JPH07108605A - 印画紙写真のラミネート方法 - Google Patents

印画紙写真のラミネート方法

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JPH07108605A
JPH07108605A JP5257939A JP25793993A JPH07108605A JP H07108605 A JPH07108605 A JP H07108605A JP 5257939 A JP5257939 A JP 5257939A JP 25793993 A JP25793993 A JP 25793993A JP H07108605 A JPH07108605 A JP H07108605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminator
photograph
laminating
photographic
heat transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5257939A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Imai
勝 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BUTSURYU KK
Original Assignee
NIPPON BUTSURYU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON BUTSURYU KK filed Critical NIPPON BUTSURYU KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印画紙写真、特に、光沢滑面の写真(2)を
ラミネータによりラミネートフィルム(1A、1B)に
挟んでラミネート製品とする場合、写真表面とラミネー
トフィルムの間にとじこめられた空気がバブルとして残
り、写真の品位を低下させる欠点があった。本発明はこ
の欠点を解消する。 【構成】 ラミネートフィルム(1A、1B)にコーテ
ィングされているホットメルト接着剤が完全に溶解しな
い低温、例えば90℃〜100℃で押圧ローラを通して
予備接着(7)を行ったのち、ラミネートフィルムが接
着する通常の温度、例えば140℃〜150℃で押圧ロ
ーラを通して本接着(8)を行う。加熱温度が本接着用
のみの簡易構造のラミネータを使用する場合は、予備接
着のとき、写真表面に当たるラミネートフィルムの外側
に1枚の紙カードを重ね合わせて伝熱を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラミネータを使用して印
画紙写真をラミネートする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラミネータは、2枚以上の紙、または、
紙と金属箔、プラスチックフィルムなどを張り合わせる
機械である。
【0003】大型ラミネータは産業用として段ボール、
ベニヤ板等の表面加工に用いられているが、小型ラミネ
ータは、例えば文房具店の店頭等に置かれて、名刺、診
療券、学生証、値札、入門証、会員証、写真等の貴重な
紙製品を透明なラミネートフィルムで両面を被覆して保
護する、いわゆるラミネート加工のために使用され、普
及しつつある。
【0004】図3に、現在最も簡便な普及型ラミネータ
とその使用法を示す。ラミネータ11はその前部に被加
工物載置台12があり、内部には少くとも温度制御つき
ヒータと被加工物を加熱押圧しながら後方へ送り出す一
対のローラを内蔵し、加工された製品は後部から取り出
される。加工すべき印画紙写真等の紙製品13は、内面
にホットメルト接着剤があらかじめ塗布され、紙製品1
3よりも大きい寸法の透明なラミネートフィルム14に
よりその両面が挟まれ、被加工物載置台12からラミネ
ータ11内へ挿入される。後方から取り出されたラミネ
ート製品15は、図4に正面図で示すように、表裏両面
が透明フィルムで被覆され、周辺にラミネートフィルム
が直接接着された封止部10を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】印画紙写真、特に、光
沢滑面、無光沢滑面印画紙のように表面が粗面、絹目で
なく滑面の印画紙を用いた写真は、その写真を透明なラ
ミネートフィルムに挟んでラミネータを通したとき、印
画紙表面の写真乳剤が加熱により軟化してラミネートフ
ィルムに接合されて透視できる部分のほかに、周囲の接
合部分にとじ込められて、ラミネータ挿入時に印画紙写
真表面とその表面をおおうラミネータフィルムの間に取
り残された空気が不透明なバブルとなって写真の品位を
著しく傷つけるという欠点があった。
【0006】このバブル現象を解消するため、本発明者
は、高温になると溶解して透明化する微粒体をあらかじ
め写真表面に散布したのちにラミネート処理を行うこと
を試験して或る程度よい結果を得たが、簡易な普及型ラ
ミネータに、特殊な微粒体を均一かつ微量に散布するこ
とが容易でなく、もしも集中的に散布されるとその部分
の粒体が完全に溶解せずに不透明部分を形成するという
問題があった。
【0007】これに対し本発明は、印画紙写真以外のあ
らゆる紙製品のラミネート処理に使用しうる汎用かつ普
及型のラミネータを、何らかの改造なくそのまま使用し
ながら、従来不可能であった印画紙写真のラミネート処
理をバブル現象を生じさせることなく、上記した微粒体
散布を行うことなく、高品位かつ安易に行う、印画紙写
真のラミネート方法の提供を解決課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の印画紙写真のラ
ミネート方法は、従来の簡単な普及型ラミネータを使用
して、ラミネートすべき印画紙写真をラミネートフィル
ムに挟み、次に、上記写真表面のラミネートフィルムの
外側に伝熱制御板を重ね合わせ、その重ね合わせたもの
をラミネータに通して予備接着を行い、次に、上記伝熱
制御板を外したのち、ラミネートフィルムに挟まれた印
画紙写真を上記ラミネータまたはそれと同じ型のラミネ
ータに通して本接着することを特徴とする。
【0009】
【作用】ラミネートフィルムの内面にコーティングされ
ているホットメルト接着剤は、140℃〜150℃で溶
解しローラで押圧することにより本接着される。本発明
方法による第一工程は、印画紙写真の表面側のラミネー
トフィルムの外側に伝熱制御板、例えば1枚の紙を重ね
合わせているのでラミネートフィルム温度は90℃程度
にしか上昇せず接着されないが、ローラによる押圧力は
通常の本接着と同様に作用するので、写真とラミネート
フィルムの間に含まれている空気は完全に追い出され、
写真とラミネートフィルムの接合面は密着する。つづい
て第二工程においては伝熱制御板が外されているのでラ
ミネータのヒータの熱は直接ラミネートフィルムに作用
して所定の140℃〜150℃に上昇し接着される。
【0010】
【実施例】図1(A)に本発明の第一工程を示す。二つ
折りされたラミネートフィルム1A、1Bの間に印画紙
写真2を挟み込み、写真2の表側のラミネートフィルム
1Bの外側に伝熱制御板となる1枚の紙カード3を重ね
あわせ、その重ね合わせたものを、折り目を前にして、
ヒータ4と押圧ローラ5を備えたラミネータ6に通して
予備接着が行われる。次に、同じラミネータから取り出
されたものから紙カード3を取り外して再度ラミネータ
6に通す。この第二工程により本接着が行われる。
【0011】図2に本発明方法を実施する装置の他の例
を示す。この装置は、予備接着用ラミネータ7と本接着
用ラミネータ8が直列に配列されており、予備接着用ラ
ミネータ7のヒータは本接着よりも低い温度、例えば9
0℃〜100℃に設定されている。この装置を使用すれ
ば伝熱制御板なしで印画紙写真を良質にラミネートする
ことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ラミネートフィルムの
周辺を接着せずに第一工程で写真表面とラミネートフィ
ルムを押圧接合し、次に第二工程で従来と同様の本接着
により周辺を接着するので、写真表面にバブルが生じな
い。しかも、1枚の紙カードを併用するだけで、写真専
用でない汎用の構造簡単なラミネータを用いて本発明を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明方法の一実施例の説明図である。
【図2】は、本発明方法の他の実施例に使用する装置を
示す図である。
【図3】は、従来例の説明図である。
【図4】は、ラミネート製品を模式的に示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1A、1B・・・・ラミネートフィルム 2・・・・印画紙写真 3・・・・伝熱制御板 6・・・・ラミネータ(本接着用) 7・・・・ラミネータ(予備接着用) 8・・・・ラミネータ(本接着用)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラミネートすべき印画紙写真をラミネー
    トフィルムに挟み、次に、上記写真表面のラミネートフ
    ィルムの外側に伝熱制御板を重ね合わせ、その重ね合わ
    せたものをラミネータに通して予備接着を行い、次に、
    上記伝熱制御板を外したのち、ラミネートフィルムに挟
    まれた印画紙写真を上記ラミネータまたはそれと同じ型
    のラミネータに通して本接着することを特徴とする印画
    紙写真のラミネート方法。
  2. 【請求項2】 本接着よりも低い温度で接着したのち、
    本接着を行う、印画紙写真のラミネート方法。
JP5257939A 1993-10-15 1993-10-15 印画紙写真のラミネート方法 Pending JPH07108605A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224497A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Victor Co Of Japan Ltd ラミネートカードの製造方法,ラミネート装置及びカード印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224497A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Victor Co Of Japan Ltd ラミネートカードの製造方法,ラミネート装置及びカード印刷装置
JP4538800B2 (ja) * 2005-02-18 2010-09-08 日本ビクター株式会社 ラミネートカードの製造方法,ラミネート装置及びカード印刷装置

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