JPH07107165A - ボイスメール装置 - Google Patents

ボイスメール装置

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JPH07107165A
JPH07107165A JP24663393A JP24663393A JPH07107165A JP H07107165 A JPH07107165 A JP H07107165A JP 24663393 A JP24663393 A JP 24663393A JP 24663393 A JP24663393 A JP 24663393A JP H07107165 A JPH07107165 A JP H07107165A
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JP
Japan
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line
voice mail
telephone
incoming
message
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Application number
JP24663393A
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English (en)
Inventor
Shoji Izumo
出雲照二
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Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数グループに群分けしたそれぞれの電話回
線グループに対して別個にメッセージ交換するVM(ボ
イスメール)装置において、VM回線の使用効率を上げ
ること。構内交換機の運用の多様化を図ること。 【構成】 電話回線グループ31〜3nに対応させてメ
ッセージボックス211〜21nを設け、構内交換機1
とVM付加装置2との間にVM回線群4を設け、該VM
回線4を上記グループ31〜3nで共通に使用する。着
信電話回線に接続するメッセージボックス211〜21
nは、着信の際に識別符号送出部15からVM回線群4
に送付される識別符号で識別し、スイッチ部16及び2
5により、着信電話回線に接続する。交換機1の運用モ
ードとして、通常の交換モード、VMモード、内線電話
機6の応答の有無で上記2つのモードを切替える混用モ
ードの3モードとし、この運用モードは、電話回線グル
ープ31〜3nごとに選択設定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイスメール装置に関
し、特にボイスメールに供される回線の使用効率が良好
なボイスメール装置に関する。
【0002】
【従来技術】メッセージ格納手段を電話回線に接続し、
該メッセージ格納手段に予め格納してあるメッセージを
上記電話回線を介して相手先(電話をしてきた者)に送
付し、又は/及び当該相手先からのメッセージを上記電
話回線を介して受領して上記メッセージ格納手段に記憶
し、その後、当該メッセージ格納手段に記憶された相手
先からのメッセージを読み出すことにより、メッセージ
の交換ができるようにしたボイスメール装置が公知であ
る。
【0003】かかるボイスメール装置において、その規
模の大きなものは、電話回線の収容数が多く、かつ、メ
ッセージ格納手段も複数設けられており、着信電話番号
(着信側に付与された電話番号)の違いによって分別さ
れる着信別に異なるメッセージ格納手段を使用するよう
にして、1システムで複数のボイスメール交換を行なう
ようにしている。
【0004】なお、電話回線と電話番号とは、通常は物
理的に1対1に対応しているが、例えば私設電話交換シ
ステム(構内交換システム、キーテレホンシステム等)
におけるダイヤルイン回線のように、物理的には1対1
に対応していない場合もある。
【0005】以上のように構成された従来のボイスメー
ル装置を図6により説明する。なお、図6に示す従来例
は、ボイスメールのメッセージ格納手段であるメッセー
ジボックスが3個設けられている例を示している。
【0006】図6に示す従来のボイスメール装置は、回
線接続制御手段として構内交換機1を使用し、その外線
端子側に電話回線群3を収容し、その内線端子側にボイ
スメール回線群4を収容しており、電話回線群3は、符
号31,32,33で示すように、例えば3グループに
分けられ、ボイスメール回線群4は、符号41,42,
43で示すように電話回線群3と同じ数のグループ(3
グループ)に分けられていて、それぞれのボイスメール
回線グループ41,42,43に属する各回線にそれぞ
れメッセージボックス21,22,23が接続されてい
る。
【0007】なお、理解し易いように、図6に示す例で
は、電話回線群3の各回線に1つの電話番号が付与され
ているものとする(すなわち、電話回線群3はダイヤル
イン回線ではなく、電話回線と電話番号は物理的に1対
1対応となっている。)。
【0008】また、電話回線グループ31,32,33
はそれぞれボイスメール回線グループ41,42,43
とそれぞれ対応しており、例えば電話回線グループ31
の回線に生起した着信はボイスメール回線グループ41
の回線に接続され、当該着信に対してメッセージボック
ス21からメッセージが送出され、又は当該着信によっ
て送られてくるメッセージは上記と同じメッセージボッ
クス21に格納される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した従来の
ボイスメール装置では、電話回線の各グループに対して
別個にボイスメール回線を必要とするためボイスメール
回線数が多くなり、回線の使用効率が低くなるという問
題がある。
【0010】また、回線接続制御手段として私設電話交
換システムを使用した場合には、その内線端子の多くを
ボイスメール回線として使用するので内線電話機の収容
台数が少なくなるという問題がある。
【0011】また、全電話回線に共通のメッセージを送
出するような場合(例えば、ボイスメール回線が全て使
用中にボイスメール着信が生起したとき、発呼者にその
旨を通知し、かけなおしを依頼するメッセージを送出す
るような場合)には、それぞれのメッセージボックスに
当該メッセージの送出手段を必要とし、システムの価格
が高価となる。
【0012】本発明は、以上の問題を解決し、回線の使
用効率の改善とシステム価格の低減を図るとともに、私
設電話交換システムにボイスメール機能を付加して当該
私設電話交換システムの運用の多様化を図ることを課題
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電話回線のグループ(ダイヤルイン回線
を含めていう場合には、着信のグループ)でボイスメー
ル回線を共用するようにしたものである。
【0014】すなわち、電話回線群とボイスメール回線
との間に回線接続制御手段(例えば私設電話交換システ
ム)を設け、ボイスメール回線とメッセージ格納手段
(メッセージボックス)との間にメッセージ接続制御手
段を設け、電話回線に着信が生起したとき、回線接続制
御手段は空いているボイスメール回線を選択して当該被
選択ボイスメール回線を着信電話回線に接続するととも
に、当該被選択ボイスメール回線に上記着信が属するグ
ループの識別符号(例えば、DTMF信号で構成す
る。)を送出し、メッセージ接続制御手段は、上記識別
符号を受領して上記着信に対応するメッセージ格納手段
を識別し、当該被識別メッセージ格納手段を上記被選択
ボイスメール回線に接続するようにしたものである。
【0015】また、全ての電話回線に共通のメッセージ
の送出手段として案内回線とこれに固定的に接続した案
内手段を設け、いずれのグループに属する着信であって
も、必要に応じて当該案内回線に接続し得るようにした
ものである。
【0016】更に、私設電話交換システムにボイスメー
ル機能を付加した場合には、当該私設電話交換シテテム
の運用モードとして、通常の交換制御を行なう第1のモ
ード、ボイスメール制御を行なう第2のモード及び着信
を接続した内線電話機の応答の有無により通常の交換制
御とするか又はボイスメール制御とするかを決定する第
3のモードを設け、電話回線グループ(着信グループ)
ごとに運用モードを上記いずれかのモードに設定できる
ようにしたものである。
【0017】
【作用】電話回線に着信が生起したとき、まず当該着信
が属するグループを識別し、該識別したグループに設定
されている運用モードに対応するプログラムによって制
御を進める。
【0018】運用モードがボイスメールモード(第2の
モード)である場合は、電話回線に生起した着信は、全
着信グループに共通に設けられた複数のボイスメール回
線のうちの空き回線に接続されるとともに、当該空き回
線には上記着信の属するグループの識別符号が送出さ
れ、この識別符号によって識別されたメッセージボック
スが上記空き回線に接続される。これにより着信が生起
した電話回線は、共通に設けられたボイスメール回線を
介して上記着信が属するグループに対応のボイスメール
ボックスに接続される。
【0019】また、ボイスメール回線が全て使用中のと
きには、着信が生起した電話回線は、全着信グループに
共通に設けられた案内回線に接続され、ボイスメール交
換ができない旨の案内メッセージが上記電話回線に送出
される。
【0020】運用モードが混用モード(第3のモード)
である場合は、電話回線に生起した着信は、まず、内線
電話機に接続されるとともに当該内線電話機の応答が監
視され、一定時間の間に応答があれば通常の交換制御が
行なわれ、応答がなければ前記ボイスメールモードにお
ける場合と同じ制御が行なわれる。
【0021】
【実施例】図1〜図5はいずれも本発明の実施例を説明
するもので、図1はブロック図、図2〜図4は構内交換
機における本発明のための処理を示すフローチャート、
図5はボイスメール付加装置における処理を示すフロー
チャートである。
【0022】図1に示す実施例は、ボイスメール装置の
回線接続制御手段として構内交換機(私設電話交換シス
テム)を使用したものであり、ボイスメールメッセージ
の授受機能部をボイスメール付加装置として構成し、こ
れを上記構内交換機の内線端子側に収容している。
【0023】図1において、1は構内交換機、2はボイ
スメール付加装置(以下、VM付加装置という。)、3
は電話回線群、4はボイスメール回線群(以下、VM回
線群という。)、5は案内回線、6は構内交換機1の内
線電話機である。
【0024】構内交換機1の外線端子側には電話回線群
3が、及び内線端子側にはVM付加装置2を結合してい
るVM回線群4及び案内回線5がそれぞれ収容されてお
り、また、当然のことながら上記内線端子側には内線電
話機6も収容されている。
【0025】電話回線群3は、1又は複数回線をもって
1グループとする複数のグループ31〜3nに群分けさ
れており、通常の電話交換制御では、各グループ31〜
3nに属する電話回線への着信は、当該各グループ31
〜3nに固定的に割り当てられた内線電話機6(図1に
は、代表的に1個のみ示してある。)に接続される。な
お、特に言及しない限り、電話回線群3の各回線に対し
て1つの電話番号が付与されているものとする。
【0026】構内交換機1は、電話回線群3の各回線と
のインタフェースである外線回路(COT)111〜1
1nと、VM回線群4の各回線401〜40mとのイン
タフェースである内線回路(LOT)121〜12m
と、案内回線5とのインタフェースである内線回路(L
OT)13と、内線電話機6とのインタフェースである
内線回路(LOT)14と、電話回線群3のグループ3
1〜3nを識別するための識別符号を例えばDTMF
(Dual Tone Multi Frequenc
y)信号で組み立てて送出する識別符号送出部15と、
外線回路111と内線回路121〜12m,13,14
との間を接続するスイッチ部16と、構内交換機1の制
御を一括して行なうCPU17等で構成されている。
【0027】VM付加装置2は、前記電話回線群3の各
グループ31〜3nのそれぞれに対応させて設けられた
メッセージボックス211〜21nと、VM回線群4の
各回線401〜40mとのインタフェース回路(IF)
221〜22mと、案内回線5とのインタフェース回路
(IF)23と、案内メッセージを送出するメッセージ
送出部24と、上記インタフェース回路221〜22m
とメッセージボックス211〜21nとの間を接続する
スイッチ部25と、VM付加装置2の制御を一括して行
なうCPU26等で構成されている。
【0028】以上に説明した各構成において、構内交換
機1は、電話回線群3の着信電話回線とVM回線群4中
の空いているボイスメール回線(以下、VM回線とい
う。)又は案内回線5とを接続し、接続したVM回線
(401〜40mのうちの1つ)に着信電話回線のグル
ープ識別符号を送出する回線接続制御手段であり、メッ
セージボックス211〜21nは、電話回線群3に送出
するメッセージを格納し、及び電話回線群3から送られ
てきたメッセージを格納保存するメッセージ格納手段で
あり、メッセージ送出部24は、ボイスメール回線40
1〜40mの全てが使用中であるときの着信に対して送
出する案内メッセージを格納する案内手段であり、VM
付加装置2のスイッチ部25及びCPU26は、VM回
線群4に送付された識別符号を受領して当該識別符号に
対応するメッセージボックス(211〜21nのうちの
1つ)と、当該識別符号が送付されてきたVM回線(4
01〜40mのうちの1つ)とを接続するメッセージ接
続制御手段である。
【0029】構内交換機1のCPU17及びVM付加装
置2のCPU26は、本発明を実施する上で直接的に又
は間接的に必要な次の各種機能(手段)を有しており、
これらの各種機能はプログラム制御で実現される。
【0030】(構内交換機1のCPU17) (1)着信監視機能:電話回線群3への着信の生起を監
視し、着信が生起したとき、当該着信が属するグループ
を識別する機能、及び当該着信の継続を監視する(消滅
を検出する)機能。
【0031】(2)モード判定機能:着信が属するグル
ープの運用モードが、後述する通常モード、ボイスメー
ルモード(VMモード)又は混用モードのいずれである
かを判定する機能。
【0032】(3)VM回線選択捕捉機能:VM回線群
4中の回線で、空いているVM回線を選択して捕捉する
機能、及びVM回線群4の全回線401〜40mが使用
中である場合において、全話中監視タイマー(後述)の
タイムアウト前にVM回線群4中に空き回線が生じたと
き、当該空き回線を捕捉する機能。
【0033】(4)案内回線捕捉機能:VM回線群4の
全回線401〜40mが使用中(話中)である場合にお
いて、全話中監視タイマー(後述)のタイムアウトまで
にVM回線4中に空き回線が生じなかったとき、案内回
線5を捕捉する機能。
【0034】(5)着信のグループ識別符号送出機能:
識別符号送出部15を制御し、着信が属するグループの
識別符号を送出せしめる機能。
【0035】(6)VM付加装置監視機能:VM付加装
置2におけるボイスメール接続制御の完了(VM付加装
置の応答)をVM回線群4の捕捉中の回線を介して監視
し、検出する機能。
【0036】(7)VM回線監視機能(全話中監視タイ
マー):VM回線群4の回線選択時において全話中が検
出されたときに起動する計時手段により達成される機能
で、当該計時手段で計時する監視時間中にVM回線群4
に空き回線が生ずるか否かを監視する機能。
【0037】(8)内線回線監視機能(応答監視タイマ
ー):電話回線群3への着信を内線電話機6に接続した
ときに起動する計時手段により達成される機能で、当該
計時手段で計時する監視時間中に上記内線電話機6が応
答するか否かを監視する機能。
【0038】(9)回線接続機能:スイッチ部16を制
御し、電話回線群4中の着信電話回線と、VM回線群3
中の空き回線又は案内回線5との間を接続する機能。
【0039】(10)着信電話回線への応答機能:構内
交換機1における着信電話回線をVM回線群4との接
続、及びVM付加装置2におけるメッセージボックス2
11〜21nと上記VM回線群4との接続の完了が確認
されたとき(接続完了確認手段)又は、当該接続が完了
するに相当する時間の経過によって外線回路111〜1
1nを制御して着信電話回線に応答する制御。
【0040】(VM付加装置2のCPU26) (1)着信監視識別機能:VM回線群4又は案内回線5
に着信が生起するか否かを監視し、着信が生起したと
き、回線番号から着信回線がVM回線か、又は案内回線
かを識別する機能。なお、VM付加装置2について着信
というときは、構内交換機1によりVM回線群4の回線
又は案内回線5が捕捉されることをいう。
【0041】(2)メッセージボックス識別機能:構内
交換機1から送付される識別符号を受領し、該識別符号
に対応するメッセージボックス(211〜21nのうち
の1つ)を識別して捕捉する機能。
【0042】(3)案内メッセージ送出機能:案内回線
5が捕捉されたことによりメッセージ送出部24を制御
し、上記案内回線5に案内メッセージを送出する機能。
【0043】(4)メッセージ交換機能:捕捉されたメ
ッセージボックス(211〜21nのうちの1つ)を起
動し、当該メッセージボックスに収録されたメッセージ
を発呼者に送出し、又は受信された発呼者からのメッセ
ージを当該メッセージボックスに収録する機能。
【0044】構内交換機1の運用モードとしては、着信
電話回線を内線電話機6に接続する第1のモード(以
下、通常モードという。)と、着信電話回線をVM付加
装置2に接続する第2のモード(以下、VMモードとい
う。)と、これら2種類のモードを内線電話機6の着信
に対する応答の有無によって混用する第3のモード(以
下、混用モードという。)とがあり、構内交換機1に
は、上記3種類の運用モードのいずれかが、図示しない
運用モード設定手段によって選択できるようになってい
る。
【0045】なお、運用モードの設定は、上記3種類の
モードのうち、少なくとも2種類から選択できるように
してもよいし、また、VMモード又は混用モードのいず
れかに固定してもよい(運用モードの切替は行なわな
い。)。
【0046】また、運用モードの選択ができるようにし
た場合において、運用モード設定手段は、構内交換機1
の本体又は内線電話機6のいずれかに設ける。
【0047】また、運用モードの設定は、電話回線群3
の各グループ31〜3n毎(着信のグループ毎)に異っ
たモードに設定することが可能である。
【0048】次に実施例の動作を説明することとし、最
初に構内交換機1のCPU17における制御を図2〜図
4に示すフローチャートに従って説明する。
【0049】図2に示すように、CPU17は、外線回
路111〜11nを制御線L1により監視することによ
って、電話回線群3に着信が生起するか否かを常時監視
している(ステップS1)。
【0050】電話回線群3の例えばグループ31に属す
る電話回線に着信が生起したものとすると、外線回路1
11で当該着信が検出され、CPU17は制御線L1を
介して外線回路111から着信検出信号を読み込み、か
つ着信電話回線を識別するとともに、その回線番号(電
話番号と対応している。)から当該着信電話回線が属す
るグループ31を識別する(ステップS2)。
【0051】次に、CPU17は、上記被識別グループ
31の運用モードを判定し(ステップS3)、当該運用
モードが通常モードであれば、着信電話回線の着信先と
して指定されている内線電話機6に接続する通常交換制
御に移行し(ステップS4)、VMモードであればボイ
スメール制御に移行し(ステップS5)、混用モードで
あれば、内線電話機6の応答の有無によって通常交換制
御とボイスメール制御のいずれかを行なう通常/ボイス
メール混用制御に移行する(ステップS6)。
【0052】通常交換制御は本発明の主題ではないので
説明は省略することとし、次にボイスメール制御と通常
/ボイスメール混用制御について説明する。
【0053】前記ステップS3の判定で制御がボイスメ
ール制御(ステップS5)に移行すると、図3に示すよ
うに、CPU17は内線回路121〜12mを制御線L
2によって監視することにより、VM回線群4の回線4
01〜40mに空き回線があるか否かを判断する(ステ
ップS501)。
【0054】VM回線群4に空き回線があれば、そのう
ちの1回線、例えばVM回線401を選択して捕捉し
(ステップS502)、識別符号送出部15を起動して
前記ステップS2におけるグループ識別に従い、着信電
話回線が属する、例えばグループ番号31に対応する識
別符号を制御線L2及び内線回路121を介して上記捕
捉したVM回線401に送出する(ステップS50
3)。なお、当該識別符号はスイッチ部16を介してV
M回線群4に送出することもできる。すなわち、この場
合には、識別符号送出部15をスイッチ部16に収容
し、当該スイッチ部16を制御して内線回路121と識
別符号送出部15との間を接続して被選択(被捕捉)V
M回線401に識別符号を送出する。
【0055】次に後で説明するVM付加装置2での処理
が終了すると、当該VM付加装置2が応答状態となった
ことが上記被選択VM回線401に伝達される。
【0056】構内交換機1のCPU17は内線回路12
1及び制御線L2を介して上記被選択VM回線401を
監視することにより、VM付加装置2が上記VM回線4
01に対して応答した状態となったか否かを判断し(ス
テップS504)、応答状態となればスイッチ部16を
制御して着信電話回線の外線回路、例えば外線回路11
1と上記内線回路121とを接続することにより、上記
着信電話回線と上記被選択VM回線401とを接続する
(ステップS505)。
【0057】以上により、VM付加装置2から着信電話
回線までの接続路が完成し、次にCPU17は制御線L
1を介して外線回路111を制御し、上記着信電話回線
に応答する(ステップS506)。これによりVM付加
装置2から発呼者までの通話路が完成し、発呼者とVM
付加装置2のメッセージボックス211との間でメッセ
ージの交換が可能となる。
【0058】以上の制御において、着信電話回線に対す
る応答制御は、VM付加装置2の応答状態の監視によら
ないで、CPU17自体の判断で行なうこともできる。
すなわち、CPU17は前記ステップS503で識別符
号を送出したのち計時動作を開始し、VM付加装置2に
おいて、例えばメッセージボックス211とインタフェ
ース回路221間を接続する制御(この制御は後述す
る)に要する時間と、構内交換機1において、例えば外
線回路111と内線回路121間を接続する制御(前記
ステップS505)に要する時間の合算時間を計時した
ときにステップS506の応答制御を行なえばよい。
【0059】前記ステップS501でVM回線群4に空
き回線がないと判断されたとき、CPU17は当該VM
回線群4にその後、空き回線が生ずるか否かを監視する
ための計時動作を開始し(全話中監視タイマーの起動、
ステップS507)、当該全話中監視タイマーが一定の
監視時間を計時するまでにVM回線群4に空き回線が発
生するか否かを、着信電話回線の着信が維持されている
か否かを確認しながら(発呼者の発信放棄監視)監視す
る(ステップS508,S509,S510,S508
の順に循環する制御グループ)。
【0060】以上の監視制御で、VM回線群4の全話中
監視は内線回路121〜12mの状態を制御線L2を介
して読み込むことにより行なわれ、上記発呼者の発信放
棄監視は着信電話回線の外線回路(111〜11nのい
ずれか)の状態を制御線L1を介して読み込むことによ
り行なわれる。
【0061】上記全話中監視タイマーによる監視時間以
内にVM回線群4に空き回線が生じたときには、CPU
17は制御をステップS508からS502の方向に進
めて前記ボイスメール接続制御を行ない、上記時限時間
以内に着信が消滅する(発呼者が発信を放棄する)とC
PU17はステップS510で着信の消滅を検出して一
連の処理を終える。
【0062】また、上記全話中監視タイマーの監視時間
の経過までにVM回線群4に空き回線が生じないと、C
PU17は制御線L2を介して内線回路13を選択する
ことにより案内回線5を捕捉し(ステップS511)、
次にスイッチ部16を制御して上記内線回路13と着信
電話回線の外線回路例えば111とを接続することによ
って着信電話回線と案内回線5とを接続し(ステップS
512)、制御を前記ステップS506に進めて上記着
信電話回線に応答する。以上により後述するVM付加装
置2のメッセージ送出部24から送付される案内メッセ
ージが発呼者に送出される。
【0063】なお、図3では省略したが、全話中監視タ
イマーは使用済みとなった段階(ステップS508,S
509,S510の処理で、いずれも“YES”の方向
に進んだ直後)でクリアされる。
【0064】また、電話回線群3に着信が発生したと
き、VM回線群4に空き回線がない場合において、その
後の空き回線の発生を待つことなく上記案内メッセージ
を発呼者に送出することもできる。すなわち、ステップ
S501の判断で処理フローが“NO”の方向に進んだ
ときには、制御を直ちにステップS511に移行するよ
うにすればよい。
【0065】更に、以上と同様な場合において、上記案
内メッセージを送出しない場合には、発呼者が発信を放
棄しない限り、VM回線群4に空き回線が生ずるのを待
つようにする(ステップS501の段階では、着信電話
回線に応答する前であるので、構内交換機1側から着信
を破棄することはできない。)すなわち、ステップS5
01の判断で処理フローが“NO”の方向に進んだとき
には、制御をステップS508に移行させてVM回線群
4での空き回線の発生を判断し、ここで処理フローが
“NO”の方向に進んだときには、制御をステップS5
10に移行させて発呼者の発信放棄を監視し、以降当該
ステップS508及びS510の処理を、上記空き回線
が発生するか、又は発呼者が発信を放棄するまで繰り返
すようにし、ステップS508で処理フローが“YE
S”の方向に進んだときには制御をステップS502に
移行させ、またステップS510で処理フローが“YE
S”の方向に進んだときには一連の処理を終了する。
【0066】また、前記図2に示す制御におけるステッ
プS3の判定で通常/ボイスメール混用制御(ステップ
S6)に移行すると、図4に示すように、CPU17
は、通常の交換制御を進めて着信電話回線を接続すべき
内線電話機6を呼び出し(ステップS601,S60
2)、被呼内線電話機6が応答するまでの時間を計時す
る応答監視タイマーを起動して当該被呼内線電話機6の
応答を監視する(ステップS603,S604,S60
5)。
【0067】上記応答監視タイマーが応答遅延許容時間
として設定した一定時間を計時するまでに上記内線電話
機6が応答すると、CPU17は応答があった以降に行
なうべき通常の交換制御を行ない(ステップS4)、ま
た上記一定時間の計時までに上記内線電話機6が応答し
ないと、処理フローをステップS605において“YE
S”の方向に進め、制御を前記図3で説明したボイスメ
ール制御に移行させる(ステップS5)。
【0068】なお、図4では省略したが、応答監視タイ
マーは使用済みとなった段階(ステップS604,S6
05の処理で、いずれも“YES”の方向に進んだ直
後)でクリアされる。
【0069】次に、VM付加装置2のCPU26におけ
る制御を図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0070】図5に示すように、CPU26はインタフ
ェース回路221〜22m及び23の状態を制御線L
3,L4により監視することによって、VM回線群4又
は案内回線5に着信が生起するか否かを常時監視してい
る(ステップS101)。なお、ここで着信が生起する
とは、前記したように、VM回線401〜40mのいず
れか、又は案内回線5が構内交換機1のCPU17によ
り捕捉されたことをいう。
【0071】構内交換機1側から、例えばVM回線40
1が捕捉されたものとすると(前記図3、ステップS5
02参照)、CPU26はインタフェース回路221か
ら制御線L3を介して上記回線401への着信を検出す
るとともに当該着信回線401の回線番号を識別する
(ステップS102)。
【0072】次にCPU26は上記着信回線401がV
M回線群4の回線か、又は案内回線5かをその回線番号
により判断し(ステップS103)、いまの場合、VM
回線であるので、次に構内交換機1側から送付されてく
る着信電話回線のグループ識別符号(前記例ではグルー
プ31の識別符号、前記図3、ステップS503参照)
を上記着信のあったVM回線401からインタフェース
回路221及び制御線L3を介して読み込み、該識別符
号からVM回線401に接続すべきメッセージボック
ス、いまの場合、ボックス211を識別して捕捉する
(ステップS104)。
【0073】次にCPU26はスイッチ部25を制御し
てインタフェース回路221と上記被識別メッセージボ
ックス211との間を接続し(ステップS105)、こ
れにより構内交換機1側にはVM回線401を介してV
M付加装置2側の応答が伝達される。
【0074】次にCPU26は上記被識別メッセージボ
ックス211を起動し(ステップS106)、これによ
って前記グループ31に属する着信電話回線との間でボ
イスメール交換が可能となる(ステップS107)。
【0075】また、前記ステップS103の判断で着信
回線が案内回路5である(VM回線でない)ものと判断
した場合には、CPU26はメッセージ送出部24を起
動し(ステップS108)、インタフェース回路23を
介して案内回線5に案内メッセージを送出する(ステッ
プS109)。この案内メッセージは、例えば発呼者に
暫時ののちの再発呼を依頼するメッセージであり、前記
着信電話回線に送出される。
【0076】メッセージボックス211〜21nは、メ
ッセージの入出力線を複数本有しており、電話回線群3
の同一グループに複数の着信があって、いずれの着信に
対してもボイスメール接続が行なわれる場合には、当該
複数の着信電話回線のそれぞれは、自己グループに対応
するメッセージボックス(211〜21nのうちの1
つ)の別個の入出力線に接続され、メッセージボックス
211〜21n側から送出するメッセージに対しては、
それぞれの入出力線に対して公知のメッセージ頭出し制
御が行なわれる。
【0077】ところで、電話回線群3がダイヤルイン回
線である場合には、着信時に着信電話回線にダイヤルイ
ン接続すべき内線の内線番号が送られてくる。従って、
着信のグループ識別は、当該内線番号に基づいてCPU
17において行なわれることとなる。すなわち、ダイヤ
ルイン回線と通常の回線とでは、グループ識別を行なう
ための手段が違うだけで(前者はダイヤルイン内線番
号、後者は電話回線)、着信がグループ別に分けられる
ことに変わりはない。
【0078】また、以上に説明した実施例は、ボイスメ
ール機能を私設電話交換システム(構内交換機)に付与
した場合の例であるが、ボイスメールのみを目的とした
システムに本発明を実施することも可能である。この場
合には図2に示す制御で着信電話回線の運用モード判定
処理(ステップS3)は必要とせず(ボイスメール制御
に固定される。)、また、図4に示す制御も当然のこと
ながら全て必要としない。
【0079】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、電話
回線に着信が生起したとき、当該着信が属するグループ
の識別符号をVM回線に送付して当該着信に接続すべき
メッセージボックスを識別するようにしたものであり、
VM回線を上記着信の全グループに共通とすることがで
きるので、VM回線の使用効率が極めて高くなり、その
本数も少なくてよい。従って、特にボイスメール機能を
私設電話交換システムに付与する場合には、ボイスメー
ル機能のために占有される内線端子数が少なくてよく、
内線電話機の設置台数の減少が少なくて済む。
【0080】また、本発明は、VM回線が全て使用中と
なってボイスメール交換が不能となっているときに生起
した着信に対して案内メッセージを送出する場合には、
全着信グループに共通の案内手段により行なうようにし
たものであり、案内メッセージの送出機能に関してシス
テムの構成が単純化され、システム価格が安価となる。
【0081】また、特に本発明を私設電話交換システム
により実施する場合において、本発明は、運用モードと
して、ボイスメール機能を使用しない通常モードと、ボ
イスメール機能を使用するVMモードと、着信電話回線
の接続先内線電話機の応答の有無によってボイスメール
機能を使用するか否かが決定される混用モードを設け、
着信のグループ毎に運用モードの種別を設定できるよう
にしたものであり、ボイスメール機能に関して極めて柔
軟性のある運用が可能であり、私設電話交換システムの
運用の多様化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のブロック図
【図2】本発明実施例のフローチャート(着信監視、運
用モード判定制御)
【図3】本発明実施例のフローチャート(ボイスメール
制御)
【図4】本発明実施例のフローチャート(通常/ボイス
メール制御)
【図5】本発明実施例のフローチャート(ボイスメール
制御)
【図6】従来例のブロック図
【符号の説明】
1…構内交換機 2…ボイスメ
ール付加装置 3…電話回線群 4…ボイスメ
ール回線群 5…案内回線 6…内線電話
機 111〜11n…外線回路 121〜12m,13,14…内線回路 15…識別符
号送出部 16…スイッチ部 17…CPU 211〜21n…メッセージボックス 221〜22m,23…インタフェース回路 24…メッセージ送出部 25…スイッチ部 26…CPU 31〜3n…電話回線(着信)グループ 401〜40m…ボイスメール回線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイスメール装置に接続されている電話
    回線への着信が着信電話番号の違いにより複数のグルー
    プに分けられており、該着信のグループ毎に別個にボイ
    スメールメッセージを交換するようにされたボイスメー
    ル装置において、ボイスメールメッセージを上記着信の
    グループ別に格納するための複数のメッセージ格納手段
    と、複数のボイスメール回線と、着信が生起した電話回
    線と上記ボイスメール回線のいずれかとを選択的に接続
    する回線接続制御手段と、上記ボイスメール回線のいず
    れかと上記メッセージ格納手段のいずれかとを選択的に
    接続するメッセージ接続制御手段を有し、上記回線接続
    制御手段は、着信が生起したときに空き状態にあるボイ
    スメール回線を選択し、上記着信が属するグループの識
    別符号を上記被選択ボイスメール回線に送出するととに
    も、着信電話回線と上記被選択ボイスメール回線とを接
    続する手段であり、上記メッセージ接続制御手段は、上
    記被選択ボイスメール回線から受領する上記識別符号に
    より、上記着信が属するグループに対応するメッセージ
    格納手段を識別するとともに、被識別メッセージ格納手
    段と上記被選択ボイスメール回線とを接続する手段であ
    る、ボイスメール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のボイスメール装置にお
    いて、識別符号をDTMF信号により構成したボイスメ
    ール装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のボイスメール装置にお
    いて、回線接続制御手段は、着信が生起したときにボイ
    スメール回線に空きがない場合において当該ボイスメー
    ル回線のいずれかが空きとなったとき、これを検出する
    空き検出手段と、該空き検出手段が空き検出情報を送出
    したときに上記着信が継続している場合には、着信電話
    回線を当該空きとなったボイスメール回線に接続する接
    続手段を有するボイスメール装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のボイスメール装置にお
    いて、ボイスメール回線に空きがないとき、これを案内
    するメッセージを送出する案内手段と、該案内手段に固
    定的に接続された案内回線を更に有し、回線接続制御手
    段は、着信が生起したときにボイスメール回線に空きが
    ない場合、これを検出する全話中検出手段と、該全話中
    検出手段からの全話中検出情報によって着信電話回線と
    上記案内回線とを接続する接続手段を有するボイスメー
    ル装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のボイスメール装置にお
    いて、ボイスメール回線に空きがないとき、これを案内
    するメッセージを送出する案内手段と、該案内手段に固
    定的に接続された案内回線を更に有し、回線接続制御手
    段は、着信が生起したときにボイスメール回線に空きが
    ない場合、これを検出する全話中検出手段と、該全話中
    検出手段からの全話中検出情報によって計時動作を開始
    する全話中監視タイマーと、該全話中監視タイマーによ
    る監視時間の計時前にボイスメール回線のいずれかが空
    きになったとき、これを検出する空き検出手段と、上記
    着信が継続している間に、上記全話中監視タイマーから
    監視時間の計時情報が送出されたとき、着信電話回線を
    上記案内回線に接続し、上記空き検出手段から空き検出
    情報が送出されたとき、着信電話回線を空きとなったボ
    イスメール回線に接続する接続手段を有するボイスメー
    ル装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項3乃至5のいずれかに
    記載のボイスメール装置において、回線接続制御手段
    は、着信電話回線と被選択ボイスメール回線と被識別メ
    ッセージ格納手段との間の接続の完了、もしくは着信電
    話回線と案内回線との間の接続の完了を確認する接続完
    了確認手段を有し、該接続完了確認手段により上記接続
    の完了が確認されたことによって着信電話回線に対する
    応答制御を行なうようにしたボイスメール装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項3乃至5のいずれかに
    記載のボイスメール装置において、回線接続制御手段
    は、着信が生起したときに計時動作を開始し、当該回線
    接続制御手段における電話回線とボイスメール回線との
    間の接続制御に要する時間及びメッセージ接続制御手段
    におけるボイスメール回線とメッセージ格納手段との間
    の接続制御に要する時間との合算時間、又は当該回線接
    続制御手段における電話回線と案内回線との間の接続制
    御に要する時間に相当する長さに設定した時間を計時す
    る計時手段を有し、該計時手段により上記設定時間が計
    時されたことによって着信電話回線に対する応答制御を
    行なうようにしたボイスメール装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項3乃至5記載のボイス
    メール装置において、回線接続制御手段として私設電話
    交換システムを使用し、該私設電話交換システムの外線
    端子に電話回線を収容し、かつ、その内線端子をボイス
    メール回線もしくはボイスメール回線と案内回線とに割
    り当てるようにし、メッセージ格納手段もしくはメッセ
    ージ格納手段と案内手段及びメッセージ接続制御手段を
    有するボイスメール付加装置を上記ボイスメール回線も
    しくはボイスメール回線と案内回線に割り当てた内線端
    子に収容するようにしたボイスメール装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のボイスメール装置にお
    いて、着信電話回線を私設電話交換システムの内線電話
    機とボイスメール付加装置のいずれにも接続し得るよう
    にしたボイスメール装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のボイスメール装置に
    おいて、私設電話交換システムは、内線電話機の応答遅
    延時間を計時する応答監視タイマーを有し、電話回線に
    着信が生起したとき、該着信が要求する内線電話機を呼
    び出すとともに上記応答監視タイマーで計時動作を開始
    し、一定時間を計時するまでに当該内線電話機で応答が
    なされたときには、着信電話回線を当該内線電話機に接
    続し、一定時間を計時するまでに当該内線電話機で応答
    がなされないときには、着信電話回線をボイスメール付
    加装置に接続するようにしたボイスメール装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のボイスメール装置に
    おいて、私設電話交換システムは、運用モードの設定手
    段を有し、該設定手段による運用モードの設定によっ
    て、着信電話回線を内線電話機に接続する第1の運用モ
    ード、着信電話回線をボイスメール付加装置に接続する
    第2の運用モード、及び請求項10に記載したところの
    内線電話機の応答の有無により上記第1又は第2の運用
    モードを混用する第3の運用モードの少くとも2種類の
    運用モードのいずれかで運用できるようにしたボイスメ
    ール装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のボイスメール装置
    において、運用モードの設定を着信のグループ毎に設定
    できるようにしたボイスメール装置。
JP24663393A 1993-10-01 1993-10-01 ボイスメール装置 Pending JPH07107165A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237368A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Nec Corp ボイスメールのグループ分割方式
KR100238718B1 (ko) * 1996-12-31 2000-01-15 강병호 전전자교환기의 그룹별 음성사서함서비스방법

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JPH08237368A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Nec Corp ボイスメールのグループ分割方式
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