JPH0711220A - 粘着剤組成物および粘着テープ - Google Patents
粘着剤組成物および粘着テープInfo
- Publication number
- JPH0711220A JPH0711220A JP5157063A JP15706393A JPH0711220A JP H0711220 A JPH0711220 A JP H0711220A JP 5157063 A JP5157063 A JP 5157063A JP 15706393 A JP15706393 A JP 15706393A JP H0711220 A JPH0711220 A JP H0711220A
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- JP
- Japan
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- sensitive adhesive
- pressure
- tacky adhesive
- block copolymer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、悪臭の無い高温特性に優れた包装
用の粘着テープおよびそのための粘着剤を提供すること
を目的とする。 【構成】 熱可塑性ブロック共重合体と粘着付与樹脂か
らなる粘着剤組成物において、粘着付与樹脂として、ビ
ニル置換芳香族炭化水素と、環を構成する炭素原子数が
８〜１０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体、または
各々の単独重合体の混合物を用いる。またテープ基材と
該粘着剤組成物にて粘着テープを構成する。
用の粘着テープおよびそのための粘着剤を提供すること
を目的とする。 【構成】 熱可塑性ブロック共重合体と粘着付与樹脂か
らなる粘着剤組成物において、粘着付与樹脂として、ビ
ニル置換芳香族炭化水素と、環を構成する炭素原子数が
８〜１０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体、または
各々の単独重合体の混合物を用いる。またテープ基材と
該粘着剤組成物にて粘着テープを構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は包装用に用いられる粘着
テープの粘着剤および粘着テープに関する。
テープの粘着剤および粘着テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】粘着テープに用いる粘着剤としてホット
メルト型粘着剤が、製造時の塗布スピードが速い、溶剤
の乾燥や回収が不要である、火災の心配が無い、大気や
作業環境の汚染が無い等の理由により普及しつつある。
ホットメルト型粘着剤は、通常、熱可塑性ブロック共重
合体に粘着付与樹脂を配合して構成される。特開昭６３
−２７５７３号公報には、熱可塑性ブロック共重合体、
および多数の粘着付与樹脂が挙げられている。
メルト型粘着剤が、製造時の塗布スピードが速い、溶剤
の乾燥や回収が不要である、火災の心配が無い、大気や
作業環境の汚染が無い等の理由により普及しつつある。
ホットメルト型粘着剤は、通常、熱可塑性ブロック共重
合体に粘着付与樹脂を配合して構成される。特開昭６３
−２７５７３号公報には、熱可塑性ブロック共重合体、
および多数の粘着付与樹脂が挙げられている。
【０００３】発明者が研究した結果、最も良い組み合わ
せは、スチレン−ブタジエンブロック共重合体とクマロ
ン・インデン樹脂であった。またスチレン−イソプレン
ブロック共重合体とクマロン・インデン樹脂の組み合わ
せも同様の性能が認められた。クマロン・インデン樹脂
を粘着付与樹脂として使用すると、高温特性が向上する
ため、特に高温特性を必要とする段ボール梱包等に適し
ている。
せは、スチレン−ブタジエンブロック共重合体とクマロ
ン・インデン樹脂であった。またスチレン−イソプレン
ブロック共重合体とクマロン・インデン樹脂の組み合わ
せも同様の性能が認められた。クマロン・インデン樹脂
を粘着付与樹脂として使用すると、高温特性が向上する
ため、特に高温特性を必要とする段ボール梱包等に適し
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、クマロン・
インデン樹脂はホットメルト型粘着剤として使用した場
合、特有の悪臭を発するため、この粘着剤を用いたテー
プは食品関係の使用に適さないという欠点を有する。本
発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、悪臭の元で
あるクマロン・インデン樹脂を使用せずにクマロン・イ
ンデン樹脂を用いたのと同等の性能を有するホットメル
ト型粘着剤および該ホットメルト型粘着剤を用いた粘着
テープを提供することにある。
インデン樹脂はホットメルト型粘着剤として使用した場
合、特有の悪臭を発するため、この粘着剤を用いたテー
プは食品関係の使用に適さないという欠点を有する。本
発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、悪臭の元で
あるクマロン・インデン樹脂を使用せずにクマロン・イ
ンデン樹脂を用いたのと同等の性能を有するホットメル
ト型粘着剤および該ホットメルト型粘着剤を用いた粘着
テープを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は熱可塑性ブロッ
ク共重合体と粘着付与樹脂からなる粘着剤組成物におい
て、粘着付与樹脂として、ビニル置換芳香族炭化水素
と、環を構成する炭素原子数が８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素との共重合体、または各々の単独重合体の混合
物を用いることを特徴とする。
ク共重合体と粘着付与樹脂からなる粘着剤組成物におい
て、粘着付与樹脂として、ビニル置換芳香族炭化水素
と、環を構成する炭素原子数が８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素との共重合体、または各々の単独重合体の混合
物を用いることを特徴とする。
【０００６】以下本発明を詳細に説明する。本発明で使
用する熱可塑性ブロック共重合体としては、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体（以下ＳＩＳと
略す）、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体（以下ＳＢＳと略す）、スチレン−エチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロック共重合体（以下ＳＥＢＳと略
す）等が挙げられる。
用する熱可塑性ブロック共重合体としては、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体（以下ＳＩＳと
略す）、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体（以下ＳＢＳと略す）、スチレン−エチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロック共重合体（以下ＳＥＢＳと略
す）等が挙げられる。
【０００７】粘着付与樹脂は上記熱可塑性ブロック共重
合体に粘着性を付与するものであるが、本発明ではビニ
ル置換芳香族炭化水素と炭素数８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素との共重合体または各々の単独重合体の混合物
を用いる。ここにいうビニル置換芳香族炭化水素とは芳
香環を主骨格とし、これに置換基としてエチレン性の不
飽和基を有するものを指す。例えば、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエンを挙げることができる。
また環を構成する炭素原子数が８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素とは、単環または多環式の炭化水素化合物であ
って、環を構成する炭素原子数が８〜１０で少なくとも
環内に二重結合を単数又は複数有するものを指す。例え
ばインデン、ジシクロペンタジエンが挙げられる。ビニ
ル置換芳香族炭化水素と炭素数８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素はそれぞれの不飽和結合により結合して二元ま
たは三元以上の共重合体となる。上記ビニル置換芳香族
炭化水素と不飽和脂環族炭化水素の２群から少なくとも
１種づつモノマーを選ぶことにより、全モノマー組成を
構成要素とする多元重合体のみならず、モノマーの単独
重合体の混合物、あるいは部分的組成の共重合体の混合
物を十分に混合して得られる混合組成物もまた同様に用
いることができる。
合体に粘着性を付与するものであるが、本発明ではビニ
ル置換芳香族炭化水素と炭素数８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素との共重合体または各々の単独重合体の混合物
を用いる。ここにいうビニル置換芳香族炭化水素とは芳
香環を主骨格とし、これに置換基としてエチレン性の不
飽和基を有するものを指す。例えば、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエンを挙げることができる。
また環を構成する炭素原子数が８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素とは、単環または多環式の炭化水素化合物であ
って、環を構成する炭素原子数が８〜１０で少なくとも
環内に二重結合を単数又は複数有するものを指す。例え
ばインデン、ジシクロペンタジエンが挙げられる。ビニ
ル置換芳香族炭化水素と炭素数８〜１０の不飽和脂環族
炭化水素はそれぞれの不飽和結合により結合して二元ま
たは三元以上の共重合体となる。上記ビニル置換芳香族
炭化水素と不飽和脂環族炭化水素の２群から少なくとも
１種づつモノマーを選ぶことにより、全モノマー組成を
構成要素とする多元重合体のみならず、モノマーの単独
重合体の混合物、あるいは部分的組成の共重合体の混合
物を十分に混合して得られる混合組成物もまた同様に用
いることができる。
【０００８】本発明では粘着付与樹脂として、上述のビ
ニル置換芳香族炭化水素と環を構成する炭素原子数が８
〜１０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体あるいは混
合物と共に、従来より用いられている脂肪族系炭化水素
樹脂、脂環族系炭化水素樹脂等を併用して用いることも
できる。その他、必要に応じてナフテン系オイル等の軟
化剤や、老化防止剤その他添加剤を加えてもよい。
ニル置換芳香族炭化水素と環を構成する炭素原子数が８
〜１０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体あるいは混
合物と共に、従来より用いられている脂肪族系炭化水素
樹脂、脂環族系炭化水素樹脂等を併用して用いることも
できる。その他、必要に応じてナフテン系オイル等の軟
化剤や、老化防止剤その他添加剤を加えてもよい。
【０００９】熱可塑性ブロック共重合体と粘着付与樹脂
その他添加剤を配合し高温にて溶融混合することによ
り、ホットメルト型粘着剤組成物を得る。該組成物を用
い、常法に従い高温で押し出しコート、カーテンフロー
コート等により、紙、フィルム等のテープ基材に塗布す
ることにより、粘着テープを製造することができる。
その他添加剤を配合し高温にて溶融混合することによ
り、ホットメルト型粘着剤組成物を得る。該組成物を用
い、常法に従い高温で押し出しコート、カーテンフロー
コート等により、紙、フィルム等のテープ基材に塗布す
ることにより、粘着テープを製造することができる。
【００１０】
【作用】本発明では粘着付与樹脂として、上述のビニル
置換芳香族炭化水素と環を構成する炭素原子数が８〜１
０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体あるいは混合物
を用いるため、熱可塑性ブロック共重合体との相溶性に
優れかつ、高温特性に優れた、バランスのとれた粘着物
性を与える。かつ分解して臭いの元となるクマロンを含
まない。
置換芳香族炭化水素と環を構成する炭素原子数が８〜１
０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体あるいは混合物
を用いるため、熱可塑性ブロック共重合体との相溶性に
優れかつ、高温特性に優れた、バランスのとれた粘着物
性を与える。かつ分解して臭いの元となるクマロンを含
まない。
【００１１】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明す
る。 １．実施例１、２、３、４ ビニル置換芳香族炭化水素としてスチレン、ビニルトル
エン、炭素数８〜１０の不飽和脂環族炭化水素として、
インデン、ジシクロペンタジエンを重量比で、表１に示
す割合で触媒を用いて共重合させ、樹脂１〜４の４種の
樹脂を得た。得られた樹脂につき常法にて、分子量、軟
化点を測定した。結果を表１に示す。
る。 １．実施例１、２、３、４ ビニル置換芳香族炭化水素としてスチレン、ビニルトル
エン、炭素数８〜１０の不飽和脂環族炭化水素として、
インデン、ジシクロペンタジエンを重量比で、表１に示
す割合で触媒を用いて共重合させ、樹脂１〜４の４種の
樹脂を得た。得られた樹脂につき常法にて、分子量、軟
化点を測定した。結果を表１に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】ＳＩＳ系ブロック共重合体として、シェル
化学(株)社製のＴＲ−１１０７を１００部、上記樹脂１
〜４を２５部、併用する脂肪族系粘着樹脂として日本ゼ
オン(株)社製クイントンＡ−１００を１００部、軟化剤
用ナフテン系オイルとしてシェル化学(株)社製シェルフ
レックス３７１を５０部、老化防止剤としてチバガイギ
ー(株)社製イルガノックス１０１０を１部を配合し、１
８０℃に保ったミキサーに投入し、窒素雰囲気下で溶融
混合しホットメルト型粘着剤を得た。得られた粘着剤を
押し出しコートにて、裏面に離型処理を施した厚さ１２
０ミクロンの粘着テープ用クラフト紙に、糊厚が４０ミ
クロンになるよう塗布し粘着テープを得た。
化学(株)社製のＴＲ−１１０７を１００部、上記樹脂１
〜４を２５部、併用する脂肪族系粘着樹脂として日本ゼ
オン(株)社製クイントンＡ−１００を１００部、軟化剤
用ナフテン系オイルとしてシェル化学(株)社製シェルフ
レックス３７１を５０部、老化防止剤としてチバガイギ
ー(株)社製イルガノックス１０１０を１部を配合し、１
８０℃に保ったミキサーに投入し、窒素雰囲気下で溶融
混合しホットメルト型粘着剤を得た。得られた粘着剤を
押し出しコートにて、裏面に離型処理を施した厚さ１２
０ミクロンの粘着テープ用クラフト紙に、糊厚が４０ミ
クロンになるよう塗布し粘着テープを得た。
【００１４】得られたテープにつき、常法にて糊厚を測
定した。また、ＪＩＳ−Ｚ−０２３７に準拠し、ＳＰ粘
着力、タック、ＳＰ保持力を測定した。臭気について
は、１０人の検査者に臭気の程度につき、官能試験によ
り食品包装梱包用途を想定し、問題ないものを〇、実用
上使用可能なものを△、使用不可能なものを×の三段階
で評価してもらい、７名以上が一致した評価を求めた。
結果を表２に示す。
定した。また、ＪＩＳ−Ｚ−０２３７に準拠し、ＳＰ粘
着力、タック、ＳＰ保持力を測定した。臭気について
は、１０人の検査者に臭気の程度につき、官能試験によ
り食品包装梱包用途を想定し、問題ないものを〇、実用
上使用可能なものを△、使用不可能なものを×の三段階
で評価してもらい、７名以上が一致した評価を求めた。
結果を表２に示す。
【００１５】２．比較例１ 実施例１〜４において樹脂１〜４の代わりに、クマロン
・インデン樹脂として、新日鉄化学(株)社製エスクロン
Ｖ−１２０を配合し他は同様に試作、評価した。結果を
表２に示す。
・インデン樹脂として、新日鉄化学(株)社製エスクロン
Ｖ−１２０を配合し他は同様に試作、評価した。結果を
表２に示す。
【００１６】
【表２】
【００１７】表２から樹脂１〜４を用いたものは、クマ
ロン・インデン樹脂を用いたものにテープ物性が匹敵
し、かつ臭気上の制約がないことがわかる。
ロン・インデン樹脂を用いたものにテープ物性が匹敵
し、かつ臭気上の制約がないことがわかる。
【００１８】３．実施例５、６ ＳＩＳ系ブロック共重合として 、シェル化学(株)社製
のＴＲ−１１０７を１００部、上述の樹脂２を５部、ま
たは５０部、併用する脂肪族系粘着樹脂として日本ゼオ
ン(株)社製クイントンＡ−１００を１００部、軟化剤用
ナフテン系オイルとしてシェル化学(株)社製シェルフレ
ックス３７１を５０部、老化防止剤としてチバガイギー
(株)社製イルガノックス１０１０を１部配合し、１８０
℃に保ったミキサーに投入し、窒素雰囲気下で溶融混合
しホットメルト型粘着剤を得た。以下実施例１〜４と同
様に試作、評価した。結果を表３に示す。
のＴＲ−１１０７を１００部、上述の樹脂２を５部、ま
たは５０部、併用する脂肪族系粘着樹脂として日本ゼオ
ン(株)社製クイントンＡ−１００を１００部、軟化剤用
ナフテン系オイルとしてシェル化学(株)社製シェルフレ
ックス３７１を５０部、老化防止剤としてチバガイギー
(株)社製イルガノックス１０１０を１部配合し、１８０
℃に保ったミキサーに投入し、窒素雰囲気下で溶融混合
しホットメルト型粘着剤を得た。以下実施例１〜４と同
様に試作、評価した。結果を表３に示す。
【００１９】４．比較例２、３ 実施例５〜６において樹脂２の代わりに、クマロン・イ
ンデン樹脂として、新日鉄化学(株)社製エスクロンＶ−
１２０を、表３の如く配合し他は同様に試作、評価し
た。結果を表３に示す。
ンデン樹脂として、新日鉄化学(株)社製エスクロンＶ−
１２０を、表３の如く配合し他は同様に試作、評価し
た。結果を表３に示す。
【００２０】
【表３】
【００２１】５．実施例７ 次に実施例２においてＳＩＳ系ブロック共重合体の代わ
りに、ＳＢＳ系ブロック共重合体として、シェル化学
(株)社製のＴＲ−１１０２を用い同様に試作、評価し
た。結果を表４に示す。
りに、ＳＢＳ系ブロック共重合体として、シェル化学
(株)社製のＴＲ−１１０２を用い同様に試作、評価し
た。結果を表４に示す。
【００２２】６．比較例４ 実施例２において樹脂２の代わりに、クマロン・インデ
ン樹脂として、新日鉄化学(株)社製エスクロンＶ−１２
０を配合し他は同様に試作、評価した。結果を表４に示
す。
ン樹脂として、新日鉄化学(株)社製エスクロンＶ−１２
０を配合し他は同様に試作、評価した。結果を表４に示
す。
【００２３】
【表４】
【００２４】７．実施例８、９、１０ 実施例２において粘着剤層の厚みを略２０、５０、８０
ミクロンになるよう、厚さ１２０ミクロンの粘着テープ
用クラフト紙に塗布し、同様に評価した。結果を表５に
示す。
ミクロンになるよう、厚さ１２０ミクロンの粘着テープ
用クラフト紙に塗布し、同様に評価した。結果を表５に
示す。
【００２５】８．比較例５、６、７ 比較例１において粘着剤層の厚みを略２０、５０、８０
ミクロンになるよう厚さ１２０ミクロンの粘着テープ用
クラフト紙に塗布し、同様に評価した。結果を表５に示
す。
ミクロンになるよう厚さ１２０ミクロンの粘着テープ用
クラフト紙に塗布し、同様に評価した。結果を表５に示
す。
【００２６】
【表５】
【００２７】９．実施例１１、１２ 実施例２において、テープ基材を、離型処理をした６０
ミクロン厚のＯＰＰフィルム、または、下記に示す糸構
成にてなる能登織物社製ビニロン原布に、ポリエチレン
樹脂をラミネートし離型処理を施したビニロンシート
に、糊厚が３０または６０ミクロンになるように粘着剤
を塗布し、評価した。 ビニロン原布 縦糸６４本／インチ（１００デニール、
２５フィラメント） 横糸４２本／インチ（ ７０デニール、２５フィラメン
ト） 結果を表６に示す。
ミクロン厚のＯＰＰフィルム、または、下記に示す糸構
成にてなる能登織物社製ビニロン原布に、ポリエチレン
樹脂をラミネートし離型処理を施したビニロンシート
に、糊厚が３０または６０ミクロンになるように粘着剤
を塗布し、評価した。 ビニロン原布 縦糸６４本／インチ（１００デニール、
２５フィラメント） 横糸４２本／インチ（ ７０デニール、２５フィラメン
ト） 結果を表６に示す。
【００２８】１０．比較例９、１０ 比較例１の配合にて実施例１１または１２と同様に試
作、評価した。結果を表６に示す。
作、評価した。結果を表６に示す。
【００２９】
【表６】
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、以上詳述したごとく、
ホットメルト粘着剤組成物用粘着樹脂として、クマロン
・インデン樹脂を用いる替わりに、ビニル置換芳香族炭
化水素と環を構成する炭素原子数が８〜１０の不飽和脂
環族炭化水素素との共重合体または重合体の混合物を用
いることで、クマロン・インデン樹脂を用いた場合と同
様の粘着性能を有し、かつ食品等の梱包用途においても
悪臭の問題の無い粘着組成物を得ることできる。これを
用いた粘着テープは食品等の梱包用途に適する。
ホットメルト粘着剤組成物用粘着樹脂として、クマロン
・インデン樹脂を用いる替わりに、ビニル置換芳香族炭
化水素と環を構成する炭素原子数が８〜１０の不飽和脂
環族炭化水素素との共重合体または重合体の混合物を用
いることで、クマロン・インデン樹脂を用いた場合と同
様の粘着性能を有し、かつ食品等の梱包用途においても
悪臭の問題の無い粘着組成物を得ることできる。これを
用いた粘着テープは食品等の梱包用途に適する。
Claims (2)
- 【請求項１】 熱可塑性ブロック共重合体と粘着付与樹
脂からなる粘着剤組成物において、粘着付与樹脂とし
て、ビニル置換芳香族炭化水素と、環を構成する炭素原
子数が８〜１０の不飽和脂環族炭化水素との共重合体、
または各々の単独重合体の混合物を用いることを特徴と
する粘着剤組成物。 - 【請求項２】 テープ基材と粘着剤組成物にてなる粘着
剤層とで構成される粘着テープにおいて、粘着剤層に請
求項１に示す粘着剤組成物を用いたことを特徴とする粘
着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157063A JPH0711220A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 粘着剤組成物および粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157063A JPH0711220A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 粘着剤組成物および粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711220A true JPH0711220A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15641408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5157063A Pending JPH0711220A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 粘着剤組成物および粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711220A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019004675A1 (ko) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 경화 가능한 석유수지, 이의 제조방법 및 이의 용도 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5157063A patent/JPH0711220A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019004675A1 (ko) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 경화 가능한 석유수지, 이의 제조방법 및 이의 용도 |
| KR20190003051A (ko) * | 2017-06-30 | 2019-01-09 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 경화 가능한 석유수지, 이의 제조방법 및 이의 용도 |
| US11499068B2 (en) | 2017-06-30 | 2022-11-15 | Kolon Industries, Inc. | Curable petroleum resin, preparation method thereof, and use thereof |
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