JPH07111667A - 構内ページング装置 - Google Patents

構内ページング装置

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Publication number
JPH07111667A
JPH07111667A JP5256813A JP25681393A JPH07111667A JP H07111667 A JPH07111667 A JP H07111667A JP 5256813 A JP5256813 A JP 5256813A JP 25681393 A JP25681393 A JP 25681393A JP H07111667 A JPH07111667 A JP H07111667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier detection
paging data
carrier
paging
command
Prior art date
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Pending
Application number
JP5256813A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yokota
恭弘 横田
Mitsunori Hamada
光徳 濱田
Toshiyuki Ishikawa
敏行 石川
Takehiko Kijima
武彦 木島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 呼び出し時間の短縮を図る。 【構成】 ページングデータ記憶手段1aがページング
データを記憶し、同時に、第1キャリア検知指令手段1
bが複数の無線送受信機2,3へキャリア検知を同時に
行うよう指令する。キャリア検知の結果を受けた判断手
段1dは、いずれの無線送受信機もキャリアを検出して
いないときには、第2キャリア検知指令手段1cへ作動
要求を出力し、第2キャリア検知指令手段1cは、無線
送受信機へキャリア検知を行うよう指令する。再びキャ
リア検知結果を受けて、判断手段1dは、全部の無線送
受信機がキャリアを検出していないときには、ページン
グデータ送信要求をページングデータ送信手段1eへ出
力する。ページングデータ送信手段1eは、ページング
データ記憶手段1aに記憶されたページングデータを無
線送受信機へ同時に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定小電力の送信電波
を利用して特定の移動受信装置(ページャ)を呼び出す
構内ページング装置に関する。
【0002】送信電力10mWによる特定小電力ページ
ングシステムでは、1つの固定送信機のカバーするサー
ビスエリア(ゾーン)は半径50m程度と狭いため、広
い構内をカバーするには多数の送信機を必要とする。
【0003】
【従来の技術】一般に、特定小電力無線システムでは、
電波の有効利用を図るため、キャリアセンス方式を採用
し、送信機付近で同じ周波数の電波が発信されていない
ことを確かめた上で初めて送信を開始している。
【0004】このため、従来、ページャの識別番号を含
むページングデータの発信要求が構内ページング装置へ
出されると、構内ページング装置の各送信機がそのペー
ジングデータを一時保管するとともに、キャリア検知を
互いに異なったタイミングで行い、キャリアが検知され
ない送信機がページングデータを送信するようにしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式では
結果的に、各送信機がページングデータを順次送信する
ことになり、全部の送信機がページングデータを送信し
終わるまでにかなりの時間がかかるという問題点があっ
た。例えば、送信機が5台あるシステムで、すべての送
信機が相互干渉する位置にあるとすると、1台当たりペ
ージングデータを送信し終わるまでに8秒程度の送信時
間が必要であるから、最悪の場合40秒程の呼び出し時
間がかかってしまう。また、この間、他のページャの呼
び出しが制限されてしまうという問題もあった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、呼び出し時間の短縮を図った構内ページング
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、複数の異なるゾーン
毎に設けられ、それぞれがページングデータを送信する
とともに、キャリア検知を行う複数の送受信手段(2,
3)と、ページングデータの発信要求を受け、発信要求
に含まれるページングデータを記憶するページングデー
タ記憶手段1aと、ページングデータの発信要求を受
け、複数の送受信手段(2,3)へキャリア検知を同時
に行うよう指令する第1キャリア検知指令手段1bと、
作動要求を受け、複数の送受信手段(2,3)へキャリ
ア検知を行うよう指令する第2キャリア検知指令手段1
cと、複数の送受信手段(2,3)からのキャリア検知
結果を受け、第1キャリア検知指令手段1bの指令に従
ったキャリア検知により、いずれの送受信手段(2,
3)もキャリアを検出していないときには、第2キャリ
ア検知指令手段1cへ作動要求を出力し、一方、第2キ
ャリア検知指令手段1cの指令に従ったキャリア検知に
より、いずれの送受信手段(2,3)もキャリアを検出
していないときには、ページングデータ送信要求を出力
する判断手段1dと、ページングデータ送信要求を受け
たとき、ページングデータ記憶手段1aに記憶されたペ
ージングデータを読み出して複数の送受信手段(2,
3)へ同時に出力するページングデータ送信手段1eと
を備える。
【0008】また、上記判断手段1dおよびページング
データ送信手段1eに代えて、複数の送受信手段(2,
3)からのキャリア検知結果を受け、第1キャリア検知
指令手段1bの指令に従ったキャリア検知により、いず
れの送受信手段(2,3)もキャリアを検出していない
ときには、第2キャリア検知指令手段1cへ作動要求を
出力し、一方、第2キャリア検知指令手段1cの指令に
従ったキャリア検知により、いずれかの送受信手段がキ
ャリアを検出したときは、キャリアを検出していない送
受信手段へのみページングデータを送信することを求め
たページングデータ送信要求を出力する判断手段と、ペ
ージングデータ送信要求を受けたとき、ページングデー
タ記憶手段1aに記憶されたページングデータを読み出
してキャリアを検出していない送受信手段へのみ同時に
出力するページングデータ送信手段とを備える。
【0009】さらに、図7に示すように、複数の異なる
ゾーン毎に設けられ、ページングデータをそれぞれ送信
する複数の送信機(22,23)と、特定の位置に設け
られ、キャリア検知を行うキャリア検知手段28と、ペ
ージングデータの発信要求を受け、発信要求に含まれる
ページングデータを記憶するページングデータ記憶手段
21aと、ページングデータの発信要求を受け、キャリ
ア検知手段28を作動させる第1キャリア検知指令手段
21bと、作動要求を受け、所定の時間後にキャリア検
知手段28を作動させる第2キャリア検知指令手段21
cと、キャリア検知手段28からのキャリア検知結果を
受け、第1キャリア検知指令手段21bの指令に従った
キャリア検知により、キャリアを検出していないときに
は、第2キャリア検知指令手段21cへ作動要求を出力
し、一方、第2キャリア検知指令手段21cの指令に従
ったキャリア検知により、キャリアを検出していないと
きには、ページングデータ送信要求を出力する判断手段
21dと、ページングデータ送信要求を受けたとき、ペ
ージングデータ記憶手段21aに記憶されたページング
データを読み出して複数の送信機(22,23)へ同時
に出力するページングデータ送信手段21eとを備え
る。
【0010】
【作用】以上の構成によれば、図1においては、構内交
換機4を経て回線網側からページングデータの発信要求
を受けると、ページングデータ記憶手段1aが発信要求
に含まれるページングデータを記憶し、同時に、第1キ
ャリア検知指令手段1bが複数の送受信手段(2,3)
へキャリア検知を同時に行うよう指令する。
【0011】複数の送受信手段(2,3)はキャリア検
知を一斉に行い、その結果をそれぞれ判断手段1dへ送
る。判断手段1dは、第1キャリア検知指令手段1bの
指令に従ったキャリア検知により、いずれの送受信手段
(2,3)もキャリアを検出していないときには、第2
キャリア検知指令手段1cへ作動要求を出力する。
【0012】第2キャリア検知指令手段1cは作動要求
を受け、複数の送受信手段(2,3)へキャリア検知を
行うよう指令する。このキャリア検知には、一斉に行う
方法と順次行う方法とがある。そして、複数の送受信手
段(2,3)はキャリア検知結果をそれぞれ判断手段1
dへ送る。
【0013】判断手段1dは、第2キャリア検知指令手
段1cの指令に従ったキャリア検知により、いずれの送
受信手段(2,3)もキャリアを検出していないときに
は、ページングデータ送信要求をページングデータ送信
手段1eへ出力する。ページングデータ送信手段1e
は、ページングデータ送信要求を受けて、ページングデ
ータ記憶手段1aに記憶されたページングデータを読み
出して複数の送受信手段(2,3)へ同時に出力する。
【0014】これにより、複数の送受信手段(2,3)
はページングデータを同時に送信し、呼び出し時間が短
縮される。あるいは、判断手段が、第2キャリア検知指
令手段1cの指令に従ったキャリア検知により、いずれ
かの送受信手段がキャリアを検出したときは、キャリア
を検出していない送受信手段へのみページングデータを
送信することを求めたページングデータ送信要求を出力
する。ページングデータ送信手段は、ページングデータ
送信要求を受けたとき、ページングデータ記憶手段1a
に記憶されたページングデータを読み出してキャリアを
検出していない送受信手段へのみ同時に出力し、それら
の送受信手段からページングデータを同時に送信させ
る。
【0015】また、図7に示すように、構内交換機24
を経て回線網側からページングデータの発信要求を受け
ると、ページングデータ記憶手段21aが、発信要求に
含まれるページングデータを記憶し、同時に、第1キャ
リア検知指令手段21bがキャリア検知手段28を作動
させる。
【0016】キャリア検知手段28はキャリア検知を行
い、その結果を判断手段21dへ送る。判断手段21d
は、第1キャリア検知指令手段21bの指令に従ったキ
ャリア検知により、キャリアを検出していないときに
は、第2キャリア検知指令手段21cへ作動要求を出力
する。
【0017】第2キャリア検知指令手段21cは、作動
要求を受けると、所定の時間後にキャリア検知手段28
を作動させる。キャリア検知手段28はキャリア検知を
行い、その結果を判断手段21dへ送る。判断手段21
dは、第2キャリア検知指令手段21cの指令に従った
キャリア検知により、キャリアを検出していないときに
は、ページングデータ送信要求をページングデータ送信
手段21eへ出力する。
【0018】ページングデータ送信手段21eは、ペー
ジングデータ送信要求を受けると、ページングデータ記
憶手段21aに記憶されたページングデータを読み出し
て複数の送信機(22,23)へ同時に出力する。
【0019】これにより、複数の送信機(22,23)
はページングデータを同時に送信し、呼び出し時間が短
縮される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、本発明の第1の実施例の構内ページング
装置を含む通信システムの全体構成図である。すなわ
ち、構内ページング装置は制御装置1と複数の無線送受
信機2,3とで構成される。制御装置1に構内交換機
(PBX)4が接続され、構内交換機4には回線網5が
接続される。無線送受信機2,3は、構内の異なる各ゾ
ーンの中心に固定され、特定小電力でページングデータ
を送信するともに、送信電波と同一の周波数の搬送波
(キャリア)の受信を行い、キャリアの有無を検知す
る。構内のゾーンには、個別呼び出し信号を受信するた
めの移動受信装置である複数のページャ6,7が存在
し、各ページャは、無線送受信機2,3のいずれかの電
波を受信し、その中に自己の呼び出し信号(ページング
データ)を検知したページャは音、光等でページャの保
有者へ着信を報知する。
【0021】図1は上記制御装置1の内部の機能的構成
を示すブロック図である。なお、制御装置1のハードウ
ェアはプロセッサで構成されるものであり、そのプロセ
ッサで所定のプログラムを実行することにより図1に示
す各機能が実現する。
【0022】構内交換機4を経て回線網5側から制御装
置1へ、ページングデータを含んだ特定ページャを呼び
出すための発信要求が送られると、ページングデータ
(PD)記憶手段1aがページングデータを記憶し、ま
た、第1キャリア検知(CS)指令手段1bが複数の無
線送受信機2,3へ、キャリア検知を同時に行うよう指
令する。
【0023】これに基づき複数の無線送受信機2,3が
即座にキャリア検知を一斉に行い、その検知結果を判断
手段1dへそれぞれ送る。判断手段1dでは、無線送受
信機2,3のいずれもがキャリアを検出していないとき
には、第2キャリア検知(CS)指令手段1cへ作動要
求を出力する。
【0024】第2キャリア検知指令手段1cは、作動要
求を受けると、複数の無線送受信機2,3へキャリア検
知を互いに異なる所定のタイミングで行うよう指令す
る。このキャリア検知については、図3を参照して後述
する。
【0025】なお、第1キャリア検知指令手段1bおよ
び第2キャリア検知指令手段1cからの指令によるキャ
リア検知の2度の実行、並びに、2度目のキャリア検知
では複数の無線送受信機2,3間で互いに異なるタイミ
ングでキャリア検知が実行されることにより、確率的に
送信電波の無いことの念入りな確認がされる。
【0026】複数の無線送受信機2,3が互いに異なる
所定のタイミングでキャリア検知を行い、その検知結果
を判断手段1dへそれぞれ送る。判断手段1dでは、送
られた検知結果に基づき、無線送受信機2,3のいずれ
もがキャリアを検出していないときには、ページングデ
ータ送信要求をページングデータ(PD)送信手段1e
へ出力する。
【0027】ページングデータ送信手段1eは、ページ
ングデータ送信要求を受けたとき、ページングデータ記
憶手段1aに記憶されたページングデータを読み出して
複数の無線送受信機2,3へ同時に出力する。複数の無
線送受信機2,3は、それぞれが、送られたページング
データを即座に電波に乗せて送信する。
【0028】すなわち、いずれの無線送受信機もが2度
に亘ってキャリアを検知しないときには、複数の無線送
受信機2,3の全部から一斉にページングデータを送信
する。したがって、ページングデータの送信に、例えば
8秒かかるとし、また、後述のように、無線送受信機
2,3全部がキャリア検出を完了するのに約1秒程かか
るとすると、約9秒程で全部の無線送受信機がページン
グデータの送信を完了することになり、呼び出し時間が
大幅に短縮されることになる。なお、複数の無線送受信
機2,3が同時にページングデータを送信することで、
ページングデータが同一位相で送信され、これによっ
て、ゾーンどうしが隣接して干渉が発生する地点であっ
ても、受信されたページングデータ(デジタル信号)が
つぶれることが防止される。
【0029】図3は上記の無線送受信機2の内部構成を
示すブロック図である。他の無線送受信機3もこれと同
一構成をなす。図中、送信回路2aはページングデータ
を電波として送信するための回路であり、受信回路2b
は送信回路2aの送信電波と同じ周波数のキャリアを受
信するための回路である。キャリア検知回路2cは、受
信回路2bがキャリアを受信したか否かを検知するため
の回路であり、キャリアの有無を制御回路2dへ常時知
らせる。アンテナ切替回路2eは通常、アンテナを受信
回路2bに接続しておき、ページングデータの送信時に
のみアンテナを送信回路2aに切り替える装置である。
【0030】制御回路2dは、制御装置1からの各種指
令に従い、キャリア検知結果を制御装置1へ送るととも
に、制御装置1からページングデータが送られたときに
は即座にそれを送信回路2aへ送るものである。制御回
路2dにはランダムタイマ2fが接続され、このランダ
ムタイマ2fは、他の無線送受信機に設けられたランダ
ムタイマと互いに異なる長さの所定時間(例えば、0.
5〜0.9秒)を計時する。ランダムタイマ2fは、制
御装置1の第2キャリア検知指令手段1cからの指令を
受けたときから計時を開始し、所定時間経過後に制御回
路2dに完了信号を送る。
【0031】制御回路2dは、制御装置1の第1キャリ
ア検知指令手段1bから指令を受けると、キャリア検知
回路2cから送られたキャリアの有無の情報を即座に制
御装置1の判断手段1dへ転送する。一方、制御回路2
dは、制御装置1の第2キャリア検知指令手段1cから
指令を受けた場合は、ランダムタイマ2fから完了信号
が届くのを待って、届いた時点にキャリア検知回路2c
から送られたキャリアの有無の情報を制御装置1の判断
手段1dへ転送する。
【0032】こうした無線送受信機の構成により、第1
キャリア検知指令手段1bから指令を受けると、全部の
無線送受信機が一斉にキャリア検知を行い、つぎに第2
キャリア検知指令手段1cから指令を受けると、各無線
送受信機が互いに異なる長さの所定時間経過後にキャリ
ア検知をそれぞれ行う。したがって、無線送受信機2,
3の全部が2度のキャリア検出を終了するのに、上記ラ
ンダムタイマの作動を考慮すると約1秒程の時間がかか
る。そして、2度目のキャリア検出で、いずれの無線送
受信機2,3でもキャリアが検出されない場合に、前述
のように、ページングデータが無線送受信機2,3から
一斉に送信される。このページングデータの送信時間は
約8秒程である。したがって、ページングデータの発信
要求から約9秒程で全部の無線送受信機2,3がページ
ングデータの送信を完了することになり、呼び出し時間
が大幅に短縮されることになる。
【0033】上記第1の実施例では、判断手段1dが、
無線送受信機2,3のいずれもがキャリアを検出してい
ないときに、ページングデータ送信要求をページングデ
ータ送信手段1eへ出力し、これにより、複数の無線送
受信機2,3の全部から一斉にページングデータが送信
される。これに代わって、判断手段は、第2キャリア検
知指令手段の指令に従ったキャリア検知により、いずれ
かの無線送受信機がキャリアを検出したときは、キャリ
アを検出していない無線送受信機へのみページングデー
タ送信要求を出力するようにし、ページングデータ送信
手段は、ページングデータをキャリアを検出していない
無線送受信機のみへ同時に出力するようにしてもよい
(第2の実施例)。
【0034】すなわち、第1の実施例では、2度目のキ
ャリア検出において、いずれかの無線送受信機がキャリ
アを検出した場合、ページングデータの送信ができず、
全部の無線送受信機でキャリアが検出されなくなるまで
待つ必要があったが、この第2の実施例では、全ゾーン
のうちの大半のゾーンでの呼び出しを早く行うことがで
き、これにより、ページャがページングデータを受信す
るまでの時間が第1の実施例よりも確率的に短縮される
ことになる。なお、第2の実施例では、ページデータの
送信が未実行の無線送受信機に対しては、制御装置が引
き続きキャリア検出を行なわせ、ページデータの送信を
行うようにする。
【0035】つぎに、本発明の第3の実施例を図4,5
を参照して説明する。第3の実施例は第1の実施例と全
体構成がほぼ同じであるが、第3の実施例では、制御装
置および無線送受信機の内部構成が第1の実施例の制御
装置1および無線送受信機2,3の内部構成と一部異な
っている。そのため、図4,5では、第1の実施例の構
成と同一部分には同一の符号を付してそれらの説明を省
略し、相違部分だけを説明する。
【0036】図4は第3の実施例の制御装置11の内部
の機能的構成を示すブロック図である。図中、第2キャ
リア検知(CS)指令手段11cに、ランダムな長さの
所定時間を計時するランダムタイマ11fが接続され
る。ランダムタイマ11fは、第2キャリア検知指令手
段11cが作動要求を受けると計時を開始し、乱数的に
決まる任意な所定時間(例えば、0.5〜0.9秒)を
計時し終えると、第2キャリア検知指令手段11cに所
定時間の経過を知らせる完了信号を出力する。
【0037】これにより、先ず、複数の無線送受信機1
2,13が、第1キャリア検知指令手段11bからの指
令に従ってキャリア検知を一斉に行い、その検知結果を
判断手段11dへそれぞれ送る。判断手段11dでは、
無線送受信機12,13のいずれもがキャリアを検出し
ていないときには、第2キャリア検知指令手段11cへ
作動要求を出力する。
【0038】第2キャリア検知指令手段11cは、作動
要求を受けた場合、ランダムタイマ11fからの完了信
号を待ち、この完了信号の受信と同時に、複数の無線送
受信機12,13へキャリア検知を一斉に行うよう指令
する。
【0039】ランダムタイマ11fが乱数的に決まる任
意な所定時間を計時することにより、1度目のキャリア
検知と2度目のキャリア検知との間隔が、キャリア検知
毎に異なり、確率的に送信電波の無いことの念入りな確
認がされる。
【0040】図5は第3の実施例の無線送受信機12の
内部構成を示すブロック図である。他の無線送受信機1
3もこれと同一構成をなす。図中、制御回路12dは、
制御装置11からページングデータが送られたときには
即座に送信回路2aへ送るとともに、制御装置11の第
1キャリア検知指令手段1bまたは第2キャリア検知指
令手段11cから指令を受けると、キャリア検知回路2
cから送られたキャリアの有無の情報を即座に制御装置
11の判断手段11dへ転送する。
【0041】こうした構成により、第1キャリア検知指
令手段1bから指令を受けると、全部の無線送受信機が
一斉にキャリア検知を行い、つぎに第2キャリア検知指
令手段11cから指令を受けると、やはり全部の無線送
受信機が一斉にキャリア検知を行う。
【0042】この第3の実施例ではランダムタイマを各
無線送受信機に個別に設けないため、第1の実施例に比
べ、装置コストを低減できる。第4の実施例として、第
2の実施例と同様に、上記第3の実施例における判断手
段11d、およびページングデータ送信手段1eに代わ
って、新たな判断手段、およびページングデータ送信手
段判断手段を設け、その新たな判断手段は、第2キャリ
ア検知指令手段の指令に従ったキャリア検知により、い
ずれかの無線送受信機がキャリアを検出したときは、キ
ャリアを検出していない無線送受信機のみへページング
データ送信要求を出力するようにし、新たなページング
データ送信手段は、ページングデータをキャリアを検出
していない無線送受信機のみへ同時に出力するようす
る。この第4の実施例でも、全ゾーンのうちの大半のゾ
ーンでの呼び出しを早く行うことができ、これにより、
ページャがページングデータを受信するまでの時間が第
1の実施例よりも確率的に短縮されることになる。な
お、ページングデータの送信が未実行の無線送受信機に
対しては、制御装置が引き続きキャリア検出を行わせ、
ページングデータの送信を行うようにする。
【0043】つぎに、本発明の第5の実施例を説明す
る。第5の実施例は、構内の全ゾーンが比較的狭い場合
に有効な装置であり、全ゾーンのキャリア監視用に1台
のキャリア検知手段を設置するものである。
【0044】図6は、本発明の第5の実施例の構内ペー
ジング装置を含む通信システムの全体構成図である。す
なわち、構内ページング装置は、制御装置21と、複数
の無線送信機22,23と、キャリア検知手段28で構
成される。制御装置21に構内交換機(PBX)24が
接続され、構内交換機24には回線網25が接続され
る。無線送信機22,23は、構内の異なる各ゾーンの
中心に固定され、特定小電力でページングデータを送信
するものである。キャリア検知手段28は、構内の全ゾ
ーンにおけるキャリアの有無が監視できるような位置に
設置され、無線送信機22,23からの送信電波と同一
の周波数の搬送波(キャリア)の受信を行い、キャリア
の有無を検知する。例えば、ビル内部が構内であるとき
に、キャリア検知手段28は、ビルの屋上に設置され
る。
【0045】構内のゾーンには、複数のページャ26,
27が存在し、各ページャは、無線送信機22,23の
いずれかの電波を受信し、その中に自己の呼び出し信号
(ページングデータ)を検知したときには、音、光等で
ページャの保有者へ着信を報知する。
【0046】図7は制御装置21の内部の機能的構成を
示すブロック図である。なお、制御装置21のハードウ
ェアはプロセッサで構成されるものであり、そのプロセ
ッサで所定のプログラムを実行することにより図7に示
す各機能が実現する。
【0047】構内交換機24を経て回線網25側から制
御装置21へ、ページングデータを含んだ特定ページャ
を呼び出すための発信要求が送られると、ページングデ
ータ(PD)記憶手段21aがページングデータを記憶
し、また、第1キャリア検知(CS)指令手段21bが
キャリア検知手段28へ、キャリア検知を行うよう指令
する。
【0048】これに基づきキャリア検知手段28が即座
にキャリア検知を行い、その検知結果を判断手段21d
へ送る。判断手段21dでは、キャリアが検出されてい
ないときには、第2キャリア検知(CS)指令手段21
cへ作動要求を出力する。
【0049】第2キャリア検知指令手段21cには、ラ
ンダムな長さの所定時間を計時するランダムタイマ21
fが接続されている。ランダムタイマ21fは、第2キ
ャリア検知指令手段21cが作動要求を受けると計時を
開始し、乱数的に決まる任意な所定時間(例えば、0.
5〜0.9秒)を計時し終えると、第2キャリア検知指
令手段21cに所定時間の経過を知らせる完了信号を出
力する。
【0050】したがって、第2キャリア検知指令手段2
1cは、作動要求を受けた場合、ランダムタイマ21f
からの完了信号を待ち、この完了信号の受信と同時に、
キャリア検知手段28へキャリア検知を行うよう指令す
る。
【0051】第1キャリア検知指令手段21bおよび第
2キャリア検知指令手段21cからの指令によるキャリ
ア検知が2度実行されること、並びに、1度目のキャリ
ア検知と2度目のキャリア検知との間隔が、キャリア検
知毎に異なって実行されることにより、確率的に送信電
波の無いことの念入りな確認がされる。
【0052】キャリア検知手段28は、第2キャリア検
知指令手段21cからの指令によりキャリア検知を実行
した結果を判断手段21dへ送る。判断手段21dで
は、キャリアが検出されていないときには、ページング
データ送信要求をページングデータ(PD)送信手段2
1eへ出力する。
【0053】ページングデータ送信手段21eは、ペー
ジングデータ送信要求を受けたとき、ページングデータ
記憶手段21aに記憶されたページングデータを読み出
して複数の無線送信機22,23へ同時に出力する。複
数の無線送信機22,23は、それぞれが、送られたペ
ージングデータを即座に電波に乗せて送信する。
【0054】すなわち、キャリア検知手段28が2度に
亘ってキャリアを検知しないときには、複数の無線送信
機22,23の全部から一斉にページングデータを送信
する。したがって、呼び出し時間が大幅に短縮されるこ
とになる。なお、複数の無線送信機22,23が同時に
ページングデータを送信することで、ページングデータ
が同一位相で送信され、これによって、ゾーンどうしが
隣接して干渉が発生する地点であっても、受信されたデ
ジタル信号のページングデータがつぶれることが防止さ
れる。
【0055】図8はキャリア検知手段28および無線送
信機22,23の内部構成を示すブロック図である。無
線送信機22,23はページングデータを電波として送
信するための送信回路22a,23aからそれぞれ構成
される。キャリア検知手段28は受信回路28aとキャ
リア検知回路28bとからなる。受信回路28aは、送
信回路22a,23aの送信電波と同じ周波数のキャリ
アを受信するための回路であり、キャリア検知回路28
bは、受信回路28aがキャリアを受信したか否かを検
知するもので、キャリアの有無を制御装置21へ知らせ
る。
【0056】キャリア検知手段28は、制御装置21の
第1キャリア検知指令手段21bおよび第2キャリア検
知指令手段21cから指令を受けると、キャリアの有無
の情報を即座に制御装置21の判断手段21dへ転送す
る。
【0057】この第5の実施例ではキャリア検知手段2
8を1台だけ設置することにより、装置コストを低減で
きる。なお、キャリア検知手段28を1台に限らず、複
数台設置してもよい。ただし、この場合、装置コストの
低減効果は低下する。
【0058】なお、第5の実施例のキャリア検知手段2
8の機能を無線送信機22,23のいずれかに含ませる
ように構成してもよい。その場合には、第3の実施例の
制御回路12dやアンテナ切替回路2eが必要となる。
【0059】つぎに、本発明の第6の実施例を図9,1
0を参照して説明する。第6の実施例は第1の実施例と
全体構成がほぼ同じであるが、第6の実施例では、制御
装置および無線送受信機の内部構成が第1の実施例の制
御装置1および無線送受信機2,3の内部構成と一部異
なっている。そのため、図9,10では、第1の実施例
の構成と同一部分には同一の符号を付してそれらの説明
を省略し、相違部分だけを説明する。
【0060】図9は第6の実施例の制御装置31の内部
の機能的構成を示すブロック図である。図中、ページン
グデータ送信手段31eへは無線送受信機32,33か
ら後述のページングデータ送信要求信号が送られる。ペ
ージングデータ送信手段31eは、ページングデータ送
信要求信号を出力した無線送受信機へのみ、ページング
データ記憶手段1aに記憶されたページングデータを読
み出して同時に出力し、一方、ページングデータ送信要
求信号を出力しない無線送受信機へはページングデータ
の出力を行わないようにする。
【0061】図10は第6の実施例の無線送受信機32
の内部構成を示すブロック図である。他の無線送受信機
33もこれと同一構成をなす。図中、ランダムタイマ3
2fは、制御装置31の第1キャリア検知指令手段1b
からの指令を受けたときから計時を開始し、他の無線送
受信機のランダムタイマと互いに異なる長さの時間経過
後に対応の制御回路32dに、所定時間の経過を通知す
る。制御回路32dは、制御装置31のページングデー
タ記憶手段1aからページングデータが送られたときに
は即座に送信回路2aへ送るとともに、制御装置31の
第1キャリア検知指令手段1bから指令を受けると、キ
ャリア検知回路2cから送られたキャリアの有無の情報
に基づいて次のように作動する。すなわち、キャリアを
検出していないときには、対応のランダムタイマ32f
からの所定時間の経過通知を待って再度のキャリア検知
結果をキャリア検知回路2cから受け取る。この再度の
キャリア検知の結果、キャリアを検出していないとき
は、ページングデータ送信要求信号をページングデータ
送信手段31eへ出力する。
【0062】こうした構成により、第1キャリア検知指
令手段1bから指令を受けると、全部の無線送受信機が
一斉にキャリア検知を行い、つぎに各無線送受信機内の
制御回路の働きにより、各無線送受信機が互いに異なる
長さの所定時間経過後に再度キャリア検知をそれぞれ行
い、再度のキャリア検出で、キャリアが検出されない無
線送受信機からのみ、ページングデータが一斉に送信さ
れる。この実施例でも、全ゾーンのうちの大半のゾーン
での呼び出しを早く行うことができ、ページャがページ
ングデータを受信するまでの時間が確率的に短縮され
る。また確率的に送信電波の無いことの念入りな確認が
される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、2度に
わたるキャリア検出でキャリアが検出されないときに全
部の無線送信機からページデータを送信するようにする
ので、呼び出し時間の短縮ができる。したがって、電波
の有効利用になる。
【0064】また、キャリア検知手段を、少数台設置し
て、全部の無線送信機には設けないことで、装置コスト
の低減が可能となる。さらに、キャリア検知が2度実行
されること、並びに、1度目のキャリア検知と2度目の
キャリア検知との間隔が、キャリア検知毎に異なって実
行されることにより、確率的に送信電波の無いことの念
入りな確認がされる。
【0065】またさらに、2度目のキャリア検出でキャ
リアが検出されなかった無線送信機からのみページデー
タを送信することにより、全ゾーンのうちの大半のゾー
ンでの呼び出しを早く行うことができ、ページャがペー
ジングデータを受信するまでの時間が確率的に短縮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の制御装置の内部の機能的構成を
示すブロック図である。
【図2】構内ページング装置を含む通信システムの全体
構成図である。
【図3】第1の実施例の無線送受信機の内部構成を示す
ブロック図である。
【図4】第3の実施例の制御装置の内部の機能的構成を
示すブロック図である。
【図5】第3の実施例の無線送受信機の内部構成を示す
ブロック図である。
【図6】第5の実施例の構内ページング装置を含む通信
システムの全体構成図である。
【図7】第5の実施例の制御装置の内部の機能的構成を
示すブロック図である。
【図8】第5の実施例のキャリア検知手段および無線送
信機の内部構成を示すブロック図である。
【図9】第6の実施例の制御装置の内部の機能的構成を
示すブロック図である。
【図10】第6の実施例の無線送受信機の内部構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 制御装置 1a ページングデータ記憶手段 1b 第1キャリア検知指令手段 1c 第2キャリア検知指令手段 1d 判断手段 1e ページングデータ送信手段 2 無線送受信機(送受信手段) 3 無線送受信機(送受信手段) 4 構内交換機 5 回線網 6 ページャ 7 ページャ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定小電力用の構内ページング装置にお
    いて、 複数の異なるゾーン毎に設けられ、それぞれがページン
    グデータを送信するとともに、キャリア検知を行う複数
    の送受信手段(2,3)と、 ページングデータの発信要求を受け、発信要求に含まれ
    るページングデータを記憶するページングデータ記憶手
    段(1a)と、 ページングデータの発信要求を受け、前記複数の送受信
    手段(2,3)へキャリア検知を同時に行うよう指令す
    る第1キャリア検知指令手段(1b)と、 作動要求を受け、前記複数の送受信手段(2,3)へキ
    ャリア検知を行うよう指令する第2キャリア検知指令手
    段(1c)と、 前記複数の送受信手段(2,3)からのキャリア検知結
    果を受け、前記第1キャリア検知指令手段(1b)の指
    令に従ったキャリア検知により、いずれの送受信手段
    (2,3)もキャリアを検出していないときには、前記
    第2キャリア検知指令手段(1c)へ前記作動要求を出
    力し、一方、前記第2キャリア検知指令手段(1c)の
    指令に従ったキャリア検知により、いずれの送受信手段
    (2,3)もキャリアを検出していないときには、ペー
    ジングデータ送信要求を出力する判断手段(1d)と、 前記ページングデータ送信要求を受けたとき、前記ペー
    ジングデータ記憶手段(1a)に記憶されたページング
    データを読み出して前記複数の送受信手段(2,3)へ
    同時に出力するページングデータ送信手段(1e)と、 を有することを特徴とする構内ページング装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の送受信手段(2,3)にそれ
    ぞれ設けられ、それぞれが前記第2キャリア検知指令手
    段(1c)からの指令を受けたときから計時を開始し、
    互いに異なる長さの時間経過後に対応の送受信手段に、
    キャリア検知を開始することを指令する指令信号を送る
    複数のランダムタイマを更に有し、前記複数の送受信手
    段(2,3)は、前記第2キャリア検知指令手段(1
    c)から指令を受けたときに、対応のランダムタイマか
    らの指令信号を待ってキャリア検知を行う手段をそれぞ
    れ有することを特徴とする請求項1記載の構内ページン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2キャリア検知指令手段(1c)
    に接続され、前記第2キャリア検知指令手段(1c)の
    作動要求を受けたときから計時を開始し、ランダムな長
    さの時間経過後に前記第2キャリア検知指令手段(1
    c)に前記所定の時間の経過を知らせるランダムタイマ
    を更に有し、前記第2キャリア検知指令手段は、前記作
    動要求を受けたときに、前記ランダムタイマからの前記
    時間経過の知らせを待って前記複数の送受信手段(2,
    3)へキャリア検知を同時に行うよう指令する手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の構内ページング装
    置。
  4. 【請求項4】 特定小電力用の構内ページング装置にお
    いて、 複数の異なるゾーン毎に設けられ、それぞれがページン
    グデータを送信するとともに、キャリア検知を行う複数
    の送受信手段(2,3)と、 ページングデータの発信要求を受け、発信要求に含まれ
    るページングデータを記憶するページングデータ記憶手
    段(1a)と、 ページングデータの発信要求を受け、前記複数の送受信
    手段(2,3)へキャリア検知を同時に行うよう指令す
    る第1キャリア検知指令手段(1b)と、 作動要求を受け、前記複数の送受信手段(2,3)へキ
    ャリア検知を行うよう指令する第2キャリア検知指令手
    段(1c)と、 前記複数の送受信手段(2,3)からのキャリア検知結
    果を受け、前記第1キャリア検知指令手段(1b)の指
    令に従ったキャリア検知により、いずれの送受信手段
    (2,3)もキャリアを検出していないときには、前記
    第2キャリア検知指令手段(1c)へ前記作動要求を出
    力し、一方、前記第2キャリア検知指令手段(1c)の
    指令に従ったキャリア検知により、いずれかの送受信手
    段がキャリアを検出したときは、キャリアを検出してい
    ない送受信手段へのみページングデータを送信すること
    を求めたページングデータ送信要求を出力する判断手段
    (1d)と、 前記ページングデータ送信要求を受けたとき、前記ペー
    ジングデータ記憶手段(1a)に記憶されたページング
    データを読み出して前記キャリアを検出していない送受
    信手段へのみ同時に出力するページングデータ送信手段
    (1e)と、 を有することを特徴とする構内ページング装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の送受信手段(2,3)にそれ
    ぞれ設けられ、それぞれが前記第2キャリア検知指令手
    段(1c)からの指令を受けたときから計時を開始し、
    互いに異なる長さの時間経過後に対応の送受信手段に、
    キャリア検知を開始することを指令する指令信号を送る
    複数のランダムタイマを更に有し、前記複数の送受信手
    段(2,3)は、前記第2キャリア検知指令手段(1
    c)から指令を受けたときに、対応のランダムタイマか
    らの指令信号を待ってキャリア検知を行う手段をそれぞ
    れ有することを特徴とする請求項4記載の構内ページン
    グ装置。
  6. 【請求項6】 前記第2キャリア検知指令手段(1c)
    に接続され、前記第2キャリア検知指令手段(1c)の
    作動要求を受けたときから計時を開始し、ランダムな長
    さの時間経過後に前記第2キャリア検知指令手段(1
    c)に前記所定の時間の経過を知らせるランダムタイマ
    を更に有し、前記第2キャリア検知指令手段(1c)
    は、前記作動要求を受けたときに、前記ランダムタイマ
    からの前記時間経過の知らせを待って前記複数の送受信
    手段(2,3)へキャリア検知を同時に行うよう指令す
    る手段を有することを特徴とする請求項4記載の構内ペ
    ージング装置。
  7. 【請求項7】 特定小電力用の構内ページング装置にお
    いて、 複数の異なるゾーン毎に設けられ、ページングデータを
    それぞれ送信する複数の送信機(22,23)と、 特定の位置に設けられ、キャリア検知を行うキャリア検
    知手段(28)と、 ページングデータの発信要求を受け、発信要求に含まれ
    るページングデータを記憶するページングデータ記憶手
    段(21a)と、 ページングデータの発信要求を受け、前記キャリア検知
    手段(28)を作動させる第1キャリア検知指令手段
    (21b)と、 作動要求を受け、所定の時間後に前記キャリア検知手段
    (28)を作動させる第2キャリア検知指令手段(21
    c)と、 前記キャリア検知手段(28)からのキャリア検知結果
    を受け、前記第1キャリア検知指令手段(21b)の指
    令に従ったキャリア検知により、キャリアを検出してい
    ないときには、前記第2キャリア検知指令手段(21
    c)へ前記作動要求を出力し、一方、前記第2キャリア
    検知指令手段(21c)の指令に従ったキャリア検知に
    より、キャリアを検出していないときには、ページング
    データ送信要求を出力する判断手段(21d)と、 前記ページングデータ送信要求を受けたとき、前記ペー
    ジングデータ記憶手段(21a)に記憶されたページン
    グデータを読み出して前記複数の送信機(22,23)
    へ同時に出力するページングデータ送信手段(21e)
    と、 を有することを特徴とする構内ページング装置。
  8. 【請求項8】 前記第2キャリア検知指令手段(21
    c)に接続され、前記第2キャリア検知指令手段(21
    c)の作動要求を受けたときから計時を開始し、ランダ
    ムな長さの時間経過後に前記第2キャリア検知指令手段
    (21c)に前記所定の時間の経過を知らせるランダム
    タイマ(21f)を更に有することを特徴とする請求項
    7記載の構内ページング装置。
  9. 【請求項9】 特定小電力用の構内ページング装置にお
    いて、 複数の異なるゾーン毎に設けられ、それぞれがページン
    グデータを送信するとともに、キャリア検知を行う複数
    の送受信手段(32,33)と、 ページングデータの発信要求を受け、発信要求に含まれ
    るページングデータを記憶するページングデータ記憶手
    段(1a)と、 ページングデータの発信要求を受け、前記複数の送受信
    手段(32,33)へキャリア検知を同時に行うように
    指令する第1キャリア検知指令手段(1b)と、 前記複数の送受信手段(32,33)内にそれぞれ設け
    られ、それぞれが、前記第1キャリア検知指令手段(1
    b)の指令に従ったキャリア検知の結果、キャリアを検
    出していないときには、所定時間後に再度のキャリア検
    知を指令し、この再度のキャリア検知の結果、キャリア
    を検出していないときは、ページングデータ送信要求信
    号を同時に出力する複数の制御手段(32d)と、 前記ページングデータ送信要求信号を出力した送受信手
    段へのみ、前記ページングデータ記憶手段(1a)に記
    憶されたページングデータを読み出して同時に出力し、
    前記ページングデータ送信要求信号を出力しない送受信
    手段へはページングデータの出力を行わないページング
    データ送信手段(31e)と、 を有することを特徴とする構内ページング装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の送受信手段(32,33)
    にそれぞれ設けられ、それぞれが、前記第1キャリア検
    知指令手段(1b)からの指令を受けたときから計時を
    開始し、互いに異なる長さの時間経過後に対応の制御手
    段に、前記所定時間の経過を通知する複数のランダムタ
    イマ(32f)を更に有することを特徴とする請求項9
    記載の構内ページング装置。
JP5256813A 1993-10-14 1993-10-14 構内ページング装置 Pending JPH07111667A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532442A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチセクタ同報通信ページングチャネル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532442A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチセクタ同報通信ページングチャネル
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