JPH07109395A - ポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物 - Google Patents
ポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物Info
- Publication number
- JPH07109395A JPH07109395A JP25714493A JP25714493A JPH07109395A JP H07109395 A JPH07109395 A JP H07109395A JP 25714493 A JP25714493 A JP 25714493A JP 25714493 A JP25714493 A JP 25714493A JP H07109395 A JPH07109395 A JP H07109395A
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- parts
- vinyl chloride
- plastisol composition
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】焼付時の上塗り塗膜の亀裂発生をさらに防止す
る。 【構成】塩化ビニル系共重合体と、可塑剤と、充填材と
を主成分とするポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物にお
いて、一般式〔化1〕式で表されるアクリル系添加剤を
含むことを特徴とする。 【化1】 (〔化1〕式においてMeは金属、Rはメタクリル酸エ
ステル)アクリル系添加剤を含むことにより、理由は不
明であるが上塗り塗料が耐スリ傷対策塗料などであって
もリベイク時の上塗り塗膜の亀裂を防止することができ
る。
る。 【構成】塩化ビニル系共重合体と、可塑剤と、充填材と
を主成分とするポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物にお
いて、一般式〔化1〕式で表されるアクリル系添加剤を
含むことを特徴とする。 【化1】 (〔化1〕式においてMeは金属、Rはメタクリル酸エ
ステル)アクリル系添加剤を含むことにより、理由は不
明であるが上塗り塗料が耐スリ傷対策塗料などであって
もリベイク時の上塗り塗膜の亀裂を防止することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の組立工程など
において、接着剤やシーリング剤として用いられるポリ
塩化ビニルプラスチゾル組成物(以下、PVCゾル組成
物と略称する)に関する。
において、接着剤やシーリング剤として用いられるポリ
塩化ビニルプラスチゾル組成物(以下、PVCゾル組成
物と略称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のボディなどは、鋼板を溶接や接
着剤で接合して組み立てられ、その継目部には一般にP
VCゾルが塗布・充填されている。ところで、自動車ボ
ディの塗装工程においては、PVCゾル組成物の塗膜上
に中塗り塗料が塗布され、さらにその表面に上塗り塗料
が塗布される。その乾燥工程は種々の方法があるが、先
ずPVCゾル組成物の塗膜を仮焼付けし、その後中塗り
塗料を塗布して焼付けることで中塗り塗膜とPVCゾル
組成物の塗膜を同時に焼付け、次いで上塗り塗料を塗布
して焼付ける方法が一般的である。
着剤で接合して組み立てられ、その継目部には一般にP
VCゾルが塗布・充填されている。ところで、自動車ボ
ディの塗装工程においては、PVCゾル組成物の塗膜上
に中塗り塗料が塗布され、さらにその表面に上塗り塗料
が塗布される。その乾燥工程は種々の方法があるが、先
ずPVCゾル組成物の塗膜を仮焼付けし、その後中塗り
塗料を塗布して焼付けることで中塗り塗膜とPVCゾル
組成物の塗膜を同時に焼付け、次いで上塗り塗料を塗布
して焼付ける方法が一般的である。
【0003】このような塗装工程では、PVCゾル組成
物の塗膜は仮焼付も含めて最低3回焼付けられることと
なる。それだけでも充分過ぎるのに、塗装不良でさらに
補修塗装などの工程が加わった場合には、さらに焼付け
られることとなる。ところがこのような場合には、PV
Cゾル組成物の塗膜上の焼付塗膜に亀裂が発生する場合
があった。これは焼付時にPVCゾル組成物の塗膜と焼
付塗膜との間に熱応力が作用するためと考えられてい
る。
物の塗膜は仮焼付も含めて最低3回焼付けられることと
なる。それだけでも充分過ぎるのに、塗装不良でさらに
補修塗装などの工程が加わった場合には、さらに焼付け
られることとなる。ところがこのような場合には、PV
Cゾル組成物の塗膜上の焼付塗膜に亀裂が発生する場合
があった。これは焼付時にPVCゾル組成物の塗膜と焼
付塗膜との間に熱応力が作用するためと考えられてい
る。
【0004】そこで例えば特開平5−105796号公
報には、エポキシ樹脂とその硬化剤を添加することで上
記亀裂の発生を防止できるPVCゾル組成物が開示され
ている。
報には、エポキシ樹脂とその硬化剤を添加することで上
記亀裂の発生を防止できるPVCゾル組成物が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが近年の自動車
用塗料は、耐酸性雨対策や耐スリ傷対策が重視され、塗
膜の架橋構造が従来とは異なる設計となっている。また
高級感向上のために高膜厚化される傾向にもある。その
ため塗膜の物理的特性が従来の塗膜とは異なるようにな
り、上記したPVCゾル組成物でも亀裂の防止が充分で
はなくなりつつある。
用塗料は、耐酸性雨対策や耐スリ傷対策が重視され、塗
膜の架橋構造が従来とは異なる設計となっている。また
高級感向上のために高膜厚化される傾向にもある。その
ため塗膜の物理的特性が従来の塗膜とは異なるようにな
り、上記したPVCゾル組成物でも亀裂の防止が充分で
はなくなりつつある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、焼付け時の塗膜の亀裂を一層防止すること
を目的とする。
ものであり、焼付け時の塗膜の亀裂を一層防止すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のPVCゾル組成物は、塩化ビニル系共重合体と、可
塑剤と、充填材とを主成分とするPVCゾル組成物にお
いて、一般式〔化2〕式で表されるアクリル系添加剤を
含むことを特徴とする。
明のPVCゾル組成物は、塩化ビニル系共重合体と、可
塑剤と、充填材とを主成分とするPVCゾル組成物にお
いて、一般式〔化2〕式で表されるアクリル系添加剤を
含むことを特徴とする。
【0008】
【化2】
【0009】(〔化2〕式においてMeは金属、Rはメ
タクリル酸エステル) 塩化ビニル系共重合体としては、塩化ビニルモノマの単
独重合体あるいは塩化ビニルモノマと共重合可能な他の
モノマーとの共重合体を用いることができる。共重合体
を形成しうる塩化ビニルモノマと共重合可能なモノマと
しては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステ
アリン酸ビニルなどのビニルエステル類;ジエチルマレ
エート、ジブチルマレエートなどのマレイン酸エステル
類;ジエチルフマレート、ジブチルフマレートなどのフ
マル酸エステル類;アクリル酸エステル類;メタクリル
酸エステル類;ビニルメチルエーテルなどのビニルエー
テル類などを挙げることができる。
タクリル酸エステル) 塩化ビニル系共重合体としては、塩化ビニルモノマの単
独重合体あるいは塩化ビニルモノマと共重合可能な他の
モノマーとの共重合体を用いることができる。共重合体
を形成しうる塩化ビニルモノマと共重合可能なモノマと
しては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステ
アリン酸ビニルなどのビニルエステル類;ジエチルマレ
エート、ジブチルマレエートなどのマレイン酸エステル
類;ジエチルフマレート、ジブチルフマレートなどのフ
マル酸エステル類;アクリル酸エステル類;メタクリル
酸エステル類;ビニルメチルエーテルなどのビニルエー
テル類などを挙げることができる。
【0010】可塑剤としては、一般にPVCゾル組成物
に使用されるものを用いることができ、例えばジ−n−
オクチルフタレート(DOP)、ジ−2−エチルヘキシ
ルフタレート、ジイソノニルフタレート(DINP)な
どのフタル酸系可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート(DOA)、トリオクチルトリノリテート(TOT
N)やアゼライン酸、セバシン酸などの脂肪族エステル
系可塑剤;リン酸、トリクレジルホスフェートなどのリ
ン酸エステル系可塑剤;エポキシ化大豆油などのエポキ
シ系可塑剤などが挙げられる。その使用量は、PVCゾ
ル組成物の粘度、硬化性、硬化後の硬度、安定性などの
物性により適宜選択され、これらの1種または2種以上
を混合して用いることができる。なお可塑剤の量は一般
に、塩化ビニル系共重合体100重量部に対して30〜
300重量部の範囲で使用される。
に使用されるものを用いることができ、例えばジ−n−
オクチルフタレート(DOP)、ジ−2−エチルヘキシ
ルフタレート、ジイソノニルフタレート(DINP)な
どのフタル酸系可塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート(DOA)、トリオクチルトリノリテート(TOT
N)やアゼライン酸、セバシン酸などの脂肪族エステル
系可塑剤;リン酸、トリクレジルホスフェートなどのリ
ン酸エステル系可塑剤;エポキシ化大豆油などのエポキ
シ系可塑剤などが挙げられる。その使用量は、PVCゾ
ル組成物の粘度、硬化性、硬化後の硬度、安定性などの
物性により適宜選択され、これらの1種または2種以上
を混合して用いることができる。なお可塑剤の量は一般
に、塩化ビニル系共重合体100重量部に対して30〜
300重量部の範囲で使用される。
【0011】充填材としては、炭酸カルシウム、炭酸バ
リウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、硫酸マグネシウムなどのアルカリ土類金属の炭酸
塩または硫酸塩、シリカ、クレー、酸化チタン、アルミ
ニウム粉末などを、従来と同様に用いることができる。
この充填材の量は、塩化ビニル系共重合体100重量部
に対して30〜200重量部の範囲が好ましい。30重
量部より少ないと凝集力が不十分となり、200重量部
を超えると脆くなり柔軟性や接着性が低下する。
リウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、硫酸マグネシウムなどのアルカリ土類金属の炭酸
塩または硫酸塩、シリカ、クレー、酸化チタン、アルミ
ニウム粉末などを、従来と同様に用いることができる。
この充填材の量は、塩化ビニル系共重合体100重量部
に対して30〜200重量部の範囲が好ましい。30重
量部より少ないと凝集力が不十分となり、200重量部
を超えると脆くなり柔軟性や接着性が低下する。
【0012】本発明の特色をなすアクリル系添加剤は、
PVCゾル組成物の全量に対して5重量%以上添加する
ことが望ましい。5重量%以下であると亀裂防止効果が
やや不十分となる。上限は特に制限されないが、多く添
加しても効果が飽和し他の成分の相対的な減少により他
の特性に不具合が生じる場合があるので、5〜10重量
%で充分である。
PVCゾル組成物の全量に対して5重量%以上添加する
ことが望ましい。5重量%以下であると亀裂防止効果が
やや不十分となる。上限は特に制限されないが、多く添
加しても効果が飽和し他の成分の相対的な減少により他
の特性に不具合が生じる場合があるので、5〜10重量
%で充分である。
【0013】
【作用】本発明のPVCゾル組成物では、特殊なアクリ
ル系添加剤を含んでいるため、理由は不明であるが、繰
り返し焼付け時にも上に塗布された焼付塗膜の亀裂の発
生が防止される。
ル系添加剤を含んでいるため、理由は不明であるが、繰
り返し焼付け時にも上に塗布された焼付塗膜の亀裂の発
生が防止される。
【0014】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)表1にも示すように、ポリ塩化ビニル樹脂
(「スミリットPCX−5」住友化学工業(株)製)が
100重量部と、可塑剤DOPが120重量部と、炭酸
カルシウム(「NS−100」日東粉化工業(株)製)
が80重量部と、タレ止め剤(「ネオライトSP」竹原
化学工業(株)製)が80重量部と、エポキシ樹脂
(「EP−4100」旭電化工業(株)製)が7重量部
と、アクリル系添加剤(「A−424」共栄社油脂化学
(株)製)が10重量部と、接着付与剤,水分吸収剤な
どのその他の添加剤が15重量部とを混練し、実施例1
のPVCゾル組成物とした。
(「スミリットPCX−5」住友化学工業(株)製)が
100重量部と、可塑剤DOPが120重量部と、炭酸
カルシウム(「NS−100」日東粉化工業(株)製)
が80重量部と、タレ止め剤(「ネオライトSP」竹原
化学工業(株)製)が80重量部と、エポキシ樹脂
(「EP−4100」旭電化工業(株)製)が7重量部
と、アクリル系添加剤(「A−424」共栄社油脂化学
(株)製)が10重量部と、接着付与剤,水分吸収剤な
どのその他の添加剤が15重量部とを混練し、実施例1
のPVCゾル組成物とした。
【0015】用いたアクリル系添加剤は、〔化2〕式に
おけるMeがZn又はMgであり、Rはメタクリル酸で
ある。 (実施例2,3)アクリル系添加剤の添加量を20重量
部,40重量部としたこと以外は実施例1と同様であ
る。 (実施例4)アクリル系添加剤の添加量を40重量部と
し、DOPが130重量部、炭酸カルシウムが100重
量部、タレ止め剤が100重量部としたこと以外は実施
例1と同様である。 (比較例1)アクリル系添加剤を用いなかったこと以外
は実施例1と同様である。 (比較例2)アクリル系添加剤を用いず、エポキシ硬化
剤(「DICY」日本カーバイト(株)製)0.6重量
部と、エポキシ硬化促進剤(「DCMU」保土ケ谷化学
(株)製)0.15重量部を添加したこと以外は実施例
1と同様である。 (比較例3)エポキシ硬化促進剤を0.3重量部添加し
たこと以外は比較例2と同様である。 (試験)これらのPVCゾル組成物を、電着塗膜が形成
された鋼板表面に断面半円形のかまぼこ状(幅10mm
・長さ100mm)に塗布し、端部をへらで薄く延ばし
た。その状態で95℃にて10分間加熱し、仮焼付し
た。
おけるMeがZn又はMgであり、Rはメタクリル酸で
ある。 (実施例2,3)アクリル系添加剤の添加量を20重量
部,40重量部としたこと以外は実施例1と同様であ
る。 (実施例4)アクリル系添加剤の添加量を40重量部と
し、DOPが130重量部、炭酸カルシウムが100重
量部、タレ止め剤が100重量部としたこと以外は実施
例1と同様である。 (比較例1)アクリル系添加剤を用いなかったこと以外
は実施例1と同様である。 (比較例2)アクリル系添加剤を用いず、エポキシ硬化
剤(「DICY」日本カーバイト(株)製)0.6重量
部と、エポキシ硬化促進剤(「DCMU」保土ケ谷化学
(株)製)0.15重量部を添加したこと以外は実施例
1と同様である。 (比較例3)エポキシ硬化促進剤を0.3重量部添加し
たこと以外は比較例2と同様である。 (試験)これらのPVCゾル組成物を、電着塗膜が形成
された鋼板表面に断面半円形のかまぼこ状(幅10mm
・長さ100mm)に塗布し、端部をへらで薄く延ばし
た。その状態で95℃にて10分間加熱し、仮焼付し
た。
【0016】その表面にポリエステル・メラミン系の従
来の中塗り塗料を乾燥膜厚が20μmとなるように塗布
し、160℃で30分間焼付けた。さらにその表面に従
来のアクリル・メラミン系の上塗り塗料を乾燥膜厚が3
0μmとなるように塗布し、160℃で30分間焼付け
た。その後(室温状態に放冷−160℃で30分間焼
付)のリベイク工程を4回繰り返して行い、塗膜表面の
亀裂の有無を目視で判定した。結果を表1に示す。
来の中塗り塗料を乾燥膜厚が20μmとなるように塗布
し、160℃で30分間焼付けた。さらにその表面に従
来のアクリル・メラミン系の上塗り塗料を乾燥膜厚が3
0μmとなるように塗布し、160℃で30分間焼付け
た。その後(室温状態に放冷−160℃で30分間焼
付)のリベイク工程を4回繰り返して行い、塗膜表面の
亀裂の有無を目視で判定した。結果を表1に示す。
【0017】また、上塗り塗料として耐スリ傷対策が施
された塗料を用い、上記試験を同様に行った結果を表1
に示す。
された塗料を用い、上記試験を同様に行った結果を表1
に示す。
【0018】
【表1】
【0019】(評価)表1より、比較例2,3のように
エポキシ硬化剤などを添加することで亀裂はある程度防
止できるものの、耐スリ傷対策塗料の場合はリベイクを
繰り返すと亀裂が発生し、充分ではないことがわかる。
それに対し、アクリル系添加剤を添加した実施例のPV
Cゾル組成物では、耐スリ傷対策塗料においてもリベイ
ク時の塗膜の亀裂が防止され、またアクリル系添加剤の
添加量が5重量%以上であれば亀裂防止性能に特に優れ
ていることも明らかである。
エポキシ硬化剤などを添加することで亀裂はある程度防
止できるものの、耐スリ傷対策塗料の場合はリベイクを
繰り返すと亀裂が発生し、充分ではないことがわかる。
それに対し、アクリル系添加剤を添加した実施例のPV
Cゾル組成物では、耐スリ傷対策塗料においてもリベイ
ク時の塗膜の亀裂が防止され、またアクリル系添加剤の
添加量が5重量%以上であれば亀裂防止性能に特に優れ
ていることも明らかである。
【0020】
【発明の効果】すなわち本発明のPVCゾル組成物によ
れば、耐スリ傷塗料などを使用する場合においても、焼
付を繰り返し行った場合の塗膜の亀裂の発生を確実に防
止することができる。したがって補修塗装などを行った
場合の亀裂の発生が解消され、不良率を低減することが
できる。
れば、耐スリ傷塗料などを使用する場合においても、焼
付を繰り返し行った場合の塗膜の亀裂の発生を確実に防
止することができる。したがって補修塗装などを行った
場合の亀裂の発生が解消され、不良率を低減することが
できる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)表1にも示すように、ポリ塩化ビニル樹脂
(「スミリットPCX−5」住友化学工業(株)製)が
100重量部と、可塑剤DOPが120重量部と、炭酸
カルシウム(「NS−100」日東粉化工業(株)製)
が80重量部と、タレ止め剤(「ネオライトSP」竹原
化学工業(株)製)が80重量部と、エポキシ樹脂
(「EP−4100」旭電化工業(株)製)が7重量部
と、アクリル系添加剤が10重量部と、接着付与剤,水
分吸収剤などのその他の添加剤が15重量部とを混練
し、実施例1のPVCゾル組成物とした。
(「スミリットPCX−5」住友化学工業(株)製)が
100重量部と、可塑剤DOPが120重量部と、炭酸
カルシウム(「NS−100」日東粉化工業(株)製)
が80重量部と、タレ止め剤(「ネオライトSP」竹原
化学工業(株)製)が80重量部と、エポキシ樹脂
(「EP−4100」旭電化工業(株)製)が7重量部
と、アクリル系添加剤が10重量部と、接着付与剤,水
分吸収剤などのその他の添加剤が15重量部とを混練
し、実施例1のPVCゾル組成物とした。
Claims (1)
- 【請求項1】 塩化ビニル系共重合体と、可塑剤と、充
填材とを主成分とするポリ塩化ビニルプラスチゾル組成
物において、 一般式〔化1〕式で表されるアクリル系添加剤を含むこ
とを特徴とするポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物。 【化1】 (〔化1〕式においてMeは金属、Rはメタクリル酸エ
ステル)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25714493A JPH07109395A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25714493A JPH07109395A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07109395A true JPH07109395A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17302330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25714493A Pending JPH07109395A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ポリ塩化ビニルプラスチゾル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109395A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09109361A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-04-28 | Ricoh Elemex Corp | 多色画像形成装置 |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP25714493A patent/JPH07109395A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09109361A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-04-28 | Ricoh Elemex Corp | 多色画像形成装置 |
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