JPH02147736A - 可逆的に開閉可能なハウスないし屋根 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 風、雨、寒気、霜、日光などの厳しい自然因子から保護
しなければ性質が変化する産物の存在は、周知である。

農産物の中には、成長の段階で厳しい日光や、長期間の
雨、その他の自然因子からの保護を必要とするものがあ
る。

この保護が欠如すると生産品に害が生じ、生産を危難に
さらすか、又は生産の完全なストップが生じ、これによ
り生産者だけではな（消費者にも重大な結果を招（。

又、コーヒーや穀物を乾燥場で日光により乾燥している
ときに、突然、雨が降ると、集めて濡れないようにした
り、キャンパス、合成樹脂シートなどの防水シートを上
に被せ濡れないようにすることが必要である。

しかし、乾燥場の面積が広いと集めたり、防水シートを
被せるのに時間を要し、濡れて品質を損なうものが生じ
る。

間の温室、装飾用植物などの保管場や育成場は、一般に
、同様な保護を必要とするが、この場合は、所望のとき
に保護を中断又は縮小しなけらばならないことがある。

農産物とは別に、動物を鶏のおり、フェンス付き牧場な
どで飼育する場合も雨や、日光、強風から保護する必要
があるが、一般に野外で飼育するため保護は行なわれて
いない。又、動物を保護できる場所に閉じ込めてしまう
と、日光は、その場所の内部に到達不能であるためそこ
は多湿になって汚染される（日光は、最も強力且つ効果
的で安価な消毒剤である）、。

本発明は上述したような場合の保護が行なえるほかに、
天候の悪いとき、即ち、雨や強い風の下で使用不能なプ
ール、テニスコート、バスケットボールのコート等の様
なスポーツやレジャー用の、通常は被いがない領域に適
用する設備に関する。

勿論、上述の保護を目的とする外被、小屋及び同様なも
の、幾つかの型式及び様式が既に存在する。これらは永
久的な固定設備か、又は撤去可能である。

固定された型式のものは、一般に、構造が複雑で、設置
、保守に高い黄用を要すると共に、通常それ自体の性能
上で望ましい制御を得る装置を設けるのを怠っている。

又、撤去可能な外被は撤去したり、再び設置するのに非
常に手数を要し、且つ時間がか＼る。

例えば一般に温室（グリーンハウス）と呼ばれる従来の
農業用ハウスは、通常耐久性で不透明、半透明又は透明
の種々な織物からなるキャンパスや合成樹脂フィルムな
どの被覆シートをその上に備える角度付き又は弧状の枠
組を形成する木材や金属のフレーム構造を有する。そし
て、被覆シートの耐久期間は短い。

上述の合成樹脂フィルムやキャンパスは、任意の装置に
よってフレーム構造に固定され、従って、その組立体は
固定されたま＼であり、小屋は閉鎖される。薄い合成樹
脂シートを用いると、これは使用寿命が短いので、６ケ
月や１年毎に交換する必要がある。又、豪雨や暴風によ
って全体的又は部分的に損傷すると、もっと早く交換し
なければならない。

一般に従来の温室は、植物などを保護するためのもので
あるが、通常室内は息苦しい雰囲気になるため、室内に
高価で低効率の吸湿性空調装置等を設備する必要がある
。又、換気用の窓など、複雑で高価な装置を設ける必要
もあり、これによって機構の設置、保守、制御のために
非常に多くの作業と、労働力を必要とする。

〈発明の要約〉 本発明の可逆的に開閉可能なソーラ形のハウスないし屋
根は、従来の外被の前述した欠点を克服する目的で開発
されたのであって、極めて簡単な特性を有し、従来の公
知の装置や、設備にはない使用条件を提供することがで
きる。

瞬時に開放できる機械的装置により、その内部領域は、
自然と、空気、太陽、花粉、蜂その他の有益な自然因子
に曝すことができると共に、必要なときは同じ機械的装
置で瞬時に閉鎖することが可能である。

本発明のハウスないし屋根は回動して整合する大きな板
体を備え、次のような新規な特徴を有する。即ち、閉鎖
した建物と同じであるか、より一層良好な完全な保護と
、 保護された領域を自然に完全に露出するか、又は使用者
が必要と思う程度に部分的に露出することが任意に行な
え、独立の構造を有し、暴風雨、凍結などで損傷しても
、損傷した板体だけを交換すれば済み、全体の交換が必
要ないこと。

植物、動物、スポーツの練習、収穫等を厳しい自然環境
から管理して保護するために、必要なときに必要量だけ
管理して開き、適切に保護できることなどである。

本発明のハウスないし屋根は、要するに所望の際に可逆
的に開閉できる大きな「傘」と考えることができる。

最も重要なことは、本発明が広く多方面に用途を示し、
従って、幾つかの管理された保護の異なる必要性に対し
て推奨され、所要により開閉が瞬間的な応答性（１０秒
）を有することである。

く実　施　例〉 図示した本発明の可逆的に開閉可能なハウスないし屋根
は、好ましくは垂直の円筒形軸受２の回りに旋回して回
動し、平行に整合する二列の板体１によって構成される
。この板体は、平面形状が矩形であるが（第２図）、正
面から見ると第３図のような直線状、第１１図のような
円弧状、更には腰折式に折れ曲がった適宜の輪郭を有し
、間隙を完全に被う（または所望により間隙を部分的に
被う）様に均等な間隔で２枚宛が対向する関係に設置さ
れ、板体１の各列は、ラック装置６（第１７図、第１８
図）によって制御且つ整合され、これにより各列の板体
１はＯｏから１８０°まで回動可能にする。即ち、０°
のときは、各列の一対宛の板体は、対向した関係にあり
、これにより、間隙を閉じてその自由端（上端）同志が
接触し、従って外被及び内部領域を閉じる（第３図、第
１１図、第１２図、第１４図）。

９０′回動したときは、板体は、列の長手方向に向き、
従って外被の半開と、内部領域の殆完全な開放とを生じ
させるが、板体の列は２つの横方向防壁を形成する（第
６図、第７図、第１５図）。

１８０＠回動したときは、板は、０＠のときとは反対に
向き、太陽光線やその他の自然因子に対して内部領域を
全開する（第８図、第９図、第１６図）。

０°と　１８０°との間で板体ｌは、任意の中間位置に
停止可能であり（第４図、第５図。

第１３図）、板体ｌの各列は集団的な制御装置を有し、
所要により両者の制御装置は手動又はモータ被動でもよ
い単一の制御装置に整合してもよい。

本発明が対象とするハウスないし屋根の屋根とは、第３
図のような場合であり、ハウスとは第１１図のドーム式
、或は板体が腰折式に折れ曲がっている場合をいう。

板体ｌはそれに対して長手方向の背骨；好ましくは管状
の柱３に装着されている。この柱は、板体が直線状、折
れ曲がり又は弧状の輪郭を取るのを可能にし、該背骨柱
は、適当な距離で設置される固定された梁ないし支持リ
ブ４を受ける。金属又は樹脂の合成又は可撓性の外被材
５は、挿入又は任意の同等な手段によって該リブに固定
する。この固定は、外被を背骨柱の長手方向輪郭に沿わ
せる。

０′から　１８０°までの回転が重力の作用から解放さ
れて生じ得る様に、好ましくは垂直であるが旋回する背
骨柱３の下端を収容する円筒形軸受２を有している。こ
の円筒形軸受は、地上又はコラムの上の水平なブリッジ
に、又は背骨柱（屋根構造）の支持コラム上に直接に配
置する。

本発明のハウスないし屋根を構成する板体の背骨柱３に
ついて更に述べると、この柱３はハウスの閉鎖位置にお
いて同時に固定され、これにより風に対して充分な抵抗
を与える様に、雄雌型の相互のほぞ係合部８（第２０図
）を上端に備えてもよい。

他方、相互のほぞ係合部のために背骨柱３の上端８を備
える他に、ハウス、例えば１つの列の板１に取付けられ
、従って対向する列に載置可能であるか、又は代わりに
各々の１つが１つの列の板体に取付けられ相互に収容可
能である２つの半分に形成される上側屋根（棟）９（第
３図）を備えてもよい。

外被材５は、アルミニウム或は亜鉛めっき鉄板、又は補
強されるか或は補強されない合成或は可撓性の種々な樹
脂と共に、キャンパス又は同等な材料によって被覆され
てもよく、これ等の材料は任意の方法により、好ましく
は梁ないし支持リブ４に接合することによって固定され
、間隙を閉じる様に端縁に結合してもよい、該被覆材５
は、必要ならば雄雌型の側部（第２ａ図）を有してもよ
く、これにより、板体の継続する接合（重ね）の後に、
雨、塵埃、昆虫等に対して小屋を完全に密封するのを可
能にする。

本発明のハウスないし屋根を構成する板体１の各列の制
御レバーは１手動又は液圧ピストンで作動してもよ（、
又はラック或は無段減速モータで作動してもよい。

本発明の教示によって構成され添付図面に示されるよう
な可逆的に開閉可能なハウスないし屋根の使用は、軸線
が垂直であり、従って板体の回転が水平面に展開され重
量が移送されないため、広い面積を被ったり被いを除く
のに簡単且つ軽い運動を使用者に与える。

この理由により、−人の操作者（１０人又はそれ以上の
代わりに）は、例えばコーヒー乾燥場を１０秒間で被っ
た被いを除くことが可能であり、これにより、不時に到
来する暴風雨から穀物を保護する０通常の操作は、穀物
を被うべき場所から離れているか又は遠い距離に時には
いる何人かの人々を必要とするため、コーヒー又はその
他の穀物に恐らく損害が生じる。これは、収集を遅らせ
るか、又は収集を不可能にさえし、その上過度に費用が
掛かる。従って本発明のハウスないし屋根の機構は、巨
大な寸法を有し得る板体を作動可能であり、これにより
、最も稀で最も費用の掛かる要素の１つ、即ち労力を節
約する。

更に、例えば富裕な農業者である使用者自体は、家で釦
を押すことにより外被を作動可能である。

本発明の高性能化の可能性について更に述べると、吸湿
性のセンサーや、熱や風を検知するセンサーを使用して
自動的に屋根を開閉することもできる。

農産物の保護に使用する目的とは別に、テニスコート、
プール等の様なスポーツ及びレジャーの領域に適用して
もよい。

この場合には、Ｏｏの閉鎖位置は、天候の悪い状態の下
で、即ち、雨、過度な風等の場合に設備の完全な使用を
可能にする。

天候の良い状態では外被を９０°又は１８０゜開放して
もよく、後者の場合には内部空間は、太陽に完全に開放
される様になると同時に、障壁は不時の望ましくない風
に対しての保護を形成する。

最後に、板体１の平行で整合する二列を使用する代わり
に、板体ｌの列は一列であってもよい。

この場合は、全閉状態で各板体の上端部は壁又は任意の
垂直遮蔽に対向させる。そして、０＠のとき、　１８０
°回動じたとき、その途中まで回動したとき、同様に内
部領域の完全閉鎖、全開、部分的な開放を行なうことが
できる。

板の被覆材は、側部重ね合わせが収容ないし組合わせ可
能であれば、任意の形状に横方向及び長平方向にうねり
ないし波形を有してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のハウスないし屋根を構成する旋回要素
の１つの分解斜視図、第２図は第１図の要素を二列使用
し、各列の要素の隣接するもの同志が閉じた状態の本発
明のハウスないし屋根の平面図、第２ａ図は第２図のＡ
−Ａ線に沿う拡大断面図、第３図は第２図の正面図、第
４図は第２図の旋回要素を約４５°回動した半開状態の
平面図、第５図は本発明による二列の旋回要素の相対向
した二つのもの回動状態を説明する平面図、第６図は第
２図の旋回要素を９０°回動した状態の平面図、第７図
は第６図の正面図、第８図は第２図の旋回要素を１８０
°回動した全開状態の平面図、第９図は第８図の正面図
、第１Ｏ図は本発明のハウスないし屋根の旋回要素の他
の一実施例の斜視図、第１１図は第１Ｏ図の旋回要素に
よって構成されたハウスないし屋根の全閉状態の正面図
、第１２図は第１１図の斜視図、第１３図は第１Ｏ図の
旋回要素の回動状態を説明する斜視図、第１４図は第１
２図と同じ回動角０°の全閉状態の斜視図、第１５図は
９０°回動した状態の斜視図、第１６図は１８０°回動
した状態の斜視図、第１７図、第１８図はレバーによる
連動回動操作装置の略図、第１９図はラックによる連動
回動操作装置の略図、第２０図は二列の相対向した一対
の旋回要素の上端部の係合装置の説明図である。 図中、 １は板体、 ２は円筒形軸受、 ３は背 骨柱、 ４は支持リブ （梁） ５は被覆材を示 す。 サルバドール マシュース ツベイビル Ｆ／６．４ Ｆ／６９ Ｆ／（ｙ〆〆

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）好ましくは垂直の円筒形軸受（２）のまわりで旋
   回する二列の平行に整合する回動可能な板体（１）を備
   え、該板体は平面形状が矩形であるが、正面から見て直
   線状、多角形又は弧状でもよい輪郭を有すると共に、間
   隙を完全に被う（又は間隙を部分的に被う）様に、隣接
   する２枚同志が均等な間隔で設置され、該板体（１）の
   各列が、０°から１８０°の範囲で回動する様に該各列
   の板体を同時に作動する１つのラック装置又は組合され
   たレバーに よって制御されて整合し、該板体は回動角が０°のとき
   前記間隙の閉鎖と、各列の板体の上端同志の接触とによ
   り閉じて領域を被覆 し、９０°の回動で各板は前記列の長手方向に向いて領
   域を半開し、１８０°の回転で該板は０°のときとは反
   対に向いて領域を完全に解放し、又、該板体は０°から
   １８０°までの間の任意の中間位置に設置可能であり、
   該板体の各列が集団的な制御装置を有し、該両制御装置
   が、所要により手動又はモータ被動でもよい単一の制御
   装置に整合可能であり、従ってその結果として生じる瞬
   間的な応答を達成可能であることを特徴とする可逆的に
   開閉可能なハウスないし屋根。 （２）特許請求の範囲第１項に記載のハウスないし屋根
   において、ほゞ矩形の平面形状を有 し、正面から見て真直ぐか、任意の角度で折曲げられる
   か又は弧状の輪郭を有する板体 （１）を備え、該板体が板の長手方向に向いた、好まし
   くは管状の背骨柱（３）の構造上に装着され、該構造が
   直線状、角度付き又は弧状の形状を有することを板体に
   許容し、前記背骨柱が任意の距離で設置された固定梁な
   いし支持リブ（４）を受け、金属又は樹脂の剛性又は可
   撓性の被覆材（５）が該背骨柱（３）の長手方向輪郭を
   たどる様に該リブ（４）に対して挿入又は任意の同等な
   手段で固定されていることを特徴とするハウスないし屋
   根。 （３）特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のハウス
   ないし屋根において、前記板体（１）の背骨柱（３）の
   下端を収容する好ましくは垂直の円筒形軸受（２）を備
   え、該軸受が重力の作用から解放されて、従って操作者
   に軽く０°から１８０°までの回動を生じるように旋回
   し、該円筒形軸受（２）が地上又はコラム上の水平ブリ
   ッジ、又は該背骨柱（３）の支持コラム上に直接に配置
   されることを特徴とするハウスないし屋根。 （４）特許請求の範囲第３項に記載のハウスないし屋根
   において、アルミニウム板、亜鉛めっき鉄板、補強付き
   又は補強なしの剛性又は可撓性の種々な型式の樹脂、又
   はキャンパスで作られる被覆材（５）が、任意の装置に
   より好ましく前記梁ないし支持リブ（４）に接合するこ
   とによって該支持リブ（４）に固定され、前記間隙を閉
   じる様に端縁に結合されることを特徴とするハウスない
   し屋根。 （５）特許請求の範囲第４項に記載のハウスないし屋根
   において、雨、塵埃、昆虫等に対して屋根を完全に密封
   する様に最初の位置と、最後の位置で隣接した板体（１
   ）の接合を可能にするために板体が雄雌型の側部仕上げ
   を備えていることを特徴とするハウスないし屋 根。 （６）特許請求の範囲第５項に記載のハウスないし屋根
   において、手動又は液圧ピストン、 ラック、無断減速モータなどで機械的に作動可能である
   前記板体の（１）の各列の制御レバーを備えたことを特
   徴とするハウスないし屋根。 （７）特許請求の範囲第６項に記載のハウスないし屋根
   において、前記板体（１）の背骨柱（３）が、前記間隙
   の閉鎖状態で該板体（１）の対向する各対を同時に固定
   した後、風に対する抵抗を与える雄雌型の相互のほぞ接
   合のための上端部を有することを特徴とするハウスない
   し屋根。 （８）特許請求の範囲第１項に記載のハウスないし屋根
   において、前記ハウスないし屋根が壁または垂直遮蔽に
   面する同じ板体（１）の単一の列によって形成され、こ
   の各板体は同時に回動可能であると共に、完全な閉鎖、
   半開、全開に操作可能であることを特徴とするハウスな
   いし屋根。