JPH07112296A - レーザー加工装置 - Google Patents
レーザー加工装置Info
- Publication number
- JPH07112296A JPH07112296A JP5258180A JP25818093A JPH07112296A JP H07112296 A JPH07112296 A JP H07112296A JP 5258180 A JP5258180 A JP 5258180A JP 25818093 A JP25818093 A JP 25818093A JP H07112296 A JPH07112296 A JP H07112296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- protective glass
- lens
- machining device
- smoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザー光を用いて被加工物を金型内で溶接
するレーザー加工装置において、飛散する金属溶融物か
らの汚染を低減し、安定した接合を得ることを目的とす
る。 【構成】 加工装置枠３に保護ガラス５の表面に高圧エ
アを吹き出すエア回路を設け、保護ガラス５の汚染を防
止することにより、安定したレーザー出力が得られる。
するレーザー加工装置において、飛散する金属溶融物か
らの汚染を低減し、安定した接合を得ることを目的とす
る。 【構成】 加工装置枠３に保護ガラス５の表面に高圧エ
アを吹き出すエア回路を設け、保護ガラス５の汚染を防
止することにより、安定したレーザー出力が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー光を用いて被加
工物を加工するレーザー加工装置に関するものである。
工物を加工するレーザー加工装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、レーザー加工装置は、他の加工装
置において発生する加工部の変形を修正する目的で行わ
れる後加工を省略するため多用されている。
置において発生する加工部の変形を修正する目的で行わ
れる後加工を省略するため多用されている。
【０００３】以下に従来のレーザー加工装置について説
明する。図３は従来のレーザー加工装置を示すものであ
る。図３において、２１は積層鋼板からなる被加工物で
ある。２２はレーザー光、２３は加工装置枠、２５は保
護ガラス、２６はレンズである。
明する。図３は従来のレーザー加工装置を示すものであ
る。図３において、２１は積層鋼板からなる被加工物で
ある。２２はレーザー光、２３は加工装置枠、２５は保
護ガラス、２６はレンズである。
【０００４】以上のように構成されたレーザー加工装置
について、以下その動作について説明する。まずレーザ
ー発振器から発振されたレーザー光２２がレンズ２６に
よって絞られ、被加工物２１に照射されると被加工物２
１のレーザー光２２照射箇所は溶融し接合する。２７は
加工に伴って発生する飛散物、２８は煙である。
について、以下その動作について説明する。まずレーザ
ー発振器から発振されたレーザー光２２がレンズ２６に
よって絞られ、被加工物２１に照射されると被加工物２
１のレーザー光２２照射箇所は溶融し接合する。２７は
加工に伴って発生する飛散物、２８は煙である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレーザー加工装置では、不所望な飛散物や煙りが発
生するので、保護ガラスを汚染しレーザー出射エネルギ
ーを低下させる。さらに汚染がひどくなると、保護ガラ
スの交換が必要となるが、保護ガラスを交換するにはレ
ーザー加工装置を停止しなければならず、装置の稼動率
が低下するという問題点を有していた。
来のレーザー加工装置では、不所望な飛散物や煙りが発
生するので、保護ガラスを汚染しレーザー出射エネルギ
ーを低下させる。さらに汚染がひどくなると、保護ガラ
スの交換が必要となるが、保護ガラスを交換するにはレ
ーザー加工装置を停止しなければならず、装置の稼動率
が低下するという問題点を有していた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点を解決するもので、被加工物に対しレーザー光を絞り
照射するレンズと、前記レンズを取り付ける加工装置枠
と、前記加工装置枠の前記レンズ近傍で、前記被加工物
側に高圧エアを吹き出すエア吹き出し口を設けたもので
ある。
点を解決するもので、被加工物に対しレーザー光を絞り
照射するレンズと、前記レンズを取り付ける加工装置枠
と、前記加工装置枠の前記レンズ近傍で、前記被加工物
側に高圧エアを吹き出すエア吹き出し口を設けたもので
ある。
【０００７】
【作用】この構成により、飛散物の大半は噴き出すエア
ーにより軌道が曲げられ、保護ガラス直撃コースからそ
れる。また保護ガラス直撃コースに入った場合でも、保
護ガラスに到達する前に、保護ガラス前面に強力に噴き
出しているエアーの壁により、保護ガラスに接触する前
に冷却、吹き飛ばされ排出される。また煙りは、噴き出
されるエアーによりユニット内に侵入できないうえ、光
路上の煙りも効率的に排除できる。
ーにより軌道が曲げられ、保護ガラス直撃コースからそ
れる。また保護ガラス直撃コースに入った場合でも、保
護ガラスに到達する前に、保護ガラス前面に強力に噴き
出しているエアーの壁により、保護ガラスに接触する前
に冷却、吹き飛ばされ排出される。また煙りは、噴き出
されるエアーによりユニット内に侵入できないうえ、光
路上の煙りも効率的に排除できる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【０００９】図１において、１は被加工物、２はレーザ
ー光、３は加工装置枠、４はエアーチューブ、５は保護
ガラス、６はレンズである。
ー光、３は加工装置枠、４はエアーチューブ、５は保護
ガラス、６はレンズである。
【００１０】以上のように構成されたレーザー加工装置
について図２を用いてその動作を説明する。一般の工場
用エアーよりダストと油分を取り除いたクリーンなエア
ーを、保護ガラス５の前面より高圧で吹き出させ、保護
ガラス５前面にエアーの膜を作り、その後加工装置枠外
に排出させる。また、図２のようにエアーをスパイラル
状に噴出させることにより、保護ガラス５表面での流速
を上げさらに効果的なものとなる。
について図２を用いてその動作を説明する。一般の工場
用エアーよりダストと油分を取り除いたクリーンなエア
ーを、保護ガラス５の前面より高圧で吹き出させ、保護
ガラス５前面にエアーの膜を作り、その後加工装置枠外
に排出させる。また、図２のようにエアーをスパイラル
状に噴出させることにより、保護ガラス５表面での流速
を上げさらに効果的なものとなる。
【００１１】以上の本実施例によれば、エアーを供給す
ることにより、レンズや保護ガラスの防汚と光路からの
煙の排除をすることができる。
ることにより、レンズや保護ガラスの防汚と光路からの
煙の排除をすることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明は、保護ガラス前面
にエアーを供給することにより、簡単な機構、少スペー
スでしかも効率的に、レンズや保護ガラスの防汚と光路
からの煙りの排除をすることができる、優れたレーザー
加工装置を実現できるものである。
にエアーを供給することにより、簡単な機構、少スペー
スでしかも効率的に、レンズや保護ガラスの防汚と光路
からの煙りの排除をすることができる、優れたレーザー
加工装置を実現できるものである。
【図１】本発明のレーザー加工装置の一部断面図
【図２】図１に示すレーザー加工装置の正面図
【図３】従来のレーザー加工装置の一部断面図
１ 被加工物 ２ レーザー光 ３ 加工装置枠 ４ エアーチューブ ６ レンズ
Claims (1)
- 【請求項１】 被加工物に対しレーザー光を絞り照射す
るレンズと、前記レンズを取り付ける加工装置枠と、前
記加工装置枠の前記レンズ近傍で、前記被加工物側に高
圧エアを吹き出すエア吹き出し口を設けたレーザー加工
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5258180A JPH07112296A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | レーザー加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5258180A JPH07112296A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | レーザー加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07112296A true JPH07112296A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17316634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5258180A Pending JPH07112296A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | レーザー加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112296A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6303180B1 (en) | 1993-09-10 | 2001-10-16 | Parker-Hannifin Corporation | Form-in-place EMI gaskets |
| JP2007021505A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Enshu Ltd | レーザ加工機のレーザ照射用ノズル装置及びこの照射用ノズルによるブロー方法。 |
| JP2011240348A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 溶接装置 |
| CN102728951A (zh) * | 2011-04-13 | 2012-10-17 | 普雷茨特两合公司 | 用于固定激光加工头内的光学元件的盒子 |
| JP2015099176A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 株式会社島津製作所 | レンズホルダ |
| CN112221623A (zh) * | 2020-09-27 | 2021-01-15 | 尹述平 | 一种高精度的紫砂陶器生产原料球磨装置 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP5258180A patent/JPH07112296A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6303180B1 (en) | 1993-09-10 | 2001-10-16 | Parker-Hannifin Corporation | Form-in-place EMI gaskets |
| JP2007021505A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Enshu Ltd | レーザ加工機のレーザ照射用ノズル装置及びこの照射用ノズルによるブロー方法。 |
| JP2011240348A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 溶接装置 |
| US8957348B2 (en) | 2010-05-14 | 2015-02-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Welding equipment |
| CN102728951A (zh) * | 2011-04-13 | 2012-10-17 | 普雷茨特两合公司 | 用于固定激光加工头内的光学元件的盒子 |
| CN102728951B (zh) * | 2011-04-13 | 2017-03-01 | 普雷茨特两合公司 | 用于固定激光加工头内的光学元件的盒子 |
| JP2015099176A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 株式会社島津製作所 | レンズホルダ |
| CN112221623A (zh) * | 2020-09-27 | 2021-01-15 | 尹述平 | 一种高精度的紫砂陶器生产原料球磨装置 |
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