を見た図である。
【図6】図6は、作業者ステーション用反転ユニット8
5であり、図7をVII-VII 線で切断したときの断面図で
ある。
【図7】図7は、図6の一部切断した側面図である。
【図8】図8は、検査ラインの一端に配置されたトラバ
ーサの平面拡大図である。
【図9】図9は、図8の正面図である。
【図10】図10は、パレットをトラバーサから搬出入
するための駆動機構の拡大図である。
【図11】図11は、搬入側トラバーサ駆動及び反転ユ
ニット135であり、一部切断した正面図である。
【図12】図12は、図11を一部切断した側面図であ
る。
【図13】図13は、第2実施例の遊技盤の検査ライン
であり、正面図である。
【図14】図14は、図13の背面図である。
【図15】図15は、第2実施例のパレットの断面図で
ある。
【図16】図16は、図15の側断面図である。
【符号の説明】
1…検査ライン 2…トラバーサ 3…戻りライン 6…上案内レール 7…下案内レール 8…パレット 10…位置決め機構 10a…ダンパ機構 10b…クランプ機構 11…保持枠 17…係止レバー 18…L字部材 34…カムフォロア 36…ブラシ 40…固定円筒 47…架線 48…架線固定部材 85…作業者ステーション用反転ユニット 135…搬入側トラバーサ駆動及び反転ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物を搭載し、垂直軸を中心に旋回自
    在なパレットと、 前記パレットを搬送するための搬送ラインと、 前記ラインの作業位置で前記パレットを止めてクランプ
    するための位置決め固定手段と、 前記搬送ラインに沿って配置された給電手段と、 前記パレットに設けられ、かつ前記給電手段に係合し前
    記被検査物に電力を供給するための電気係合手段とから
    なる弾球遊技機の検査ライン。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記位置決め固定手段は、 前記パレットの運動エネルギを吸収するためのダンパ手
    段と、 前記パレットをクランプするためのクランプ手段とから
    なることを特徴とする弾球遊技機の検査ライン。
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JP2010063917A (ja) * 2009-12-21 2010-03-25 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機の生産設備
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