JPH07110344B2 - シ−ル剤塗布ノズル - Google Patents

シ−ル剤塗布ノズル

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JPH07110344B2
JPH07110344B2 JP19380287A JP19380287A JPH07110344B2 JP H07110344 B2 JPH07110344 B2 JP H07110344B2 JP 19380287 A JP19380287 A JP 19380287A JP 19380287 A JP19380287 A JP 19380287A JP H07110344 B2 JPH07110344 B2 JP H07110344B2
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JP
Japan
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nozzle
sealant
nozzle body
sealing agent
application nozzle
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JP19380287A
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JPS6438165A (en
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泰治 鈴木
重男 加藤
治 久保田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリウレタン系シール剤等の水分と反応し常
温で硬化するシール剤を塗布するのに使用するシール剤
塗布ノズルに関する。
(従来の技術) 従来、この種塗布ノズルとしては金属製のものを用いる
を一般とするが、このものでは塗布作業終了後に塗布ノ
ズルを放置しておくと、ノズル内に残留するシール剤が
ノズル開口端で大気に触れて空気中の水分との反応によ
り硬化し、塗布作業を再開する際に硬化したシール剤を
除去する必要を生ずるが、開口端の硬化物を除去する際
にノズル内の未硬化のシール剤が流れ出して作業者の手
を汚すことがあり、又ノズル内壁面に未硬化状態のシー
ル剤が付着したまま残ると目詰りが進行するため、ノズ
ル内の清浄も行なわなくてはならず、作業再開に際して
の塗布ノズルのメンテナンス作業が大変になる。
かかる不具合を解決すべく、実公昭59−6938号公報に見
られるように、塗布ノズルを移動待機させる待機場所
に、弾性支持体に取付けた閉塞板を設け、塗布ノズルの
開口端を該閉塞板上に着座させて閉塞し、ノズル内に残
留するシール剤の硬化を防止するようにしたものも知ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のものでは、閉塞板にシール剤が付着するため、こ
れを放置しておくとシール剤が閉塞板上で硬化し、かく
するときは硬化したシール剤が邪魔になってノズル開口
端が完全に閉塞されなくなることから、閉塞板に付着し
たシール剤を拭取る必要があり、使い勝手は必ずしも良
好でなく、閉塞板を用いずにノズルのメンテナンス作業
性を向上し得るようにすることが望まれている。
本発明は、かかる要望に適合した塗布ノズルを提供する
ことをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく、ノズル本体を内部に
残留するシール剤を硬化させるに必要な吸水性を持ち且
つシール剤が固着しない素材で形成したことを特徴とす
る。
(作 用) ノズル本体を吸水性を持った素材で形成するため、塗布
作業終了後ノズル本体内に残留するシール剤は、ノズル
本体に吸水された水分と反応して全体的に硬化し、而も
素材の性質によってシール剤が硬化してもこれはノズル
本体の内壁面に固着せず、ノズル本体内で硬化した棒状
のシール剤をそのままノズル本体の開口端から引抜くこ
とができ、塗布作業の再開時に面倒な清掃作業を行なわ
ずに済む。
(実施例) 図面で(1)はロボットの動作端に取付けられるノズル
ホルダ、(2)は該ホルダ(1)に取付けたノズル本体
を示し、該ホルダ(1)内に形成した給液通路(3)を
介して該ノズル本体(2)内にシール剤を供給し、該ノ
ズル本体(2)の開口端からシール剤を吐出させるよう
にした。
シール剤としては、水分と反応して常温で硬化するも
の、例えば遊離イソシアナート基を含むポリウレタン系
シール剤を用いている。
ノズル本体(2)は、その全体をポリウレタン系シール
剤が固着せず且つ適度の吸水性を持った素材、例えばポ
リアセタールで形成する。ここで、ポリアセタールの吸
水率は0.22%(試験方法ASTM D 570)であり、ノズル本
体(2)に残留するシール剤は湿度60%の雰囲気で15時
間でほぼ全体的に硬化する。
かくて、ノズル本体(2)の開口端から垂れ下ったノズ
ル剤の硬化部をクランプ具(4)で挾んだ状態でロボッ
トの動作によりノズル本体(2)を上動させれば、ノズ
ル本体(2)内で硬化したシール剤が棒状体(5)とな
ってノズル本体(2)から引抜かれ、ノズル本体(2)
の内壁面にシール剤が付着したまま残ったり、ノズル本
体(2)から未硬化のシール剤が流れ出すようなことは
ない。尚、ポリアセタールは摩擦係数が0.15程度と小さ
く、引抜きを円滑に行ない得られ、途中で棒状体(5)
が切れるようなことはない。
図面で(6)は棒状体(5)を廃棄する容器を示す。
尚、ノズル本体(2)の全体を上記素材で形成せずに、
その開口端寄りの半部のみをこの素材で形成することも
可能である。
(発明の効果) 以上の如く本発明によるときは、ノズル本体を吸水性を
持った素材で形成することにより、ノズル本体内に残留
するシール剤を積極的に硬化せしめ、これを棒状体とし
てノズル本体から容易に引抜けるようにしたもので、ノ
ズル本体内の面倒な清掃作業を行なわずに済み、メンテ
ナンス性が良好となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明塗布ノズル内でのシール剤の硬化状態及び
その引抜き方法を示す説明図である。 (2)……ノズル本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水分と反応し常温で硬化するシール剤の塗
    布ノズルにおいて、ノズル本体を内部に残留するシール
    剤を硬化させるに必要な吸水性を持ち且つシール剤が固
    着しない素材で形成したことを特徴とするシール剤塗布
    ノズル。
  2. 【請求項2】前記シール剤がポリウレタン系シール剤で
    あるとき、前記素材としてポリアセタールを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシール剤塗布
    ノズル。
JP19380287A 1987-08-04 1987-08-04 シ−ル剤塗布ノズル Expired - Lifetime JPH07110344B2 (ja)

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JPS6438165A JPS6438165A (en) 1989-02-08
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JPH0529034Y2 (ja) * 1989-03-31 1993-07-26

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