JPH05171125A - ホットメルト感圧性接着剤 - Google Patents

ホットメルト感圧性接着剤

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JPH05171125A
JPH05171125A JP4145033A JP14503392A JPH05171125A JP H05171125 A JPH05171125 A JP H05171125A JP 4145033 A JP4145033 A JP 4145033A JP 14503392 A JP14503392 A JP 14503392A JP H05171125 A JPH05171125 A JP H05171125A
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sensitive adhesive
aliphatic
rubber
ethylene
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JP4145033A
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Robert J Haeger
ジェイ. ヘガー ロバート
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Bostik Inc
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FUINDOREE ADOHIISHIBUSU Inc
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Publication date
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    • C09J123/20Homopolymers or copolymers of hydrocarbons having four or more carbon atoms having four to nine carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆研磨材円盤などと組合せて用いられる筋
状化性を持たない剥離可能な感圧性接着剤配合物。 【構成】 約10〜50重量部の脂肪族重合体、約10〜50重
量部の脂肪族油、及び約10〜70重量部の脂肪族樹脂、か
らなる感圧性接着剤配合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感圧性接着剤(今後一
般にPSAと呼ぶ)に関し、特に接着させたい物品と下
の基体との間に剥離の容易な効果的結合を生じさせるの
に有用なホットメルトPSAで、問題の物品を取り除い
た時、PSAと下の基体の成分素材との反応により下の
基体上にPSA残留物が付着するのを同時に防ぐPSA
に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの工業的用途で下になる基体上に予
め定められた位置に一時的に付着させ、周期的に取り外
したり取り替えたりしなければならない問題の物品の
例、例えば、それら物品が消耗するか、又は無用になっ
た時、或はそれらを取り外したり、離れた場所で使用す
る必要がある場合などの例が従来数多く存在する。
【0003】例えば、研磨材円盤の形で販売されている
研磨材製品は、合成ゴムから慣用的に製造されている基
礎支持体材料を含む裏打パッドで、外側に位置する取付
け表面を与えるように基礎支持体に取付けられたビニル
重合体シートを更に含む裏打パッドに取り外し可能に取
付けられるように設計されていることが屡々ある。
【0004】上で述べたように、被覆研磨材円盤は、裏
打材料に接着された研磨材材料を含むことを理解すべき
である。裏打材料の研磨材を持たない表面には、「粘着
性の」PSA層が与えられている。この特別な用途での
「粘着性」とは、接着剤がねばねばしているか、さもな
ければ極めて接着性である時にその接着剤が持っている
品質として定義される。それは圧力感度の考えをもつも
のとして屡々用いられている。適当な量の粘着性を有す
るPSAは、一般にそれに対して押し付けられた乾燥表
面に接着するであろうが、大抵他の接着剤物質が存在し
ないこの同じ表面にしっかりと粘着することはないであ
ろう。このように、PSA層は、それが固く押し付けら
れた基体に対してしっかりした接着を与えるのに充分な
粘着性を持つが、それが容易に取り外し出来なくなる程
の粘着性は持たない。従って、このPSA層により、研
磨材円盤が消耗したり或は損傷した時のように、それを
取替えるべき時がきた時には依然としてそれを剥がすこ
とができるようにしながら、それをしっかり取付け、更
に剥離フイルムを用いることなく、研磨材円板を容易に
取り扱うことが出来るようになる。上で述べた粘着性
は、後で更に詳細に記述するループ接着試験(Loop Adhe
sion test)により測定するのが便利である。
【0005】上で述べた利点を有すること及び広範な研
磨状況に対する適合性を有することを考慮して、上で述
べた型の被覆研磨材円盤は非常に広く用いられるように
なってきている。しかし、それには問題がない訳ではな
い。それらの問題は裏打パッド上に付着されるか、又は
それと一体的に作られるビニル重合体(典型的にはPV
C)シート中に存在する可塑剤が、隣接PSA層と直接
接触している外側に位置する表面へ移動することから生
じてくる。この場合、慣用的極性PSAはその可塑剤と
容易に相互作用し、それによって筋状になる。合成成形
壁板を設置する場合のような他の用途では、可塑剤は成
形壁板からPSA層へ移動し、それによって接着剤結合
を実質的に弱くする。
【0006】ここで用いる「筋状化性(Stringiness)」
とは、PSAが基体に余りにも強く接着し、PSA付着
表面を下の基体から剥がす或は分離する時、PSAが両
方の表面に接着し、離される表面間に接着剤の糸を形成
するようになる傾向を意味する。これらの接着剤の筋は
最後には切れて、PSAの幾らかが残留物の形で基体上
に付着する結果を伴うことになる。このことが長い期間
に亙って起きると、PSAの実質的な層が基体上に付着
する結果になる。従って、PSA被覆研磨材円盤をPS
A汚染基体にプレスして、それと接着接触させた時、得
られる接着はPSAと下にある基体自身との間ではな
く、PSAとPSAとの間で行われることになる。認め
られているように、この結合は一般に基体とPSAとの
間の結合よりも強くなる傾向があり、従って、PSA被
覆研磨材円盤を取り外した時、下にある基体から研磨材
円盤が奇麗に剥がれずに研磨材円盤が裂ける結果を屡々
与えることになる。一般的問題として、筋状化性は一般
に上昇させた温度及び低い湿度で大きくなる。
【0007】上で述べたように、可塑剤はPSAと結合
して筋状化又は接着剤結合の弱化に関連した問題を惹き
起こす。ポリ塩化ビニル(PVC)シートには、その通
常非常に固い重合体を可撓性にするためにに可塑剤が用
いられていることは分かるであろう。更に、比較的多く
の量が用いられている。例えば、樹脂の100 重量部に対
し25〜75重量部用いられている。可塑剤は屡々長鎖(C
4 〜C12)アルコール及びフタル酸、アジピン酸、ヘキ
サン酸等の如き有機酸から形成された有機エステルであ
る。最も広く用いられているPVC可塑剤は、ジオクチ
ルフタレートの如き極性エステル可塑剤である。これら
の特別な可塑剤は、特に強い移動性を示し、上で述べた
問題を惹き起こす。
【0008】上記問題を軽減する方法として、極性可塑
剤に対し一層抵抗性のある高分子量(典型的には約1
06 )PSAを用いることが提案されてきた。そのよう
な大きな分子量のPSAは、それらの可塑剤に対する抵
抗性に関しては低分子量ホットメルトPSAよりも良い
が、それらは問題の解決を不完全にする他の欠点を有す
る。
【0009】上で述べた問題を解決するための別の方法
は、極性可塑剤と容易には相互作用しない実質的に非極
性のPSA材料を用いることである。これに関し、それ
らのPSAは、それらの有用性を減ずる他の問題を生じ
ている。これらの他の問題は、それらの非極性PSAを
有する生成物を製造し保存する仕方から起きてくるよう
に見える。例えば、PSA裏打研磨材シートは、通常ロ
ール状に製造され、そのロールから慣用的技術を用いて
研磨材円盤が連なった連鎖状物として打ち抜かれる。そ
の後でこれらの連鎖状円盤をロールに巻き、包装して販
売する。従って、個々の円盤のPSA層は、保存されて
いる間、隣接する円盤の接着剤層と緊密に接触したまま
で比較的長い時間経過する。多くのPSA配合物は比較
的低い分子量のオレフィン重合体成分を含み、それがP
SA層から隣接する接着剤層へ移動することがある。こ
の移動は隣接表面に見苦しい変色或は斑点を生じ、特に
その表面がステアリン酸亜鉛スーパーサイズ(supersiz
e)層を含む場合にはそうである。更に、これらの低分
子量成分を用いて必要な内部強度を確実に得ることは屡
々困難であることが見出されている。
【0010】従って、研磨材円盤の如き問題の物品を可
塑化PVC層に付着させるのに用いることができ、効果
的なままで存在し、許容出来る剥離性を有し、更にその
物品を種々の気候条件に曝しても、問題の物品のいずれ
の側にも筋状化又は滲みを生じないホットメルトPSA
を与えることが望ましいことが以前から知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、改良されたホットメルト感圧性接着剤を与えること
である。
【0012】本発明の更に別の目的は、問題の物品を下
の基体に剥離可能に付着させる働きをし、同時に問題の
物品を取り外した時、下の基体への感圧性接着剤の付
着、又は別に接着剤結合の弱化を実質的に防ぐことがで
きる改良されたホットメルト感圧性接着剤を与えること
である。
【0013】本発明の更に別な目的は、本発明の一つの
態様として、約3〜約20重量%のプロピレン/1−ブテ
ン/エチレン三元重合体;約20〜約60重量%の低分子量
ポリブテン;ポリブテン;及び希望の水準の圧力感度及
び粘着性を与える量の粘着化用低分子量脂肪族炭化水
素;を含む、研磨材円盤に適用することができる改良ホ
ットメルト感圧性接着剤を与えることである。
【0014】本発明の更に別の目的は、約5〜10重量%
の低分子量ポリエチレン及び(又は)約5〜約10重量%
の、ポリスチレン末端封鎖部を有するエチレン/ブチレ
ン共重合体からなる熱可塑性ゴムを配合することによっ
て、低分子量成分の移動を阻止した改良ホットメルト感
圧性接着剤を与えることである。
【0015】本発明の更に別な目的は、本発明の一つの
態様として、長い保存又は使用中の重合体成分の劣化を
防止するのに充分な量の酸化防止剤を配合した改良ホッ
トメルト感圧性接着剤を与えることである。
【0016】本発明の更に別な目的は、一方の面上に研
磨材層が付着され、他方の面上に上記PSA配合物が付
着されている裏打材料を有する、研磨材シート材料中に
配合される改良ホットメルト感圧性接着剤を与えること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】これら及び他の目的及び
利点は、本発明のホットメルト感圧性接着剤によって達
成され、その場合、エチレンプロピレンゴム;エチレン
プロピレンジエン単量体;ブチルゴム;及び高分子量ポ
リイソブチレンゴム;を含む脂肪族重合体からなる群か
ら選択される脂肪族重合体約3〜約20重量%、低分子量
ポリブテン約20〜約60重量%;希望の水準の圧力感度を
前記接着剤組成物に与えるのに充分な量の低分子量脂肪
族炭化水素粘着化剤;ポリエチレンワックス約4〜約16
重量%;を含む配合物が与えられる。
【0018】〔本発明の詳細な記述〕上記成分の割合
は、後で特定化する一般的範囲内で異なった性質の組合
せを与え、それによって前に述べた価値のある利点を達
成するように変えることができる。個々の成分の相対的
割合をバランスさせることにより希望の全性質が得られ
るが、個々の成分の一種類以上によって主に達成される
機能を決定することができる。
【0019】第一態様 前に述べたように、本発明は、研磨材円盤の如き問題の
物品(図示されていない)と、裏打パッドの如き下の基
体との間に強いが容易に剥離することができる結合を与
えるように働くことができ、その裏打パッドは合成ゴム
から製造され、その支持用表面で、そこに付着されるか
又はそれと一体的に作られたPVC重合体系シートを有
する支持用表面を有する。本発明の第一の態様は後で記
述する構造及び特性を有する研磨材円盤に対して用いて
大きな成功を収めることができる配合物について記述す
るが、本発明のホットメルト感圧性接着剤はこの特定の
問題の物品に限定されるものではなく、広い範囲の最終
用途及び目的から同様な下の基体に剥離可能に付着させ
る必要がある多くの異なった型の物品と組合せて用いる
ことができることは理解されるべきである。本発明の第
一の態様として、ホットメルト感圧性接着剤はプロピレ
ン/1−ブテン/エチレン三元重合体を含み、それは全
組成物に対し大きな内部強度を与えるのに寄与する。従
って、選択される重合体はこの機能を果たすことができ
るべきである。そのような重合体は典型的には約100,00
0mPa・秒(190 ℃で)の溶融粘度、少なくとも約120
℃の(環球)軟化点、及び3以下のメルトインデックス
を有するが、一層大きなメルトインデックスの材料も用
いることができるであろうと考えられる。更に、これら
の同じ三元重合体は市販されており、ケミッシェ・ヴェ
ルケ・ヒュールス・AG(Chemische Werke Huls AG)
から入手できる「ベストプラスト(Vestoplast)」重合体
と同じものである。
【0020】本発明の第一の態様では、上で規定した三
元重合体は全配合物重量の約3〜約20%の全量で存在す
ることができる。
【0021】前に論じた如く、この第一の配合物の実質
的に非極性の特性は、C4 重合体成分に起因するものと
思われる。これらの成分は低分子量ポリブテンと高分子
量ゴム状ポリイソブチレンからなる。
【0022】これに関し、低分子量ポリブテンは、四個
の炭素原子を有するモノオレフィン(85〜98重量%)及
び残りのイソパラフィンから主になる重合体である。こ
の第一の態様では、ポリブテンの分子量は約300 〜3000
〔ミクロラブ(Microlab)浸透圧計によって決定した〕の
範囲にあるのがよいことが見出されている。本発明の第
一態様で特に有用な市販重合体は、商標名「インドポル
(Indopol)」として入手することができ、アムコ・ケミ
カルズ(Amoco Chemicals)により製造販売されているも
のである。ポリブテンは接着剤組成物の約20〜約60重量
%の量で用いることができる。
【0023】本発明の配合の実質的に非極性の特性は、
ポリイソブチレンの存在によって更に強められるように
見える。本発明の接着剤組成物で特に有用なポリイソブ
チレンは、末端にだけ不飽和を有する長い直鎖分子から
なる高度にパラフィン性の炭化水素重合体である。好ま
しいイソブチレン重合体はブチルゴムである。今後用い
られる用語「ブチルゴム」には、ポリイソブチレン自体
の外、イソブチレンと、4〜14個の炭素原子を有するジ
オレフィン、通常イソプレンとのゴム状共重合体が含ま
れるが、ブタジエン、ジメチルブタジエン及びペンタジ
エンの如きジオレフィンも使用して同じ成功を収めるこ
とができるであろう。これらの共重合体は一般に85〜9
9.5重量部のオレフィン及び15〜0.5 重量部のジオレフ
ィンを含んでいる。市販ブチルゴムは、商標名「ビスタ
ネックス(Vistanex)」として市場に出ており、エンジェ
イ・ケミカル社(Enjay Chemical Co.)から入手すること
ができる。この特別なブチルゴムは、20,000〜80,000の
シュタウジンガー分子量を夫々有する。更に、ビスタネ
ックスL80及びL-140は約750,000 から約2,350,000の
粘度平均分子量を有するが、特に本発明の接着剤組成物
の第一態様で有用であると思われる。上に規定したポリ
イソブチレンは、接着剤組成物の約3〜約20重量%、好
ましくは約10〜15重量%の量で用いることができる。
【0024】上で論じたポリブテンについての特定化し
た範囲の上限を超えると、本発明の接着剤を研磨材円盤
と組合せて用いることに対して重要な問題を生ずること
があることを理解すべきである。前に論じた如く、本発
明を、接着剤層が隣接研磨材表面にプレスされてそれと
接触した状態で保存されていた研磨材円盤と組合せて用
いた時、研磨材表面の変色或は斑点が生ずることがあ
る。これは、感圧性接着剤の低分子量成分がPSA表面
へ移動し、次に隣接して連続した研磨材表面へ移動し、
見苦しい滲みを生ずる傾向を持つためである。
【0025】この問題に対処するために低分子量成分の
移動を実質的に遅らせる成分を添加するのが望ましいこ
とが見出されている。移動を防ぐために本発明で用いる
のに好ましい遅延剤には、200cpsより小さなブルックフ
ィールド粘度(140℃) を有する低分子量ポリエチレンワ
ックスが含まれる。商業的に適したポリエチレンワック
スは、アリード・ケミカル(Allied Chemical)から入手
することができ、商標名「A−C617 」として市販され
ている。本発明の第一態様の最も好ましい配合物には、
約5〜約10重量%、好ましくは約6〜8重量%の範囲の
ポリエチレンワックスが含まれる。
【0026】更に、別の又は付加的遅延剤を用いてもよ
い。特に、ポリスチレン末端封鎖部を有するエチレンと
ブチレンとの共重合体を含む熱可塑性ゴムが用いられ
る。この場合、末端封鎖部はそれに極性特性を与える
が、その極性特性は、極性可塑剤が隣接するPSAへ移
動することができる容易さを著しく増大する程大きなも
のではない。しかし、スチレン末端封鎖部の重量%は、
末端封鎖共重合体の全重量の少なくとも約5%であるの
が望ましいが、一般に約20%より少なく、約15%より少
ないのが好ましいことが発見されている。上記目的に商
業的に適したゴム状共重合体は、商標名クラトン(Krato
n)GX1657として販売されており、それはシェル・ケミ
カル社(Shell Chemical Co.)により製造されている。本
発明のこの第一態様では、ゴム状共重合体は約5〜10重
量%、一層好ましくは約6〜8重量%である。
【0027】本発明の第一態様の配合物は、低分子量脂
肪族炭化水素粘着化剤も含んでいる。これに関し、この
材料は全配合物の圧力感度の大きさを調節することを理
解すべきである。本発明の粘着化剤は、炭化水素樹脂、
合成ポリテルペン、又は混合オレフィン/ジオレフィン
重合体にすることができる。更に、粘着化剤は全非極性
特性を持つべきであり、好ましくは比較的狭い分子量分
布を持つべきである。商業的に適した粘着化剤はハーキ
ュレス(Hercules)から商標名「ピコタック(Piccotac)」
95脂肪族炭化水素樹脂として市販されている。本発明の
第一態様で存在していてもよいこの粘着化剤の量は、全
配合物重量の約25〜約45重量%にすることができるが、
研磨材シートと一緒に用いるためのPSAとして最も大
きな有用性を有するように見える配合物は、約30〜約50
重量%、一層好ましくは約32〜約38重量%含んでいる。
【0028】本発明の第一の態様は、有効な量の酸化防
止剤を含むのが好ましい。商業的に入手できる酸化防止
剤は工業的によく知られており、商標名「アイオノック
ス(Ionox)」220 及び330 、[トリス(ジ−t−ブチル
−p−ヒドロキシベンジル)−トリメチルベンゼン];
「ダルパック(Dalpac)」4C2、[6−ジ(t−ブチ
ル)−p−クレゾール];「ナガホワイト(Nagawhit
e)」、(アルキル化ビスフェノール);「ブチル・ジメ
ート(Butyle Zimate)」、(ジブチルジチオカルバミン
酸亜鉛);及び「エチル(Ethyl)」702 、[4,4−メ
チレンビス(2,6−ジ−t−ブチル−フェノール)]
として市場にでている。特に有効な酸化防止剤は「イル
ガノックス」1010で、それはテトラキス[メチレンビス
−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]メタンとして同定されて
いる。これらの中で「イルガノックス」1010は好ましい
酸化防止剤である。用いられる量は一般に全配合物重量
の約1%より少なく、好ましくは約0.5 %より少ない。
【0029】前に論じた如く、本発明のPSAの強度
は、従来通り試験法PSTC−1に記載されている180
剥離接着試験を用いて測定された。その試験方法は感圧
性テープ協会(Pressure Sensitive Tape Council)の規
格技術委員会によって開発されたものである。この試験
により、本発明の第一態様のPSAが約30〜約90、一層
好ましくは約35〜約50オンス/幅1inの剥離接着剤強度
を有することが決定されたことを理解すべきである。
【0030】更に、PSAの「速効粘着(Quick Stic
k)」性能についての付加的試験であるループ・タック(L
oop Tack)試験を行なった。その試験は5in×1in帯の
PSA塗布材料をループ状にし、PSA塗布表面を外側
に向けて配置したものについて行われた。この場合、こ
のループの1in重なった部分を標準「インストロン」機
の顎に取付け、ステンレス鋼表面をループのPSA塗布
表面に5秒間接着させる。次に顎を12in/分の顎分離速
度で引き離した。インストロンに記録された力がループ
・タック値である。この試験は、約72(±2)°Fの温
度及び約40(±4)%の相対湿度で行われ、外部から力
を与えることなくPSAが直接表面に付着する傾向を測
定するように設計されている。本発明の第一態様による
好ましいPSA配合物は、0.5 〜4.5 、好ましくは1.0
〜2.5 ポンド/inのループ・タック接着値を有する。
【0031】前に論じた如く、本発明のPSAの第一態
様の好ましい用途は、同じPSAによって下の基体に接
着させて使用される研磨材シート材料と組合せた用途で
ある。
【0032】これに関し、研磨材シートは、薄板、ベル
ト、又は円盤を含めた多くの種々の形態で製造すること
ができる。最も一般的なやり方は、大きな研磨材シート
を製造し、然る後、その裏面(即ち、研磨材を持たない
表面)にPSA被覆を適用することである。PSAを適
用した後、シートを巻き、保存する。後になってロール
をほどき、そのロールから希望の大きさの研磨材円盤を
打ち抜く。
【0033】一般的に研磨材シートは、一方の面にメー
カー(maker)、サイズ及び屡々スーパーサイズ被覆によ
り保持された研磨材粒子の層を有する裏打材料を有す
る。裏打材料は織った布又は不織布でもよいが、本発明
の第一態様が最も大きな有用性を示す用途は、研磨材被
覆紙製品と組合せた用途であると思われる。
【0034】研磨材表面は、研磨助剤及び(又は)荷重
防止(anti-loading)添加剤を含むスーパーサイズ層で屡
々処理されている。これらの個々の層を、典型的にはア
クリル重合体である重合体キャリヤーに入れて適用す
る。前に論じた如く、慣用的PSAの低分子量成分はこ
の層と相互作用して研磨材表面に見苦しい変色或は斑
点、極端な場合には研磨された表面の汚染を生じること
がある。
【0035】研磨材シートの研磨材のない表面に適用さ
れるPSAの量は、それが適用される裏打基体の性質及
び研磨材層自身に大きく依存するであろう。しかし、一
般的に、約50ポンド/3000平方フィートの重量を持つ紙
及び80グリットの研磨材を用いた研磨材シートの用途で
は、基体330 平方フィート当たり約1.5 〜約2.5 ポンド
のPSA適用層を必要とする。一般的に言って、耐久重
質紙(heavier duty paper)又は布裏打では多量のPSA
を適用する必要があるのに対し、軽質紙材料では通常少
なくてよい。更に、粒径が大きくなる程一層重質の基体
を必要とし、細かい粒径の場合に必要になる量よりも多
くの適用量、恐らく330 平方フィート当たり15ポンド位
多量の量を必要とする傾向がある。
【0036】上記新規なPSAを使用すると、研磨材シ
ートと基体との間に依然として効果的で容易に剥離する
ことができる結合を与えながら、変色或は滲み形成の問
題を殆ど又は全く起こさないことが判明している。
【0037】本発明の第一の態様を、その本発明の第一
態様を例示する特別な配合物に関して更に記述するが、
それは、本発明の本質的範囲に何等かの必要な限定を与
えるものと解釈してはならない。
【0038】
【実施例】下に記載する特定の実施例の各々において、
ロール紙(3000平方フィート当たり約50ポンドの重量を
有する)の一方の表面に研磨材層を、メーカー及びサイ
ズ被覆によりその紙に付着させることにより与えた。更
に二つの実施例では、アクリル重合体キャリヤー中にス
テアリン酸亜鉛を入れたものからなるスーパーサイズ層
をその紙に付着させた。この研磨材ロールの裏側(研磨
材のない表面)上に識別データーを印刷し、次に次の組
成を有するPSAの被覆を与えた: 8.5 %のエチレンプロピレンゴム(ビスタロン−404) 39.9%の低分子量ポリブテン(インデポールH−300) 34%の粘着化剤(ピコタック−95) 8.6 %のポリエチレンワックス(A−C617) 8.5 %のポリスチレン末端封鎖エチレン/ブチレン共重
合体(クラトンGX−1657) 0.5 %の酸化防止剤(イルガノックス1010) 上記配合物からなるPSA層は、99℃の軟化点(AST
M環球法)及び前に述べた試験方法により決定して直線
1in当たり約5.0 ポンドの180 °剥離接着力を有するこ
とが決定された。
【0039】PSA層を適用した後、連結した研磨材円
盤を研磨材ロールから切り取り、それら連結円盤をロー
ルにし、約130 °Fで7日間保存した。この期間の後、
ロールを調べ、変色又は斑点の徴候はないことが見出さ
れた。PSAの筋状化性を試験するため、これらの同じ
円盤を約100 °Fの温度で、実質的に20%の相対湿度を
持つ雰囲気中で48時間ジオクチルフタレート可塑化ビニ
ルシートと接触させておいた。これら試験条件にかけた
ビニルシートから円盤を剥離しても筋状化は観察されな
かった。更に、次に個々の円盤を、回転研磨機の合成ゴ
ムパッド上に支持されたジオクチルフタレート可塑化ポ
リ塩化ビニルフイルムに接触させて取付けた。次にこれ
らの同じ円盤を研磨操作に用い、その操作を異なった表
面で約5分間続け、その時に個々の円盤の切れ味は悪く
なった。
【0040】次の表は上記試験の結果を要約したもので
ある: 円盤番号 使用研磨材 スーパーサイズ PSA被覆 (ポンド/333平方フィート) 1 80グリットアルミナ 有り 2.0 2 400グリットアルミナ 有り 1.0 3 180グリットノルゾン★ 無し 1.6 ★ ノルゾン(Norzon)はノルトン社(Norton Co.)から入
手できる固定アルミナ/ジルコニア研磨材である。
【0041】試験結果は、この試験中どの時間でも円盤
と機械との間の接着剤結合がだめになることはなったこ
とを示している。更に研磨された表面はPSA成分によ
って汚されていない状態になったいた。更に、円盤の裏
面に印刷した類別記号は奇麗で読み易いままになってい
た。
【0042】第二態様 前に述べたように、本発明の第一の態様に関し、本発明
のPSA配合物は問題の物品を下の基体に剥離可能に接
着するのに効果的に用いることができる。これに関し、
PSAの配合物は効果的な結合を与え、許容可能な剥離
性を持ち、更に筋状化性についての問題、即ち、PSA
が下の基体に付着する傾向が実質的に除かれている。変
色又は斑点についての前に述べた問題は、研磨材円盤と
一緒に本発明を用いた場合に特有の問題を生ずるが、こ
の同じ問題は研磨材表面の特別な種類(グリット)だけ
に関する最も面倒で厳しいものであることを理解すべき
である。更に、物品自体の性質により、PSAの成分が
隣接する表面へ、保存状態の場合のようにそれらが互い
に押し付けられていても移動又は移行し、その表面に検
出可能な変色を起こす結果にはならず、更に目的物の全
性能に対し有害な影響を与えることもない。更に、PS
Aの成分が隣接する表面へ移動又は移行することは、隣
接表面間に配置することができ且つ隣接表面への成分の
移行を阻止する実質的に連続的な移行シートにより実質
的に阻止することができるであろう。
【0043】本発明の第二の態様として、PSAは問題
の物品と一緒に用いられるものとして記述されている
が、この場合変色又は斑点の問題は考慮する必要もなく
重要なものではない。これに関し、許容可能な剥離性を
持つ効果的な結合を生じ、下の基体中に存在する可塑剤
とPSA層との反応による筋状化性を実質的に持たない
効果的なホットメルト感圧性接着剤には次のものが含ま
れることが見出されている: (1)希望の水準の圧力感度を組成物に与えるのに充分
な量の脂肪族樹脂; (2)組成物の約3〜約20重量%の脂肪族重合体;及び (3)配合物の約20〜約60重量%の脂肪族油。
【0044】用いられる脂肪族樹脂には、本発明の第一
の態様に関し、前に述べた粘着化剤が含まれる。更に、
上記脂肪族油には、低分子量ポリブテン(インデポール
H−300)の如き物質が含まれ、脂肪族重合体には上記材
料ベストプラストV−4923及びエチレン/αオレフィン
重合体が含まれる。
【0045】後に記載する特別の実施例では、本発明の
第一の態様について記述したものと実質的に同じ特性を
有し、更に80グリットの研磨材表面を有する研磨材シー
トが、その研磨材の無い表面上に次の組成を有するPS
Aの被覆が与えられている:エチレンプロピレンゴム;
エチレンプロピレンジエン単量体、ブチルゴム、及び高
分子量ポリイソブチレンゴムを含む脂肪族重合体からな
る群から選択される脂肪族重合体約3〜約20重量%;鉱
油約20〜約60重量%;希望の水準の圧力感度を接着剤組
成物に与えるのに充分な量の低分子量脂肪族炭化水素粘
着化剤;ポリエチレンワックス約4〜約16重量%;及び
ポリスチレン末端封鎖部を有するエチレン/ブチレン又
はエチレン/プロピレン共重合体を含む熱可塑性ゴム約
5〜約15重量%で、ポリスチレン末端封鎖部は熱可塑性
ゴムの約5〜約30重量%で存在する。
【0046】本発明の第一の態様に関して行なった試験
と同様な試験方法に従って、接着剤シートを下の基体か
ら剥がした時に筋状化は観察されないことが見出され
た。更に、本発明の配合物は、前に述べたものと同様な
操作条件で行われた後の試験中適切な接着剤結合を与え
るように見えた。
【0047】商業的に入手できる適切な脂肪酸重合体
は、商標名「ビスタロン」としてエクソン・ケミカルに
より製造及び市販されているEPR(エチレン・プロピ
レンゴム);商標名「ロイヤレン(Royalene)」としてユ
ニロイヤル・ケミカルにより製造されているEPDM
(エチレン・プロピレンジエン単量体);エクソン・ケ
ミカルにより製造され、商標名「ブチル065 」として市
販されているブチルゴム;及びレクセン(Rexene)により
製造され、商標名「レクスタン(Rextane)-2730」として
市販されているエチレン・ブチレン;を含む群から選択
することができる。
【0048】商業的に入手できる適当な脂肪族又は鉱物
油は、WITCOにより製造され、商標名「カイドール
(Kaydol)」として市販されているナフテン・パラフィン
系油;及びシェル・ケミカル社により商標名「シェルフ
レックス(Shellflex)-371 」として製造されている僅か
に芳香族を含むナフテン・パラフィン系油を含む群から
選択することができる。
【0049】商業的に入手できる適当な脂肪族樹脂は、
エクソン・ケミカル社により製造され、商標名「エスコ
レズ(Escorez)-5300シリーズ」として市販されているD
CPD樹脂(ジシクロペンタジエン);アラカワ(Araka
wa)により製造され、商標名「アルコン(Arkon) p100」
として市販されている種類の水素化C9 樹脂;ヘラクレ
ス社により商標名「レガルレズ(Regalrez)1095」として
製造されている種類の水素化芳香族樹脂;アリゾナ・ケ
ミカルにより製造され、商標名「ゾナレズ(Zonarez)710
0 」として市販されている種類のテルペン樹脂;及びイ
ーストマン・ケミカルにより製造され、商標名「イース
トタック(Eastotac)H-100」として市販されている脱ブ
タン芳香族濃縮物−B;を含む群から選択することがで
きる。
【0050】従って、本発明のPSA配合物は、問題の
物品を接着剤結合によるなどして効果的に且つ剥離可能
に下の基体に付着させ、更に下の基体中に存在する可塑
剤の移行性成分とPSA成分との反応を阻止することに
より、下の基体上にPSA残留物が付着するのを実質的
に阻止する効果的で簡単な手段を与えることが分かるで
あろう。更に本発明のPSA配合物は、本発明の一つの
態様として、接着剤シートと組合せてその配合物を用い
た時に起きることがある変色又は斑点を実質的に防ぐの
に効果的であることが判明している。
【0051】本発明を最も実際的で好ましい態様である
と考えられるものについてここに示し、記述してきた
が、開示した詳細な例に限定されることなく、本発明の
範囲内でそれからの変更を行えることは認識されるであ
ろう。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a. 約10〜50重量部の脂肪族重合体、 b. 約10〜50重量部の脂肪族油、及び c. 約10〜70重量部の脂肪族樹脂、からなる感圧性接着
    剤配合物。
  2. 【請求項2】 脂肪族重合体が、エチレンプロピレンゴ
    ム;エチレン・プロピレンジエン単量体;ブチルゴム;
    及びエチレン・ブチレン;を含む脂肪族重合体からなる
    群から選択される請求項1に記載の感圧性接着剤配合
    物。
  3. 【請求項3】 脂肪族油が、ナフテン・パラフィン系
    油、及び僅かな芳香族含有量を有するナフテン・パラフ
    ィン系油を含む脂肪族重合体からなる群から選択される
    請求項1に記載の感圧性接着剤配合物。
  4. 【請求項4】 脂肪族樹脂が、ジシクロペンタジエン、
    水素化C9 樹脂、水素化芳香族樹脂、及び二ブタン化芳
    香族濃縮物−Bを含む脂肪族樹脂からなる群から選択さ
    れる請求項1に記載の感圧性接着剤配合物。
  5. 【請求項5】 a. 約15〜約30重量%のプロピレン/1
    −ブテン/エチレン三元重合体、 b. 約10〜約20重量%の低分子量ポリブテン、 c. 約10〜約20重量%のポリイソブチレンゴム、及び d. 希望の水準の圧力感度を配合物に与えるのに充分な
    量の低分子量脂肪族炭化水素粘着化剤、からなる感圧性
    接着剤配合物。
  6. 【請求項6】 約5〜約10重量%の、ポリスチレン末端
    封鎖部を有するエチレン・ブチレン共重合体からなる熱
    可塑性ゴムを更に含む請求項5に記載の配合物。
  7. 【請求項7】 ポリスチレン末端封鎖部が、熱可塑性ゴ
    ムの5〜15重量%を与える請求項6に記載の配合物。
  8. 【請求項8】 約5〜約10重量%のポリエチレンワック
    スを更に含む請求項5に記載の配合物。
  9. 【請求項9】 約5〜約10重量%のポリエチレンワック
    スを更に含む請求項7に記載の配合物。
  10. 【請求項10】 約1.0 重量%迄の酸化防止剤を更に含
    む請求項5に記載の配合物。
  11. 【請求項11】 約1.0 重量%迄の酸化防止剤を更に含
    む請求項7に記載の配合物。
  12. 【請求項12】 約1.0 重量%迄の酸化防止剤を更に含
    む請求項9に記載の配合物。
  13. 【請求項13】 a. 約15〜約20重量%のプロピレン/
    1−ブテン/エチレン三元重合体、 b. 約15〜約20重量%の低分子量ポリブテン、 c. 約10〜約15重量%のポリイソブチレンゴム、 d. 約30〜約45重量%の低分子量脂肪族炭化水素粘着化
    剤、 e. 約5〜約10重量%のポリエチレンワックス、及び f. 約5〜約10重量%の、ポリスチレン末端封鎖部を有
    するエチレン/ブチレン共重合体を含む熱可塑性ゴム
    で、前記末端封鎖部が熱可塑性ゴムの約5〜15重量%を
    占める熱可塑性ゴム、からなる感圧性接着剤配合物。
  14. 【請求項14】 0.5 重量%迄の酸化防止剤を更に含む
    請求項13に記載の配合物。
  15. 【請求項15】 酸化防止剤がテトラキス[メチレン
    (3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシン
    ナメート)メタン]である請求項14に記載の配合物。
  16. 【請求項16】 基体と組合せて用いるための感圧性接
    着剤組成物で、前記基体と前記感圧性接着剤組成物とを
    プレスして隣接表面を一時的に接着剤接触させ、それに
    よって前記感圧性接着剤組成物と前記隣接表面との間に
    界面領域を形成し、然も、前記隣接表面が前記界面へ移
    動する可塑剤を含み、前記感圧性接着剤組成物が前記可
    塑剤との反応を実質的に起こさず、それによって後で前
    記基体をそこから剥がした時、前記隣接表面上に接着剤
    残留物が付着するのを実質的に防ぐ感圧性接着剤組成物
    において、 3以下のメルトインデックスを有する脂肪族重合体で、
    非変性エチレンプロピレンゴム;エチレン・プロピレン
    ジエン単量体;ブチルゴム;及び高分子量ポリイソブチ
    レンゴム;を含む脂肪族重合体からなる群から選択され
    る脂肪族重合体約3〜約20重量%、 低分子量ポリブテン約20〜約60重量%、 希望の水準の圧力感度を前記接着剤組成物に与えるのに
    充分な量の低分子量脂肪族炭化水素粘着化剤、 ポリエチレンワックス約4〜約16重量%、及びポリスチ
    レン末端封鎖部を有するエチレン/ブチレン又はエチレ
    ン/プロピレン共重合体を含む熱可塑性ゴムで、前記ポ
    リスチレン末端封鎖部が熱可塑性ゴムの約5〜約30重量
    %を占める熱可塑性ゴム約5〜約15重量%、からなる感
    圧性接着剤組成物。
  17. 【請求項17】 基体と組合せて用いるための感圧性接
    着剤配合物で、前記基体の上に前記感圧性接着剤配合物
    を適用し、それによって前記感圧性接着剤と前記基体と
    の間に界面領域を形成し、前記基体を後でプレスして隣
    接表面と接触させ、それによって前記隣接表面との接着
    剤結合を形成させ、然も、前記基体が、前記界面へ移動
    する可塑剤を含み、前記感圧性接着剤が前記可塑剤との
    反応を実質的に起こさず、それによって前記接着剤結合
    の劣化を実質的に防ぐ感圧性接着剤配合物において、 3以下のメルトインデックスを有する脂肪族重合体で、
    非変性エチレンプロピレンゴム;エチレン・プロピレン
    ジエン単量体;ブチルゴム;及び高分子量ポリイソブチ
    レンゴム;を含む脂肪族重合体からなる群から選択され
    る脂肪族重合体約3〜約20重量%、 低分子量ポリブテン約20〜約60重量%、 希望の水準の圧力感度を前記接着剤組成物に与えるのに
    充分な量の低分子量脂肪族炭化水素粘着化剤、 ポリエチレンワックス約4〜約16重量%、及びポリスチ
    レン末端封鎖部を有するエチレン/ブチレン又はエチレ
    ン/プロピレン共重合体を含む熱可塑性ゴムで、前記ポ
    リスチレン末端封鎖部が熱可塑性ゴムの約5〜約30重量
    %を占める熱可塑性ゴム約5〜約15重量%、からなる感
    圧性接着剤配合物。
  18. 【請求項18】 接着させたい物品を隣接表面に接着さ
    せるのに用いられる感圧性接着剤組成物で、接着させた
    い物品又は前記隣接表面から移動する可塑剤と実質的に
    反応しない感圧性接着剤組成物において、 3以下のメルトインデックスを有する脂肪族重合体で、
    非変性エチレンプロピレンゴム;エチレン・プロピレン
    ジエン単量体;ブチルゴム;及び高分子量ポリイソブチ
    レンゴム;を含む脂肪族重合体からなる群から選択され
    る脂肪族重合体約3〜約20重量%、 低分子量ポリブテン約20〜約60重量%、 希望の水準の圧力感度を前記接着剤組成物に与えるのに
    充分な量の低分子量脂肪族炭化水素粘着化剤、 ポリエチレンワックス約4〜約16重量%、及びポリスチ
    レン末端封鎖部を有するエチレン/ブチレン又はエチレ
    ン/プロピレン共重合体を含む熱可塑性ゴムで、前記ポ
    リスチレン末端封鎖部が熱可塑性ゴムの約5〜約30重量
    %を占める熱可塑性ゴム約5〜約15重量%、からなる感
    圧性接着剤組成物。
  19. 【請求項19】 接着させたい物品を隣接表面に接着剤
    で結合するために用いられる感圧性接着剤組成物で、接
    着させたい物品又は前記隣接表面から移動する可塑剤と
    実質的に反応せず、それによって接着剤残留物の形成又
    は接着剤結合の実質的な弱化を実質的に防止する感圧性
    接着剤組成物において、 エチレンプロピレンゴム;エチレン・プロピレンジエン
    単量体;ブチルゴム;及び高分子量ポリイソブチレンゴ
    ム;を含む脂肪族重合体からなる群から選択される脂肪
    族重合体約3〜約20重量%、 鉱物油約20〜約60重量%、 希望の水準の圧力感度を前記接着剤組成物に与えるのに
    充分な量の低分子量脂肪族炭化水素粘着化剤、 ポリエチレンワックス約4〜約16重量%、及びポリスチ
    レン末端封鎖部を有するエチレン/ブチレン又はエチレ
    ン/プロピレン共重合体を含む熱可塑性ゴムで、前記ポ
    リスチレン末端封鎖部が熱可塑性ゴムの約5〜約30重量
    %を占める熱可塑性ゴム約5〜約15重量%、からなる感
    圧性接着剤組成物。
  20. 【請求項20】 接着させたい物品を隣接表面に接着剤
    で結合するための感圧性接着剤組成物で、接着させたい
    物品又は前記隣接表面から移動する可塑剤と実質的に反
    応せず、それによって接着剤残留物の形成又は接着剤結
    合の実質的な弱化を実質的に防止する感圧性接着剤組成
    物において、 エチレンプロピレンゴム;エチレン・プロピレンジエン
    単量体;ブチルゴム;及び高分子量ポリイソブチレンゴ
    ム;を含む脂肪族重合体からなる群から選択される脂肪
    族重合体約3〜約30重量%、 低分子量ポリブテン20〜約60重量%、 希望の水準の圧力感度を前記接着剤組成物に与えるのに
    充分な量の低分子量脂肪族炭化水素粘着化剤、及びポリ
    エチレンワックス約4〜約16重量%、からなる感圧性接
    着剤組成物。
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