JPH0710757Y2 - 錠剤供給装置 - Google Patents
錠剤供給装置Info
- Publication number
- JPH0710757Y2 JPH0710757Y2 JP2420984U JP2420984U JPH0710757Y2 JP H0710757 Y2 JPH0710757 Y2 JP H0710757Y2 JP 2420984 U JP2420984 U JP 2420984U JP 2420984 U JP2420984 U JP 2420984U JP H0710757 Y2 JPH0710757 Y2 JP H0710757Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basket
- substrate
- baskets
- tablet
- endless belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は、無端ベルトに装着したバスケットに一投薬分
の錠剤を収容して、無端ベルトの駆動により順次各バス
ケットから薬剤を取出す錠剤供給装置に関する。
の錠剤を収容して、無端ベルトの駆動により順次各バス
ケットから薬剤を取出す錠剤供給装置に関する。
（ロ）従来技術 無端ベルト及びバスケットにより構成される錠剤供給装
置は、例えば実公昭57−6321号が示すように、回転軸が
水平となるように配置した一対のプーリにバスケットを
装着した無端ベルトを張架して構成するのが一般的であ
る。しかしながらこのような構成であると、開口部が上
方に臨むバスケットにしか錠剤を収容できず収納効率が
著しく悪いものとなる。しかもかかる錠剤供給装置にお
いては、バスケット内で錠剤がブリッジを組むと錠剤の
取出しのためにバスケットを傾けても直ちには排出され
ず、所定位置で摘出されないことが往々にしてある。
置は、例えば実公昭57−6321号が示すように、回転軸が
水平となるように配置した一対のプーリにバスケットを
装着した無端ベルトを張架して構成するのが一般的であ
る。しかしながらこのような構成であると、開口部が上
方に臨むバスケットにしか錠剤を収容できず収納効率が
著しく悪いものとなる。しかもかかる錠剤供給装置にお
いては、バスケット内で錠剤がブリッジを組むと錠剤の
取出しのためにバスケットを傾けても直ちには排出され
ず、所定位置で摘出されないことが往々にしてある。
（ハ）考案の目的 上記点より本考案は収納効率に優れ、且つ排出直前にあ
るバスケットのブリッジ現象を解除することで安定した
錠剤の摘出動作を成し得る錠剤供給装置を提供するもの
である。
るバスケットのブリッジ現象を解除することで安定した
錠剤の摘出動作を成し得る錠剤供給装置を提供するもの
である。
（ニ）考案の構成 本考案は、回転軸を鉛直方向に配置した一対のプーリに
無端ベルトを張架するとともに、プーリの下方には基板
を配置して無端ベルトには基板を底板とするバスケット
を等間隔で装着し、基板には無端ベルトの駆動によるバ
スケットの移動軌道上に錠剤取出孔を穿設して、錠剤取
出孔のバスケットの移動方向の前方には基板からバスケ
ットに向けて出没自在な回転板を取付けた構成である。
無端ベルトを張架するとともに、プーリの下方には基板
を配置して無端ベルトには基板を底板とするバスケット
を等間隔で装着し、基板には無端ベルトの駆動によるバ
スケットの移動軌道上に錠剤取出孔を穿設して、錠剤取
出孔のバスケットの移動方向の前方には基板からバスケ
ットに向けて出没自在な回転板を取付けた構成である。
（ホ）考案の実施例 第１図は本考案に依る錠剤供給装置を示し、筐体（８）
に錠剤を収納するバスケット（５）…（５）が前後二列
に亘り配置して、バスケット（５）…（５）の各上面開
口は筐体（８）の窓部（９）に臨んでおり、スライド式
の蓋体（10）を開放して、各バスケット（５）…（５）
には一投薬分の錠剤が充填される。バスケット（５）…
（５）は第２図及び第３図に示すように、その回転軸
（１）を鉛直方向に配置した主従一対のプーリ（２）に
張架した無端ベルト（４）に等間隔で装着されている。
バスケット（５）…（５）の下方には該バスケットの底
板となる基板（３）を配置しており、主プーリ（２）の
回動による無端ベルト（４）の駆動によりバスケット
（５）…（５）は基板（３）上を摺動して長円状に移動
する。したがって前列及び後列のバスケット（５）…
（５）の移動方向は互いに逆向きとなる。基板（３）に
はこのバスケット（５）…（５）の移動軌道上に錠剤取
出孔（６）を穿設するものであるが、本例ではバスケッ
ト（５）…（５）の移動方向が180°切換わる何れか一
方の場所に略半円形の錠剤取出孔（６）を形成してい
る。そして第２図に矢印で示すバスケット（５）…
（５）の移動方向で錠剤取出孔（６）の前方には回転板
（７）装着している。回転板（７）は第４図及び第５図
に示すように弾性板（11）の一端に回動可能に軸支（1
2）されており、弾性板（11）の他端は基板（３）の裏
面に固着した係止具（13）に螺着されている。そして回
転板（７）がバスケット（５）…（５）内に出没するよ
う、基板（３）にはバスケット（５）…（５）の移動方
向の寸法と略等しい長さの透孔（14）を穿設している。
したがってバスケット（５）…（５）と透孔（14）とが
相対向したときに回転板（７）はバスケット（５）…
（５）内に突出する。
に錠剤を収納するバスケット（５）…（５）が前後二列
に亘り配置して、バスケット（５）…（５）の各上面開
口は筐体（８）の窓部（９）に臨んでおり、スライド式
の蓋体（10）を開放して、各バスケット（５）…（５）
には一投薬分の錠剤が充填される。バスケット（５）…
（５）は第２図及び第３図に示すように、その回転軸
（１）を鉛直方向に配置した主従一対のプーリ（２）に
張架した無端ベルト（４）に等間隔で装着されている。
バスケット（５）…（５）の下方には該バスケットの底
板となる基板（３）を配置しており、主プーリ（２）の
回動による無端ベルト（４）の駆動によりバスケット
（５）…（５）は基板（３）上を摺動して長円状に移動
する。したがって前列及び後列のバスケット（５）…
（５）の移動方向は互いに逆向きとなる。基板（３）に
はこのバスケット（５）…（５）の移動軌道上に錠剤取
出孔（６）を穿設するものであるが、本例ではバスケッ
ト（５）…（５）の移動方向が180°切換わる何れか一
方の場所に略半円形の錠剤取出孔（６）を形成してい
る。そして第２図に矢印で示すバスケット（５）…
（５）の移動方向で錠剤取出孔（６）の前方には回転板
（７）装着している。回転板（７）は第４図及び第５図
に示すように弾性板（11）の一端に回動可能に軸支（1
2）されており、弾性板（11）の他端は基板（３）の裏
面に固着した係止具（13）に螺着されている。そして回
転板（７）がバスケット（５）…（５）内に出没するよ
う、基板（３）にはバスケット（５）…（５）の移動方
向の寸法と略等しい長さの透孔（14）を穿設している。
したがってバスケット（５）…（５）と透孔（14）とが
相対向したときに回転板（７）はバスケット（５）…
（５）内に突出する。
上記構成で各バスケット（５）…（５）には夫々一投薬
分の錠剤を充填し、錠剤供給時には駆動モータを駆動し
て主プーリ（２）を回動させバスケット（５）…（５）
を順次１ピッチづつ基板（３）上を移動させる。したが
って錠剤は各バスケットと基板（３）に保持されて移動
する。このバスケット（５）…（５）の１ピッチづつの
移動により、透孔（14）と対向していたバスケットＡは
錠剤取出孔（６）に達し収納錠剤が落下排出される。一
方、バスケットＢはこのとき透孔（14）に向けて移動す
るが、バスケットＡ内に突出していた回転板（７）はバ
スケットＡ及びＢの隣合う側壁（15）（16）に付勢さ
れ、弾性板（11）に抗して下方に移動し透孔（14）より
退出する。そして更に移動が進みバスケットＡが錠剤取
出孔（６）に達し、且つバスケットＢが透孔（14）に対
向すると、側壁（16）による付勢が解除されて回転板
（７）が弾性板（11）の復元力によりバスケットＢの内
部に突出する。したがってバスケットＢ内での錠剤のブ
リッジは回転板（７）の基板（３）からの突出により解
除され、次の１ピッチの移動によりバスケットＢが錠剤
取出孔（６）に達すると錠剤が確実に落下排出できる。
また回転板（７）はバスケット（５）…（５）の移動時
には軸（12）を支点として回動するために、バスケット
（５）…（５）の移動の妨げとならない。
分の錠剤を充填し、錠剤供給時には駆動モータを駆動し
て主プーリ（２）を回動させバスケット（５）…（５）
を順次１ピッチづつ基板（３）上を移動させる。したが
って錠剤は各バスケットと基板（３）に保持されて移動
する。このバスケット（５）…（５）の１ピッチづつの
移動により、透孔（14）と対向していたバスケットＡは
錠剤取出孔（６）に達し収納錠剤が落下排出される。一
方、バスケットＢはこのとき透孔（14）に向けて移動す
るが、バスケットＡ内に突出していた回転板（７）はバ
スケットＡ及びＢの隣合う側壁（15）（16）に付勢さ
れ、弾性板（11）に抗して下方に移動し透孔（14）より
退出する。そして更に移動が進みバスケットＡが錠剤取
出孔（６）に達し、且つバスケットＢが透孔（14）に対
向すると、側壁（16）による付勢が解除されて回転板
（７）が弾性板（11）の復元力によりバスケットＢの内
部に突出する。したがってバスケットＢ内での錠剤のブ
リッジは回転板（７）の基板（３）からの突出により解
除され、次の１ピッチの移動によりバスケットＢが錠剤
取出孔（６）に達すると錠剤が確実に落下排出できる。
また回転板（７）はバスケット（５）…（５）の移動時
には軸（12）を支点として回動するために、バスケット
（５）…（５）の移動の妨げとならない。
（ヘ）考案の効果 本考案に依ると、全てのバスケットは常に上方に開口し
ているために錠剤の収納効率に優れると共に補充が容易
である。しかもバスケットは底板を必要としないために
構造が簡単であり、且つバスケットの下方より出没する
ブリッジ解除用の回転体を取付けることが可能となり確
実な錠剤の摘出動作が行なえる。
ているために錠剤の収納効率に優れると共に補充が容易
である。しかもバスケットは底板を必要としないために
構造が簡単であり、且つバスケットの下方より出没する
ブリッジ解除用の回転体を取付けることが可能となり確
実な錠剤の摘出動作が行なえる。
第１図は本考案に依る錠剤供給装置の外観図、第２図及
び第３図はカバーを外した状態の錠剤供給装置の要部を
示す平面図、第４図及び第５図はバスケットと回転体の
関係を示す側断面図である。 （１）……回転軸、（２）……プーリ、（３）……基
板、（４）……無端ベルト、（５）……バスケット、
（６）……錠剤取出孔、（７）……回転板。
び第３図はカバーを外した状態の錠剤供給装置の要部を
示す平面図、第４図及び第５図はバスケットと回転体の
関係を示す側断面図である。 （１）……回転軸、（２）……プーリ、（３）……基
板、（４）……無端ベルト、（５）……バスケット、
（６）……錠剤取出孔、（７）……回転板。
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸を鉛直方向に配置した一対のプーリ
と、該プーリの下方に形成した基板と、前記プーリに張
架した無端ベルトと、該無端ベルトに等間隔で取付けら
れるとともに前記基板を底板として前記無端ベルトの駆
動により該基板上を摺動する複数のバスケットと、前記
基板上における前記バスケットの移動軌道上に穿設した
錠剤取出孔と、前記バスケットの移動方向で前記錠剤取
出孔の前方に配置するとともに前記基板から前記バスケ
ットに向けて出没自在に取付けた回転板とから成る錠剤
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2420984U JPH0710757Y2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 錠剤供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2420984U JPH0710757Y2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 錠剤供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60135130U JPS60135130U (ja) | 1985-09-07 |
| JPH0710757Y2 true JPH0710757Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=30518150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2420984U Expired - Lifetime JPH0710757Y2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 錠剤供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710757Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4544929B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-09-15 | 三洋電機株式会社 | 薬剤供給装置 |
| JP4994466B2 (ja) * | 2010-02-02 | 2012-08-08 | 高園産業株式会社 | 薬剤供給機構及び薬剤分包装置 |
| JP5586640B2 (ja) * | 2012-02-17 | 2014-09-10 | 株式会社タカゾノ | 薬剤供給機構及び薬剤分包装置 |
| JP5586751B2 (ja) * | 2013-07-29 | 2014-09-10 | 株式会社タカゾノ | 薬剤分包装置 |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP2420984U patent/JPH0710757Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60135130U (ja) | 1985-09-07 |
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