JPH07108691B2 - 製袋充填機における内容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティング方法 - Google Patents
製袋充填機における内容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティング方法Info
- Publication number
- JPH07108691B2 JPH07108691B2 JP5239243A JP23924393A JPH07108691B2 JP H07108691 B2 JPH07108691 B2 JP H07108691B2 JP 5239243 A JP5239243 A JP 5239243A JP 23924393 A JP23924393 A JP 23924393A JP H07108691 B2 JPH07108691 B2 JP H07108691B2
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- JP
- Japan
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- bag body
- corners
- cutting
- filling
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は製袋充填機における内
容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティン
グ方法に関するものである。
容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティン
グ方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】レトルト食品や冷凍食品の包装用袋は、
素材構成的にかなりの硬度を有して且つ鋭利であるた
め、コーナー部に角を残しておくと購買者がその角で手
を切ったり、また搬送中に他の袋体を刺し破ってしまう
という事故が起こりやすい。そこでコーナーカットと称
して袋のコーナー部を丸くカットしてこの種の事故を未
然に防止するすることが従来より行われており、この方
法には図５に示すように製袋機にて製造されて枚葉にカ
ットされて取出した後の袋体を数枚重ねて専用の器具に
て四隅のコーナー部をカッティングする方法(1)と、図
６(a)に示すように枚葉にカットする以前の袋体が連続
している状態において、幅方向熱シール部の中間両端部
にあらかじめ円曲Ｖ字形などの抜き落とし部を設けてお
く方法(2)とがある。
素材構成的にかなりの硬度を有して且つ鋭利であるた
め、コーナー部に角を残しておくと購買者がその角で手
を切ったり、また搬送中に他の袋体を刺し破ってしまう
という事故が起こりやすい。そこでコーナーカットと称
して袋のコーナー部を丸くカットしてこの種の事故を未
然に防止するすることが従来より行われており、この方
法には図５に示すように製袋機にて製造されて枚葉にカ
ットされて取出した後の袋体を数枚重ねて専用の器具に
て四隅のコーナー部をカッティングする方法(1)と、図
６(a)に示すように枚葉にカットする以前の袋体が連続
している状態において、幅方向熱シール部の中間両端部
にあらかじめ円曲Ｖ字形などの抜き落とし部を設けてお
く方法(2)とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、方法
(1)は数枚の袋を重ねてカットする方法ゆえに、製袋充
填機上において実施することができないという課題があ
り、方法(2)では円曲Ｖ字形などの切り落とし部位と袋
体の切り離し切断の位置とにズレが生じやすく、ズレが
生じたときには図６(b)に示すように新たな角が形成さ
れてしまうという課題がある。
(1)は数枚の袋を重ねてカットする方法ゆえに、製袋充
填機上において実施することができないという課題があ
り、方法(2)では円曲Ｖ字形などの切り落とし部位と袋
体の切り離し切断の位置とにズレが生じやすく、ズレが
生じたときには図６(b)に示すように新たな角が形成さ
れてしまうという課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は重合して送出す
る帯状シート材の長手側の一側全長および一定の間隔を
置いた幅方向に熱シール部を形成する工程と、前記幅方
向の熱シール部の中央部を切断する工程とをもって三方
シール袋体を連続成形し、その後に前記三方シール袋体
に内容物を充填する工程と、該袋体の開口部を熱シール
閉塞して四方シール袋体とする工程とを有する製袋充填
方法において、前記内容物充填工程前に連続成形した三
方シール袋体の枚葉毎をカッター刃または鋏等を備えた
切断機構部に順次移送して三方シール袋体の四隅コーナ
ー部の角を切り落としする工程を設けて、かかる課題を
解決しようとするものである。
る帯状シート材の長手側の一側全長および一定の間隔を
置いた幅方向に熱シール部を形成する工程と、前記幅方
向の熱シール部の中央部を切断する工程とをもって三方
シール袋体を連続成形し、その後に前記三方シール袋体
に内容物を充填する工程と、該袋体の開口部を熱シール
閉塞して四方シール袋体とする工程とを有する製袋充填
方法において、前記内容物充填工程前に連続成形した三
方シール袋体の枚葉毎をカッター刃または鋏等を備えた
切断機構部に順次移送して三方シール袋体の四隅コーナ
ー部の角を切り落としする工程を設けて、かかる課題を
解決しようとするものである。
【０００５】
【作用】本発明は重合して送出する帯状シート材の長手
側の一側全長および一定の間隔を置いた幅方向に熱シー
ル部を形成する工程と、該工程後前記幅方向の熱シール
部の中央部を切断する工程とにて連続成形した三方シー
ル袋体を枚葉毎にカッター刃または鋏等を備えた切断機
構部に順次移送して三方シール袋体の四隅コーナー部の
角を切り落とし、次いで内容物を充填し，そして開口部
を閉塞シールして四方シール袋体として移送搬出してゆ
くのである。
側の一側全長および一定の間隔を置いた幅方向に熱シー
ル部を形成する工程と、該工程後前記幅方向の熱シール
部の中央部を切断する工程とにて連続成形した三方シー
ル袋体を枚葉毎にカッター刃または鋏等を備えた切断機
構部に順次移送して三方シール袋体の四隅コーナー部の
角を切り落とし、次いで内容物を充填し，そして開口部
を閉塞シールして四方シール袋体として移送搬出してゆ
くのである。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【０００７】図面は本発明方法の一実施例装置を示すも
ので、ロール塊等より連続供給される熱シール可能な帯
状シート材１を重合して送出し、帯状シート材１の長手
側の一側全長および一定の間隔を置いた幅方向に熱シー
ル部２，３を形成し、帯状シート材１の両面を挟んで送
出するフィードロール４，４あるいは摘んで送出する機
構などにて間欠的に移送し、移送された帯状シート材１
の最前列幅方向の熱シール部３の中央部分を両側の切断
刃5a，5bにてカットして非熱シール部側を開口部６とす
る三方シール袋体７を成形する。
ので、ロール塊等より連続供給される熱シール可能な帯
状シート材１を重合して送出し、帯状シート材１の長手
側の一側全長および一定の間隔を置いた幅方向に熱シー
ル部２，３を形成し、帯状シート材１の両面を挟んで送
出するフィードロール４，４あるいは摘んで送出する機
構などにて間欠的に移送し、移送された帯状シート材１
の最前列幅方向の熱シール部３の中央部分を両側の切断
刃5a，5bにてカットして非熱シール部側を開口部６とす
る三方シール袋体７を成形する。
【０００８】該三方シール袋体７の両面中間部を一対の
移動式トランスファー８，８に取付けた開閉自在のクラ
ンプ９，９にて挟み受け、三方シール袋体７の四隅コー
ナー部に相対して設けたカッター刃10a，10b、または図
４に示すような鋏10cを備えたコーナー切断機構部11に
移送し、カッター刃10a，10bの突合い作動または鋏10c
の挟み切り作動にて四隅コーナー部の角をＲ形状等にカ
ッティングするのである。角を切断された三方シール袋
体７は移動式トランスファー８の作動にて運ばれて、充
填等の次工程の待機位置へと移動するのである。
移動式トランスファー８，８に取付けた開閉自在のクラ
ンプ９，９にて挟み受け、三方シール袋体７の四隅コー
ナー部に相対して設けたカッター刃10a，10b、または図
４に示すような鋏10cを備えたコーナー切断機構部11に
移送し、カッター刃10a，10bの突合い作動または鋏10c
の挟み切り作動にて四隅コーナー部の角をＲ形状等にカ
ッティングするのである。角を切断された三方シール袋
体７は移動式トランスファー８の作動にて運ばれて、充
填等の次工程の待機位置へと移動するのである。
【０００９】なお、実施例装置においては移送の能率を
向上するために横移動式トランスファー８，８を２対に
て設け、さらに各トランスファー８，８に先部クランプ
９と中間クランプ９とを取付けして、２対のトランスフ
ァーの各クランプの押え替え交互作動にて間断なく三方
シール袋体７の移動が行えるようにしている。また、各
トランスファーのクランプ９を３箇所以上に設けて移動
位置が多岐に亘るようにすることもできる。
向上するために横移動式トランスファー８，８を２対に
て設け、さらに各トランスファー８，８に先部クランプ
９と中間クランプ９とを取付けして、２対のトランスフ
ァーの各クランプの押え替え交互作動にて間断なく三方
シール袋体７の移動が行えるようにしている。また、各
トランスファーのクランプ９を３箇所以上に設けて移動
位置が多岐に亘るようにすることもできる。
【００１０】以上実施例装置においては三方シール袋体
７を立った状態にて処理するように説明したが、各機構
を90度回転して設けることにより袋体７を寝かせた状態
にて処理するようにすることもできる。要は全体装置に
おける設計上の問題である。
７を立った状態にて処理するように説明したが、各機構
を90度回転して設けることにより袋体７を寝かせた状態
にて処理するようにすることもできる。要は全体装置に
おける設計上の問題である。
【００１１】また、実施例の袋体７は２枚合わせの平面
形状のものにて示したが、底部にまち（別途シート材の
挟み重着）を設けた自立型袋体も同様にして処理するこ
とができるものである。
形状のものにて示したが、底部にまち（別途シート材の
挟み重着）を設けた自立型袋体も同様にして処理するこ
とができるものである。
【００１２】
【発明の効果】以上のようにして本発明方法によれば、
帯状シート材の熱シールと切断分離にて成形する三方シ
ール袋体を枚葉毎に移送して四隅コーナー部の角を切断
するようにしたので、製袋充填機における内容物充填工
程の前位置において容易にその工程を組み込み得ること
ができるとともに、この種の袋体のコーナー部の処理を
正確に且つ効率よく行うことができるという効果を生ず
る。
帯状シート材の熱シールと切断分離にて成形する三方シ
ール袋体を枚葉毎に移送して四隅コーナー部の角を切断
するようにしたので、製袋充填機における内容物充填工
程の前位置において容易にその工程を組み込み得ること
ができるとともに、この種の袋体のコーナー部の処理を
正確に且つ効率よく行うことができるという効果を生ず
る。
【図１】 本発明方法の実施例装置における作業工程を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図２】 同、平面図である。
【図３】 同、トランスファー部分の側面図である。
【図４】 コーナー切断機構部の他例を示す正面図であ
る。
る。
【図５】 従来例を示す説明図である。
【図６】 (a)は同、他の従来例を示す説明図、(b)はそ
の袋体コーナー部分の拡大図である。
の袋体コーナー部分の拡大図である。
１は帯状シート材 ２は長手方向の熱シール部 ３は幅方向の熱シール部 ４，４はフィードロール 5a，5bは袋体切り離し用の切断刃 ６は開口部 ７は三方シール袋体 ８は移動式トランスファー ９はクランプ 10a，10bはカッター刃 10cは鋏 11はコーナー切断機構部
Claims (2)
- 【請求項１】 重合して送出する帯状シート材の長手側
の一側全長および一定の間隔を置いた幅方向に熱シール
部を形成する工程と、前記幅方向の熱シール部の中央部
を切断する工程とをもって三方シール袋体を連続成形
し、その後に前記三方シール袋体に内容物を充填する工
程と、該袋体の開口部を熱シール閉塞して四方シール袋
体とする工程とを有する製袋充填方法において、前記内
容物充填工程前に連続成形した三方シール袋体の枚葉毎
をカッター刃または鋏等を備えた切断機構部に順次移送
して三方シール袋体の四隅コーナー部の角を切り落とし
する工程を設けたことを特徴とする製袋充填機における
内容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティ
ング方法。 - 【請求項２】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239243A JPH07108691B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 製袋充填機における内容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239243A JPH07108691B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 製袋充填機における内容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0769307A JPH0769307A (ja) | 1995-03-14 |
| JPH07108691B2 true JPH07108691B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17041873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5239243A Expired - Fee Related JPH07108691B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 製袋充填機における内容物充填前の三方シール袋体のコーナー部のカッティング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108691B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5647384B2 (ja) | 2007-10-12 | 2014-12-24 | 出光ユニテック株式会社 | 包装袋のカット装置、その方法および製造装置 |
| CN113334859B (zh) * | 2021-06-08 | 2022-11-18 | 惠州益栢科技有限公司 | 一种基于制袋机的中封包装袋生产方法 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5239243A patent/JPH07108691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0769307A (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
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