JPH07111189A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH07111189A
JPH07111189A JP25560593A JP25560593A JPH07111189A JP H07111189 A JPH07111189 A JP H07111189A JP 25560593 A JP25560593 A JP 25560593A JP 25560593 A JP25560593 A JP 25560593A JP H07111189 A JPH07111189 A JP H07111189A
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JP
Japan
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food
heating
container
main body
heating chamber
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JP25560593A
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English (en)
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Kazumi Hirai
和美 平井
Kenzo Morishita
謙三 森下
Naoko Yamanaka
尚子 山中
Kumiko Noma
久美子 野間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 茶碗蒸し等の蒸し料理を、仕上がり良く、短
時間で加熱調理する高周波加熱装置を提供する。 【構成】 加熱室21の下面から電波を照射する高周波
発生手段23と、加熱室21内に低誘電率材料によって
構成した本体容器28と棚29と蓋31を設け、本体容
器28内の棚29の上に低誘電率材料による食品容器3
2と、前記食品容器32の上面を電波反射材料によるカ
バー34で覆う。 【効果】 食品に照射される電波を規制し、食品をこの
電波による高周波加熱と、蒸気によるスチーム加熱をす
ることにより、蒸し料理を仕上がり良く、短時間で加熱
調理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電波で被加熱物を加熱す
る高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】茶碗蒸しなどの卵調理は、急激に食品の
温度が上昇すると、巣の発生や破裂を起こすなど、うま
く調理できない。
【0003】このため従来より高周波加熱装置におい
て、卵調理を行うには、食品に電波が直接照射されない
ように、電波遮蔽を行い、加熱室内に置いた水を電波で
加熱し蒸気を発生させて、この蒸気で間接的に食品を加
熱するようにするなど、食品の急激な温度上昇を抑えて
加熱を行っている。
【0004】以下図4、図5とともに従来例について説
明する。図4は従来の高周波加熱装置の断面図である。
加熱室1には上面に高周波発生手段であるマグネトロン
2を設けている。加熱室1内には低誘電率材料によって
構成した容器本体3を設け、容器本体3には、金属によ
って構成した内容器4と蓋5を設ける。内容器4の底部
には、電波を透過せずに蒸気を透過する小孔6を有す
る。内容器4には食品容器7を配置し、食品容器7には
茶碗蒸しなどの卵料理の食品8を入れる。容器本体3の
底面には水9を入れている。
【0005】マグネトロン2からの電波は本体容器3内
の水9を高周波加熱する。しかし、内容器4と蓋5は金
属によって構成されているので、電波は反射し食品容器
7および食品8には電波は照射されない。容器本体3内
の水9は高周波加熱されることによって沸騰し蒸気を発
生する。この蒸気は小孔6を通って矢印で示すように内
容器4内に入り、食品をスチーム加熱する。
【0006】図5は従来の別の高周波加熱装置の断面図
である。加熱室11には上面にマグネトロン12を設け
ている。加熱室11の底面には低誘電率材料による受け
皿13を設け、食品容器14を載置している。食品容器
14内には茶碗蒸しなどの食品15を入れる。食品容器
14の上面はアルミ箔や金属板などの電波反射材料によ
って構成した蓋16で覆う。
【0007】マグネトロンからの電波は食品15に対し
て、上面は遮蔽され、下方の電波のみが照射され、高周
波加熱される。これによりす立ちや破裂の起こりやすい
上面からの電波を弱くして、急激な加熱を抑え、ゆっく
りと加熱をすることにより調理の出来映えを良くしよう
としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成において、まず図4に示す従来例では、食品は
電波から完全に遮蔽され、高周波加熱はされない。容器
本体内の水だけが高周波加熱され、これによって発生し
た蒸気によって食品を間接的に加熱するものなので、加
熱の効率は悪く、加熱時間が長くかかるという欠点があ
った。また図5に示す従来例では、電波の一部は直接食
品に照射されるので、どうしても加熱むらがでやすい。
このむらが出ないようにするためには、電波の出力を弱
くする必要があり、これによっても加熱時間が長くかか
るという欠点があった。
【0009】このような従来の方法では加熱時間は20
分〜35分程度かかるのが一般的であった。また金属に
よって構成した内容器4と蓋5との間に2〜4mm程度の
わずかの隙間を設け、全出力の1/10程度のマイクロ
波を食品に照射することも一部実施されていたが、35
分の調理時間が5分程度短縮されるだけであった。
【0010】そこで、本発明は茶碗蒸しなどの蒸し料理
を、短時間で加熱調理する高周波加熱装置を提供するこ
とを第1の目的としている。
【0011】また第2の目的は蒸し料理を、短時間でよ
り均一に加熱調理する高周波加熱装置を提供することに
ある。
【0012】さらに第3の目的は蒸し料理を、温度コン
トロールをより精度良くすることにより、短時間で均一
でより仕上がりよく調理する高周波加熱装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記第1の目的
を達成するために下記構成とした。すなわち、加熱室
と、前記加熱室の下面から電波を照射するように結合さ
れた高周波発生手段を備えた高周波加熱装置において、
前記加熱室内に低誘電率材料によって形成した蓋付きの
本体容器を収納し、前記本体容器内に蒸気を発生するた
めの水と、上面に電波反射材料からなるカバーを有する
低誘電率材料による食品容器を挿入し、加熱調理を行な
う構成とした。
【0014】また、加熱室と、前記加熱室の上面および
下面から電波を照射するように結合された高周波発生手
段を備えた高周波加熱装置において、前記加熱室内に低
誘電率材料によって形成した蓋付きの本体容器を収納
し、前記本体容器内に蒸気を発生するための水と、上面
に電波反射材料によるカバーを有する低誘電率材料から
なる食品容器を挿入し、加熱調理を行なう構成とした。
【0015】さらに、加熱室と、前記加熱室の少なくと
も下面から電波を照射するように結合された高周波発生
手段を備えた高周波加熱装置において、前記加熱室内に
低誘電率材料によって形成した蓋付きの本体容器を設
け、前記本体容器内に蒸気を発生するための水と、上面
に電波反射材料からなるカバーを有する低誘電率材料か
らなる食品容器を設け、前記高周波発生手段の出力を、
加熱時間経過に従って複数段階変化して加熱調理を行な
う構成とした高周波加熱装置。
【0016】
【作用】本発明の高周波加熱装置は、本体容器内の底面
に入れた水を、加熱室の下面からの電波が加熱し、本体
容器内に蒸気を満たす。本体容器内に載置した食品容器
内の食品は、電波による高周波加熱と、蒸気によるスチ
ーム加熱の両方により加熱される。食品容器の上面は電
波反射材料によるカバーで覆うので、特に電波加熱の進
みやすい食品の上面の加熱を抑え、均一な加熱を行う。
本体容器内の蒸気は電波を吸収するので、電波は直接食
品に照射されることなく、減衰した状態で照射されるの
で、食品の急激な温度上昇を抑える作用も有する。
【0017】このように食品は高周波と、スチームの両
方で加熱されるので、急激な加熱を抑えながら、しかも
効率よく短時間で加熱できる。
【0018】また加熱室の上面および下面から電波を照
射するように結合された高周波発生手段を設けることに
より、下面からの電波は主に本体容器内の水を、上面か
らの電波は主に全体を加熱することになり、蒸気と電波
が食品を包み込むように加熱するので、より均一に加熱
できる。
【0019】さらに高周波発生手段の出力を、加熱時間
経過に従って複数段階変化する構成とすることにより、
加熱の始めは高出力で一気に加熱し、加熱が進むに従っ
て出力を弱めることにより、所定の温度に近づけていく
というような微妙な温度コントロールが可能となり、均
一で仕上がりの良い加熱が可能になる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例による高周波加熱装置
について図面とともに説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の一実施例によ
る高周波加熱装置の断面図である。図1に示すように、
加熱室21の下部には導波管22を連結して設ける。導
波管22には発振管であるマグネトロン23を設ける。
マグネトロン22からの電波は、導波管22を介して開
口24から加熱室21内に照射される。電波撹拌羽根2
5はモータ26により回転駆動し、加熱室21内の電波
を均一に撹拌する。
【0022】27は結晶化ガラスなどの電波透過性材料
によって構成した受け台である。受け台27の上面には
電波透過性の低誘電率材料によって構成した本体容器2
8を載置する。本体容器28内には、同じく低誘電率材
料によって構成した棚29を設ける。棚29には蒸気を
透過する小孔30を設けている。
【0023】本体容器28の上部には、低誘電率材料に
よる蓋31を設け、本体容器の上面を覆い、蒸気を閉じ
こめる構成である。棚29の上には、陶器などの低誘電
率材料による食品容器32を載置し、その中には茶碗蒸
し、卵調理などの蒸し料理である食品33を入れる。食
品容器32の上面は、アルミなどの金属材料によって構
成したカバー34をかぶせる。カバー34は食品33の
表面よりも図のように深くかぶっている方が良い出来ば
えとなった。本体容器28の底部には、水35または湯
を入れる。マグネトロン23からの電波は、本体容器2
8内の水35を加熱し蒸気を発生するとともに、一部の
電波は食品33を高周波加熱する。
【0024】蒸気は小孔30を通って本体容器28内に
充満し、食品容器32や食品33をスチーム加熱する。
カバー34は食品の上面から直接照射される電波を反射
し、食品の側面や底面から照射されるように規制する。
食品33に照射された電波は、食品を高周波加熱する。
【0025】以下に本発明の具体的な実施例を示す。出
力1400wの高周波加熱装置で茶わん蒸し4人分を調
理したところ3〜10分で良好な仕上がりが得られた。
前記時間の巾は本体容器に挿入する水の初期温度の差に
よるものである。
【0026】なお、従来例で述べた金属によって構成し
た内容器と蓋との間に2〜4mm程度の隙間を設けた場合
に比し、本発明の構成の場合が大巾に調理時間を短縮で
きたのは、従来例の場合は金属の隙間から挿入した高周
波が食品の上面のみから食品を加熱するのに対し、本発
明の構成では食品容器が低誘電率材料より形成されてい
るため、食品が側面全体から高周波加熱されるためだと
考えられる。
【0027】前述のように本発明では短時間で加熱調理
することができるため、レストラン等で業務用加熱機器
として、お客様から注文を受けてからあ調理をしても、
長時間待たせることなく料理を提供することができると
いう実用性の高い効果を発揮できる。
【0028】(実施例2)図2は本発明の他の実施例に
よる高周波加熱装置の断面図である。
【0029】図2に示すように、加熱室41の下部には
導波管42を設ける。導波管42には下マグネトロン4
3を設け、下マグネトロン43からの電波は、導波管4
2を介して下開口44から加熱室41内に照射される。
電波撹拌羽根45はモータ46により回転駆動し、加熱
室41内の電波を均一にする。
【0030】加熱室41の上部には導波管47を設け
る。導波管47には上マグネトロン48を設け、上マグ
ネトロン48からの電波は、導波管47を介して上開口
49から加熱室41内に照射される。電波撹拌羽根50
はモータ51により回転駆動し、加熱室41内の電波を
均一にする。
【0031】52は結晶化ガラスなどの電波透過性材料
によって構成した受け台である。加熱室41の上部には
電波透過性の材料で構成した仕切板53を設ける。受け
台52の上面には電波透過性の低誘電率材料によって構
成した本体容器28′を載置する。本体容器28′内に
は、同じく低誘電率材料によって構成した棚29′を設
ける。棚29′には蒸気を透過する小孔30′を設けて
いる。本体容器28′の上部には、低誘電率材料による
蓋31′を設け、本体容器の上面を覆い、蒸気を閉じこ
める構成である。棚29′の上には、陶器などの低誘電
率材料による食品容器32′を載置し、その中には茶碗
蒸し、卵調理などの蒸し料理である食品33′を入れ
る。食品容器32′の上面は、アルミなどの金属材料に
よって構成したカバー34′をかぶせる。本体容器2
8′の底部には、水35または湯を入れる。
【0032】下マグネトロン43からの電波は、主に本
体容器28内の水35を加熱し蒸気を発生するととも
に、一部の電波は食品33´を高周波加熱する。上マグ
ネトロン48からの電波は、主に全体を高周波加熱す
る。
【0033】電波によって加熱された水35からは蒸気
を発生し、この蒸気は小孔30´を通って本体容器28
内に充満し、食品容器32や食品33をスチーム加熱す
る。カバー34′は食品の上面から直接照射される電波
を反射し、食品の側面や底面から照射されるように規制
する。食品33に照射された電波は食品を高周波加熱す
る。
【0034】具体的実施例として実施例1と同様に出力
1400wの高周波加熱装置で茶わん蒸し4人分を調理
したところ実施例1と同様に3〜10分で良好な仕上が
りに調理することができた。
【0035】(実施例3)図3は実施例1または実施例
2において高周波加熱方法を変えた場合の一実施例にお
ける高周波加熱装置の加熱の状態を示す図である。図3
の上側には加熱時間経過に従った高周波出力の状態、下
側には食品温度の上昇状態をそれぞれ時間対応して表し
ている。
【0036】加熱スタートして第1段階Aは、全出力で
ある強出力を照射する。次に第2段階Bに入ると、出力
を断続し間欠動作とした中出力を照射する。そして第3
段階Cではさらに出力を弱くした弱出力を照射する。こ
れにともなって食品温度は、第1段階Aでは急激に上昇
する。第2段階Bにはいると上昇速度は遅くなり、ゆっ
くりと上昇する。そして第3段階Cでは一定温度を保っ
ているような温度上昇となる。
【0037】このように出力を加熱の進行に従って切り
換えることにより、食品の仕上がり温度を安定させてい
る。
【0038】なお前記実施例においては本体容器内に蒸
気の通過部を有する低誘電率材料によって形成した棚を
用いた場合について述べたが、必ずしも低誘電率材料で
なくてもよく、例えば金属材料であってもよい。
【0039】また、前記実施例では棚を用いた場合につ
き述べたが、この棚は食品容器の下部が本体容器に挿入
された水につかるのを防ぐのを目的としたものである。
したがって、本体容器に凸部を設けたり、食品容器の底
面に凸部を設けたり、あるいは食品容器を中空に保持す
る等の手段により前記目的を達成することができる。
【0040】さらに、食品容器の下部を水に浸してもよ
いが、調理終了後、食品容器の下部の水分をふきとらな
ければならない場合はやっかいである。
【0041】また、本体容器および食品容器を低誘電率
材料を用いた場合について説明したが、ここでいう低誘
電率材料とは高周波が透過可能な材料という意味であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波加熱装置に
よれば、以下の効果が得られる。
【0043】(1)加熱室の下面から電波を照射する構
成であるので、大部分の電波は本体容器内の底面にいれ
た水を、直接高周波加熱する。これにより蒸気を効率よ
く発生し、本体容器内に蒸気を満たす。また、残りの電
波は、食品に照射される。これにより食品は蒸気による
スチーム加熱と、電波による高周波加熱の両方により加
熱される。高周波加熱された蒸気だけによるスチーム加
熱に比べて、より効率よく短時間で加熱調理を行うこと
ができる。
【0044】(2)本体容器内に充満する蒸気は電波を
一部吸収するので、電波は直接食品に照射されることな
く、減衰した状態で照射されるので、食品の急激な温度
上昇を抑え、茶碗蒸し等のような微妙な温度による加熱
が必要な料理も、仕上がりよく調理できる。
【0045】(3)食品容器の上面は電波反射材料によ
るカバーで覆うので、特に電波加熱の進みやすい食品の
上面の加熱を抑え、食品の全体を均一に加熱することが
できるようになる。このカバーの働きにより本体容器内
の電波が比較的強くても食品に支障を与えないで、電波
が強く出る分、加熱時間を短くすることにつながってい
る。
【0046】(4)食品には蒸気が加えられるので、電
波だけによる高周波加熱に比べて、食品の水分が蒸発し
て乾燥してしまうことも防止でき、しっとりとした仕上
がりが得られる。
【0047】(5)加熱室の上面および下面から電波を
照射するように結合された高周波発生手段を設けている
ので、下面からの電波は主に本体容器内の水を、上面か
らの電波は主に全体を加熱することになり、蒸気と電波
が食品を包み込むように加熱するので、短時間でより均
一な加熱を実現することができる。
【0048】(6)茶碗蒸し等の卵調理は、凝固温度の
幅が狭く、良い仕上がりを得ようとすると、食品の正確
な加熱温度精度が必要である。高周波発生手段の出力
を、加熱時間経過に従って複数段変化する構成とするこ
とにより、加熱の始めは高出力で一気に加熱し、加熱が
進むに従って出力を弱めることにより、仕上がり時の微
妙な温度コントロールが可能になり、所定の温度に精度
良く加熱することができる。
【0049】これにより容器ごとの温度ばらつきや、調
理繰り返しごとの温度ばらつきなどのない、安定した均
一な仕上がりの良い加熱が実現できる。
【0050】(7)加熱の始めは卵の凝固温度よりも食
品の温度ははるかに低いので、比較的早く温度上昇をさ
せても調理の仕上がりには悪影響を及ぼさない。したが
って、加熱の始めは高出力で一気に加熱し、温度上昇を
早くできるので、全体の調理時間を短縮することにもつ
ながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高周波加熱装置の断
面図
【図2】本発明の他の実施例における高周波加熱装置の
断面図
【図3】本発明の一実施例における高周波加熱装置の加
熱の状態を示す図
【図4】従来の高周波加熱装置の断面図
【図5】従来の他の高周波加熱装置の断面図
【符号の説明】
21 加熱室 23 マグネトロン(高周波発生手段) 28 本体容器 31 蓋 32 食品容器 33 食品 34 カバー 41 加熱室 43 下マグネトロン(下高周波発生手段) 48 上マグネトロン(上高周波発生手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野間 久美子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室と、前記加熱室の下面から電波を照
    射するように結合された高周波発生手段を備えた高周波
    加熱装置において、前記加熱室内に低誘電率材料によっ
    て形成した蓋付きの本体容器を収納し、前記本体容器内
    に蒸気を発生するための水と、上面に電波反射材料から
    なるカバーを有する低誘電率材料からなる食品容器を挿
    入し、加熱調理を行なう構成の高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】加熱室と、前記加熱室の上面および下面か
    ら電波を照射するように結合された高周波発生手段を備
    えた高周波加熱装置において、前記加熱室内に低誘電率
    材料によって形成した蓋付きの本体容器を収納し、前記
    本体容器内に蒸気を発生するための水と、上面に電波反
    射材料によるカバーを有する低誘電率材料からなる食品
    容器を挿入し、加熱調理を行なう構成の高周波加熱装
    置。
  3. 【請求項3】加熱室と、前記加熱室の少なくとも下面か
    ら電波を照射するように結合された高周波発生手段を備
    えた高周波加熱装置において、前記加熱室内に低誘電率
    材料によって形成した蓋付きの本体容器を設け、前記本
    体容器内に蒸気を発生するための水と、上面に電波反射
    材料からなるカバーを有する低誘電率材料からなる食品
    容器を設け、前記高周波発生手段の出力を、加熱時間経
    過に従って複数段階変化して加熱調理を行なう構成とし
    た高周波加熱装置。
JP25560593A 1993-10-13 1993-10-13 高周波加熱装置 Pending JPH07111189A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952400A1 (en) * 1996-09-03 1999-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Microwave heating device
KR20040017955A (ko) * 2002-08-22 2004-03-02 삼성전자주식회사 전자렌지
CN112656201A (zh) * 2020-12-18 2021-04-16 珠海格力电器股份有限公司 一种饭盒

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