JPH06135287A - 車両用トリム - Google Patents
車両用トリムInfo
- Publication number
- JPH06135287A JPH06135287A JP28910692A JP28910692A JPH06135287A JP H06135287 A JPH06135287 A JP H06135287A JP 28910692 A JP28910692 A JP 28910692A JP 28910692 A JP28910692 A JP 28910692A JP H06135287 A JPH06135287 A JP H06135287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealant
- trim
- foamed
- gun
- material stage
- Prior art date
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- Pending
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 逆U字形で内側に対向して挟持リップ9、9
を具備する断面を有し、溝底部にシーラントが注入ガン
39により注入されて粘着シール帯19、19Aが形成
された車両用トリム3。シーラント21として、材料段
階では粘着性を有せず、注入ガン39から吐出後発泡
し、発泡倍率3〜7倍の発泡性シーラントを使用する。 【効果】 トリムの溝底部にシール帯を形成するための
シーラントの注入作業性が良好で、かつ、車体フランジ
への取付け荷重も低減できる。
を具備する断面を有し、溝底部にシーラントが注入ガン
39により注入されて粘着シール帯19、19Aが形成
された車両用トリム3。シーラント21として、材料段
階では粘着性を有せず、注入ガン39から吐出後発泡
し、発泡倍率3〜7倍の発泡性シーラントを使用する。 【効果】 トリムの溝底部にシール帯を形成するための
シーラントの注入作業性が良好で、かつ、車体フランジ
への取付け荷重も低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆U字形で内側に対向
して挟持リップを具備する断面を有し、溝底部にシーラ
ントが注入ガンにより注入されて粘着シール帯が形成さ
れたトリムにに関する。
して挟持リップを具備する断面を有し、溝底部にシーラ
ントが注入ガンにより注入されて粘着シール帯が形成さ
れたトリムにに関する。
【0002】ここで、トリムとは、ウェルトとも称され
るもので、トリム単体からなるもののみを指すばかりで
なく、ウェザストリップにおける取付け基部となるトリ
ム部を含む概念である。
るもので、トリム単体からなるもののみを指すばかりで
なく、ウェザストリップにおける取付け基部となるトリ
ム部を含む概念である。
【0003】
【従来の技術】ここでは、図1に示すような、トランク
用のウェザストリップを例に採り説明するが、これに限
られるものではない。
用のウェザストリップを例に採り説明するが、これに限
られるものではない。
【0004】このウェザストリップ1は、逆U字形のト
リム部3と、該トリム部3の頂部に形成される中空シー
ル部5と、トリム部3の車外側側面に形成されるフィン
シール部7とからなる。そして、逆U字形のトリム部3
は、対向する挟持リップ9、9を一対以上、図例では二
対有し、車体フランジ11に対する挟持力を維持するた
めに金属インサート13が、ソリッドゴム中に埋設され
ている。また、中空シール部5とフィンシール部7と
は、それぞれリッド(戸当り部)15又は車体板金17
に対する追従性(シール性能の重要因子)を確保する見
地からスポンジゴム製である。
リム部3と、該トリム部3の頂部に形成される中空シー
ル部5と、トリム部3の車外側側面に形成されるフィン
シール部7とからなる。そして、逆U字形のトリム部3
は、対向する挟持リップ9、9を一対以上、図例では二
対有し、車体フランジ11に対する挟持力を維持するた
めに金属インサート13が、ソリッドゴム中に埋設され
ている。また、中空シール部5とフィンシール部7と
は、それぞれリッド(戸当り部)15又は車体板金17
に対する追従性(シール性能の重要因子)を確保する見
地からスポンジゴム製である。
【0005】そして、このウェザストリップ1を、車体
フランジ11に取付けるに際して、トリム部3の溝底部
には、シール材を注入して粘着シール帯19を形成す
る。この粘着シール帯19は、トリム部3の溝底部と車
体フランジ11との隙間を封止して、フィンシール部7
及び挟持リップ9のシール作用を補完する共に、車体フ
ランジ11縁端の防錆を図る作用を奏する。
フランジ11に取付けるに際して、トリム部3の溝底部
には、シール材を注入して粘着シール帯19を形成す
る。この粘着シール帯19は、トリム部3の溝底部と車
体フランジ11との隙間を封止して、フィンシール部7
及び挟持リップ9のシール作用を補完する共に、車体フ
ランジ11縁端の防錆を図る作用を奏する。
【0006】そして、上記シール材として、従来のブチ
ルゴム系等の粘性(接着性)を有する弾性シール材に変
えて不定形でいかなる形状の表面にも密着可能なコーキ
ング材(シーラント)を使用することが提案されている
(実願昭52−104412号明細書(実開昭54−3
1622号)参照)。不定形のシーラントは、弾性シー
ル材に比して、車体フランジ端部に対する追従性が良好
で、より高度のシール性が確保し易いためである。な
お、上記シール材として、粘性を有する弾性シール材を
使用する技術は、実開昭55−65209号、実公昭6
1−31877号公報等にも記載されている。
ルゴム系等の粘性(接着性)を有する弾性シール材に変
えて不定形でいかなる形状の表面にも密着可能なコーキ
ング材(シーラント)を使用することが提案されている
(実願昭52−104412号明細書(実開昭54−3
1622号)参照)。不定形のシーラントは、弾性シー
ル材に比して、車体フランジ端部に対する追従性が良好
で、より高度のシール性が確保し易いためである。な
お、上記シール材として、粘性を有する弾性シール材を
使用する技術は、実開昭55−65209号、実公昭6
1−31877号公報等にも記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
不定形シーラントを使用した車両用トリムの場合、下記
のような問題点があることが、本発明者らが検討した結
果分かった。
不定形シーラントを使用した車両用トリムの場合、下記
のような問題点があることが、本発明者らが検討した結
果分かった。
【0008】(1) 不定形シーラントは、粘着性が強く、
段替え(取り替え)時の容器及びガンの脱着ノズル口付
近のはみ出し処理等、取扱には、不必要部位の付着等に
余分な注意と、多大な工数を必要とした。なお、弾性シ
ール材にも同様な問題はあった。
段替え(取り替え)時の容器及びガンの脱着ノズル口付
近のはみ出し処理等、取扱には、不必要部位の付着等に
余分な注意と、多大な工数を必要とした。なお、弾性シ
ール材にも同様な問題はあった。
【0009】(2) また、フランジ高さ、トリム部の組み
付けばらつき等を考慮して、シール性を確保するため
に、トリム部溝底部への注入量もある程度以上とする必
要があり、シーラント注入作業のスピード化の要請に対
応するのが困難であった。
付けばらつき等を考慮して、シール性を確保するため
に、トリム部溝底部への注入量もある程度以上とする必
要があり、シーラント注入作業のスピード化の要請に対
応するのが困難であった。
【0010】(3) 更には、シーラントを注入して溝底部
にシール帯を形成したトリム部が、車体フランジから脱
落するのを防止するために、抜け荷重を、もっと大きく
したいという要請もあった。
にシール帯を形成したトリム部が、車体フランジから脱
落するのを防止するために、抜け荷重を、もっと大きく
したいという要請もあった。
【0011】本発明の目的は、上記問題点をことごとく
解決できる、車両用トリムを提供することにある。
解決できる、車両用トリムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用トリム
は、上記課題を下記構成により解決するものである。
は、上記課題を下記構成により解決するものである。
【0013】逆U字形で内側に対向して挟持リップを具
備する断面を有し、溝底部にシーラントが注入ガンによ
り注入されて粘着シール帯が形成された車両用トリムに
おいて、シーラントが、材料段階では粘着性を有せず、
注入ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜7倍の発泡性
シーラントであることを特徴とする。
備する断面を有し、溝底部にシーラントが注入ガンによ
り注入されて粘着シール帯が形成された車両用トリムに
おいて、シーラントが、材料段階では粘着性を有せず、
注入ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜7倍の発泡性
シーラントであることを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図例に基づいて説
明する。従来と同一部分については、同一図符号を付し
て、それらの説明の全部又は一部を省略する。
明する。従来と同一部分については、同一図符号を付し
て、それらの説明の全部又は一部を省略する。
【0015】(1) この実施例は、前述の従来例と同様の
構成のトランク用のウェザストリップ1に適用するもの
である。即ち、このウェザストリップ1は、逆U字形の
トリム部3と、該トリム部3の頂部に形成される中空シ
ール部5と、トリム部3の車外側側面に形成されるフィ
ンシール部7とからなる。そして、このウェザストリッ
プは、押出成形・型成形等により製造する。
構成のトランク用のウェザストリップ1に適用するもの
である。即ち、このウェザストリップ1は、逆U字形の
トリム部3と、該トリム部3の頂部に形成される中空シ
ール部5と、トリム部3の車外側側面に形成されるフィ
ンシール部7とからなる。そして、このウェザストリッ
プは、押出成形・型成形等により製造する。
【0016】(2) そして、粘着シール帯19を形成する
シーラントとして、材料段階では粘着性を有せず、注入
ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜7倍の発泡性シー
ラントを使用する。
シーラントとして、材料段階では粘着性を有せず、注入
ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜7倍の発泡性シー
ラントを使用する。
【0017】注入ガンから吐出後発泡するようにしたの
は、シーラントの実体的注入量(注入ガンからの吐出
量)を低減させ、注入作業性の高速化を容易とするため
である。
は、シーラントの実体的注入量(注入ガンからの吐出
量)を低減させ、注入作業性の高速化を容易とするため
である。
【0018】材料段階で粘着性を有しないものとしたの
は、注入前のシーラントの取扱性を考慮したものであ
る。当然、シーラントの吐出・発泡後は、粘着性を有
し、シール性及びフランジからの抜け荷重の増大に寄与
する。
は、注入前のシーラントの取扱性を考慮したものであ
る。当然、シーラントの吐出・発泡後は、粘着性を有
し、シール性及びフランジからの抜け荷重の増大に寄与
する。
【0019】発泡倍率3〜7倍としたのは、発泡倍率が
低いと、本発明の効果、実体注入量の低減、押し込み荷
重の低減効果を得難く、一方、発泡倍率が高過ぎると、
強度的にも問題がありシール効果が得難く、かつ、フラ
ンジからの抜け荷重の増大にも寄与し難くなる。
低いと、本発明の効果、実体注入量の低減、押し込み荷
重の低減効果を得難く、一方、発泡倍率が高過ぎると、
強度的にも問題がありシール効果が得難く、かつ、フラ
ンジからの抜け荷重の増大にも寄与し難くなる。
【0020】発泡形態は、独立・連泡問わず、また、硬
化態様も、酸素・水分硬化、溶剤揮散、化学反応、加熱
溶融冷却固化、等問わない。
化態様も、酸素・水分硬化、溶剤揮散、化学反応、加熱
溶融冷却固化、等問わない。
【0021】上記要件をみたすシーラントとしては、加
熱冷却固化タイプである、ホットメルト型シーラントに
加圧状態の不活性ガスを混合して使用するのが、無溶剤
・硬化後の物性安定性・塗布作業性の見地から望まし
い。具体的には、合成ゴム系で低粘度・強粘着タイプ
の、又は、オレフィン系ポリマーを主成分とした、各ホ
ットメルト接着剤等を、好適に使用可能である。 な
お、上記シーラントには、防錆剤等を適宜混入しておく
ことも可能である。 (3) 次に、トリム部の溝底部にシ
ーラントを注入して粘着シール帯19Aを形成する方法
を、図2に示すホットメルトシーラントアプリケータ
(塗布装置)を使用して形成する場合について説明す
る。
熱冷却固化タイプである、ホットメルト型シーラントに
加圧状態の不活性ガスを混合して使用するのが、無溶剤
・硬化後の物性安定性・塗布作業性の見地から望まし
い。具体的には、合成ゴム系で低粘度・強粘着タイプ
の、又は、オレフィン系ポリマーを主成分とした、各ホ
ットメルト接着剤等を、好適に使用可能である。 な
お、上記シーラントには、防錆剤等を適宜混入しておく
ことも可能である。 (3) 次に、トリム部の溝底部にシ
ーラントを注入して粘着シール帯19Aを形成する方法
を、図2に示すホットメルトシーラントアプリケータ
(塗布装置)を使用して形成する場合について説明す
る。
【0022】なお、この装置に、マイコン制御機構を組
み込み、予め、シーラント注入量等をマイコンに入力し
ておけば、自動的に安定して設計通りのシーラント注入
が可能となり、シーラント注入のロボット化が容易とな
る。
み込み、予め、シーラント注入量等をマイコンに入力し
ておけば、自動的に安定して設計通りのシーラント注入
が可能となり、シーラント注入のロボット化が容易とな
る。
【0023】ホットメルトシーラント21をウォーム
ホッパー23に所定量充填し、加熱溶融させる。なお、
ウォームホッパー23の外周は、断熱材24で被覆され
ている。
ホッパー23に所定量充填し、加熱溶融させる。なお、
ウォームホッパー23の外周は、断熱材24で被覆され
ている。
【0024】加熱溶融されたシーラント21は、リザ
ーバ26内に自重で流入する。該部位で、不活性ガス
(炭酸ガス、窒素等)27を、ギアポンプ29でシーラ
ント21に混合・溶解させる。不活性ガス27は、ガス
タンク(図示せず)と接続されたガス送り配管31によ
り、リザーバ26の底部から吹き込む。なお、ギアポン
プ29は、モータ32等により駆動させる。
ーバ26内に自重で流入する。該部位で、不活性ガス
(炭酸ガス、窒素等)27を、ギアポンプ29でシーラ
ント21に混合・溶解させる。不活性ガス27は、ガス
タンク(図示せず)と接続されたガス送り配管31によ
り、リザーバ26の底部から吹き込む。なお、ギアポン
プ29は、モータ32等により駆動させる。
【0025】ガス溶解シーラントを、マニホールド3
4内に送入し、内部コントローラ35で、ガスとシーラ
ントとの比を一定に保ちながら、供給側ホース37へ送
入する。
4内に送入し、内部コントローラ35で、ガスとシーラ
ントとの比を一定に保ちながら、供給側ホース37へ送
入する。
【0026】供給側ホース37の先端に取付けた注入
ガン39で、ノズル39aからガス溶解シーラントを吐
出させ、トリム部3の溝底部に所定高さに注入する。こ
こで、余分のガス溶解シーラントは、戻り側ホース41
を介してマニホールド34に戻す。
ガン39で、ノズル39aからガス溶解シーラントを吐
出させ、トリム部3の溝底部に所定高さに注入する。こ
こで、余分のガス溶解シーラントは、戻り側ホース41
を介してマニホールド34に戻す。
【0027】そして、大気中の放出されたガス溶解シ
ーラントは、冷却により硬化すると同時に分散状態の加
圧不活性ガスは膨張するのでシーラント内で無数の気泡
が発生し、発泡状態となり、粘着シール帯19Aが形成
される。この場合、吐出量が少なくても、見かけ注入量
は、大きくなり、従来に比して、実体的注入量(重量)
は、格段に少なくて済む。なお、ここで発泡倍率が3〜
7倍となるように、ガス溶解量や加圧の状態等を調整し
ておく。
ーラントは、冷却により硬化すると同時に分散状態の加
圧不活性ガスは膨張するのでシーラント内で無数の気泡
が発生し、発泡状態となり、粘着シール帯19Aが形成
される。この場合、吐出量が少なくても、見かけ注入量
は、大きくなり、従来に比して、実体的注入量(重量)
は、格段に少なくて済む。なお、ここで発泡倍率が3〜
7倍となるように、ガス溶解量や加圧の状態等を調整し
ておく。
【0028】(4) そして、上記粘着シール帯19Aが形
成されたトリム部を、従来と同様に、フランジ部に外嵌
して、ウェザストリップ1を車体に取付ける。このと
き、粘着シール帯19Aは、発泡倍率が3〜7倍と高い
ため、押し込み荷重が小さく、また、押し込み後は、シ
ーラントの有する粘着性により、車体フランジ11から
の抜け荷重が増大する。
成されたトリム部を、従来と同様に、フランジ部に外嵌
して、ウェザストリップ1を車体に取付ける。このと
き、粘着シール帯19Aは、発泡倍率が3〜7倍と高い
ため、押し込み荷重が小さく、また、押し込み後は、シ
ーラントの有する粘着性により、車体フランジ11から
の抜け荷重が増大する。
【0029】上記実施例はトランク用ウェザストリップ
を例に採り説明したが、とリム部を有するものなら、他
のウェザストリップ、例えば、インナボードシール用、
ルーフサイド部用、クォータウインドウェザストリップ
等にも適用可能である。
を例に採り説明したが、とリム部を有するものなら、他
のウェザストリップ、例えば、インナボードシール用、
ルーフサイド部用、クォータウインドウェザストリップ
等にも適用可能である。
【0030】
【発明の作用・効果】本発明の車両用トリムは、逆U字
形で内側に対向して挟持リップを具備する断面を有し、
溝底部にシーラントが注入されてシール帯が形成された
構成ににおいて、シーラントを、材料段階では粘着性を
有せず、前記注入ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜
7倍の発泡性シーラントとすることにより、下記のよう
な作用効果を奏する。
形で内側に対向して挟持リップを具備する断面を有し、
溝底部にシーラントが注入されてシール帯が形成された
構成ににおいて、シーラントを、材料段階では粘着性を
有せず、前記注入ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜
7倍の発泡性シーラントとすることにより、下記のよう
な作用効果を奏する。
【0031】(1) 使用前の材料段階では粘着性を有しな
いため、取扱性が容易で、従来の材料段階で強い粘着性
を有する弾性シール材又は不定形シーラントを使用する
場合に比して、取扱性が容易で、不必要部位に付着する
等を考慮する必要がなく、機械化が容易となる。
いため、取扱性が容易で、従来の材料段階で強い粘着性
を有する弾性シール材又は不定形シーラントを使用する
場合に比して、取扱性が容易で、不必要部位に付着する
等を考慮する必要がなく、機械化が容易となる。
【0032】(2) また、注入ガンから吐出後発泡するた
め、実体的な注入量が、従来に比して少なくて済み、上
記シーラントの材料段階での取扱性も相乗して、シーラ
ント注入作業のスピード化が容易となる。
め、実体的な注入量が、従来に比して少なくて済み、上
記シーラントの材料段階での取扱性も相乗して、シーラ
ント注入作業のスピード化が容易となる。
【0033】(3) 更には、発泡倍率が3〜7倍と高いた
め、溝底部に粘着シール帯を形成したトリム部を、車体
フランジに取付けるに際して、押し込み荷重を、従来に
比して小さくできる。
め、溝底部に粘着シール帯を形成したトリム部を、車体
フランジに取付けるに際して、押し込み荷重を、従来に
比して小さくできる。
【図1】本発明を適用するトランク用ウェザストリップ
の一例を示す断面図。
の一例を示す断面図。
【図2】本発明のトリムの粘着シール帯を形成するに際
して使用するホットメルトシーラントのアプリケータの
一例を示す概略断面図。
して使用するホットメルトシーラントのアプリケータの
一例を示す概略断面図。
【符号の説明】 1 ウェザストリップ 3 トリム部 11 車体フランジ 19、19A 粘着シール帯 39 注入ガン
Claims (1)
- 【請求項1】 逆U字形で内側に対向して挟持リップを
具備する断面を有し、溝底部にシーラントが注入ガンに
より注入されて粘着シール帯が形成された車両用トリム
において、 前記シーラントが、材料段階では粘着性を有せず、前記
注入ガンから吐出後発泡し、発泡倍率3〜7倍の発泡性
シーラントであることを特徴とする車両用トリム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28910692A JPH06135287A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 車両用トリム |
US08/673,464 US5636895A (en) | 1992-10-27 | 1996-07-01 | Seal structure for weather strip |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28910692A JPH06135287A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 車両用トリム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135287A true JPH06135287A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17738873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28910692A Pending JPH06135287A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 車両用トリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135287A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6880209B2 (en) * | 2002-06-20 | 2005-04-19 | Stanley V. Kulkaski | Walk around grass cutter parts |
DE102007045821B4 (de) * | 2006-09-29 | 2010-01-21 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Kraftfahrzeugdichtungsstreifen |
WO2023134774A1 (zh) * | 2022-01-17 | 2023-07-20 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 亮条包边总成产品及其与外部部件的连接方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04258679A (ja) * | 1991-02-12 | 1992-09-14 | Son Yoshikata | 発泡性ホットメルト接着剤の吐出装置 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28910692A patent/JPH06135287A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04258679A (ja) * | 1991-02-12 | 1992-09-14 | Son Yoshikata | 発泡性ホットメルト接着剤の吐出装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102007045821B4 (de) * | 2006-09-29 | 2010-01-21 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Kraftfahrzeugdichtungsstreifen |
WO2023134774A1 (zh) * | 2022-01-17 | 2023-07-20 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 亮条包边总成产品及其与外部部件的连接方法 |
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