JPH07107413A - テレビ放送方式自動判別装置 - Google Patents
テレビ放送方式自動判別装置Info
- Publication number
- JPH07107413A JPH07107413A JP24341493A JP24341493A JPH07107413A JP H07107413 A JPH07107413 A JP H07107413A JP 24341493 A JP24341493 A JP 24341493A JP 24341493 A JP24341493 A JP 24341493A JP H07107413 A JPH07107413 A JP H07107413A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- signal
- counting
- vertical synchronizing
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PLL回路を含まない、より簡易な構成でテ
レビ放送方式を判別できるテレビ放送方式自動判別装置
を提供する。 【構成】 ベースバンド映像信号から水平同期パルスを
抜き出す水平同期分離部と、前記水平同期パルスを垂直
同期パルスに変える波形整形部30と、前記水平同期パ
ルスより一定時間のカウント用パルスを得るカウント用
パルス発生部31と、前記垂直同期パルスと前記カウン
ト用パルスとから一定時間内の前記垂直同期パルスをカ
ウントするカウント部32と、を有してなることを特徴
とする。
レビ放送方式を判別できるテレビ放送方式自動判別装置
を提供する。 【構成】 ベースバンド映像信号から水平同期パルスを
抜き出す水平同期分離部と、前記水平同期パルスを垂直
同期パルスに変える波形整形部30と、前記水平同期パ
ルスより一定時間のカウント用パルスを得るカウント用
パルス発生部31と、前記垂直同期パルスと前記カウン
ト用パルスとから一定時間内の前記垂直同期パルスをカ
ウントするカウント部32と、を有してなることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビやビデオ等の映
像機器を、複数の放送方式、特にNTSC、PALに対
して1台で対応できるようにする際に必要なテレビ放送
方式自動判別装置に関する。
像機器を、複数の放送方式、特にNTSC、PALに対
して1台で対応できるようにする際に必要なテレビ放送
方式自動判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図3を参照して説明
する。図3は従来例によるテレビ放送方式自動判別装置
の回路図である。
する。図3は従来例によるテレビ放送方式自動判別装置
の回路図である。
【0003】図3において、ベースバンド映像信号B
は、まず、水平同期パルス分離回路20に入力される。
水平同期パルス分離回路20によって得られた水平同期
パルスHは、積分回路21、波形成形回路22を介して
ロジック回路23に入力される。これが、放送方式を判
別するメインのルートである。そして、水平同期パルス
Hは別のルート、即ち、PLL回路24、カウンタ25
を介してロジック回路23に入力される。ここで、PL
L回路24は位相比較器26、電圧制御発振器27、分
周器28によって構成されている。
は、まず、水平同期パルス分離回路20に入力される。
水平同期パルス分離回路20によって得られた水平同期
パルスHは、積分回路21、波形成形回路22を介して
ロジック回路23に入力される。これが、放送方式を判
別するメインのルートである。そして、水平同期パルス
Hは別のルート、即ち、PLL回路24、カウンタ25
を介してロジック回路23に入力される。ここで、PL
L回路24は位相比較器26、電圧制御発振器27、分
周器28によって構成されている。
【0004】上記従来例による回路構成において、PL
L回路24を設けているのは、ベースバンド映像信号B
のS/N比が悪く、水平同期パルスHが欠落した時に、
それを補うためのものである。つまり、欠落した水平同
期パルスを補うため、PLL回路24によって、位相の
合った水平同期パルスを作った上で、欠落したタイミン
グにそのパルスを切り替えるという動作を行っていた。
L回路24を設けているのは、ベースバンド映像信号B
のS/N比が悪く、水平同期パルスHが欠落した時に、
それを補うためのものである。つまり、欠落した水平同
期パルスを補うため、PLL回路24によって、位相の
合った水平同期パルスを作った上で、欠落したタイミン
グにそのパルスを切り替えるという動作を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
たような従来例においては、PLL回路が不可欠である
が、このPLL回路は装置全体の構成を複雑にするだけ
でなく、かなりのコストアップにつながっていた。
たような従来例においては、PLL回路が不可欠である
が、このPLL回路は装置全体の構成を複雑にするだけ
でなく、かなりのコストアップにつながっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、PLL回路を含
まない、より簡易な構成でテレビ放送方式を判別できる
テレビ放送方式自動判別装置を提供することにある。
まない、より簡易な構成でテレビ放送方式を判別できる
テレビ放送方式自動判別装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、ベースバンド映像信号から水平同期パルス
を抜き出す水平同期分離部と、前記水平同期パルスを垂
直同期パルスに変える波形整形部と、前記水平同期パル
スより一定時間のカウント用パルスを得るカウント用パ
ルス発生部と、前記垂直同期パルスと前記カウント用パ
ルスとから一定時間内の前記垂直同期パルスをカウント
するカウント部と、を有してなることを特徴とする。
に本発明は、ベースバンド映像信号から水平同期パルス
を抜き出す水平同期分離部と、前記水平同期パルスを垂
直同期パルスに変える波形整形部と、前記水平同期パル
スより一定時間のカウント用パルスを得るカウント用パ
ルス発生部と、前記垂直同期パルスと前記カウント用パ
ルスとから一定時間内の前記垂直同期パルスをカウント
するカウント部と、を有してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のテレビ放送方式自動判別装置において
は、ベースバンド映像信号から水平同期パルスを抜き出
し、これを積分回路に通して波形整形すると、カウント
すべき垂直同期パルスが得られる。
は、ベースバンド映像信号から水平同期パルスを抜き出
し、これを積分回路に通して波形整形すると、カウント
すべき垂直同期パルスが得られる。
【0009】一方、水平同期パルスはまた、さらに大き
な時定数の積分回路を通して直流化され、ある基準電圧
との比較により得られた出力が映像信号の有無を検出す
る信号となる。そして、単安定マルチバイブレータによ
って、上記信号の立ち上がりから数えてある一定時間だ
けハイレベルとなるパルスを作り、このパルスと前述の
垂直同期パルスとをANDゲートに入力することによっ
て、ある一定時間だけの垂直同期パルスを得て、それを
カウンタによってカウントし、PALかNTSCかを判
別する。
な時定数の積分回路を通して直流化され、ある基準電圧
との比較により得られた出力が映像信号の有無を検出す
る信号となる。そして、単安定マルチバイブレータによ
って、上記信号の立ち上がりから数えてある一定時間だ
けハイレベルとなるパルスを作り、このパルスと前述の
垂直同期パルスとをANDゲートに入力することによっ
て、ある一定時間だけの垂直同期パルスを得て、それを
カウンタによってカウントし、PALかNTSCかを判
別する。
【0010】このように、本発明においては、従来のよ
うにPLL回路を必要とせず、回路の簡易化を実現で
き、コストダウンを図れる。
うにPLL回路を必要とせず、回路の簡易化を実現で
き、コストダウンを図れる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図1及び図2を参
照して説明する。図1は本実施例によるテレビ放送方式
自動判別装置の回路図、図2は図1の各部信号波形図で
ある。図2のS,P,V’,Cはそれぞれ、回路図に示
した部分の信号を示している。
照して説明する。図1は本実施例によるテレビ放送方式
自動判別装置の回路図、図2は図1の各部信号波形図で
ある。図2のS,P,V’,Cはそれぞれ、回路図に示
した部分の信号を示している。
【0012】なお、この発明は放送方式として、PAL
/NTSCの自動判別を行う場合に適用されるものであ
る。
/NTSCの自動判別を行う場合に適用されるものであ
る。
【0013】図1において、まず水平同期分離回路1で
ベースバンド映像信号Bから水平同期パルスHを抜き出
す。これを、波形整形部30の積分回路2を介して波形
整形回路3を通すと、周波数が50HZまたは60HZ
の水垂直同期パルスVが得られる。
ベースバンド映像信号Bから水平同期パルスHを抜き出
す。これを、波形整形部30の積分回路2を介して波形
整形回路3を通すと、周波数が50HZまたは60HZ
の水垂直同期パルスVが得られる。
【0014】水平同期パルスHはまた、カウント用パル
ス発生部Bに送られる。カウント用パルス発生部31は
後述するように、積分回路4、電圧比較器5、単安定マ
ルチバイブレータ6から構成されている。水平同期パル
スHは、更に大きな時定数の積分回路4を通してDC化
された後、電圧比較器5に入力され、ある基準直流電圧
Eと比較され、この結果得られた出力は、映像信号の有
無を示す信号Sとなる。 次に、映像信号の存在する期
間のある一定時間tだけ垂直同期パルス信号Vをカウン
トさせるために、単安定マルチバイブレータ6を用い、
映像信号有無信号Sの立ち上がりからtだけハイレベル
となるパルスPをつくる。このパルスPと前述の垂直同
期パルスVとをカウント部32のANDゲート7に入力
することで、ある一定時間tだけ垂直同期パルスV’を
得る。この垂直同期パルスV’をカウンタ8に入力して
カウントする。カウンタ8は、カウント数nが60以上
でローレベルを出力する。
ス発生部Bに送られる。カウント用パルス発生部31は
後述するように、積分回路4、電圧比較器5、単安定マ
ルチバイブレータ6から構成されている。水平同期パル
スHは、更に大きな時定数の積分回路4を通してDC化
された後、電圧比較器5に入力され、ある基準直流電圧
Eと比較され、この結果得られた出力は、映像信号の有
無を示す信号Sとなる。 次に、映像信号の存在する期
間のある一定時間tだけ垂直同期パルス信号Vをカウン
トさせるために、単安定マルチバイブレータ6を用い、
映像信号有無信号Sの立ち上がりからtだけハイレベル
となるパルスPをつくる。このパルスPと前述の垂直同
期パルスVとをカウント部32のANDゲート7に入力
することで、ある一定時間tだけ垂直同期パルスV’を
得る。この垂直同期パルスV’をカウンタ8に入力して
カウントする。カウンタ8は、カウント数nが60以上
でローレベルを出力する。
【0015】仮に、50HZの垂直同期パルスV’が入
力されたとき、60個カウントするには1.2秒かかる
ので、前述のtを1.1秒とすると、カウンタ8の出力
信号Cはハイレベルとなり、この放送方式はPALであ
ると判定できる。また、60HZのときは逆にローレベ
ルとなるので放送方式はNTSCであると判る。このよ
うに、NTSC、PALのテレビ放送方式の判別を自動
的に行える。
力されたとき、60個カウントするには1.2秒かかる
ので、前述のtを1.1秒とすると、カウンタ8の出力
信号Cはハイレベルとなり、この放送方式はPALであ
ると判定できる。また、60HZのときは逆にローレベ
ルとなるので放送方式はNTSCであると判る。このよ
うに、NTSC、PALのテレビ放送方式の判別を自動
的に行える。
【0016】ここで、入力信号Bが一旦途切れ、以前と
異なる放送方式の信号が入力された場合、カウンタ8は
再度カウントし直す必要があるので、クリア信号として
映像信号有無信号Sをカウンタ8に入力しておく。な
お、インバータ9および10は、垂直同期パルスV’と
映像有無信号Sとのタイミングを調整するためのもので
ある。
異なる放送方式の信号が入力された場合、カウンタ8は
再度カウントし直す必要があるので、クリア信号として
映像信号有無信号Sをカウンタ8に入力しておく。な
お、インバータ9および10は、垂直同期パルスV’と
映像有無信号Sとのタイミングを調整するためのもので
ある。
【0017】以上のように、本実施例によれば、従来例
のようにPLL回路を使用せずに、放送方式の自動判別
を行えるので、回路構成を簡易化でき、コストダウンを
図れる。
のようにPLL回路を使用せずに、放送方式の自動判別
を行えるので、回路構成を簡易化でき、コストダウンを
図れる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、テレビ
放送方式の自動判別装置の回路構成を簡易化でき、コス
トダウンを図れる。
放送方式の自動判別装置の回路構成を簡易化でき、コス
トダウンを図れる。
【図1】本発明の一実施例によるテレビ放送方式自動判
別装置の回路図である。
別装置の回路図である。
【図2】図1の各部信号波形図である。
【図3】従来例によるテレビ放送方式自動判別装置の回
路図である。
路図である。
1 水平同期分離回路 30 波形整形部 31 カウント用パルス発生部 32 カウント部
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースバンド映像信号から水平同期パル
スを抜き出す水平同期分離部と、前記水平同期パルスを
垂直同期パルスに変える波形整形部と、前記水平同期パ
ルスより一定時間のカウント用パルスを得るカウント用
パルス発生部と、前記垂直同期パルスと前記カウント用
パルスとから一定時間内の前記垂直同期パルスをカウン
トするカウント部と、を有してなることを特徴とするテ
レビ放送方式自動判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24341493A JPH07107413A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | テレビ放送方式自動判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24341493A JPH07107413A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | テレビ放送方式自動判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107413A true JPH07107413A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17103514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24341493A Pending JPH07107413A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | テレビ放送方式自動判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107413A (ja) |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24341493A patent/JPH07107413A/ja active Pending
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