JPH0710827U - コンビネーションヘッドのテープガイド - Google Patents
コンビネーションヘッドのテープガイドInfo
- Publication number
- JPH0710827U JPH0710827U JP4134793U JP4134793U JPH0710827U JP H0710827 U JPH0710827 U JP H0710827U JP 4134793 U JP4134793 U JP 4134793U JP 4134793 U JP4134793 U JP 4134793U JP H0710827 U JPH0710827 U JP H0710827U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- tape
- guide
- magnetic tape
- erasing
- Prior art date
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンビネーションヘッドの消去ヘッド側テー
プガイドが磁気テープの走行軌道面に接触しないように
形成し、磁気テープと消去ヘッドとの接触密度を増大さ
せてなるコンビネーションヘッドのテープガイドを得る
にある。 【構成】 記録・再生ヘッド2と消去ヘッド3とをヘッ
ドガード4に組込んだコンビネーションヘッド1の両側
面を、ヘッドベース4より一体的に延設したテープガイ
ド5,6により保持し、上記テープガイド5,6の前面
上部に磁気テープ10の上端面を位置規制する直角な切
欠ガイド部5a,6aを形成し、その反対側に磁気テー
プ10の下端面をフリーに保持する傾斜ガイド面5b,
6bを形成してなるアジマス調整フリーのコンビネーシ
ョンヘッド1において、上記テープガイド5,6のう
ち、消去ヘッド3側テープガイド5のテープ幅摺動面5
cが磁気テープ10に接触しないように形成したことを
特徴とする。
プガイドが磁気テープの走行軌道面に接触しないように
形成し、磁気テープと消去ヘッドとの接触密度を増大さ
せてなるコンビネーションヘッドのテープガイドを得る
にある。 【構成】 記録・再生ヘッド2と消去ヘッド3とをヘッ
ドガード4に組込んだコンビネーションヘッド1の両側
面を、ヘッドベース4より一体的に延設したテープガイ
ド5,6により保持し、上記テープガイド5,6の前面
上部に磁気テープ10の上端面を位置規制する直角な切
欠ガイド部5a,6aを形成し、その反対側に磁気テー
プ10の下端面をフリーに保持する傾斜ガイド面5b,
6bを形成してなるアジマス調整フリーのコンビネーシ
ョンヘッド1において、上記テープガイド5,6のう
ち、消去ヘッド3側テープガイド5のテープ幅摺動面5
cが磁気テープ10に接触しないように形成したことを
特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、オーディオ用テープレコーダやビディオテープレコーダに使用され る記録・再生ヘッドと消去ヘッドとをヘッドベースに一体化して組込んだコンビ ネーションヘッドのテープガイドに関する。
【0002】
一般に、磁気テープに信号を記録し、記録された信号を再生する記録・再生ヘ ッドと、磁気テープに記録されている信号を消去する消去ヘッドとを一体化した コンビネーションヘッドが知られており、このコンビネーションヘッドの両側部 には、磁気ヘッドのギャップと磁気テープのトラック幅とのアジマスエラーを自 動調整するテープガイドが設けられており、このテープガイドにより磁気ヘッド の摺動面を走行する磁気テープの上端面または下端面を規制すると共に、反対側 をフリーにしてアジマスの自動調整を可能にしている。
【0003】 以下、図3及び図4に基づいて、従来構造の反転自在な磁気テープ用コンビネ ーションヘッドについて説明する。まず、アジマス調整フリーのコンビネーショ ンヘッド1は、記録・再生ヘッド2と消去ヘッド3とが非磁性体からなるヘッド ベース4に一体的に組込まれており、上記記録・再生ヘッド2と消去ヘッド3と の側面で磁気テープ10の出入口側には、ヘッドベース4より一体的に延設され たテープガイド5,6が設けられている。そして、上記テープガイド5,6の前 面上部には磁気テープ10の上端面が位置規制される直角な切欠ガイド部5a, 6aが形成され、その反対側には磁気テープ10の下端面をフリーに保持する傾 斜ガイド面5b,6bが形成されており、上記切欠ガイド部5a,6aと傾斜ガ イド面5b,6bとの間には、それぞれテープ幅摺動面5c,6cが設けられて いる。
【0004】 また、上記コンビネーションヘッド1は反転自在なオートリバース用機器本体 に設置されるものであり、機器本体のターンテーブル等の所定位置にヘッドベー ス4を取付けるようになっている。すなわち、上記ヘッドベース4の上部には取 付け用の基準穴7が穿設されると共に、下部には取付け位置調整用の長穴(図示 せず)が穿設されている。そして、上記コンビネーションヘッド1が反転した場 合でも、磁気テープ10の上端面または下端面が常にテープガイド5,6の切欠 ガイド部5a,6aに位置規制されてアジマス調整が自動的に調整されるように なっている。
【0005】
しかしながら、上記従来構造のコンビネーションヘッド1では、図5に示すよ うに、磁気テープ10のテープ幅が、常に消去ヘッド側のテープガイド5、消去 ヘッド3、記録・再生ヘッド2、および記録・再生ヘッド側のテープガイド6の 4箇所に接して走行するようにガイドされているために、磁気テープ10と消去 ヘッド3の摺動面との接触密度が減少するという問題があった。このために、磁 気テープの良好な消去率が得られず消去特性が劣化してノイズ発生の原因になっ ていた。
【0006】 本考案の目的は、上記従来構造の課題を解決するためになされたもので、コン ビネーションヘッドの消去ヘッド側テープガイドが磁気テープの走行軌道面に接 触しないように形成し、磁気テープと消去ヘッドとの接触密度を増大させてなる コンビネーションヘッドのテープガイドを得るにある。
【0007】
このような目的を達成するために、本考案は、記録・再生ヘッドと消去ヘッド とをヘッドガードに組込んだコンビネーションヘッドの両側面を、ヘッドベース より一体的に延設したテープガイドにより保持し、上記テープガイドの前面上部 に磁気テープの上端面を位置規制する直角な切欠ガイド部を形成し、その反対側 に磁気テープの下端面をフリーに保持する傾斜ガイド面を形成してなるアジマス 調整フリーのコンビネーションヘッドにおいて、上記テープガイドのうち、消去 ヘッド側テープガイドのテープ幅摺動面が磁気テープに接触しないように形成し たことを特徴とするものである。
【0008】
このように構成された、本考案のコンビネーションヘッドによれば、コンビネ ーションヘッドの両側部に設けられたテープガイドのうち、消去ヘッド側テープ ガイドのテープ幅摺動面が磁気テープに接触しないように形成して、磁気テープ と消去ヘッドとの接触密度を増大させるよう構成したので、良好な消去率を確保 することができるなど、消去特性を向上させることができる。
【0009】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案によるコンビネーションヘッドを示す正面図、図2は図1の横断 面図、図3は図1の消去ヘッド側のテープガイドを示す側面図であり、図におい て、従来構造と対応する同一部品には同じ符号を付して説明する。まず、コンビ ネーションヘッド1は、記録・再生ヘッド2と消去ヘッド3とがヘッドベース4 に一体的に組込まれており、上記記録・再生ヘッド2と消去ヘッド3とを接合し たコンビネーションヘッド1の両側面は、ヘッドベース4より一体的に延設され たテープガイド5,6により保持されている。
【0011】 また、上記テープガイド5,6の前面上部には磁気テープ10の上端面が位置 規制される直角な切欠ガイド部5a,6aが形成されており、その反対側には磁 気テープ10の下端面をフリーに保持する傾斜ガイド面5b,6bが形成されて いる。
【0012】 さらに、上記コンビネーションヘッド1の両側面に設けられたテープガイド5 および6のうち、消去ヘッド3側に設けられたテープガイド5のテープ幅摺動面 5cが、磁気テープ10の走行軌道面に接触しないように形成されている。そし て、磁気テープ10の上端面が、テープガイド5の切欠きガイド部5aに規制さ れると共に、下端部がテープガイド5の傾斜ガイド面5bにガイドされて走行す るように取付けられている。
【0013】 したがって、本考案の実施例によるコンビネーションヘッドのテープガイドに よれば、コンビネーションヘッド1の両側部に設けられたテープガイド5,6の うち、消去ヘッド3側のテープガイド5が磁気テープ10に接触しないので、磁 気テープ10と消去ヘッド3との接触密度が増大し、良好な消去率を確保するこ とができる。
【0014】 なお、図中の符号8は磁気テープ10をヘッド部に押圧するパッドである。ま た、本考案の実施例では、アジマス調整フリーのオートリバース用コンビネーシ ョンヘッドについて説明しているが、これに制限するものではなく、通常のアジ マス調整ヘッドにも適用可能であり、同等の効果を奏するものである。
【0015】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、記録・再生ヘッドと消去ヘッド とを接合したコンビネーションヘッドの両側面を、ヘッドベースより一体的に延 設したテープガイドにより保持し、上記テープガイドの前面上部に磁気テープの 上端面を位置規制する直角な切欠ガイド部を形成し、その反対側に磁気テープの 下端面をフリーに保持する傾斜ガイド面を形成し、上記コンビネーションヘッド の両側部に設けられたテープガイドのうち、消去ヘッド側テープガイドのテープ 幅摺動面が磁気テープに接触しないように形成して、磁気テープと消去ヘッドと の接触密度を増大させたので、良好な消去率を確保してノイズの発生を抑えるこ とができるなど消去特性を向上させることができる。
【図1】本考案によるコンビネーションヘッドを示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】図1の消去ヘッド側のテープガイドを示す側面
図である。
図である。
【図4】従来構造のコンビネーションヘッドを示す斜視
図である。
図である。
【図5】図4の横断面図である。
1 コンビネーションヘッド 2 記録・再生ヘッド 3 消去ヘッド 4 ヘッドベース 5,6 テープガイド 5a,6a 切欠ガイド部 5b,6b 傾斜ガイド面 5c テープ幅摺動面 10 磁気テープ
Claims (1)
- 【請求項1】 記録・再生ヘッドと消去ヘッドとをヘッ
ドガードに組込んだコンビネーションヘッドの両側面
を、ヘッドベースより一体的に延設したテープガイドに
より保持し、上記テープガイドの前面上部に磁気テープ
の上端面を位置規制する直角な切欠ガイド部を形成し、
その反対側に磁気テープの下端面をフリーに保持する傾
斜ガイド面を形成してなるアジマス調整フリーのコンビ
ネーションヘッドにおいて、上記テープガイドのうち、
消去ヘッド側テープガイドのテープ幅摺動面が磁気テー
プに接触しないように形成したことを特徴とするコンビ
ネーションヘッドのテープガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041347U JP2604177Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | コンビネーションヘッドのテープガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041347U JP2604177Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | コンビネーションヘッドのテープガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710827U true JPH0710827U (ja) | 1995-02-14 |
JP2604177Y2 JP2604177Y2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=12605987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993041347U Expired - Lifetime JP2604177Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | コンビネーションヘッドのテープガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604177Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993041347U patent/JP2604177Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604177Y2 (ja) | 2000-04-17 |
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