JPH0714033U - 仮設テントの屋根開閉装置 - Google Patents

仮設テントの屋根開閉装置

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Publication number
JPH0714033U
JPH0714033U JP4514193U JP4514193U JPH0714033U JP H0714033 U JPH0714033 U JP H0714033U JP 4514193 U JP4514193 U JP 4514193U JP 4514193 U JP4514193 U JP 4514193U JP H0714033 U JPH0714033 U JP H0714033U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
opening
temporary
movable
temporary tent
Prior art date
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Pending
Application number
JP4514193U
Other languages
English (en)
Inventor
義朗 額賀
Original Assignee
三共商事株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三共商事株式会社 filed Critical 三共商事株式会社
Priority to JP4514193U priority Critical patent/JPH0714033U/ja
Publication of JPH0714033U publication Critical patent/JPH0714033U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天候等に応じて仮設テントの屋根面を開閉可
能にする仮設テントの屋根開閉装置を提供することを目
的とする。 【構成】 仮設テントAの屋根面に開口部2aを設け、
上記仮設テント内の棟側に上記開口部を開閉可能にする
可動式テントBを設けるとともに、仮設テント内の軒側
には上記可動式テント上の雨水を排出するための雨受樋
を設けた仮設テントの屋根開閉装置を構成したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工業敷地内における荷捌き場、積み降ろし場等に設けられる仮設 テントに係り、詳しくは仮設テントの屋根面を開閉可能にする仮設テントの屋根 開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場で生産された商品は段ボール等に詰め込まれて、荷捌きのため工場 建物の出入口近傍に積まれいた。運搬車輌が横づけされて荷物の積込みが行われ るが、雨天の際には、屋外にある荷物を工場内に移動するか、荷物にシートを被 せるか、あるいは工場建物の庇に設けた日除けを延ばして雨避けを行っていた。 また他の例として、工業敷地に仮設テントを設け、この中を荷捌き場として使用 していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、工場建物の出入口を荷捌き場として使用することは、雨天時の 荷物の取り扱いが面倒であった。また、仮設テントの場合には荷捌き場として広 いスペースが確保でき雨天時の煩わしさがないものの、日差しを取り入れたい晴 天時や、曇りのときには荷捌き場が暗くなる欠点があった。
【0004】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、天候等に応じて仮設テント の屋根面を開閉可能にする仮設テントの屋根開閉装置を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するため、仮設テントの屋根面に開口部を設け、上 記仮設テント内の棟側に上記開口部を開閉可能にする可動式テントを設けるとと もに、仮設テント内の軒側には上記可動式テント上の雨水を排出するための雨受 樋を設けた仮設テントの屋根開閉装置を構成したものである。
【0006】
【作用】
この考案によると、仮設テントの可動式テントを開操作すると、屋根面に設け た開口部を開放することができ、屋根から日差しや風を仮設テント内に取り入れ ることができる。また可動式テントを閉操作すると、開口部が閉鎖されて雨天時 に雨避けができ、雨水も雨受樋から排水することができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案に係る一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、この考案 に係る仮設テントの全体斜視図、図2は仮設テントの側面断面図、図3は仮設テ ントの平面図、図4は可動式テントの概略図、図5は可動式テントの棟側側面図 、図6は可動式テントの軒側側面図である。
【0008】 最初に、仮設テントの構成について概略説明する。図1ないし図3に示すよう に、仮設テントAは丸パイプからなる支柱1に、トラス構造からなる切妻形屋根 を構成して、屋根勾配部、軒部、妻部にわたり布地からなるキャンバス2を張設 してある。さらに支柱1の下部には、ストッパー付きのキャスター3を設けて仮 設テントA全体を移動可能にしてある。
【0009】 そして、後記する可動式テントBを設けるため、仮設テント屋根勾配部である 両側の屋根面2個所に、丸パイプで周縁を四角形に組み付けた開口部2aを構成 してある。この開口部2aの屋根勾配方向の中央には、継ぎパイプ4を設けて屋 根構造を補強してある。また、各支柱1上部の4個所には、支柱1に沿って設け た縦樋に接続する雨受樋5を設けてある。
【0010】 次に、可動式テントBは図3および図4に示すように、仮設テントAの妻側長 手方向に適当間隔をあけて設けた支持部材10(図5参照)を介して固設される 複数個のブラケット11と、このブラケット11に横架固定される角パイプから なるベースパイプ12と、このベースパイプ12に複数個設けたシャフトホルダ 13によって回転自在に軸支される巻取シャフト14と、ベースパイプ12に適 当間隔をあけて4個所固設されたアームホルダ15によってそれぞれ軸支される 4本の連結アーム16と、ベースパイプ12と平行に配置され連結アーム16の 先端に軸支される前枠17と、巻取シャフト14に基端側を止着し先端側を前枠 17に止着する布地からなる可動キャンバス18で構成されている。上記可動式 テントBはその全幅、出巾ともに開口部2aの縦、横寸法より大きく構成されて いる。
【0011】 上記連結アーム16はその中間の折曲部に、前後の連結アームを常時伸長方向 に付勢するスプリングを内蔵してある。また巻取シャフト14にはシャフト内蔵 型のモータを設けてあり、図示しないボタンスイッチの操作によって巻取シャフ ト14を正逆に回動可能にしてある。ボタンスイッチの開操作で巻取シャフト1 4が可動キャンバス18を巻き取るので、前枠17が軒側から妻側に移動して開 口部2aを開放する。一方、ボタンスイッチを閉操作すると、巻取シャフト14 に巻き取られた可動キャンバス18が連結アーム16の伸長作用と相俟って繰り 出されるので、前枠17が妻側から軒側に移動して開口部2aを閉鎖する。
【0012】 さらに、上記前枠17には、その上部長手方向に溝形の雨樋17aを形成して あり、図6に示すように可動式テントBが全閉状態のときにこの雨樋17aの端 部から仮設テントAの雨受樋5に雨水を排水するように構成してある。
【0013】 以上のように構成した仮設テントAは、晴天や曇りのときにボタンスイッチを 開操作し、可動式テントBの可動キャンバス18を巻き取って前枠17を後退さ せることによって、仮設テントAの開口部2aを全開あるいは半開等任意の位置 の開放状態を維持することができる。これにより、開口部2aから荷捌き場に日 差しや風を取り入れることができ、曇りの日でも荷捌き場が明るくなり作業がし 易く、作業環境も向上する。
【0014】 一方雨天に際しては、ボタンスイッチを閉操作して可動式テントBの巻取シャ フト14から可動キャンバス18を繰り出すことにより、前枠17が軒側に前進 し仮設テントAの雨受樋5の定位置まで移動して開口部2aを全閉する。開口部 2aは全閉状態にあるとき、雨水が可動キャンバス18をつたって前枠17の雨 樋17aに通じて仮設テントBの雨受樋5に排水される。このように雨天であっ ても、雨仕舞いの心配なく仮設テントA内で荷捌きができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、仮設テントの可動式テントを開操作す ると、屋根面に設けた開口部を開放するとこができ、屋根から日差しや風を仮設 テント内に取り入れることができ、広いスペースで効率良く作業ができる。また 可動式テントを閉操作すると、開口部が閉鎖されて雨天時に雨避けでき、雨水も 雨受樋から排水することができるので、雨漏り、雨仕舞いの心配なく作業ができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る仮設テントの全体斜視図であ
る。
【図2】仮設テントの側面断面図である。
【図3】仮設テントの平面図である。
【図4】可動式テントの概略図である。
【図5】可動式テントの棟側側面図である。
【図6】可動式テントの軒側側面図である。
【符号の説明】
A 仮設テント B 可動式テント 1 支柱 2 キャンバス 2a 開口部 5 雨受樋 11 ブラケット 12 ベースパイプ 13 シャフトホルダ 14 巻取シャフト 16 連結アーム 17 前枠 17a 雨樋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮設テントの屋根面に開口部を設け、上
    記仮設テント内の棟側に上記開口部を開閉可能にする可
    動式テントを設けるとともに、仮設テント内の軒側には
    上記可動式テント上の雨水を排出するための雨受樋を設
    けたことを特徴とする仮設テントの屋根開閉装置。
JP4514193U 1993-08-19 1993-08-19 仮設テントの屋根開閉装置 Pending JPH0714033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4514193U JPH0714033U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 仮設テントの屋根開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4514193U JPH0714033U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 仮設テントの屋根開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0714033U true JPH0714033U (ja) 1995-03-10

Family

ID=12711007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4514193U Pending JPH0714033U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 仮設テントの屋根開閉装置

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JP (1) JPH0714033U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543453U (ja) * 1977-06-13 1979-01-10
JP2021067125A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 コクヨ株式会社 屋内用テント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543453U (ja) * 1977-06-13 1979-01-10
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