JPH07107064A - 障害検出方式 - Google Patents

障害検出方式

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JPH07107064A
JPH07107064A JP24927493A JP24927493A JPH07107064A JP H07107064 A JPH07107064 A JP H07107064A JP 24927493 A JP24927493 A JP 24927493A JP 24927493 A JP24927493 A JP 24927493A JP H07107064 A JPH07107064 A JP H07107064A
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Toshinori Kishino
利則 岸野
Hiroshi Shinkawa
浩 新川
Yoji Ihara
洋二 井原
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル通信システムにおける障害検出方
式に関し、システムを構成する総てのディジタル伝送路
を洩れ無く検証可能とすることを目的とする。 【構成】 複数のディジタル伝送路(100)を経由し
てそれぞれ伝送されるディジタル信号(d1 乃至dn
の内、特定のディジタル信号(dn )のみに試験信号
(t)を挿入するディジタル通信システムにおいて、各
ディジタル信号を各ディジタル伝送路に送出する前に、
特定のディジタル信号に挿入済の試験信号を時分割し、
他の総てのディジタル信号の対応する時間領域部分と順
次入替え、総てのディジタル伝送路を経由して時分割さ
れた試験信号(t′)を伝送する入替手段(200)
と、各ディジタル伝送路から到着する各ディジタル信号
を受信後、入替手段により入替える前の状態に復元する
再入替手段(300)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信システ
ムにおける障害検出方式に関し、特に複数のディジタル
伝送路を経由してそれぞれ伝送されるディジタル信号の
内、予め定められたディジタル信号のみに予め定められ
たビット数から成る試験信号を挿入し、その他のディジ
タル信号には試験信号を挿入しないディジタル通信シス
テムにおける障害検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明の対象となるディジタル通
信システムの一例を示す図であり、図8は従来ある障害
検出方式の一例を示す図であり、図9は図8における下
りハイウェイ上のフレーム(その一)を例示する図であ
り、図10は図8における下りハイウェイ上のフレーム
(その二)を例示する図であり、図11は図8における上
りハイウェイ上のフレーム(その一)を例示する図であ
り、図12は図8における上りハイウェイ上のフレーム
(その二)を例示する図である。
【0003】図7においては、本発明の対象となるディ
ジタル通信システムとして、ディジタル交換機の加入者
収容部が示される。加入者収容部は、加入者線インタフ
ェース装置(SLIE)(1)と加入者線接続装置(S
LCU)(2)とから構成されている。
【0004】加入者線インタフェース装置(SLIE)
(1)は、個々の加入者(3)を収容する加入者回路
(SLIC)(11)と、128回路の加入者回路(S
LIC)(11)を収容する加入者インタフェース回路
(SLCIF)(12)とを具備しており、また加入者
線接続装置(SLCU)(2)は、接続インタフェース
回路(SLIF)(21)とハイウェイ変換回路(HW
CNV)(22)とを具備している。
【0005】なお図8においては、加入者線インタフェ
ース装置(SLIE)(1)内の加入者インタフェース
回路(SLCIF)(12)のみが示され、加入者回路
(SLIC)(11)は省略されている。
【0006】各加入者回路(SLIC)(11)は、そ
れぞれ16回路単位に纏められ、それぞれPCM符号化
された音声と、加入者(3)の監視制御用の信号とを時
分割多重して伝送する毎秒2メガビットの伝送速度を有
する下りハイウェイ(4B )および上りハイウェイ(4
F )〔ハイウェイ(4)と総称する場合がある、以下同
様〕により加入者インタフェース回路(SLCIF)
(12)に接続されている。
【0007】また接続インタフェース回路(SLIF)
(21)とハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)
とは、それぞれ毎秒8メガビットの伝送速度を有し、そ
れぞれ128加入者(3)分の音声を時分割多重して伝
送する毎秒8メガビットの伝送速度を有する下りハイウ
ェイ(5BV)および上りハイウェイ(5FV)と、前述の
128加入者(3)分の監視制御用の信号を時分割多重
して伝送する下りハイウェイ(5BS)および上りハイウ
ェイ(5FS)とにより接続されている。
【0008】更に加入者インタフェース回路(SLCI
F)(12)と接続インタフェース回路(SLIF)
(21)とは、それぞれ毎秒4メガビットの伝送速度を
有し、前述の時分割多重された音声を伝送する下りハイ
ウェイ(6B10 )および(6B1 1 )と、前述の時分割多
重された監視制御用の信号を伝送する下りハイウェイ
(6B00 )および(6B01 )、上りハイウェイ
(6F10 )および(6F11 )、並びに上りハイウェイ
(6F00 )および(6F01 )により接続されている。
【0009】なお各ハイウェイ(6)は、サージ防止用
の中継線輪等で終端される為に伝送速度が毎秒4メガビ
ットに制限される。図8および図9において、ハイウェ
イ変換回路(HWCNV)(22)は、128加入者
(3)分のPCM符号化された音声(V)を時分割多重
し、125マイクロ秒を周期として繰返すフレーム(F
5BV )〔図9参照〕を作成し、毎秒8メガビットの伝送
速度を有する下りハイウェイ(5BV)を経由して接続イ
ンタフェース回路(SLIF)(21)に伝送する。
【0010】接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)においては、8M4M分離回路(EFC)(211
1 )が、ハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)か
ら下りハイウェイ(5BV)を経由して伝送されるフレー
ム(F5BV )の、各音声(V)を構成する8個の音声ビ
ット(v0 )乃至(v7 )を、それぞれ奇数番目の4ビ
ット〔(v0 )、(v2 )、(v4 )、(v6 )〕と偶
数番目の4ビット〔(v1 )、(v3 )、(v5 )、
(v7 )〕とに区分し、それぞれ125マイクロ秒を周
期として繰返すフレーム(F6BV0)〔奇数番目の4ビッ
トにより構成〕および(F6BV1)〔偶数番目の4ビット
により構成〕〔図9参照〕に分離し、それぞれ毎秒4キ
ロビットの伝送速度を有する下りハイウェイ(6B10
および(6 B11 )を経由して加入者インタフェース回路
(SLCIF)(12)に伝送する。
【0011】加入者インタフェース回路(SLCIF)
(12)においては、4M8M多重回路(FEC)(1
211 )が、接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)から下りハイウェイ(6B10 )を経由して伝送され
るフレーム(F6BV0)の、各音声(V)を構成する4個
の音声ビット〔(v0 )、(v2 )、(v4 )、
(v 6 )〕と、下りハイウェイ(6B11 )を経由して伝
送されるフレーム(F6BV1)の、各音声(V)を構成す
る4個の音声ビット〔(v1 )、(v3 )、(v5 )、
(v7 )〕とを合成し、8個の音声ビット〔(v0 )乃
至(v7 )〕から成る音声(V)を128加入者(3)
分、時分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返
すフレーム(F7BV )〔図9参照〕を作成し、毎秒8メ
ガビットの伝送速度を有する下りハイウェイ(7BV)を
経由して8M2M分離回路(DMX)(123)に伝送
する。
【0012】次に図8および図10において、ハイウェイ
変換回路(HWCNV)(22)は、フレーム
(F5BV )により音声(V)を伝送される128加入者
(3)分のそれぞれ14ビットの制御ビット(sd10
乃至(sd16)および(sd20)乃至(sd26)から構
成される制御信号(SD)を3マルチフレーム形式で時
分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返すフレ
ーム(F5BS )を作成し、セレクタ(SEL)(22
2)に入力する。
【0013】なお3マルチフレームで伝送される各制御
信号(SD)を構成する24ビットの内、マルチフレー
ムを識別するフレームビット(f0 )、(f1 )および
(f 2 )、並びに制御ビット(sd10)乃至(sd16
および(sd20)乃至(sd 26)以外の7ビットは空き
ビット(i)である。
【0014】一方試験信号発生回路(PG)(221)
は、4個の試験ビット(pA )、(pB )、(pC )お
よび(pD )により構成される試験信号(P)を、3マ
ルチフレーム形式で伝送されるフレーム(F5BS )内
の、所定の4個の空きビット(i)に同期して発生し、
セレクタ(SEL)(222)に入力する。
【0015】なお試験信号(P)は、フレーム
(F5BS )の48マルチフレームに同期して、(0)H
乃至(F)H 〔但し添字Hは16進表示を示す〕を繰返
し歩進する。セレクタ(SEL)(222)は、試験信
号挿入回路(PIN)(223)が発生する挿入信号に
より、試験信号発生回路(PG)(221)が発生する
試験信号(P)を、フレーム(F5FS )内の前述の空き
ビット(i)に挿入し〔図10参照〕、毎秒8メガビット
の伝送速度を有する下りハイウェイ(5BS)を経由して
接続インタフェース回路(SLIF)(21)に伝送す
る。
【0016】接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)においては、8M4M分離回路(EFC)(211
0 )が、ハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)か
ら下りハイウェイ(5BS)を経由して伝送されるフレー
ム(F5BS )の各制御信号(SD)を構成する8ビット
〔図10参照〕を、それぞれ奇数番目の4ビットと偶数番
目の4ビットとに区分し、それぞれ125マイクロ秒を
周期として繰返すフレーム(F6BS0)〔奇数番目の4ビ
ットにより構成〕および(F6BS1)〔偶数番目の4ビッ
トにより構成〕〔図10参照〕に分離し、それぞれ毎秒4
キロビットの伝送速度を有する下りハイウェイ
(6B00 )および(6B01 )を経由して加入者インタフ
ェース回路(SLCIF)(12)に伝送する。
【0017】加入者インタフェース回路(SLCIF)
(12)においては、4M8M多重回路(FEC)(1
210 )が、接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)から下りハイウェイ(6B00 )を経由して伝送され
るフレーム(F6BS0)の、各制御信号(SD)を構成す
る4ビットと、下りハイウェイ(6B01 )を経由して伝
送されるフレーム(F6BS1)の、各制御信号(SD)を
構成する4ビットとを合成し、8ビットから成る制御信
号(SD)を128加入者(3)分、時分割多重し、1
25マイクロ秒を周期として繰返すフレーム(F7BS
〔図10参照〕を作成し、毎秒8メガビットの伝送速度を
有する下りハイウェイ(7BS)を経由して8M2M分離
回路(DMX)(123)に伝送すると共に、折返し伝
送路(8)を経由してセレクタ(SEL)(125)に
も伝送する。
【0018】8M2M分離回路(DMX)(123)
は、下りハイウェイ(7BV)を経由して伝送されるフレ
ーム(F7BV )に含まれる128加入者(3)分の音声
(V)と、下りハイウェイ(7BS)を経由して伝送され
るフレーム(F7BS )に含まれる128加入者(3)分
の制御信号(SD)とを、それぞれ16加入者(3)分
の音声(V)および制御信号(SD)に8区分し、各1
6加入者(3)分の音声(V)および制御信号(SD)
を時分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返す
フレーム(F4B)〔図9参照〕を8組作成し、それぞれ
毎秒2メガビットの伝送速度を有する下りハイウェイ
(4B )を経由して各16回路の加入者回路(SLI
C)(11)に伝送する。
【0019】次に図8および図11において、加入者イン
タフェース回路(SLCIF)(12)においては、2
M8M多重回路(MPX)(124)が、8組のそれぞ
れ16加入者(3)分の加入者回路(SLIC)(1
1)から8本の上りハイウェイ(4F )を経由して伝送
される8組のフレーム(F4F)〔図11参照〕から、音声
(V)と走査信号(SCN)とを分離した後、128加
入者(3)分の音声(V)を時分割多重し、125マイ
クロ秒を周期として繰返すフレーム(F7FV )〔図11参
照〕を作成し、毎秒8メガビットの伝送速度を有する上
りハイウェイ(7 FV)を経由して8M4M分離回路(E
FC)(1221 )に伝送する。
【0020】8M4M分離回路(EFC)(1221
は、前述の8M4M分離回路(EFC)(2111 )と
同様に、2M8M多重回路(MPX)(124)から上
りハイウェイ(7FV)を経由して伝送されるフレーム
(F7FV )の、各音声(V)〔音声ビット(v0 )乃至
(v7 )〕を、それぞれ奇数番目の4ビットと偶数番目
の4ビットとに区分し、それぞれ125マイクロ秒を周
期として繰返すフレーム(F6FV0)〔奇数番目の4ビッ
トにより構成〕および(F6FV1)〔偶数番目の4ビット
により構成〕〔図11参照〕に分離し、それぞれ毎秒4キ
ロビットの伝送速度を有する上りハイウェイ(6F10
および(6F11 )を経由して接続インタフェース回路
(SLIF)(21)に伝送する。
【0021】接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)においては、4M8M多重回路(FEC)(212
1 )が、前述の4M8M多重回路(FEC)(12
1 )と同様に、加入者インタフェース回路(SLCI
F)(12)から上りハイウェイ(6F10 )を経由して
伝送されるフレーム(F6FV0)の、各音声(V)を構成
する4ビット〔(v0 )、(v2 )、(v4 )、
(v6 )〕と、上りハイウェイ(6F11 )を経由して伝
送されるフレーム(F6FV1)の、各音声(V)を構成す
る4ビット〔(v1 )、(v3 )、(v5 )、
(v7 )〕とを合成し、8ビット〔(v0 )乃至
(v7 )〕から成る音声(V)を128加入者(3)
分、時分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返
すフレーム(F5FV )〔図11参照〕を作成し、毎秒8メ
ガビットの伝送速度を有する上りハイウェイ(5FV)を
経由してハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)に
伝送する。
【0022】次に図8、図11および図12において、加入
者インタフェース回路(SLCIF)(12)において
は、2M8M多重回路(MPX)(124)が、8組の
フレーム(F4F)〔図11参照〕から分離した走査信号
(SCN)を128加入者(3)分、時分割多重し、1
25マイクロ秒を周期として繰返すフレーム(F7FS
を作成し〔図12参照〕、毎秒8メガビットの伝送速度を
有する上りハイウェイ(7FS)を経由してセレクタ(S
EL)(125)に伝送する。
【0023】なお各走査信号(SCN)は8ビットから
構成されているが、その内3ビットのみがそれぞれ走査
ビット(LSCN)、(TSCN)および(16KSC
N)に割当てられ、残る5ビットは空きビット(i)で
ある。
【0024】セレクタ(SEL)(125)および試験
信号挿入回路(PIN)(126)は、下りハイウェイ
(7BS)および折返し伝送路(8)を経由して伝送され
るフレーム(F7BS )に、3マルチフレーム毎に含まれ
る試験信号(P)〔試験ビット(pA )乃至(pD )〕
を抽出し、2M8M多重回路(MPX)(124)から
上りハイウェイ(7FS)を経由して伝送されるフレーム
(F7FS )の内、該当する3マルチフレーム毎の走査信
号(SCN)に含まれる5個の空きビット(i)の内、
4個の空きビット(i)に挿入してフレーム(F7FSa
〔図12参照〕を作成し、毎秒8メガビットの伝送速度を
有する上りハイウェイ(7FSa )を経由して8M4M分
離回路(EFC)(1220 )に伝送する。
【0025】8M4M分離回路(EFC)(1220
は、前述の8M4M分離回路(EFC)(2110 )と
同様に、セレクタ(SEL)(125)から上りハイウ
ェイ(7FSa )を経由して伝送されるフレーム
(F7FSa)の、各走査信号(SCN)を構成する8ビッ
ト〔図12参照〕を、それぞれ奇数番目の4ビットと偶数
番目の4ビットとに区分し、それぞれ125マイクロ秒
を周期として繰返すフレーム(F6FS0)〔奇数番目の4
ビットにより構成〕および(F6FS1)〔偶数番目の4ビ
ットにより構成〕〔図12参照〕に分離し、それぞれ毎秒
4キロビットの伝送速度を有する上りハイウェイ(6
F00 )および(6F01 )を経由して接続インタフェース
回路(SLIF)(21)に伝送する。
【0026】接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)においては、4M8M多重回路(FEC)(212
0 )が、前述の4M8M多重回路(FEC)(12
0 )と同様に、加入者インタフェース回路(SLCI
F)(12)から上りハイウェイ(6F00 )を経由して
伝送されるフレーム(F6FS0)の、各走査信号(SC
N)を構成する4ビットと、上りハイウェイ(6F01
を経由して伝送されるフレーム(F6FS1)の、各走査信
号(SCN)を構成する4ビットとを合成し、8ビット
から成る走査信号(SCN)を128加入者(3)分、
時分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返すフ
レーム(F5FS )〔図12参照〕を作成し、毎秒8メガビ
ットの伝送速度を有する上りハイウェイ(5FS)を経由
してハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)に伝送
する。
【0027】ハイウェイ変換回路(HWCNV)(2
2)においては、試験信号検査回路(PD)(224)
が、接続インタフェース回路(SLIF)(21)から
上りハイウェイ(5FS)を経由して伝送されるフレーム
(F5FS )に、3マルチフレーム毎に挿入されている試
験信号(P)〔試験ビット(pA )乃至(pD )〕を抽
出し、試験信号発生回路(PG)(221)が発生する
試験信号(P)と比較し、両試験信号(P)が一致すれ
ば接続インタフェース回路(SLIF)(21)と加入
者インタフェース回路(SLCIF)(12)とを接続
するハイウェイ(6)が正常であると判定し、また両試
験信号(P)が一致しなければ、ハイウェイ(6)に異
常が発生していると判定する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある障害検出方式においては、ハイウェイ
変換回路(HWCNV)(22)において試験信号
(P)を制御信号(SD)に挿入し、下りハイウェイ
(5BS)、(6B00 )および(6B01 )を経由して加入
者インタフェース回路(SLCIF)(12)に伝送
し、加入者インタフェース回路(SLCIF)(12)
内で試験信号(P)を抽出して走査信号(SCN)に挿
入し、上りハイウェイ(7FSa )、(6F00 )および
(6F01 )、並びに(5FS)を経由してハイウェイ変換
回路(HWCNV)(22)に返送し、送受両試験信号
(P)を比較してハイウェイ(6)の正常性を検証して
いた。
【0029】然し、試験信号(P)が挿入された制御信
号(SD)は下りハイウェイ(6B0 0 )および
(6B01 )を経由して伝送されるが、下りハイウェイ
(6B10 )および(6B11 )を経由しては伝送されず、
また試験信号(P)が挿入された走査信号(SCN)は
上りハイウェイ(6F00 )および(6F01 )を経由して
伝送されるが、上りハイウェイ(6F10 )および(6
F11 )を経由しては伝送されぬ為、下りハイウェイ(6
B10 )および(6B11 )と、上りハイウェイ(6F10
および(6F11 )との正常性は検証されていなかった。
【0030】下りハイウェイ(6B10 )および
(6B11 )、並びに上りハイウェイ(6F10)および
(6F11 )の正常性を検証する為には、下りハイウェイ
(6B10 )および(6B11 )を経由して伝送されるフレ
ーム(F6BV0)および(F6BV1)、並びに上りハイウェ
イ(6F10 )および(6F11 )を経由して伝送されるフ
レーム(F6FV0)および(F6FV1)に試験信号(P)を
挿入する必要があるが、フレーム(F6BV0)、
(F6BV1)、(F6FV0)および(F6FV1)を構成する音
声(V)には空きビット(i)が含まれぬ為、試験信号
(P)を挿入することが不可能であり、下りハイウェイ
(6B10 )および(6B11 )と、上りハイウェイ(6
F10 )および(6F11 )との正常性は検証出来ぬ問題が
あった。
【0031】本発明は、ディジタル通信システムを構成
する総てのディジタル伝送路を、洩れ無く検証可能とす
ることを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は複数のディジタル
伝送路、d1 乃至dn は各ディジタル伝送路(100)
を経由して伝送されるディジタル信号、tは予め定めら
れたディジタル信号(dn )のみに挿入された試験信号
である。
【0033】200は、本発明によりディジタル通信シ
ステムに設けられた入替手段である。300は、本発明
によりディジタル通信システムに設けられた再入替手段
である。
【0034】
【作用】入替手段(200)は、各ディジタル信号(d
1 乃至dn )を各ディジタル伝送路(100)に送出す
るに先立ち、予め定められたディジタル信号(dn )に
挿入済の試験信号(t)をディジタル伝送路(100)
の数の時間領域に時分割し、他の総てのディジタル信号
(d1 乃至dm )の対応する時間領域部分と順次入替
え、総てのディジタル伝送路(100)を経由して時分
割された試験信号(t′)を含むディジタル信号
(d1 ′乃至dn ′)を伝送する。
【0035】再入替手段(300)は、各ディジタル伝
送路(100)から到着する各ディジタル信号(d1
乃至dn ′)を受信後、入替手段(200)により入替
えられた時分割された試験信号(t′)と各ディジタル
信号(d1 乃至dm )の対応する時間領域部分との再入
替えを行い、各ディジタル信号(d1 乃至dn )および
試験信号(t)を、入替手段(200)により入替える
前の状態に復元する。
【0036】なお入替手段(200)は、各ディジタル
信号(d1 乃至dn )を複数の一定の時間領域に時分割
した後、同時に時分割された試験信号(t′)が入替後
の各ディジタル信号(d1 ′乃至dn ′)に挿入される
如く均等に入替を実行し、また再入替手段(300)
は、各ディジタル伝送路(100)から到着する入替手
段(200)により均等に入替えられた各ディジタル信
号(d1 ′乃至dn ′)を受信後、入替手段(200)
により均等に入替えられた各ディジタル信号(d 1 乃至
n )の各時間領域部分を、入替手段(200)により
入替える前の状態に復元する如く均等に再入替えを実行
することが考慮される。
【0037】また入替手段(200)は、ディジタル信
号(d1 乃至dn )が複数のディジタル符号化された音
声を多重した音声フレームと、試験信号(t)を挿入さ
れた各音声に対応する監視制御用の信号を多重した信号
フレームとの二種類であり、且つディジタル伝送路(1
00)が2本である場合に、音声フレームおよび信号フ
レームを時分割して均等に入替えを実行することによ
り、時分割された試験信号(t′)を両方のディジタル
伝送路(100)を経由して伝送し、更に再入替手段
(300)は、入替手段(200)が入替えた音声フレ
ームおよび信号フレームを、元の音声フレームおよび元
の信号フレームに復元する如く再入替えを実行すること
が考慮される。
【0038】従って、前記ディジタル通信システムにお
いて、試験信号が総てのディジタル伝送路を経由して伝
送される為、総てのディジタル伝送路の正常性が洩れ無
く検証可能となり、当該ディジタル通信システムの信頼
性が大幅に向上する。
【0039】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による障害検出方式を示す
図であり、図3は図2における下りハイウェイ上のフレ
ーム(その一)を例示する図であり、図4は図2におけ
る下りハイウェイ上のフレーム(その二)を例示する図
であり、図5は図2における上りハイウェイ上のフレー
ム(その一)を例示する図であり、図6は図2における
上りハイウェイ上のフレーム(その二)を例示する図で
ある。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。また対象とするディジタル通信システムは、図7に
示されるディジタル交換機の加入者収容部とする。
【0040】なお図2においては、従来と変わらぬ、加
入者線インタフェース装置(SLIE)(1)内の加入
者回路(SLIC)(11)と、加入者線接続装置(S
LCU)(2)内のハイウェイ変換回路(HWCNV)
(22)とが省略されており、加入者線インタフェース
装置(SLIE)(1)内の加入者インタフェース回路
(SLCIF)(12)と、加入者線接続装置(SLC
U)(2)内の接続インタフェース回路(SLIF)
(21)とのみが示されている。
【0041】また図2においては、図1におけるディジ
タル伝送路(100)として4本の下りハイウェイ(6
B00 )乃至(6B11 )と、4本の上りハイウェイ(6
F00 )乃至(6F11 )とが示され、また図1における入
替手段(200)として、切替回路(MX)(213)
と、8M4M分離回路(EFC)(2110 )および
(2111 )とが接続インタフェース回路(SLIF)
(21)内に、また切替回路(MX)(128)と、8
M4M分離回路(EFC)(1220 )および(122
1 )とが加入者インタフェース回路(SLCIF)(1
2)内に設けられ、また図1における再入替手段(30
0)として、4M8M多重回路(FEC)(1210
および(1211 )と、復元回路(DX)(127)と
が加入者インタフェース回路(SLCIF)(12)内
に、また4M8M多重回路(FEC)(2120 )およ
び(2121 )と、復元回路(DX)(214)とが接
続インタフェース回路(SLIF)(21)内に設けら
れている。
【0042】図2乃至図6において、図示されぬハイウ
ェイ変換回路(HWCNV)(22)から接続インタフ
ェース回路(SLIF)(21)には、128加入者
(3)分のPCM符号化された音声(V)を時分割多重
し、125マイクロ秒を周期として繰返すフレーム(F
5BV )〔図3参照〕が、毎秒8メガビットの伝送速度を
有する下りハイウェイ(5BV)を経由して伝送され、ま
た前述の128加入者(3)分の、試験信号(P)を挿
入した制御信号(SD)を3マルチフレーム形式で時分
割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返すフレー
ム(F5BS )〔図3参照〕が、毎秒8メガビットの伝送
速度を有する下りハイウェイ(5BS)を経由して伝送さ
れる。
【0043】接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)においては、ハイウェイ変換回路(HWCNV)
(22)から下りハイウェイ(5BV)を経由して伝送さ
れるフレーム(F5BV )と、下りハイウェイ(5BS)を
経由して伝送されるフレーム(F5BS )とは、切替回路
(MX)(213)により受信される。
【0044】切替回路(MX)(213)は、二組のセ
レクタ(SEL)(2131)および(2132)から
構成されており、各セレクタ(SEL)(2131)お
よび(2132)は、毎秒4メガヘルツで論理“0”と
論理“1”とを繰返す切替信号(S)に同期して入力端
子(A)および(B)への入力信号を交互に選択し〔切
替信号(S)が論理“0”に設定される場合には入力端
子(A)への入力信号を選択し、切替信号(S)が論理
“1”に設定される場合には入力端子(B)への入力信
号を選択する〕、出力端子(O)から出力する。
【0045】従って、切替信号(S)が論理“0”に設
定されている期間〔即ち毎秒4メガビットの伝送速度に
おける1ビット期間に相当し、且つ毎秒8メガビットの
伝送速度における2ビット期間に相当する〕において
は、下りハイウェイ(5BV)から伝送されるフレーム
(F5BV )の2ビット〔例えば音声ビット(v0 )およ
び(v1 )〕はセレクタ(SEL)(2131)により
選択されて下りハイウェイ(8B1)に出力されると共
に、下りハイウェイ(5BS)から伝送されるフレーム
(F5BS )の2ビット〔例えばフレームビット(f0
および空きビット(i)〕はセレクタ(SEL)(21
32)により選択されて下りハイウェイ(8B0)に出力
され、また切替信号(S)が論理“1”に設定されてい
る次の期間では、下りハイウェイ(5BV)から伝送され
るフレーム(F5BV )の2ビット〔例えば音声ビット
(v2 )および(v3 )〕はセレクタ(SEL)(21
32)により選択されて下りハイウェイ(8B0)に出力
されると共に、下りハイウェイ(5BS)から伝送される
フレーム(F5BS )の2ビット〔例えば2個の空きビッ
ト(i)〕はセレクタ(SEL)(2131)により選
択されて下りハイウェイ(8B1)に出力される。
【0046】その結果、切替回路(MX)(213)
は、128加入者(3)分の音声(V)および制御信号
(SD)〔但し3マルチフレーム形式〕内の各4ビット
を入替えて構成される音声信号混合(V/SD)を時分
割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返されるフ
レーム(F8B1 )〔図3参照〕を作成し、下りハイウェ
イ(8B1)を経由して8M4M分離回路(EFC)(2
111 )に伝送し、また前述の128加入者(3)分の
制御信号(SD)〔但し3マルチフレーム形式〕および
音声(V)内の各4ビットを入替えて構成される音声信
号混合(SD/V)を時分割多重し、125マイクロ秒
を周期として繰返されるフレーム(F8B0)〔図3参
照〕を作成し、下りハイウェイ(8B0)を経由して8M
4M分離回路(EFC)(2110 )に伝送する。
【0047】8M4M分離回路(EFC)(2111
は、切替回路(MX)(213)から下りハイウェイ
(8B1)を経由して伝送されるフレーム(F8B1 )を、
伝送速度が毎秒4メガビットに制限されるハイウェイ
(6)を経由して伝送する為、各音声信号混合(V/S
D)〔例えば音声ビット(v0 )、(v1 )、空きビッ
ト(i)、(i)、音声ビット(v4 )、(v5 )、試
験ビット(pC )、(pD)〕を、それぞれ奇数番目の
4ビット〔(v0 )、(i)、(v4 )、(pC )〕
と、偶数番目の4ビット〔(v1 )、(i)、
(v5 )、(pD )〕とに区分し、それぞれ125マイ
クロ秒を周期として繰返すフレーム(F6B10)〔奇数番
目の4ビットにより構成〕および(F6B11)〔偶数番目
の4ビットにより構成〕〔図4参照〕に分離し、それぞ
れ毎秒4キロビットの伝送速度を有する下りハイウェイ
(6B10 )および(6B11 )を経由して加入者インタフ
ェース回路(SLCIF)(12)に伝送する。
【0048】また8M4M分離回路(EFC)(211
0 )も、切替回路(MX)(213)から下りハイウェ
イ(8B0)を経由して伝送されるフレーム(F8B0
の、各音声信号混合(SD/V)〔例えばフレームビッ
ト(f0 )、空きビット(i)、音声ビット(v2 )、
(v3 )、試験ビット(pA )、(pB )、音声ビット
(v6 )、(v7 )〕を、それぞれ奇数番目の4ビット
〔(f0 )、(v2 )、(pA )、(v6 )〕と、偶数
番目の4ビット〔(i)、(v3 )、(pB )、
(v7 )〕とに区分し、それぞれ125マイクロ秒を周
期として繰返すフレーム(F6B00)〔奇数番目の4ビッ
トにより構成〕および(F6B01)〔偶数番目の4ビット
により構成〕〔図4参照〕に分離し、それぞれ毎秒4キ
ロビットの伝送速度を有する下りハイウェイ(6B00
および(6B01 )を経由して加入者インタフェース回路
(SLCIF)(12)に伝送する。
【0049】その結果、下りハイウェイ(6B00 )を経
由して伝送されるフレーム(F6B00)の各音声信号混合
(SD/V)には、試験ビット(pA )が3フレーム毎
に1回含まれ、また下りハイウェイ(6B01 )を経由し
て伝送されるフレーム(F6B 01)の各音声信号混合(S
D/V)には、試験ビット(pB )が3フレーム毎に1
回含まれ、また下りハイウェイ(6B10 )を経由して伝
送されるフレーム(F 6B10)の各音声信号混合(V/S
D)には、試験ビット(pC )が3フレーム毎に1回含
まれ、更に下りハイウェイ(6B11 )を経由して伝送さ
れるフレーム(F6B11)の各音声信号混合(V/SD)
には、試験ビット(pD )が3フレーム毎に1回含まれ
ることとなる。
【0050】加入者インタフェース回路(SLCIF)
(12)においては、4M8M多重回路(FEC)(1
211 )が、接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)から下りハイウェイ(6B10 )を経由して伝送され
るフレーム(F6B10)の、各音声信号混合(V/SD)
を構成する4ビット〔(v0 )、(i)、(v4 )、
(pC )〕と、下りハイウェイ(6B11 )を経由して伝
送されるフレーム(F6B 11)の、各音声信号混合(V/
SD)を構成する4ビット〔(v1 )、(i)、
(v5 )、(pD )〕とを合成し、8ビット
〔(v0 )、(v1 )、(i)、(i)、(v4 )、
(v5 )、(pC )、(pD )〕から成る音声信号混合
(V/SD)を128加入者(3)分、時分割多重し、
フレーム(F8B1 )と同一構成を有するフレーム(F
9B1 )〔図3参照〕を作成し、毎秒8メガビットの伝送
速度を有する下りハイウェイ(9B1)を経由して切替回
路(MX)(127)に伝送する。
【0051】また4M8M多重回路(FEC)(121
0 )も、接続インタフェース回路(SLIF)(21)
から下りハイウェイ(6B00 )を経由して伝送されるフ
レーム(F6B00)の、各音声信号混合(SD/V)
〔(f0 )、(v2 )、(pA )、(v6 )〕と、下り
ハイウェイ(6B01 )を経由して伝送されるフレーム
(F 6B01)の、各音声信号混合(SD/V)〔(i)、
(v3 )、(pB )、(v7)〕とを合成し、8ビット
〔(f0 )、(i)、(v2 )、(v3 )、(pA )、
(pB )、(v6 )、(v7 )〕から成る音声信号混合
(SD/V)を128加入者(3)分、時分割多重し、
フレーム(F8B0 )ど同一構成を有するフレーム(F
9B0 )〔図3参照〕を作成し、毎秒8メガビットの伝送
速度を有する下りハイウェイ(9B0)を経由して切替回
路(MX)(127)に伝送する。
【0052】切替回路(MX)(127)は、切替回路
(MX)(213)と同様に、二組のセレクタ(SE
L)(1271)および(1272)から構成されてお
り、各セレクタ(SEL)(1271)および(127
2)は、毎秒4メガヘルツで論理“0”と論理“1”と
を繰返す切替信号(S)に同期して入力端子(A)およ
び(B)への入力信号を交互に選択し〔切替信号(S)
が論理“0”に設定される場合には入力端子(A)への
入力信号を選択し、切替信号(S)が論理“1”に設定
される場合には入力端子(B)への入力信号を選択す
る〕、出力端子(O)から出力する。
【0053】従って、切替信号(S)が論理“0”に設
定されている期間〔即ち毎秒4メガビットの伝送速度に
おける1ビット期間に相当し、且つ毎秒8メガビットの
伝送速度における2ビット期間に相当する〕では、下り
ハイウェイ(9B1)から伝送されるフレーム(F9B1
の2ビット〔例えば音声ビット(v0 )および
(v1)〕はセレクタ(SEL)(1271)により選
択されて下りハイウェイ(7BV)に出力されると共に、
下りハイウェイ(9B0)から伝送されるフレーム(F9B
0 )の2ビット〔例えばフレームビット(f0 )および
空きビット(i)〕はセレクタ(SEL)(1272)
により選択されて下りハイウェイ(7BS)に出力され、
切替信号(S)が論理“1”に設定されている次の期間
では、下りハイウェイ(9B1)から伝送されるフレーム
(F9B1 )の2ビット〔例えば2個の空きビット
(i)〕はセレクタ(SEL)(1272)により選択
されて下りハイウェイ(7BS)に出力されると共に、下
りハイウェイ(9B0)から伝送されるフレーム
(F9B0 )の2ビット〔例えば音声ビット(v2 )、
(v3 )〕はセレクタ(SEL)(1271)により選
択されて下りハイウェイ(7BV)に出力される。
【0054】その結果、切替回路(MX)(127)
は、128加入者(3)分の音声(V)〔音声ビット
(v0 )乃至(v7 )により構成〕を時分割多重し、1
25マイクロ秒を周期として繰返される、フレーム(F
5BV )と同一構成を有するフレーム(F7BV )〔図3参
照〕を作成し、下りハイウェイ(7BV)を経由して8M
2M分離回路(DMX)(123)に伝送し、また前述
の128加入者(3)分の制御信号(SD)を3マルチ
フレーム形式で時分割多重し、125マイクロ秒を周期
として繰返される、フレーム(F5BS )と同一構成を有
するフレーム(F7B S )〔図3参照〕を作成し、下りハ
イウェイ(7BS)を経由して8M2M分離回路(DM
X)(123)に伝送すると共に、折返し伝送路(8)
を経由してセレクタ(SEL)(125)にも伝送す
る。
【0055】8M2M分離回路(DMX)(123)
は、図8および図9におけると同様に、下りハイウェイ
(7BV)を経由して伝送されるフレーム(F7BV )に含
まれる128加入者(3)分の音声(V)と、下りハイ
ウェイ(7BS)を経由して伝送されるフレーム
(F7BS )に含まれる128加入者(3)分の制御信号
(SD)とを、それぞれ16加入者(3)分の音声
(V)および制御信号(SD)に8区分し、各16加入
者(3)分の音声(V)および制御信号(SD)を時分
割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返すフレー
ム(F4B)〔図9参照〕を8組作成し、それぞれ毎秒2
メガビットの伝送速度を有する下りハイウェイ(4B
を経由して各16回路の加入者回路(SLIC)(1
1)に伝送する。
【0056】次に、加入者インタフェース回路(SLC
IF)(12)においては、2M8M多重回路(MP
X)(124)が、図8、図11および図12におけると同
様に、8組のそれぞれ16加入者(3)分の加入者回路
(SLIC)(11)から8本の上りハイウェイ
(4F )を経由して伝送される8組のフレーム(F4F
〔図11参照〕から、音声(V)と走査信号(SCN)と
を分離した後、128加入者(3)分の音声(V)は時
分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返すフレ
ーム(F7FV )〔図11および図5参照〕を作成し、毎秒
8メガビットの伝送速度を有する上りハイウェイ
(7FV)を経由して切替回路(MX)(128)に伝送
し、また128加入者(3)分の走査信号(SCN)は
時分割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返すフ
レーム(F7FS )〔図12参照〕を作成し、毎秒8メガビ
ットの伝送速度を有する上りハイウェイ(7FS)を経由
してセレクタ(SEL)(125)に伝送する。
【0057】セレクタ(SEL)(125)および試験
信号挿入回路(PIN)(126)は、図8および図12
におけると同様に、下りハイウェイ(7BS)および折返
し伝送路(8)を経由して伝送されるフレーム
(F7BS )に、3マルチフレーム毎に含まれる試験信号
(P)〔試験ビット(pA )乃至(pD )〕を抽出し、
2M8M多重回路(MPX)(124)から上りハイウ
ェイ(7FS)を経由して伝送されるフレーム(F7FS
の内、該当する3マルチフレーム毎の走査信号(SC
N)に含まれる4個の空きビット(i)に挿入してフレ
ーム(F7FSa)〔図12および図5参照〕を作成し、毎秒
8メガビットの伝送速度を有する上りハイウェイ(7
FSa )を経由して切替回路(MX)(128)に伝送す
る。
【0058】切替回路(MX)(128)は、切替回路
(MX)(213)および(127)と同様に、二組の
セレクタ(SEL)(1281)および(1282)か
ら構成されており、各セレクタ(SEL)(1281)
および(1282)は、毎秒4メガヘルツで論理“0”
と論理“1”とを繰返す切替信号(S)に同期して入力
端子(A)および(B)への入力信号を交互に選択し
〔切替信号(S)が論理“0”に設定される場合には入
力端子(A)への入力信号を選択し、切替信号(S)が
論理“1”に設定される場合には入力端子(B)への入
力信号を選択する〕、出力端子(O)から出力する。
【0059】従って、切替信号(S)が論理“0”に設
定されている期間〔即ち毎秒4メガビットの伝送速度に
おける1ビット期間に相当し、且つ毎秒8メガビットの
伝送速度における2ビット期間に相当する〕において
は、上りハイウェイ(7FV)から伝送されるフレーム
(F7FV )の2ビット〔例えば音声ビット(v0 )およ
び(v1 )〕はセレクタ(SEL)(1281)により
選択されて上りハイウェイ(9F1)に出力されると共
に、上りハイウェイ(7FSa )から伝送されるフレーム
(F7FSa)の2ビット〔例えば走査ビット(LSCN)
および(TSCN)〕はセレクタ(SEL)(128
2)により選択されて上りハイウェイ(9F0)に出力さ
れ、また切替信号(S)が論理“1”に設定されている
次の期間においては、上りハイウェイ(7FV)から伝送
されるフレーム(F7BV )の2ビット〔例えば音声ビッ
ト(v2 )および(v3 )〕はセレクタ(SEL)(1
282)により選択されて上りハイウェイ(9F0)に出
力されると共に、上りハイウェイ(7FSa )から伝送さ
れるフレーム(F7FSa)の2ビット〔例えば走査ビット
(16KSCN)および空きビット(i)〕はセレクタ
(SEL)(1281)により選択されて上りハイウェ
イ(9F1)に出力される。
【0060】その結果、切替回路(MX)(128)
は、128加入者(3)分の音声(V)および制御信号
(SD)〔但し3マルチフレーム形式〕内の各4ビット
を入替えて構成される音声信号混合(V/SD)を時分
割多重し、125マイクロ秒を周期として繰返されるフ
レーム(F9F1 )〔図5参照〕を作成し、上りハイウェ
イ(9F1)を経由して8M4M分離回路(EFC)(1
221 )に伝送し、また前述の128加入者(3)分の
制御信号(SD)〔但し3マルチフレーム形式〕および
音声(V)内の各4ビットを入替えて構成される音声信
号混合(SD/V)を時分割多重し、125マイクロ秒
を周期として繰返されるフレーム(F9F0)〔図5参
照〕を作成し、上りハイウェイ(9F0)を経由して8M
4M分離回路(EFC)(1220 )に伝送する。
【0061】8M4M分離回路(EFC)(1221
は、切替回路(MX)(128)から上りハイウェイ
(9F1)を経由して伝送されるフレーム(F9F1 )の、
各音声信号混合(V/SCN)〔例えば音声ビット(v
0 )、(v1 )、走査ビット(16KSCN)、空きビ
ット(i)、音声ビット(v4 )、(v5 )、試験ビッ
ト(pC )、(pD )〕を、それぞれ奇数番目の4ビッ
ト〔(v0 )、(16KSCN)、(v4 )、
(pC )〕と、偶数番目の4ビット〔(v1 )、
(i)、(v5 )、(pD )〕とに区分し、それぞれ1
25マイクロ秒を周期として繰返すフレーム(F6F10
〔奇数番目の4ビットにより構成〕および(F6F11
〔偶数番目の4ビットにより構成〕〔図6参照〕に分離
し、それぞれ毎秒4キロビットの伝送速度を有する上り
ハイウェイ(6F10 )および(6F11 )を経由して接続
インタフェース回路(SLIF)(21)に伝送する。
【0062】また8M4M分離回路(EFC)(122
0 )も、切替回路(MX)(128)から上りハイウェ
イ(9F0)を経由して伝送されるフレーム(F9F0
の、各音声信号混合(SCN/V)〔例えば走査ビット
(LSCN)、(TSCN)、音声ビット(v2 )、
(v3 )、試験ビット(pA )、(pB )、音声ビット
(v6 )、(v7 )〕を、それぞれ奇数番目の4ビット
〔(LSCN)、(v2 )、(pA )、(v6 )〕と、
偶数番目の4ビット〔(TSCN)、(v3 )、
(pB )、(v7 )〕とに区分し、それぞれ125マイ
クロ秒を周期として繰返すフレーム(F6F00)〔奇数番
目の4ビットにより構成〕および(F6F01)〔偶数番目
の4ビットにより構成〕〔図6参照〕に分離し、それぞ
れ毎秒4キロビットの伝送速度を有する上りハイウェイ
(6F00 )および(6F01 )を経由して接続インタフェ
ース回路(SLIF)(21)に伝送する。
【0063】その結果、上りハイウェイ(6F00 )を経
由して伝送されるフレーム(F6F00)の各音声信号混合
(SCN/V)には、試験ビット(pA )が3フレーム
毎に1回含まれ、また上りハイウェイ(6F01 )を経由
して伝送されるフレーム(F 6F01)の各音声信号混合
(SCN/V)には、試験ビット(pB )が3フレーム
毎に1回含まれ、また上りハイウェイ(6F10 )を経由
して伝送されるフレーム(F6F10)の各音声信号混合
(V/SCN)には、試験ビット(pC )が3フレーム
毎に1回含まれ、更に上りハイウェイ(6F11 )を経由
して伝送されるフレーム(F6F11)の各音声信号混合
(V/SCN)には、試験ビット(pD )が3フレーム
毎に1回含まれることとなる。
【0064】接続インタフェース回路(SLIF)(2
1)においては、4M8M多重回路(FEC)(212
1 )が、加入者インタフェース回路(SLCIF)(1
2)から上りハイウェイ(6F10 )を経由して伝送され
るフレーム(F6F10)の、各音声信号混合(V/SC
N)を構成する4ビット〔(v0 )、(16KSC
N)、(v4 )、(pC )〕と、上りハイウェイ(6
F11 )を経由して伝送されるフレーム(F6F11)の、各
音声信号混合(V/SCN)を構成する4ビット〔(v
1 )、(i)、(v5 )、(pD )〕とを合成し、8ビ
ット〔(v0 )、(v1)、(16KSCN)、
(i)、(v4 )、(v5 )、(pC )、(pD )〕か
ら成る音声信号混合(V/SCN)を128加入者
(3)分、時分割多重し、フレーム(F9F1 )ど同一構
成を有するフレーム(F8F1 )〔図5参照〕を作成し、
毎秒8メガビットの伝送速度を有する上りハイウェイ
(8F1)を経由して切替回路(MX)(214)に伝送
する。
【0065】また4M8M多重回路(FEC)(212
0 )も、加入者インタフェース回路(SLCIF)(1
2)から上りハイウェイ(6F00 )を経由して伝送され
るフレーム(F6F00)の、各音声信号混合(SCN/
V)〔(LSCN)、(v2 )、(pA )、(v6 )〕
と、上りハイウェイ(6F01 )を経由して伝送されるフ
レーム(F6F01)の、各音声信号混合(SCN/V)
〔(TSCN)、(v3 )、(pB )、(v7 )〕とを
合成し、8ビット〔(LSCN)、(TSCN)、(v
2 )、(v3 )、(pA )、(pB )、(v6 )、(v
7 )〕から成る音声信号混合(SCN/V)を128加
入者(3)分、時分割多重し、フレーム(F 9F0 )ど同
一構成を有するフレーム(F8F0 )〔図5参照〕を作成
し、毎秒8メガビットの伝送速度を有する上りハイウェ
イ(8F0)を経由して切替回路(MX)(214)に伝
送する。
【0066】切替回路(MX)(214)は、切替回路
(MX)(213)、(127)および(128)と同
様に、二組のセレクタ(SEL)(2141)および
(2142)から構成されており、各セレクタ(SE
L)(2141)および(2142)は、毎秒4メガヘ
ルツで論理“0”と論理“1”とを繰返す切替信号
(S)に同期して入力端子(A)および(B)への入力
信号を交互に選択し〔切替信号(S)が論理“0”に設
定される場合には入力端子(A)への入力信号を選択
し、切替信号(S)が論理“1”に設定される場合には
入力端子(B)への入力信号を選択する〕、出力端子
(O)から出力する。
【0067】従って、切替信号(S)が論理“0”に設
定されている期間〔即ち毎秒4メガビットの伝送速度に
おける1ビット期間に相当し、且つ毎秒8メガビットの
伝送速度における2ビット期間に相当する〕において
は、上りハイウェイ(8F1)から伝送されるフレーム
(F8F1 )の2ビット〔例えば音声ビット(v0 )およ
び(v1 )〕はセレクタ(SEL)(2141)により
選択されて上りハイウェイ(5FV)に出力されると共
に、上りハイウェイ(8F0)から伝送されるフレーム
(F8F0 )の2ビット〔例えば走査ビット(LSCN)
および(TSCN)〕はセレクタ(SEL)(214
2)により選択されて上りハイウェイ(5FS)に出力さ
れ、また切替信号(S)が論理“1”に設定されている
次の期間においては、上りハイウェイ(8F1)から伝送
されるフレーム(F8F1 )の2ビット〔例えば走査ビッ
ト(16KSCN)および空きビット(i)〕はセレク
タ(SEL)(2142)により選択されて上りハイウ
ェイ(5FS)に出力されると共に、上りハイウェイ(8
F0)から伝送されるフレーム(F8F0 )の2ビット〔例
えば音声ビット(v2 )、(v3 )〕はセレクタ(SE
L)(2141)により選択されて上りハイウェイ(5
FV)に出力される。
【0068】その結果、切替回路(MX)(214)
は、128加入者(3)分の音声(V)〔音声ビット
(v0 )乃至(v7 )により構成〕を時分割多重し、1
25マイクロ秒を周期として繰返される、フレーム(F
7FV )と同一構成を有するフレーム(F5FV )〔図5参
照〕を作成し、上りハイウェイ(5FV)を経由して図示
されぬハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)に伝
送し、また前述の128加入者(3)分の制御信号(S
D)を3マルチフレーム形式で時分割多重し、125マ
イクロ秒を周期として繰返される、フレーム(F7FSa
と同一構成を有するフレーム(F5FS )〔図5参照〕を
作成し、上りハイウェイ(5FS)を経由して図示されぬ
ハイウェイ変換回路(HWCNV)(22)に伝送す
る。
【0069】ハイウェイ変換回路(HWCNV)(2
2)〔図7および図8参照〕においては、試験信号検査
回路(PD)(224)が、前述と同様に、接続インタ
フェース回路(SLIF)(21)から上りハイウェイ
(5FS)を経由して伝送されるフレーム(F5FS )に、
3マルチフレーム毎に挿入されている試験信号(P)を
抽出し、試験信号発生回路(PG)(221)が発生す
る試験信号(P)と比較し、両試験信号(P)が一致す
れば接続インタフェース回路(SLIF)(21)と加
入者インタフェース回路(SLCIF)(12)とを接
続するハイウェイ(6)を構成する総ての下りハイウェ
イ(6B00 )乃至(6B11 )および上りハイウェイ(6
F00 )乃至(6F11 )が正常であると判定し、また両試
験信号(P)が一致しなければ、ハイウェイ(6)構成
する下りハイウェイ(6B00 )乃至(6B11 )および上
りハイウェイ(6F00 )乃至(6F11 )の何れかに異常
が発生していると判定する。
【0070】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、接続インタフェース回路(SLIF)(21)
内の切替回路(MX)(213)が、下りハイウェイ
(5BV)および下りハイウェイ(5BS)から到着するフ
レーム(F5BV )および(F5B S )を2ビット単位で交
互に切替え、試験信号(P)の試験ビット(pA )およ
び(pB )を含むフレーム(F8B0 )と、試験ビット
(pC )および(pD )を含む(F8B1 )とに変換した
後、8M4M分離回路(EFC)(2110 )および
(2111 )によりそれぞれ試験ビット(pA )、(p
B )、(pC )および(pD )を含むフレーム
(F6B00)、(F6B01)、(F6B10)および(F6B11
に分離した後、各下りハイウェイ(6B00 )、
(6B01 )、(6B10 )および(6B11 )を経由して加
入者インタフェース回路(SLCIF)(12)に伝送
し、また加入者インタフェース回路(SLCIF)(1
2)内の切替回路(MX)(128)が、上りハイウェ
イ(7FV)および上りハイウェイ(7FSa )から到着す
るフレーム(F7Fv )および(F7FSa)を2ビット単位
で交互に切替え、試験信号(P)の試験ビット(pA
および(pB )を含むフレーム(F9F0 )と、試験ビッ
ト(pC )および(pD )を含む(F9F1 )とに変換し
た後、8M4M分離回路(EFC)(1220 )および
(1221 )によりそれぞれ試験ビット(pA )、(p
B )、(pC )および(pD )を含むフレーム
(F6F00)、(F6F01)、(F6F10)および(F6F11
に分離した後、各上りハイウェイ(6F0 0 )、
(6F01 )、(6F10 )および(6F11 )を経由して接
続インタフェース回路(SLIF)(21)に伝送する
為、ハイウェイ(6)を構成する総ての下りハイウェイ
(6B00 )、(6B01 )、(6B10 )および
(6B11 )、並びに上りハイウェイ(6F00 )、(6
F01 )、(6F10 )および(6F11 )の正常性が、伝送
される試験ビット(pA )乃至(pD )の何れかで検証
されることとなる。
【0071】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば試験信号(P)は(0)H 乃至
(F)H を繰返し歩進するものに限定されることは無
く、例えば(0)H 、(1)H 、(5)H 、(A)H
よびその組合わせ等、他に幾多の変形が考慮されるが、
何れの場合にも本発明の効果は変わらない。また本発明
の対象となるディジタル通信システムは、図示されるデ
ィジタル交換機の加入者収容部に限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。
【0072】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記ディジタル
通信システムにおいて、試験信号が総てのディジタル伝
送路を経由して伝送される為、総てのディジタル伝送路
の正常性が洩れ無く検証可能となり、当該ディジタル通
信システムの信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による障害検出方式を示す
【図3】 図2における下りハイウェイ上のフレーム
(その一)を例示する図
【図4】 図2における下りハイウェイ上のフレーム
(その二)を例示する図
【図5】 図2における上りハイウェイ上のフレーム
(その一)を例示する図
【図6】 図2における上りハイウェイ上のフレーム
(その二)を例示する図
【図7】 本発明の対象となるディジタル通信システム
の一例を示す図
【図8】 従来ある障害検出方式の一例を示す図
【図9】 図8における下りハイウェイ上のフレーム
(その一)を例示する図
【図10】 図8における下りハイウェイ上のフレーム
(その二)を例示する図
【図11】 図8における上りハイウェイ上のフレーム
(その一)を例示する図
【図12】 図8における上りハイウェイ上のフレーム
(その二)を例示する図
【符号の説明】
1 加入者線インタフェース装置(SLIE) 2 加入者線接続装置(SLCU) 3 加入者 4、5、6 ハイウェイ 4B 、5BS、5BV、6B00 、6B01 、6B10 、6B11
BS、7BV、8B0、8 B1、9B0、9B1 下りハイウェイ 4F 、5FS、5FV、6F00 、6F01 、6F10 、6F11
FS、7FSa 、7FV、8F0、8F1、9F0、9F1 上りハ
イウェイ 8 折返し伝送路 11 加入者回路(SLIC) 12 加入者インタフェース回路(SLCIF) 21 接続インタフェース回路(SLIF) 22 ハイウェイ変換回路(HWCNV) 100 ディジタル伝送路 121、212 4M8M多重回路(FEC) 122、211 8M4M分離回路(EFC) 123 8M2M分離回路(DMX) 124 2M8M多重回路(MPX) 125、222、1271、1272、1281、12
82、2131、2132、2141、2142 セレ
クタ(SEL) 126、223 試験信号挿入回路(PIN) 127、128、213、214 切替回路(MX) 200 入替手段 221 試験信号発生回路(PG) 224 試験信号検査回路(PD) 300 再入替手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井原 洋二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディジタル伝送路(100)を経
    由してそれぞれ伝送されるディジタル信号(d1 乃至d
    n )の内、予め定められたディジタル信号(dn )のみ
    に予め定められたビット数から成る試験信号(t)を挿
    入し、その他のディジタル信号(d1 乃至dm )には試
    験信号(t)を挿入しないディジタル通信システムにお
    いて、 前記各ディジタル信号(d1 乃至dn )を前記各ディジ
    タル伝送路(100)に送出するに先立ち、前記予め定
    められたディジタル信号(dn )に挿入済の前記試験信
    号(t)を前記ディジタル伝送路(100)の数の時間
    領域に時分割し、他の総てのディジタル信号(d1 乃至
    m )の対応する時間領域部分と順次入替え、前記総て
    のディジタル伝送路(100)を経由して前記時分割さ
    れた試験信号(t′)を含むディジタル信号(d1 ′乃
    至dn ′)を伝送する入替手段(200)と、 前記各ディジタル伝送路(100)から到着する前記各
    ディジタル信号(d1′乃至dn ′)を受信後、前記入
    替手段(200)により入替えられた前記時分割された
    試験信号(t′)と前記各ディジタル信号(d1 乃至d
    m )の対応する時間領域部分との再入替えを行い、前記
    各ディジタル信号(d1 乃至dn )および前記試験信号
    (t)を、前記入替手段(200)により入替える前の
    状態に復元する再入替手段(300)とを設けることを
    特徴とする障害検出方式。
  2. 【請求項2】 前記入替手段(200)は、前記各ディ
    ジタル信号(d1 乃至dn )を複数の一定の時間領域に
    時分割した後、同時に時分割された試験信号(t′)が
    入替後の各ディジタル信号(d1 ′乃至dn ′)に挿入
    される如く均等に入替を実行し、前記再入替手段(30
    0)は、前記各ディジタル伝送路(100)から到着す
    る前記入替手段(200)により均等に入替えられた各
    ディジタル信号(d1 ′乃至dn ′)を受信後、前記入
    替手段(200)により均等に入替えられた前記各ディ
    ジタル信号(d1 乃至dn )の各時間領域部分を、前記
    入替手段(200)により入替える前の状態に復元する
    如く均等に再入替えを実行することを特徴とする請求項
    1記載の障害検出方式。
  3. 【請求項3】 前記入替手段(200)は、前記ディジ
    タル信号(d1 乃至dn )が複数のディジタル符号化さ
    れた音声を多重した音声フレームと、前記試験信号
    (t)を挿入された前記各音声に対応する監視制御用の
    信号を多重した信号フレームとの二種類であり、且つ前
    記ディジタル伝送路(100)が2本である場合に、前
    記音声フレームおよび信号フレームを時分割して均等に
    入替えを実行することにより、時分割された前記試験信
    号(t′)を両方のディジタル伝送路(100)を経由
    して伝送し、前記再入替手段(300)は、前記入替手
    段(200)が入替えた前記音声フレームおよび前記信
    号フレームを、元の音声フレームおよび元の信号フレー
    ムに復元する如く再入替えを実行することを特徴とする
    請求項2記載の障害検出方式。
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