JPH07111003A - ディスクカートリッジ・ローディング装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ・ローディング装置

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JPH07111003A
JPH07111003A JP5253180A JP25318093A JPH07111003A JP H07111003 A JPH07111003 A JP H07111003A JP 5253180 A JP5253180 A JP 5253180A JP 25318093 A JP25318093 A JP 25318093A JP H07111003 A JPH07111003 A JP H07111003A
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disk cartridge
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disc
magneto
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Takao Terajima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型化することなく、突起部が一隅に形成さ
れたディスクカートリッジのみを確実に挿入可能にす
る。 【構成】 光磁気ディスクカートリッジ10を正常の向き
でホルダ15に挿入すると、挿入途中で光磁気ディスクカ
ートリッジ10の一隅に形成された傾斜突起部10bが、デ
ィスクカートリッジ挿入,排出方向に対して略直交する
方向に摺動する係止ピン22と当接して、係止ピン22をホ
ルダ15内方へ移動させ、光磁気ディスクカートリッジ10
の所定位置までの挿入を可能にする。前記傾斜突起部10
bのないディスクカートリッジは係止ピン22で挿入が阻
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクカートリッジ
に収納された光ディスク,光磁気ディスク等の記録ディ
スクに対して記録,再生を行うためのディスク・ドライ
ブ装置に適用されるディスクカートリッジ・ローディン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスクが収納された光磁
気ディスクカートリッジに対して記録,再生を行うディ
スク・ドライブ装置においては、光磁気ディスクカート
リッジが正常でない向きで挿入されることを防止した
り、光磁気ディスクカートリッジと形状,サイズが近似
している磁気ディスクカートリッジが挿入されることを
防止するための手段が採用されているものがある(実開
平1−24782号公報参照)。
【0003】図13(a)〜(c)は従来のディスクカートリッ
ジ・ローディング装置におけるカートリッジ誤挿入防止
手段部分の構成および動作の説明図であり、光ディスク
Dを収納したカートリッジ1が挿入される収納ケース2
に、カートリッジ1の挿入領域から外部へ退避可能に回
動する係止レバー3を設け、この係止レバー3をカート
リッジ1の一隅に形成された傾斜面1aによって収納ケ
ース2外方に押圧可能にして(図13(a))、この傾斜面1a
で係止レバー3が押圧されて外方へ回動したときに、カ
ートリッジ1の収納ケース2における所定位置(スピン
ドルモータ4のチャッキング位置)への挿入が可能にな
るようにしてある(図13(b))。
【0004】前記カートリッジ1を裏表逆に収納ケース
2に挿入すると、カートリッジ1の一隅に形成された突
起部1bが係止レバー3と当接する。しかし前記突起部
1bによっては係止レバー3を外方に押圧する力が作用
しないので、カートリッジ1の挿入が係止レバー3で阻
止されることになる(図13(c))。
【0005】
【課題を解決するための手段】ところで、ISOに準じ
た90mm光磁気ディスクカートリッジ1は、図11(a)の正
面側を示す斜視図,図11(b)の背面側を示す斜視図のよ
うに、傾斜面1aが一隅のみに形成されており、また図1
2(a)の正面図,図12(b)の背面図のように、90mm磁気デ
ィスクカートリッジ5は、光磁気ディスクカートリッジ
1と逆側に傾斜面5aが形成されているため、前記カー
トリッジ誤挿入防止手段を光磁気ディスク・ドライブ装
置に採用した場合、上述したように光磁気ディスクカー
トリッジ1が正常でない向きで挿入されたとき、および
磁気ディスクカートリッジ5が正常の向きで挿入された
ときには、その挿入を阻止できる。しかしながら、磁気
ディスクカートリッジ5が裏表逆に挿入されたときには
挿入が可能になってしまうという問題がある。
【0006】また前記カートリッジ誤挿入防止手段を構
成する係止レバー3は、収納ケース2外部へ押し出され
ることになるので、収納ケース2外部に係止レバー3の
退避用スペースが必要となる。
【0007】本発明の目的は、大型化することなく、突
起部が一隅に形成されたディスクカートリッジのみを確
実に挿入可能にするディスクカートリッジ・ローディン
グ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、記録ディスクを収納したディスクカート
リッジが挿入されるホルダを有し、ディスクカートリッ
ジを移動して記録ディスクを回転駆動部に対して記録,
再生可能状態に保持するディスクカートリッジ・ローデ
ィング装置において、前記ディスクカートリッジの一隅
に形成された突起部によってディスクカートリッジの挿
入,排出方向に対して略直交するホルダ内方へ移動され
てディスクカートリッジの挿入方向への移動を可能にす
る係止ピンと、この係止ピンをホルダ外方へ付勢する付
勢手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また前記ディスクカートリッジ・ローディ
ング装置において、ホルダに形成され、ディスクカート
リッジの挿入,排出方向に対して略平行な方向に延出す
る移行孔部および前記挿入,排出方向に対して略直交
し、かつ前記移行孔部からホルダ外方に延出する係止孔
部からなるL字状孔と、このL字状孔に挿入され、ディ
スクカートリッジの一隅に形成された突起部によって前
記係止孔部から移行孔部へ移動されてディスクカートリ
ッジの挿入方向への移動を可能にする係止ピンと、この
係止ピンをホルダ外方へ付勢する付勢手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】またディスクカートリッジの開口部を開閉
するシャッタの開放動作を行うシャッタ開放アームに前
記係止ピンを設けたことを特徴とする。
【0011】またシャッタ開放アームにおけるディスク
カートリッジの挿入,排出方向の移動を案内するガイド
孔を前記ホルダに形成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】前記構成のディスクカートリッジ・ローディン
グ装置では、一隅に突起部が形成されたディスクカート
リッジが所定の正常の向きでホルダへ挿入された場合に
は、挿入途中で係止ピンと突起部とが当接しても、係止
ピンが突起部によってホルダ内方へ移動されて、ディス
クカートリッジの所定位置への移動を可能にする。しか
しディスクカートリッジの向きが逆であったり、形状規
格が異なるディスクカートリッジが挿入されても突起部
による係止ピンの移動がないので、ディスクカートリッ
ジの移動は係止ピンによって阻止される。
【0013】また前記係止ピンの係止を係止孔部で行
い、かつ係止ピンの移動を移行孔部で案内させることに
より、係止ピンによってディスクカートリッジの挿入阻
止、および挿入による移動が確実かつ円滑になされる。
【0014】またシャッタ開放アームに係止ピンを設け
ることにより、ディスクカートリッジの誤挿入が防止さ
れるとともに、ディスクカートリッジのシャッタが何ら
かの原因で開放されずにシャッタ開放アームが動作しな
い場合にも、係止ピンは移動しないのでディスクカート
リッジの挿入が阻止され、ローディング異常を防げる。
【0015】また前記シャッタ開放アームの移動をガイ
ド孔で案内させることにより、ディスクカートリッジの
移動とシャッタの開放動作とが確実かつ円滑になされ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1(a)〜(c)は本発明の第1実施例におけ
るカートリッジ誤挿入防止手段の構成および動作の説明
図、図2は同誤挿入防止手段の分解斜視図であり、10は
光磁気ディスク11が収納された光磁気ディスクカートリ
ッジであって、挿入側の一隅に傾斜面10aが形成され、
他隅に傾斜突起部10bが形成されており、傾斜面10aと傾
斜突起部10bとの間には、図示しない記録再生用ヘッド
の光磁気ディスク11へのアドレスを可能にする開口部12
が形成されている。さらに前記開口部12を開閉するシャ
ッタ13が光磁気ディスクカートリッジ10の外側に摺動可
能に設けられている。
【0018】15は、光磁気ディスクカートリッジ10が挿
入され、図示しない移動機構によって、光磁気ディスク
カートリッジ10を挿入部分からローディング位置まで移
動させ、光磁気ディスク11を、回転駆動部を構成するス
ピンドルモータ16のチャッキング部分に保持させるため
のホルダである。
【0019】前記ホルダ15の上側面には、ディスクカー
トリッジ挿入,排出方向(矢印A方向)に対して略直交す
る方向に形成されたガイド長孔20と、このガイド長孔20
に挿入され、かつ突出端が止めリング21によって係止さ
れた係止ピン22と、一端が前記ホルダ15に形成された折
曲片15aに係止され、他端が前記係止ピン22に係止され
たつる巻きばね23とが設けられている。このつる巻きば
ね23は、前記係止ピン22をホルダ15の外側に付勢する付
勢手段となる。
【0020】光磁気ディスクカートリッジ10を正常な向
きでホルダ15に挿入すると(図1(a))、光磁気ディスク
カートリッジ10の傾斜突起部10bが係止ピン22と当接す
る(図1(b))。さらに光磁気ディスクカートリッジ10を
挿入させると、前記傾斜突起部10bの傾斜面によって係
止ピン22がガイド長孔20で案内されて、つる巻きばね23
の弾発力に抗してホルダ15内側へ移動され、光磁気ディ
スクカートリッジ10を、光磁気ディスク11のスピンドル
モータ16によるチャッキング位置まで移動させる(図1
(c))。この図1(c)の状態で光磁気ディスク11に対する
記録,再生が可能になる。
【0021】しかし、光磁気ディスクカートリッジ10を
裏表逆にホルダ15に挿入すると、光磁気ディスクカート
リッジ10の傾斜面10aが係止ピン22と当接する。この
際、前記傾斜面10aは、係止ピン22をホルダ15外側へ押
圧する方向に傾斜しているため、係止ピン22をホルダ15
内側へ移動させることができない。したがって、光磁気
ディスクカートリッジ10は、係止ピン22で移動が阻止さ
れてチャッキング位置まで移動できない。
【0022】また光磁気ディスクカートリッジ10を前後
逆にホルダ15内に挿入すると、光磁気ディスクカートリ
ッジ10における係止ピン22との当接部分には係止ピン22
を移動させるものがないので、光磁気ディスクカートリ
ッジ10は係止ピン22で移動が阻止される。
【0023】また図12(a),(b)に示した磁気ディスクカ
ートリッジ5は、前記傾斜突起部10bが形成されていな
いため、どのような状態でホルダ15内に挿入されても、
係止ピン22で移動が阻止されることになる。
【0024】図3(a)〜(d)は本発明の第2実施例におけ
るカートリッジ誤挿入防止手段の構成および動作の説明
図、図4は同誤挿入防止手段の分解斜視図であり、第1
実施例で使用された構成部材に対応する部材には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0025】第2実施例において、ホルダ15の上側面に
は、ディスクカートリッジ挿入,排出方向Aに対して略
平行な方向に延出する移行長孔部30、および前記挿入,
排出方向Aに対して略直交し、かつ前記移行長孔部30の
ディスクカートリッジ挿入側端部からホルダ15外側に延
出する係止孔部31からなるL字状孔32と、このL字状孔
32に挿入された係止ピン22に一端が係止され、他端がホ
ルダ15の折曲片15aに係止されたつる巻きばね33とが設
けられている。このつる巻きばね33は、前記係止ピン22
をホルダ15外側とディスクカートリッジ排出方向とに付
勢する付勢手段となる。
【0026】光磁気ディスクカートリッジ10を正常な向
きでホルダ15に挿入すると(図3(a))、L字状孔32の係
止孔部31において光磁気ディスクカートリッジ10の傾斜
突起部10bが係止ピン22と当接する(図3(b))。さらに光
磁気ディスクカートリッジ10を挿入させると、前記傾斜
突起部10bの傾斜面によって係止ピン22は、つる巻きば
ね33の弾発力に抗してホルダ15内側へ移動され(図3
(c))、L字状孔32の移行長孔部30に案内されて光磁気デ
ィスクカートリッジ10とともにホルダ15奥へ移動するこ
とになる(図3(d))。この図3(d)の状態で光磁気ディス
ク11に対する記録,再生が可能になる。
【0027】図5(a),(b)は前記図3(a),(b)の要部拡
大図であり、図5(c)は光磁気ディスクカートリッジ10
が裏表逆に挿入された場合、または前記磁気ディスクカ
ートリッジ5が正常の向きで挿入された場合を示してお
り、各カートリッジ5,10の傾斜面5a,10aが係止ピン
22を移動させない方向に傾斜しているので、係止ピン22
と当接してもカートリッジ5,10の移動を阻止すること
になる。図5(d)は光磁気ディスクカートリッジ10また
は磁気ディスクカートリッジ5が前後逆に挿入された場
合を示しており、各カートリッジ5,10の平坦な後側部
がL字状孔32の係止孔部31で係止ピン22と当接し、カー
トリッジ5,10の移動を阻止している。
【0028】前記カートリッジ5,10の移動阻止状態に
おいて、L字状孔32におけるディスクカートリッジ挿入
側端部の係止孔部31で係止ピン22とカートリッジ5,10
とが当接することになるので、第1実施例と比較して、
挿入側手前でカートリッジ5,10の移動を阻止できる。
【0029】図6(a)〜(c)は本発明の第3実施例におけ
るカートリッジ誤挿入防止手段部分の構成および動作の
説明図、図7は同誤挿入防止手段部分の分解斜視図であ
り、第2実施例で使用された構成部材に対応する部材に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0030】第3実施例において、40は光磁気ディスク
カートリッジ10に設けられたシャッタ13を移動させるシ
ャッタ駆動手段であって、このシャッタ駆動手段40は、
シャッタ13の延出端部13aと係合する係合部41aおよびシ
ャッタ13側部と接するピン部41bを端部に有する第1シ
ャッタ開閉アーム41と、この第1シャッタ開閉アーム41
の中間部に一端の回動支軸42aが回動可能に支承され、
他端42bに第2実施例で説明したL字状孔32に一部が挿
入される係止ピン22が設けられた第2シャッタ開閉アー
ム42とからなり、第2実施例と同じつる巻きばね33の一
端が第2シャッタ開閉アーム42の一部に係止されてい
る。なお、図7中の44,45は回動支軸42a,係止ピン22
のガイドピン46を係止するための係止リングである。
【0031】図6(a)において、光磁気ディスクカート
リッジ10を正常な向きでホルダ15に挿入すると、第1シ
ャッタ開閉アーム41の係合部41aがシャッタ13の延出端
部13aと係合する。さらにカートリッジを挿入させる
と、第2シャッタ開閉アーム42がL字状孔32の係止孔部
31において係止ピン22を中心の時計方向に回動し、カー
トリッジの挿入に伴って第1シャッタ開閉アーム41によ
ってシャッタ13を移動させ、図6(b)に示したように、
光磁気ディスクカートリッジ10の開口部12を開放する。
【0032】図6(b)において、係止ピン22を、光磁気
ディスクカートリッジ10の傾斜突起部10bによって、光
磁気ディスク11に対する記録,再生を可能にする位置ま
で移動させる動作は前記第2実施例と同じである。
【0033】図6(c)は、シャッタ13の延出端部13aと第
1シャッタ開閉アーム41の係合部41aとの係合が、延出
端部13aの形状不良等の原因で失敗した場合の状態を示
しており、この場合には、シャッタ13が閉鎖した状態で
光磁気ディスクカートリッジ10は挿入方向へ進行し、第
2シャッタ開閉アーム42が回動するが、第2シャッタ開
閉アーム42の側部と第1シャッタ開閉アーム41の係合部
41aとが当接して、係止ピン22と光磁気ディスクカート
リッジ10の傾斜突起部10bとが当接しないようになって
いる。
【0034】したがって、光磁気ディスクカートリッジ
10は、図6(c)に示す位置から奥側へ移動できないの
で、前記シャッタ13の閉鎖状態でローディング状態にな
ることが防げる。
【0035】図8(a)〜(d)は本発明の第4実施例におけ
るカートリッジ誤挿入防止手段部分の構成および動作の
説明図、図9は同誤挿入防止手段部分の分解斜視図であ
り、第3実施例で使用された構成部材に対応する部材に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0036】第4実施例において、50は光磁気ディスク
カートリッジ10に設けられたシャッタ13を移動させるシ
ャッタ開閉アーム、51は、第2実施例のL字状孔32の係
止孔部31からディスクカートリッジ挿入方向と略平行な
方向へ延出して、L字状孔32とで全体としてクランク形
状のガイド孔52をなす延出孔部、53は、傾斜孔部54と、
ディスクカートリッジの挿入,排出方向Aと略平行な方
向に延出する平行孔部55とからなるへ字状のガイド孔で
ある。
【0037】前記シャッタ開閉アーム50は、先端がシャ
ッタ13の延出端部13aと係合可能で、中間部に設けたガ
イドピン56が前記へ字状のガイド孔53に挿入され、後端
に設けられた係止ピン22が前記クランク形状のガイド孔
52に挿入されている。なお、図9中の57,58はガイドピ
ン56と係止ピン22のガイドピン59をホルダ15に止めるた
めの係止リングである。
【0038】図8(a)において、光磁気ディスクカート
リッジ10を正常な向きでホルダ15に挿入すると、シャッ
タ開閉アーム50の先端がシャッタ13の延出端部13aと係
合する。さらにカートリッジを挿入すると、シャッタ13
の係止ピン22がクランク形状のガイド孔52の延出孔部51
から係止孔部31へ移動して、この係止孔部31で係止ピン
22を中心として時計方向へ回動する。この回動によって
シャッタ13を移動して、光磁気ディスクカートリッジ10
の開口部12を開放する。そして、シャッタ開閉アーム50
のガイドピン56がへ字状のガイド孔53の傾斜孔部54で案
内されて平行孔部55の入口部分に達する(図8(b))。
【0039】係止ピン22は、光磁気ディスクカートリッ
ジ10の傾斜突起部10bによって既述したように移動され
て(図8(c))、移行長孔30に案内され、またガイドピン5
6が平行孔部55に案内された状態で平行移動し、光磁気
ディスクカートリッジ10のホルダ15奥側への移動を可能
にする(図8(d))。
【0040】図10(a),(b)は前記図8(b),(c)の要部拡
大図であり、図10(c)は、シャッタ13の延出端部13aとシ
ャッタ開閉アーム50の先端との係合が、延出端部13aの
形状不良等の原因で失敗した場合の状態を示しており、
シャッタ13が閉鎖した状態で光磁気ディスクカートリッ
ジ10は挿入方向へ進行し、シャッタ開閉アーム50は、回
動するが、シャッタ13と当接して、係止ピン22と光磁気
ディスクカートリッジ10の傾斜突起部10bとが当接しな
いようにしている。したがって、光磁気ディスクカート
リッジ10は図10(c)の状態から奥側への移動が阻止され
ることになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
カートリッジ・ローディング装置は、請求項1記載の構
成によれば、一隅に突起部が形成されたディスクカート
リッジのみを、前記突起部と係止ピンによる簡単な構成
によって所定位置まで挿入可能にでき、しかも係止ピン
がホルダ外方へ移動しないので設置スペースを広げるこ
ともなく、スペース効率に優れ、ディスクカートリッジ
の誤挿入防止が小型で簡単な構成で可能となる。
【0042】請求項2記載の構成によれば、L字状孔に
よって前記係止ピンの移動を案内できるので、ディスク
カートリッジの挿入阻止、および挿入による移動を確実
かつ円滑にすることができる。
【0043】請求項3記載の構成によれば、ディスクカ
ートリッジの開口部を開閉するシャッタが開放されない
場合、ディスクカートリッジが所定位置まで挿入できな
いように移動阻止が行えるので異常ローディングを防止
できる。
【0044】請求項4記載の構成によれば、前記シャッ
タを開放させるシャッタ開放アームの移動がガイド孔で
案内できるので、ディスクカートリッジとシャッタとの
動作を確実かつ円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジ・ローディング
装置の第1実施例におけるカートリッジ誤挿入防止手段
部分の構成および動作の説明図である。
【図2】図1の誤挿入防止手段部分の分解斜視図であ
る。
【図3】本発明のディスクカートリッジ・ローディング
装置の第2実施例におけるカートリッジ誤挿入防止手段
部分の構成および動作の説明図である。
【図4】図3の誤挿入防止手段部分の分解斜視図であ
る。
【図5】図3の要部拡大図である。
【図6】本発明のディスクカートリッジ・ローディング
装置の第3実施例におけるカートリッジ誤挿入防止手段
部分の構成および動作の説明図である。
【図7】図6の誤挿入防止手段部分の分解斜視図であ
る。
【図8】本発明のディスクカートリッジ・ローディング
装置の第4実施例におけるカートリッジ誤挿入防止手段
部分の構成および動作の説明図である。
【図9】図8の誤挿入防止手段部分の分解斜視図であ
る。
【図10】図8の要部拡大図である。
【図11】光磁気ディスクカートリッジの形状を示す斜
視図である。
【図12】光磁気ディスクカートリッジの形状を示す図
である。
【図13】従来のディスクカートリッジ・ローディング
装置におけるカートリッジ誤挿入防止手段部分の構成お
よび動作の説明図である。
【符号の説明】
10…光磁気ディスクカートリッジ、 10a…傾斜面、 1
0b…傾斜突起部、 11…光磁気ディスク、 12…開口
部、 13…シャッタ、 13a…延出端部、 15…ホル
ダ、 16…スピンドルモータ、 20…ガイド長孔、 22
…係止ピン、 23,33…つる巻きばね(付勢手段)、 30
…移行長孔部、 31…係止孔部、 32…L字状孔、 4
1,42,50…シャッタ開閉アーム、 52,53…ガイド
孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクを収納したディスクカート
    リッジが挿入されるホルダを有し、ディスクカートリッ
    ジを移動して記録ディスクを回転駆動部に対して記録,
    再生可能状態に保持するディスクカートリッジ・ローデ
    ィング装置において、前記ディスクカートリッジの一隅
    に形成された突起部によってディスクカートリッジの挿
    入,排出方向に対して略直交するホルダ内方へ移動され
    てディスクカートリッジの挿入方向への移動を可能にす
    る係止ピンと、この係止ピンをホルダ外方へ付勢する付
    勢手段とを備えたことを特徴とするディスクカートリッ
    ジ・ローディング装置。
  2. 【請求項2】 記録ディスクを収納したディスクカート
    リッジが挿入されるホルダを有し、ディスクカートリッ
    ジを移動して記録ディスクを回転駆動部に対して記録,
    再生可能状態に保持するディスクカートリッジ・ローデ
    ィング装置において、前記ホルダに形成され、前記ディ
    スクカートリッジの挿入,排出方向に対して略平行な方
    向に延出する移行孔部および前記挿入,排出方向に対し
    て略直交し、かつ前記移行孔部からホルダ外方に延出す
    る係止孔部からなるL字状孔と、このL字状孔に挿入さ
    れ、ディスクカートリッジの一隅に形成された突起部に
    よって前記係止孔部から移行孔部へ移動されてディスク
    カートリッジの挿入方向への移動を可能にする係止ピン
    と、この係止ピンをホルダ外方へ付勢する付勢手段とを
    備えたことを特徴とするディスクカートリッジ・ローデ
    ィング装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクカートリッジの開口部を開
    閉するシャッタの開放動作を行うシャッタ開放アームに
    前記係止ピンを設けたことを特徴とする請求項1または
    2記載のディスクカートリッジ・ローディング装置。
  4. 【請求項4】 前記シャッタ開放アームにおけるディス
    クカートリッジの挿入,排出方向の移動を案内するガイ
    ド孔を前記ホルダに形成したことを特徴とする請求項3
    記載のディスクカートリッジ・ローディング装置。
JP25318093A 1993-10-08 1993-10-08 ディスクカートリッジ・ローディング装置 Expired - Fee Related JP3245277B2 (ja)

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