JPH07109617A - カチオン染料可染性ポリ塩化ビニル繊維 - Google Patents
カチオン染料可染性ポリ塩化ビニル繊維Info
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- JPH07109617A JPH07109617A JP25050193A JP25050193A JPH07109617A JP H07109617 A JPH07109617 A JP H07109617A JP 25050193 A JP25050193 A JP 25050193A JP 25050193 A JP25050193 A JP 25050193A JP H07109617 A JPH07109617 A JP H07109617A
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Abstract
堅牢度も良好なポリ塩化ビニル繊維を提供すること。 【構成】 アルキルベンゼンスルホン酸塩及びポリスチ
レンスルホン酸塩から選択される少くとも1種以上のス
ルホン酸塩化合物を含有するポリ塩化ビニル繊維であっ
て、該繊維中のスルホン酸塩基の含有量が20〜200
ミリモル/kgであるポリ塩化ビニル繊維。
Description
めることのできるポリ塩化ビニル繊維に関する。さらに
詳細には、特定構造のスルホン酸塩基を有する化合物を
配合した洗濯堅牢度の良好なカチオン染料可染性ポリ塩
化ビニル繊維に関する。
ら明らかなように染着座席を有していないため、酸性染
料、カチオン染料、直接染料等の極性基の働きにより染
着座席に結合される染料では染色することができず、分
散染料またはアゾ染料による染色がかろうじて行われて
いるにすぎない。しかも、通常のポリ塩化ビニル繊維は
染色温度をあげると収縮が発生するため、ガラス転移点
近傍の60〜80℃で染色する必要があり、このため上
記染料ではキャリヤーを用いても淡中色程度しか染色で
きず、また洗濯堅牢度も低いという問題がある。
オン染料に対する染着座席となり得る官能基を有する化
合物を共重合する方法が考えられるが、塩化ビニルの反
応性は乏しいため共重合は極めて難しい上に、物性が低
下したりコストが高くつくため実用化されていない。
染料や顔料をポリマー中に添加混合して紡糸する方法
(原着)が従来採られてきたが、生産ロスが大きくまた
小廻りがきかないという問題があり、後染めによる染色
性向上が切望されている。
になされたもので、その目的は、イオン染料を用いて後
染めにより染めることができるポリ塩化ビニル繊維を提
供することにある。
を達成すべく鋭意検討した結果、官能基としてベンゼン
スルホン酸塩基を有する特定のスルホン酸塩化合物は、
ポリ塩化ビニルを製糸する際の紡糸液中への溶解性が良
好で安定に紡糸することができ、しかも得られる繊維は
カチオン染料で濃色に染め得ること及び染色物の洗濯堅
牢度も良好であることを見い出し、さらに検討を重ねた
結果本発明に到達した。
(I)で表わされるアルキルベンゼンスルホン酸塩及び
/又は下記一般式(II)で表わされる単位から主として
なるポリスチレンスルホン酸塩を含有するポリ塩化ビニ
ル繊維であって、該繊維中のスルホン酸塩基含有量が2
0〜200ミリモル/kgであることを特徴とするカチ
オン染料可染性ポリ塩化ビニル繊維である。
ニウム基又はホスホニウム基を表わす。]
し、Mは金属、アンモニウム基又はホスホニウム基を表
わす。]
るスルホン酸塩化合物は、上記一般式(I)で表わされ
るアルキルベンゼンスルホン酸塩又は一般式(II)で表
わされる単位から主としてなるポリスチレンスルホン酸
塩であることが肝要であり、スルホン酸塩基が脂肪族炭
化水素基に直接結合した如きものではカチオン染料に対
する染着性が不充分となるため好ましくない。
特に炭素数8以上16以下程度のものがポリ塩化ビニル
との相溶性が良好なので好ましく、炭素数が8未満では
染色時に脱落し易く染着斑が生じ易くなる傾向がある。
一方16を越える場合にはポリ塩化ビニルとの相溶性が
悪くなり分散しにくくなると共に紡糸時の曳糸性が低下
する傾向がある。またMは金属、アンモニウム基又はホ
スホニウム基を表わし、なかでもMがアンモニウム基又
はホスホニウム基の場合には、炭素数6以下の炭化水素
基で3又は4置換された、第3級又は第4級のアンモニ
ウム基又はホスホニウム基が好ましい。具体的には、M
が金属の場合、リチウム、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属を例示することができ、特にナトリウムが好
ましい。またMがアンモニウム基の場合にはテトラ―n
―ブチルアンモニウム基の如き第4級アンモニウム基、
トリイソプロピルハイドロジェンアンモニウム基等の第
3級アンモニウム基等を例示することができ、さらにM
がホスホニウム基の場合にはテトラ―n―ブチルホスホ
ニウム基、トリ―イソプロピルフェニルホスホニウム
基、トリイソプロピルハイドロジェンホスホニウム基等
を例示することができる。
ては、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
テトラ―n―ブチルホスホニウムドデシルベンゼンスル
ホネート等をあげることができ、なかでも入手の面から
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの如きアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムが好ましい。
ル基を表わし、Mは前記と同様である。かかる単位から
主としてなるポリスチレンスルホン酸塩は、その分子量
は2万以下であることが好ましく、2万を越える場合に
はポリ塩化ビニルの溶媒に溶解し難くなって紡糸時の曳
糸性が低下する傾向がある。好ましく用いられるポリス
チレンスルホン酸塩化合物としては、ポリ塩化ビニルと
の相溶性の観点からポリスチレンスルホン酸テトラ―n
―ブチルホスホネートをあげることができる。
塩化ビニル繊維中含有量は、繊維重量1kgに対してス
ルホン酸塩基の含有量が20〜200ミリモル、好まし
くは50〜100ミリモルの範囲となる割合である必要
がある。該含有量が20ミリモル/kg未満の場合には
カチオン染料に対する染色性が不充分となり、一方20
0ミリモル/kgを越える場合には、カチオン染料可染
性は良好となるもののスルホン酸塩化合物の含有量を多
くする必要があるため、得られる繊維の糸特性が低下す
るとともに、紡糸時の曳糸性も低下するため好ましくな
い。
繊維に含有せしめるには、該ポリ塩化ビニル繊維を紡糸
する以前の任意の段階で行うことができる。例えば、ポ
リ塩化ビニル粉末を溶媒に溶解して紡糸用ドープを調製
する際、該スルホン酸塩化合物を同時に溶解させたり、
溶媒に溶解させたスルホン酸塩化合物をポリ塩化ビニル
のドープに混合したりする方法が一般的である。この
際、用いられるスルホン酸塩化合物の溶媒としては、ポ
リ塩化ビニルの溶液中に添加してもポリ塩化ビニルやス
ルホン酸塩化合物の析出を引き起こさない溶媒を用いる
必要があり、アセトン/ベンゼン混合溶媒を好ましい例
としてあげることができる。
合したドープを繊維となすには、従来公知の乾式紡糸法
又は湿式紡糸法を採用すればよい。また必要に応じて任
意の添加剤、例えば可塑剤、艶消剤、着色防止剤、難燃
剤、酸化防止剤、制電剤、無機微粒子等を添加してもよ
い。
るにあたっては、染色温度80℃以上で急激に染着率は
向上するものの、ポリ塩化ビニル繊維の収縮開始温度は
80℃程度であるため、染色温度は80℃程度以下、好
ましくは60℃程度とする必要がある。このため、スル
ホン酸塩化合物を多量に配合することによって染色性は
向上させても濃色に染色することは困難であり、染色時
にキャリヤーを併用することが好ましい。好ましく用い
られるキャリヤーとしては、例えばクロルベンゼン系、
メチルサルチレート系、メチルナフタリン系等があげら
れ、具体的には、ジクロルベンゼン、トリクロルベンゼ
ン及び日華化学工業製のセリザロンT、ポリエスカT等
が好ましく用いられる。かかるキャリヤーの好ましい使
用量は、繊維重量に対して5〜10%(owf)の範囲
である。
チオン染料と親和性の良好なベンゼンスルホン酸塩基を
有する特定のスルホン酸塩化合物が配合されているた
め、カチオン染料で染色すると斑なく極めて美麗に染色
することができ、キャリヤーを併用すると極めて高い染
着率が達成され容易に濃色に染色することができる。
合物は、ポリ塩化ビニルとの親和性が適度に良好である
ためと推定され、製糸時の曳糸性や得られる繊維の物性
を悪化させることなく染着性を向上し、また洗濯時の染
料脱落、移行などが発生し難く、洗濯堅牢度にも優れる
という特徴を有する。
ができるため、従来原着法において色切変え時に発生し
ていた色間ロスをなくすることができ、小ロット生産が
可能となる。
する。なお、染色は下記条件で行い、染着率の測定は下
記にしたがった。 染色条件 カチオン染料(Estrol Navy Blue N―2RL) :2.0%owf キャリヤー剤(セリザロンT#1日華化学工業製):7.5%owf 浴比 :1:50 染色温度×時間 :60℃×60分 染着率 染色前と染色後の染液の吸光度を測定し、600mμの
吸光度より算出した。
部、アセトン/ベンゼン混合比50/50(重量比)の
溶剤65部、及び平均分子量2万のポリスチレンスルホ
ン酸テトラブチルホスホニウムを表1記載の割合で配合
し、得られた紡糸液を120℃下乾式紡糸した後100
℃で5倍に延伸してポリ塩化ビニル繊維100デニール
/25フィラメントを得た。得られた繊維の染色結果を
表1に示す。
キルベンゼンスルホン酸塩を、含有量が100ミリモル
/kgとなる割合で添加する以外は実施例1実験No.
dと同様に行った。結果は表2に示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされるアルキル
ベンゼンスルホン酸塩及び/又は下記一般式(II)で表
わされる単位から主としてなるポリスチレンスルホン酸
塩を含有するポリ塩化ビニル繊維であって、該繊維中の
スルホン酸塩基含有量が20〜200ミリモル/kgで
あることを特徴とするカチオン染料可染性ポリ塩化ビニ
ル繊維。 【化1】 [式中Rはアルキル基、Mは金属、アンモニウム基又は
ホスホニウム基を表わす。] 【化2】 [式中R′は水素またはメチル基を表わし、Mは金属、
アンモニウム基又はホスホニウム基を表わす。] - 【請求項2】 スルホン酸塩化合物が、炭素数8以上1
6以下のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン
酸ナトリウムである請求項1記載のカチオン染料可染性
ポリ塩化ビニル繊維。
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---|---|---|---|
JP25050193A JP3265081B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | カチオン染料可染性ポリ塩化ビニル繊維 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009235615A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Teiken:Kk | 抗菌性に優れたポリ塩化ビニル繊維およびその製造方法および布帛および繊維製品 |
CN101831725A (zh) * | 2010-05-18 | 2010-09-15 | 保利源(南通)实业有限公司 | 用于制作人工毛发的聚氯乙烯纤维 |
WO2013146782A1 (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-03 | 積水化学工業株式会社 | 繊維加工用インフルエンザウイルス感染阻止剤、これを用いた繊維製品及びその製造方法 |
WO2014168776A1 (en) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | The Procter & Gamble Company | Hydroxyl polymer fiber structures comprising ammonium alkylsulfonate salts and methods for making same |
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-
1993
- 1993-10-06 JP JP25050193A patent/JP3265081B2/ja not_active Expired - Fee Related
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