JPH07108594B2 - サ−マルプリンタ - Google Patents
サ−マルプリンタInfo
- Publication number
- JPH07108594B2 JPH07108594B2 JP62176451A JP17645187A JPH07108594B2 JP H07108594 B2 JPH07108594 B2 JP H07108594B2 JP 62176451 A JP62176451 A JP 62176451A JP 17645187 A JP17645187 A JP 17645187A JP H07108594 B2 JPH07108594 B2 JP H07108594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink ribbon
- color
- zones
- plain paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、多色印字を行うサーマルプリンタに関す
る。
る。
従来の技術 サーマルプリンタにおいては、インクリボンのインクを
普通紙に転写するために、普通紙とインクリボンとを同
方向に同速で送るようにしている。また、多色印字を行
うためには、インクリボンの長手方向に全ての色のイン
クゾーンを分割配置しなければならない。これにより、
全幅にわたつて全ての色の印字を可能としているもので
あるが、インクリボンの有効使用面積は極めて少なくて
無駄が多いと云う問題がある。
普通紙に転写するために、普通紙とインクリボンとを同
方向に同速で送るようにしている。また、多色印字を行
うためには、インクリボンの長手方向に全ての色のイン
クゾーンを分割配置しなければならない。これにより、
全幅にわたつて全ての色の印字を可能としているもので
あるが、インクリボンの有効使用面積は極めて少なくて
無駄が多いと云う問題がある。
一方、商品に付すラベル等においては、多色印字すると
しても色の種類は限られているとともに、色の配置も多
岐にわたつているものではない。そのため、第５図に示
すように、幅方向に複数色に色分けされたインクゾーン
30,31が形成されたインクリボン32が用いられている。
しても色の種類は限られているとともに、色の配置も多
岐にわたつているものではない。そのため、第５図に示
すように、幅方向に複数色に色分けされたインクゾーン
30,31が形成されたインクリボン32が用いられている。
また、特開昭58−122889号公報に示されるように、長手
方向にブロツク単位に複数色に色分けされたインクリボ
ンも知られている。
方向にブロツク単位に複数色に色分けされたインクリボ
ンも知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、第５図に示すインクリボン32を使用した場合に
は、普通紙の幅方向に色分けして印字することはできる
が普通紙の長手方向（紙送り方向）に色分けして印字す
ることができない。例えば、第６図に示すように、ラベ
ル等の券33を発行する場合にはラベル33の送り方向に色
分けする配色は不可能である。また、特開昭58−122889
号公報に示されるものは、１つのブロックは１色である
ため、１枚の用紙に他の色で印字する場合には、用紙を
バックフィードさせるための制御が必要である。
は、普通紙の幅方向に色分けして印字することはできる
が普通紙の長手方向（紙送り方向）に色分けして印字す
ることができない。例えば、第６図に示すように、ラベ
ル等の券33を発行する場合にはラベル33の送り方向に色
分けする配色は不可能である。また、特開昭58−122889
号公報に示されるものは、１つのブロックは１色である
ため、１枚の用紙に他の色で印字する場合には、用紙を
バックフィードさせるための制御が必要である。
問題点を解決するための手段 互いに重ねられた長尺状の普通紙とインクリボンとをプ
ラテンとサーマルヘツドとの間に走行自在に設け、前記
インクリボンのインクを前記普通紙に転写するようにし
たサーマルプリンタにおいて、前記インクリボンに光電
検出器に検出される多数の検出マークを長手方向に沿わ
せて等間隔に配列して形成し、前記インクリボンに前記
検出マークにより区画されたブロツク単位を形成し、こ
れらのブロツク単位毎に、印字パターンの印字色に応じ
て前記インクリボンの幅方向に複数のインクゾーンを選
択して分割配置するとともにこれらのインクゾーンと組
み合わせるべきインクゾーンを長手方向に配設して分割
配置した。
ラテンとサーマルヘツドとの間に走行自在に設け、前記
インクリボンのインクを前記普通紙に転写するようにし
たサーマルプリンタにおいて、前記インクリボンに光電
検出器に検出される多数の検出マークを長手方向に沿わ
せて等間隔に配列して形成し、前記インクリボンに前記
検出マークにより区画されたブロツク単位を形成し、こ
れらのブロツク単位毎に、印字パターンの印字色に応じ
て前記インクリボンの幅方向に複数のインクゾーンを選
択して分割配置するとともにこれらのインクゾーンと組
み合わせるべきインクゾーンを長手方向に配設して分割
配置した。
作用 印字すべき印字パターンの印字色に応じて必要な色の印
字ができるように、インクリボンの幅方向と長手方向と
に各色のインクゾーンが分割配置されているため、全幅
にわたつて全ての色の印字を行うことはできないが、予
め決まっている印字パターンの印字色は、インクリボン
の無駄が少ない状態で必要な印字を行うことができる。
字ができるように、インクリボンの幅方向と長手方向と
に各色のインクゾーンが分割配置されているため、全幅
にわたつて全ての色の印字を行うことはできないが、予
め決まっている印字パターンの印字色は、インクリボン
の無駄が少ない状態で必要な印字を行うことができる。
実施例 この発明の一実施例を第１図ないし第４図に基づいて説
明する。プラテン１とこのプラテン１に弾発的に接触す
るサーマルヘツド２とが設けられ、これらのプラテン１
とサーマルヘツド２との間には長尺状の普通紙３とイン
クリボン４とが走行自在に設けられている。インクリボ
ン４の一端は供給軸５に保持され他端は巻取軸６に巻回
されている。また、サーマルヘツド２と供給軸５との間
にはインクリボン４に対向する光電検出器７が設けられ
ている。なお、巻取軸６と駆動部との動力伝達経路中に
は負荷に応じて空回転するスリツプ機構（図示せず）が
設けられているものである。
明する。プラテン１とこのプラテン１に弾発的に接触す
るサーマルヘツド２とが設けられ、これらのプラテン１
とサーマルヘツド２との間には長尺状の普通紙３とイン
クリボン４とが走行自在に設けられている。インクリボ
ン４の一端は供給軸５に保持され他端は巻取軸６に巻回
されている。また、サーマルヘツド２と供給軸５との間
にはインクリボン４に対向する光電検出器７が設けられ
ている。なお、巻取軸６と駆動部との動力伝達経路中に
は負荷に応じて空回転するスリツプ機構（図示せず）が
設けられているものである。
しかして、インクリボン４には光電検出器７に検出され
る多数の検出マーク８が長手方向に沿つて等間隔で配列
されて形成され、これらの検出マーク８により区切られ
たブロツク９には、所望の印字パターンの印字色に対応
してインクリボン４の幅方向と長手方向との両方に色分
けされた複数のインクゾーン10,11,12,13が形成されて
いる。色は例えば、インクゾーン10が赤、インクゾーン
11が黒、インクゾーン12が黄、インクゾーン13が緑であ
り、赤と黒とのインクゾーン9,10が幅方向に分散配置さ
れているとともに緑が赤と黒とにかかる状態でその緑と
黄とが長手方向に分散配置されている。
る多数の検出マーク８が長手方向に沿つて等間隔で配列
されて形成され、これらの検出マーク８により区切られ
たブロツク９には、所望の印字パターンの印字色に対応
してインクリボン４の幅方向と長手方向との両方に色分
けされた複数のインクゾーン10,11,12,13が形成されて
いる。色は例えば、インクゾーン10が赤、インクゾーン
11が黒、インクゾーン12が黄、インクゾーン13が緑であ
り、赤と黒とのインクゾーン9,10が幅方向に分散配置さ
れているとともに緑が赤と黒とにかかる状態でその緑と
黄とが長手方向に分散配置されている。
このような構成において、プラテン１を回転させること
により普通紙３とインクリボン４とは同速で送られ、送
られた分だけインクリボン４が巻取軸６に巻き取られ
る。この時光電検出器７が検出マーク８を検出してサー
マルヘツド２に対するインクリボン４の各ブロツク９の
相対位置を検出し、この検出信号を基に印字信号がサー
マルヘツド２に出力される。これにより、ブロツク９の
単位でインクゾーン10,11,12,13のインクが普通紙３に
転写される。
により普通紙３とインクリボン４とは同速で送られ、送
られた分だけインクリボン４が巻取軸６に巻き取られ
る。この時光電検出器７が検出マーク８を検出してサー
マルヘツド２に対するインクリボン４の各ブロツク９の
相対位置を検出し、この検出信号を基に印字信号がサー
マルヘツド２に出力される。これにより、ブロツク９の
単位でインクゾーン10,11,12,13のインクが普通紙３に
転写される。
このようにして印字された普通紙３を必要に応じて図示
しないカツタによりブロツク９に対応する長さにカツト
することにより、第４図に示すように券14として発行さ
れる。したがつて、この券14は幅方向にも送り方向にも
色分けされる。これにより、インクゾーンの色及びフオ
ーマツトを変えたインクリボン４を選択して使用するこ
とにより、印字項目に応じて配色を自由に変えることが
できる。
しないカツタによりブロツク９に対応する長さにカツト
することにより、第４図に示すように券14として発行さ
れる。したがつて、この券14は幅方向にも送り方向にも
色分けされる。これにより、インクゾーンの色及びフオ
ーマツトを変えたインクリボン４を選択して使用するこ
とにより、印字項目に応じて配色を自由に変えることが
できる。
発明の効果 この発明は上述のように、互いに重ねられた長尺状の普
通紙とインクリボンとをプラテンとサーマルヘツドとの
間に走行自在に設け、前記インクリボンのインクを前記
普通紙に転写するようにしたサーマルプリンタにおい
て、前記インクリボンに光電検出器に検出される多数の
検出マークを長手方向に沿わせて等間隔に配列して形成
し、前記インクリボンに前記検出マークにより区画され
たブロツク単位を形成し、これらのブロツク単位毎に、
印字パターンの印字色に応じて前記インクリボンの幅方
向に複数のインクゾーンを選択して分割配置するととも
にこれらのインクゾーンと組み合わせるべきインクゾー
ンを長手方向に配設して分割配置したので、印字すべき
印字パターンの印字色に応じて必要な色の印字ができる
ように、インクリボンの幅方向と長手方向とに各色のイ
ンクゾーンが分割配置されているため、予め決まつてい
る印字パターンの印字色は、１回の印字処理でインクリ
ボンの無駄が少ない状態で必要な印字を行うことができ
ると云う効果を有する。
通紙とインクリボンとをプラテンとサーマルヘツドとの
間に走行自在に設け、前記インクリボンのインクを前記
普通紙に転写するようにしたサーマルプリンタにおい
て、前記インクリボンに光電検出器に検出される多数の
検出マークを長手方向に沿わせて等間隔に配列して形成
し、前記インクリボンに前記検出マークにより区画され
たブロツク単位を形成し、これらのブロツク単位毎に、
印字パターンの印字色に応じて前記インクリボンの幅方
向に複数のインクゾーンを選択して分割配置するととも
にこれらのインクゾーンと組み合わせるべきインクゾー
ンを長手方向に配設して分割配置したので、印字すべき
印字パターンの印字色に応じて必要な色の印字ができる
ように、インクリボンの幅方向と長手方向とに各色のイ
ンクゾーンが分割配置されているため、予め決まつてい
る印字パターンの印字色は、１回の印字処理でインクリ
ボンの無駄が少ない状態で必要な印字を行うことができ
ると云う効果を有する。
第１図ないし第４図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第１図は斜視図、第２図は側面図、第３図はインク
リボンの平面図、第４図は発行された券を示す平面図、
第５図及び第６図は従来例を示すもので、第５図はイン
クリボンの平面図、第６図は発行された券の平面図であ
る。 １……プラテン、２……サーマルヘツド、３……普通
紙、４……インクリボン、７……光電検出器、８……検
出マーク、９……ブロツク、10〜13……インクゾーン
で、第１図は斜視図、第２図は側面図、第３図はインク
リボンの平面図、第４図は発行された券を示す平面図、
第５図及び第６図は従来例を示すもので、第５図はイン
クリボンの平面図、第６図は発行された券の平面図であ
る。 １……プラテン、２……サーマルヘツド、３……普通
紙、４……インクリボン、７……光電検出器、８……検
出マーク、９……ブロツク、10〜13……インクゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 昌志 静岡県三島市南町６番78号 東京電気株式 会社三島工場内 (56)参考文献 特開 昭58−122889（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−182774（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】互いに重ねられた長尺状の普通紙とインク
リボンとをプラテンとサーマルヘツドとの間に走行自在
に設け、前記インクリボンのインクを前記普通紙に転写
するようにしたサーマルプリンタにおいて、前記インク
リボンに光電検出器に検出される多数の検出マークを長
手方向に沿わせて等間隔に配列して形成し、前記インク
リボンに前記検出マークにより区画されたブロツク単位
を形成し、１つのブロツク単位の中に、印字パターンの
印字色に応じて前記インクリボンの幅方向に複数のイン
クゾーンを選択して分割配置するとともにこれらのイン
クゾーンと組み合わせるべきインクゾーンを長手方向に
配設して分割配置したことを特徴とするサーマルプリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62176451A JPH07108594B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | サ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62176451A JPH07108594B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | サ−マルプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6418677A JPS6418677A (en) | 1989-01-23 |
| JPH07108594B2 true JPH07108594B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=16013935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62176451A Expired - Fee Related JPH07108594B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | サ−マルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108594B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58122889A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-21 | Hitachi Ltd | カラ−プリンタ |
| JPS59182774A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-17 | Hitachi Ltd | カラ−熱転写プリンタ |
-
1987
- 1987-07-15 JP JP62176451A patent/JPH07108594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6418677A (en) | 1989-01-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |