JPH07107865A - 温室の屋根開閉装置 - Google Patents

温室の屋根開閉装置

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JPH07107865A
JPH07107865A JP5277574A JP27757493A JPH07107865A JP H07107865 A JPH07107865 A JP H07107865A JP 5277574 A JP5277574 A JP 5277574A JP 27757493 A JP27757493 A JP 27757493A JP H07107865 A JPH07107865 A JP H07107865A
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JP
Japan
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seat
awning
roof
opening
roll
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JP5277574A
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English (en)
Inventor
Sennosuke Tomita
仙之助 富田
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TOMITA TEKKOSHO KK
Original Assignee
TOMITA TEKKOSHO KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

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  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温室の天窓を効果的で自動的に開閉する屋根
開閉装置を提供する。 【構成】 第1屋根フレ−ム13と第2屋根フレ−ム1
6の最上部に棟木18が配設されており、前記第1屋根
フレ−ム13と前記第1パネル15を張り渡す天幕シー
ト21の上辺が棟木18に止着される。天幕シート21
の下辺は、シ−トロ−ル22に結合する。シ−トロ−ル
22は、連結金具25を介して駆動手段14と連結し、
該駆動手段14は、天幕開閉ア−ム34の一端に配設さ
れている。天幕開閉ア−ム34は、第1支柱36と第2
支柱37と支持部38とからなり伸縮自在に旋回する。
これにより、駆動手段14により回転させられたシ−ト
ロ−ル22が、天幕シ−ト21を巻きとり或いは巻き解
いて十分且つ効果的な屋根の開閉を行うことがでる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】温室の屋根を覆う天幕シ−トを巻
き上げたり巻き解いたりして、屋根を開閉して温室を換
気する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温室の内部は、外気に比べて高温、高湿
に保たれており、高温,高湿の空気が上部に溜まり易
い。このため、従来、温室の換気は、屋根の天窓を開閉
することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、天窓は開口面
積が小さいことが多く、このため換気が不十分になりが
ちで、栽培作物に悪い影響を与えることがあった。ま
た、温室の屋根に多数の天窓を設けると、天窓の開閉に
大きな動力を必要とするばかりでなく、屋根を支持する
支柱に負担が掛かり、温室の建設費がかさむ、という問
題点があった。
【0004】そこで、本発明は、これらの問題点を解決
するために、開口面積が大きくしかも軽動力で開閉でき
る温室の屋根開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、次の構成から成
る。
【0006】先ず、温室(10)の支柱(49)の上に
ア−チ形の屋根フレ−ム(13)を支持し、屋根フレ−
ム(13)の最上部に渡した棟木(18)の長さ方向に
沿って透光性の天幕シ−ト(21)の上辺を固定して、
天幕シ−ト(21)を前記屋根フレ−ム(13)の上に
張り渡し、天幕シ−ト(21)の下辺は棟木(18)に
平行に設けたシ−トロ−ル(22)に固定する。
【0007】さらに、温室(10)の支柱(49)の上
部に桁(50)を渡して、前記桁(50)に支持筒取付
軸(63)を設け、前記支持筒取付軸(63)を中心に
ア−ム支持筒(62)を回転可能に設け、このア−ム支
持筒(62)に天幕開閉ア−ム(34)の基部を摺動自
在に挿入する。
【0008】この天幕開閉ア−ム(34)の先端に前記
シ−トロ−ル(22)の端部を連結すると共に、天幕開
閉ア−ム(34)に設けたロ−ル回転モ−タ(32)を
前記bシ−トロ−ル(22)に連結する。
【0009】そして、前記ロ−ル回転モ−タ(32)に
より前記シ−トロ−ル(22)を正逆転させて前記天幕
シ−ト(21)を巻上げたり巻下ろしたりして屋根を開
閉すると共に、前記屋根フレ−ム(13)の下端部に取
り付けた庇(43)を越えて前記シ−トロ−ル(22)
を転動させ、前記天幕シ−ト(21)を庇(43)の内
側に巻き込む。(第1発明) 天幕開閉ア−ム(34)は長さを伸縮自在に構成し、そ
の基部をアーム取付軸(40)に旋回自在に設置しても
よい。(第2発明)
【0010】
【作用】本発明の天幕シ−ト(21)を開ける場合を説
明する。
【0011】天幕シ−ト(21)が完全に巻下ろされ
て、屋根が閉じている状態では、天幕シ−ト(21)は
屋根フレ−ム(13)の上に張り渡され、下辺が庇(4
3)の内側にシ−トロ−ル(22)により巻き取られて
いる。
【0012】この状態から、ロ−ル回転モ−タ(32)
によりシ−トロール(22)を回転すると、シ−トロ−
ル(22)に巻き付いた天幕シ−ト(21)が巻き解か
れ、シ−トロ−ル(22)が庇(43)から離間する。
【0013】そして、更に、回転を続けると、シ−トロ
−ル(22)が天幕シ−ト(21)を巻き込んで、屋根
フレ−ム(13)の上を転動し、天幕シ−ト(21)を
巻き上げて屋根を開ける。このとき、天幕開閉ア−ム
(34)の先端はシ−トロ−ル(22)に追従し、天幕
開閉ア−ム(34)の基部はア−ム支持筒(62)内を
摺動しつつ下降し、ア−ム支持筒(62)は天幕開閉ア
−ム(34)と共に支持筒取付軸(63)を中心に回転
する。
【0014】天幕シ−ト(21)を閉じる場合は、ロ−
ル回転モ−タ(32)を逆方向に回転させてシ−トロ−
ル(22)を逆転する。これによりシ−トロ−ル(2
2)が屋根フレ−ム(13)に沿って下方に転動し、天
幕シ−ト(21)が巻き解かれる。
【0015】そして、シ−トロ−ル(22)が逆転し続
け庇(43)に達すると、天幕シート(21)の巻きが
完全に解け、次に天幕シ−ト(21)が逆方向に巻き取
られる。そして、シ−トロ−ル(22)が天幕シ−ト
(21)を庇(43)の内側に巻き込み、棟木(18)
と庇(43)の間で天幕シ−ト(21)を緊張して屋根
を完全に閉じる。
【0016】第2の発明では、屋根フレ−ム(13)の
上を転動するシ−トロ−ル(22)に応じて、天幕開閉
ア−ム(34)が伸長または縮小して、ア−ム取付軸
(40)を中心に旋回する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基ずいて
説明する。
【0018】図1の符号10は、A棟とB棟とからなる
連棟式の温室を示す。温室10は、円弧上の屋根部11
と該屋根部11を支持する側壁部12とから基本的に構
成されている。
【0019】A棟とB棟は同じ構造であるが、図1のA
棟はB棟の屋根の一部を省略して図示している。
【0020】A棟の屋根部11には、側壁部12の上部
を張架する第1屋根フレ−ム13が配設されており、該
第1屋根フレ−ム13は、ア−チ形に形成されたパイプ
により構成する。第1屋根フレ−ム13には、後述する
駆動手段14の揺動区間の両側に沿って第1屋根フレ−
ムと同じア−チ形の第1パネル15が載置されており、
該第1パネル15は、透光性の薄板で形成されている。
【0021】B棟には、側壁部12の上部に、第1屋根
フレ−ム13よりも上方に張架する第2屋根フレ−ム1
6が配設されており、該第2屋根フレ−ム16は、ア−
チ形に形成されたパイプにより構成する。第1屋根フレ
−ム13には、後述する駆動手段14の揺動区間と第1
パネル15の上方を覆うようにア−チ形の第2パネル1
7が載置されており、該第2パネル17は、透光性のあ
る薄板で形成されている。
【0022】前記第1屋根フレ−ム13と第2屋根フレ
−ム16の最上部に棟木18が配設されており、該棟木
18は、図9に示すとおり断面山形の小屋根部19と第
1固定具20とを備えている。
【0023】小屋根部19は、第2屋根フレ−ム16の
最上部に載置され、第1固定具20は、第1屋根フレ−
ム13と第2屋根フレ−ム16とを連結する。第1屋根
フレ−ム13と第1パネル15の上に天幕シート21を
張り渡し、この天幕シ−ト21の上辺は棟木18に止着
する。天幕シート21は、透光性,可橈性を有し、全体
が屋根を覆う長方形に形成されている。
【0024】天幕シート21の面積は、屋根の面積の略
半分を占める。前記天幕シート21の下辺をシ−トロ−
ル22に止着する。シ−トロ−ル22は、図2に示すと
おり中空のパイプ状に形成され、外周に一条の凹部23
が形成されている。該凹部23に着脱自在に留め具24
により天幕シ−ト21の下辺をシ−トロ−ル22の凹部
23内に固定する。
【0025】温室のB棟の第2パネル17の下方におい
て、シ−トロ−ル22を後述する駆動手段14に連結金
具25を介して連結する。該連結金具25は、パイプ状
に形成され、連結金具25の一端がシ−トロ−ル22の
端部に嵌合する。該連結金具25の他端には、雌部26
が形成されており、該雌部26に駆動手段14の軸部材
27を挿入されている。そして、該軸部材27と連結金
具25とは、図示しないピン部材により固定される。
【0026】前記駆動手段14には、軸部材27と、該
軸部材27に軸支する第1スプロケット28と、該第1
スプロケット28にチェ−ン29を介して連結する第2
スプロケット30と、該第2スプロケット30を軸支す
る駆動軸31と、該駆動軸31を回転するモ−タ32と
を備える。
【0027】第1スプロケット28と、チェ−ン29
と、第2スプロケット30は、ケ−ス33に収納され、
該ケ−ス33は、後述する天幕開閉ア−ム34の一端に
配設されている。また、ケ−ス33に近接してモ−タ支
持台35が、天幕開閉ア−ム34に配設され、モ−タ3
2を固定する。
【0028】前記駆動手段14を支持する天幕開閉ア−
ム34は、第1支柱36と第2支柱37と支持部38と
からなる。該第1支柱36と第2支柱37とは、パイプ
状に形成され、第2支柱37の内側に第1支柱36が摺
動自在に挿入する。支持部38は、土台39に固定さ
れ、第2支柱37を軸支するア−ム取付軸40を備える
(図3参照)。これにより、天幕開閉ア−ム34は、第
1屋根フレ−ム13の上をシ−トロ−ル22が転動する
に合わせ伸縮自在に旋回できる。天幕開閉ア−ム34
は、モ−タ32の回転負荷に対抗してモ−タ32を保持
している。
【0029】シ−トロ−ル22は、棟木18を挟んで屋
根の両側に1個づつ対称的に配置され、駆動手段14及
び天幕開閉ア−ム34は、B棟の端部に2基づつ計4基
配置されるが、図1のB棟では一方のシ−トロ−ル22
のみを示し他方は図示していない。なお、前記駆動手段
14及び天幕開閉ア−ム34の数は、温室の長さに応じ
て増やすことができるのは当然である。前記第1屋根フ
レ−ム13の下端部に枠部材41を取り付け、枠部材4
1は側壁部12に配設した雨どい42の側面に並設する
(図4参照)。該枠部材41には、長さ方向に庇部43
と係合部44と中空部45とが形成され、更に、前記駆
動手段14の揺動区間の延長上に、前記ケ−ス33が侵
入する切り欠き部が形成されている。前記庇部43の先
端部が、若干湾曲して形成されている。前記係合部44
には、第1屋根フレ−ム13を取り付ける第2固定具4
6が着脱自在に装着される。これにより、第1屋根フレ
−ム13の屋根を任意の取り付け位置に取り付けること
ができる。前記雨どい42には、逆T字状金具47が雨
どい42を横切るように固着され、該逆T字状金具47
の凸設部48において第2屋根フレ−ム16の端部を固
定する。
【0030】前記側壁部12には、複数の土台39が有
り、天幕開閉ア−ム34を固定すると共に支柱49が垂
設されている。該支柱49の上端部に棟木18方向に雨
どい42が配設されている。また、支柱49の上部に上
下2本の桁50,50が温室10の横方向に配設されて
いる。該桁50,50には、桁50,50を補強する補
強部材51が介装されている。側壁部12の周囲は、透
光性のシ−トないしガラスで覆われている。
【0031】次に、第1実施例の動作を説明する。
【0032】温室10の屋根が閉じている状態では、天
幕シート21が第1屋根フレ−ム13と第1パネル15
と枠部材41とを被覆し、シ−トロ−ル22が枠部材4
1の庇部43の内側に当接しており、前記枠部材41の
切り欠き部に駆動手段14のケ−ス33が配置されてい
る(図4参照)。
【0033】温室の屋根を開けるには、モ−タ32を回
転させ、駆動軸31、第2スプロケット30、チェ−ン
29、第1スプロケット28、軸部材27及びと連結金
具25を介して、シ−トロ−ル22を矢印c方向に回転
させる(図4参照)。そして、一端天幕シート21の巻
きがとけて(図5参照)、シ−トロ−ル22が、枠部材
41から離間し、更に、シ−トロ−ル22が矢印d方向
に回転を続けると天幕シート21を巻き始め、庇部43
を乗り越える(図6参照)。
【0034】その際、天幕開閉ア−ム34の第1支柱3
6が第2支柱37から伸縮自在に動き、庇部43を乗り
越えたときにでも、駆動手段14がシ−トロ−ル22に
追動して、引き続いてシ−トロ−ル22を回転させる。
そして、シ−トロ−ル22が天幕シート21を巻きなが
ら第1屋根フレ−ム13上を矢印e方向に転動する。最
後に、シ−トロ−ル22が棟木18に形成された収納部
に収納され(図7参照)、屋根の片側が全開する。
【0035】また、温室の屋根を閉じるには、開けると
きとは逆方向にモ−タ32を回転させて、シ−トロ−ル
22を逆回転させる。
【0036】そして、天幕シート21の巻きが解けてシ
−トロ−ル22が棟木18の収納部から離脱し、第1屋
根フレ−ム13上を矢印f方向に転動する。更に、シ−
トロ−ル22を矢印g方向に回転させて庇部43を越え
させる(6図参照)。そして、一旦天幕シート21の巻
きが解ける(図5参照)。
【0037】更に、シ−トロ−ル22を矢印h方向に回
転させると、天幕シート21が巻き取られ、枠部材41
の庇部43にシ−トロ−ル22が当接して、庇部43に
おいて天幕シート21が緊締する(図4参照)。この行
程で、天幕開閉ア−ム34が伸縮自在に揺動して、駆動
手段14と一体となってシ−トロ−ル22と共に追動す
る。そして、屋根の片側が全閉する。
【0038】全開,全閉だけでなく屋根の途中でシ−ト
ロ−ル22の転動を止めることにより所望の開度で屋根
を開閉ができる。
【0039】以上のように、本実施例によれば、駆動手
段14により、シ−トロ−ル22が回転し第1屋根フレ
−ム13上を転動して、天幕シート21を巻いたり或い
は解いたりして、棟木18に平行に所望の屋根開閉をす
ることができる。例えば、図8のように屋根の片側半分
は前開にして、他の片側半分は半開にする。また、屋根
開閉を自動的に行うことができるので、手動で屋根開閉
を行う手間が除けるまた、シ−トロ−ル22が天幕シー
ト21を枠部材41の庇部43で堅く締め付けることが
できるため、天幕シート21に張りができ雨水が溜まる
ことがない。 第2屋根フレ−ム16により、シ−トロ
−ル22の上方への移動を規制することができるため、
強風が吹いたときでもシ−トロ−ル22を安定した状態
に保つことができる。更に、シ−トロ−ル22が、伸縮
自在の天幕開閉ア−ム34に支持される駆動手段14の
モ−タ32により天幕シート21を巻きながら転動でき
るため、屋根の形状は正確な円弧状ある必要はなく略円
弧状のア−チ形であればよい。
【0040】次に、図8、図9の第2実施例を説明す
る。なお、第1実施例と同一の部材には同一の符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0041】シ−トロ−ル22を連結部材b25を介し
て回転する駆動手段14は、天幕開閉ア−ム34の一端
に固定され、該天幕開閉ア−ム34は、パイプ状に形成
されている。天幕開閉ア−ム34の他端は、摺動自在に
保持具61に保持されている。該保持具61は、天幕開
閉ア−ム34を摺動自在に保持する中空のア−ム支持筒
62と、該ア−ム支持筒62と一体となって旋回する支
持筒取付軸63と、該支持筒取付軸63を回転自在に軸
止する固定部64とからなる。該固定部64は、温室1
0の桁50,50に固定される。本実施例の天幕開閉ア
−ム34の一端に配設される駆動手段14の片側には、
シ−トロ−ル22が連結されているが(図8参照)、両
側にもシ−トロ−ル22を連結できる。
【0042】次に、第2実施例の動作を説明する。
【0043】温室10の屋根が閉じている状態では、天
幕シート21が第1屋根フレ−ム13と第1パネル15
と枠部材41とを被覆し、シ−トロ−ル22が枠部材4
1の庇部43に当接しており、前記枠部材41の切り欠
き部に駆動手段14のケ−ス33が配置されている。
【0044】そして、温室10の屋根を開けるには、第
1実施例と同様にモ−タ32を回転させ、一端天幕シー
ト21の巻きがとけて(図5参照)、シ−トロ−ル22
が、庇部43を乗り越える(図6参照)。そして、シ−
トロ−ル22が天幕シート21を巻きながら第1屋根フ
レ−ム13上を転動する。その際、天幕開閉ア−ム34
が、シ−トロ−ル22と前記支持筒取付軸63の距離に
応じてア−ム支持筒62を摺動すると共に固定部64に
おいてア−ム支持筒62が支持筒取付軸63と一体とな
って旋回する。
【0045】また、温室10の屋根を閉じるには、シ−
トロ−ル22が天幕シ−ト21を巻き解き第1屋根フレ
−ム13の上を転動する。そして、シ−トロ−ル22
が、枠部材41を乗り越えて枠部材41の庇部43に当
接し、天幕シ−ト21を庇部43において堅く締め付け
る。
【0046】以上のように、第2実施例によれば、桁5
0,50に天幕開閉ア−ム34を設けたことにより温室
内の栽培面積を広く取れる。そして、駆動手段14によ
りシ−トロ−ル22が回転し、第1屋根フレ−ム13上
を転動して天幕シート21を巻いたり或いは解いたりし
て、棟木18に平行に所望の屋根開閉をすることができ
る。例えば、図9のようにA棟,B棟ともに屋根の片側
半分は半開にして、他の片側半分も半開にすることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、伸縮自在の天幕開
閉ア−ムに支持されたロール回転モ−タによりシ−トロ
−ルを回転させ、天幕開閉ア−ムが旋回することによ
り、シ−トロ−ルが屋根に張り渡された天幕シートを巻
くことができる。これにより屋根の全開或いは全閉など
の所望の開閉ができる。このため、日光の当たり具合或
いは風向き等に応じて従来にない充分且つ効果的な換気
できるので、栽培作物に良い影響を与えて順調に栽培で
きる。更に、ロ−ル回転モ−タにより自動的に温室の屋
根開閉ができるため手動で屋根開閉する手間が除ける。
【0048】また、ロ−ル回転モ−タによりシ−トロ−
ルを回転させると、シ−トロ−ルの一辺が棟木に止着し
てあるのでシ−トロ−ルが庇と緊締状態になる。このた
め、天幕シ−トに張りができ、雨水が溜まることがな
く、強風が吹いても天幕シ−トが剥がれることがない。
【0049】また、天幕開閉ア−ムが支持筒取付軸或い
はア−ム取付軸の旋回点で旋回し、同時に天幕開閉ア−
ムがア−ム支持筒と摺動して或いは天幕開閉ア−ムが長
さ方向に伸縮するので、屋根の形状が天幕開閉ア−ムの
旋回点を中心とする完全な円弧でなくとも、シ−トロ−
ルは屋根を支障なく転動することができ、天幕シ−トを
円滑に開閉できる。
【0050】更に、温室の支持筒取付軸或いはア−ム取
付軸の旋回点を桁に設けると温室内の栽培面積を広く確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋根開閉装置を備える温室の全体斜視
図である。
【図2】天幕シ−トの要部拡大斜視図である。
【図3】本発明の屋根開閉装置に係るロ−ル回転モ−タ
及び天幕開閉ア−ムの側面図である。
【図4】本発明の屋根開閉装置に係るシ−トロ−ルの作
用図で天幕シ−トが閉じた状態を示す。
【図5】本発明の屋根開閉装置に係るシ−トロ−ルの作
用図で天幕シ−トが閉じる途中の状態を示す。
【図6】本発明の屋根開閉装置に係るシ−トロ−ルの作
用図で天幕シ−トが開く途中の状態を示す。
【図7】本発明の屋根開閉装置に係る第1実施例の正面
図である。
【図8】本発明の屋根開閉装置に係る第2実施例の天幕
開閉ア−ムの拡大図である。
【図9】本発明の屋根開閉装置に係る第2実施例の正面
図である。
【符号の説明】
10…温室 11…屋根部 13…第1屋根フレ−ム 14…駆動手段 15…第1パネル 16…第2屋根フレ−ム 17…第2パネル 18…棟木 21…天幕シ−ト 22…シ−トロ−ル 34…天幕開閉ア−ム 41…枠部材 43…庇部 61…保持具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温室の支柱の上にア−チ形の屋根フレ−
    ムを支持し、屋根フレ−ムの最上部に渡した棟木の長さ
    方向に沿って透光性の天幕シ−トの上辺を固定して、天
    幕シ−トを前記屋根フレ−ムの上に張り渡し、天幕シ−
    トの下辺は棟木に平行に設けたシ−トロ−ルに固定し、 そして、温室の支柱の上部に桁を渡して、前記桁に支持
    筒取付軸を設け、前記支持筒取付軸を中心にア−ム支持
    筒を回転可能に設け、前記ア−ム支持筒に天幕開閉ア−
    ムの基部を摺動自在に挿入し、前記天幕開閉ア−ムの先
    端に前記シ−トロ−ルの端部を連結すると共に、前記天
    幕開閉ア−ムに設けたロ−ル回転モ−タを前記シ−トロ
    −ルに連結し、 しかして、前記ロ−ル回転モ−タにより前記シ−トロ−
    ルを正逆転させて前記天幕シ−トを開閉すると共に、前
    記屋根フレ−ムの下端部に取り付けた庇を越えて前記シ
    −トロ−ルを転動させ、前記天幕シ−トを庇の内側に巻
    き込むことを特徴とする温室の屋根開閉装置。
  2. 【請求項2】 温室の支柱の上にア−チ形の屋根フレ−
    ムを支持し、屋根フレ−ムの最上部に渡した棟木の長さ
    方向に沿って透光性の天幕シ−トの上辺を固定して、天
    幕シ−トを前記屋根フレ−ムの上に張り渡し、天幕シ−
    トの下辺は棟木に平行に設けたシ−トロ−ルに固定し、 そして、ア−ム取付軸を中心に旋回自在に設置した長さ
    が伸縮自在の天幕開閉ア−ムの先端に前記シ−トロ−ル
    を連結すると共に、前記天幕開閉ア−ムに設けたロ−ル
    回転モ−タを前記シ−トロ−ルに連結し、 しかして、前記ロ−ル回転モ−タにより前記シ−トロ−
    ルを正逆転させて前記天幕シ−トを開閉すると共に、前
    記屋根フレ−ムの下端部に取り付けた庇を越えて前記シ
    −トロ−ルを転動させ、前記天幕シ−トを庇の内側に巻
    き込むことを特徴とする温室の屋根開閉装置。
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